JPH0452000Y2 - - Google Patents

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JPH0452000Y2
JPH0452000Y2 JP1985089298U JP8929885U JPH0452000Y2 JP H0452000 Y2 JPH0452000 Y2 JP H0452000Y2 JP 1985089298 U JP1985089298 U JP 1985089298U JP 8929885 U JP8929885 U JP 8929885U JP H0452000 Y2 JPH0452000 Y2 JP H0452000Y2
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JP
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pressure
sleeve
workpiece
cutting device
pressure vessel
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、側圧切断装置に係り、特に、工作作
業の能率化を図り、かつ工作物を密封する水密ま
たは/および気密部材の信頼性を向上させること
ができるようにした側圧切断装置に関する。
[従来の技術] 切削工具による切断で不可避的に生じる切屑の
無駄を省くために、ぜい性材料に側圧力を加えて
工作物の内部に引張応力を発生させ、切屑工具を
用いないで切断する側圧切断装置が種々考えられ
ている。
この側圧切断装置は、たとえば第3図に示すよ
う、工作物1を囲む側圧伝達筒2と、側圧伝達筒
2の外周面を加圧する圧力室3を画成する圧力容
器4とを備えている。側圧伝達筒2の内径と工作
物1との外径との間は工作物1の摺動を可能にす
る程度のきわめて僅かなすきまがもうけられてい
る。また、圧力容器4は、一対のスリーブ5,5
と、この両スリーブ5の間に挟持される間座6と
を有し、ボルト7を圧力容器本体8に締付けるこ
とにより組立てられている。また、上記スリーブ
5の内周部には、2つの環状凹部9,9が形成さ
れており、この環状凹部9内に密封用のOリング
11が配設されている。そして、図示を省略した
圧力発生装置から圧油流入口12を経て圧力室3
に圧油を供給して加圧すると、工作物1および側
圧伝達筒2に作用する軸方向の伸びと、両者間の
摩擦力と工作物1の横断面に働く引張応力と側圧
伝達筒の横断面に働く圧縮応力の作用によつて工
作物1は切断される。なお、図中符号13は、側
圧伝達筒2が軸方向に移動するのを防ぐために圧
力容器4に取付けた蓋である。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上述した従来の側圧切断装置におけ
るOリング11は、油洩れを防ぐために、側圧伝
達筒2よりやや小さい内径に形成してシール性を
高めている。このようにしておくと、工作物1あ
るいは側圧伝達筒2を交換する際にOリング11
に抵抗が生じて出し入れが困難となるばかりか、
Oリング11が損傷してしまうという問題もあつ
た。またOリング11の交換やOリング交換の際
の環状凹部9の清掃も容易でなく次に装着される
工作物のOリングのシール効果を高めにくかつ
た。本考案は、上記問題点に鑑みて開発されたも
ので、工作物1あるいは側圧伝達筒2の交換を容
易にし、かつ、Oリング11の耐久性を向上させ
ることができるようにした側圧切断装置を提供す
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段および作用] 上記問題点を解決するため、本考案による側圧
切断装置は、圧力容器本体に貫通する同一径の孔
内に装着され、加圧可能に構成された圧力室を内
周面に設けられた筒状のスリーブと、このスリー
ブの両端側に接触して配設される一対のリング状
の密封用部材と、この各密封用部材を前記スリー
ブの各端部に圧着せしめる位置と圧着を解除する
位置に移動する圧縮部材とを備え、前記各密封用
部材と接触するスリーブの端部および圧縮部材の
端部に各密封用部材を受けるように凹部が形成さ
れている。
上記により、圧縮部材が密封用部材を押圧した
場合には密封用部材の内径を工作物あるいは圧力
伝達筒の外径より小さくし、押圧しない場合には
密封用部材の内径を工作物あるいは圧力伝達筒の
外径とほぼ同一あるいはやや大径にして交換を容
易にし、かつスリーブと圧縮部材との間における
密封用部材の保持を確実にして、該密封用部材の
耐久性を向上させる。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図に示す従来装置と同一構成物を同一符号
で表した第1図において、円柱状の工作物1を囲
む円筒状の圧力伝達筒2の外周の中央寄りには、
円筒形状で、その内周中央位置の円周に溝形状の
圧力室23を凹設し、僅かの間隙を有してスリー
ブ24が嵌合着している。スリーブ24の外周
は、圧力容器本体22の貫通した同一径の孔内に
挿入装着されている。圧力容器本体22には、上
記スリーブ24の圧力室23と連通構成されてい
る圧油流入口12が構成されている。更に、上記
スリーブ24の両端側には、密封用のOリング2
5,26がそれぞれ配設されている。
このOリング25,26の内径は、前記圧力伝
達筒2の外径とほぼ同一、あるいはやや大径に形
成されており、フリーの状態で圧力伝達筒2を容
易に抜き取りあるいは挿入することができるよう
になつている。また、前記圧力容器本体22の両
端側からは、2つのキヤツプ27,28がそれぞ
れねじ込まれており、これによつて、前記両Oリ
ング25,26が圧縮されて圧力伝達筒2の外表
面に圧着されてシールが行われるようになつてい
る。
このような構成においては、キヤツプ27,2
8を締め込んでおけば、圧力室23の密封性が保
たれるため、圧油流入口12から所定圧の圧油を
供給することによつて工作物1の切断を行うこと
ができる。そして、切断作業が完了したら、キヤ
ツプ27,28を緩める。キヤツプ27,28を
緩めると、Oリング25,26がフリー状態にな
り、圧力伝達筒2の密着が解かれる。これによつ
て工作物1および圧力伝達筒2をOリング25,
26の抵抗を受けることなく圧力容器21の外部
に容易に取り出しあるいは挿入することができ
る。
また、ねじ込み式のキヤツプ27,28の代わ
りにエアシリンダーやハンドロシリンダーを用い
るようにすれば、自動切断作業を行わせることも
可能となる。
この場合、第2図に示すように、スリーブ24
およびキヤツプ27,28の各端部分にOリング
25,26をそれぞれ受け入れるように、断面形
状が凹形(凹溝)となる凹部を形成しておけば、
Oリング25,26を安定的に圧縮させることが
でき、シール性をより一層向上させることができ
る。
また、上述した実施例においては、圧力伝達筒
を用いたものを示しているが、圧力伝達筒を用い
ることなく、工作物を直接Oリングでシールする
ようにした装置にも本考案は適用することができ
ることはもちろんでる。
更に、工作物の外径寸法に変更があつても、即
ち工作物の外径寸法が小さい工作物を切断する場
合でも圧力容器本体内に装着されるスリーブ、密
封用部材および圧縮部材の内径寸法などの変更に
て対応でき、圧力容器本体を交換しなくてもよい
ので圧力容器本体の汎用性がある。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、圧力容器
内で、圧縮部材の端部およびスリーブの各端部に
それぞれ密封用部材を受ける凹部を形成するとと
もに、圧縮部材によりスリーブの各端部に圧着し
た密封用部材(水密または/および気密部材)の
変形を解除することにより、工作物あるいは圧力
伝達筒を密封用部材の抵抗を受けることなく容易
に出し入れすることができ、作業性が向上すると
同時に、密封用部材の損傷を防いで耐久性を向上
させることができる。また圧力室を形成するスリ
ーブと密封用部材とは、圧力容器本体を貫通した
同一径の孔内に装着されているので、密封用部材
の交換の際には、圧縮部材を孔から取り除くだけ
で孔の開口端のいずれからでも容易に交換が行う
ことができ、かつ孔の全内周面の清掃が容易に行
い得る。従つて、次に装着させる密封用部材のシ
ール効果を高めることができると共に、耐久性も
向上させることができ、しかも自動連続切断を実
現するに当たり極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における装置の縦断
面図、第2図は本考案の他の実施例における装置
の縦断面図、第3図は従来の装置の縦断面図であ
る。 1……工作物、2……圧力伝達筒、21……圧
力容器、22……圧力容器本体、23……圧力
室、24……スリーブ、25,26……Oリン
グ、27,28……キヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧力容器内に一対の密封用部材を介して切断
    すべき工作物を収容し、前記圧力容器内に供給
    される圧力流体の側圧力で前記工作物を切断す
    る側圧切断装置において、 圧力容器本体を貫通した同一径の孔内に装着
    され、前記圧力流体を加圧可能にする圧力室を
    内周面に設けられた筒状のスリーブと、 前記圧力容器本体の同一径の孔内に装着さ
    れ、前記スリーブの両端側に接触して配設され
    る一対のリング状の密封用部材と、 この各密封用部材を前記スリーブの各端部に
    圧着せしめる位置と圧着を解除する位置に移動
    する圧縮部材と、 この各密封用部材と接触するスリーブの端部
    および圧縮部材の端部に各密封用部材を受ける
    ように形成された凹部と、 を備えたことを特徴とする側圧切断装置。 (2) 前記スリーブおよび前記圧縮部材の内周に圧
    力伝達筒を配設したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の側圧切断装置。
JP1985089298U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0452000Y2 (ja)

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JP1985089298U JPH0452000Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JP1985089298U JPH0452000Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JPS61206641U JPS61206641U (ja) 1986-12-27
JPH0452000Y2 true JPH0452000Y2 (ja) 1992-12-07

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ID=30643238

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2632283B2 (ja) * 1992-07-21 1997-07-23 和郎 佐藤 側圧による工作物の切断方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080584A (ja) * 1973-11-24 1975-06-30
JPS5398588A (en) * 1977-02-09 1978-08-29 Sato Kazuo Method of cutting works by side pressure
JPS5443386A (en) * 1977-09-13 1979-04-05 Fujikoshi Kk Continuous side pressure cutter

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JPS5163595U (ja) * 1974-11-14 1976-05-19

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