JPH0454319Y2 - - Google Patents

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JPH0454319Y2
JPH0454319Y2 JP1986164453U JP16445386U JPH0454319Y2 JP H0454319 Y2 JPH0454319 Y2 JP H0454319Y2 JP 1986164453 U JP1986164453 U JP 1986164453U JP 16445386 U JP16445386 U JP 16445386U JP H0454319 Y2 JPH0454319 Y2 JP H0454319Y2
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JP
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door
opening
door body
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closed
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JP1986164453U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はガレージの出入り口に取り付けるガレ
ージ扉の構造の改良に関するものである。
[背景技術] 従来、ガレージ扉にあつては、第3図、第4図
に示すように支柱1の上部にアーム2の基部を回
転自在に装着すると共にアーム2の先端を扉体3
に連結し、扉体3を鉛直方向に向けた状態で閉塞
されると共に扉体3を上方で水平方向に向けた状
態で開放されるように構成されていた。しかしか
かる従来例にあつては扉体3は扉枠aに全面に亘
つて扉パネルbを取り付けることにより形成され
ているだけのため自動車以外に人が出入りしよう
とするときも扉体3全体を開閉しなければならな
く、人が出入りするたびに大きな扉体3を開閉操
作するため人の出入りがしにくいという欠点があ
つた。この欠点をなくすため本考案の出願人は特
願昭60−188048号をして第5図のように上枠8c
と両側の側枠8aとを有する開口枠8′を扉体3
に設け、この開口枠8′に開閉自在な開閉戸4′を
蝶着したものを出願したが、このものでは開閉戸
4′が開き戸であるため開いたとき開閉戸4′が外
の道路側またはガレージ内側に突出し、開閉戸
4′が邪魔になるという欠点があり、また扉体3
を開いたとき不意に開閉戸4′が開くという危険
性もあつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは扉体を閉塞した
状態でも小さな開閉戸を開閉して容易に人が出入
りでき、しかも開閉戸を開いても道路側やガレー
ジ内側に突出せず開閉戸が邪魔にならないガレー
ジ扉を提供するにある。
[考案の開示] 本考案ガレージ扉は支柱1の上部にアーム2の
基部を回転自在に装着すると共にアーム2の先端
を扉体3に連結し、扉体3を鉛直方向に向けた状
態で閉塞されると共に扉体3を上方で水平方向に
向けた状態で開放されるガレージ扉において、扉
体3の上下に設けた上レール10と下レール11
との間に引戸状の開閉戸4を摺動自在に装着する
と共に扉体3に設けた開口部Sを開閉戸4にて開
閉自在にし、開口部Sの上方では上記上レール1
0を欠如させて開口部Sの上方を空所としたもの
であつて、上述のように構成することにより従来
例の欠点を解決したものである。つまり扉体3の
開口部Sに開閉戸4を開閉自在に設けることによ
り扉体3を閉塞した状態でも開閉戸4を開閉して
人が出入りできるようになり、しかも上レール1
0と下レール11とにより引戸状に開閉戸4を装
着したことにより、開閉戸4を開いても道路側や
ガレージ内側に場所をとらなく開閉戸4が邪魔に
ならないようになり、さらに従来のように扉体3
を開いたとき不意に開閉戸4が開く危険性もなく
なつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
1は支柱であつて、ガレージの出入り口の左右
に立設してある。2はアームであつて、アーム2
の基端は支柱1の上部に回転自在に装着してあ
り、アーム2の先端は扉体3の扉枠5の上部に連
結してある。扉体3の扉枠5の一方の側部には開
口枠8を設けて開口部Sを形成してあり、扉枠5
の開口枠8以外の部分には縦格子6を複数本装着
してある。開口枠8は第1図の実施例の場合両側
の側枠8aと下枠8bとにより構成され、開口部
8の上方は上レール10がなく上方が空所となるよ
うに開放されている。扉体3の扉枠5の上枠には
断面略逆U字状の上レール10を設けてあり、扉
枠5の下枠及び開口枠8の下枠8bには断面U字
状の下レール11を設けてある。引戸状の開閉戸
4は上端を上レール10に嵌合すると共に下端を
下レール11に嵌合して摺動自在に装着されてお
り、開閉戸4にて開口部Sを開閉自在にしてあ
る。上記のようにガレージ扉が構成され、通常は
扉体3を鉛直方向に向けてガレージの出入り口が
閉塞されていると共に開閉戸4も閉塞されてい
る。この状態で人が出入りする場合開閉戸4を摺
動させて開閉して出入りする。このとき開口枠8
の上方が開放されているので背の高い人でも障害
物なしに通行できる。自動車が出入りする場合は
扉体3が上方で水平方向を向くように支柱1の回
りで回転して扉体3を開放する。
また第2図は叙述の他の実施例を示す。本実施
例の場合開口枠8が両側の側枠8aを下枠8bと
アーチ状に上方に突出する上枠8cとにより構成
され、開口枠8内を開口部Sにしてある。開口部
Sの上方には上レール10がなく、アーチ状の上
枠8cにて上方に空所を形成してある。その他の
構成は前記実施例と同じである。このようにアー
チ状に上方に突出する上枠8cがあると強度的に
強固になり、しかも上枠8cがあつても通行の邪
魔にならない。
[考案の効果] 本考案は叙述のように扉体に設けた開口部に開
閉自在な開閉戸を設けてあるので、扉体を閉塞し
た状態でも開閉戸を開閉して開口部を通つて人が
出入りできて、人が出入りする場合の開閉操作が
楽なものであり、しかも上レールと下レールとに
より引戸状に開閉戸を装着したので、開閉戸を開
いても道路側やガレージ内側に場所をとらなく開
閉戸が邪魔にならないものであり、さらに従来の
ように扉体を開いたとき不意に開閉戸が開く危険
性もないものであり、また開口部の上方では上記
上レールを欠如させて開口部の上方を空所とした
ので、開閉戸を開いて通過するとき開口部の上方
に空所があつて人が通過するとき上方に障害物が
なく、背の高い人でも障害なく通れるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例の斜視図、第1図
bは同上の要部の断面図、第2図aは同上の他の
実施例の斜視図、第2図bは同上の要部の断面
図、第3図は従来例の斜視図、第4図は同上の正
面図、第5図は本考案の出願人の先願のものを示
す正面図であつて、1は支柱、2はアーム、3は
扉体、4は開閉戸、Sは開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱の上部にアームの基部を回転自在に装着す
    ると共にアームの先端を扉体に連結し、扉体を鉛
    直方向に向けた状態で閉塞されると共に扉体を上
    方で水平方向に向けた状態で開放されるガレージ
    扉において、扉体の上下に設けた上レールと下レ
    ールとの間に引戸状の開閉戸を摺動自在に装着す
    ると共に扉体に設けた開口部を開閉戸にて開閉自
    在にし、開口部の上方では上記上レールを欠如さ
    せて開口部の上方を空所として成るガレージ扉。
JP1986164453U 1986-10-27 1986-10-27 Expired JPH0454319Y2 (ja)

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JP1986164453U JPH0454319Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JP1986164453U JPH0454319Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JPS6369300U JPS6369300U (ja) 1988-05-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136719U (ja) * 1984-08-09 1986-03-07 コパル電子株式会社 台形ねじの形状
JPS6137398B2 (ja) * 1983-10-28 1986-08-23 Seishi Gijutsu Kenkyu Kumiai

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137398U (ja) * 1984-08-11 1986-03-08 松下電工株式会社 ガレ−ジ扉

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137398B2 (ja) * 1983-10-28 1986-08-23 Seishi Gijutsu Kenkyu Kumiai
JPS6136719U (ja) * 1984-08-09 1986-03-07 コパル電子株式会社 台形ねじの形状

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Publication number Publication date
JPS6369300U (ja) 1988-05-10

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