JPH0450904Y2 - - Google Patents
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- JPH0450904Y2 JPH0450904Y2 JP9763687U JP9763687U JPH0450904Y2 JP H0450904 Y2 JPH0450904 Y2 JP H0450904Y2 JP 9763687 U JP9763687 U JP 9763687U JP 9763687 U JP9763687 U JP 9763687U JP H0450904 Y2 JPH0450904 Y2 JP H0450904Y2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 14
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、散水流と直流の切換え操作を容易
にしたシヤワーヘツドの改良に関する。
にしたシヤワーヘツドの改良に関する。
(従来の技術)
従来、シヤワーヘツドから吐出する流体を散水
流と直流に切換えられるようにしたものとして実
公昭62−7725号公報の第1図(本願図面の第7
図)のものがある。
流と直流に切換えられるようにしたものとして実
公昭62−7725号公報の第1図(本願図面の第7
図)のものがある。
上記第7図に就いて簡単に説明すると、シヤワ
ーヘツド51のほぼ中心部に直流路52を、外側
には散水路53をそれぞれ有し、その直流路52
と散水路53にそれぞれ交互に通ずる直流孔54
と散水孔55をもつ弁板56を設け、該弁板56
の上部に、通孔60を有した操作桿57をシヤワ
ーヘツド51に直交するように摺動自在に配置
し、この操作桿57の外部へ突出した両端に押ボ
タン62,63を設け、該操作桿57のシヤワー
ヘツド51の半径方向への進退運動によつて直流
孔54と散水孔55の何れか一方と、前記通孔6
0とが交互に連通するように対応させると共に、
下面を平坦面とした通水路開閉用の摺動体58,
58を設け、該摺動体58の両端立上り部には縦
長状の長孔59,59を有し、操作桿57に対し
て摺動体58を上下に可動自在とすると共に該摺
動体58の上面を板ばね61等の弾性部材を介し
て弁板56上に圧接したものである。
ーヘツド51のほぼ中心部に直流路52を、外側
には散水路53をそれぞれ有し、その直流路52
と散水路53にそれぞれ交互に通ずる直流孔54
と散水孔55をもつ弁板56を設け、該弁板56
の上部に、通孔60を有した操作桿57をシヤワ
ーヘツド51に直交するように摺動自在に配置
し、この操作桿57の外部へ突出した両端に押ボ
タン62,63を設け、該操作桿57のシヤワー
ヘツド51の半径方向への進退運動によつて直流
孔54と散水孔55の何れか一方と、前記通孔6
0とが交互に連通するように対応させると共に、
下面を平坦面とした通水路開閉用の摺動体58,
58を設け、該摺動体58の両端立上り部には縦
長状の長孔59,59を有し、操作桿57に対し
て摺動体58を上下に可動自在とすると共に該摺
動体58の上面を板ばね61等の弾性部材を介し
て弁板56上に圧接したものである。
上記のものにあつては、シヤワーヘツドの操作
桿を両端の押ボタン操作により左右に移動させる
ことにより散水流と直流に切換えるものであるが
ために、操作桿の押ボタンが両端に突出して美感
を損ううえ、押ボタンのどちらか一方を操作しな
ければならない。従つて切換の誤操作が多く極め
て不都合であつた。
桿を両端の押ボタン操作により左右に移動させる
ことにより散水流と直流に切換えるものであるが
ために、操作桿の押ボタンが両端に突出して美感
を損ううえ、押ボタンのどちらか一方を操作しな
ければならない。従つて切換の誤操作が多く極め
て不都合であつた。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案が解決しようとする問題点は、単一の
押ボタンを単に押すのみの単純な操作によつて流
体を散水流と直流に交互に切換えて誤操作のない
シヤワーヘツドを提供することである。
押ボタンを単に押すのみの単純な操作によつて流
体を散水流と直流に交互に切換えて誤操作のない
シヤワーヘツドを提供することである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、洗面台又は流し台の天板に固定した
シヤワーホルダーに、ホースを連結して収出自在
に支持するようにしたシヤワーヘツドに、散水用
の水孔群及び直流用の第2直流路を備えたカバー
を取付けた切換式シヤワーヘツド装置に於いて、
前記シヤワーヘツドの弁室には、中心部に備えた
筒軸部の周囲に前記水孔と連通する散水路と、前
記第2直流路と連通する第1直流路を交互に開口
し、前記カバーの上部に重ね合わせた分流板を介
在させ、該分流板の筒軸部には、下板部の円周上
に前記散水路又は第1直流路と連通する第1通口
を複数個有し、下板部の外周面に前記分流板から
突設した第2軸部に巻着した板ばねの先端部と係
合する第2爪溝を等間隔で複数個設けることで、
一方向には回転し他方には回転しないようにし、
上板部の上面周囲には第1爪溝を等間隔で複数個
凹設した切換板と、 該切換板の上部に重ね合わされ、下面に等間隔
で突設した複数個の爪が前記第1爪溝に噛合うこ
とで切換板を一方向にのみ回転させるための作動
板を同軸上に支承し、シヤワーヘツドに設けた案
内溝に出入自在にした押ボタンと前記作動板を第
1スプリングの弾力により自動復帰する作動軸及
び作動板の第2軸孔に嵌着する第1ピンを有した
継手を介して連結したものである。
術的手段は、洗面台又は流し台の天板に固定した
シヤワーホルダーに、ホースを連結して収出自在
に支持するようにしたシヤワーヘツドに、散水用
の水孔群及び直流用の第2直流路を備えたカバー
を取付けた切換式シヤワーヘツド装置に於いて、
前記シヤワーヘツドの弁室には、中心部に備えた
筒軸部の周囲に前記水孔と連通する散水路と、前
記第2直流路と連通する第1直流路を交互に開口
し、前記カバーの上部に重ね合わせた分流板を介
在させ、該分流板の筒軸部には、下板部の円周上
に前記散水路又は第1直流路と連通する第1通口
を複数個有し、下板部の外周面に前記分流板から
突設した第2軸部に巻着した板ばねの先端部と係
合する第2爪溝を等間隔で複数個設けることで、
一方向には回転し他方には回転しないようにし、
上板部の上面周囲には第1爪溝を等間隔で複数個
凹設した切換板と、 該切換板の上部に重ね合わされ、下面に等間隔
で突設した複数個の爪が前記第1爪溝に噛合うこ
とで切換板を一方向にのみ回転させるための作動
板を同軸上に支承し、シヤワーヘツドに設けた案
内溝に出入自在にした押ボタンと前記作動板を第
1スプリングの弾力により自動復帰する作動軸及
び作動板の第2軸孔に嵌着する第1ピンを有した
継手を介して連結したものである。
(作用)
シヤワーヘツドの一端から突出した押ボタンを
単に押圧する操作によつて作動板と共に切換板が
時計回り方向へ回転し、該切換板の第1通口と分
流板に交互に穿設した散水路又は第1直流路のい
づれか一方とが連通してカバーから散水流又は直
流の流体を交互に放出する。
単に押圧する操作によつて作動板と共に切換板が
時計回り方向へ回転し、該切換板の第1通口と分
流板に交互に穿設した散水路又は第1直流路のい
づれか一方とが連通してカバーから散水流又は直
流の流体を交互に放出する。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
この考案の実施例は第1図及び第2図に示すよ
うにシヤワーヘツド1は、平面ほぼ楕円形を呈し
その側面には断面半円弧状の案内溝2を形成し、
該案内溝2に作動軸3を有した断面ほぼ半円弧形
状を呈する押ボタン4を介在させると共に、前記
作動軸3を弁室5の隔壁6に設けた挿孔7に摺動
自在に挿通し、該挿孔7と前記押ボタン4との間
に第1スプリング8を介在させることにより、押
ボタン4を外方へ常時弾力的に押圧するように連
繋しており、前記作動軸3のホゾ部9には第1ピ
ン10を有した継手11を取付けてある。別に設
けた作動板12は、第3図イ乃至ハに示すように
円盤状に形成した中心部に、両面に貫通する第1
軸孔3及びその半径方向に第2軸孔13aを穿設
し、前記作動板12の下面には前記第1軸孔13
の半径方向に放射状の爪14の複数を突設する。
別に設けた切換板15は、第4図イ乃至ニに示す
ように円板形の上板部16と下板部17を第1軸
部18に一体の作り付けとし、該第1軸部18の
中心部に、前記第1軸孔13と同一内径の第3軸
孔13bを穿設し、前記上板部16の上面(図に
於いて)には前記第3軸孔13bの半径方向に、
前記爪14に噛合う第1爪溝19の同数を凹設
し、前記下板部17の下面には前記軸孔路3bを
中心とする半径方向に貫通した流体の第1通口2
0の複数個と前記第1軸部18半径方向の流入口
21とを有し、前記下板部17の外周面には後述
する板ばね22の先端部22aと順次に係合する
第2爪溝19aの複数個を切欠いて設け、前記切
換板15の(実施例では1/8送り)回転ごとに前
記板ばね22の戻り止めを行なうように連繋して
いる。別に設けた分流板23は、第5図イ乃至ニ
に示すように、中心部に前記作動板12及び切換
板15の第1軸孔13、第3軸孔13bと共通で
両軸孔13,13bに嵌合する筒軸部24を備
え、該筒軸部24は軸中心に第4軸孔13cを有
した円盤形に形成し、周囲に流体の第1直流路2
5及び散水路26を交互に穿設すると共に、該散
水路26に流入すいる流体は第1環状壁27の外
周を通過し、前記第1直流路25に流入する流体
はほぼL字形断面の第2環状壁27aの側面に穿
設した複数個の第2通口20aから第2環状壁2
7aの内側へ流入する。第2軸部18aは、前記
分流板23の上面で特定の前記第1直流路25の
半径方向に突設し、前記板ばね22の基端を巻着
するように配置すると共に、この板ばね22の背
面側を支えるガイド29は同じく特定の前記散水
路26の半径方向に配置し、また回り止め用のホ
ゾ30は、前記分流板23の上面周縁の一部に突
設し、前記隔壁6下部のホゾ孔31に係合して前
記分流板23の回り止めとするように対応させて
ある。(第1図参照)第1図及び第2図に戻して
前記分流板23の第4軸孔13cには第2ピン1
0aを挿通すると共にその筒軸部24に、前記切
換板15及び作動板12を重ね合せて共通の第1
軸孔13及び第3挿孔13bを介して回動自在に
嵌挿し、前記第2ピン10aに第2スプリング8
aを弾装して前記作動板12の爪14群と前記切
換板15の第1爪溝19群との噛み合いが外れな
いように弾力的に係合するように連繋しており、
前記作動板12の第2軸孔13aには前記第1ピ
ン10を嵌着することにより、前記押ボタン4の
押入れの操作によつて前記作動板12と共に切換
板15を同一の方向(時計方向)へ1/8回転させ
ることにより、切換板15の下板部17に設けた
第1通口20群と前記分流板23の第1直流路2
5とが一致した時に後記のカバー23aから直流
状に流体を放出し、前記押ボタン4の次の操作に
より前記第1通口20群と分流板23の散水路2
6群とが一致してカバー23aの水孔28群から
散水状の流体を放出するように連繋している。前
記カバー23aは、第1図に示すようにほぼ碗形
状を呈し上部周面の雄ねじ部32を介して前記シ
ヤワーヘツド1の下向きに開口した螺合部33に
取付けられており、内底部の中心位置に整流器3
4の複数枚を収容する座35及び該座35の半径
方向の内底部には前記水孔28の複数個を貫通さ
せてある。前記シヤワーヘツド1は、洗面台また
は内底部には前記シヤワーヘツド1は、洗面台又
は流し台(図示省略)の天板Aに設けたシヤワー
ホルダーBに挿通したホースCと連結機構Dを介
して接続し、シヤワーヘツド1を使用するには該
シヤワーヘツド1を前記ホースCと共にシヤワー
ホルダーBから引出して使用し、終了すれば復元
して置くものとする。
うにシヤワーヘツド1は、平面ほぼ楕円形を呈し
その側面には断面半円弧状の案内溝2を形成し、
該案内溝2に作動軸3を有した断面ほぼ半円弧形
状を呈する押ボタン4を介在させると共に、前記
作動軸3を弁室5の隔壁6に設けた挿孔7に摺動
自在に挿通し、該挿孔7と前記押ボタン4との間
に第1スプリング8を介在させることにより、押
ボタン4を外方へ常時弾力的に押圧するように連
繋しており、前記作動軸3のホゾ部9には第1ピ
ン10を有した継手11を取付けてある。別に設
けた作動板12は、第3図イ乃至ハに示すように
円盤状に形成した中心部に、両面に貫通する第1
軸孔3及びその半径方向に第2軸孔13aを穿設
し、前記作動板12の下面には前記第1軸孔13
の半径方向に放射状の爪14の複数を突設する。
別に設けた切換板15は、第4図イ乃至ニに示す
ように円板形の上板部16と下板部17を第1軸
部18に一体の作り付けとし、該第1軸部18の
中心部に、前記第1軸孔13と同一内径の第3軸
孔13bを穿設し、前記上板部16の上面(図に
於いて)には前記第3軸孔13bの半径方向に、
前記爪14に噛合う第1爪溝19の同数を凹設
し、前記下板部17の下面には前記軸孔路3bを
中心とする半径方向に貫通した流体の第1通口2
0の複数個と前記第1軸部18半径方向の流入口
21とを有し、前記下板部17の外周面には後述
する板ばね22の先端部22aと順次に係合する
第2爪溝19aの複数個を切欠いて設け、前記切
換板15の(実施例では1/8送り)回転ごとに前
記板ばね22の戻り止めを行なうように連繋して
いる。別に設けた分流板23は、第5図イ乃至ニ
に示すように、中心部に前記作動板12及び切換
板15の第1軸孔13、第3軸孔13bと共通で
両軸孔13,13bに嵌合する筒軸部24を備
え、該筒軸部24は軸中心に第4軸孔13cを有
した円盤形に形成し、周囲に流体の第1直流路2
5及び散水路26を交互に穿設すると共に、該散
水路26に流入すいる流体は第1環状壁27の外
周を通過し、前記第1直流路25に流入する流体
はほぼL字形断面の第2環状壁27aの側面に穿
設した複数個の第2通口20aから第2環状壁2
7aの内側へ流入する。第2軸部18aは、前記
分流板23の上面で特定の前記第1直流路25の
半径方向に突設し、前記板ばね22の基端を巻着
するように配置すると共に、この板ばね22の背
面側を支えるガイド29は同じく特定の前記散水
路26の半径方向に配置し、また回り止め用のホ
ゾ30は、前記分流板23の上面周縁の一部に突
設し、前記隔壁6下部のホゾ孔31に係合して前
記分流板23の回り止めとするように対応させて
ある。(第1図参照)第1図及び第2図に戻して
前記分流板23の第4軸孔13cには第2ピン1
0aを挿通すると共にその筒軸部24に、前記切
換板15及び作動板12を重ね合せて共通の第1
軸孔13及び第3挿孔13bを介して回動自在に
嵌挿し、前記第2ピン10aに第2スプリング8
aを弾装して前記作動板12の爪14群と前記切
換板15の第1爪溝19群との噛み合いが外れな
いように弾力的に係合するように連繋しており、
前記作動板12の第2軸孔13aには前記第1ピ
ン10を嵌着することにより、前記押ボタン4の
押入れの操作によつて前記作動板12と共に切換
板15を同一の方向(時計方向)へ1/8回転させ
ることにより、切換板15の下板部17に設けた
第1通口20群と前記分流板23の第1直流路2
5とが一致した時に後記のカバー23aから直流
状に流体を放出し、前記押ボタン4の次の操作に
より前記第1通口20群と分流板23の散水路2
6群とが一致してカバー23aの水孔28群から
散水状の流体を放出するように連繋している。前
記カバー23aは、第1図に示すようにほぼ碗形
状を呈し上部周面の雄ねじ部32を介して前記シ
ヤワーヘツド1の下向きに開口した螺合部33に
取付けられており、内底部の中心位置に整流器3
4の複数枚を収容する座35及び該座35の半径
方向の内底部には前記水孔28の複数個を貫通さ
せてある。前記シヤワーヘツド1は、洗面台また
は内底部には前記シヤワーヘツド1は、洗面台又
は流し台(図示省略)の天板Aに設けたシヤワー
ホルダーBに挿通したホースCと連結機構Dを介
して接続し、シヤワーヘツド1を使用するには該
シヤワーヘツド1を前記ホースCと共にシヤワー
ホルダーBから引出して使用し、終了すれば復元
して置くものとする。
いま、第1図及び第2図に示すシヤワーヘツド
1をシヤワーホルダーBから引出して使用中に押
ボタン4を押圧すると、作動軸3は第1スプリン
グ8に抗して押圧方向へ摺動し、該作動軸3と継
手11及び第1ピン10を介して結合している作
動板12が時計回り方向へ1/8回転して停止する。
この時作動板12と切換板15は互いに爪14群
及び第1爪溝19群との噛み合いにより係合して
いるので切換板15も同一方向へ回転する。その
後押ボタン4から指をはなすと切換板15の下板
部17に備えた第2爪溝19aの何れかと板ばね
22の先端部22aとが係合しているので、切換
板15は第1スプリング8の弾性に抗して停止位
置を維持するが、作動板12は爪14が切換板1
5の第1爪溝19上を第1スプリング8の弾性力
により移動し、作動軸3及び継手11と共に元の
位置に戻る。この動作により下板部17の第1通
口20と分流板23の例えば第1直流路25とが
それぞれ連通して流体を該第1直流路25、第2
通口20a、第2直流路25a及び座35の各整
流器34を順次に通過して流体を直流状に放出さ
せる。次に再度押ボタン4を押圧すると、前述と
同様に作動板12及び切換板15が同一の方向へ
回転し、切換板15の第1通口20と分流板23
の散水路26とが連通して流体をカバー23aの
水孔28群から散水状に放出する。
1をシヤワーホルダーBから引出して使用中に押
ボタン4を押圧すると、作動軸3は第1スプリン
グ8に抗して押圧方向へ摺動し、該作動軸3と継
手11及び第1ピン10を介して結合している作
動板12が時計回り方向へ1/8回転して停止する。
この時作動板12と切換板15は互いに爪14群
及び第1爪溝19群との噛み合いにより係合して
いるので切換板15も同一方向へ回転する。その
後押ボタン4から指をはなすと切換板15の下板
部17に備えた第2爪溝19aの何れかと板ばね
22の先端部22aとが係合しているので、切換
板15は第1スプリング8の弾性に抗して停止位
置を維持するが、作動板12は爪14が切換板1
5の第1爪溝19上を第1スプリング8の弾性力
により移動し、作動軸3及び継手11と共に元の
位置に戻る。この動作により下板部17の第1通
口20と分流板23の例えば第1直流路25とが
それぞれ連通して流体を該第1直流路25、第2
通口20a、第2直流路25a及び座35の各整
流器34を順次に通過して流体を直流状に放出さ
せる。次に再度押ボタン4を押圧すると、前述と
同様に作動板12及び切換板15が同一の方向へ
回転し、切換板15の第1通口20と分流板23
の散水路26とが連通して流体をカバー23aの
水孔28群から散水状に放出する。
(効果)
この考案は、上記のように構成したので次の利
点を有する。
点を有する。
(1) 単一の押ボタンを単純かつ同一の押圧操作の
反復によつてシヤワーヘツドから流出する流体
を散水流と直流に切換えることができるので、
誤操作の解消と相俟ち、操作性が極めてよい。
反復によつてシヤワーヘツドから流出する流体
を散水流と直流に切換えることができるので、
誤操作の解消と相俟ち、操作性が極めてよい。
(2) 従来のものと異なり、押ボタンを単純な押圧
操作により行なつて切換えを確実にできるの
で、誤操作による無駄な放湯水による熱湯の節
減及び節水などの効果は極めて大きい。
操作により行なつて切換えを確実にできるの
で、誤操作による無駄な放湯水による熱湯の節
減及び節水などの効果は極めて大きい。
第1図は、本考案シヤワーヘツドの側断面図、
第2図は、第1図に於けるX−X線の平断面図、
第3図イ,ロ,ハは、作動板の平面図、一部破断
の正面図及び底面図、第4図イ乃至ニは、切換板
の平面図、正面断面図、底面図及び正面図、第5
図イ,ロ,ハは、分流板の平面図、正断面図、底
面図及びニは、イに於けるY−Y線の断面図、第
6図は、切換要領の説明図、第7図は、従来技術
の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……シヤワーヘツ
ド、2……案内溝、3……作動軸、4……押ボタ
ン、5……弁室、8……第1スプリング、10…
…第1ピン、11……継手、12……作動板、1
3a……第2挿孔、14……爪、15……切換
板、16……上板部、17……下板部、18a…
…第2軸部、19……第1爪溝、19a……第2
爪溝、20……第1通口、22……板ばね、22
a……先端部、23……分流板、23a……カバ
ー、24……筒軸部、25……第1直流路、25
a……第2直流路、26……散水路、28……水
孔、A……天板、B……シヤワーホルダー、C…
…ホース。
第2図は、第1図に於けるX−X線の平断面図、
第3図イ,ロ,ハは、作動板の平面図、一部破断
の正面図及び底面図、第4図イ乃至ニは、切換板
の平面図、正面断面図、底面図及び正面図、第5
図イ,ロ,ハは、分流板の平面図、正断面図、底
面図及びニは、イに於けるY−Y線の断面図、第
6図は、切換要領の説明図、第7図は、従来技術
の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……シヤワーヘツ
ド、2……案内溝、3……作動軸、4……押ボタ
ン、5……弁室、8……第1スプリング、10…
…第1ピン、11……継手、12……作動板、1
3a……第2挿孔、14……爪、15……切換
板、16……上板部、17……下板部、18a…
…第2軸部、19……第1爪溝、19a……第2
爪溝、20……第1通口、22……板ばね、22
a……先端部、23……分流板、23a……カバ
ー、24……筒軸部、25……第1直流路、25
a……第2直流路、26……散水路、28……水
孔、A……天板、B……シヤワーホルダー、C…
…ホース。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 洗面台又は流し台の天板Aに固定したシヤワー
ホルダーBに、ホースCを連結して収出自在に支
持するようにしたシヤワーヘツド1に、散水用の
水孔28群及び直流用の第2直流路25aを備え
たカバー23aを取付けた切換式シヤワーヘツド
装置に於いて、 前記シヤワーヘツド1の弁室5には、中心部に
備えた筒軸部24の周囲に前記水孔28と連通す
る散水路26と、前記第2直流路25aと連通す
る第1直流路25を交互に開口し、前記カバー2
3aの上部に重ね合わせた分流板23を介在さ
せ、該分流板23の筒軸部24には、下板部17
の円周上に前記散水路26又は第1直流路25と
連通する第1通口20を複数個有し、下板部17
の外周面に前記分流板23から突設した第2軸部
18aに巻着した板ばね22の先端部22aと係
合する第2爪溝19aを等間隔で複数個設けるこ
とで、一方向には回転し他方には回転しないよう
にし、上板部16の上面周囲には第1爪溝19を
等間隔で複数個凹設した切換板15と、該切換板
15の上部に重ね合わされ、下面に等間隔で突設
した複数個の爪14が前記第1爪溝19に噛合う
ことで切換板15を一方向にのみ回転させるため
の作動板12を同軸上に支承し、シヤワーヘツド
1に設けた案内溝2に出入り自在にした押ボタン
4と前記作動板12を第1スプリング8の弾力に
より自動復帰する作動軸3及び作動板12の第2
軸孔13aに嵌着する第1ピン10を有した継手
11を介して連結したことを特徴とする切換式シ
ヤワーヘツド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9763687U JPH0450904Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9763687U JPH0450904Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641757U JPS641757U (ja) | 1989-01-06 |
JPH0450904Y2 true JPH0450904Y2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=30964794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9763687U Expired JPH0450904Y2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450904Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7125008B2 (ja) * | 2018-09-27 | 2022-08-24 | Toto株式会社 | シャワーヘッド |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP9763687U patent/JPH0450904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641757U (ja) | 1989-01-06 |
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