JPH0452947Y2 - - Google Patents

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JPH0452947Y2
JPH0452947Y2 JP1990055973U JP5597390U JPH0452947Y2 JP H0452947 Y2 JPH0452947 Y2 JP H0452947Y2 JP 1990055973 U JP1990055973 U JP 1990055973U JP 5597390 U JP5597390 U JP 5597390U JP H0452947 Y2 JPH0452947 Y2 JP H0452947Y2
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JP
Japan
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socket
sleeve
fitting part
restraining ring
jack
Prior art date
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JP1990055973U
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JPH0415184U (ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は通信機器に使用する同軸コネクタの接
続機構に関し、特にプツシユオン同軸コネクタの
接続機構に関する。
[従来の技術] 従来、この種の同軸コネクタのプラグ及びジヤ
ツクの接続は、プラグの雌ネジとジヤツクの雄ネ
ジを螺合するネジ接続や、ジヤツクの側面のダボ
をプラグの螺旋溝に係合するクリツク接続が行わ
れている。
[考案が解決しようとする課題] 何れもプラグとジヤツクの相対的なネジ回し操
作が必要なため、狭いスペースでの接続作業は困
難であつた。その上、ネジ式の場合、振動により
接続の緩みを生じたり、場合によつては外れてし
まうこともある。またクリツク式の場合、抜け止
めのため、係合の終端位置でプラグとジヤツクが
互いに外れる方向に少し戻るので、導体間の接続
不完全の原因となつたりする。
本考案の同軸コネクタは、 同軸コネクタのプラグとジヤツクを有してい
る。
プラグはスリーブとシエルを備えている。
このスリーブの内面にストツパーが設けられ
る。
このシエルは筒状で、スリーブに嵌合してスト
ツパーを起点にその軸方向にある範囲で移動自在
である。そして、その受口の内端に軸線上に中心
コンタクトを支持し、受口内壁面の凹溝に抑止環
が収められ、この抑止環はこの受口の内径とほぼ
適合する径の透孔を有し、かつ外周壁に軸線方向
のテーパ溝を有し、凹溝に介装したスプリングに
より偏心位置に静止してその孔縁部が受口内に出
ている。
また、釈放機構はその変向部が抑止環と係合し
得る位置を保つてスリーブに定置されている。
一方、ジヤツクは受口への嵌合部を備え、この
嵌合部の外周には係合溝が設けられている。
そして、嵌合部の受口への嵌合時、抑止環は嵌
合部先端で孔縁部を押圧され、受口と同心位置に
スプリングに逆らつて退散し、嵌合部の通過を許
した後係合溝と嵌合する。
また、嵌合部の受口からの引き抜き時、抑止環
は嵌合部と共に移動して釈放機構と係合し、受口
と同心位置に移動して係合溝から外れるように構
成されている。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面につき説明する。
1は同軸コネクタのプラグ、2は同軸コネクタ
のジヤツクである。
プラグ1はスリーブ3と、シエル4を備えてい
る。
このスリーブ3の同軸ケーブル5側の内面にス
トツパー6が設けられ、他端側内周面に段面7を
介して拡径部8が設けられる。
シエル4は筒状でスリーブ3に嵌合し、ストツ
パー6を起点にその軸方向にある範囲で相対的に
移動自在となつている。このシエル4は受口9の
内端に外部コンタクト10及び絶縁体11を介し
て軸線上に中心コンタクト12を支持している。
この他端外周には段面13により縮径部14が形
成される。このシエル4の周壁にはまたほぼ半周
に及ぶ切欠部15が設けられ、この切欠部に対す
る残りの周壁の内面には受口9と同心にこれより
大径の凹溝16が形成される。そして縮径部14
の壁面には外端から軸方向に溝17が形成され、
その内端は切欠部15に通じている。
18は抑止環で受口9の内径とほぼ適合する径
の透孔19を有し、外周壁に軸線方向のテーパ溝
20を有している。そして、この抑止環18の側
面では透孔19の孔縁に斜面または曲面の導入面
21が設けられる。この抑止環18は、テーパ溝
20が上に位置するように、切欠部15を通して
凹溝16に収められる。そして、この凹溝16と
抑止環18の間に介装したスプリング22によ
り、受口9に対し偏心した位置に静止し、その孔
縁部23が受口9内に出ている。
24は釈放機構で、環部25と変向部26を有
している。この環部25はシエル4の縮径部14
を出入りできる径の軸孔27を有し、その外径は
スリーブ3の拡径部8に適合する。
また変向部26は環部25の側面から軸方向へ
突き出ており、その上面はスリーブ3の内面に沿
うように環部25の外周から段面28を介して少
し中心方向へずれている。また変向部26は下面
がテーパとなつており、抑止環18のテーパ溝2
0に嵌入できる。そして、抑止環18と変向部2
6が相対的に近付く方向へ移動したとき、抑止環
18をスプリング22に逆らつて受口9と同心と
なる方向へ変向して移動させる。この釈放機構2
4はスリーブ3の所定位置にかしめ29等によつ
て定置される。
ジヤツク2は受口9との嵌合部30を備えてお
り、先端隅角部には抑止環18の導入面21と協
動する導入面30′を設けることもできる。この
嵌合部30の外周には係合溝31が設けられる。
そして、通常のように軸線上に中心コンタクト3
2を支持し、他端に同軸ケーブル5′が接続され
る。
第4図はプラグ1とジヤツク2の接続状態を示
してある。即ち、受口9を嵌合部30へ嵌入する
と、抑止環18は、嵌合部30の先端が孔縁部2
3の導入面21に当たるので、スプリング22を
撓ませて受口9と同心位置に退散する。これで嵌
合部30は抑止環18と透孔19を通過できる。
そして係合溝31が抑止環18と出逢うと、スプ
リング22により抑止環18の孔縁部23は係合
溝31に入り込み、両者の側面が対向する。
この状態で、振動等による力がプラグ1とジヤ
ツク2を互いに離脱する方向へ働いても、抑止環
18をスプリング22に逆らつて戻すほどの力は
加わらないので、両者が離脱したり、両中心コン
タクト12と32間の接続不良を生じたりするこ
とはない。
第5図はプラグ1とジヤツク2の離脱できる状
態を示してある。即ち、第4図の状態からプラグ
1のスリーブ3をジヤツク2から強く引くと、釈
放機構24も共に移動する。抑止環18はその側
面が係合溝31の側面と当たつているので、スリ
ーブ3と共に移動することはできない。そのた
め、釈放機構24の変向部26のテーパ面と抑止
環18のテーパ溝20との協動作用により、抑止
環18がスプリング22を撓ませつつ受口9と同
心位置に移動し、その孔縁部23が係合溝31か
ら外れるに至つて、嵌合部30が受口9から脱出
する。
[考案の効果] 本考案によればジヤツクの嵌合部とプラグの受
口を相対的に押し込むだけの操作で、スプリング
の作用で受口に孔縁部が常時出ている抑止環をジ
ヤツクの嵌合部で排除し、次いで係合溝に抑止環
をこのスプリングの戻り力で係合させることがで
き、両中心コンタクトの接続が振動で不良になる
ことはない。またジヤツクとプラグのスリーブを
互いに強く引けば、抑止環が釈放機構に係合する
ので、両者の協動によりスプリングを撓ませて抑
止環が嵌合部の係合溝から外れ、以つてジヤツク
とプラグを互いに引き抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプツシユオン同軸コネク
タの接続機構の具体例のプラグの一部切欠側面
図、第2図は第1図の左側面図、第3図はジヤツ
クの一部切欠側面図、第4図はプラグとジヤツク
の接続状態の一部切欠側面図、第5図は両者の離
脱可能状態の一部切欠側面図である。 1……プラグ、2……ジヤツク、3……スリー
ブ、4……シエル、5,5′……同軸ケーブル、
6……ストツパー、7……段面、8……拡径部、
9……受口、12……中心コンタクト、13……
段面、14……縮径部、15……切欠部、16…
…凹溝、17……溝、18……抑止環、19……
透孔、20……テーパ溝、21……導入面、22
……スプリング、23……孔縁部、24……釈放
機構、25……環部、26……変向部、27……
軸孔、28……段面、29……かしめ、30……
嵌合部、31……係合溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同軸コネクタのプラグ1とジヤツク2を有し、
    プラグ1はスリーブ3とシエル4を備え、このス
    リーブ3は内面にストツパー6を有し、このシエ
    ル4は筒状で、スリーブ3に嵌合してストツパー
    6を起点にその軸方向にある範囲で相対的に移動
    自在で、その受口9の内端に軸線上に中心コンタ
    クト12を支持し、受口9内壁面の凹溝16に抑
    止環18が収められ、 この抑止環はこの受口9の内径とほぼ適合する
    径の透孔19を有し、かつ外周壁に軸線方向のテ
    ーパ溝20を有し、凹溝16に介装したスプリン
    グ22により偏心位置に静止してその孔縁部23
    が受口9内に出ており、 釈放機構24はその変向部26が抑止環18と
    係合し得る位置を保つてスリーブ3に定置され、 ジヤツク2は受口9との嵌合部30を備え、そ
    の軸線上に中心コンタクト32を支持し、この嵌
    合部30の外周には係合溝31が設けられてお
    り、 嵌合部30と受口9の嵌合時、抑止環18は嵌
    合部30先端で孔縁部23を押圧され、受口9と
    同心位置にスプリング22に逆らつて退散し、嵌
    合部30の通過を許したのち係合溝31と係合
    し、 嵌合部30と受口9の引き抜き時、抑止環18
    と嵌合部30は、スリーブと相対的に、共に移動
    して、釈放機構24と係合し、受口9と同心位置
    に移動して係合溝31から外れることを特徴とす
    るプツシユオン同軸コネクタの接続機構。
JP1990055973U 1990-05-30 1990-05-30 Expired JPH0452947Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990055973U JPH0452947Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990055973U JPH0452947Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0415184U JPH0415184U (ja) 1992-02-06
JPH0452947Y2 true JPH0452947Y2 (ja) 1992-12-11

Family

ID=31579395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990055973U Expired JPH0452947Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30

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JPH0415184U (ja) 1992-02-06

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