JPH0454330Y2 - - Google Patents

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JPH0454330Y2
JPH0454330Y2 JP1987072243U JP7224387U JPH0454330Y2 JP H0454330 Y2 JPH0454330 Y2 JP H0454330Y2 JP 1987072243 U JP1987072243 U JP 1987072243U JP 7224387 U JP7224387 U JP 7224387U JP H0454330 Y2 JPH0454330 Y2 JP H0454330Y2
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JP
Japan
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grommet
cable
fitted
meter cable
guide tube
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JP1987072243U
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JPS63180715U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えばスピードメータを駆動するた
めのメータケーブルを隔壁を貫通するときに使用
するグロメツトに関するものである。
〔考案の背景〕
従来のこの種のグロメツト機構としては、第5
図及び第6図に示すものがある。これは、車室と
エンジンルームとの隔壁に穿設された透孔部に被
着されるカバー1に、その透孔を貫通するケーブ
ル挿通管部2を一体形成し、そのケーブル挿通管
部2内にメータケーブル3を挿通させた後、ケー
ブル挿通管部2開口端2aと、メータケーブル3
との間に水分の侵入を防止するためのグロメツト
4を嵌着しているものである。
しかしながら、このような従来のグロメツト4
にあつては、ケーブル挿通管部2に内面と、この
ケーブル挿通管部2内に挿通したメータケーブル
3の外面との間に隙間ができているために、例え
ばこのメータケーブル3が接続されているトラン
スミツシヨンの振動が、メータケーブル3に伝達
されて、該メータケーブル3がケーブル挿通管部
2内で振動を起せば異音が発生するという問題点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、ケーブル挿通管部2と、メータケ
ーブルとの間に密嵌可能な楔状の筒状部を設けた
グロメツトを構成することにより、従来の問題点
を解消することにある。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
2はケーブル挿通管部、3は、このケーブル挿
通管部2に挿通されるメータケーブルを示し、こ
れらは従来例で示したものと同じである。6は本
実施例のグロメツトであつて、このグロメツト6
形状は、特に第1図及び第2図で明らかなよう
に、メータケーブル3の外径面に密嵌される内径
に形成されたケーブル挿通孔7と、この挿通孔の
周囲に形成されかつ先端に向つて漸次薄肉となる
断面楔状に形成された筒状部8と、この筒状部8
の後端部即ち大径側端部に形成され、かつ前記ケ
ーブル挿通管部2の端部に形成されたフランジ部
2bに嵌着される断面鈎状の嵌合溝9を形成し、
さらに、上記筒状部8には、母線方向のスリツト
10が形成されて、このグロメツト6を、メータ
ケーブル3の側面から嵌入することができるよう
になつている。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、ケーブル挿通管部2に挿通し
たメータケーブル3に、上記構造のグロメツト6
の挿通孔7内にメータケーブル3を挿通する。次
いでこのグロメツト6の筒状部8をケーブル挿通
管部2の開口端部に嵌入せしめると共に、該グロ
メツト6の嵌合溝9を、ケーブル挿通管部2の開
口端部に形成したフランジ部2bに嵌着させてそ
のグロメツト6の嵌着を完了する。このように本
実施例のグロメツト6を使用することにより、そ
のテーパ状筒状部8が、ケーブル挿通管部2の開
口端内周面と、メータケーブル3の外周面との間
に嵌入されるために、このグロメツト6の嵌入に
より、メータケーブル3が、ケーブル挿通管2内
で振動されることが阻止され、即ち、ミツシヨン
等から伝達されてきたメータケーブルの振動はこ
のグロメツト6によつて有効に吸収されるので、
メータケーブル3のケーブル挿通管2内での振動
が解消され、これによつて異音の発生も解消でき
るといつた効果が得られる。
〔考案の概要〕 以上のように本考案は、自動車のエンジンルー
ムと車室間の隔壁を貫通し、スピードメータを駆
動するメータケーブル3を案内する案内チユーブ
2の端部に嵌着されるグロメツト6において、前
記案内チユーブ2とメータケーブル3との間隙に
圧入される断面楔状にしてかつ弾性材料からなる
筒状部8と、該筒状部8の大径側端部に形成され
前記案内チユーブ2の端部に嵌着される嵌合溝9
と、前記筒状部8の母線方向に形成されて、筒状
部8の中心孔内に通じるスリツト10を形成した
ことを特徴とするグロメツトである。
〔考案の効果〕
従つて、このグロメツトによれば、その筒状部
8が、案内チユーブ2の開口端内周面と、メータ
ケーブル3の外周面との間に嵌入されるために、
このグロメツト6の嵌入により、メータケーブル
3が、案内チユーブ2内で振動されることが阻止
され、即ち、ミツシヨン等から伝達されてきたメ
ータケーブルの振動はこのグロメツト6によつて
有効に吸収されるので、メータケーブル3の案内
チユーブ2内での振動が解消され、これによつて
異音の発生も解消できるといつた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例よりなるグロメツトの正面
図、第2図はその中央縦断面図、第3図及び第4
図はそのグロメツトの嵌着工程説明図、第5図及
び第6図は従来例の説明図である。 2……ケーブル挿通管部、3……メータケーブ
ル、6……グロメツト、7……ケーブル挿通孔、
8……筒状部、9……嵌合溝、10……スリツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のエンジンルームと車室間の隔壁を貫通
    し、スピードメータを駆動するメータケーブル3
    を案内する案内チユーブ2の端部に嵌着されるグ
    ロメツト6において、前記案内チユーブ2とメー
    タケーブル3との間〓に圧入される断面楔状にし
    てかつ弾性材料からなる筒状部8と、該筒状部8
    の大径側端部に形成され前記案内チユーブ2の端
    部に嵌着される嵌合溝9と、前記筒状部8の母線
    方向に形成されて、筒状部8の中心孔内に通じる
    スリツト10を形成したことを特徴とするグロメ
    ツト。
JP1987072243U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0454330Y2 (ja)

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JP1987072243U JPH0454330Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JP1987072243U JPH0454330Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS63180715U JPS63180715U (ja) 1988-11-22
JPH0454330Y2 true JPH0454330Y2 (ja) 1992-12-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005145125A (ja) 2003-11-12 2005-06-09 Shimano Inc 自転車ケーブル用シール具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256611A (ja) * 1985-09-02 1987-03-12 Nissan Motor Co Ltd 操作用ケ−ブルのケ−シングエンド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52147855U (ja) * 1976-05-07 1977-11-09

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JPS6256611A (ja) * 1985-09-02 1987-03-12 Nissan Motor Co Ltd 操作用ケ−ブルのケ−シングエンド

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JPS63180715U (ja) 1988-11-22

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