JPS584884B2 - さけ亜目その他の魚類の成長率促進方法及び装置 - Google Patents

さけ亜目その他の魚類の成長率促進方法及び装置

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JPS584884B2
JPS584884B2 JP55096309A JP9630980A JPS584884B2 JP S584884 B2 JPS584884 B2 JP S584884B2 JP 55096309 A JP55096309 A JP 55096309A JP 9630980 A JP9630980 A JP 9630980A JP S584884 B2 JPS584884 B2 JP S584884B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K61/00Culture of aquatic animals
    • A01K61/70Artificial fishing banks or reefs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
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  • Animal Husbandry (AREA)
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、さけ亜目及び同様な生活環発育過程の魚類等
を成長させる方法及び装置に関し、特に排他的ではない
が、自由解放又は魚場等の環境のどちらかに於いて正常
なその後の成長をさせるために海又はその他の比較的に
大きい水中に魚を放流することができるほど十分な比較
的に大きいサイズ迄、新しくふ化した稚魚を急速に成長
させる方法に関する。
重要な実例によって本発明をさけの成長に適用すること
を考えると、この技術はつい今年に完備するもので、そ
の技術は稚魚と若さけからさけの2才魚の大きさと、そ
の魚が銀色に変って、例えば海または海のいけすの中で
正常な成熟をするため放流される用意のできる時期にま
でその幼い魚にえさを与え生長させる種々の技術を備え
ている。
この方法に採用されたより効果的な技術はより正確には
臨界温度の制御を含んでおり、即ち約15℃に水温を暖
めて維持するもので、その為にはエネルギー消費を必要
とし、加熱装置及びそのメインテナンスを必要とし、し
かもその企業に適する場所に制限がある。
このような装置のために、通常の昼夜のサイクルにわた
って成長を促進させるような若さけを養成するための時
間を長くするのに照明を加えることが提案されていたが
、しかし特にエネルギ消費を必要とすることから考える
と納得できない装置から疑わしい装置まで種々のものが
現存している。
本発明に至るには一連の発明段階があり、その発明は若
さけと2才魚のさけの成長率の促進及び均一性に顕著に
躍進を与えており、しかも水加熱の必要性を除去し且つ
付随的なコストの必要をなくし(所望ならば、たとえ加
熱装置が補助装置として使用されても)、本発明はその
主目的としてさけ等(および後述するようにさけの亜目
や同様の魚類)を成長させるための新しい且つ改良され
た方法及び装置は、上記及びその他の従来技術及び装置
の欠点を解消し、著しく成長を促進させ、且つより簡単
で、コストのかゝる設備や操作段階が少ない。
本発明の別の目的は、水生動物タイプのものの成長及び
/又は保守に有用である新規な方法及び装置を提供する
ことである。
その他の目的は、特に特許請求の範囲及び以下の説明か
ら明らかである。
しかしながら、本発明の重要な実施例を要約すると、本
発明は、いけすに魚を密集させ、水をいけすに連続的に
導入し且つ排出し、魚が暗い場所で休むことができるよ
うに光を遮蔽された場所を提供するためにいけすの水面
の大部分の区域からはいり込む外部の光を遮蔽し、更に
前記大部分の面を越えた及びその面を囲んでいるいけす
の表面領域を、その領域で魚が視覚によりえさを食べる
ことができるように照明することから成る魚成長率促進
方法に関する。
好ましい細部は下文で説明されている。
第1図を参照すると、円形で示されているいけす1は、
循環される淡水が番号3で示すパイプから供給され、そ
こには有効な自然環境から供給されるもので温度制御装
置が設けられておらず、その水が詰まるのを避け且つ水
を清浄するために、水は円筒形状の中央フィルタースト
レーナ5を通って排出される。
用語「いけす」は本文ではどんな水でも保持する囲いと
して一般的な概念として使用されている。
本発明に於いて、もし若さげがいけすの十分に大きいカ
バー又は遮蔽された場所に入ることができ、いけす内の
魚がその場所いる時にすべての外部光即直接、間接及び
屈折される光が完全に遮蔽されるならば、魚が休む状態
及び魚がえさを食べる習性においてむしろ驚く程の好結
果が生ずることが発見された。
この現象のために、外部側方から屈折してくる光でも魚
が見ることができないようにすべての外部光を実質的に
完全に遮蔽しなければならない。
魚が見ることのできるすべての視角は、本発明による陰
の場所を生じさせるために水と接触する遮蔽リップ(又
はカバー)によって阻止されるはずである。
更に、照明される外部領域は、魚がえさを見ることがで
きえさをえるためにカバーを越えて半径方向に魚は突進
でき、また暗い場所に戻ることができるように形成する
必要がある。
第1図の構造体にはファイバーグラスで作られ且つ水面
4に浮いている逆カップ状の不透明なカバーシールド2
が設けられており、そのシールド2の周辺リップ2′は
、水中に下向きに伸長しており且つシールドの下面2″
に沈積物がたまり周期的な清掃を必要とするような状態
即ち水との接触状態を防止するためにカバーシールド2
内に好ましい空気層2″を形成している。
カバーシールド2の下の魚は、その場所が暗くなるよう
に上方から又は側方内向きに屈折することによってでも
カバーの下には外部の光がはいらないように形成されて
いるので、外部の光を見ることができない。
もしリップ2′が水と接触状態でなく上方にあったなら
ば(又はもし平らな又はその他のシールドが水の上方に
あり且つ水と接触していないか、又は水と接触するリッ
プを有していないならば)、側方からの光がはいり込み
、本発明による現象を生じさせる基本的な暗い又は陰の
場所Dを実質的に形成することができない。
魚の通常の神経質な性質は、魚が限定された場所で密集
している時には特に、騒音、振動、人の足音、鳥、迅速
な光の変化、その他の突然の環境の変化に応答してえさ
を食べる性質が阻害されるが、上記タイプのカバーシー
ルド装置により上記状態が著しく排除されることが分っ
た。
例えば、動揺している若さけは消散するのに二三時間を
必要とするほど過剰な乳酸を発生させ、静めて所定の酸
レベルにまで下げるのに必要な期間はえさを与えること
ができない。
上記カバーシールド2及び水と接触状態のそのリップに
よって、魚の密集状態であってもカバーシールド2の下
の暗い場所Dで安心して魚は休むことができる。
遮蔽された場所Dの外側の領域即ち照明されているいけ
すの領域は、魚がえさを食べる領域として使用され、そ
の領域は外側を囲んでいる周囲の照明されている環状領
域6及び内側の囲んでいる中央環状領域6′として図示
され、これら領域のために、魚がえさを食い且つカバー
シールド2の下で安心して休むため暗い場所に戻るため
に遮蔽された領域から半径方向内向き又は外向きに突進
することができることが分った。
魚のえさは例えばソレノイドシャッター制御装置によっ
て符号Fで示されている場所から自動的に領域6(及び
所望ならば6′)に周期的に投入される。
水が領域6のまわりで循環する比較的に長い期間にわた
ってえさは水面に浮いており、それは水とカバーシール
ドの接触によって生じる表面張力又は吸引に似た力の増
大によるものであり、水面と接触するシールドがない場
合のように底部に迅速に落しえさを無駄にするものとは
区別される。
更に、このような操作は、密集状態で遭遇していたよう
な外形が傷ついたり、功撃的状態且目かつつかれたよう
な状態が実質的になくなり、しかも照明されたえさを与
える1又は複数の領域(6,6′)によって囲まれてい
る本発明の水中に完全に且つ実質的に光の遮蔽された面
を有していない先行技術の開放いけす又はテントの張ら
れた又は同様に覆われたいけすに比較して50%だけ更
に密、集させることができる。
一例として、北スコットランドのような緯度の通常の冬
に於いて、直径8フィート(244cm)のさけ科のい
けすは2000匹の若さけを収容できる。
本発明では、その密度は3000匹に増大させることが
でき、それで2才魚さけの成長期間中に死んだり又は外
形を傷つけられることもないことが提案された。
更に後述するが、構造及び操作から生じるえさの摂取量
の増加により、北スコットランドの冬の月の冷い水に於
いてでも(夏の暖い水に於いてと同様にはならないが)
若さけの成長率は非常に早いものであった。
特に、後述するように、ある冬(又は冷い)及び夏(又
は暖い)の月にわたって、比較的早い成長率は、水加熱
装置に頼ることなく、例えば、真冬に約47.7l/分
(15ガロン/分)の水を15℃に維持するのに必要と
考えられる費用も余りかけずに達成することが可能であ
る。
従来、いけすを照明することは提案されていたけれども
、魚の動揺の問題があった。
更に、24時間の照明の下で、魚は疲れてもかくれて休
むことができなかった。
このように長い照明でのストレスは、多くの場合にえさ
を与えることでの改善で回避している。
えさを与える領域6と6′にさけ科の魚の成長にわたっ
て連続下に24時間にわたって照明する照明Lが第1図
のカバー遮蔽安全装置に設けられており、しかしながら
螢光燈7によると更に成長率を改善でき、勿論、先行技
術での長期間の照明装置に於いて生じていた動揺、スト
レス及び疲れの問題も解決された。
例えば、後述するように、冬の月に於いてでも、非常に
成長率ハ増大し、カバーシールド装置の昼間の状態を得
ることができる。
たとえいけすの内底面(及び所望ならば側面)が薄グリ
ーンのような明色であっても、24時間の照明使用では
シールドのないいけすの魚に相当のストレスを生じさせ
、魚は明るい底部にぶつかって傷ついていたことが分っ
ている。
しかしながら、第1図のカバーシールド装置を有するい
けすの底部を照明することによって(所望ならば、側面
、)、このようなストレスは除去できるばかりでなく、
えさを与えられる領域は視覚的にえさを与える人が見る
こともできる。
従って、後述するように、魚の成長率が暗い底部を有す
る24時間照明されるカバーシールドを備えたいけすよ
りもより大きくなる。
例えば、6フィート(188cm)直径の平らなシール
ド及び約1フィート(30.4cm)幅のえさ与えの周
囲領域4を有する直径8フイート(244cm)のいけ
すで、いけすの水面の大部分は遮蔽されており、えさを
与えるリング状部分6が照明されるように周囲環状に開
放された部分を有するいけすで、好ましい結果を得られ
た。
支柱又はワイヤ(図示省略)は所定の位置にカバーを保
持している。
魚がシールドカバーの頂部に飛び上がるのを防止するた
めに、リツプ2′がカバーシールドの傾斜した凸状ドー
ムに連結しており、従って魚が転がり落ちることができ
る。
第2図の実施例に於いて、カップ状シールド22は転倒
しており、飛び上がる魚のために符号4′で示すように
内部に水を収容できるようになっており、リップ22′
は幾分か内向きに傾斜しており、後退面を提供している
第3図に示される装置に関して、これは大きないけすに
適しているもので、カバーシールド24は幾分か凹状に
形成されており、上記と同様な機能を果し、第1図〜第
3図に示されたすべての実施例は前記の必要なカバーシ
ールド特性を有している。
更に、その結果は第2図の装置等に於けるように水中に
カバーシールドを沈めることによって達成され、これら
のタイプの構造は同様に比較的に大きい魚のいけすに使
用され且つ塩水のいけすである。
更に、魚の飛び上がるのは環状のえさ与え領域6と6′
を覆う環状カバーによって防止することができ、その環
状カバーはカバー2のリムから領域6を形成するいけす
の壁までを照明し且つ見ることができるようにポリスチ
レン等のような透明材料で作ることが好ましく、しかも
カバーシールドと共にその環状カバーによっていけすの
まわりの外部環境からいけすを有益に遮断しかつ静かに
する。
しかもあげ蓋を所望ならば点検のためにカバーに設ける
こともできる。
直径8フイート(244cm)の開放状態のいけすに同
じ親からの若さけで、その長さは約5cm〜6cmで3
千匹の若さけを使用した第一組の実験に於いて、本発明
のカバーシールドを有するいけすで養殖されたグループ
の70%以上が夏から秋にかけて4ケ月間で長さ8cm
以上に成長したが、カバーシールドのないいけすで養殖
されたグループは上記サイズのものはほんの10%にす
ぎなかった。
更に、実験では、3千匹の若さけな冬の2ケ月間(スコ
ットランド)同様にいけすで養殖した。
加熱されない水の平均温度は6.5℃であり、カバーシ
ールドを備えたいけすはテントの下に連続24時間にわ
たって人工的な光Lで照明したのに対し、カバーシール
ドを設けていないいけすは普通の昼間と夜間のサイクル
にした。
その結果は、カバーを備えていない昼間だけえさを与え
た後者の装置に比較して前者の装置はえさを食べるのが
増大し且つ好ましい環境条件になり、7cm以上大きく
成長した若さけの数を約2.5倍にした。
最後の実験はいけすの底部を暗色にしたもので行なった
同時に、本発明のカバーシールドを備えたいけすと同じ
条件の下での同時実験であり、24時間照明をつけ、明
色の底面(この場合、薄グリーン)を用いた。
24時間照明したカバーを有するいけすよりも7cmよ
り大きい若さけが約21/3倍多く、黒い底部でカバー
を有していない日光だけの自たるいけすに比較して、上
記のようなサイズを有する若さけは約6倍であった。
更に、カバーシールドを有するいけすの場合には最も大
きい若さけは10cmであり、カバーをしていないいけ
すではそのようなサイズの若さけはいなかった。
最も冷い冬の月(12月及び1月)において引続いて、
水を加熱せずに、凍りつくわずか上方の平均温度(0.
5℃)の水温で実験を行なった。
上記カバーを有しない日光だけのいけすは若さけに成長
が見られなかったのに対し、本発明によるカバーシール
ドを有するいけすは24時間照明され、わずかな成長で
あるが、一月半ばには最も大きい魚は11cmに達した
ことが分った。
晩春と早夏(5月〜7月半)の6週間に於いて、本発明
のカバーシールドを有するいけすの中のすべての若さげ
(20,000匹以上)は10℃の平均水温で少なくと
も3cmの成長が見られた。
これは先行技術のものが2才の子さけに達するよりも少
なくとも1月半ほど早く達することができ、2才の子さ
けは早く海(又は海水いけす)に放つことができ、従っ
て、最も高い値段が付いている時の早冬に完全なサイズ
のさけとして市場に出すことができる。
別の実験として、本発明のカバーシールドを有するいけ
すは12月の末から5月末までの期間にわたって連続的
に螢光燈(他の実験で白熱光が好ましいことが証明され
た)の下で小屋の中に設置された。
これによると5月25日には魚は実質的に100%が2
才の子さけの状態になり、平均長さは13.5cmであ
り且つ平均重さは25grであり、このことは先行技術
のものに比較して少なくとも2ケ月間早かつた。
更に、これは海水での成長のために早い時期から順応で
き、夏の温度の海水での成長時期を長くすることができ
(海水中では月ごとに重さが倍になる)、従って一年半
内に市場に出荷できる完全な大きさのさけに成長させる
ことができ、例えば、普通にさけが出回わる前に及び値
段が比較的に高い時、1月又は2月にさけを市場に出す
ことができる。
更に、実験は、本発明による加熱されないいけすで成長
したさけが冷い温度の海又は海水いけすに放たれる時に
加熱されていたいけすで成長したさけに生じていた温度
順応問題は生じることがなく、従って海水で非常に早く
成長できるということを示している。
特に、平均重さ26grの1000匹の2つのグループ
を、即ち、一方のグループを本発明の条件の下で成長さ
せ、他方のグループは前記の標準の先行技術の下で成長
させて、海水いけすに移した。
前者のグループは本発明の不透明なカバーシールドを備
えている海水いけすに入れられた。
5月の後半から6月の後半までの約1ケ月間に於いて、
カバーを有するいけすはその期間の最后の2/3は24
時間にわたる照明がされた。
本発明によるいけすのさけは重さが2倍以上(平均56
gr)になったのに対し、他方のグループは重さが2倍
に達したものはなかった(平均47gr)。
更に別の実施例として、さけの稚魚の淡水成長の時期で
は、24時間明るい条件だけでは、5月半から6月末ま
で(再び北スコットランドに於いて)本発明のカバーシ
ールド技術を組合せた時に得られた結果を得るところで
はなくて後者のバッチは前者のものより2/3以上重く
なったことで顕著に示される。
従って、本発明の方法及び装置は、遮蔽されない日光だ
けのいけすよりも少なくとも次の利点を有している。
1、最低25%以上重くなる。
2、比較的に魚を密集して、攻撃的又は反復攻撃的な作
用及び不具になったり殺されたりした魚がおらずいけす
で養殖できる。
3、成長段階が月ごとのようにしばしば効果的に達成さ
れる。
4、比較的に短い期間で2才の子さけになり、従ってそ
れら子さけは早い時期に海水に移され、即ち、比較的に
大きく且つ比較的に早く移され、しかも海水から比較的
に短い期間で取上げられる。
5、加熱装置は必要でなくしかもコストも低い。
6、成熟の魚として年の早い時期に市場に出せる。
カバーシールド構造を組込んだ本発明は照明の程度を制
御することによってさけの成長を制御することができ、
即ち遅延させたり又はスピードアップさせることができ
、従って完全なさけの成長のタイミングを合わせること
ができる。
この結果は、制御された時に及び比較的に早い時期にさ
けを成長させることができ、従来技術のものよりも早く
完全に成長したさけにすることができ、従つて生殖腺の
発達で年とったさけによるエネルギーを消費させること
がなく、しかもエネルギー消費を抑制するためにステロ
イド又はガンマー線技術の必要がない。
もし本発明のカバーシールドによる成長促進及びその他
の効果を得ることを望むならば、勿論、延長させた照明
又はそれと組合わせた明色のいけすに伴なう付加的な効
果なしで実施することもでき、しかもその他の組合わせ
及びその置換、即ち所望ならば加熱された水の装置と組
合わせて使用することもできる。
本発明は重要な分野のさけについて説明したけれども、
本発明の方法及び装置は、イワナ、ニジマスを含むその
他のさけ亜目にも適するものであることは明らかである
更に、稚魚に最も有用であるけれども、本発明は比較的
に大きい魚の成長率を補助するのにも同様に適しており
、しかも同様な又は関連する成長サイクルのその他の魚
にも有効である。
更に、別の実施例は特許請求の範囲に記載された本発明
の精神及び技術的範囲内で当業者によって行ない得るこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する好ましい装置について
の長手力向断面図、第2図及び第3図は、各々別の実施
例についての長手方向断面図である。 1・・・・・・いけす、2・・・・・・カバーシールド
、2′・・・・・・リップ、2′′・・・・・下面、2
″′・・・・・空気層、5・・・・・・フィルタースト
レーナー、6,6′・・・・・・えさを与える領域、2
2・・・・・・カップ状シールド、22′・・・・・・
リップ、24・・・・・・カバーシールド、D・・・・
・・暗い領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 魚をいけすに密集させ、水をいけすに絶えず導入し
    且つそれから放出し、魚が暗い場所で休むことができる
    、直接の且つ側方からの光を遮蔽した場所を提供するた
    めにいけすの水面の主要区域にはいる外部光を遮蔽し、
    更に、前記主要の区域の範囲外のいけすの水面領域を照
    明して、照明された水面領域で魚が視覚によってえさを
    食べることができるようにすることを特徴とする魚の成
    長率促進方法。 2 前記遮蔽されている主要区域はいけすの水面の大部
    分を占めていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3 前記主要区域の中央領域近くで内に囲まれている、
    いけすの他の水面領域が照明されることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の方法。 4 いけすの内底部及び/又は側部が明色であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 15 いけすの水面が昼間時間より長い期間にわたって
    連続的に照明さね、その期間中にえさを与えつゞけるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6 いけすが24時間にわたって実質的に照明されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の方法
    。 7 魚はさけ亜目であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 8 魚はさけの稚魚及び若さけであり、2才の子さけに
    なるまで寒い月及び暖い月にわたって養殖されることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の方法。 9 魚は稚魚であり、魚が完全成熟魚の場所に放流され
    るに十分なサイズになるまで寒い月及び暖い月にわたっ
    て養殖されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 10 水循環式いけす、魚が暗い場所で休むことができ
    るように光が遮蔽される場所を提供するためにいけすの
    水面の主要区域にさし込む外部光を遮蔽する装置、並び
    に前記遮蔽された区域を越えた領域で魚類が視覚によっ
    てえさを食べることができるように照明できる装置、か
    ら成る魚成長促進装置。 11 前記えさを与える領域は前記遮蔽された区域の周
    囲を囲んでいることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項に記載の装置。 12 視覚によってえさを食べる領域は前記遮蔽された
    区域の中央領域を内部に囲んでいることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項に記載の装置。 13 遮蔽装置は水面に接する不透明カバーシールドで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
    装置。 14 前記カバーシールドは水中で周囲リップを有する
    逆カップ型であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    3項に記載の装置。 15 逆カップ型カバーシールドはカバーシールド下の
    水面とカバーシールドの内面との間に空気を収容して水
    に浮いていることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    に記載の装置。 16 前記カバーシールドはカップ型であることを特徴
    とする特許請求の範囲第13項に記載の装置。 17 前記カバーシールドは魚がその上面に飛び上がっ
    て静止することを防止する形状を有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載の装置。 18 前記カバーシールドは実質的に凸状のドーム型で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の
    装置。 19 前記カバーシールドは実質的に凹状形伏であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の装置。 20 いけすの内底部及び/又は側部が明色であること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の装置。 21 水がいけすの付近で自然環境温度になっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれ
    かに記載の方法。 22 水がいけすの付近の自然環境温度以上に暖められ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第9項のい
    ずれかに記載の方法。 23 直接的に且つ側部からの光の遮蔽は不透明カバー
    シールド又はそのリップによっていけすの水と接触する
    ことによって達成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第9項までに記載の方法。 24 照明は魚の成長を調節するように制御され、成長
    の所定段階の時間を制御するのに応じて成長を促進又は
    遅延させることができることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 27 魚は稚魚は若さけであり、しかも上記制御は2才
    の子さけにする時期を決定することができることを特徴
    とする特許請求の範囲第24項に記載の方法。 26 えさを与える領域は透明なカバーで覆われている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 27 前記えさな与える領域は透明なカバーで覆われて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
    装置。 28 いけすは遮蔽装置及びそれから伸長する透明なカ
    バーとによっていけすのまわりの外部環境から連続して
    閉鎖していることを特徴とする特許請求の範囲第27項
    に記載の装置。 29 遮蔽装置は水面上で浮いている不透明カバーから
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の
    装置。 30 遮蔽装置は水面下に沈められている不透明カバー
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記
    載の装置。
JP55096309A 1979-07-17 1980-07-16 さけ亜目その他の魚類の成長率促進方法及び装置 Expired JPS584884B2 (ja)

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