JPH0451834A - 腹足類養殖方法 - Google Patents
腹足類養殖方法Info
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- JPH0451834A JPH0451834A JP2156639A JP15663990A JPH0451834A JP H0451834 A JPH0451834 A JP H0451834A JP 2156639 A JP2156639 A JP 2156639A JP 15663990 A JP15663990 A JP 15663990A JP H0451834 A JPH0451834 A JP H0451834A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アワビ等の腹足類養殖方法に関し、更に詳し
くはアワビ等の腹足類の成り速度を光環境の調節により
速める腹足類養殖方lに関する。
くはアワビ等の腹足類の成り速度を光環境の調節により
速める腹足類養殖方lに関する。
最近では、アワビ等の腹足類を自然界で採取できる量が
滅失してきており、このため、その腹足類増殖のための
対策が必要となってきた。その一つとして、例えばアワ
ビを各15m程度の大きさにまで養殖しで、得られたア
゛ワビ種苗を自然界に放流し、アワビ資源確保を計るこ
とが盛んに行われている。また、別の方法として、)2
ワビ等の腹足類を種苗から食用に供することのできる大
きさまで養殖する方法も試みられている。
滅失してきており、このため、その腹足類増殖のための
対策が必要となってきた。その一つとして、例えばアワ
ビを各15m程度の大きさにまで養殖しで、得られたア
゛ワビ種苗を自然界に放流し、アワビ資源確保を計るこ
とが盛んに行われている。また、別の方法として、)2
ワビ等の腹足類を種苗から食用に供することのできる大
きさまで養殖する方法も試みられている。
〔発明が解決しようとする課題
しかし、アワビの成長速度は遅く、15+m+程度の種
苗になるのに約1年間以上が必要であり、生産コストが
高くなる。更に、種苗を自然界に放流した場合でも食用
に供することのできる約90ffI11程度の大きさに
なるには、数年以上必要であり、回収率もあまり良くな
いのが現状である。一方、食用に適する程度の大きさに
なるまで、アワビ等の腹足類を養殖する場合には、養殖
期間が長くなるために採算が合わないのが現状である。
苗になるのに約1年間以上が必要であり、生産コストが
高くなる。更に、種苗を自然界に放流した場合でも食用
に供することのできる約90ffI11程度の大きさに
なるには、数年以上必要であり、回収率もあまり良くな
いのが現状である。一方、食用に適する程度の大きさに
なるまで、アワビ等の腹足類を養殖する場合には、養殖
期間が長くなるために採算が合わないのが現状である。
一方、アワビの成長速度を速くするために種々の工夫が
行われている。例えば、アワビの遺伝的形質の違いを調
べて、成長の良いものを選択して養殖する方法(特開昭
62−259526号)、アワビの卵子および精子の受
精並びに幼生発生を無園畝ニー、または有益な細菌のみ
が棲息できる条件下で行うアワビ養殖方法(特開昭62
−32829号)、およびアワビを不純物を含まない海
水で十分な溶存酸素を供給する条件下で食用に供するこ
とのできる大きさまで養殖する方法(特開昭61−19
9736号)などがある7 しかしながら、このような方法によっても、アワビ種苗
の成育を十分に促進できず、終局的に採算のとれるもの
ではないという課題があった。
行われている。例えば、アワビの遺伝的形質の違いを調
べて、成長の良いものを選択して養殖する方法(特開昭
62−259526号)、アワビの卵子および精子の受
精並びに幼生発生を無園畝ニー、または有益な細菌のみ
が棲息できる条件下で行うアワビ養殖方法(特開昭62
−32829号)、およびアワビを不純物を含まない海
水で十分な溶存酸素を供給する条件下で食用に供するこ
とのできる大きさまで養殖する方法(特開昭61−19
9736号)などがある7 しかしながら、このような方法によっても、アワビ種苗
の成育を十分に促進できず、終局的に採算のとれるもの
ではないという課題があった。
本発明の目的は、摂餌行動を刺激することによりアワビ
等の腹足類が速い成長速度で成長することのできる養殖
方法を提供することである。
等の腹足類が速い成長速度で成長することのできる養殖
方法を提供することである。
本発明にがかる腹足類養殖方法は、水槽や海中に設置し
た飼育容器中に腹足類の種苗などを収容し、明るい光環
境を作る光源と暗い光環境を作る遮光手段とを用いて、
上記飼育容器およびその周辺を、明るい光環境から暗い
光環境へ少なくとも1日1回を超える回数で変化させる
ようにしたものである。
た飼育容器中に腹足類の種苗などを収容し、明るい光環
境を作る光源と暗い光環境を作る遮光手段とを用いて、
上記飼育容器およびその周辺を、明るい光環境から暗い
光環境へ少なくとも1日1回を超える回数で変化させる
ようにしたものである。
二こで前記暗い光環境を作る遮光手段とは1例えば、光
源からの光を遮る手段や光源を消灯または減光する手段
をいう。
源からの光を遮る手段や光源を消灯または減光する手段
をいう。
本発明における飼育容量およびその周辺は、光源の点灯
および遮光手段による遮光や消灯によって、交互に明暗
の光環境とされ、このような明から暗への光環境の切り
換えを少なくとも181回を超える回数とすることによ
り、腹足類の摂餌回数を増やし、これによって成長時間
の短縮を図れるようにする。
および遮光手段による遮光や消灯によって、交互に明暗
の光環境とされ、このような明から暗への光環境の切り
換えを少なくとも181回を超える回数とすることによ
り、腹足類の摂餌回数を増やし、これによって成長時間
の短縮を図れるようにする。
以下、本発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の方法を実施するための養殖システムを
示す。図において、1は水槽で、常時定量の海水が供給
される。2はこの水槽1の海水中に設置した例えば2個
の飼育容量としての飼育かごて、これらの飼育かと2内
にはクロアワビやエゾアワビなどのアワビ3が収容され
ている。4は水槽1中に設置した整流板で、曝気槽5か
らバイブロを通して送出される海水を整流にして、水槽
1内に送出する。7は曝気槽5を設置する台、8は水槽
1を囲み、こ九から流出する海水を受けるウォータバス
、9は飼育かご2およびその周辺を被う遮光手段、例え
ば黒色ビニールシート、10は飼育かご2およびその周
辺を照明する光源1例えば20ワット程度の蛍光灯で、
これに代えて白熱灯、水銀灯、ナトリウム灯などのハロ
ゲンランプのほか、太陽光線を利用することもできる。
示す。図において、1は水槽で、常時定量の海水が供給
される。2はこの水槽1の海水中に設置した例えば2個
の飼育容量としての飼育かごて、これらの飼育かと2内
にはクロアワビやエゾアワビなどのアワビ3が収容され
ている。4は水槽1中に設置した整流板で、曝気槽5か
らバイブロを通して送出される海水を整流にして、水槽
1内に送出する。7は曝気槽5を設置する台、8は水槽
1を囲み、こ九から流出する海水を受けるウォータバス
、9は飼育かご2およびその周辺を被う遮光手段、例え
ば黒色ビニールシート、10は飼育かご2およびその周
辺を照明する光源1例えば20ワット程度の蛍光灯で、
これに代えて白熱灯、水銀灯、ナトリウム灯などのハロ
ゲンランプのほか、太陽光線を利用することもできる。
なお、これらの黒色ビニールシート9や光源10として
の蛍光灯などは、水槽1上に架設した木枠11などに取
り付けられる。
の蛍光灯などは、水槽1上に架設した木枠11などに取
り付けられる。
このような養殖システムは、水槽1内において海水に浸
漬した飼育かと2内にアワビ3の種苗を所定個数収容し
、上記蛍光灯10をタイマを用いて点灯および消灯また
は滅灯する。なお、光源が太陽光源である場合には、上
記黒色ビニールシート9を被せたり取り外したりするこ
とで、明暗2つの光環境を作ることができる。すなわち
、この発明では、アワビ3を明るい光環境で一定時間(
12時間以下)飼育し、次に飼育環境を一定の明度以下
に一定時間(12時間以下)減灯して飼育するという操
作を繰り返す。この場合において、上記明暗の度合いは
、原則的に夜行性のアヮビ3が活動を停止する程度およ
び活動を開始するときの暗さとする。
漬した飼育かと2内にアワビ3の種苗を所定個数収容し
、上記蛍光灯10をタイマを用いて点灯および消灯また
は滅灯する。なお、光源が太陽光源である場合には、上
記黒色ビニールシート9を被せたり取り外したりするこ
とで、明暗2つの光環境を作ることができる。すなわち
、この発明では、アワビ3を明るい光環境で一定時間(
12時間以下)飼育し、次に飼育環境を一定の明度以下
に一定時間(12時間以下)減灯して飼育するという操
作を繰り返す。この場合において、上記明暗の度合いは
、原則的に夜行性のアヮビ3が活動を停止する程度およ
び活動を開始するときの暗さとする。
また、明期すなわち明るい光環境から暗期すなわち暗い
光環境への変化は、1日当り1回を超える回数であれば
よい。自然条件下において、明期から暗期への変化は通
常日没の際の1回である。
光環境への変化は、1日当り1回を超える回数であれば
よい。自然条件下において、明期から暗期への変化は通
常日没の際の1回である。
これに対して、本発明の方法においては、1回の明期お
よび1回の暗期の合計時間を24時間未満とし、明期お
よび暗期の時間は同一である必要はなく、異なっていて
も良い。例えば、明期および暗期の時間が各々6時間の
場合、明期から暗期への変化が1日当り2回となる。ま
た、明期および暗期の最低限の時間は、アワビ等の腹足
類の生物が明期もしくは暗期であることを認識できる程
度の時間であると推定され、およそ2時間程度である。
よび1回の暗期の合計時間を24時間未満とし、明期お
よび暗期の時間は同一である必要はなく、異なっていて
も良い。例えば、明期および暗期の時間が各々6時間の
場合、明期から暗期への変化が1日当り2回となる。ま
た、明期および暗期の最低限の時間は、アワビ等の腹足
類の生物が明期もしくは暗期であることを認識できる程
度の時間であると推定され、およそ2時間程度である。
ここで、その他の飼育条件、例えば、水温。
飼育密度または流速などは特に制限はない。
このように、アワビ3は明期から暗期に変化するとき、
即ち自然界においては日没時刻付近で摂餌行動を行うた
め、明期から暗期への変化の回数を自然界での変化より
も増加させることにより、アワビ3の摂餌行動が刺激さ
れる機会が増える。
即ち自然界においては日没時刻付近で摂餌行動を行うた
め、明期から暗期への変化の回数を自然界での変化より
も増加させることにより、アワビ3の摂餌行動が刺激さ
れる機会が増える。
この結果、アワビ3の種苗などの成長が加速、促進され
、その養殖期間を短縮することができる。
、その養殖期間を短縮することができる。
従って、アワビ3の生産量が増大し、食用アワビ製品の
価格を下げることができ、しかも、自然条件に影響され
ない安定したアワビ3の生産が可能となる。
価格を下げることができ、しかも、自然条件に影響され
ない安定したアワビ3の生産が可能となる。
なお、上記実施例では水槽1におけるアワビ3の飼育に
ついて説明したが、海中におけるアワビ。
ついて説明したが、海中におけるアワビ。
トコブシその他の腹足類生物の養殖にも利用できる。ま
た、上記光源として2種以上を併用して用いてもよく、
上記実施例と同様の効果が得られる。
た、上記光源として2種以上を併用して用いてもよく、
上記実施例と同様の効果が得られる。
次に、このようなアワビ種苗の養殖について、下記のよ
うな実験を行うことにより、明期と暗期の時間サイクル
を短くすると、成長量が増大することが確かめられた。
うな実験を行うことにより、明期と暗期の時間サイクル
を短くすると、成長量が増大することが確かめられた。
[実験方法コ
実験区は各々明期時間を変えた■〜■区とし、途中の斃
死等による事故を考慮し、各区共はぼ同一条件で2ケー
ス(対)宛設定し、各飼育かご2に健全、且つほぼ規格
の揃った黒アワビ種苗50個体宛を収容する(計4.
O0個体)。各区の光周期はタイマーにより以下の通り
設定した。
死等による事故を考慮し、各区共はぼ同一条件で2ケー
ス(対)宛設定し、各飼育かご2に健全、且つほぼ規格
の揃った黒アワビ種苗50個体宛を収容する(計4.
O0個体)。各区の光周期はタイマーにより以下の通り
設定した。
1区は明期と暗期が各12時間の明暗サイクルとし、■
区は明期18時間、暗期6時間のサイクル、■区は明期
6時間、暗期18時間のサイクルおよび■区は明期と暗
期が6時間ごとに切換わるようにする。
区は明期18時間、暗期6時間のサイクル、■区は明期
6時間、暗期18時間のサイクルおよび■区は明期と暗
期が6時間ごとに切換わるようにする。
実験中、水温は無調整とし、注水(汲み上げ海水)量は
注水コックを調整することにより約500mQ/min
とした(換水率はぼ1回転/日)。照明は水槽1上部に
木枠11を組み、各飼育かと2の直上約30aoの所に
20W蛍光灯(1灯型、昼光色)を1灯宛計8灯を取り
付けると共に、外部からの明かりを受けないよう、周囲
を黒ビニールシート9で被った(飼育かご中央の水面照
度は約4000ルツクス)。通気は飼育かご2に径5■
のエアーストーンを1個ずつ投入して連続通気を行った
。餌料は生アラメとし、はぼ定期的に充分量を投与した
(4〜7日に1回約40〜50g宛)。
注水コックを調整することにより約500mQ/min
とした(換水率はぼ1回転/日)。照明は水槽1上部に
木枠11を組み、各飼育かと2の直上約30aoの所に
20W蛍光灯(1灯型、昼光色)を1灯宛計8灯を取り
付けると共に、外部からの明かりを受けないよう、周囲
を黒ビニールシート9で被った(飼育かご中央の水面照
度は約4000ルツクス)。通気は飼育かご2に径5■
のエアーストーンを1個ずつ投入して連続通気を行った
。餌料は生アラメとし、はぼ定期的に充分量を投与した
(4〜7日に1回約40〜50g宛)。
なお、投餌に際しては、その都度投餌量と回収した残餌
量を測定した。
量を測定した。
[実験結果]
実験期間中(32日間)の斃死個体は、第1表に示すよ
うに■区第1のケースC1に2個体認められたのみで、
その他の区では認められず、実験中の投餌量は各ケース
%リアラメ約170gで、それらのうち、最高の総摂餌
量を示した区は第1表に示すように■区の第1のケース
C1で1107jを摂餌した。また、最低を示したのは
、■区の第2のケースC2の93.7gであり、地区の
総摂餌量は96.3〜101.3gの笥囲であった。
うに■区第1のケースC1に2個体認められたのみで、
その他の区では認められず、実験中の投餌量は各ケース
%リアラメ約170gで、それらのうち、最高の総摂餌
量を示した区は第1表に示すように■区の第1のケース
C1で1107jを摂餌した。また、最低を示したのは
、■区の第2のケースC2の93.7gであり、地区の
総摂餌量は96.3〜101.3gの笥囲であった。
この結果、貝殻の成長(成長率2日間成長量)の最高値
は、第2図(イ)及び第2表に示すように■区の第1の
ケースC1で、成長率13.0%、日間成長量77.8
μmを示し、また、最低値は■区の第2のケースC2で
、同8.1%、48.1μmであった。また、実験区間
の比較では、■区で比較的高い成長がみられ、1区およ
び■区ではそれほど明瞭な傾向は認められず、■区では
やや不良であった。増重(増重率9日間増重量)は、第
2図(ロ)及び第2表に示すように最高値は■区の第1
のケースC1で増重率51.2%2日間増重量13.4
■を示し、最低値は1区の第1のケースC1で増重率2
4.4%1日間増重量6.6■であった。実験区間の比
較では■区で最高値を示し、■区、■区、1区の1@で
値が減少する傾向を示した。そして、摂餌量と増重量か
ら算出した餌料転換効率は、第2図(ニ)及び第3表に
示すように、最高値は■区の第1のケースC1の20.
0%、最低値は1区の第1のケースの10.4%であっ
た。実験区間の比較では、前述の増重率と同様に■区で
最高値を示し、■区、■区、■区の順に値が減少する傾
向を示した。
は、第2図(イ)及び第2表に示すように■区の第1の
ケースC1で、成長率13.0%、日間成長量77.8
μmを示し、また、最低値は■区の第2のケースC2で
、同8.1%、48.1μmであった。また、実験区間
の比較では、■区で比較的高い成長がみられ、1区およ
び■区ではそれほど明瞭な傾向は認められず、■区では
やや不良であった。増重(増重率9日間増重量)は、第
2図(ロ)及び第2表に示すように最高値は■区の第1
のケースC1で増重率51.2%2日間増重量13.4
■を示し、最低値は1区の第1のケースC1で増重率2
4.4%1日間増重量6.6■であった。実験区間の比
較では■区で最高値を示し、■区、■区、1区の1@で
値が減少する傾向を示した。そして、摂餌量と増重量か
ら算出した餌料転換効率は、第2図(ニ)及び第3表に
示すように、最高値は■区の第1のケースC1の20.
0%、最低値は1区の第1のケースの10.4%であっ
た。実験区間の比較では、前述の増重率と同様に■区で
最高値を示し、■区、■区、■区の順に値が減少する傾
向を示した。
以上のように、本発明によれば水槽や海中に設置した飼
育容器中に腹足類の種苗などを収容し、明るい光環境を
作る光源および暗い光環境を作る遮光手段を用いて、上
記飼育容器およびその周辺を、明るい光環境から暗い光
環境へ少なくとも1日1回を超える回数で変化させるよ
うにしたので、飼′育容器およびその周辺を明期および
暗期のサイクルを自然界のそれより短くした分、腹足類
による摂餌回数を増やすことができ、これにより餌料転
換効率を上げて、腹足類の成育を従来に比べて大幅に促
進できる。かくして、かかる腹足類の生産効率を改善し
、生産コストおよび市場価格の低減を可能にするという
効果が得られる。
育容器中に腹足類の種苗などを収容し、明るい光環境を
作る光源および暗い光環境を作る遮光手段を用いて、上
記飼育容器およびその周辺を、明るい光環境から暗い光
環境へ少なくとも1日1回を超える回数で変化させるよ
うにしたので、飼′育容器およびその周辺を明期および
暗期のサイクルを自然界のそれより短くした分、腹足類
による摂餌回数を増やすことができ、これにより餌料転
換効率を上げて、腹足類の成育を従来に比べて大幅に促
進できる。かくして、かかる腹足類の生産効率を改善し
、生産コストおよび市場価格の低減を可能にするという
効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例による腹足類養殖方法を実現
する養殖システムの構成図、第2図(イ)〜(ニ)は本
発明による養殖実験結果を説明するための特性グラフで
、各々日間成長量2日間増重量、総摂餌量および飼料転
換効率を実験区毎に示す。 ■ ・水槽、 ・飼育容器。 ・腹足類、 ・遮光手段、 1 。 ・光源。
する養殖システムの構成図、第2図(イ)〜(ニ)は本
発明による養殖実験結果を説明するための特性グラフで
、各々日間成長量2日間増重量、総摂餌量および飼料転
換効率を実験区毎に示す。 ■ ・水槽、 ・飼育容器。 ・腹足類、 ・遮光手段、 1 。 ・光源。
Claims (1)
- 水槽や海中に設置した飼育容器中に腹足類の種苗などを
収容し、明期を作る光源と暗期を作る遮光手段を用いて
、上記飼育容器内およびその周辺を、明るい光環境と暗
い光環境を時間的に適宜選定することによって少なくと
も1日1回を越える回数で造ることを特徴とする腹足類
養殖方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156639A JP2840872B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 腹足類養殖方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2156639A JP2840872B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 腹足類養殖方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451834A true JPH0451834A (ja) | 1992-02-20 |
JP2840872B2 JP2840872B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15632065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2156639A Expired - Lifetime JP2840872B2 (ja) | 1990-06-16 | 1990-06-16 | 腹足類養殖方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2840872B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504417A (ja) * | 2002-11-01 | 2006-02-09 | 中国科学院海洋研究所 | 殻色がオレンジ色であることを特徴にするエゾアワビの作出方法 |
JP2009284828A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Toshiyuki Takatsu | 回帰魚の稚魚生産方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102010011B1 (ko) * | 2016-11-02 | 2019-08-13 | 임종흥 | 전복의 수조 바닥면 부착 방지를 위한 쉘터지지구 |
-
1990
- 1990-06-16 JP JP2156639A patent/JP2840872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006504417A (ja) * | 2002-11-01 | 2006-02-09 | 中国科学院海洋研究所 | 殻色がオレンジ色であることを特徴にするエゾアワビの作出方法 |
JP2009284828A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Toshiyuki Takatsu | 回帰魚の稚魚生産方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2840872B2 (ja) | 1998-12-24 |
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