JPH0454155Y2 - - Google Patents

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JPH0454155Y2
JPH0454155Y2 JP15694287U JP15694287U JPH0454155Y2 JP H0454155 Y2 JPH0454155 Y2 JP H0454155Y2 JP 15694287 U JP15694287 U JP 15694287U JP 15694287 U JP15694287 U JP 15694287U JP H0454155 Y2 JPH0454155 Y2 JP H0454155Y2
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container
ampoule
carton
small portable
small
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JP15694287U
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の利用分野】
本考案は、内服液、注射液等のアンプル入り薬
剤の容器の改良に関する。
【従来の技術とその問題点】
内服液、注射液等のアンプル入り薬剤は、従来
から10本又は50本づつ纏めて紙製の仕切付容器に
収容して市販されているが、かなり大型となるた
め、外出時一本または少数本を携行するのには不
便である。従つて、携行の目的には別個に小型容
器を準備する手数を必要とする。
【考案の目的】
以上の実情に鑑み、本考案は、アンプル容器に
対し簡便な携行用手段を付加するのを目的とす
る。
【目的達成のための手段】
(概要) 以上の目的を達成するため、本考案に係るアン
プル容器は、外装用のカートンと、該カートン内
に収容されうる内容器とからなり、該内容器は、
複数のアンプルを収容する大容器と、一個又は少
数個のアンプルを収容する携帯用小容器とからな
り、該小容器は、前記大容器より実質的に大きく
ない厚みを有すると共に、かつ該容器の一端から
延びるテラス上に載置されていることを特徴とす
る。 (構造) 本考案に係るアンプル容器は、以下の三部材か
らなる。 (A) 外装用カートン (B) 大内容器 (C) 携帯用小容器 外装用のカートンは、従来のカートンと同様の
フラツプ付の紙箱でよいが、必要に応じ本体と蓋
が別体になつた被せ蓋形式のもの或は本体の一縁
に蓋の一縁が螺着された形式のものでもよい。 大内容器は、好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチロール又はポリプロピレンのような硬質プ
ラスチツクシートから真空成形されたものである
が、勿論紙製であつてもよい。このものは、被収
容アンプルの外形に対応する多数個の凹部を備
え、各凹部毎に一個づつの被収容アンプルを安置
させる。このものは、更にその特徴的な構造とし
てその一端、好ましくは右端から右方へ延びるテ
ラス部を備える。本テラス部の幅は、後述する携
帯用小容器の横幅と略々同じである。所望によ
り、このテラス部の表面には、粘着剤又は突起等
の係止手段を備えていてもよい。本係止手段は、
後記の携帯用小容器を一時的に本テラス面に対し
係合、一体化させる作用をする。 本大内容器は、格別蓋を備えている必要はな
く、使用上の便宜からは、むしろ蓋を備えない開
放体である方が好ましい。 携帯用小容器は、上記テラス面上に載置される
のに適した平面形状を有するが、特にその厚さ
は、大容器に比し実質的に大きくはなく、好まし
くは略々同様であるべきである。本容器は、自体
携帯用として使われることを予定しているので、
蓋を具備する必要がある。蓋の形式は任意である
が、成るべく後記実施例に例示されるようなヒン
ジで連結された本体と一体型であるのが望まし
い。
【作用】
本案アンプル容器では、携帯用容器が付属して
おり、後者は手際良くカートン内へ収容されるこ
とができるので、外出時一本乃至少数本の薬剤ア
ンプルを携行したいとき、別個に携帯用容器を準
備する必要がないので極めて便利である。
【実施例】
以下、実施例により考案実施の態様を説明する
が、例示は当然説明用のものであつて、考案思想
の内包・外延を画するものではない。 実施例 1 第1図は、本案アンプル容器の一例の分解破断
平面図(外装カートンの蓋は開かれている状態)、
第2図は、第1図、線X−Xに沿う矢視断面図、
第3図は、第1図、線Y−Yに沿う矢視断面図、
第4図は、携帯用内容器の蓋を開いた状態の斜視
図である。 全体1は、外装用紙カートン10と、大内容器
20と、携帯用小内容器30とから構成される。 カートン10は矩形の平面形状を備え、内部に
後記大内容器20と携帯用小内容器30とを緊密
に収容しうる。 大内容器20は、薄手ポリ塩化ビニルシートの
真空成形手段により作られ、周縁部に縁21を、
内側に被収容アンプルAの外形に相当する凹部2
2と手掛かり用の凹部23とを備える。このもの
は、なお、その右下縁(アンプルAの上下方向を
基準に左右を規定する)から右方へ延びるテラス
部24を備える。そしてこのテラス部の横幅bは
後記携帯用小容器の横幅b′と略々同様の長さに、
かつ本テラス部24を含む全体の長さ1は前記カ
ートン10の長手方向の内径1′と略々同様に定
められている。 携帯用小容器30も薄手ポリ塩化ビニルシート
の真空成形手段により作られ、被収容アンプルの
外形に相当する凹部32を備える本体31と、該
本体の底面を除く五面を覆う蓋33とから構成さ
れ、両者の各下端縁は一体化してヒンジ部34を
形成する(第4図参照)。そしてこのものは被蓋
状態で大内容器20のテラス部24上に載せられ
た状態で外装用カートン10内に収容される。 使用に際しては、カートン10の蓋11を開い
て先ず携帯用小容器30を取り出す。その後、使
用の都度カートンを開くと、先に携帯用小容器3
0が入つていた空洞部にテラス部24が存在する
ので、これを手掛かりとして容易に大内容器20
を引き出すことができる。そして必要の都度、携
帯用小容器を開いて新しいアンプルAを充填し、
携行する。 実施例 2 第5図は、テラス部と携帯用小容器との係合手
段の一例を例示する幅方向に沿う垂直断面図であ
る。 本例においては、テラス部24の表面に一対の
突起25,25が対設され、本突起は、携帯用小
容器30の本体31に対設された一対の凹部3
5,35と係合する。このため、大内容器20と
携帯用小容器30を一体化させて取り扱うことが
できるので、箱詰め作業がより容易となる。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、アンプル
容器に対し簡便な携行用手段が付加されるのみで
なく、アンプルの取り出しも便利となるなどの利
益がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案アンプル容器の一例の分解破断
平面図、第2図は、第1図、線X−Xに沿う矢視
断面図、第3図は、第1図、線Y−Yに沿う矢視
断面図、第4図は、携帯用内容器の蓋を開いた状
態の斜視図、第5図は、テラス部と携帯用小容器
との係合手段の一例を例示する幅方向に沿う垂直
断面図である。 図中の符号の意味は以下の通り、1……本案ア
ンプル容器の全体、10……1の外装用カート
ン、11……1の蓋、20……1の大内容器、2
1……20の縁、22……20のアンプル収容用
凹部、23……20の手掛かり用凹部、24……
20のテラス部、25……24の係合用突起、3
0……1の携帯用小容器、31……30の本体、
32……30のアンプル収容用凹部、33……3
0の蓋、34……30のヒンジ部、35……31
の係合用凹部。A……アンプル、b……24の横
幅、b′……30の横幅、1……大内容器の全長、
1′……10の内径。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外装用のカートンと、該カートン内に収容さ
    れうる内容器とからなり、該内容器は、複数の
    アンプルを収容する大容器と、一個又は少数個
    のアンプルを収容する携帯用小容器とからな
    り、該小容器は、前記大容器より実質的に大き
    くない厚みを有すると共に、かつ該容器の一端
    から延びるテラス上に載置されていることを特
    徴とするアンプル容器。 2 内容器と携帯用小容器が真空成形手段で作ら
    れ、かつ、該小容器が本体と一体の蓋を備えて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載のアン
    プル容器。 3 携帯用小容器が、係止手段により大容器のテ
    ラス部に係合している実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の容器。 4 大容器の上面が開放されている実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第3項記載の容器。
JP15694287U 1987-10-13 1987-10-13 Expired JPH0454155Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0161070U JPH0161070U (ja) 1989-04-18
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