JPH0453794A - 感光感熱記録材料 - Google Patents

感光感熱記録材料

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JPH0453794A
JPH0453794A JP2163126A JP16312690A JPH0453794A JP H0453794 A JPH0453794 A JP H0453794A JP 2163126 A JP2163126 A JP 2163126A JP 16312690 A JP16312690 A JP 16312690A JP H0453794 A JPH0453794 A JP H0453794A
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JP
Japan
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coupling component
present
dione
diazo
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JP2163126A
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English (en)
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Takekatsu Sugiyama
武勝 杉山
Sadao Ishige
貞夫 石毛
Keiichi Tateishi
桂一 立石
Hiroshi Kamikawa
神川 弘
Naoto Yanagihara
直人 柳原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の感光性を利
用した記録材料に関し、特には赤発色型感光感熱記録材
料に関する。
〈従来の技術〉 ジアゾ化合物の感光性を利用した記録材料として、大別
すると三つのタイプが知られて(する。
つは湿式現像型として知られているタイプで、支持体上
にジアゾ化合物、カップリング成分を主成分とする感光
層が設けられ、この材料を原稿と1合わせて露光後アル
カリ性の溶液にて現像するものである。二つめは乾式現
像型として知られているタイプで1.B成型と異なり現
像をアンモニアガスで行うものである。モして三つめは
熱現像型として知られているもので、感光層中に加熱に
よってアンモニアガスを発生させることができる尿素の
ようなアンモニアカス発生剤を含有するタイプや感光層
中にトリクロロ酢酸のような加熱によって酸としての性
質を失う酸のアルカリ塩を含有するタイプ、高級脂肪酸
アミドを発色助剤として用い加熱溶融によりジアゾ化合
物及びカップリング成分を活性化させることを利用した
タイプなどがある。
湿式タイプは現像液を使用するために液の補充や廃棄の
手間が掛かること、装置が大きいことなどの保守上の問
題の他、コピー直後が湿っているために加筆がすぐにで
きなかったり、コピー画像か長期保存に耐えないなどい
くつかの問題を持っている。また、乾式タイプは湿式タ
イプと同様に現像液の補充が必要なこと、発生するアン
モニアガスを外部に漏らさないようにガス吸収設備が必
要なこと、従って装置が大型化することなどのほかに、
コピー直後にアンモニアの臭いがするなどの問題を持っ
ている。一方、熱現像タイプは湿式タイプや乾式タイプ
と違い現像液不要のために保守上のメリットを持ってい
るものの、従来知られていたタイプはいずれも現像温度
が150°C〜2000Cという高温が必要で、しかも
、温度が±10°C位に制御されないと現像不足になっ
たり色調が変化したりするため、装置コストが高(なっ
てしまう問題があった。また、このような高1現像のた
め使用するジアゾ化合物にとっても耐熱性の高いことが
必要となるが、このような化合物は高濃度形成には不利
になることが多い。低温現像化(908C〜130°C
)の試みも多くなされているが、材料自体のシェルフラ
イフの低下を伴う欠点があった。 このように熱現像タ
イプは、湿式や乾式タイプに比べて保守上のメリ・ント
は十分予想されながらいまだジアゾ記録システムの主流
を占めるに至っていないのが現状である。
さて、支持体上にジアゾ化合物、カップリング成分を含
有する層を設けた材料を加熱して所望の発色1度を得る
ためには、加熱により各成分が瞬時に溶融、拡散、反応
して発色色素を生成させる必要があるが、この反応時に
系を塩基性にすることが反応を促進させる効果があり好
ましい。従って、低温加熱で実用上火きな障害とならな
い程度の記録速度をもつ感光感熱記録材料を作成するた
めには、塩基性物質を塗層中に含有させることが必須要
件となる。
一方、感光感熱記録材料にとってコピー前保存中に地肌
部が着色してきたり、発色濃度が低下してきたりするこ
とをできるだけ抑えることも必須要件である。
このように良好なシェルフライフをもち、かつ記録速度
の速い感光感熱記録材料を作成するために上述したいく
つかの試みがされているが、依然として実用に耐える迄
に至っていないのが現状である。
加熱温度が低くても十分に発色して高濃度が得られるよ
うな材料を設計すると、当然のことながらコピー前に室
温に保存している間でも発色反応が起こる可能性があり
、白くなければならない地肌部が着色してくる現象とし
て現れる。特に、赤発色型の記録材料の場合には視感度
が高いために僅かな地肌の着色(カブリ)でも目立って
しまうという問題があった。この−見両立し難い問題を
解決するために本発明者らは鋭意検討した結果、支持体
上にジアゾ化合物、カップリング成分及び塩基性物質を
含有する熱現像し得る感光層を設けた記録材料において
、該ジアゾ化合物をマイクロカプセルの中に含有させる
こと、更に、塩基性物質の探索、マイクロカプセルの作
り方などの観点からも検討を続け、コピー前保存中の地
肌着色を抑えることに成功した。(特開平2−5425
1号)しかしながら、上記特許に記載されたカップリン
グ成分である、シクロヘキサン−1,3−ジオン誘導体
は実際には油溶性が低く、乳化分散後の分散液の安定性
はさほど良(ないことが判明し、分散液の安定性を向上
させたシクロヘキサン−1,3−ジオン誘導体の開発が
必要となった。従って、本発明の第1の目的は、油溶性
が向上したカップリング成分を用いることによって発色
層の均一性が向上した感光感熱記録材料を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、地肌カブリの少ない感光感熱記
録材料を提供することにある。
本発明の第3の目的は、簡便で保守も容易な画像形成方
法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明の上記諸口的は、支持体上にジアゾ化合物、カッ
プリング成分及び有機塩基を含有する熱現像し得る感光
層を設けた記録材料において、該カップリング成分が総
炭素数15以上のシクロヘキサン−1,3−ジオン誘導
体であることを特徴とする感光感熱記録材料によって達
成された。
本発明に係る、総炭素数15以上のシクロヘキサン−1
,3−ジオン誘導体のうち、合成の容易さ、原材料の入
手し易さの点から、5−位が置換可能なアルキル基か、
置換可能なアリール基で置換されているもの、或いは、
4位がアルコキシカルボニル基で置換されたものか好ま
しい。
本発明に係る、総炭素数15以上のシクロヘキサン−1
,3−ジオン誘導体のうち、下記−船蔵〔:〕で表され
る化合物が好ましい。
(上式中、R1,R2R3およびR4は同一でも異なっ
ていてもよく、水素原子、アルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アルコキシカルボニル基を、Rはアルキル
基、アリール基を表す。)−船蔵〔1〕においてR’ 
、R2、R’およびR4で表される基としては、水素原
子、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数2〜2
5のアルコキシカルボニル基が好ましく、特には、水素
原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数2〜
20のアルコキシカルボニル基が好ましい。 −船蔵〔
1〕においてRで表される基は置換基を有していても良
く、置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、置換カルボニル基、アリール基が好ましい。こ
れらの置換基は更に、置換基を有していてもよい。
Rの炭素数はシクロヘキサン−1,3−ジオンの炭素原
子数6とRI  R2、R3およびR4の炭素原子数を
加えた数に依存して変わるが、総じて15以上になるよ
うな数であればよい。そのような条件をみたしつつ、R
として炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数2
〜20のアルコキシ基、炭素原子数7〜25の7ラルキ
ル基、炭素原子数6〜40の7リール基が好ましい。
次に本発明に係るカップリング成分の具体例を下記に示
すが、本発明はこれによって限定されるものではない。
5−オクチル−4−メトキシカルボニルシクロヘキサン
−1,3−ジオン、5−(2−エチルヘキシル)−4−
メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3−ジオン、
5−へキシル−4−エトキシカルボニルシクロヘキサン
−1,3−ジオン、5−デシル−4−メトキシカルボニ
ルシクロヘキサン−1,3−ジオン、5−ドデシルシク
ロヘキサン−1,3−ジオン、5−ヘキサデシルシクロ
ヘキサン−1,3−ジオン、5−オクタデシル4−メト
キシカルボニルシクロヘキサン−1,3−ジオン、5−
ブチル−4−へキシルオキシ力ルポニルシクOヘキサン
−1,3−ジオン、5−メトキシエトキシエチル−4−
ブチルオキシカルボニルシクロヘキサン−1,3−ジオ
ン、5−ベンジル−4−メトキシカルボニルシクロヘキ
サン−1,3−ジオン、5−(4−インプロピルベンジ
ル)−4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3
−ジオン、5−(4−オクチルオキシフェニル)−4−
メトキシカルボニルシクロヘキサン1.3−ジオン、5
−(2−オクチルオキシフェニル)−4−メトキシカル
ボニルシクロヘキサン−1,3−ジオン、5−(3−デ
シルオキシフェニル)−4−メトキシカルボニルシクロ
ヘキサン−1,3−ジオン、5−(2−テトラデシルオ
キシフェニル)−4−メトキシカルボニルシクロヘキサ
ン−1,3−ジオン、5−(4−テトラデシルオキシフ
ェニル)−4−メトキシカJトポニルシクロヘキサン−
1,3−ジオン、5−(2,4ジオクチルオキシフエニ
ル)−4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3
−ジオン、5−[2−(2−フェノキシエトキシ)フェ
ニル]4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3
ジオン、5− [2−[1−(2,4−ジ−t−アミル
フェノキシメチル)プロピルオキシ]フェニル]−4−
メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3−ジオン、
5− (1−(2−デシルオキシ)ナフチル〕−4−メ
トキシ力ルポニルシクロヘキサン−1,3−ジオン、5
− [1−(2−テトラデシルオキシ)ナフチル〕 −
4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3−ジオ
ン、5[1−C2−N−(2,4−ジ−t−アミルフェ
ノキシメチル)プロピルオキシ]〕ナフチル〕−4−メ
トキシカルボニルシクロヘキサン−1,3〜ジオンなど
が挙げられる。
本発明における感光層の中に含有されるジアゾ化合物と
カップリング成分は、加熱によって互いに接触、反応し
て発色するものであり、ジアゾ化合物としては、発色反
応前に特定の波長の光を受けると分解する光分解性の化
合物が使用される。
本発明でいう光分解性のジアゾ化合物は主に芳香族ジア
ゾ化合物を指し、更に具体的には、芳香族ジアゾニウム
塩、ジアゾスルホネート化合物、ジアゾアミノ化合物を
指す。普通、ジアゾ化合物の光分解波長はその吸収極大
波長であるといわれている。又、ジアゾ化合物の吸収極
大波長はその化学構造に応じて、200nm位から70
0nm位まで変化することが知られている。(「感光性
ジアゾニウム塩の光分解と化学構造」角田隆弘、山岡亜
夫著 日本写真学会誌29 (4)197〜205頁(
1965))  すなわち、ジアゾ化合物を光分解性化
合物として用いると、その化学構造に応じた特定の波長
の光で分解する。又、ジアゾ化合物の化学構造を変える
ことにより、同しカップリング成分とカップリング反応
した場合であっても反応後の色素の色相を変化させるこ
とができる。
ジアゾ化合物は一船蔵ArN、Xで示される化合物であ
る。(式中、Arは置換又は非置換の芳香環を表し、N
2はジアゾニウム基を表し、Xは酸7ニオンを表す。) 本発明では、光分解波長が異なるかあるいは、光分解速
度が異なるジアゾ化合物を用いることにより多色記録材
料とすることもできる。 本発明で使用されるジアゾ化
合物の具体例としては、例えば、下記の例が挙げられる
4−ジアゾ−1−ジメチルアミノベンゼン、4ジアゾ−
2−ブトキシ−5−クロル−1−ジメチル7ミノベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−メチルベンジル7ミノベンゼン4
−ジアゾ−1−エチルヒドロキシエチルアミノベンゼン
、4−ジアゾ−1ジエチルアミノ−3−メトキシベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−モルホリノベンゼン 4−ジアゾ
−1−モルホリノ−2,5−ジブトキシベンゼン、4−
ジアシー1−トルイルメルカプト−2,5−ジェトキシ
ベンゼン、4−ジアゾ−1−ピペラジノ−2−メトキシ
−5−クロルベンゼン、4−シア”/−1−(N、N−
ジオクチルアミ7カルホニル)ベンゼン、4−ジアゾ−
1−(4−tertオクチルフェノキシ)ベンゼン、4
−シアソー1(2−エチルヘキサノイルピペリジノ)−
2゜5−ジフトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(2,
5−ジーtert−アミルフェノキシ−α−フタノイル
ピペリジノ)ベンゼン、4−ジアゾ−1(4−メトキシ
)フェニルチオ−2,5−ジェトキシベンゼン、4−ジ
アゾ−1−(4−メトキシ)ベンズアミド−2,5−ジ
ェトキシベンゼン。
4−ジアゾ−1−ピロリジノ−2−メトキシベンセン 上記ジアゾ化合物とジアゾニウム塩を形成する酸の具体
例としては、例えば、下記の例が挙げられる。
C,F2o+1COOH(nは1〜9の整数)、C1F
2.+l5Oa H(mは1〜9の整数)、四フッ化ホ
ウ素、テトラフェニルホウ素、ヘキサフルオロリン酸、
芳香族カルボン酸、芳香族スルホン酸。
更に、塩化亜鉛、塩ノヒカドミウム、塩化スズなどを用
いて錯化合物を形成させジアゾニウム塩の安定化を行う
ことも出来る。
本発明に使用されるマイクロカプセルは、常圧で40〜
95°Cの沸点をもつ非水溶媒にジアゾニウム塩及び互
いに反応して高分子物質を生成する同種または異種の化
合物を溶解した溶液を、親水性保護コロイド溶液中に乳
化分散後、反応容器を減圧にしながら系を昇温しで溶媒
を留去しつつ油滴表面に壁形成物質を移動させ、かつ油
滴表面で重付加及び重縮合による高分子生成反応を進行
させて壁膜を形成させることにより製造された実質的に
溶媒を含まないマイクロカプセルであることが良好なシ
ェルフライフを得る点からみて好ましい。
また、本発明においてマイクロカプセルの壁を形成する
高分子物質は、ポリウレタン、ポリウレアより選ばれる
少なくとも1種により形成されるものであることが好ま
しい。
本発明において使用されるジアゾニウム塩を溶解させる
非水溶媒としては、ハロゲン化炭化水素、脂肪酸エステ
ル、ケトン類、エーテル類より選ばれる少なくとも1種
の化合物であることが好ましい。
本発明に用いられる非水溶媒の具体例を下記に列挙する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。(
)内は、常圧における沸点を示す。
アセトン(56)、イソアミルメチルエーテル(91)
、イソプロピルメチルケトン(94)。
イソ酪酸メチル(92)、エチルイソブチルエーテル(
79)、エチルイソプロピルエーテル(54)、エチル
プロピルエーテル(64)。
塩化t−アミル(86)、塩化エチレン(84)。
塩化イソブチル(69)、塩化ブチル(78) 。
塩化エチリデン(57)、塩化プロピル(46)。
塩化メチレン(42)、ギ酸エチル(54)。
ギ酸プロピル(81)、  クロルメチルメチルエーテ
ル(59)、 クロルギ酸メチル(71)、酢酸エチル
(77)、酢酸メチル(57)、四塩化炭素(77)、
+、+−ジクOルプロパン(86)。
トリクロルエチレン(87)、プロピオン酸メチル(8
0) 、プロピルエーテル(91)、メチルクロロホル
ム(74)、  クロロホルム(61)本発明のマイク
ロカプセルは、実質的に非水溶媒を含まないという特徴
を有しているものであるが、本発明者らはこのマイクロ
カプセルの中に含まれる非水溶媒を以下の方法にて定量
することを開発し、本発明の[実質的に含まないJにつ
いて規定した。
本発明のマイクロカプセルはカプセル液単独で使用され
ることはほとんど無く、カプラーや塩基とともに塗液を
つくり、塗布、乾燥を経て複写材料の膜中に存在させる
という使用形態が一般的である。従って、カプセル液の
段階では数%含まれていた非水溶媒も塗膜中では検出限
界以下になってしまった。
本発明の製造方法にて製造したマイクロカプセル液0.
19を20ccのメスフラスコにはかりとり、メタノー
ルを加えて正確に20ccとした後、30分放置した。
マイクロシリンジにて上記メタノール溶液2ccをはか
りとり、ガスクロマトグラフ質量分析装置(日立製作所
M−80B)に注入した。カラムはTENAX3mmφ
×1mを用いた。測定すべき溶媒に応したm/zピーク
を使って定量した。(例えば、酢酸エチルの場合はm/
z=43.塩化メチレンの場合は84のピークを使った
。) この測定方法によると本発明のマイクロカプセル液には
0.01〜3.00%の非水溶媒が含まれていた。
本発明に用いられるマイクロカプセルの壁を形成する互
いに反応して高分子物質を生成する同種または異種の化
合物は、ポリウレア、ウレタンが好ましくそれぞれ相当
するモノマーとして芳香族または脂肪族イソシアネート
化合物から選択される。本発明のジアゾ化合物を含有さ
せたマイクロカプセルは、相当するモノマーを重合し得
ることができるが、モノマーの使用量は該マイクロカプ
セルの平均粒径0.3μ〜12μ、壁厚0.01〜0.
3になるように決定される。またジアゾ化合物は、0.
05〜5.0g/m2塗布することが好ましい。
本発明において一般式〔1〕で表されるカップリング成
分と共に色相調製等の目的で用いることができるカップ
リング成分としては、塩基性雰囲気でジアゾ化合物とカ
ップリングして色素を形成するものであればいずれの化
合物も可能である。
例えば、カルボニル基の隣にメチレン基を有するいわゆ
る活性メチレン化合物、フェノール誘導体、ナフトール
誘導体なとがあり、具体例として下記のものが挙げられ
本発明の目的に合致する範囲で使用される。
レゾルシン、フロログルシン、2,3−ジヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸ナトリウム、1−ヒドロキシ
−2−ナフトエ酸モリホリノプロピルアミド、1.5−
ジヒドロキシナフタレン、2.3−ジヒドロキシナフタ
レン、2.3−ジヒドロキシ−6−スルファニルナフタ
レン、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプロ
ピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸オクチル
アミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド、ペ
ンシイルアセトニリド、1−フェニル−3−メチル−5
−ピラゾロン、+−(2,4,6トリクOロフエニル)
−3−7ニリノー5−ピラゾロン、2− 〔3−α−(
2,5−ジーtert−アミルフェノキシ)−ブタンア
ミドベンヅアミド〕フェノール、2.4−ビス−(ベン
ゾイルアセトアミノ)トルエン、1.3−ビス−(ピバ
ロイルアセトアミノメチル)ベンゼン 本発明において、熱現像時に系を塩基性にしカップリン
グ反応を促進する目的で有機塩基を加える。これらの有
機塩基は、単独でも2種以上併用でも用いることができ
る。塩基性物質としては、第3級アミン類、ピペリジン
類、ピペラジン類、アミジン類、フォルムアミジン類、
ピリジン類、グアニジン類、モルホリン類等の含窒素化
合物が挙げられる。
特には、N、  N’−ビス(3−フェノキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル)ピペラジン、N、  Nビス[3−
(1)−メチルフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル
] ピペラジン、N、N’−ビス〔3−(p−メトキシ
フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル〕 ピペラジン
、N、N“ −ビス(3フェニルチオ−2−ヒドロキシ
プロピル)ピペラジン、N、N’  −ビス[3−(β
−ナフトキシ)2−ヒドロキシプロピル] ピペラジン
、N−3=(β−ナフトキシ)−2−ヒトOキシプロピ
ルーN゛−メチルピペラジン、1.4−ビス(〔3−(
N−メチルピペラジノ)−2−ヒトOキシ〕プOピルオ
キシ)ベンゼンなとのピペラジン類、N〔3−(β−ナ
フトキシ)−2−ヒドロキシ〕ブOピルモルホリン、1
.4−ビス〔(3−モルホリノ−2−ヒドロキシ)プロ
ピルオキシ〕ベンゼン、1.3−ビス〔(3−モルホリ
ノ−2−ヒドロキシ)プロピルオキシ〕ベンゼンなとの
モルホリン類、N−(3−フェノキシ−2−ヒドロキシ
プロピル)ピペリジン、N−ドデシルピペリジンなどの
ピペリジン類、トリフェニルグアニジン、トリシクロへ
キシルグアニジン、ジシクOへキシルフェニルグアニジ
ン等のグアニジン類等が具体的には好ましい。
本発明において、ジアゾ化合物1重量部に対してカップ
リング成分は、0.1〜30重量部、塩基性物質は、0
.1〜30重量部の割合で使用することが好ましい。
本発明においては、有機塩基の他にも発色反応を促進さ
せる目的のために発色助剤を加えることができる。
本発明の発色助剤に含まれるものとして、例えば低エネ
ルギーで迅速かつ完全に熱現像が行われるように、感光
層中にフェノール誘導体、ナフトール誘導体、アルコキ
シ置換ベンゼン類、アルコキシ置換ナフタレン類、ヒド
ロキシ化合物、アミド化合物、スルホンアミド化合物を
加えることができる。これらの化合物は、カップリング
成分あるいは、塩基性物質の融点を低下させるか、ある
いは、マイクロカプセル壁の熱透過性を向上させ、その
結果高い発色濃度が得られるものと考えられる。
本発明の発色助剤にはまた、熱融解性物質も含まれる。
熱融解性物質は、常温では固体であって加熱により融解
する融点50°C〜150°Cの物質であり、ジアゾ化
合物、カップリング成分、或いは塩基性物質を溶かす物
質である。これらの化合物の具体例としては、脂肪酸ア
ミド、N置換脂肪酸アミド、ケトン化合物、尿素化合物
、エステル類等が挙げられる。
本発明に用いられるカップリング成分は、塩基性物質、
その他の発色助剤等とともに、サンドミル等により水溶
性高分子とともに固体分散して用いることもできるが、
適当な乳化助剤とともに乳化物にして用いる目的に対し
て特に優れている。
好ましい水溶性高分子としては、マイクロカプセルを調
製する時に用いられる水溶性高分子が挙けられる(例え
ば、特開昭59−190886号参照)。この場合、水
溶性高分子溶液に対してカップリング成分、塩基性物質
1発色助剤はそれぞれ5〜40重量%になるように投入
される。分散されたあるいは乳化された粒子サイズは1
0μ以下になることが好ましい。
本発明の記録材料には、コピー後の地肌部の黄着色を軽
減する目的で光重合性組成物等に用いられる遊離基発生
剤(光照射により遊離基を発生する化合物)を加えるこ
とができる。遊離基発生剤としては、芳香族ケトン類、
キノン類、ベンゾイン、ベンゾインエーテル類、アゾ化
合物、有機ジスルフィド類、アシルオキシムエステル類
なとが挙げられる。添加する量は、ジアゾ化合物1重量
部に対して、遊離基発生剤を0.01〜5重量部か好ま
しい。
また同様に黄着色を軽減する目的で、エチレン性不飽和
結合を有する重合可能な化合物(以下、ビニルモノマー
と呼ぶ)を用いることができる。
ビニルモノマーとは、その化学構造中に少なくとも1個
のエチレン性不飽和結合(ビニル基、ビニリデン基等)
を有する化合物であって、モノマーやプレポリマーの化
学形態をもつものである。それらの例として、不飽和カ
ルボン酸及びその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族多価ア
ルコールとのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価
アミン化合物とのアミド等が挙げられる。ビニルモノマ
ーはジアゾ化合物1重量部に対して0.2〜20重量部
の割合で用いる。
前記遊離基発生剤やビニルモノマーは、ジアゾ化合物と
共にマイクロカプセル中に含有されて用いることもでき
る。
本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてクエン酸、
酒石酸、シュウ酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン酸等を添
加することができる。
本発明の記録材料は、ジアゾ化合物を含有したマイクロ
カプセル、カップリング成分、及び有機塩基、その他の
添加物を含有した塗布液を調製し、紙や合成樹脂フィル
ム等の支持体の上にバー塗布、ブレード塗布、エアナイ
フ塗布、グラビア塗布、ロールコーティング塗布、スプ
レー塗布、デイツプ塗布、カーテン塗布等の塗布方法に
より塗布乾燥して国分2.5〜30g/m2の感光層を
設ける。本発明の記録材料においては、マイクロカプセ
ル、カップリング成分、塩基なとが上記方法に記したよ
うに同一層に含まれていても良いし、別層に含まれるよ
うな積層型の構成をとることもできる。また、支持体の
上に特願昭59−177669号明細書等に記載した中
間層を設けた後感光層を塗布することもできる。
本発明の支持体としては、通常の感圧紙や感熱紙、乾式
や湿式のジアゾ複写紙などに用いられる紙支持体はいず
れも使用することができる他、アルキルケテンダイマー
等の中性サイズ剤によりサイジングされたpH5〜9の
中性紙(特願昭55−14281号記載のもの)、特開
昭57−116681号記載のステキヒトサイズ度とメ
ートル坪量との関係を満たし、かつベック平滑度90秒
以上の紙、特開昭58−136492号に記載の光学的
表面粗さが8μ以下で、かつ厚みが30〜150μの紙
、特開昭58−69091号記載の密度0.9g/cm
3以下でかつ光学的接触率が15%以上の紙、特開昭5
8−69097号に記載のカナダ標準濾水度(JIS 
 P8121)で40(’cc以上に叩解処理したパル
プより抄造し塗布液のしみこみを防止した紙、特開昭5
8−65695号に記載のヤンキーマシーンにより抄造
された原紙の光沢面を塗布面とし発色濃度及び解像力を
改良するもの、特開昭59−35985号に記載の原紙
にコロナ放電処理を施し、塗布適性を改良した紙なども
用いることができる。
また本発明で支持体として使用される合成樹脂フィルム
は、現像過程での加熱に対しても変形せず、寸法安定性
を有する公知の材料の中から任意に選択することができ
る。このようなフィルムとしては、ポリエチレンテレフ
タレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ルフィルム、三酢酸セルO−スフィルム等のセルロース
誘導体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリエチレン等のポリオレフィンフィルム
等が挙げられ、これら単体であるいは貼り合わせて用い
ることができる。支持体の厚みとしては、20〜200
μのものが用いられる。
本発明の記録材料に画像を形成する場合、下記の方法を
用いることが出来る。1つは、原稿を用いて露光して潜
像を形成せしめた後、この像形成部以外に光照射を行う
ことにより定着させる方法、もう1つは、熱ペン、サー
マルヘッド等の熱により発色画像を得た後、画像部以外
を光照射するうことにより定着させる方法である。いず
れの方法も好ましく用いることが出来る。露光用光源と
しては、種々の蛍光灯、キセノンランプ、水銀灯などが
用いられ、この発光スペクトルが記録材料で用いたジア
ゾ化合物の吸収スペクトルにほぼ一致していることが、
像形成部以外を効率良く光定着させることができて好ま
しい。また、材料を加熱して現像する工程において、加
熱手段としては、熱ペン、サーマルヘッド、赤外線、高
周波、ヒートブロック、ヒートローラー等を用いること
ができる。
以下、本発明を実施例によって更に詳述するが本発明は
これらの実施例によって制限されるものではない。
実施例1 〔本発明のカプセル液Aの調製〕 :1−モルホリノ−
2,5−ジブトキシベンゼン−4−ジアゾニウムへキサ
フルオロリン酸塩3.45部及びキシリレンジイソシア
ネートとトリメチロールプロパン(3: 1)付加物1
8部を酢酸エチル10部に添加し、加熱溶解した。この
ジアゾ化合物の溶液を、ポリビニルアルコール5.2部
が水58部に溶解されている水溶液に混合し、20°C
で乳化分散し、平均粒径2.5μの乳化液を得た。得ら
れた乳化液に水100部を加え、攪拌しながら50°C
に加温し、3時間後にジアゾ化合物を芯物質に含有した
カプセル液を得た。この反応中容器は水流ポンプにて4
00mmH9〜500mmHgの減圧下に保った。前述
の測定方法によりカプセル液中の酢酸エチルを定量し0
.62%の値を得た。
〔カプラー/塩基乳化液Bの調製]:5−(2−テトラ
デシルオキシフェニル)−4−メトキシカルボニルシク
ロヘキサン−1,3−ジオン10部、トリフェニルグア
ニジン5部、リン酸トリクレジル3部を酢酸エチル50
部に溶かし、15%ポリビニルアルコール水溶液200
部に加えてホモジナイザーで乳化分散した。これを30
℃に保って酢酸エチルを除去し、乳化液Bを得た。乳化
物の平均粒子系は0.5μであった。
〔本発明の記録材料の作成〕 :上記カプセル液A50
部に、乳化液850部を加えて塗布液としたこのとぶ液
を平滑透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(厚
さ75μm)にコーティングバーを用いて乾燥重量10
g/m’になるように塗布し、50°C1分間乾燥し記
録材料を作成した〔発色および定着の試験〕 上記記録材料にテスト用原稿(トレーシングペーパーに
直径3cmの円を2B鉛筆で均一に黒く塗ったもの)を
上に重ねて蛍光灯により露光したこのとき、蛍光灯の発
光スペクトルは420nmに極大値をもつランプを使用
した。次いで、120°Cに加熱したヒートフロックに
より3秒間加熱して画像を形成した。形成した画像は赤
系に発色した。また、先に120°Cに加熱したヒート
ブロックにより加熱した後、420nmに吸収極大を持
つランプで全面露光した場合にも、形成した画像は赤系
に発色した。マクベス濃度計にて発色部の濃度を測定し
たところ、それぞれ1.25であった。
実施例2.3 実施例1で用いた5−(2−テトラデシルオキシフェニ
ル)−4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3
−ジオンの代わりに、5−(2,4−ジオクチルオキシ
フェニル)−4−メトキシカルホニルシクロヘキサン−
1,3−ジオン(実施例2) 、5− (+−(2−デ
シルオキシ)ナフチル〕−4−メトキシ力ルホニルシク
口ヘキサン1.3−ジオン(実施例3)を用いてカプラ
ー/塩基乳化液を得た他は実施例1と同様な操作を行い
、記録材料を作成し画像を形成させた。形成した画像は
赤系に発色し、マクベス濃度計にて発色部の濃度を測定
したところ、それぞれ1.22(実施例2)、1.21
  (実施例3)であった。
比較例 1.2 実施例1で用いた5−(2−テトラデシルオキシフェニ
ル)−4−メトキシカルボニルシクロヘキサン−1,3
−ジオンの代わりに、5,5−ジメチル−1,3−シク
ロヘキサンジオン(比較例1)、5−フェニル−4−メ
トキシカルホニルー1.3−シクロヘキサンジオン(比
較例2)を用いてカプラー/塩基乳化液を得た他は実施
例1と同様な操作を行い、画像を形成させた。形成した
画像は赤系に発色し、マクベス濃度計にて発色部の濃度
を測定したところ、それぞれ1.20(比較例1)、1
.19(比較例2)であった。
次に、得られた記録材料の保存性と地肌部分のカブリを
比較した。保存性の試験は40℃、90%RHの条件下
1日放置した材料の透明性を観察することにより行った
。保存性が不良の場合、白濁して観察されるため記録材
料として適さない。
また、地肌部分のカブリの試験は、地肌部分の濃度をマ
クベス濃度計により測定することにより行った。
それぞれの結果を第1表に示す。
〔第1表〕 記録材料の保存性と地肌部分のカブリ比較これらの結果
より本発明のカップリング成分は乳化液の保存性、安定
性、地肌部分のカブリ防止にすぐれていることがわかる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上に、ジアゾ化合物、カップリング成分、及
    び有機塩基を含有する熱現像し得る感光層を設けた記録
    材料において、該カップリング成分が総炭素数15以上
    のシクロヘキサン−1,3−ジオン誘導体であることを
    特徴とする感光感熱記録材料。 2)該ジアゾ化合物が、マイクロカプセル中に含有され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の感光感熱記録
    材料。
JP2163126A 1990-06-21 1990-06-21 感光感熱記録材料 Pending JPH0453794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102451888A (zh) * 2011-11-14 2012-05-16 山西省高平市泫氏铸业有限公司 一种新型挂芯机构

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