JPH0453734A - 繊維強化樹脂発泡板の製造方法 - Google Patents
繊維強化樹脂発泡板の製造方法Info
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- JPH0453734A JPH0453734A JP2165059A JP16505990A JPH0453734A JP H0453734 A JPH0453734 A JP H0453734A JP 2165059 A JP2165059 A JP 2165059A JP 16505990 A JP16505990 A JP 16505990A JP H0453734 A JPH0453734 A JP H0453734A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は繊維強化樹脂発泡板の製造方法に関し、詳し
くは繊維強化樹脂発泡板の製造方法の改良に関する。
くは繊維強化樹脂発泡板の製造方法の改良に関する。
従来、補強繊維マット状シートに発泡フェノール樹脂組
成物を含浸させ繊維強化樹脂発泡板を製造する場合、例
えば第１図に示すようにレゾール系フェノール樹脂組成
物ｌを帯状のフィルムとされた移動ヘルド２Ａ上に供給
し、この移動ベルト２八表面上にスリット状の隙間Ｓを
隅でてドクターナイフ３を立設しでおき、支持板２Ｂ上
に沿って移動ヘルド２Ａを矢印Ｘ方向へ移動させること
により層状に引き出し次いで、この層状のレゾール系フ
ェノール樹脂組成物１上に補強繊維マット状シート４を
連続的に載置供給そして、プレスローラ５により押圧後
加熱発泡させる方法が知られている（例えば特開昭６２
−７５１０号公１［り。
成物を含浸させ繊維強化樹脂発泡板を製造する場合、例
えば第１図に示すようにレゾール系フェノール樹脂組成
物ｌを帯状のフィルムとされた移動ヘルド２Ａ上に供給
し、この移動ベルト２八表面上にスリット状の隙間Ｓを
隅でてドクターナイフ３を立設しでおき、支持板２Ｂ上
に沿って移動ヘルド２Ａを矢印Ｘ方向へ移動させること
により層状に引き出し次いで、この層状のレゾール系フ
ェノール樹脂組成物１上に補強繊維マット状シート４を
連続的に載置供給そして、プレスローラ５により押圧後
加熱発泡させる方法が知られている（例えば特開昭６２
−７５１０号公１［り。
しかしながら、レゾール系フェノール樹脂組成物は一般
に高粘度溶液であるためガラス繊維不織布等からなる補
強繊維マットに均一含浸させることが非常に困難で、単
位重量当たりの補強繊維マットに含浸できる樹脂組成物
の量を増加させることができない問題があった。
に高粘度溶液であるためガラス繊維不織布等からなる補
強繊維マットに均一含浸させることが非常に困難で、単
位重量当たりの補強繊維マットに含浸できる樹脂組成物
の量を増加させることができない問題があった。
従って樹脂含浸量を増加出来ないことよりこの種成形物
の強度向上にも限界があった。
の強度向上にも限界があった。
この発明は上記問題点に鑑み、高粘度溶液であるレゾー
ル系フェノール樹脂組成物であっても補強繊維に容易に
含浸浸透させ得る繊維強化樹脂発泡板の製造方法を提供
するごときを目的としてなされたものである。
ル系フェノール樹脂組成物であっても補強繊維に容易に
含浸浸透させ得る繊維強化樹脂発泡板の製造方法を提供
するごときを目的としてなされたものである。
即ち、この発明の繊維強化樹脂発泡板の製造方法はレゾ
ール型フェノール樹脂に界面活性剤、金属酸化物、発泡
剤及び酸性硬化剤を添加してなる配合物を補強用繊維マ
ットに含浸させ発泡硬化させる常法での繊維強化樹脂発
泡板の製造方法において、前記界面活性剤としてひまし
油のポリオキシエチレンエーテル化物を、前記レゾール
型フェノール樹脂１００重量部に対し０．５〜３重量部
添加し、得たレゾール型フェノール樹脂発泡用組成物を
補強繊維マット状シートに含浸させることを特徴とする
ものである。
ール型フェノール樹脂に界面活性剤、金属酸化物、発泡
剤及び酸性硬化剤を添加してなる配合物を補強用繊維マ
ットに含浸させ発泡硬化させる常法での繊維強化樹脂発
泡板の製造方法において、前記界面活性剤としてひまし
油のポリオキシエチレンエーテル化物を、前記レゾール
型フェノール樹脂１００重量部に対し０．５〜３重量部
添加し、得たレゾール型フェノール樹脂発泡用組成物を
補強繊維マット状シートに含浸させることを特徴とする
ものである。
レゾール型フェノール樹脂組成物を発泡させる際、整泡
のため界面活性剤を添加する必要がある。
のため界面活性剤を添加する必要がある。
この場合の界面活性剤としてはソルビタンエステル系、
シリコン系、アルキルエーテル系等のノニオン界面活性
剤が一般的に使用される。
シリコン系、アルキルエーテル系等のノニオン界面活性
剤が一般的に使用される。
しかしこれらの界面活性剤はガラス繊維不織布を補強布
としだ時含浸性が良くない。
としだ時含浸性が良くない。
かかる観点より本願発明者らは発泡時の整泡効果を損な
うことなく且つガラス繊維不織布に対する樹脂組成物の
含浸性を向上させる界面活性剤を種々検討したところ、
ひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物が優れてい
ることを知見した。
うことなく且つガラス繊維不織布に対する樹脂組成物の
含浸性を向上させる界面活性剤を種々検討したところ、
ひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物が優れてい
ることを知見した。
本願発明は上記知見に基づいてなされたものである。
本願発明において上記ひまし油のポリオキシエチレンエ
ーテル化物の添加量を０．５〜３重量部にしたのは０．
５重量部以下では整泡効果が低下し、３重量部以上では
含浸効果が低下するためである。
ーテル化物の添加量を０．５〜３重量部にしたのは０．
５重量部以下では整泡効果が低下し、３重量部以上では
含浸効果が低下するためである。
ひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物を界面活性
剤として用いると補強繊維に幻する濡れ、均一表面被覆
、レゾール型フェノール樹脂に対する相溶性等が良好と
なる。
剤として用いると補強繊維に幻する濡れ、均一表面被覆
、レゾール型フェノール樹脂に対する相溶性等が良好と
なる。
次に、この発明の詳細な説明する。
表１に示すレゾール系フェノール樹脂組成物を移動ベル
ト上に無加圧状態で層状に供給し、次いで該層上に厚さ
０．５龍坪置４０ｇ／ｒｒｆのガラス繊維不織布をマッ
ト状に成形した補強繊維を積層する工程を繰り返し行う
ことにより複数層の積層体を成形し、以下常法に依りこ
れを加圧し、加熱炉で発泡、養生、裁断して試供片を製
造した。
ト上に無加圧状態で層状に供給し、次いで該層上に厚さ
０．５龍坪置４０ｇ／ｒｒｆのガラス繊維不織布をマッ
ト状に成形した補強繊維を積層する工程を繰り返し行う
ことにより複数層の積層体を成形し、以下常法に依りこ
れを加圧し、加熱炉で発泡、養生、裁断して試供片を製
造した。
比較例
界面活性剤としてシリコン系界面活性剤を使用した他は
表１に示すように実施例１と同じ配合及び方法で試供片
を製造した。
表１に示すように実施例１と同じ配合及び方法で試供片
を製造した。
含浸付着量の測定
レゾール型フェノール樹脂組成物を掻取均一化するドク
ターナイフのスリット間隔を一定にして比較した場合の
樹脂組成物の含浸付着状況を測定したところ表２に示す
結果となった。
ターナイフのスリット間隔を一定にして比較した場合の
樹脂組成物の含浸付着状況を測定したところ表２に示す
結果となった。
表 １
表 ２
〔効果〕
この発明は以上説明したように、整泡を行う界面活性剤
としてひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物を使
用したため、ガラス繊維マットに対するフェノール樹脂
含浸付着量を多（することができ、高粘度溶液であって
もその含浸性を著しく改良でき強度に優れた繊維強化樹
脂発泡板を容易に製造可能となったのである。
としてひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物を使
用したため、ガラス繊維マットに対するフェノール樹脂
含浸付着量を多（することができ、高粘度溶液であって
もその含浸性を著しく改良でき強度に優れた繊維強化樹
脂発泡板を容易に製造可能となったのである。
４、
第１図は繊維強化樹脂発泡板の製造装置の一例琴１
図
７ｚ ノールオ蟇す島１４オ（＠
Claims (1)
- （１）レゾール型フェノール樹脂に界面活性剤、金属酸
化物、発泡剤及び酸性硬化剤を添加してなる配合物を補
強用繊維マットに含浸させ発泡硬化させる常法での繊維
強化樹脂発泡板の製造方法において、前記界面活性剤と
してひまし油のポリオキシエチレンエーテル化物を、前
記レゾール型フェノール樹脂１００重量部に対し０．５
〜３重量部添加し、得たレゾール型フェノール樹脂発泡
用組成物を補強繊維マット状シートに含浸させることを
特徴とする繊維強化樹脂発泡板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2165059A JPH0453734A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 繊維強化樹脂発泡板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2165059A JPH0453734A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 繊維強化樹脂発泡板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0453734A true JPH0453734A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15805073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2165059A Pending JPH0453734A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 繊維強化樹脂発泡板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453734A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009262475A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | フェノール樹脂発泡体積層板の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59226032A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Sumitomo Deyurezu Kk | フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 |
| JPS627510A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | Kubota Ltd | 繊維強化発泡フェノール樹脂板の製造方法 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP2165059A patent/JPH0453734A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59226032A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Sumitomo Deyurezu Kk | フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 |
| JPS627510A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | Kubota Ltd | 繊維強化発泡フェノール樹脂板の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009262475A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | フェノール樹脂発泡体積層板の製造方法 |
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