JPH0451305Y2 - - Google Patents

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JPH0451305Y2
JPH0451305Y2 JP19481787U JP19481787U JPH0451305Y2 JP H0451305 Y2 JPH0451305 Y2 JP H0451305Y2 JP 19481787 U JP19481787 U JP 19481787U JP 19481787 U JP19481787 U JP 19481787U JP H0451305 Y2 JPH0451305 Y2 JP H0451305Y2
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JP
Japan
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duct
fixing member
air conditioning
cylindrical
covered
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JP19481787U
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JPH01100051U (ja
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  • Thermal Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車などの空調ダクトに係るもの
である。
従来の技術 従来の空調ダクトは第7図と第8図に図示し、
かつ実開昭57−89087号公報に記載されているよ
うに、ウレタンシートなどの発泡シート状断熱体
12の片側に粘着剤13を設けて、ダクト11の
外側にシート状断熱体12を粘着剤13で貼り付
けた空調ダクトである。
考案が解決しようとする問題点 この従来の空調ダクトはダクトに貼り付けたシ
ート状断熱体が長期間経過すると剥れてしまうお
それがあるという欠点があるし、また自動車のよ
うに限られた小さな空間に設置する複雑に屈曲し
たダクトでは屈曲したダクトにシート状断熱体を
貼り付ける作業が困難であるとともに時間がかか
るし、更に三次元的に複雑に屈曲したダクトにシ
ート状断熱体を密着させて貼り付けられない個所
が生じたりして使用時にダクトに結露したり、ま
たダクトの外観が悪いという欠点があつた。
この考案は従来の空調ダクトが有するこれらの
欠点を解消し、断熱体がダクトより剥れないこ
と、三次元的に複雑に屈曲したダクトに断熱体を
簡単に取付けられることやダクトに断熱体を密着
させてよく断熱するとともにダクトの外観を良く
すること、捨てられていた捨袋部を固定部材とし
て使用して断熱体の筒状布はくをダクトに固定す
ることなどを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 この考案の空調ダクトは捨袋部に径が大きい固
定部材を設けたダクトから固定部材を切断し、こ
のダクトに全体が伸縮性を有する筒状布はくでダ
クトの端部まで被覆し、ダクトの端部に固定部材
を嵌合して筒状布はくを固定したものである。
作 用 この考案の空調ダクトは捨袋部に径が大きい固
定部材を設けたダクトから固定部材を切断し、こ
のダクトに全体が伸縮性を有する筒状布はくでダ
クトの端部まで被覆し、このダクトの端部に固定
部材を嵌合して筒状布はくを固定することにより
三次元的に複雑に屈曲したダクトや真直ぐのダク
トに筒状布はくを簡単に取付けられるし、かつ筒
状布はくがダクトに常に密着するためによく断熱
するとともに外観を良くする。更に筒状布はくの
端部は固定部材でダクトに固定したために被覆場
所より移動することがない。
実施例 次にこの考案の空調ダクトを図示した1実施例
について説明する。
三次元的に複雑に屈曲した合成樹脂製ダクト1
をブロー成形により形成する際に捨袋部2になる
部分に径がダクト1の径より大きい固定部材3′
を設ける。
このダクト1の捨袋部2を第3図第4図々示の
ように2か所で切断し、屈曲したダクト1と固定
部材3を形成する。
この屈曲したダクト1の外観を後記の円筒状の
編物4で被覆し、編物4の端部4′をダクト1の
内側に折り返す。
円筒状の編物4は全体が伸縮性を有するととも
に両端部4′が他の部4″より伸縮性が大きく、か
つダクト1の外径より径が小さくて、ダクト1の
長さより長くしたものである。
ダクト1の端部に前記固定部材3を切断した状
態より反転させて嵌合して編物4をダクト1に固
定した空調ダクト5である。
この実施例において屈曲した合成樹脂製ダクト
1に伸縮性を有する編物4を機械的に拡げて被覆
すると編物4は自己の有する収縮力により収縮し
てダクトに密着するとともに編物4の端部4′を
ダクト1の内側に折り返してから固定部材3で固
定することにより編物4はダクト1の所定の被覆
場所より移動しなくなる。
この実施例では筒状布はくの1例として編物
(メリヤス、トリコツト、ジヤージなど)につい
て説明したが、筒状布はくは編物の外に伸縮性を
有する糸を用いた織布、普通の糸を用いてバイヤ
ス織りした伸縮性を有する織布そして伸縮性を有
するようにした不織布を筒状に縫成などしたもの
でもよい。
第5図第6図に図示したものは本考案品の別の
実施例で、ダクト6をブロー成形により形成する
際に捨袋部7になる部分に径がダクト6の径より
大きい固定部材8′を設ける。このダクト6の捨
袋部7を図示のように2か所で切断し、ダクト6
と固定部材8を形成する。このダクト6に前記実
施例と同様に筒状布はくを被覆し、固定部材8で
固定する。
考案の効果 この考案の空調ダクトは捨袋部に径が大きい固
定部材を設けたダクトから固定部材を切断し、こ
のダクトに全体が伸縮性を有する筒状布はくでダ
クトの端部まで被覆し、このダクトの端部に固定
部材を嵌合して筒状布はくを固定したから、複雑
に屈曲したダクトにも筒状布はくを簡単に取付け
ることができるし、かつ筒状布はくがダクトに常
によく密着して剥れることがなく、よく断熱する
ことができるとともにダクトの外観を良くするこ
とができる。更に従来は捨てていた捨袋部からの
固定部材で筒状布はくは固定されて所定の被覆場
所より移動することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の1実施例の1部切除した斜
視図、第2図は被覆前の斜視図、第3図はダクト
の切断前の断面図、第4図は同じく切断後の断面
図、第5図は本考案品の別の実施例でダクトの切
断前の断面図、第6図は同じく切断後の断面図、
第7図は従来品の斜視図、第8図は同じく被覆前
の斜視図である。 1はダクト、2は捨袋部、3は固定部材、4は
円筒状の編物、5は空調ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 捨袋部に径が大きい固定部材を設けたダクトか
    ら固定部材を切断し、該ダクトに全体が伸縮性を
    有する筒状布はくでダクトの端部まで被覆し、該
    ダクトの端部に前記固定部材を嵌合して筒状布は
    くを固定したことを特徴とする空調ダクト。
JP19481787U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0451305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19481787U JPH0451305Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19481787U JPH0451305Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01100051U JPH01100051U (ja) 1989-07-05
JPH0451305Y2 true JPH0451305Y2 (ja) 1992-12-03

Family

ID=31485525

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JP19481787U Expired JPH0451305Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH01100051U (ja) 1989-07-05

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