JPH0452513Y2 - - Google Patents

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JPH0452513Y2
JPH0452513Y2 JP1987068760U JP6876087U JPH0452513Y2 JP H0452513 Y2 JPH0452513 Y2 JP H0452513Y2 JP 1987068760 U JP1987068760 U JP 1987068760U JP 6876087 U JP6876087 U JP 6876087U JP H0452513 Y2 JPH0452513 Y2 JP H0452513Y2
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JP
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block
belt
pulley
fixed
arms
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JP1987068760U
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JPS63177350U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は直線運動を回転運動に変換する直線
回転運動変換機構に関する。
「従来の技術」 従来のこの種の直線回転運動変換機構において
は、第2図に示すようにエアシリンダのごとき直
線運動駆動源によりベルト12が直線運動され、
そのベルト12はプーリ13,14間に掛けられ
ている。プーリ13,14にはアーム15,16
の一端が取り付けられており、従つて直線運動駆
動源11のフランジヤ11aが矢印17に示すよ
うに直線的に運動すると、これに伴つてベルト1
2が同様に運動し、そのベルトによつてプーリ1
3,14は図においては時計方向に同時に回動さ
れ、従つてアーム15,16も同時に時計方向に
回転運動される。このアーム15,16の端部に
ロールピン18,19をそれぞれ取り付けておく
ことによつて、またそのロールピン18,19を
被駆動体21に係合させて被駆動体21を案内2
2及び23間に配置すると、アーム15,16の
回転運動に従つて被駆動体21は図において矢印
24に示す方向に移動するようになる。
しかしこの場合、ピン18,19による被駆動
体21に対する駆動はアーム15,16の回転に
従つて同一方向に沿つて移動し、従つて被駆動体
21に加わる力が被駆動体21に対してアンバラ
ンスとなつてくるおそれがある。つまり被駆動体
21の重心に対して平衡した状態で被駆動体を駆
動することができれば好ましい。しかし従来のこ
の直線回転運動変換機構は、その直線運動を同一
方向の回転運動にアーム15,16を変換してい
るために被駆動体を平衡に保持して駆動すること
ができない。
この考案の目的は直線運動を互に反対方向に回
動する回転運動に変換する直線回転運動変換機構
を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば第1ブロツク、第2ブロツク
が直線的に運動できるように、同一運動方向線上
に配列して設けられ、更にこれら第1ブロツク、
第2ブロツクの配列方向の両端側において第1、
第2プーリが配される。その第1ブロツクに第1
ベルトの一端が固定され、第1プーリを巡つて他
端が第2ブロツクに固定される。同様に第2ベル
トの一端が第2ブロツクに固定され、第2プーリ
を巡つて第1ブロツクに他端が固定される。第1
ブロツクの直線運動は直線運動駆動源によつて駆
動され、第1、第2プーリの回転によつてそれぞ
れ回転される第1、第2アームが設けられる。
このようにすると直線運動駆動源によつて第1
ブロツクが駆動されると、これに対して第2ブロ
ツクは互いに近づく方向、或いは互に離れる方向
に運動し、従つて第1プーリと第2プーリとは互
に逆方向に回転し、これによつて回転される第1
アームと第2アームも互に逆方向に回転すること
になる。
「実施例」 第1図はこの考案の実施例を示し、直線運動駆
動源31は例えばエアシリンダであり、そのプラ
ンジヤ32の突出端にこれと直角にレバー33の
一端が一体に固定され、レバー33の他端は第1
ブロツク34に固定されている。第1ブロツク3
4は直動ベアリング35上に、これに案内されて
移動することができるように設けられており、こ
の直動ベアリング35上には第2ブロツク36も
設けられている。
これら第1ブロツク、第2ブロツクの配列方向
における両端側においてそれぞれ第1プーリ3
7、第2プーリ38が配されている。第1ベルト
39の一端は第1ブロツク34に固定され、第1
プーリ37を巡つて他端は第2ブロツクに固定さ
れている。また第2ベルト41はその一端が第2
ブロツクに固定され、第2プーリ38を巡つて他
端が第1ブロツク34に固定されている。
更にこの例では補助プーリ42,43が設けら
れ、補助プーリ42と第1プーリ37間にベルト
44が架張され、また補助プーリ43と第2プー
リ38との間にベルト45が架張されている。補
助プーリ42に第1アーム46の一端が固定さ
れ、補助プーリ43に第2アーム47の一端が固
定される。これら第1アーム46、第2アーム4
7には更に分岐アーム48,49がほぼ直角に分
岐して取り付けられている。第1アーム46、第
2アーム47、更に分岐アーム48,49の各遊
端部上にはロールピン51,52,53,54が
それぞれ回動自在に設けられている。
この構成において例えば直線運動駆動源31で
例えばプランジヤ32が矢印55で示す方向に、
即ち図において左側に移動すると、これに伴つて
第1ブロツク34も左側に移動し、この時第2ベ
ルト41を介して第2プーリ38を巡つて第2ブ
ロツク36を引つ張るため、第2ブロツク36は
第1ブロツク34と反対方向に、即ち離れる方向
に移動することになる。図において第1ブロツク
34が左側に、第2ブロツク36が右側に移動
し、またこの作用によつて第1ブロツク34は第
1プーリ37を介し第1ベルト39により左側に
移動することになる。この第1ベルト39による
第1プーリ37に対する駆動は、図においては矢
印に示すように反時計方向となるが、第2ベルト
41による第2プーリ38に対する駆動は、図に
おいては矢印で示すように時計方向となり、互に
反対方向に駆動される。
従つてこれら第1プーリ37、第2プーリ38
によつて駆動される補助プーリ42,43は、そ
れぞれ互に反対方向に駆動され、第1アーム46
は図において反時計方向に、第2アーム47は時
計方向に回動され、互に反対方向に回動される。
ロールピン51,52,53,54間に被駆動体
を配置しておけば、被駆動体は図において手前か
ら離れる方向に移動し、しかもその駆動は第1ア
ーム46、第2アーム47が互に反対方向に回動
するため、被駆動体に対して常に平衡を保つた状
態で駆動することが可能である。
直線運動駆動源31を逆方向に、つまりプラン
ジヤ32を引つ込める方向に駆動する場合は今ま
での動作と逆となり、第1プーリ37は時計方向
に回動し、第2プーリ37は反時計方向に回動し
てこれに伴つて第1アーム46は時計方向に、第
2アーム47は反時計方向に回動し、この場合は
分岐アーム48,49によつて被駆動体が手前の
方に移動させられることになる。
なお、強い駆動力を伝達し、しかもスリツプが
ないようにする点から、第1ベルト39、第2ベ
ルト41をそれぞれいわゆるタイミングベルト、
つまり歯付ベルトとし、この歯とプーリ37,3
8とそれぞれ係合してスリツプがなく、互に動力
が伝達するようにすることが好ましい。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば、直線運動
を互に反対方向の回転運動に変換することができ
るため、例えばこれを利用して被駆動体を移動さ
せる場合に、その被駆動体に対して平衡な力を常
に与えることが可能となり、円滑な移動を行うこ
とが可能となる。なお、この移動としては、例え
ばIC試験装置におけるICを複数個直列に並べて
収容したいわゆるマガジンを、複数本結合させた
状態のものを同時に移動させる場合に使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図は従来の機構を示す略線図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直線運動駆動源と、 その直線運動駆動源により駆動される第1ブロ
    ツクと、 その第1ブロツクの運動の両端側に配された第
    1、第2プーリと、 その第1プーリを巡り、一端が上記第1ブロツ
    クに固定された第1ベルトと、 その第1ベルトの他端が固定され、上記第1ブ
    ロツクの運動方向線上を直線運動をすることがで
    きる第2ブロツクと、 その第2ブロツクに一端が固定され、上記第2
    プーリを巡り、他端が上記第1ブロツクに固定さ
    れた第2ベルトと、 上記第1、第2プーリの回転によりそれぞれ互
    いに対称に回転され、それぞれの先端に備えたロ
    ールピンにより、被駆動体を上記第1、第2ブロ
    ツクの運動方向と直角な所定の方向に駆動する第
    1、第2アームと、 それらの第1、第2アームの中間よりそれぞれ
    互いに対称に分岐され、それぞれの先端に備えた
    ロールピンにより、上記被駆動体を上記所定の方
    向と逆方向に駆動する第1、第2分岐アームと を具備する直線回転運動変換機構。
JP1987068760U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0452513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987068760U JPH0452513Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987068760U JPH0452513Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63177350U JPS63177350U (ja) 1988-11-17
JPH0452513Y2 true JPH0452513Y2 (ja) 1992-12-10

Family

ID=30908877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987068760U Expired JPH0452513Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP (1) JPH0452513Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464256A (en) * 1977-07-25 1979-05-23 Lectra Systemes Sa Device of driving and shifting beam and carriage

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464256A (en) * 1977-07-25 1979-05-23 Lectra Systemes Sa Device of driving and shifting beam and carriage

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63177350U (ja) 1988-11-17

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