JPH045243A - う蝕ワクチン組成物 - Google Patents

う蝕ワクチン組成物

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JPH045243A
JPH045243A JP2103665A JP10366590A JPH045243A JP H045243 A JPH045243 A JP H045243A JP 2103665 A JP2103665 A JP 2103665A JP 10366590 A JP10366590 A JP 10366590A JP H045243 A JPH045243 A JP H045243A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、う蝕ワクチン組成物に関する。
従31E(7)1支4 ミュータンスレンサ球菌(muta’n5Streρt
ococci)は、ヒトや動物におけろう蝕の最も重要
な病原菌である。同菌は、DNAの性状等に基づき6菌
種に分類され、そのうちヒドロ腔内から分離されるのは
鎧y囮±遼匹肥(以下S、と略す)cricetus 
(血清型a)、Somutans(血清型且、!および
工)、S、5obrinus(血清型” 、 jf−)
である。ミュータンスレンサ球菌は、その表層に血清型
特異多糖抗原、リボタイコ酸、タンパク抗原など、さま
ざまな抗原性を有する物質をもっている。
これらの菌体表層物質の中で特に分子量18万〜22万
のタンパク抗原は、ミュータンスレンサ球菌中の各菌種
である程度の共通抗原性を示す物質であり、さまざまな
名前で呼ばれている。
本明細書では、このタンパク抗原をPA (Prote
inAntigen)と呼ぶ。
このPAに相当するミュータンスレンサ球菌のタンパク
質抗原は、現在う蝕予防ワクチンとして最も注目されて
おり、特表昭56−501364号公報には、特定の性
能を示す抗原1/ifをう蝕ワクチンとして使用するこ
とが報告されている。
また、特開昭58−164518号公報には、ストレプ
トコツカス属微生物の菌体の表層またはその抽出物を抗
原とした虫歯予防用ワクチンが開示されている。
以上のように、タンパク抗原PAをう蝕予防ワクチンと
して使用することは従来から知られていたが、従来はこ
のワクチンを注射または経口投与により使用していた。
しかしながら、経皮、経内、静脈等による注射免疫の場
合には、局所における炎症の可能性があり、機能障害を
起こす恐れもある。また、注射は、苦痛を伴うことから
、特につ蝕発生に重要期となる幼児や児童の場合には問
題となり、また、投与箇所、例えば耳下腺近傍などでは
投与に対する抵抗感もある。さらに、注射投与では、唾
液中の抗体価が上昇し難いという欠点もあった。
経口投与の場合には、胃で消化される可能性があり、ま
た、免疫寛容を起こして抗原に対する応答性がなくなり
易いという問題があった。
さらに、経口免疫では抗体価が上がり難いという欠点が
あった。また、鼻粘膜から物質を吸収させる方法もある
が、鼻粘膜から高分子物質を吸収させることは難しく、
その限界はペプチドの吸収の場合、大きくても分子量1
万前後と考えられていた。
が  しようとする 本発明は、タンパク抗原PAを効率よく簡単に体内に吸
収させるワクチン組成物を提供するものである。
本発明は、また、タンパク抗原PA投与後の抗体価を効
率よく上昇させ、従来は難しかった経口ワクチンおよび
経鼻ワクチンにおいてもワクチン効果を十分に発揮せし
めるワクチン組成物を提供するものである。
見回ムl炭 本発明のう蝕予防ワクチン組成物は、ミュータンスレン
サ球菌の菌体表層または菌体外タンパク抗原を含み、さ
らに、胆汁酸またはその誘導体、もしくはそれらの塩(
以下、胆汁酸化合物と総称する)を含有することを特徴
とする。
本発明は、また、上記う蝕ワクチン組成物に、さらにコ
レラトキシンBサブユニットおよび/または界面活性剤
を配合したことを特徴とする。
以下1本発明についてさらに詳細に説明する。
タンパク抗原PAは、前述のようにミュータンスレンサ
球菌の菌体表層または菌体外産生物から得ることができ
る。また、遺伝子の組換え体によっても、タンパク抗原
PAを得ることができる。このようなPAは、遺伝子組
換え体由来のPAであることを示すために、rPA(r
ecombinant PA)と呼ぶ。
さらに、PAの由来を示すために、例えば血清型■のS
 、 5obrinusから得たPAをPAg、同菌の
遺伝子組み換えPAをrPAgというようにPAまたは
rPAの語尾に由来菌の血清型を付けて呼ぶこともある
血清型−9−のS、mutanS由来のタンパク抗原で
あるPAcは、菌体表層のタンパク質であるが、培養液
中にも分泌する。よって、PAcの調製はS、muta
nsの培養後の培養液を用いるのが平易である。例えば
、S、mutansATCC25175株を、プレイン
ハートインフュージョン培地(8日り社、Difco社
など)の透析外液で培養後、その培養上清を60%飽和
硫酸アンモニウムにて塩析し、501トリス−塩酸緩衝
液(PI(7゜5)で溶解、透析する。次いで、この緩
衝液で平衡化したDEAE−5ephacel (ファ
ルマシア社製)カラムに本棚品を添加し、0〜0.5M
のN a C1濃度勾配溶出を行なうと、PAcは約0
.2MのN a Cl濃度で溶出する。PAc画分をプ
ールして濃縮後、さらに5epharose CL−6
Bによりゲル濾過を行ない、PAc溶出画分を分取して
精製PAcとする。S、rnutansGS−5(K−
3)株[微工研条寄第2437号]等のrPAcを産生
ずる遺伝子組換え株を用いて同様の操作を行なうことに
より、rPAcが得られる。他の血清型のミュータンス
レンサ球菌由来のPAまたはrPAも同様に調製可能で
ある。
本発明では、この精製PAに胆汁酸化合物を配合し、必
要に応じて防腐剤、保湿剤、粘結剤、アジュバント、吸
収促進剤等を添加して、製剤化する。
1回に投与するワクチン組成物中のPAの量は、0.0
02〜500mgが好適であり、好ましくは0.05〜
100mgである。
使用される胆汁酸としてはエチオビリアン酸、エチオア
ロビリアン酸、エチアン酸、3−ハイドロキシ−ツルー
5α−コラン酸、ツルー5α−コラン酸、デヒドロコー
ル酸、シリアン酸、エチオビリアン酸、I2−ケトコラ
ン酸、リトコール酸、デオキシコール酸、ケノデオキシ
コール酸、コール酸、コラン酸などが挙げられ、これら
のナトリウム塩、カリウム塩やこれらの誘導体、または
誘導体のナトリウム塩、カリウム塩等も使用できる。胆
汁酸誘導体の中でも、胆汁酸とアミノ酸とのアミド化合
物、または胆汁酸とアミノスルホン酸とのアミド化合物
もしくはそれらのナトリウム塩、カリウム塩は本発明に
好適である。ここで、アミノ酸、アミノスルボン酸の例
としてはグリシン、セリン、アスパラギン、アスパラギ
ン酸、タウリンなどが挙げられる。
胆汁酸化合物は、ワクチン組成物中に0.002〜2重
量%配合することが好適であり、好ましくは0.6〜1
.5重量%である。
本発明のワクチン組成物の投与量は、 点鼻の場合0.04mQ〜0.6m Q /回が好適で
あり、経口の場合0.2〜200rm Q /回が好適
である。また。
投与回数は、2回以上が好適であり、好ましくは3〜6
回である。
このように点鼻または経口投与することにより、投与が
簡単で大勢の人間を対象とすることができ、苦痛を伴う
こともない。免疫は最低2回の投与が必要なので、簡便
さ及び苦痛の無さは重要である。
さらに、う蝕予防組成物中にコレラトキシンBサブユニ
ットおよび/または界面活性剤を添加することにより、
投与後の抗体価を効率よく上昇させることができる。
コレラトキシンBサブユニットの配合量は、ワクチン組
成物中に10μg 〜500mg10.2m Qが好適
であり、好ましくは、50 p g−200mg10.
2m Qである。コレラトキシンBサブユニットは、配
合するだけでも良いが、PAとコンジュゲートすること
によってワクチン効果が増強される場合もある。
界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界
面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤などが
用いられ、特に、カチオン界面活性剤が好適である。ま
た、これら界面活性剤を併用することもできる。界面活
性剤の配合量は、アニオン界面活性剤およびノニオン界
面活性剤の場合は、0,01〜10重量%が好適であり
、好ましくは、0.1〜5重量%である。また、カチオ
ン界面活性剤の場合は、0.001〜1.0重量%、好
ましくは0.01〜0.5重量%である。
アニオン界面活性剤としては、高級脂肪酸塩(石けん)
、ラウロイルザルコシネート等のN−アシルアミノ酸塩
などのカルボン酸塩;ラウリルサルフェート塩等のアル
キル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサル
フェート等のアルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸モノグリ
セリド硫酸塩などの硫酸エステル塩;アルカンスルホン
酸塩、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等のスルホ
コハク酸塩、N−アシルスルホン酸塩、脂肪酸モノグリ
セリドスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩など
のスルホン酸塩;アルキルリン酸塩、アルキルエーテル
リン酸塩などが挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ベンゼトニウム、塩
化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、クロル
ヘキシジン・グルコネイト、クロルヘキシジン・塩酸塩
等の第4級アンモニウム塩などが挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル(Trit、on X−100等)、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル(Tween20、Ttieen 8
0等)、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレン共重合体などのノニオン界
面活性剤が挙げられる。
本発明のう蝕予防ワクチン組成物には、さらに、ミョウ
バン、水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、硫酸
アルミニウム、ムラミルジペプチド等のアジュバント;
オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸等のアジュバ
ント脂溶成分(吸収促進剤);グリセリン、ソルビット
、キシリット、マンニット、ラフチット、マルチット、
ポリエチレングリコール(PEG 400. PEG4
000等)等の保湿剤;ソルビン酸、クロロブタノール
、安息香酸、パラオキシ安息香酸エステル、はう酸、デ
ヒドロ酢酸、チモール等の防腐剤;ポリアクリル酸ナト
リウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、
アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、キサンタンガム
、モンモリロナイト、カオリン、水和シリカ、ケイ酸ア
ルミニウムマグネシウム、ヘクトライトなどの粘結剤を
配合することができる。
さらに、本発明のタンパク抗原PAおよび胆汁酸化合物
を、あるいはこれと界面活性剤、コレラトキシンBサブ
ユニットとを併用として、哺乳類、鳥類等の生体に投与
し免疫することによって得られた抗体を、う蝕予防の有
効成分として用いることもできる。
見匪例処員 本発明のう蝕ワクチン組成物によれば、タンパク抗原P
Aと胆汁酸化合物とを併用投与することにより、効率的
に抗体価を上昇させることができ、また、鼻腔内または
経口投与によることができるので、苦痛を伴わず簡便で
ある。
さらに、コレラトキシンBサブユニットまたは界面活性
剤を配合することにより、いっそう効率的に抗体価を上
昇させることができる。
実施例I PAgあるいはPAg−コレラトキシンBサブユニット
コンジュゲート、胆汁酸化合物、さらには界面活性剤ま
たはコレラトキシンBサブユニットを含む混合液を、5
週令のBALB/cマウス各群5匹に、2週毎に3回、
鼻腔内投与または経口投与することにより免疫した。3
次免疫の1週間後に血液または唾液を採取し、ELIS
A法によってその抗体価を測定した。投与溶液の組成は
表−1の通りであり、Oの付いている物質を含む溶液を
各群に投与した。基剤には、リン酸緩衝生理食塩水(p
H7,4)を用いた。投与液量は、鼻腔内投与では10
μρ、経口投与では0.5m12とした。
(以下余白) 実験結果は、表−2の通りとなった。なお、血中抗体は
1/400希釈血清を、唾液中杭体は1/20希釈唾液
を用いて行なった時の、ELISAのoD値で表した。
以下の各実施例のう蝕ワクチン組成物を調製した。
実施例2 グリココール酸ナトリウム     1.2gP A 
g               O,25g塩化ナト
リウム          0・8g精製氷     
         残量実施例3 グリココール酸ナトリウム 塩化ベンゼトニウム コレラトキシンBサブユニッ グリセリン ヒドロキシエチルセルロース  A c 精製水 実施例4 デオキシコール酸ナトリウム グリセリン脂肪酸エステル ソルビット メチルセルロース r P A c 塩化ベンザルコニウム 製水 ト 1.0 g 0.1 g 0.02g 0.8 g 0.8 g O,OLg 量 100   g 0.8 g 0.4 g 0.6 g 0.6 g 0.02g 0.05g 量 実施例5 タウロコール酸ナトリウム ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 キシリット ヒドロキシメチルセルロース Ae 安息香酸 ミョウバン 製氷 実施例6 ケノデオキシコール酸ナトリウム ソルビット コレラトキシンBサブユニット アラビアゴム r P A g ムラミルジペプチド 製 1.5 g 0.8 g 0.5 g 0.8 g 0.01g 0.1 g 0.02g 残量 00  g 1.2 g 0.7 g 0.01g 0.3 g 0.05g 0.05g 量 00g 実施例7 デオキシコール酸カリウム クロルヘキシジングルコネイト グリセリン ヒドロキシエチルセルロース Ad コレラトキシンBサブユニツ 水酸化アルミニウム 精製水 ト 0.3 g 0.1 g 0.8 g 0.5 g 0.08g 0.08g 0.1 g 残量 00  g (以下余白) 実施例8 タウロコール酸カリウム 塩化ベンゼトニウム グリセリン ヒドロキシエチルセルロース Af ブチルパラベンHCI ステアリン酸 ミゴウバン 水 実施例9 グリココール酸カリウム  A a 塩化カリウム リン酸1カリウム 塩化ナトリウム リン酸2ナトリウム・7H20 精製水 0.8 g 0.01g 0.8 g 0.5 g 0.08g 0.1 g 0.05g 0.1 g 量 100   g 0.8 g 0.05g 0.02g 0.02g 0.8 g 0.22g 残量 実施例10 デオキシコール酸ナトリウム ソジウムラウロイルザルコシネート グリセリン 安息香酸 実施例11 ケノデオキシコール酸ナトリウム ヒドロキシエチルセルロース 塩化ベンザルコニウム 塩化ナトリウム 1g 0.5 g 0.05g 0.6g

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ミュータンスレンサ球菌の菌体表層または菌体外タ
    ンパク抗原を含み、さらに、胆汁酸またはその誘導体、
    もしくはそれらの塩を含有することを特徴とするう蝕ワ
    クチン組成物。 2、上記胆汁酸誘導体が、胆汁酸にアミノ酸またはアミ
    ノスルホン酸が結合した物質である請求項2に記載のう
    蝕ワクチン組成物。 3、さらに、コレラトキシンBサブユニットおよび/ま
    たは界面活性剤を含有する請求項1または2に記載のう
    蝕ワクチン組成物。 4、鼻腔内投与または経口投与される請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載のう蝕ワクチン組成物。
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