JPH0453537A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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- JPH0453537A JPH0453537A JP2159805A JP15980590A JPH0453537A JP H0453537 A JPH0453537 A JP H0453537A JP 2159805 A JP2159805 A JP 2159805A JP 15980590 A JP15980590 A JP 15980590A JP H0453537 A JPH0453537 A JP H0453537A
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- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 3
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、X線源から被検体を透過したX線をイメージ
インテンシイファイヤにより光学像に変換し該光学像を
TV右カメラ画像入力しTVモニタに透視像を表示する
X線診断装置に関する。
インテンシイファイヤにより光学像に変換し該光学像を
TV右カメラ画像入力しTVモニタに透視像を表示する
X線診断装置に関する。
(従来の技術)
X線診断装置において、特に被検体の血管造影撮影にあ
っては、例えばCアーム型の保持装置を一般に用いてい
る。この保持装置は、C字状をなすCアームの一端にX
線管を配置し、該Cアームの他端に前記X線源から被検
体を透過したX線を光学像に変換するための光像変換手
段としてのイメージインテンシイファイヤ(以下1.1
. と略称する。)を前記X線源に対向配置したもの
である。なおCアーム以外に、U字状をなすUアーム型
の保持装置も用いられることもある。
っては、例えばCアーム型の保持装置を一般に用いてい
る。この保持装置は、C字状をなすCアームの一端にX
線管を配置し、該Cアームの他端に前記X線源から被検
体を透過したX線を光学像に変換するための光像変換手
段としてのイメージインテンシイファイヤ(以下1.1
. と略称する。)を前記X線源に対向配置したもの
である。なおCアーム以外に、U字状をなすUアーム型
の保持装置も用いられることもある。
また被検体の血管造影撮影を行なうにあたって、該被検
体の透視部位(あるいは撮影部位)に保持装置のCアー
ム両端に設けられたX線管、1.I。
体の透視部位(あるいは撮影部位)に保持装置のCアー
ム両端に設けられたX線管、1.I。
を適切に角度設定する必要がある。
被検体の血管造影撮影においては、相互に直交する第1
軸(X軸1頭部及び下肢方向を示す体軸)、第2軸(Y
軸1体軸に直交し肩幅方向を示す軸)、第3軸CZ輪、
体軸に直交しアイソセンターを通る垂直軸)のうち、Z
軸を基準とし他の2つの軸で角度付けしている。すなわ
ちX軸を中心として前記保持装置のCアームを、装置の
機械的角度としてCアーム主回転角度βだけ設定し、Y
軸を中心としてCアームスライド角度αだけ設定してい
る。これらの角度設定は角度設定制御部により行ない、
これにより任意の撮影角度を記憶し、該撮影角度を読み
出して一定の撮影方向の再現させている。
軸(X軸1頭部及び下肢方向を示す体軸)、第2軸(Y
軸1体軸に直交し肩幅方向を示す軸)、第3軸CZ輪、
体軸に直交しアイソセンターを通る垂直軸)のうち、Z
軸を基準とし他の2つの軸で角度付けしている。すなわ
ちX軸を中心として前記保持装置のCアームを、装置の
機械的角度としてCアーム主回転角度βだけ設定し、Y
軸を中心としてCアームスライド角度αだけ設定してい
る。これらの角度設定は角度設定制御部により行ない、
これにより任意の撮影角度を記憶し、該撮影角度を読み
出して一定の撮影方向の再現させている。
一方、前記Cアームスライド角度α、Cアーム主回転角
度βなどの保持装置の角度とは、別に診断学上で定義さ
れた臨床角がある。この臨床角は、次のように定義され
ている。
度βなどの保持装置の角度とは、別に診断学上で定義さ
れた臨床角がある。この臨床角は、次のように定義され
ている。
θ−LAO/RAO
η−CRAN I AL/CAUDALここでLAO,
RAOは、前記Cアーム主回転角度βに相当するもので
あり、LAOは左方向への回転角度であり、RAOは右
方向への回転角度である。またCRANIAL (以下
、C「という。)、CAUDAL <以下、Cdとイウ
。)は、Cアームスライド角度αに相当するものであり
、Crは頭部方向への回転角度であり、Cdは下肢方向
への回転角度である。
RAOは、前記Cアーム主回転角度βに相当するもので
あり、LAOは左方向への回転角度であり、RAOは右
方向への回転角度である。またCRANIAL (以下
、C「という。)、CAUDAL <以下、Cdとイウ
。)は、Cアームスライド角度αに相当するものであり
、Crは頭部方向への回転角度であり、Cdは下肢方向
への回転角度である。
このように臨床角と装置の角度が一致した状態で角度を
デイスプレィ表示した際には、Cアームスライド角度が
そのまま臨床角のCr/Cd角度として、またCアーム
主回転角度がRAO/LAO角度として表示される。
デイスプレィ表示した際には、Cアームスライド角度が
そのまま臨床角のCr/Cd角度として、またCアーム
主回転角度がRAO/LAO角度として表示される。
一方、最近では前記X軸、Y軸に加えて、Z軸回りの回
転を伴った3軸制御を行なう保持装置を用いて迅速に被
検体の最適位置に角度設定し、例えば血管の追跡を容易
ならしめることができるようになってきた。
転を伴った3軸制御を行なう保持装置を用いて迅速に被
検体の最適位置に角度設定し、例えば血管の追跡を容易
ならしめることができるようになってきた。
第4図はこの種のX線診断装置の一例を示す概略構成図
である。このX線診断装置において、保持装置1は、天
井2に取り付けられた支柱部3の先端部3aの右側面に
Cアーム4が取り付けられ、このCアーム4の下端にX
線管5が配置され、かつ上端に前記X線管45に対向す
る如く1.1.6が配置されている。また天板7に載置
された被検体8は、前記X線管5と1. 1.6に挟ま
れる如く配置されている。さらに前記保持装置1は、図
示しないCアーム回転機構部によりCアームスライド角
度α、Cアーム主回転角度β。
である。このX線診断装置において、保持装置1は、天
井2に取り付けられた支柱部3の先端部3aの右側面に
Cアーム4が取り付けられ、このCアーム4の下端にX
線管5が配置され、かつ上端に前記X線管45に対向す
る如く1.1.6が配置されている。また天板7に載置
された被検体8は、前記X線管5と1. 1.6に挟ま
れる如く配置されている。さらに前記保持装置1は、図
示しないCアーム回転機構部によりCアームスライド角
度α、Cアーム主回転角度β。
Z軸回転角度γを設定されるようになされている。
ここで前記Z軸回転角度γを零とし、被検体8の頭部、
腹部に設定する。すなわち第4図において、X線管5.
I、1.6の位置であれば、第5図に示すようにCアー
ムスライド角度α1が臨床角のCr/Cd角度、Cアー
ム主回転角度β、がRAO/LAO角度と一致する。
腹部に設定する。すなわち第4図において、X線管5.
I、1.6の位置であれば、第5図に示すようにCアー
ムスライド角度α1が臨床角のCr/Cd角度、Cアー
ム主回転角度β、がRAO/LAO角度と一致する。
(発明が解決しようとする課題)
然し乍ら、前記Z軸を中心に回転し2軸回転角度γを9
0度とし、被検体8の下肢に設定する。すなわち第4図
において、X線管5a。
0度とし、被検体8の下肢に設定する。すなわち第4図
において、X線管5a。
I、1.6aの位置に角度設定すると、これに伴って装
置のCアームスライド角度のためのX軸及びCアーム主
回転角度のためのY軸も90度回転することになる。す
なわち自由度が1つ多いため、第6図に示すようにCア
ームスライド角度α、が臨床角のCr / Cd角度に
一致しなくなり、またCアーム主回転角度β、がRAO
/LAO角度に一致しなくなる。さらにこの不正確な臨
床角をメモリなどに記憶しているが、再撮影時に前記メ
モリからの該臨床角を用いても一定の撮影方向に再現で
きない。このため正確な角度設定の再現にかなりの時間
を要し、操作者の操作負担になっていた。また前記Z軸
を中心とする回転角度γによる画像の回転に伴なって、
TV左カメラ回転すれば、前記画像を補正できるが、シ
ネカメラも同時に取り付けている場合には、このシネカ
メラを回転させるための機構が複雑になってしまう。
置のCアームスライド角度のためのX軸及びCアーム主
回転角度のためのY軸も90度回転することになる。す
なわち自由度が1つ多いため、第6図に示すようにCア
ームスライド角度α、が臨床角のCr / Cd角度に
一致しなくなり、またCアーム主回転角度β、がRAO
/LAO角度に一致しなくなる。さらにこの不正確な臨
床角をメモリなどに記憶しているが、再撮影時に前記メ
モリからの該臨床角を用いても一定の撮影方向に再現で
きない。このため正確な角度設定の再現にかなりの時間
を要し、操作者の操作負担になっていた。また前記Z軸
を中心とする回転角度γによる画像の回転に伴なって、
TV左カメラ回転すれば、前記画像を補正できるが、シ
ネカメラも同時に取り付けている場合には、このシネカ
メラを回転させるための機構が複雑になってしまう。
そこで本発明の目的は、相互に直交する3軸を中心に保
持装置を回転しても、迅速に角度を再現でき、これによ
り検査時間を短縮して一定の撮影方向での画像データの
再現性を改善でき、操作者の操作負担を軽減し得るX線
診断装置を提供することにある。
持装置を回転しても、迅速に角度を再現でき、これによ
り検査時間を短縮して一定の撮影方向での画像データの
再現性を改善でき、操作者の操作負担を軽減し得るX線
診断装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決する為の手段)
本発明は上記の課題を解決し目的を達成する為に次のよ
うな手段を講じた。すなわち本発明は、一端にX線源を
配置し他端に前記X線源から被検体を透過したX線を光
学像に変換するための光像変換手段を前記X線源に対向
配置してなる保持装置を、相互に直交する第1軸乃至第
3軸を中心に回転可能とする手段を備えたX線診断装置
において、前記保持装置の各軸に対する回転角度を検出
する検出手段と、該検出手段で検出した各軸の回転角度
を用いて診断学上で定義された臨床角の算出、該臨床角
のメモリへの書込み、再撮影時にメモリから臨床角の読
出し及び前記第3軸に対する回転角度の零設定を行なう
手段を具備したことを特徴とする。
うな手段を講じた。すなわち本発明は、一端にX線源を
配置し他端に前記X線源から被検体を透過したX線を光
学像に変換するための光像変換手段を前記X線源に対向
配置してなる保持装置を、相互に直交する第1軸乃至第
3軸を中心に回転可能とする手段を備えたX線診断装置
において、前記保持装置の各軸に対する回転角度を検出
する検出手段と、該検出手段で検出した各軸の回転角度
を用いて診断学上で定義された臨床角の算出、該臨床角
のメモリへの書込み、再撮影時にメモリから臨床角の読
出し及び前記第3軸に対する回転角度の零設定を行なう
手段を具備したことを特徴とする。
(作用)
このような手段を講じたことにより、次のような作用を
呈する。保持装置を第3軸を中心に回転させである撮影
方向を決定しても、その臨床角をメモリに記憶し、該メ
モリから該臨床角を再現する際には、前記第3軸に対す
る保持装置の回転角度を強制的に零にさせ、保持装置を
第1軸及び第2軸を中心に回転させて臨床角を角度付け
する。
呈する。保持装置を第3軸を中心に回転させである撮影
方向を決定しても、その臨床角をメモリに記憶し、該メ
モリから該臨床角を再現する際には、前記第3軸に対す
る保持装置の回転角度を強制的に零にさせ、保持装置を
第1軸及び第2軸を中心に回転させて臨床角を角度付け
する。
これによりある臨床角に対して一義的に保持装置の機械
的角度が決定され、迅速に角度を再現でき、検査時間を
短縮して一定の撮影方向での画像データの再現性を改善
でき、操作者の操作負担を軽減できる。
的角度が決定され、迅速に角度を再現でき、検査時間を
短縮して一定の撮影方向での画像データの再現性を改善
でき、操作者の操作負担を軽減できる。
(実施例)
以下、本発明に係るX線診断装置の一実施例を説明する
。第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例を示す
概略構成図、第2図は前記第1図に示す装置を制御する
ための制御ブロック図である。
。第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例を示す
概略構成図、第2図は前記第1図に示す装置を制御する
ための制御ブロック図である。
第1図において、前記X線診断装置は、保持装置1は、
天井2に取り付けられた支柱部3の先端部3aの右側面
にCアーム4が取り付けられ、このCアーム4の下端に
X線管5が配置され、かつ上端に前記X線管45に対向
する如<1.L6が配置されている。天板7に載置され
た被検体8は、前記X線管5と1.1.6に挟まれる如
く配置されている。前記保持装置1は、アームスライド
角度α、Cアーム主回転角度β、Z軸回転角度γを設定
されるようになされている。またZ軸を中心とする回転
は、前記天井2に設けられた図示しないX方向、Y方向
に走行可能な天井レールと、前記支柱部3との回転によ
り行なえるようになされている。
天井2に取り付けられた支柱部3の先端部3aの右側面
にCアーム4が取り付けられ、このCアーム4の下端に
X線管5が配置され、かつ上端に前記X線管45に対向
する如<1.L6が配置されている。天板7に載置され
た被検体8は、前記X線管5と1.1.6に挟まれる如
く配置されている。前記保持装置1は、アームスライド
角度α、Cアーム主回転角度β、Z軸回転角度γを設定
されるようになされている。またZ軸を中心とする回転
は、前記天井2に設けられた図示しないX方向、Y方向
に走行可能な天井レールと、前記支柱部3との回転によ
り行なえるようになされている。
また装置は、前記1.16から出力される光学像を電気
信号に変換する図示しないTV左カメラ、このTV左カ
メラら出力される電気信号に変換された透視像を表示す
る図示しないTVモニタを備えている。
信号に変換する図示しないTV左カメラ、このTV左カ
メラら出力される電気信号に変換された透視像を表示す
る図示しないTVモニタを備えている。
さらに前記X線診断装置は、第2図に示すような装置を
備えている。Cアーム回転機構部10は、前記保持装置
1に設けられたCアーム4を相互に直交するY軸、Y軸
、Z軸の3軸を中心に回転し被検体8の所望位置に3つ
の角度α、β、γを設定する。α角度検出センサー11
.β角度検出センサー12.γ角度検出センサー13は
、例えばポテンショメータなどであり、それぞれCアー
ムスライド角度α、Cアーム主回転角度β、支柱(Z軸
回り)の回転角度γを検出し、これらの角度α、β、γ
をアナログマルチプレクサ14に供給する。アナログマ
ルチプレクサ14は角度α。
備えている。Cアーム回転機構部10は、前記保持装置
1に設けられたCアーム4を相互に直交するY軸、Y軸
、Z軸の3軸を中心に回転し被検体8の所望位置に3つ
の角度α、β、γを設定する。α角度検出センサー11
.β角度検出センサー12.γ角度検出センサー13は
、例えばポテンショメータなどであり、それぞれCアー
ムスライド角度α、Cアーム主回転角度β、支柱(Z軸
回り)の回転角度γを検出し、これらの角度α、β、γ
をアナログマルチプレクサ14に供給する。アナログマ
ルチプレクサ14は角度α。
β、γを後述するC 、P U 16からの制御信号に
より複合し、これらアナログ態様の角度α、β、γをデ
ィジタル信号に変換するためのA/D 15に供給する
。
より複合し、これらアナログ態様の角度α、β、γをデ
ィジタル信号に変換するためのA/D 15に供給する
。
CPU16は、A/D 15から出力されるディジタル
態様の角度α、β、γを用いて、臨床角すなわち表示の
ためのLAO/RAO角度θ。
態様の角度α、β、γを用いて、臨床角すなわち表示の
ためのLAO/RAO角度θ。
Cr / Cd角度ηを次式により演算する。
LAO/RAO角度θ
−are tan b/ 1− (a2+b2)
−(1)Cr / Cd角度η −arc sin a
−(2)am= stn 2α+co
s 2a ・stn 2 β・cos (γ+arc
tan (sinβ/lanα))・・・ (3) b−sin 2 α+CO82α ・Sin 2 β
・sin (γ+arctan (stnβ/l
anα))・・・ (4) 第3図は前記LAO/RAO角度θ及びCr / Cd
角度ηの求め方を説明するための図で、第3図(a)は
斜視図、第3図(b)は上面図である。
−(1)Cr / Cd角度η −arc sin a
−(2)am= stn 2α+co
s 2a ・stn 2 β・cos (γ+arc
tan (sinβ/lanα))・・・ (3) b−sin 2 α+CO82α ・Sin 2 β
・sin (γ+arctan (stnβ/l
anα))・・・ (4) 第3図は前記LAO/RAO角度θ及びCr / Cd
角度ηの求め方を説明するための図で、第3図(a)は
斜視図、第3図(b)は上面図である。
メモリ17は、8ビット程度のCPU16を使用する場
合に、予め取り得る角度α、β、γに対して、上記計算
式で求めた臨床角θ及び臨床角ηをテーブル(表)に記
憶しておくものである。
合に、予め取り得る角度α、β、γに対して、上記計算
式で求めた臨床角θ及び臨床角ηをテーブル(表)に記
憶しておくものである。
CPU16は、前記メモリ17への臨床角の書き込み及
び読み出し制御を行ない、読み出した臨床角を出力する
のためのアウトプットポート18に与える。
び読み出し制御を行ない、読み出した臨床角を出力する
のためのアウトプットポート18に与える。
インプットポート27は、メモリセーブボタン25から
出力される臨床角のメモリ17へのセーブを指令するた
めの指令信号と、ポジション選択キー26から出力され
る撮影位置のための角度設定データとを前記CPU16
に供給する。
出力される臨床角のメモリ17へのセーブを指令するた
めの指令信号と、ポジション選択キー26から出力され
る撮影位置のための角度設定データとを前記CPU16
に供給する。
スライドモータ制御回路21は前記アウトプットポート
18から出力されるスライド角度αに応じてモータ31
を回転させる。主回転モータ制御回路22は前記アウト
プットポート18から出力される主回転角度βに応じて
モータ32を回転させる。支柱回転モータ制御回路23
は前記アウトプットポート18から出力される2軸回転
角度γに応じてモータ33を回転させる。
18から出力されるスライド角度αに応じてモータ31
を回転させる。主回転モータ制御回路22は前記アウト
プットポート18から出力される主回転角度βに応じて
モータ32を回転させる。支柱回転モータ制御回路23
は前記アウトプットポート18から出力される2軸回転
角度γに応じてモータ33を回転させる。
次にこのように構成された装置の動作を前記図面を参照
して説明する。まず、Z軸を中心とする回転がな0場合
について説明する。すなわちこの場合には、スライド角
度αは、臨床角のCr / Cdに一致し、また主回転
角度βは臨床角のRAO/LAOに一致する。したがっ
て、CPU16によりある臨床角がメモリ17に記憶さ
れ、前記CPU16によりこのメモリ17から前記臨床
角は読み出されアウトプットポート18を介してモータ
制御回路21〜23に出力される。
して説明する。まず、Z軸を中心とする回転がな0場合
について説明する。すなわちこの場合には、スライド角
度αは、臨床角のCr / Cdに一致し、また主回転
角度βは臨床角のRAO/LAOに一致する。したがっ
て、CPU16によりある臨床角がメモリ17に記憶さ
れ、前記CPU16によりこのメモリ17から前記臨床
角は読み出されアウトプットポート18を介してモータ
制御回路21〜23に出力される。
かくしてモータ制御回路21〜23により前記機械的角
度α、βに一致した臨床角に応じてモータ31〜33が
回転され、Cアーム4が所定の撮影位置に角度設定され
る。
度α、βに一致した臨床角に応じてモータ31〜33が
回転され、Cアーム4が所定の撮影位置に角度設定され
る。
次に2軸を中心とする回転がある場合について説明する
。まず、ポジション選択キー26を用いて、撮影位置を
例えば角度α−30度、β−30度、γ−10度に設定
する。なお角度の設定は、前記値に限定されるものでは
なくその他の値であっても良い。そして前記角度を指令
する指令信号がインプットボート27を介して前記CP
U16に出力される。このCPU16から前記指令信号
に応じた制御信号がCアーム回転機構部10に与えられ
る。モしてCアーム回転機構部10によりCアーム4は
、X軸、Y軸、Z軸の3軸を中心に回転され、被検体8
の所望位置に3つの角度α。
。まず、ポジション選択キー26を用いて、撮影位置を
例えば角度α−30度、β−30度、γ−10度に設定
する。なお角度の設定は、前記値に限定されるものでは
なくその他の値であっても良い。そして前記角度を指令
する指令信号がインプットボート27を介して前記CP
U16に出力される。このCPU16から前記指令信号
に応じた制御信号がCアーム回転機構部10に与えられ
る。モしてCアーム回転機構部10によりCアーム4は
、X軸、Y軸、Z軸の3軸を中心に回転され、被検体8
の所望位置に3つの角度α。
β、γが設定される。そうすると、α角度検出センサー
11.β角度検出センサー12.γ角度検出センサー1
3により、それぞれCアームスライド角度α、Cアーム
主回転角度β、Z軸回転角度γが検出され、角度α、β
、γはアナログマルチプレクサ14を介してA/D15
によりディジタル信号に変換される。
11.β角度検出センサー12.γ角度検出センサー1
3により、それぞれCアームスライド角度α、Cアーム
主回転角度β、Z軸回転角度γが検出され、角度α、β
、γはアナログマルチプレクサ14を介してA/D15
によりディジタル信号に変換される。
そしてLAO/RAO角度θ、Cr/Cd角度ηは角度
力D15から出力される角度α、β、γの関数として、
CPU16により前記式(1)乃至(4)に示す計算式
により演算される。
力D15から出力される角度α、β、γの関数として、
CPU16により前記式(1)乃至(4)に示す計算式
により演算される。
これらLAO/RAO角度θ、Cr/Cd角度ηの角度
力を第3図(a)(b)を用いて説明する。まず、第3
図(a)に示すように振幅1と仮定しCr方向に角度β
だけ回転させる。しかるのちLAO方向に角度αだけ回
転させると、第3図(b)に示す如く水平成分sinα
、垂直成分eO8α・sinβを得、振幅pはsin
2a+cos 2a 争stn 2βとなる。さらに前
記振幅pをZ軸を中心に角度γたけ回転させると、水平
成分aは前記式(3)となり、垂直成分すは前記式(4
)となる。
力を第3図(a)(b)を用いて説明する。まず、第3
図(a)に示すように振幅1と仮定しCr方向に角度β
だけ回転させる。しかるのちLAO方向に角度αだけ回
転させると、第3図(b)に示す如く水平成分sinα
、垂直成分eO8α・sinβを得、振幅pはsin
2a+cos 2a 争stn 2βとなる。さらに前
記振幅pをZ軸を中心に角度γたけ回転させると、水平
成分aは前記式(3)となり、垂直成分すは前記式(4
)となる。
このようにしてLAO/RAO角度θは、34.3度と
求められ、またC r / Cd角度ηは、24.7度
と求められる。
求められ、またC r / Cd角度ηは、24.7度
と求められる。
そしてメモリセーブボタン25を押圧すると、セーブを
指令する指令信号がインプットポート27を介して、C
PU16に入力する。そうすると、CPU16によりこ
れら臨床角はメモリ17に書き込まれる。
指令する指令信号がインプットポート27を介して、C
PU16に入力する。そうすると、CPU16によりこ
れら臨床角はメモリ17に書き込まれる。
一方、再撮影時には、図示しない再設定ボタンを押圧す
ると、角度の再設定を指令する指令信号がインプットポ
ート27を介して、CPU16に入力する。そうすると
、Cアームに対するZ軸の回転角度γを零とすべき指令
信号がCPU16からCアーム回転機構部10に与えら
れるので、これによりα−34,3度、β−24,7度
、γ−〇度の位置にCアーム4が設定される。
ると、角度の再設定を指令する指令信号がインプットポ
ート27を介して、CPU16に入力する。そうすると
、Cアームに対するZ軸の回転角度γを零とすべき指令
信号がCPU16からCアーム回転機構部10に与えら
れるので、これによりα−34,3度、β−24,7度
、γ−〇度の位置にCアーム4が設定される。
また前記CPU16により臨床角がメモリ17から読み
出され、さらにメモリ17から読み出されたLAO/R
AO角度θ及びCr / Cd角度ηは、アウトプット
ポート18を介してモータ制御回路21〜23に出力さ
れる。かくしてモータ制御回路21〜23によりモータ
31〜33は、前記臨床角に応じて回転される。
出され、さらにメモリ17から読み出されたLAO/R
AO角度θ及びCr / Cd角度ηは、アウトプット
ポート18を介してモータ制御回路21〜23に出力さ
れる。かくしてモータ制御回路21〜23によりモータ
31〜33は、前記臨床角に応じて回転される。
このように本実施例によれば、Cアーム4をZ軸を中心
に回転させである撮影方向を決定しても、その臨床角を
メモリ17に記憶し、該メモリ17から該臨床角を再現
する際には、前記Z軸に対するCアーム4の回転角度を
強制的に零にさせ、Cアーム4を他のX軸、Y軸を中心
に回転させて臨床角を角度付けする。これによりある臨
床角に対して一義的にCアーム4の機械的角度が決定さ
れるので、迅速に角度を再現できる。その結果として、
検査時間を短縮でき、操作者の操作負担を軽減すること
ができる。
に回転させである撮影方向を決定しても、その臨床角を
メモリ17に記憶し、該メモリ17から該臨床角を再現
する際には、前記Z軸に対するCアーム4の回転角度を
強制的に零にさせ、Cアーム4を他のX軸、Y軸を中心
に回転させて臨床角を角度付けする。これによりある臨
床角に対して一義的にCアーム4の機械的角度が決定さ
れるので、迅速に角度を再現できる。その結果として、
検査時間を短縮でき、操作者の操作負担を軽減すること
ができる。
また検査中の最中に血管を追いかけていくために、有効
なZ軸回りの回転を設定した場合であっても、常に被検
体8に対していずれの方向でX線を曝射しているのか、
臨床角で正確に表示するので、操作者は診断画像の撮影
方向を認識できる。
なZ軸回りの回転を設定した場合であっても、常に被検
体8に対していずれの方向でX線を曝射しているのか、
臨床角で正確に表示するので、操作者は診断画像の撮影
方向を認識できる。
これにより、必ず臨床角に対して一義的に決定されたC
アーム4の位置関係を得ることができるので、一定の撮
影方向で何回でも回転が生じていない画像が得られ、画
像データの再現性を改善でき、しかも診断の精度を向上
できる。
アーム4の位置関係を得ることができるので、一定の撮
影方向で何回でも回転が生じていない画像が得られ、画
像データの再現性を改善でき、しかも診断の精度を向上
できる。
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。上述した実施例では、Cアームを用いた保持装置につ
いて説明したが、例えばUアームを用いた装置であって
も良く、その他の形状であっても良い。また前記実施例
では、Z軸を中心としてZ軸回転角度を90度としたが
、これ以外の角度を設定するようにしても良い。このほ
か本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
。上述した実施例では、Cアームを用いた保持装置につ
いて説明したが、例えばUアームを用いた装置であって
も良く、その他の形状であっても良い。また前記実施例
では、Z軸を中心としてZ軸回転角度を90度としたが
、これ以外の角度を設定するようにしても良い。このほ
か本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あるのは勿論である。
[発明の効果コ
本発明によれば、保持装置を第3軸を中心に回転させで
ある撮影方向を決定しても、その臨床角をメモリに記憶
し、該メモリから該臨床角を再現する際には、前記第3
軸に対する保持装置の回転角度を強制的に零にさせ、保
持装置を第1軸及び第2軸を中心に回転させて臨床角を
角度付けする。
ある撮影方向を決定しても、その臨床角をメモリに記憶
し、該メモリから該臨床角を再現する際には、前記第3
軸に対する保持装置の回転角度を強制的に零にさせ、保
持装置を第1軸及び第2軸を中心に回転させて臨床角を
角度付けする。
これによりある臨床角に対して一義的に保持装置の機械
的角度が決定され、迅速に角度を再現でき、検査時間を
短縮して一定の撮影方向での画像データの再現性を改善
でき、操作者の操作負担を軽減できるX線診断装置を提
供できる。
的角度が決定され、迅速に角度を再現でき、検査時間を
短縮して一定の撮影方向での画像データの再現性を改善
でき、操作者の操作負担を軽減できるX線診断装置を提
供できる。
第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は前記第1図に示す装置を制御するた
めの制御ブロック図、第3図は前記第1図に示す実施例
による臨床角の求め方を説明するための図、第4図は従
来のX線診断装置の一例を示す概略構成図、第5図はZ
軸回転角度を零とした場合における装置の角度と臨床角
との関係を示す図、第6図はZ軸回転角度を90度とし
た場合における装置の角度と臨床角との関係を示す図で
ある。 1・・・Cアーム保持装置、2・・・天井、3・・・支
柱部、4・・・Cアーム、5・・・X線管、6・・・イ
メージインテンシイファイヤ、7・・・天板、7a・・
・寝台、8・・・被検体、・・・天井、10・・・Cア
ーム回転機構部、11・・・α角度検出センサー 12
・・・β角度検出センサー 13・・・γ角度検出セン
サー ]4・・・アナログマルチプレクサ、15・・・
A/D、1.6・・CPU、17・・・メモリ、18・
・・アウトプットポート、21・・・スライドモータ制
御回路、22・・・主回転モータ制御回路、23・・・
支柱回転モータ制御回路、25・・・メモリセーブボタ
ン、26−2゜ポジション選択キー 27・・・インプ
ットポート、31.32.33・・・モータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 β回転 AO
略構成図、第2図は前記第1図に示す装置を制御するた
めの制御ブロック図、第3図は前記第1図に示す実施例
による臨床角の求め方を説明するための図、第4図は従
来のX線診断装置の一例を示す概略構成図、第5図はZ
軸回転角度を零とした場合における装置の角度と臨床角
との関係を示す図、第6図はZ軸回転角度を90度とし
た場合における装置の角度と臨床角との関係を示す図で
ある。 1・・・Cアーム保持装置、2・・・天井、3・・・支
柱部、4・・・Cアーム、5・・・X線管、6・・・イ
メージインテンシイファイヤ、7・・・天板、7a・・
・寝台、8・・・被検体、・・・天井、10・・・Cア
ーム回転機構部、11・・・α角度検出センサー 12
・・・β角度検出センサー 13・・・γ角度検出セン
サー ]4・・・アナログマルチプレクサ、15・・・
A/D、1.6・・CPU、17・・・メモリ、18・
・・アウトプットポート、21・・・スライドモータ制
御回路、22・・・主回転モータ制御回路、23・・・
支柱回転モータ制御回路、25・・・メモリセーブボタ
ン、26−2゜ポジション選択キー 27・・・インプ
ットポート、31.32.33・・・モータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 β回転 AO
Claims (1)
- 一端にX線源を配置し他端に前記X線源から被検体を透
過したX線を光学像に変換するための光像変換手段を前
記X線源に対向配置してなる保持装置を、相互に直交す
る第1軸乃至第3軸を中心に回転可能とする手段を備え
たX線診断装置において、前記保持装置の各軸に対する
回転角度を検出する検出手段と、該検出手段で検出した
各軸の回転角度を用いて診断学上で定義された臨床角の
算出、該臨床角のメモリへの書込み、再撮影時にメモリ
から臨床角の読出し及び前記第3軸に対する回転角度の
零設定を行なう手段を具備したことを特徴とするX線診
断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159805A JPH0453537A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | X線診断装置 |
US07/718,300 US5155757A (en) | 1990-06-20 | 1991-06-20 | X-ray diagnosing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2159805A JPH0453537A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | X線診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453537A true JPH0453537A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15701646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2159805A Pending JPH0453537A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | X線診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453537A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002112987A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-16 | Shimadzu Corp | X線診断装置 |
JP2007187465A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kayaba System Machinery Kk | 振動試験機 |
JP2007212172A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Kayaba System Machinery Kk | 加振テーブルの静圧供給構造 |
JP2014061162A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Toshiba Corp | X線診断装置、及びx線診断装置の制御方法 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2159805A patent/JPH0453537A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002112987A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-16 | Shimadzu Corp | X線診断装置 |
JP2007187465A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kayaba System Machinery Kk | 振動試験機 |
JP2007212172A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Kayaba System Machinery Kk | 加振テーブルの静圧供給構造 |
JP2014061162A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Toshiba Corp | X線診断装置、及びx線診断装置の制御方法 |
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