JPH0454438Y2 - - Google Patents

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JPH0454438Y2
JPH0454438Y2 JP10751488U JP10751488U JPH0454438Y2 JP H0454438 Y2 JPH0454438 Y2 JP H0454438Y2 JP 10751488 U JP10751488 U JP 10751488U JP 10751488 U JP10751488 U JP 10751488U JP H0454438 Y2 JPH0454438 Y2 JP H0454438Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は往復動試験機に関し、特に、シヨツク
アブソーバ等の緩衝具を供試体として、この供試
体に上下方向の往復動荷重を負荷するとともに、
この上下方向に対してほぼ直交方向である左右方
向の往復動荷重を同時に負荷できる往復動試験機
に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
シヨツクアブソーバ等の緩衝具を供試体とした
従来の往復動試験機は第4図の要部説明図に示す
ように構成されている。
すなわち、本体部A1と、この本体部A1に出没
するロツド部A2とからなる緩衝具である供試体
Aを試験する従来の往復動試験機は、架台31上
に少なくとも2本(図面では2本)の支柱32,
32を設け、この支柱32,32の前記架台31
側に支柱32,32を所定の間隔に保持する固定
梁33を設け、この固定梁33に第1のアクチユ
エータ34を搭載し、前記固定梁33の上方近傍
に、軸受35,35を有して前記支柱32,32
に摺動可能な往復動テーブル36を設けて前記第
1のアクチユエータ34により上下方向に往復動
可能とし、前記支柱32,32の上方に支柱3
2,32間に固定する固定テーブル37を設け、
前記往復動テーブル36と固定テーブル37にそ
れぞれ、前記供試体Aの端部に連結する取付金具
40,41を設け、さらに、前記第1のアクチユ
エータ34の移動方向に対しほぼ直交方向に往復
動可能とするとともに、前記供試体Aの本体部
A1に取付金具42を介して連結可能な第2のア
クチユエータ38を側方固定部材39に設けて構
成されている。
前記第2のアクチユエータ38の連結部におい
て、前記側方固定部材39との連結部C1および
このアクチユエータ38のアクチユエータロツド
38aと供試体Aの取付金具42との連結部C2
は、通常の固定連結では前記第2のアクチユエー
タ38の連結部C1,C2が曲げ荷重を受け、折れ
てしまうので、それぞれ揺動自在なクレビス方式
で接続している。
そして、上記のように構成した往復動試験機に
おいて、供試体Aの一端であるロツド部A2の上
端を取付金具40を介して前記固定テーブル37
に固定し、供試体Aの他端である本体部A1の下
端を取付金具41を介して上下方向に往動動可能
な前記往復動テーブル36に取り付け、さらに、
供試体Aの略中央部の本体部A1の上部を取付金
具42を介して前記左右方向に往復動する第2の
アクチユエータ38のアクチユエータロツド38
aに取り付ける。
上記のようにセツトした後、前記第1のアクチ
ユエータ34による上下方向の往復動とともに、
この上下方向に対するほぼ直交方向の左右方向に
往復動する第2のアクチユエータ38とを同時に
作動して、供試体Aに上下方向とともに、左右方
向の荷重を同時に負荷して供試体Aの性能を試験
するものである。
しかしながら、上記の構成となる往復動試験機
にあつては、前記第1のアクチユエータ34によ
つて上下に往復動する際、前記第2のアクチユエ
ータ38のアクチユエータロツド38aと供試体
Aの取付金具42との連結部C2は上下に往復動
する供試体Aと同じ軌跡を描いて移動し、円弧を
描けないので、前記第2のアクチユエータ38と
側方固定部材39との連結部C1を支点として、
上下動運動し、このとき前記第2のアクチユエー
タ38のアクチユエータロツド38aが伸縮す
る。そして、このアクチユエータロツド38aの
収縮時に第2のアクチユエータ38の内圧が上昇
し、負荷する荷重が変動する不具合があり、供試
体Aの試験機として負荷する荷重の再現性および
精度上に問題点を有していた。
本考案は上記のような従来のもののもつ問題点
を解決したものであつて、緩衝具を供試体とし
て、上下方向および左右方向から同時に荷重を負
荷できるとともに、その負荷する荷重の再現性お
よび精度を向上して試験機の性能を向上し、その
荷重を負荷する各アクチユエータの連結部にも損
傷を与えない往復動試験機を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、架台上
に少なくとも2本の支柱を設け、この支柱を所定
の間隔に保持する一対の固定梁を設け、この一対
の固定梁にそれぞれ第1および第2のアクチユエ
ータを搭載し、前記一対の固定梁の内側に一対の
往復動テーブルを前記支柱に摺動可能に設けて前
記第1および第2のアクチユエータによつてそれ
ぞれ上下方向に往復動可能とし、前記一対の往復
動テーブルにそれぞれ、本体部とその本体部に出
没するロツド部とからなる供試体の端部を連結す
る取付金具を設け、さらに、前記供試体の本体部
の取付金具側の往復動テーブルにブロツクを連結
し、このブロツクに、その移動方向とほぼ直交す
る方向に前記供試体の本体部を往復動させる第3
のアクチユエータを設けた構成を有している。
〔作用〕
本考案は上記の構成を採用したことにより、本
体部と、この本体部に出没するロツド部とからな
る供試体に対して、その供試体の上下にそれぞれ
往復動テーブル、連結金具、供試体を介して配設
したアクチユエータを作動するとともに、前記供
試体の本体部の取付金具側の往復動テーブルと連
結したブロツクに設けたアクチユエータを作動
し、供試体に前記上下方向とともにこの上下方向
にほぼ直交する方向に同時に負荷荷重を与えるこ
とができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
第1図には本考案による往復動試験機の概略説
明図が示されていて、この往復動試験機は、複数
(図面では2本)の支柱2,2を架台1上に取り
付け、この支柱2,2の架台1側および上端側の
それぞれに支柱2,2を所定の間隔に保持する第
1および第2の固定梁3,4を設け、この第1お
よび第2の固定梁3,4のそれぞれに第1および
第2の往復動用アクチユエータ5,6を搭載す
る。
前記第1および第2の固定梁3,4の内側に、
軸受7,8を有して前記支柱2,2に摺動可能に
第1および第2の往復動テーブル9,10を設
け、前記第1および第2の往復動用アクチユエー
タ5,6によりそれぞれ往復動可能とし、さら
に、軸受11を有して前記1つの支柱2に摺動可
能に設けたブロツク12に、前記第1および第2
の往復動テーブル9,10の上下方向の往復動に
対してほぼ直交方向の往復動を与える第3のアク
チユエータ13を設けるとともに、このブロツク
12を前記第1の往復動テーブル9に連結板14
を介して連結する。
前記第1および第2の往復動テーブル9,10
に供試体Aの端部に取り付けるための取付金具1
5,16を連結具17,18を介して設け、さら
に、前記第3のアクチユエータ13のアクチユエ
ータロツド13aに供試体Aの端部に取り付ける
ための取付金具19を連結金具20,21を介し
て設ける。
また、本考案による往復動試験機にあつては、
供試体Aを所望の温度、湿度等の条件下で往復動
の耐久性試験が可能なように供試体Aの周囲に恒
温槽22を設け、その恒温槽22内に供試体Aを
収納する。この恒温槽22は扉23が設けられる
とともに、側部下方に車輪24が設けられて、試
験終了後に台座25上に設けられたレール26上
を移動可能となつている。さらに、この恒温槽2
2には、前記各連結金具17,18,21が挿通
する部分にそれぞれシール27,28,29が設
けられている。
そして、上記のように構成される往復動試験機
において、本体部A1と、この本体部A1に出没す
るロツド部A2とからなる供試体Aを、その一端
であるロツド部A2の上端を前記第2の往復動テ
ーブル10の連結金具18の先端に設けた取付金
具16に取り付け、供試体Aの他端である本体部
A1の下端を前記第1の往復動テーブル9の連結
金具17の先端に設けた取付金具15に取り付
け、さらに、供試体Aの略中央部の本体部A1
上部を前記左右方向に往復動する第2のアクチユ
エータ13のアクチユエータロツド13aの先端
に設けた取付金具19に取り付ける。
上記のようにセツトした後、前記第1および第
2のアクチユエータ5,6とともに、この上下方
向に対してほぼ直交方向の左右方向に往復動する
第3のアクチユエータ13とを同時に作動して、
供試体Aに上下方向とともに、左右方向の荷重を
同時に負荷して供試体Aの性能を試験することが
できる。
上記のように構成した本考案による往復動試験機
にあつては、前記第3のアクチユエータ13の取
付ブロツク12を前記第1の往復動テーブル9に
連結板14を介して連結したので、第3のアクチ
ユエータ13のアクチユエータロツド13a部分
に過度の上下方向の荷重負荷がかからず、その破
損を確実に防止でき、また、アクチユエータロツ
ド13aが伸縮しないとともに、前記支柱2でア
クチユエータ13の荷重を受け持つのでアクチユ
エータとしての横方向の荷重変動がなくなり、往
復動試験機として、その荷重負荷の再現性および
精度を向上し、かつ、その荷重を負荷する各アク
チユエータの連結部にも損傷を与えないものとな
る。
なお、上記実施例においては、前記第3のアク
チユエータ13を支柱2に摺動可能なブロツク1
2に取り付けたが、前記第1の往復動テーブル9
に一体に連結した取付ブロツクに取り付けるもの
であれば本考案の目的は達成できるものである。
また、前記第3のアクチユエータ13として
は、エアシリンダ、油圧シリンダの他、バネも用
いることもできる。
また、前記実施例においては支柱が2本の例で
示したが、支柱の本数は2本以上であれば特に制
限はなく、さらに、前記実施例においては、上下
の往復動テーブルを作動したが一方のみを往復動
テーブルとしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように構成したことにより、本
体部とその本体部に出没するロツドからなる供試
体を、上下方向からは各々独立したアクチユエー
タにより上下方向に負荷荷重を与え、前記供試体
の本体部側の往復動テーブルと連結して一体に設
けた前記上下方向にほぼ直交する方向に往復動す
るアクチユエータを作動して上下方向にほぼ直交
する方向にも同時に負荷荷重を与えることができ
るので、特に、前記上下方向にほぼ直交する方向
に往復動するアクチユエータのアクチユエータロ
ツドに過度の上下方向の荷重負荷がかからず、ア
クチユエータロツドの連結部の破損を確実に防止
でき、また、アクチユエータロツドが伸縮するこ
とがないので、前記上下方向にほぼ直交する方向
に往復動して負荷する荷重の再現性および精度を
向上して試験機の性能を向上するなどのすぐれた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による往復動試験機の概略説明
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の
−線矢視方向断面図、第4図は従来の往復動
試験機の概略説明図である。 1,31……架台、2,32……支柱、3……
第1の固定梁、4……第2の固定梁、5,34…
…第1のアクチユエータ、6,38……第2のア
クチユエータ、7,8,11,35……軸受、9
……第1の往復動テーブル、10……第2の往復
動テーブル、12……ブロツク、13……第3の
アクチユエータ、13a,38a……アクチユエ
ータロツド、14……連結板、15,16,1
9,40,41,42……取付金具、17,1
8,20,21……連結金具、22……恒温槽、
23……扉、24……車輪、25……台座、26
……レール、27,28,29……シール、33
……固定梁、36……往復動テーブル、37……
固定テーブル、39……側方固定部材、A……供
試体、A1……本体部、A2……ロツド部、C1,C2
……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架台1上に少なくとも2本の支柱2,2,……
    を設け、この支柱2,2,……を所定の間隔に保
    持する一対の固定梁3,4を設け、この一対の固
    定梁3,4にそれぞれ第1および第2のアクチユ
    エータ5,6を搭載し、前記一対の固定梁3,4
    の内側に一対の往復動テーブル9,10を前記支
    柱2,2,……に摺動可能に設けて前記第1およ
    び第2のアクチユエータ5,6によつてそれぞれ
    上下方向に往復動可能とし、前記一対の往復動テ
    ーブル9,10にそれぞれ、本体部A1とその本
    体部A1に出没するロツド部A2とからなる供試体
    Aの端部を連結する取付金具17,18を設け、
    さらに、前記供試体Aの本体部A1の取付金具1
    7側の往復動テーブル9にブロツク12を連結
    し、このブロツク12に、その移動方向とほぼ直
    交する方向に前記供試体Aの本体部A1を往復動
    させる第3のアクチユエータ13を設けたことを
    特徴とする往復動試験機。
JP10751488U 1988-08-15 1988-08-15 Expired JPH0454438Y2 (ja)

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JP10751488U JPH0454438Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15

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JP10751488U JPH0454438Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15

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JPH0230040U JPH0230040U (ja) 1990-02-26
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JP10751488U Expired JPH0454438Y2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15

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