JPH0453860Y2 - - Google Patents

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JPH0453860Y2
JPH0453860Y2 JP1298188U JP1298188U JPH0453860Y2 JP H0453860 Y2 JPH0453860 Y2 JP H0453860Y2 JP 1298188 U JP1298188 U JP 1298188U JP 1298188 U JP1298188 U JP 1298188U JP H0453860 Y2 JPH0453860 Y2 JP H0453860Y2
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JP
Japan
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shaft
bolt
guide member
receiving member
shaped
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JP1298188U
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JPH01117827U (ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主としてエンジン組み立て時などに
所定の位置に取付ボルトを配置して、ボルト締め
を容易ならしめるようにした軸状部品供給装置に
関する。
(従来の技術) 例えば、実開昭62−8041号公報にはエンジンの
シリンダーヘツドにおけるエンドボルトの自動締
付装置が記載されているが、エンドボルトの供給
は複数列に並べられたエンドボルトをバイブレー
ターの作用によつて移動させるストツカーで行つ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 上記先行技術に記載のものは、予めエンドボル
トを複数列に配置しているため、搬送装置の幅が
広くなつて、スペースを取るという問題点を有す
る。そこで、エンドボルトの供給を一列にして行
うことが考えられる。しかし、その場合、搬送中
のエンドボルトの位置ずれをどのように防ぐかが
新たな課題として指摘されている。
(課題を解決するための手段) 本考案は複数の軸状部品がガイド部材上を縦姿
勢で搬送される軸状部品供給装置であつて、上記
ガイド部材に供給された上記軸状部品の下方に配
置されかつ上記軸状部品に係脱可能な受け部材
と、その受け部材を上下動させる上下駆動手段
と、上記受け部材を上記軸状部品の搬送方向に所
定間隔を有して進退動させる進退駆動手段と、上
記ガイド部材に供給された軸状部品を上記ガイド
部材に対して常時は押圧保持する押圧部材と、上
記受け部材に取付けられかつ上記上下駆動手段で
上記受け部材が上昇した時に上記押圧部材に当接
して上記棒状部材の押圧を解除する押圧解除部材
とを備えることを特徴とする軸状部品供給装置で
ある。
(作用) 上記の如く構成されているので、縦姿勢で搬送
され配列された軸状部品の下方を支持して一定の
間隔になるように移動し、該移動位置には押圧部
材があつて、移動した軸状部品を押圧保持し、一
定の本数を所定の位置に順次配置するようにした
ので、ワークの締付時には上記所定の位置に配置
した軸状部品を一斉に把持しワーク上に移動し一
挙に螺合するようにする。
(実施例) 次に本考案の実施例を図によつて説明すると、
第1図は軸状部品供給装置1の正面図で、第2図
はその平面図、第3図は第2図の−線矢視断
面図である。第1図、第2図において、右方から
ボルトBが頭部を上にして縦姿勢でガイド部材2
上に供給される。ガイド部材2は二条配置されて
いて、それぞれのガイド部材2は二枚の側板2
a,2bによつて形成され、該側板2a,2b間
に隙間がある。そして該隙間にボルト頭部を係止
しガイド部材2に沿つてボルトが移動するように
構成されている。該ガイド部材2にはボルトBの
供給側にボルト位置検出機4があり、供給された
ボルトBの移動開始位置を決定する。また、ガイ
ド部材2,2間には一定間隔に押圧部材8が装着
されていて、所定の位置にボルトBを保持するよ
うにしている。
第1図乃至第3図に示すごとく、上記二条のガ
イド部材2,2の下方にはボルトBに係脱可能な
受け部材5が二列に一定の間隔を持つて複数個、
台板5a上に配置され、該受け部材5のピツチは
ガイド部材2上に一定間隔をとつて装着された押
圧部材8の位置と一致せしめる。台板5aは上下
駆動手段6により上下動可能に支承されている。
該二列の受け部材5の中央には棒状の押圧解除部
材9が装着されていて、受け部材5が上昇しボル
トBを支承したときに該押圧解除部材9が押圧部
材8に当接するように構成されている。
第4図は上記ボルト位置検出機4の拡大平断面
図である。突出子4a,4bは端部がレバー4c
にピン接合され、該レバー4cは中央をピン4d
に支持されエスケープシリンダ4eによつて作動
し、突出子4a,4bを交互にガイド部材2の隙
間内に直角に突出するように構成される。
第5図、第6図、第7図は押圧部材8の詳細を
説明するための図で、第5図は第2図の一部拡大
図、第6図はその正面図で第1図の部分拡大図に
相当する。第7図は第5図の−線矢視断面図
である。該押圧部材8は二条のガイド部材2の間
に取付ボルトによつて対面して取付けられたブラ
ケツト8aと該ブラケツト8aにピン接合された
押圧片8bとによつて構成されている。押圧片8
bの下面に突出部8cがあり、通常はスプリング
8dによつて突出部8cを下方に突出させ押圧片
8bの端部8eを両方に張り出させガイド部材2
の側板2a,2b間の内側まで突出させている。
押圧片8bの端部8eはV字溝を形成している。
前記突出部8cは押圧解除部材9の上昇によつて
スプリング8dに抗して押し上げられ押圧片8b
を回動させ端部8eをガイド部材2の側板2aの
内側面まで引つ込める。
次に本考案の作動状況について述べる。
二条のガイド部材2,2上に送られてきた複数
のボルトBは夫々一列になり、ボルト位置検出機
4の突出子4bまたは4aによつて進行が阻止さ
れる。突出子4a,4b間に停止したボルトBは
次の工程として下から上昇する受け部材5によつ
て支承されガイド部材2上を移動する。即ち、ボ
ルト位置検出機4にある突出子4aを開放状態に
し、上下駆動手段6を作動させ台板5aを上昇す
る。台板5aの上昇に伴い受け部材5が上昇しボ
ルトBを支承する。そのとき押圧解除部材9が押
圧部材8の突出部8cを押し上げ、押圧片8bを
回動し押圧片8bの端部8eをガイド部材2の側
板2aの内側面まで引つ込める。この状態のまま
進退駆動手段7のピストンを伸長すると、上下駆
動手段6を載置した移動台7aは受け部材5のピ
ツチだけ移動する。その後上下駆動手段6を降下
せしめ、進退駆動手段7を作動させ台板5aを後
退させる。ボルトBは最初、ボルト位置検出機4
の位置からガイド部材2に沿つて移動し第1図に
示すa位置に停止する。受け部材5の降下に伴い
スプリング8dによつて押圧部材8の押圧片8b
が回動し、端部8eがガイド部材2の側板2a,
2b間に突出し、V字溝がボルトBを側方から押
圧する。
次に突出子4a,4b間に停止した次のボルト
Bを、突出子4aの開放状態において上下駆動手
段6によつて台板5aを再度上昇する。台板5a
上の受け部材5が上昇しボルトBを支承したとき
に押圧解除部材9が押圧部材8の突出部8cを押
し上げ押圧片8bの端部8eをガイド部材2の側
板2a面より引つ込めボルトBの押圧を解除す
る。この状態のまま進退駆動手段7のピストンを
再度伸長すると移動台7aは受け部材5のピツチ
だけ前進移動し、ボルト位置検出機4の位置にあ
る次のボルトBがガイド部材2に沿つてa位置に
移動すると共にa位置にあつたボルトBはb位置
に移動する。再度上下駆動手段6を作動させて受
け部材5を降下し、押圧片8bのV字溝がボルト
Bを側方から押圧する。このような操作を繰り返
すことによりボルトBをa,b,c,d,eのす
べての位置に配列することができる。
所定の位置a〜eに配列したボルトBはその配
列のままエンジンのシリンダーヘツドの取付ボル
トとして使用される。第8図、第9図はエンジン
の組み立て装置の正面図および側面図である。架
台3にはレール3aが装備されていてボルト把持
装置10が架台3に沿つて移動可能に吊下されて
いる。前記軸状部品供給装置1の上方に該ボルト
把持装置10が配置され、ボルト把持機構10a
とボルト転螺機構10bが装着されている。ボル
ト把持機構10aは軸状部品供給装置1によつて
a〜eの位置に配列されたボルトBの頭部を上方
から把持し、ボルトBを縦位置のまま吊り上げ、
一定距離移動させることができる。そしてボルト
をワークWの上に移動し、降下してワークWにボ
ルトBを螺合させることができる。ワークWは架
台3に対し直角(〓印方向)に移動し、ワークW
が架台3の下にきたときにボルト把持装置10を
軸状部品供給装置1の位置からワークWの位置に
レール3aに沿つて移動せしめ、吊下したボルト
を降下させ転螺機構10bを作動してシリンダー
ヘツドのボルト締めを行う。ボルト締めの完了
後、ワークWを移動装置に依つて次の工程に移動
させる。
(考案の効果) 本考案は上記説明で理解される如く、複数の軸
状部品がガイド部材上を縦姿勢で搬送される軸状
部品供給装置であつて、上記ガイド部材に供給さ
れた上記軸状部品の下方に配置されかつ上記軸状
部品に係脱可能な受け部材と、その受け部材を上
下動させる上下駆動手段と、上記受け部材を上記
軸状部品の搬送方向に所定間隔を有して進退動さ
せる進退駆動手段と、上記ガイド部材に供給され
た軸状部品を上記ガイド部材に対して常時は押圧
保持する押圧部材と、上記受け部材に取付けられ
かつ上記上下駆動手段で上記受け部材が上昇した
時に上記押圧部材に当接して上記軸状部材の押圧
を解除する押圧解除部材とを備えることにより、
ボルトなどの軸状部品を最適の位置に配列するこ
とができ、かつ、軸状部品の配列間隔はガイド部
材に取付けられた押圧部材に依つて完全に確保さ
れ、位置ずれなどが発生しない。従つて、エンジ
ンのシリンダーヘツドの取付などに本考案を適用
するとボルト締めが一挙にできるので作業効率が
それだけ向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は全
体を示す正面図、第2図は平面図、第3図は第1
図の−線矢視断面図、第4図はボルト位置検
出機の詳細平断面図、第5図は第2図の一部拡大
図、第6図は第5図の正面図、第7図は第5図の
−線矢視断面図、第8図は本考案を適用した
装置の正面図、第9図はその側面図である。 1……軸状部品供給装置、2……ガイド部材、
3……架台、4……ボルト位置検出機、5……受
け部材、6……上下駆動手段、7……進退駆動手
段、8……押圧部材、9……押圧解除部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の軸状部品がガイド部材上を縦姿勢で搬送
    される軸状部品供給装置であつて、上記ガイド部
    材に供給された上記軸状部品の下方に配置されか
    つ上記軸状部品に係脱可能な受け部材と、その受
    け部材を上下動させる上下駆動手段と、上記受け
    部材を上記軸状部品の搬送方向に所定間隔を有し
    て進退動させる進退駆動手段と、上記ガイド部材
    に供給された軸状部品を上記ガイド部材に対して
    常時は押圧保持する押圧部材と、上記受け部材に
    取付けられかつ上記上下駆動手段で上記受け部材
    が上昇した時に上記押圧部材に当接して上記軸状
    部材の押圧を解除する押圧解除部材とを備えるこ
    とを特徴とする軸状部品供給装置。
JP1298188U 1988-02-02 1988-02-02 Expired JPH0453860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298188U JPH0453860Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298188U JPH0453860Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02

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Publication Number Publication Date
JPH01117827U JPH01117827U (ja) 1989-08-09
JPH0453860Y2 true JPH0453860Y2 (ja) 1992-12-17

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JP1298188U Expired JPH0453860Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02

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JPH01117827U (ja) 1989-08-09

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