JPH0453732A - Ｆｒｐ成形時の脱泡方法 - Google Patents
Ｆｒｐ成形時の脱泡方法Info
- Publication number
- JPH0453732A JPH0453732A JP2163399A JP16339990A JPH0453732A JP H0453732 A JPH0453732 A JP H0453732A JP 2163399 A JP2163399 A JP 2163399A JP 16339990 A JP16339990 A JP 16339990A JP H0453732 A JPH0453732 A JP H0453732A
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- JP
- Japan
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- sheet
- layer
- presser
- pressing
- forming layer
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- Pending
Links
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ＦＲＰ（ＩＩＮ強化プラスチック）の成形時
において、樹脂とｍｕからなる硬化前の成形層に内在す
る気泡を層外に脱泡する方法に関するものである。
において、樹脂とｍｕからなる硬化前の成形層に内在す
る気泡を層外に脱泡する方法に関するものである。
第３図及び第４図に示す如く、成形１１は、不飽和ポリ
エステル樹脂等の樹脂Ｒとガラス繊維等のＩＩＭＦとか
らなり、ハンドレアツブ成形法又はスプレーアップ成形
法等で任意形状の形成型２の上に成形されるものである
。ところで、成形層１は、成形の際に、層内１ｂに気泡
Ｂを噛み込む。この気泡Ｂは、成形層１を硬化して得た
ＦＲＰ製品の強度を著しく低下する原因となることから
、硬化前に完全に除去する必要がある。 従来、気泡Ｂの脱泡は、硬化前の成形層１の表面１ａを
ローラ又は刷毛等の押圧具３で押圧し、層内１ｂの気泡
Ｂを表面１ａの外に導き出す方法が一般に行なわれてい
る。
エステル樹脂等の樹脂Ｒとガラス繊維等のＩＩＭＦとか
らなり、ハンドレアツブ成形法又はスプレーアップ成形
法等で任意形状の形成型２の上に成形されるものである
。ところで、成形層１は、成形の際に、層内１ｂに気泡
Ｂを噛み込む。この気泡Ｂは、成形層１を硬化して得た
ＦＲＰ製品の強度を著しく低下する原因となることから
、硬化前に完全に除去する必要がある。 従来、気泡Ｂの脱泡は、硬化前の成形層１の表面１ａを
ローラ又は刷毛等の押圧具３で押圧し、層内１ｂの気泡
Ｂを表面１ａの外に導き出す方法が一般に行なわれてい
る。
ところで、前記成形層１を構成する多数本の繊ＭＦは、
押圧具３で押圧されているときには抑圧変形して層厚み
を薄クシ、逆に押圧具３の押圧が解除されたときには弾
性力で元の状態に反発変形して層厚みを回復する。その
ため、押圧具３の押圧で成形層１の表面１ａに一旦押し
出された気泡Ｂは、繊ＩＦの反発変形で層厚みが回復す
る際に、層内１ｂに吸引されて残留することがある。こ
の様に、従来の脱泡方法では、気泡Ｂの充分な脱泡がで
きない問題点があった。 本発明は、上記問題点を解決するために、簡単な手段に
て充分な脱泡ができるＦＲＰ成形時の脱泡方法の提供を
目的とする。 ［３１題を解決するための手段］ 本発明に係るＦＲＰ成形時の脱泡方法（以下、「本発明
方法」という）が採用した手段は、樹脂と繊維からなる
硬化前の成形層を押圧具で押圧して成形層中の気泡を脱
泡するＦＲＰ成形時の！８２泡方法において、前記成形
層の表面を非通気性のシートで被覆すると共に、このシ
ートを介して成形層を前記押圧具で押圧しつつ脱泡すべ
き気泡をシート被覆終端から外部へ排出することである
。
押圧具３で押圧されているときには抑圧変形して層厚み
を薄クシ、逆に押圧具３の押圧が解除されたときには弾
性力で元の状態に反発変形して層厚みを回復する。その
ため、押圧具３の押圧で成形層１の表面１ａに一旦押し
出された気泡Ｂは、繊ＩＦの反発変形で層厚みが回復す
る際に、層内１ｂに吸引されて残留することがある。こ
の様に、従来の脱泡方法では、気泡Ｂの充分な脱泡がで
きない問題点があった。 本発明は、上記問題点を解決するために、簡単な手段に
て充分な脱泡ができるＦＲＰ成形時の脱泡方法の提供を
目的とする。 ［３１題を解決するための手段］ 本発明に係るＦＲＰ成形時の脱泡方法（以下、「本発明
方法」という）が採用した手段は、樹脂と繊維からなる
硬化前の成形層を押圧具で押圧して成形層中の気泡を脱
泡するＦＲＰ成形時の！８２泡方法において、前記成形
層の表面を非通気性のシートで被覆すると共に、このシ
ートを介して成形層を前記押圧具で押圧しつつ脱泡すべ
き気泡をシート被覆終端から外部へ排出することである
。
【作 用１
成形層に内在する気泡は、シートを介する押圧具の押圧
でシート被覆終端から外部へ排出される。 成形層は、非通気性のシートで被覆しであるので外気と
遮断されている。そのため、成形層は、押圧具の抑圧解
除に伴ないＩＩＡＭの弾性力で層内が減圧状態となって
も、層内に外気を気泡として吸引することはなく、気泡
の無いものとなる。 １実施例］ 以下、本発明方法を第１図及び第２図に示す実施例に基
づいて説明する。 本発明方法の改良点は、成形層１の表面１ａを非通気性
のシート４で被覆すると共に、このシート４を介して成
形層１をローラ又は刷毛等の押圧具３で押圧しつつ脱泡
すべき気泡Ｂをシート被覆終端Ｅから外部へ排出するこ
とである。 成形Ｉｉ１は、従来と同様に、不飽和ポリエステル樹脂
等の樹脂ＲとガラスｌＩＮ等の繊維Ｆとからなり、浴槽
形成用等の任意形状の成形型２の上にハンドレアツブ成
形法又はスプレーアップ成形法等で成形される。 脱泡の手順は、成形層１の表面１ａをシート巻出し具５
から巻出したシート ４で適宜長さ被覆し、シート ４
のシート被覆終端寄り領域４ｅを押圧具３で押圧しつつ
該押圧具３をシート被覆終端Ｅに向って移動し、成形５
１１１に内在する気泡Ｂをシート被覆終端Ｅへ導き出し
外部へ排出する。この押圧具３の押圧移動を適宜回数行
なうことによりシート被覆終端寄り領域４ｅに面する層
中１ｂの脱泡が完了したならば、シート ４の被覆を適
宜長さ進行させ且つ新に形成したシート被覆終端寄り領
域４ｅで押圧具３の押圧移動を適宜回数行って脱泡する
作業を順次繰返し、成形層１の全域に亘って脱泡を行な
う。脱泡作業中の成形層１は、被覆したシート４で外気
と遮断されているため、押圧具３の抑圧解除に伴ない繊
１１Ｆの弾性力で層内１ｂが減圧状態となっても、層内
１ｂに外気を気泡としで吸引することがない。また、押
圧具３の押圧移動を複数回行なうときには、最初の押圧
移動で層内１ｂが減圧状態となっているため、最初の押
圧移動で脱泡できずに層内１ｂに残留している気泡Ｂが
膨張拡大し、この膨張拡大した気泡Ｂを後で行なう押圧
具３の押圧移動操作でシート被覆終端寄り領域４ｅへ容
易に押出すことができる。前記シート４は、成形１１１
のゲル化の途中又は完全硬化後に成形層１から剥離され
るか、成形層１に接着したままの状態で硬化した成形Ｍ
１と一体となる。シート４は、残留気泡の有無の確認の
ため透明なプラスチックフィルムを用いることが好まし
く、剥離する場合には離型処理したものが用いられ、成
形層１の形状がｉ＊な場合には成形層１との馴染みを良
くするために軟質で薄肉のものが用いられる。またシー
ト４は、連続状のもの以外に、適宜寸法にカットしたカ
ット状のもを用いることも可能である。 【発明の効果】 以上詳述の如（、本発明方法は、成形層の表面を非通気
性のシートで被覆して押圧具で押圧する極めて簡単な操
作でできるため、作業コストを増大させることなく充分
な脱泡を行なうことができる優れた効果を有する。
でシート被覆終端から外部へ排出される。 成形層は、非通気性のシートで被覆しであるので外気と
遮断されている。そのため、成形層は、押圧具の抑圧解
除に伴ないＩＩＡＭの弾性力で層内が減圧状態となって
も、層内に外気を気泡として吸引することはなく、気泡
の無いものとなる。 １実施例］ 以下、本発明方法を第１図及び第２図に示す実施例に基
づいて説明する。 本発明方法の改良点は、成形層１の表面１ａを非通気性
のシート４で被覆すると共に、このシート４を介して成
形層１をローラ又は刷毛等の押圧具３で押圧しつつ脱泡
すべき気泡Ｂをシート被覆終端Ｅから外部へ排出するこ
とである。 成形Ｉｉ１は、従来と同様に、不飽和ポリエステル樹脂
等の樹脂ＲとガラスｌＩＮ等の繊維Ｆとからなり、浴槽
形成用等の任意形状の成形型２の上にハンドレアツブ成
形法又はスプレーアップ成形法等で成形される。 脱泡の手順は、成形層１の表面１ａをシート巻出し具５
から巻出したシート ４で適宜長さ被覆し、シート ４
のシート被覆終端寄り領域４ｅを押圧具３で押圧しつつ
該押圧具３をシート被覆終端Ｅに向って移動し、成形５
１１１に内在する気泡Ｂをシート被覆終端Ｅへ導き出し
外部へ排出する。この押圧具３の押圧移動を適宜回数行
なうことによりシート被覆終端寄り領域４ｅに面する層
中１ｂの脱泡が完了したならば、シート ４の被覆を適
宜長さ進行させ且つ新に形成したシート被覆終端寄り領
域４ｅで押圧具３の押圧移動を適宜回数行って脱泡する
作業を順次繰返し、成形層１の全域に亘って脱泡を行な
う。脱泡作業中の成形層１は、被覆したシート４で外気
と遮断されているため、押圧具３の抑圧解除に伴ない繊
１１Ｆの弾性力で層内１ｂが減圧状態となっても、層内
１ｂに外気を気泡としで吸引することがない。また、押
圧具３の押圧移動を複数回行なうときには、最初の押圧
移動で層内１ｂが減圧状態となっているため、最初の押
圧移動で脱泡できずに層内１ｂに残留している気泡Ｂが
膨張拡大し、この膨張拡大した気泡Ｂを後で行なう押圧
具３の押圧移動操作でシート被覆終端寄り領域４ｅへ容
易に押出すことができる。前記シート４は、成形１１１
のゲル化の途中又は完全硬化後に成形層１から剥離され
るか、成形層１に接着したままの状態で硬化した成形Ｍ
１と一体となる。シート４は、残留気泡の有無の確認の
ため透明なプラスチックフィルムを用いることが好まし
く、剥離する場合には離型処理したものが用いられ、成
形層１の形状がｉ＊な場合には成形層１との馴染みを良
くするために軟質で薄肉のものが用いられる。またシー
ト４は、連続状のもの以外に、適宜寸法にカットしたカ
ット状のもを用いることも可能である。 【発明の効果】 以上詳述の如（、本発明方法は、成形層の表面を非通気
性のシートで被覆して押圧具で押圧する極めて簡単な操
作でできるため、作業コストを増大させることなく充分
な脱泡を行なうことができる優れた効果を有する。
第１図及び第２図は本発明方法の実施例を示ずものであ
って、第１図は全体の正面断面図、第２図は要部の拡大
断面図である。 第３図及び第４図は従来の脱泡方法を示すものであって
、第３図は全体の正面断面図、第４図は要部の拡大断面
図である。 １・・・成形Ｈ３・・・押圧具 ４・・・シート Ｒ・・・樹脂Ｆ０１．繊１
７１ Ｂ・・・気泡Ｅ・・・シート被覆
終端 特許出願人 株式会社イナックス 代 理 人 弁理士 内１）敏彦 第４図
って、第１図は全体の正面断面図、第２図は要部の拡大
断面図である。 第３図及び第４図は従来の脱泡方法を示すものであって
、第３図は全体の正面断面図、第４図は要部の拡大断面
図である。 １・・・成形Ｈ３・・・押圧具 ４・・・シート Ｒ・・・樹脂Ｆ０１．繊１
７１ Ｂ・・・気泡Ｅ・・・シート被覆
終端 特許出願人 株式会社イナックス 代 理 人 弁理士 内１）敏彦 第４図
Claims (1)
- １、樹脂と繊維からなる硬化前の成形層を押圧具で押圧
して成形層中の気泡を脱泡するＦＲＰ成形時の脱泡方法
において、前記成形層の表面を非通気性のシートで被覆
すると共に、このシートを介して成形層を前記押圧具で
押圧しつつ脱泡すべき気泡をシート被覆終端から外部へ
排出することを特徴とするＦＲＰ成形時の脱泡方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163399A JPH0453732A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | Ｆｒｐ成形時の脱泡方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163399A JPH0453732A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | Ｆｒｐ成形時の脱泡方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0453732A true JPH0453732A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15773158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2163399A Pending JPH0453732A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | Ｆｒｐ成形時の脱泡方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453732A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168279A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Sowa Chemical Industrial Co Ltd | 被覆層構造体の施工方法及び被覆層構造体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59174319A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-02 | Hiroshimaken | 両面滑らかなエフ・ア−ル・ピ−成形体の製造方法およびフイルム密着具 |
| JPS61219631A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Achilles Corp | 模様パネルの製造方法 |
| JPS62267106A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-19 | Agency Of Ind Science & Technol | 複合材料の成形加工方法 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2163399A patent/JPH0453732A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59174319A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-02 | Hiroshimaken | 両面滑らかなエフ・ア−ル・ピ−成形体の製造方法およびフイルム密着具 |
| JPS61219631A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Achilles Corp | 模様パネルの製造方法 |
| JPS62267106A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-19 | Agency Of Ind Science & Technol | 複合材料の成形加工方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168279A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Sowa Chemical Industrial Co Ltd | 被覆層構造体の施工方法及び被覆層構造体 |
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