JPH0451523Y2 - - Google Patents

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JPH0451523Y2
JPH0451523Y2 JP2419986U JP2419986U JPH0451523Y2 JP H0451523 Y2 JPH0451523 Y2 JP H0451523Y2 JP 2419986 U JP2419986 U JP 2419986U JP 2419986 U JP2419986 U JP 2419986U JP H0451523 Y2 JPH0451523 Y2 JP H0451523Y2
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JP
Japan
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shaft
bevel gear
rotary
main beam
gear
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JP2419986U
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JPS62136103U (ja
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Publication of JPH0451523Y2 publication Critical patent/JPH0451523Y2/ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクター後部に付設するロータ
リー耕耘装置から動力を取り出すための構成に関
するものである。
(ロ) 従来技術 従来農用トラクターに付設したロータリー耕耘
装置は、例えば実公昭40−5696号公報のようにロ
ータリー耕耘装置の昇降により耕耘爪の駆動を
断・接したり、また、ギヤボツクスでレバー等に
より正逆転の切り換えを行う技術はあつたが、該
ロータリー耕耘装置から出力軸を突出して、該出
力軸の断・接を行えるような技術はなかつたので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記の如く通常はロータリー耕耘装置にて耕耘
作業等をし、施肥作業や播種作業等においては、
耕耘作業と同時に作業して効率よく作業できるの
であるが、施肥機や播種機の動力は駆動輪の接地
圧により動力を得て作業をしていたのである。よ
つて、凹凸や傾斜等があると確実な作業ができな
かつたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は以上の点に鑑み、次の如く構成したも
のである。
ギヤボツクス17両側部より突設したメインビ
ーム7のチエーンケース側中程にギヤケース34
を設けて出力軸20を突出し、該出力軸20に固
設したベベルギヤ31とメインビーム7内に設け
た駆動軸27上でスライド可能に外嵌したベベル
ギヤ30を断・接可能に構成したものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
及び作用を説明すると。
第1図はトラクター後部にロータリー耕耘装置
及びその後に施肥機を装着した全体側面図。第2
図はロータリー耕耘装置と施肥機平面図。第3図
はロータリー耕耘装置ギヤボツクス部断面図であ
る。
第1図、第2図にて全体構成から説明すると、
座席1下部のミツシヨンケース2より、リフトア
ーム3、リフトリンク4、トツプリンク5、ロア
リンク6等の3点リンク式作業機装着装置を介し
てロータリー耕耘装置Rを装着し、該ロータリー
耕耘装置Rのメインビーム7より後方に突出した
デプスフレーム10後端に施肥機11を付設し、
該施肥機11後部に尾輪12を装着している。
ミツシヨンケース2より後方に突出したPTO
軸からの動力は、ユニバーサルジヨイント13を
介してロータリー耕耘装置Rの入力軸19に伝え
られ、該入力軸19より後述する伝達装置を介し
て出力軸20及び駆動軸27に伝え、該出力軸2
0よりユニバーサルジヨイント14を介して施肥
機11の入力軸に伝達し、施肥機11の繰り出し
装置や攪拌装置を駆動し、駆動軸27より耕耘爪
軸を駆動するのである。
第3図にてギヤボツクス及びメインビームの構
成を説明すると、ギヤボツクス17より側方にメ
インビーム7を突設し、前方に入力軸19を突出
している。該メインビーム7の一方端部にはサイ
ドサポート15を固設しロータリーカバー16を
付設し、他方は中途部にロータリー耕耘装置R後
部に付設する作業機に動力を伝えるためのギヤケ
ース34を配設し、そして、端部にロータリー耕
耘装置の耕耘爪9を駆動するためのチエーンケー
ス44を配設している。
前記入力軸19はベアリング21,22を介し
てギヤボツクス17に支持され、また、入力軸1
9と直交してドリブンシヤフト23がギヤボツク
ス17に軸受支持されている。該入力軸19とド
リブンシヤフト23にはそれぞれ端部にベベルギ
ヤ24,25が固設され、該ベベルギヤ24,2
5の噛合により動力が伝達されるのである。該ド
リブンシヤフト23の他端はパイプ26に外嵌さ
れ、該パイプ26の他端は駆動軸27を外嵌して
いる。該駆動軸27にはスプリング29が嵌挿さ
れ、ベベルギヤ30がスプライン嵌合されてい
る。即ち、ベベルギヤ30はリング32,33間
を左右に摺動できるのである。また、駆動軸27
の他端はチエーンケース44内で軸受支持され、
スプロケツト45を固設している。
また、前記ベベルギヤ30は出力軸20に固設
したベベルギヤ31と噛合し、かつ、軸部で切換
ホーク35先端を嵌合している。該出力軸20は
ギヤケース34に軸受支持され、該出力軸20よ
りユニバーサルジヨイント14を介してロータリ
ー耕耘装置Rに付設する作業機に動力を伝えるの
である。そして、該切換ホーク35はホーク軸3
6に固設され、該ホーク軸36は軸受40,41
を介してギヤケース35に左右摺動可能に支持さ
れ、ホーク軸36端部に切換レバー37を枢支
し、断・接を可能にしている。但し、ベベルギヤ
30,31噛合時のスラスト力はスプリング29
とホーク軸36に当接する球42を押圧するスプ
リング43のスプリング圧に釣り合つており、他
方、出力軸20に動力を伝えない時は、スプリン
グ29とスプリング43が釣り合つているのであ
る。なお、切換レバー37をワイヤー等と連結し
て運転席より遠隔操作することも可能である。
このように構成することにより、ロータリー耕
耘装置Rの後部に動力が必要な作業機を付設した
ときには、切換レバー37を切り換えてベベルギ
ヤ30,31を噛合させて、動力を伝えるのであ
る。そして、必要がないときには切換レバー37
を傾倒してベベルギヤ30を摺動し、動力を断て
ばよいものである。
(ヘ) 考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような
効果が得られるのである。
第1に、構造が簡単で容易に動力が取り出せる
ようになり、ロータリー耕耘装置による耕耘作業
と同時に、施肥や播種等他の作業もできるように
なつたのである。
第2に、ロータリー耕耘装置から動力を取り出
すためのベベルギヤにかかるスラスト力をスプリ
ングにて受けているため、駆動力制限を有するよ
うな作業機でも装着でき、動力伝達力を制限でき
るのである。
第3に、動力伝達力を制限できるのでドリブン
シヤフトや駆動軸が撓んだりすることがなく、支
障を起こすことがないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクター後部にロータリー耕耘装置
及びその後に施肥機を装着した全体側面図。第2
図はロータリー耕耘装置と施肥機平面図。第3図
はロータリー耕耘装置ギヤボツクス部断面図であ
る。 R……ロータリー耕耘装置、7……メインビー
ム、17……ギヤボツクス、20……出力軸、2
7……駆動軸、30,31……ベベルギヤ、34
……ギヤケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤボツクス17両側部より突設したメインビ
    ーム7のチエーンケース側中程にギヤケース34
    を設けて出力軸20を突出し、該出力軸20に固
    設したベベルギヤ31とメインビーム7内に設け
    た駆動軸27上でスライド可能に外嵌したベベル
    ギヤ30を断・接可能に構成したことを特徴とす
    るロータリー耕耘装置の動力取出装置。
JP2419986U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0451523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2419986U JPH0451523Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2419986U JPH0451523Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62136103U JPS62136103U (ja) 1987-08-27
JPH0451523Y2 true JPH0451523Y2 (ja) 1992-12-04

Family

ID=30823213

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JP2419986U Expired JPH0451523Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JP (1) JPH0451523Y2 (ja)

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JPS62136103U (ja) 1987-08-27

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