JPH0451186A - スライド式点字表示器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来１点字の表示装置としては、表示ブロック（指に接
触して点を示すためのソレノイドとピンを６点組合せて
点字を表示する。）を多数組み合わせて、１行ないし数
行を構成する形式の表示装置があった。表示ブロックの
数が少ないと、−度に読めないのでスキャンしなければ
ならず読みにくく、表示ブロック数を多くすると、電気
回路が大きくなる。高価、持ち運びがよくない、電気を
食うので電池駆動が困難等の問題があった。

本発明では、それらの問題を解決するため、１ａＩの表
示ブロックで目的の表示が出来るようにした図１、図２
、図３は、実施例を示す。図１は、点字を表示する為の
表示ブロックを示し、それぞれのソレノイドに電流を流
すと、ピンが上昇し、点を表示する。６１［１のソレノ
イドは１つの点字を表示出来る。

図２は機構を示す。表示ブロックに指を触れると点字を
読むことが出来る。触れたまま指を移動させると１表示
ブロックは表示ブロック取付は台と一緒にスライドレー
ル上で移動する。表示ブロック取付は台に固定されてい
るワイヤーは、プーリを介してエンコーダーを回転させ
る。エンコーダーが回転すると回転角に従った数のパル
スを発生する。

図３は、表示する為のｉＩｇ御を示している。表示すべ
き文字などの内容はメモリーに納められているエンコー
ダーからのパルス信号をマイクロコンピュータが読み込
んで、表示ブロックの位置を示す数値として記憶する。

使用者が読みたい文字数位置は、表示ブロックの位置に
一致している。

マイクロコンピュータは、前記のエンコーダー信号のカ
ウント数から対応するメモリーのアドレスを計算し、ア
ドレスの示すメモリーの内容を読み出し、点字を示す為
のデータに変換して、表示ブロックの各ソレノイドに出
力する。このようにして、点字を表示する。

ところで、使用者が表示ブロックを移動させた時マイク
ロコンピュータは上記のことを常時行なっているので１
表示ブロックの移動に伴って対応するメモリーの点字を
連続的に表示する。このことは、盲人が紙に書いである
点字を読む場面を再現している。つまり、晴眼者のよう
に全体を見渡すことがなく、指の接触を移動しながら一
字づつ読むという性質によっているためである。

以上のようにして、盲人にとって、コンピュータ機器の
情報としての点字を、紙に書いである点字を読むように
して読める端末を実現する。

上記では１点字の表示について書いであるが、表けば、
グラフインクな図形の表示も出来る。

図２のスライドレールは、１次元での構成の実施例のた
めに１行しか表示出来ないが、スライドレールとエンコ
ーダを２次元的に構成することによって、２次元の表示
が出来る。又、アームと回転機構の組合せによる極座標
で移動できる構成でも同様の結果が得られる。

以上のように、本発明は簡単な機構と電気回路で盲人用
のコンピュータ機器の表示装置となり、日常用具として
の可搬性と経済性を有する。

【図面の簡単な説明】

図１の１は表示ブロックケース、２はピン、３はコイル
、４はボビンである。 図２の１はプーリ、２はワイヤー、３は取付は台４はプ
ーリ、５はエンコーダ、６はスライドレール、７は表示
ブロック、８は表示ブロック取付は台。 図３は、電気回路の制御を示す為のブロック図図１ 図３ 手続補正書（方式） 平！＆　２年　７０月　１１日 し

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 この発明は、盲人が指の感触によって点字や図形の読み
   書き等を、コンピュータで行なう装置に接続して使用さ
   れ、点字や図形を指の感触で知ることが出来る（以下、
   点字の表示と呼ぶことにする。）ようにする装置である
   。 指に点を表示するためのソレトイドとピンを複数集めた
   表示ブロックと、表示ブロックの向きを変えずに移動出
   来る機構と表示ブロックの移動を電気信号に変換するセ
   ンサーとマイクロコンピュータとメモリーによって構成
   される。 表示すべき内容はメモリーに記憶されていて、マイクロ
   コンピュータは、表示ブロックに表示すべき内容を、表
   示ブロックの移動を感知するセンサーからの信号をもと
   にメモリーから読み出し、表示ブロックに表示内容を表
   示し、表示ブロックを手操作で移動した時に連続的に表
   示することによって、紙に書いてある内容を読むのと同
   様に読めるようにした装置。