JPH0452105A - セラミックグリーンシート用打抜金型 - Google Patents
セラミックグリーンシート用打抜金型Info
- Publication number
- JPH0452105A JPH0452105A JP15986190A JP15986190A JPH0452105A JP H0452105 A JPH0452105 A JP H0452105A JP 15986190 A JP15986190 A JP 15986190A JP 15986190 A JP15986190 A JP 15986190A JP H0452105 A JPH0452105 A JP H0452105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pin
- hole
- ceramic green
- punching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 41
- 238000004080 punching Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000007606 doctor blade method Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、セラミックグリーンシートにスルーホール孔
加工するのに使用する打抜き用の金型に関するものであ
る。
加工するのに使用する打抜き用の金型に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来から、セラミック多層配線基板を構成するセラミッ
クグリーンシートの各層間の電気的接続を達成するため
、スルーホールが利用されている。
クグリーンシートの各層間の電気的接続を達成するため
、スルーホールが利用されている。
すなわち、このスルーホール中に導電ペースト等を配し
た後焼成することにより、セラミック多層配線基板等に
おける各層間の電気的接続をとっている。
た後焼成することにより、セラミック多層配線基板等に
おける各層間の電気的接続をとっている。
従来、実装密度が低いときは、各スルーホール毎ムこパ
ンチを実施して全体のスルーホール孔を加工することが
行われておりそれで十分であったが、近年セラミック多
層配線基板等においても高実装密度化が要求され、従来
の一個一個のスルーホール孔加工では時間がかかり、ま
た各層のスルーホール間の位置合わせが完全にはできな
い等の問題が発生していた。
ンチを実施して全体のスルーホール孔を加工することが
行われておりそれで十分であったが、近年セラミック多
層配線基板等においても高実装密度化が要求され、従来
の一個一個のスルーホール孔加工では時間がかかり、ま
た各層のスルーホール間の位置合わせが完全にはできな
い等の問題が発生していた。
(発明が解決しようとする課題)
このような問題を解決するため、近年、第5図に示すよ
うに、セラミックグリーンシートのスルーホールを形成
すべき位置に対応してピン41を植立させたパンチプレ
ート42を準備し、このパンチプレート42と、ピン4
1と対向する位置に貫通孔43を有するダイプレート4
4との間に、同しくピン41と対向する位置に貫通孔4
5を有するストリッパープレート46を介してパンチ加
工することにより、−度のパンチ加工ですべてのスルー
ホール孔を形成するようにした打抜き金型が使用されて
いる。
うに、セラミックグリーンシートのスルーホールを形成
すべき位置に対応してピン41を植立させたパンチプレ
ート42を準備し、このパンチプレート42と、ピン4
1と対向する位置に貫通孔43を有するダイプレート4
4との間に、同しくピン41と対向する位置に貫通孔4
5を有するストリッパープレート46を介してパンチ加
工することにより、−度のパンチ加工ですべてのスルー
ホール孔を形成するようにした打抜き金型が使用されて
いる。
第5図に示す従来構造の金型では、パンチプレート42
にピン41を植立させるにあたり、パンチプレート42
の下面のスルーホールを形成すべき位置に貫通孔47を
開け、すべての貫通孔47にピン41を挿入した状態で
接着剤48により全体を一体として固定する構造をとっ
ている。そのため、ピン41が折れたときのピン41の
交換は、接着剤48をすべて除去した後折れたピン41
の交換を行い、その後再び接着剤48を使用して固定し
なければならないため、非常に手間のかかる問題があっ
た。ことに、近年の高実装密度化の進んだ基板ではスル
ーホールの孔径も小さくなり、ピンの直径を小さくしな
ければならず、そのためピンの折れも頻繁にあるため、
その交換の手間が大きな問題となっていた。
にピン41を植立させるにあたり、パンチプレート42
の下面のスルーホールを形成すべき位置に貫通孔47を
開け、すべての貫通孔47にピン41を挿入した状態で
接着剤48により全体を一体として固定する構造をとっ
ている。そのため、ピン41が折れたときのピン41の
交換は、接着剤48をすべて除去した後折れたピン41
の交換を行い、その後再び接着剤48を使用して固定し
なければならないため、非常に手間のかかる問題があっ
た。ことに、近年の高実装密度化の進んだ基板ではスル
ーホールの孔径も小さくなり、ピンの直径を小さくしな
ければならず、そのためピンの折れも頻繁にあるため、
その交換の手間が大きな問題となっていた。
本発明の目的は上述した課題を解消して、ピン交換が容
易で、ピン折損時の交換を短時間で行うことのできるセ
ラミックグリーンシート用打抜金型を提供しようとする
ものである。
易で、ピン折損時の交換を短時間で行うことのできるセ
ラミックグリーンシート用打抜金型を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段)
本発明のセラミックグリーンシート用打抜金型は、パン
チプレートとダイプレートの間にセラミックグリーンシ
ートを挟持し、パンチプレートに植立したピンにより、
スルーホール孔加工するための打抜金型であって、ピン
が貫通する貫通孔と、ピンがパンチプレートの下方へ抜
けるのを防ぐ係止部と、打抜き時、ピンがパンチプレー
トの上方へ抜けるのを防ぐ押板とからなるパンチプレー
トと;パンチプレートのピンと対応する位置に設けられ
た、ピンをガイドするための貫通孔を有する、セラミッ
クグリーンシートを抑えるためのストリッパープレート
と;パンチプレートのピンと対応する位置に設けられた
、打抜き時、ピンの先端を逃がすための貫通孔を有する
、セラミックグリーンシートを載置するためのダイプレ
ートと;からなることを特徴とするものである。
チプレートとダイプレートの間にセラミックグリーンシ
ートを挟持し、パンチプレートに植立したピンにより、
スルーホール孔加工するための打抜金型であって、ピン
が貫通する貫通孔と、ピンがパンチプレートの下方へ抜
けるのを防ぐ係止部と、打抜き時、ピンがパンチプレー
トの上方へ抜けるのを防ぐ押板とからなるパンチプレー
トと;パンチプレートのピンと対応する位置に設けられ
た、ピンをガイドするための貫通孔を有する、セラミッ
クグリーンシートを抑えるためのストリッパープレート
と;パンチプレートのピンと対応する位置に設けられた
、打抜き時、ピンの先端を逃がすための貫通孔を有する
、セラミックグリーンシートを載置するためのダイプレ
ートと;からなることを特徴とするものである。
(作 用)
上述した構成において、金型を構成するパンチプレート
の構造を、貫通孔に挿通したピンを係止部および押仮に
より固定するようにしたため、ピンが折れて交換する必
要のあるときでも、パンチプレートから押板をはずして
折れたピンのみ交換した後再度押板を取り付けるだけで
、簡単にピンの交換作業を実施することができる。本発
明では従来例と比べてピン等に段部を予め形成する必要
があるが、それにも増してビン交換が容易になることの
効果は大である。
の構造を、貫通孔に挿通したピンを係止部および押仮に
より固定するようにしたため、ピンが折れて交換する必
要のあるときでも、パンチプレートから押板をはずして
折れたピンのみ交換した後再度押板を取り付けるだけで
、簡単にピンの交換作業を実施することができる。本発
明では従来例と比べてピン等に段部を予め形成する必要
があるが、それにも増してビン交換が容易になることの
効果は大である。
係止部の構成は種々のものが考えられるが、パンチプレ
ートの貫通孔に段部を設け、この段部とピンに設けた段
部とを係合させる方法の場合は、従来のストリッパープ
レートをそのまま使用できるため好ましい。また、ピン
に段部を2箇所設け、パンチプレートの貫通孔に上側の
段部を係合させるとともに、ストリッパープレートの貫
通孔内に下側の段部を係止させ、先端をスルーホール貫
通孔の直径に対応する径とした場合は、先端の細い部分
を短くすることができるため、ピンを折れにくくするこ
とができ好ましい。
ートの貫通孔に段部を設け、この段部とピンに設けた段
部とを係合させる方法の場合は、従来のストリッパープ
レートをそのまま使用できるため好ましい。また、ピン
に段部を2箇所設け、パンチプレートの貫通孔に上側の
段部を係合させるとともに、ストリッパープレートの貫
通孔内に下側の段部を係止させ、先端をスルーホール貫
通孔の直径に対応する径とした場合は、先端の細い部分
を短くすることができるため、ピンを折れにくくするこ
とができ好ましい。
さらに、押板をパンチプレートに設けた段部に保合させ
、水平方向に移動させることにより取りはすしを可能と
すると、押板が磁性を帯びたような場合でも、ピンを貫
通孔に挿入した状態で押板のみを取りはずせるため好ま
しい。
、水平方向に移動させることにより取りはすしを可能と
すると、押板が磁性を帯びたような場合でも、ピンを貫
通孔に挿入した状態で押板のみを取りはずせるため好ま
しい。
(実施例)
第1図は本発明の金型を使用したスルーホール孔加工を
含むセラミックパッケージの製造工程の一例を示すフロ
ーチャートである。セラミックパッケージの製造工程を
第1図にそって説明すると、まずグリーンシートの原料
となるセラミック材料を混合してスラリーを得る。次に
、例えばドクターブレード法等の方法により、スラリー
状のセラミック材料からシートを成形する。得られたシ
ートから所定の大きさの外形を有するグリーンシートを
得るため外形抜きをした後、本発明の金型を使用してス
ルーホール孔加工を実施する。その後、導電ペーストに
よりスルーホール孔埋めおよび配線印刷を行って一層分
のセラミックグリーンシートを得る。こうして得たセラ
ミックグリーンシートを所望の層数だけ積層した後焼成
することにより、セラミック多層配線基板を得、それに
メツキ等の後工程を実施することにより、最終製品とし
てのセラミックパッケージを得ている。
含むセラミックパッケージの製造工程の一例を示すフロ
ーチャートである。セラミックパッケージの製造工程を
第1図にそって説明すると、まずグリーンシートの原料
となるセラミック材料を混合してスラリーを得る。次に
、例えばドクターブレード法等の方法により、スラリー
状のセラミック材料からシートを成形する。得られたシ
ートから所定の大きさの外形を有するグリーンシートを
得るため外形抜きをした後、本発明の金型を使用してス
ルーホール孔加工を実施する。その後、導電ペーストに
よりスルーホール孔埋めおよび配線印刷を行って一層分
のセラミックグリーンシートを得る。こうして得たセラ
ミックグリーンシートを所望の層数だけ積層した後焼成
することにより、セラミック多層配線基板を得、それに
メツキ等の後工程を実施することにより、最終製品とし
てのセラミックパッケージを得ている。
第2図は本発明のセラミックグリーンシート用打抜金型
の一例の構成を示す部分断面図である。
の一例の構成を示す部分断面図である。
第2図に示す実施例において、1は打抜き時ピンの先端
を逃すための貫通孔1aを有するダイプレート、2はピ
ンを挿通する貫通孔2aを有するストリッパープレート
であり、これらの構造は第5図に示した従来例と同様な
構成である。本実施例の特徴は、パンチプレート3のピ
ンの係止部および押板の構造にある。すなわち、第2図
に示すように、パンチプレート30貫通孔4に段部4a
を設けるとともに、貫通孔4内に挿通されるピン5にも
段部5aを設け、この段部4aと段部5aを係合させて
ピン5を貫通孔4内にセットする。さらに、これらのピ
ン5を押板6により押さえることにより、ピン5の先端
部5bをパンチプレート3から植立させている。ピン5
の植立する位置はセラミックグリーンシートのスルーホ
ール孔を開けるべき位置にすることはいうまでもない。
を逃すための貫通孔1aを有するダイプレート、2はピ
ンを挿通する貫通孔2aを有するストリッパープレート
であり、これらの構造は第5図に示した従来例と同様な
構成である。本実施例の特徴は、パンチプレート3のピ
ンの係止部および押板の構造にある。すなわち、第2図
に示すように、パンチプレート30貫通孔4に段部4a
を設けるとともに、貫通孔4内に挿通されるピン5にも
段部5aを設け、この段部4aと段部5aを係合させて
ピン5を貫通孔4内にセットする。さらに、これらのピ
ン5を押板6により押さえることにより、ピン5の先端
部5bをパンチプレート3から植立させている。ピン5
の植立する位置はセラミックグリーンシートのスルーホ
ール孔を開けるべき位置にすることはいうまでもない。
上述した金型を使用して実際にセラミックグリーンシー
トに孔を開けるには、まず外形抜き加工後のセラミック
グリーンシートを位置決めしてダイプレート1上に載置
する。その状態で、パンチプレート3をストリッパープ
レート2とともに下降させ、ストリッパープレート2を
セラミックグリーンシートと当接させる。その後、さら
にパンチプレート3を下降させることにより、ピン5の
先端部5bをダイプレート1の貫通孔1aに逃すことに
より、スルーホール孔を開けている。
トに孔を開けるには、まず外形抜き加工後のセラミック
グリーンシートを位置決めしてダイプレート1上に載置
する。その状態で、パンチプレート3をストリッパープ
レート2とともに下降させ、ストリッパープレート2を
セラミックグリーンシートと当接させる。その後、さら
にパンチプレート3を下降させることにより、ピン5の
先端部5bをダイプレート1の貫通孔1aに逃すことに
より、スルーホール孔を開けている。
第2図に示す実施例では、ピンが折損したことが、例え
ばスルーホール孔の検査の隙孔が開いていない等の欠陥
により判別されたときは、押板6をはずして折損したピ
ン5のみを貫通孔4から取り出し、他の良品であるピン
5と取り換えて押板6を再びセットすることにより、簡
単にピン5の交換を実施することができる。
ばスルーホール孔の検査の隙孔が開いていない等の欠陥
により判別されたときは、押板6をはずして折損したピ
ン5のみを貫通孔4から取り出し、他の良品であるピン
5と取り換えて押板6を再びセットすることにより、簡
単にピン5の交換を実施することができる。
第3図は本発明のセラミックグリーンシート用打抜金型
の他の例の構成を示す部分断面図である。
の他の例の構成を示す部分断面図である。
第3図に示す実施例において、第2図に示す例と同一の
部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。第3
図に示す実施例において、第2図に示す例と異なる点は
、ピン5に2箇所の段部5a−L5a−2を設け、上側
の段部5a−1によりピンの係止部を構成するとともに
、下側の段部5a−2をストリッパープレート2内に位
置させ、ストリッパープレート2にピン5のガイドの役
目をさせた点にある。すなわち、ピン5の上側の段部5
a−1をパンチプレート3の貫通孔4に係合させ、押板
6により固定するとともに、ストリッパープレート2を
第2図に示す実施例よりも厚く構成し、その貫通孔2a
内に下側の段部5a−2を位置させた点である。
部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。第3
図に示す実施例において、第2図に示す例と異なる点は
、ピン5に2箇所の段部5a−L5a−2を設け、上側
の段部5a−1によりピンの係止部を構成するとともに
、下側の段部5a−2をストリッパープレート2内に位
置させ、ストリッパープレート2にピン5のガイドの役
目をさせた点にある。すなわち、ピン5の上側の段部5
a−1をパンチプレート3の貫通孔4に係合させ、押板
6により固定するとともに、ストリッパープレート2を
第2図に示す実施例よりも厚く構成し、その貫通孔2a
内に下側の段部5a−2を位置させた点である。
そのため、第3図に示した実施例では、スルーホールの
孔の径に対応した例えば100μ−程度の細い直径を有
する先端部5bの部分の長さを短くできるため、打抜き
時の折損の可能性を低くすることができる。
孔の径に対応した例えば100μ−程度の細い直径を有
する先端部5bの部分の長さを短くできるため、打抜き
時の折損の可能性を低くすることができる。
第4図は本発明のセラミックグリーンシート用打抜金型
のさらに他の構成を示す部分断面図である。第4図に示
す実施例は第2図に示す例とほぼ同様であり、異なる点
は押板6をパンチプレート3に設けた溝部3aに係合さ
せ、第4図中水平方向すなわち矢印方向に移動させるこ
とにより、パンチプレート3から取りはずし可能に構成
した点である。例えば、押板6が磁性を帯びたような場
合、そのまま上側へ押板6を持ち挙げるとピン5が押板
6とともに貫通孔4から抜は出してしまうが、第4図に
示す構成では、押板6を水平方向に移動させてパンチプ
レート3から取りはずせるため、ピン5を貫通孔4に挿
入した状態で押板6のみを取りはずすことができ、折損
したピン5のみを貫通孔4から取り出すことができる。
のさらに他の構成を示す部分断面図である。第4図に示
す実施例は第2図に示す例とほぼ同様であり、異なる点
は押板6をパンチプレート3に設けた溝部3aに係合さ
せ、第4図中水平方向すなわち矢印方向に移動させるこ
とにより、パンチプレート3から取りはずし可能に構成
した点である。例えば、押板6が磁性を帯びたような場
合、そのまま上側へ押板6を持ち挙げるとピン5が押板
6とともに貫通孔4から抜は出してしまうが、第4図に
示す構成では、押板6を水平方向に移動させてパンチプ
レート3から取りはずせるため、ピン5を貫通孔4に挿
入した状態で押板6のみを取りはずすことができ、折損
したピン5のみを貫通孔4から取り出すことができる。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものでなく、
幾多の変形、変更が可能である。例えば、上述した実施
例では2種類の係止部の構成ができればどのような構造
でも良いことはいうまでもない。また、押板の水平移動
構造についても、いずれの係止部とも組み合わさせるこ
とができることはいうまでもない。
幾多の変形、変更が可能である。例えば、上述した実施
例では2種類の係止部の構成ができればどのような構造
でも良いことはいうまでもない。また、押板の水平移動
構造についても、いずれの係止部とも組み合わさせるこ
とができることはいうまでもない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のセラミックグリーンシー
ト用打抜金型によれば、ピンを係止部および押板により
固定するようにしたため、ピンが折れて交換する必要が
あるときでも、パンチプレートから押板をはずして折れ
たピンのみ交換した後、再度押板を取り付けるだけで、
簡単にピンの交換作業を実施することができる。
ト用打抜金型によれば、ピンを係止部および押板により
固定するようにしたため、ピンが折れて交換する必要が
あるときでも、パンチプレートから押板をはずして折れ
たピンのみ交換した後、再度押板を取り付けるだけで、
簡単にピンの交換作業を実施することができる。
また、部分的にピンを打抜くことによりピン数の異なる
パターンのグリーンシートでも打抜け、ひとつの金型で
複数の形状の打抜金型として利用することもできる。
パターンのグリーンシートでも打抜け、ひとつの金型で
複数の形状の打抜金型として利用することもできる。
第1図は本発明の金型を使用したスルーホール孔加工を
含むセラミックパッケージの製造工程の一例を示すフロ
ーチャート、 第2図〜第4図はそれぞれ本発明のセラミックグリーン
シート用打抜金型の一例の構成を示す部分断面図、 第5図は従来のセラミックグリーンシート用打抜金型の
一例の構成を示す部分断面図である。 1.44・・・ダイプレート1a、43・・・貫通孔2
.46・・・ストリッパープレート 2a・・・貫通孔 3.42・・・パンチプレート 3a・・・溝部 4,47・・・貫通孔
4a・・・段部 5,41・・・ピン5
a・・・段部 5a−1・・・上側の段
部5a−2・・・下側の段部 6・・・押板48
・・・接着剤 同
含むセラミックパッケージの製造工程の一例を示すフロ
ーチャート、 第2図〜第4図はそれぞれ本発明のセラミックグリーン
シート用打抜金型の一例の構成を示す部分断面図、 第5図は従来のセラミックグリーンシート用打抜金型の
一例の構成を示す部分断面図である。 1.44・・・ダイプレート1a、43・・・貫通孔2
.46・・・ストリッパープレート 2a・・・貫通孔 3.42・・・パンチプレート 3a・・・溝部 4,47・・・貫通孔
4a・・・段部 5,41・・・ピン5
a・・・段部 5a−1・・・上側の段
部5a−2・・・下側の段部 6・・・押板48
・・・接着剤 同
Claims (4)
- 1.パンチプレートとダイプレートの間にセラミックグ
リーンシートを挟持し、パンチプレートに植立したピン
により、スルーホール孔加工するための打抜金型であっ
て、 ピンが貫通する貫通孔と、ピンがパンチプ レートの下方へ抜けるのを防ぐ係止部と、打抜き時、ピ
ンがパンチプレートの上方へ抜けるのを防ぐ押板とから
なるパンチプレートと;パンチプレートのピンと対応す
る位置に設 けられた、ピンをガイドするための貫通孔を有する、セ
ラミックグリーンシートを抑えるためのストリッパープ
レートと; パンチプレートのピンと対応する位置に設 けられた、打抜き時、ピンの先端を逃がすための貫通孔
を有する、セラミックグリーンシートを載置するための
ダイプレートと;からなることを特徴とするセラミック
グリーンシート用打抜金型。 - 2.前記パンチプレートの係止部を、パンチプレートの
貫通孔に設けた段部と、ピンに設けた段部とを係合する
ことにより構成した請求項1記載のセラミックグリーン
シート用打抜金型。 - 3.前記パンチプレートの係止部を、ピンに段部を2箇
所設け、パンチプレートの貫通孔に上側の段部を係合さ
せるとともに、ストリッパープレートの貫通孔内に下側
の段部を位置させるよう構成した請求項1記載のセラミ
ックグリーンシート用打抜金型。 - 4.前記パンチプレートの押板を、パンチプレートに設
けた溝部に係合させ、水平方向に移動させることにより
、パンチプレートから取りはずし可能に構成した請求項
1〜3のいずれかに記載のセラミックグリーンシート用
打抜金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15986190A JPH0452105A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | セラミックグリーンシート用打抜金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15986190A JPH0452105A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | セラミックグリーンシート用打抜金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452105A true JPH0452105A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15702827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15986190A Pending JPH0452105A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | セラミックグリーンシート用打抜金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452105A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003071793A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Kyocera Corp | セラミック穿孔装置用金型 |
JP2006335027A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sanyo Electric Co Ltd | シート加工装置及びシート加工装置の作製方法 |
JP2008021959A (ja) * | 2006-04-13 | 2008-01-31 | Alps Electric Co Ltd | グリーンシートのスルーホール加工装置およびスルーホール加工方法 |
TWI723684B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-04-01 | 易華電子股份有限公司 | 捲帶式軟性電路板打孔模具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49103286A (ja) * | 1973-01-15 | 1974-09-30 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP15986190A patent/JPH0452105A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49103286A (ja) * | 1973-01-15 | 1974-09-30 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003071793A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Kyocera Corp | セラミック穿孔装置用金型 |
JP2006335027A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Sanyo Electric Co Ltd | シート加工装置及びシート加工装置の作製方法 |
JP2008021959A (ja) * | 2006-04-13 | 2008-01-31 | Alps Electric Co Ltd | グリーンシートのスルーホール加工装置およびスルーホール加工方法 |
TWI723684B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-04-01 | 易華電子股份有限公司 | 捲帶式軟性電路板打孔模具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05167254A (ja) | セラミック多層電子部品の製造方法 | |
DE10013067A1 (de) | Halbleitervorrichtung und Verfahren zum Herstellen von dieser durch Chipvereinzelung | |
JPH1051152A (ja) | 可撓性ラミナをアライメント・ピン上に積み重ねる方法及び装置 | |
JPH0452105A (ja) | セラミックグリーンシート用打抜金型 | |
JP5108785B2 (ja) | グラビア印刷法のための印刷ステンシルを製作するための方法及びステンシル装置 | |
JPH01236694A (ja) | セラミックス基板の製造方法 | |
CN105555040B (zh) | 一种可提高外层图形及钻孔位置精度的pcb的制作方法 | |
CN107484357B (zh) | 一种非对称式多板材嵌套拼贴式混压板的制作方法 | |
CN113966102A (zh) | 一种阶梯金手指电路板制作方法 | |
KR100585514B1 (ko) | 프레스 금형 조립체 | |
JPH11179697A (ja) | 自動位置決め方法、装置及び板状材料 | |
JPH1068696A (ja) | 導体パターンの印刷位置精度検査方法 | |
KR200355328Y1 (ko) | 프레스 금형 조립체 | |
JP2010221333A (ja) | シート状物の穿孔装置および配線基板の製造方法 | |
DE69132891T2 (de) | Verfahren zum Verbinden von Höckern auf TAB-Trägerleitern und ein Apparat zum Anordnen von Höckern | |
JP3756684B2 (ja) | グリーンシートの積層装置 | |
JPH0569394A (ja) | ビアフイル形成方法およびビアフイル形成装置 | |
KR101675497B1 (ko) | 금속회로기판 타발장치 | |
JPH0365676B2 (ja) | ||
KR100411253B1 (ko) | 다층 세라믹 소자의 제조방법 | |
JPH09270580A (ja) | 多層セラミック基板の製造方法 | |
JP2000158393A (ja) | 超硬板付ダイ及びその製造方法 | |
JPH0645754A (ja) | セラミック多層配線基板のスルーホール形成方法 | |
JPH0210592B2 (ja) | ||
JPH03142198A (ja) | プリント配線板の穴あけ装置 |