JPH0450690Y2 - - Google Patents

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JPH0450690Y2
JPH0450690Y2 JP1986037095U JP3709586U JPH0450690Y2 JP H0450690 Y2 JPH0450690 Y2 JP H0450690Y2 JP 1986037095 U JP1986037095 U JP 1986037095U JP 3709586 U JP3709586 U JP 3709586U JP H0450690 Y2 JPH0450690 Y2 JP H0450690Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、装置本体内に原稿面上を走査しなが
ら原稿画像を読取る画像読取り部と、読取られた
画像を複写材に書込む画像書込み部とを備え、装
置本体を手動により原稿面上を移動させ、装置本
体の移動に応じて送出される複写材に画像を記録
するようにした手動走査型複写装置、いわゆるハ
ンデイ複写装置に関するものである。
〔考案の背景〕
この種の従来の手動走査型複写装置の一例を第
4図に示す。これは複写装置本体1を片手で保持
して、原稿2の画像面に沿つて移動させることに
よつて原稿2の複写画像を得るもので、複写装置
本体1内には原稿を主走査方向に走査しながら原
稿画像を読取る画像読取り部と、読取られた画像
を複写材に書込む画像書込み部とが設けられてい
て、装置本体1を副走査方向に移動させることに
よつて、装置本体の移動に応じて送出される複写
材に画像が記録される。従来のものにおいては、
画像を読取るためにCCDが使用され、複写材と
して感熱紙が使用され、これに画像を書込むため
にサーマルヘツドが使用されている。
感熱紙はロール状のものとして装置本体1内に
設けられていて、複写の際には、感熱紙3の端を
原稿2の上に押さえ、装置本体1を片手にもつて
矢印で示す方向に原稿を走査することによつて、
感熱紙3に複写画像が記録される。しかし、この
型式の手動走査型複写装置は、手持ち型であるた
めに、感熱紙の幅(走査方向に対して直角方向の
寸法)は一般に40mm程度の狭いもので、広域の原
稿を複写するためには、原稿を短冊状の区域に分
けて、何回か複写する必要がある。例えば、120
mm×200mmの原稿画像領域を複写しようとすれば、
これを40mm×200mmの短冊状の領域を3列として
複写し、これらを組合せて1つの画像としなけれ
ばならない。
上記のように広い領域の画像を分散して複写す
ると、それらを組合せて使用する場合、画像の向
き、順序などを誤つて認識してしまうことが予想
される。複写紙を保存するにしても小さな短冊で
あるために、紛失する恐れも出てくる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記の如き従来の画像形成装
置における不便さを改善するもので、引出されな
がら原稿像の複写画像が形成されたロール状の記
録材を一旦巻戻し、記録が済んだ記録材を、これ
に接着剤を塗布しながら再度引出し、その後貼合
せて利用するモードと、引出されながら原稿像の
複写画像が形成された記録材を、接着剤を塗布す
ることなく、直接利用するモードとの2モード選
択を行なう画像形成装置を提供することを目的と
する。
〔考案の概要〕
本考案による複写装置は、原稿像を読取る原稿
像読取り手段と、読取つた画像をロール状の帯状
記録材に、この記録材を引出しながら形成する画
像記録手段とを有する複写装置において、記録が
済んだ記録材を巻き戻す手段と、記録材の搬送経
路に対向して配設され、記録材に対して巻き戻し
た記録手段の記録画像を形成した面とは反対側の
面に接着剤を塗布する手段と、記録が済んだ記録
材を巻き戻し、上記接着剤を塗布する手段によ
り、巻き戻した記録手段の記録画像を形成した面
とは反対側の面に、接着剤を塗布する工程を選択
する手段を有し、読取つた原稿像を記録した記録
材を引出して、そのまま利用する第1のモード
と、記録の後に一旦巻き戻し、接着剤を塗布した
後に再度引出して利用する第2のモードとを持つ
ことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
第1図に示す手動走査型複写装置は、装置本体
1内に原稿面を照射するLEDの如き照明装置4、
保護ガラス5、原稿からの反射光を結像させる結
像レンズ6、画像光を受光するCCD7を含む画
像読取り部と、該CCD7によつてデジタル信号
として読取られた画像情報によつて画像を書込ま
れるロール状の感熱紙8およびサーマルヘツド9
を含む画像書込み部とを有し、さらに、その画像
処理を行なう制御装置10が設けられている。
上述のように、この手動走査型複写装置は、感
熱紙8をサーマルヘツド9によつて発色させて外
部へ引出すように構成されている。また、この感
熱紙を搬送する駆動源はなく、操作者が行なう走
査時の移動力によつて感熱紙を引出す。すなわ
ち、走査時に感熱紙の端を手で押さえて装置本体
を移動させることによつて感熱紙が引出される。
複写の際には、装置本体1を手で保持し、押ボ
タン11を押すことによりマイクロスイツチ12
をONすることによつて画像形成プロセスが開始
される。装置本体1の移動に伴つて、照明装置4
によつて照射された原稿面からの反射光はレンズ
6を介してCCD7上に結像され、デジタル信号
として画像が読取られる。複写画像は感熱紙8の
上面に写し出されて出てくる。所望の複写を終了
したい時には、スイツチの押ボタン11を離なす
ことによつて制御系の電源が断たれて、画像形成
は終了する。装置本体1の下端にはエツジカツタ
13が設けられていて、画像を形成された感熱紙
はここで切断される。
以上は従来型の手動走査型複写装置と共通のも
のであるが、本考案装置においては、複写画像を
書込んだ感熱紙の排出経路に、該感熱紙の裏面に
粘着剤を塗布する塗布ローラ14および該塗布ロ
ーラに粘着剤を供給する粘着剤容器15より成る
粘着剤塗布機構が配設される。
上記の粘着剤塗布機構を第2図に拡大して示
す。
液状の粘着剤は容器15に封入され、その下部
には、塗布ローラ14が具備され、感熱紙8によ
つて回転すると同時に容器15内の粘着剤をくみ
上げて、感熱紙に塗布する。また回転を助ける目
的で、該ローラ14に対向するローラ16も具備
されている。さらに容器15は支点17を中心と
して回動自在となつており、通常は、テンシヨン
バネ18によつて鎖線で示す位置に留まつてい
る。バネ18の力に抗して容器15を押すレバー
19が設けられていて、このレバー19は容器1
5自身を押して、塗布ローラ14が感熱紙の裏面
に圧接して粘着剤を塗布する時のみ使用し、通常
の複写時即ち第1のモードにおいて使用しない。
そしてこの第1のモードにおいては、複写が行わ
れて出力された記録材は、情報媒体としてそのま
ま利用される。
次に、引出されながら原稿像の複写画像が形成
された帯状の記録体が、貼合せを目的として利用
される第2のモードについて説明する。粘着剤塗
布機構の作動説明を、第1図に戻つて行なう。第
1図はすでに複写動作が終了し、粘着剤を塗布し
ているところを示している。複写を終了した感熱
紙8は切断せず巻き戻しレバー20によつて複写
前の位置又は、粘着剤を塗布したい位置にまでロ
ールへ巻き戻す。この時紙端は内部まで入らぬよ
うにし、端緒は取出しておく。台紙21を用意
し、はりつけたいところへ感熱紙の端部を▽に合
わせレバー19を押しながら本体を握り、矢印の
方向に移動させる。こうすれば、感熱紙8は塗布
ローラ14とローラ16の間を搬送され、裏面に
粘着剤が塗布されて排出されると同時に台紙21
上にはりつく。またはりつけ工程が終了したとこ
ろでレバー19を離すと粘着剤の塗布は停止す
る。ここでエツジカツタ13で感熱紙を裁断すれ
ば、複写から始まつて台紙へのはりつけも終了す
る。
以上の作業を繰り返すことにより、複写箇所を
複数に分散して、とる場合など第3図に示すよう
に台紙21上に並べてはることができる。
前記実施例は、動力を全く使用しない例であつ
たが、感熱紙の巻き戻しレバーの代りにマイクロ
モータを組入れロール紙をモータの力で巻き戻す
こともできる。さらに、粘着剤塗布工程に於て塗
布ローラ14およびローラ16を感熱紙の移動力
で回転させたが、これらを別のマイクロモータを
具備させて回転させることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、第1のモード
では、帯状の記録済みの記録材を、情報媒体とし
て直接利用することができる。また第2のモード
においては、帯幅よりも広い面積を複写記録した
場合、記録材を貼合せにより利用することにな
り、原稿像の再生を容易に行うことができる。短
冊状の感熱紙等の複写材の裏面に粘着剤をつける
ことによつて、分散した複写材を1枚の台紙又
は、目的に応じ任意のところに貼付けることが可
能になる。
また、ロールの巻き戻しレバーを設け、複写材
を巻き戻すことにより多重コピー(前回の複写し
た余白部に再複写)することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る手動走査型複写装置の一
実施例を示す断面図、第2図は第1図に示す装置
における粘着剤塗布機構を拡大して示す図、第3
図は短冊状の複写材複数枚を1枚の台紙に貼りつ
けたところを示す平面図、第4図は従来の手動走
査型複写装置の動作しているところを示す外観斜
視図である。 1……装置本体、2……原稿、3……感熱紙、
4……照明装置、5……保護ガラス、6……結像
レンズ、7……CCD、8……感熱紙(複写材)、
9……サーマルヘツド、10……制御装置、11
……押ボタン、12……マイクロスイツチ、13
……エツジカツタ、14……塗布ローラ、15…
…粘着剤容器、16……ローラ、17……支点、
18……テンシヨンバネ、19……レバー、20
……巻戻しレバー、21……台紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿像を読取る原稿像読取り手段と、読取つた
    画像をロール状の帯状記録材に、この記録材を引
    出しながら形成する画像記録手段とを有する複写
    装置において、 記録が済んだ記録材を巻き戻す手段と、 記録材の搬送経路に対向して配設され、記録材
    に対して巻き戻した記録手段の記録画像を形成し
    た面とは反対側の面に接着剤を塗布する手段と、 記録が済んだ記録材を巻き戻し、上記接着剤を
    塗布する手段により、巻き戻した記録手段の記録
    画像を形成した面とは反対側の面に、接着剤を塗
    布する工程を選択する手段を有し、 読取つた原稿像を記録した記録材を引出して、
    そのまま利用する第1のモードと、記録の後に一
    旦巻き戻し、接着剤を塗布した後に再度引出して
    利用する第2のモードとを持つことを特徴とする
    複写装置。
JP1986037095U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0450690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986037095U JPH0450690Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP1986037095U JPH0450690Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62151266U JPS62151266U (ja) 1987-09-25
JPH0450690Y2 true JPH0450690Y2 (ja) 1992-11-30

Family

ID=30848111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986037095U Expired JPH0450690Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104375A (ja) * 1983-11-10 1985-06-08 Toppan Printing Co Ltd 多色感熱転写記録装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104375A (ja) * 1983-11-10 1985-06-08 Toppan Printing Co Ltd 多色感熱転写記録装置

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JPS62151266U (ja) 1987-09-25

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