JPH04506666A - ワクチンアジュバントとしてのlfa―3 - Google Patents

ワクチンアジュバントとしてのlfa―3

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JPH04506666A
JPH04506666A JP3504848A JP50484891A JPH04506666A JP H04506666 A JPH04506666 A JP H04506666A JP 3504848 A JP3504848 A JP 3504848A JP 50484891 A JP50484891 A JP 50484891A JP H04506666 A JPH04506666 A JP H04506666A
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ウオルナー,バーバラ ピー.
トーマス,デイビッド ダブリュー.
クリミンズ,メアリー エー.ブイ.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワクチンアジュバントとしてのLFA−31朋m飢土肛 本発明は、リンパ球機能関連抗原−3(LFA−3)のワクチン混合物中のアジ ュバントとしての利用に関する。LFA−3は、T−リンパ球の増殖を増大させ ることができるので、ワクチンの免疫原性成分に対する免疫応答を促進する。
l五二!盈 免疫系は、病原性生物の感染に対応するために本来進化してきたものである。こ れを達成するために免疫系は、高度に分化されたエフェクター成分と複雑な調節 機構をもっている。
免疫応答は身体の単一の部分に限定されておらず、エフェクター細胞は、リンパ 系器官および種々の身体の部分の内部とそれらの間で移動している。細胞レベル では、病原体に対する免疫応答は、免疫系の種々の細胞間を連絡するi雑な系に よってきまる。種々の細胞間でのこの連絡の機構は、細胞対細胞の直接の接触に よって、あるいは分泌する細胞から離れても作用し得る可溶性の分泌されるメゾ イエイタ(サイトカイン@)によってなされ得る。
免疫応答には一般に二つの面がある。すなわち、異種細胞もしくはウィルスに感 染した細胞を攻撃して殺す細胞毒性1゛細胞の作用を主として含む1嵐1監盃、 および、異種巨大分子物に対して特異的な抗体を分泌する形質細胞に8細胞を活 性化することを含む良喪良座玉とである。
T細胞は、両方の型の応答に中心的な役割を果たす。そのことは、<1)細胞毒 性のT細胞性応答をする際に標的細胞と直接相互作用することによって、および (2)抗体応答の開始時に、異種巨大分子物を生産する抗原提供性細胞(APC s)と相互作用することによってなされる。後者の場合、APCsがB細胞の時 、B細胞は、予め決定された特異性の抗体を分泌する形質細胞に活性化される。
ヘルパーT細胞と呼ばれるT細胞の分化したサブセットは、B細胞の抗体応答の 特異性の増大と「記憶」B細胞の発生に独特の役割を果たしている。「記憶」B 細胞は、異物抗原による新たな攻撃に対する追加(anamnesHc)反応も しくは二次反応にとって重要である。
標的細胞および抗原提供細胞とT細胞との相互作用は、高度に特異的で、T細胞 上の高度に特異的な受容体による、標的細胞あるいはAPC(あるいはB細胞) 上の表面抗原の認識によって決まる。この相互作用は、相互作用する細胞の表面 で発現される他の抗原、例えばT細胞上のCD3として知られている抗原受容体 複合体あるいはCD4、LFA−1、CD8およびCD2のような池のT細胞補 助分子、および抗原提供性細胞上のLFA−3、I CAM−1およびMHCの ような補助分子によって容易になり得る。
1971球上の補助分子と標的細胞またはAPCs (あるいはB細胞)上の補 助分子との相互作用は、細胞間の接着の媒介に重要であり得、そしてリンパ球/  APCおよびリンパ球/標的細胞の相互作用の効率を増大すると考えられる。
このように、補助分子の相互作用は、標的細胞を殺す細胞毒性T ’Jンバ球と T細胞性免疫応答(抗体応答を含む)とを一般に媒介するのに重要である。
例えば最近の研究で、CD2(Yリンパ球補助分子)と、1928球が標的細胞 へ接着するのを媒介するLFA−3(標的細胞補助分子)との間に特異的な相互 作用があることが示された。
この接着は、T l)ンパ球機能性応答の開始に必須である(M。
L、 Dustinら、 ”Purified Lymphocyte Fun ction−AssociatedAntfgen−3Binds To CD 2 And Medfates T−Lymphocyte Adhesion ″、ムヱ」シ且u4165.677−92頁、1987年; Spr!nger ら、 ′The Lymphocyte Function As5ociat ed LFA−1,CD2 and LFA−3MorecuIes : Ce 1l Adhesion Receptors of The Immune  System”、Ann、Rev、Immun、、5. 223−252頁、1 987年)。さらニ多量体ミセル形の精製ホスホイノシトールJ結LFA−3( Pl−LFA−3) it、1971球上のCD2に結合し、インビトロで19 28球の増殖を開始することが判明した(M、 L、 Dust inら、 “ Correlation of CD2 Binding and Funct ional Properties 。
r Multjmeric and Monomer[c Lymphocyt e Function−Associated Antjgen 3” 、L」 ]且」ム世1. 1現、503−517頁、1989年)。
古典的なワクチン組成物は、個体もしくは動物に感染して衰弱させ得る生きた病 原体からの次の攻撃に対して予防的に免疫性を与えるために免疫系を活性化する ように設計される。
ワクチンは一般に2つの主要成分を含有している。第一の成分は、宿主の免疫系 が(自分自身でなく)異物として:j!、識する免疫原である。この免疫原は、 通常、弱毒化されたウィルスあるいは細菌の病原体、または病原体由来のタンパ ク質もしくはポリペプチドである。第二の成分はアジュバントである。古典的な アジュバントは、例えばAl(OH)3 (ミョウトンとして知られている)の ような単純な金属塩から、フロインドアジュバント、すなわち懸濁した結核菌を 含有する油中水の乳濁液のような複合体乳濁混合物にまでわたる。アジュ・イン ドは、免疫原がゆっ(り放出される貯蔵場所を形成することにより主として作用 している。このことにより、機能を複製する生物またはウィルスによる感染中に 、免疫系に与えられる持続的な攻撃を模倣する。アジュバントはまた、免疫系の 細胞を、アジュバントの生物分子自体および含有されている免疫原の両者に強く 感作する、過剰の異種生物分子(例えば結核m)を含有している。この点につい て、アジュバントは特定の免疫原の免疫原性を強化する。
従来用いられているアジュバントには種々の欠点がある。
多くのアジュバントは、投与部位に炎症を起こし、不快感を与える。不活性化さ れたウィルスもしくは細菌源由来のアジュバントもまた毒性であり得、従って、 効力が強いにもかかわらず有用性が制限される。さらに、従来のワクチンは、免 疫系を無差別に刺激して、B IJンバ球、単球、好中球およびTリンパ球を活 動させる。したがって、炎症を起こすことが少なく、毒性が低く、そして特定の 抗原にむけられる細胞(すなわちT IJンパ球およびB細胞)を、免疫系の応 答の樟的とする新しいワクチンが要求されている。
1豆Δ!1 本発明は上記の従来のアジュバントの欠点を克服するものである。本発明の1つ は、LFA−3および免疫原とを含み、ワクチン混合物を形成する組成物である 。アジュバントと免疫原の両者は、宿主動物内での免疫原に対する免疫応答を刺 激し増大させるのに充分な量で存在している。本発明の他の面は、LFA−3ア ジュバント/免疫原理合物を宿主の動物に投与することを含む予防接種法である 。本発明の特に好ましい態様は、免疫原およびアジュバントとしてのLFA−3 ,そしてさらにCD2以外のT細胞表面分子(例えばCD3)またはLFA−3 が結合しているのと同一もしくは異なるCD2のエピトープを認識するリガンド もしくは抗体(すなわちTits)を含むコアジ1バンドを含有するワクチンで ある。CD2のエピトープの1つを認識する抗体の例としては、抗T1 h、抗 T112、抗Tits、9.6、CD2.I、9−1.35.1、D61iおよ びGT2が含まれる。本発明の組成物および方法は、投与部位における刺激およ び炎症と、アジュバントが原因の毒性の副作用とを実質的に回避する。さらに免 疫原の存在下でLFA−3を使用すると、T ’Jンパ球の繁殖が劇的に増大す るので、免疫原に対する細胞性免疫応答を強化しワクチンの効力を増大させる。
殴iユ1星呈五皿 図1は、単球を除去し各種の刺激を与えたヒト末梢血液のリンパ球(PBLs) が分泌する免疫グロブリンのレベルを示すグラフである。リンパ球は、一定量の 抗−TiI4のみ、異なる濃度のPI−LFA−3のみ、または一定量の抗T1 12および異なる1度のPI−LFA−3の組み合わせの存在下で7日間培養し た。
図2は、単球を除去し各種の刺激を与えたヒト末梢血液リンパ球による免疫グロ ブリンの分泌レベルを示すグラフである。リンパ球は、P [−LFA−3のみ (10μg/ml)、異なる濃度の抗T112のみ、または一定量のPI−LF A−3(LOμg/ml)および異なる濃度の抗T112もしくは同じイソタイ プのマウス骨髄腫免疫グロブリン(IgG2s)との組み合わせの存在下で7日 間培養した。
λ更二m礼五 用いられるLFA−3は、宿主細胞と適合する限り、どの起源と形状のLFA− 3でも適切である。例えばヒトl、FA−3は、ヒトに使用するのを目的として 、本発明によるワクチンにアジュバントとして使用されるべきである。しかし本 発明では、交差反応性が不利な副作用なしで認められる場合にはLFA−3を交 差種に利用することを意図する。例えば、霊長類のLFA−3がヒト内で活性で あることが測定され、重大な副作用がなければ、この交差種利用は本発明の概念 に含まれる。用いるLFA−3の形状は、それ自体、宿主に対して毒性もしくは 免疫原性が限定されているべきである。好ましくは、LFA−3は、完全なLF A−3分子であるかまたはCD2に結合できる断片である。さらに好ましくは、 LFA−3は、カルボキシ末端のホスファチジルイノ/トール連結を有する形状 である( P I−LFA−3)。これについては、本願に援用され、そして係 属出願中で共通して譲渡されてしする、1988年8月26日出願の米国特許第 237.309号にすべて述べられている。さらに好ましいLFA−3は、多量 体ミセルの形態である。最も好ましくは、LFA−3は8量体ミセルの形態のP i−LFA−3である。
LFA〜3は、活性化された19774球の増殖を促進するか、または、Tリン パ球細胞表面の受容体部位の架橋反応をもたらすのに充分に高い結合親和性をも たらすすべての形態であり得る。
LFA−’3の一次アミノ酸配列゛の小さな変異は生じ得、そしてそのLFA− 3誘導体がCD2受容体と結合する限り、本発明の範囲に含まれる。さらにアミ ノ酸の部位特異豹変具体、非天然のアミノ酸類、ペプチド構造類似体もしくはホ スホイノシトール類似体もLFA−3を増強するか、またはLAF−3分子の一 部を置換するのに使用し得る。可溶性の形状のLFA−3もまた使用し得る。
このような修飾は、LFA−3アジ1ノ寸ントの生物学的安定性を改善したり、 またはLFA−3分子から形成されるLFA−3ミセルの構造を変えるのに利用 し得る。例えば、興なる疎水性部分力fPI−LFA−3のカルボキシ末端のホ スホイノシトール付加部分を置換するのに用いられる。あるいは、好ましくはL FA−3のカルボキシ末端に疎水性部分が結合したLFA−3誘導体は、多価ミ セルを形成し得る。しかしこのようなミセルの化学量論(ま、特定のLFA−3 誘導体、および用いられる疎水性部分によって決まる。
その他の適切な疎水性部分としては例えばホスファチジルエタノールアミンがあ る。
あるいは、LFA−3は、融合タンパク質、連結タンパク質および免疫接合体の ような接合体の形態であり得る。例えば組換え技術を用いて、LFA−3を、免 疫原、コアシュバント、または例えばC4結合性タンパク質のドメイン、または ホスホイノ/トールに結合するゲルンリンのアミノ酸配列のような、LFA−3 を凝集させるタンパク質配列に連結された融合タンパク質として発現させ得る。
またLFA−3は、公知の方法で化学的に免疫原に連結させて、免疫系に関して 2つの機能を有する単一分子として得る。組換え手法あるいは化学的に免疫原に 連結したLFA−3は、免疫原特異的B細胞と、その免疫原に連結されたLFA −3によって刺激されるT細胞との生産的な細胞間相互作用を刺激することによ って、その免疫原に対する抗体反応を著しく促進する。LFA−3はまた、例え ば抗T113抗体もしくは抗CD3抗体がLFA−3と連結している場合のよう に抗体に連結している時、免疫接合体の形態であり得る。LFAり接合体の混合 物もまた使用し得る。使用される構造にかかわらず、LFA−3はリンパ球の活 性化を増強するのに充分な時間、インビボで存在するべきである。
LFA−3は、天然源もしくは組換え体源から実質的に純粋な形態で得ることが できる。例えば、Pl−LFA−3は、単離され、精製され、そして上記の方法 (Springerの1989年の文献)にしたがってミセルの形状に変換し得 る。選択は、本発明の範囲から逸脱することなく、通常用いられる単離と精製の 方法で行い得る。組換え体LFA−3と組換え体PI一連結LFA−3をコード する遺伝子をもっているプラスミドは、ブタベスト条約の協約下にあるIn V itro Internationalに、受託番号IVI−10133および lV[−4(1180で寄託されている。
免疫原は、免疫原に対する免疫応答を誘発し得るすべての生物学的系であり得る 。免疫原は、天然源、MtlJえ体源もしくは合成像またはその混合物に由来し 得る。さらに免疫源は実質的に純粋な形態で用い得るし、または生物分子の粗混 合物でもあり得る。免疫原はウィルス源もしくは細mgから得ることができる。
例えば、免疫原は、尋常性ざ癒、カリエス、コレラ、淋病、ヘモフィルス園、ク レブシラ園、ラクトバシルス菌、らい病、はしか、髄膜炎、中耳炎、百日咳、風 疹、梅毒、赤痢菌、マラリア、口蹄疫、アデノウィルス、AIDS。
HTLV、 CMV、 f 7グ熱、GEV、単純ヘルペス、A型肝炎、B型肝 炎、非A非B型肝炎、C型肝炎、インフルエンザ、ラッサ熱、ハラインフルエン ザ、肺炎、パルボウィルス、ロタウィルスまたはRSVの原因物質に由来し得る 。免疫原の細m#もしくはウィルス源は、一般に、熱もしくは化学的処理によっ て不活性化するかまたは弱毒化される。
宿主内で免疫応答を引き起こすのに必要なアジュバントと免疫原の雪には相互関 係があるが、通常のワクチンに一般に用いられる範囲内にある。例えばアジ1バ ントの使用量を増加させると免疫原の使用量を減らし得、またその逆のことも行 い得る。アジュバントの好ましい量は、1投回の投与量当り、約0.05μgと 約5.0mgとの間である。より好ましくは約08μgと約2.0mgとの間の 量が使用される。免疫原の好ましい量は、1回の投与量当り、約0.05μgと 約5mgとの間である。より好ましくは約0.8μgと約2mgとの間が使用さ れる。当業者は、投与量がワクチンを受ける宿主と、その大きさ、重量、代謝な どによってきまることを理解する。免疫原を多量に投与すると悪寒、発熱などの 副作用を起こし得る。臨床上の利益がこれらの副作用よりまさる場合は、免疫原 の多量投与は本発明の範囲に含まれる。
本発明の組成物は、他の医薬的に重要なポリペプチドに対して使用されるのと類 似の方法と組成物を用いて調合し得る。
したがってアジュバントおよび免疫原は凍結乾燥された形態で貯蔵され、投与さ れる前に生理的に許容される賦形剤で還元される。あるいは、アジュバントと免 疫原は賦形剤中に貯蔵し得る。好ましい賦形剤は滅菌溶液である。好ましい賦形 剤にはリン酸緩衝生理食塩水のような滅菌緩衝液が含まれる。
賦形剤内でアジュバントと免疫原とを組み合わせる、混合物の免疫反応性を保持 するすべての方法が適切である。
賦形剤は、混合物の保存性もしくは効力を改善するのに用いられる保存剤などの 公知の添加物を含有し得る。適切な保存剤としては、例えばチメロサールが含ま れる。
ワクチン混合物はまた、リンパ球の活性化を刺激するLFA−3の能力を補充す る追加の物質をも含有し得る。例えば、LFA−3と、T ’Jンパ球(もしく は他の細胞)の表面分子と反応性のコアシュハントとの組合わせを用い得る。宿 主免疫系が刺激されて、本発明のワクチンに対して非常に速く反応する。
したがってLFA−3と任意にコアシュバントを含有するワクチン混合物は、治 療に使用し得る。適切なコアシュバントは、免疫応答に関与する細胞の他の表面 分子もしくはこのような分子を認識するその断片、そのような細胞表面分子に対 する抗体(表面抗原に結合するl/14とFuの抗体断片を含む)、またはその 混合物であり得る。好ましくは、これらの添加物質は、T細胞表面分子を認識す る抗体であり、最も好ましくは、LFA−3が認識するのと同一もしくは異なる CD2のエピトープを認識する抗体である。最も好ましいコアシュバントは、T 11+エピトープすなわちLFA−3が認識するのと同じCD2エピトープを認 識する抗体(例えば抗Tlh):またはT112エピトープもしくはTl1aエ ピトープを認識する抗体(例えば抗T112もしくは抗T113であり、これら はLFA−3がEmするのと異なるCD2エピトープを認識する);またはそれ らの組合わせである。
本発明のワクチンの一回の投与の容積は、変化し得るが、一般に、従来のワクチ ンに通常用いられる範囲内にある。−回投与の容積は、好ましくは約0.11と 約1.0mlの間であり、さらに好ましくは約0.2mlと約0.5mlとの間 である。
本発明のアジュバント/免疫原混合物は、すべての都合のよい手段で投与し得る 。好ましい投与法には、皮下、腹腔内、筋肉内もしくは静脈内の注射が含まれる 。あるいは、この混合物は、生体拡散性移植物から放出させ得る。単一投与法を 用い得るし、あるいは、好ましくは数日間もしくは数週間にわたる一連の投与も 行い得る。
以下の実施例は、本発明を例示するのを目的とするものであり、本発明を限定す るものではない。
宜1」ロー 多量体PI−LFA−3を下記の方法で単離した。ホスホイ/7トールを連結し た形態の[、FA−3<pr4LFA−3>をコードするLFA−3のcDNA で形質導入したCHO細胞を、ローラーボトル内でコラーゲンビーズ上に、1. 2XIO’細胞/mlまで増殖させた。DMEM培地中の、細胞で覆われたビー ズ150m1を、37℃で3o分間、50mgのコラゲナーゼで処理した。細胞 を沈澱にし、LOQmlの調製培地で2回洗浄し、次にSh+IのIXPBS、 次いで50m1のダルベlコの培地で洗浄した。細胞の沈澱物を、20m lの PBS、 2%NP40,1単位/ll1lのトリプシン阻害剤、1a+M P MSF中で4℃にて2時間インキュベートした。次に細胞を、70.I Tiベ ックマン超遠心分離ローターを用いて、4℃にて75分間、40.00Orpm で沈澱させた。上澄み液を、実質的にDustfnらの、よL旦ム二笠−一、土 、503〜517頁(1989年)に記載されているように、TS2/9アフィ ニティカラムに注入した。
我々は、1978球の産生を増大するPI−LFA−3の性能を以下の方法で評 価した。静脈穿刺によって採取したヒト全血を、Lymphocyte Sep aratfng Medium (ORGANON TEKNIKA)の上に置 いて、血漿、赤血球細胞および多形核細胞から、末稍血液ソンパ球(PBLs) を分離した。そのPaLをRPM+−1540(CIBCO)中に入れた。その 増殖培地は、10%の熱不活性化ウシ胎児血清、2mM L−グルタミン、10 0単位ペニシリンG/rn l増殖培地100μgのストレプトマイシンG/1 rrl増殖培地、および5.5x 10−5M 2−メルカプトエタノールとし た。
増殖培地中で懸濁された細胞を、組織培養物で処理したプラスチック皿〔cos rAR,z−米国、マサチューセッツ州、ケンブリッジ〕の上にのせ、37℃で 1サイクル当り1時間を2サイクルで培養し、単球を皿に付着させた。溶液中懸 濁したままになっている1978球と8978球を、ピペットで取出して、96 ウ工ル組織培養皿の平底ウェルに移した。50μmの増殖培地のlXl0’個の 細胞を各ウェルに添加した。
上記の96ウエル(すべて懸濁細胞が入っている)をグループ分けして、ホルボ ールミリステートアセテート(PMA)、抗T112 (米国、マサチューセ・ ンツ州、ボストンのDana−FarberCancer In5tftute のε、Re1nbarz氏から譲渡された)、PI−LFA−3、これら3pJ の添加物の種々の混合物を添加したもの、またこれら添加物なしのコントロール を入れた。このように細胞添加物を添加しないコントロールと、細胞に加えて、 PMA、抗T112、PI−L、FA−3、PMAと抗丁112、PMAとPI −1,FA−3、PI−LFA−3と抗TIL2、ならびにPMAと抗T112 とPI−LFA−3をそれぞれ添加したウェルとを同数づつ作製した。
PMAが入っているウェルについては、ホルボールミリステートアセテート(P MA)を含有する増殖培地の貯蔵溶液50μlを添加してウェル中のPMAの最 終a度を0.6ng/mlにした。
抗T 112が入っているウェルについては、増殖培地中に抗T112を含有す る貯蔵溶液50μmを用いて、抗Tl t2含有ウェルの最終希釈率をl :1 000とした。抗体の貯蔵溶液は、抗TL12を産生ずるハイブリドーマを腹腔 内に注射されたマウスから採取した腹水を1 :250に希釈することによって 調製した。採取した直後の腹水は約1 mg/atの抗T112を含有していた 。
PI−LFA−3が入っているウェルについては、ミセル状PI〜LFA−3を 含有する増殖培地50μmを次にウェルに添加した。PI−LFA−3の濃度を 変化させて、すなわち3 ng/ml、 30ng/mlおよび300ng/m lの濃度で、試験した。
各ウェルの全体積は200μlであった。PMA、抗T112もしくはP I− LFA−3が特定のウェルから省略されている場合は、次に充分な増殖培地を加 えて全体積を200μlにした。
その溶液を37℃で666時間インキュベートた。その時に、1マイクロキニー リーの〔3H〕−チミジンを含有する50μlの培地を各ウェルに添加し、その 溶液をさらに37℃で6時間インキュベートした。
ウェルの内容物を、5KATRONハーベスタ−(米国、バージニア州、スター リング、5KATRON Inc、)の中で繰り返し洗浄し、それによって細胞 を自動的に溶解して、濾紙上の細胞のDNAを集め、次いで濾紙を5KATRO Nβプレートシンチレーシヨンカウンターで測定した。1978球の増殖を、[ 3日]−チミジンの取込量を検出することによって直接測定した。
4つの試験結果を下記の表に示す。
カウント7分で測定した場合の最大のTリンパ球増殖は、PMA、抗T112お よびPI−LFA−3が共存している場合に生じた。Pl−LFA〜3による1 978球増大の始まりは、30ng/mlの濃度で生じた。この濃度では、濾紙 に付着した〔3H〕チミジンによるカウント7分の平均数は195,779であ った。PI−LFA−3を省略したこと以外、記載したのと同じ対照試験から得 たカウント数は2000カウント/分であった。
夫立五且 以下の実施例では、抗T113、抗TL12 (Dana−Farber Ca ncerInstitute、米国、マサチューセッツ州、ボストンのE、 R elnherz氏から譲渡された)、Pi−LFA−3、およびこれらの種々の 組合わせの存在下でのリンパ球の増殖を試験した。
PBLを組織培養物で処理したプラスチック皿内で培養しなかったこと以外は実 施例1と同様にして、PBLを単離した。細胞を増殖培地に入れ、50μlの増 殖培地中1×105の細胞を、96ウエルのU形底組織培養プレートの各ウェル に添加した。試験溶液を50μlずつの特定のウェルに加えて、指定の最終濃度 にした。対照のウェルは培地およびPBLのみを含有していた。
試験ウェルには次のものを入れた。腹水で最終希釈率1 :900に希釈した、 抗CD2モノクローナル抗体の抗T112と抗T113の組み合わせ、または抗 Tl12およびP I−LFA−3、または抗Tl13およびPI−LFA−3 、または各化合物単独である。PI−LFA−3(実施例1と同様にして調製) を0.015〜0.5μg/mlの範囲で濃度を増大させて添加した。全ウェル を全て、増殖培地で最終体積150μlにした。細胞を37℃で3日間インキュ ベートし、その後、20マイクロ牛ユーリー/II+1のC3N)−チミジン5 0μlを加えて細胞を37℃で12時間インキコベートした。この時点で細胞を 溶解し、実施例1と同様の方法で回収した。T l)ンパ球の増殖は、〔3H〕 −チミジンの取込量を検出することによって直接測定した。結果を次の表に示す 。
(以下余白) 1 、#1 のカウント XIOづ PI−LFA−3α−T11243 α−Tl 13 α−Tl 12 緩衝液 LC虹 添加 添加 添加 添加 0.500 401 320 19 40.250 375 240 13 4 0.125 413 196 11 60.060 360 134 8 5 0.030 368 68 9 6 0.015 290 29 7 6 培地、対照 9.OOOcpm a−T112+s+緩衝液 270.OOOcpma−7113または(!−T 112+緩衝液 5,000cpm上記の試験結果は、PI−LFA−3を、抗 T113との組合わせで用いるかまたは抗Tlhと抗T112の両方との組合わ せで用いたときに、リンパ球の増殖が著しく増大することを示した。
支敷五立 以下の実施例では、抗T112とPI−LFA−3の存在下での抗体分泌に対す る、T細胞依存性のB細胞活性化作用を示す(図1および図2参照)。
PBLをAmerican赤十字(Northeast Regional B lood 5ervicaS)から購入したバフィーコート細胞から実施例1に 記載した方法で単離した。リンパ球分離培地(Ficoll−Paque;米国 、ニューシャーシー州、ビスカタウエイ Pharmacia社)から単離し、 単球を除いて洗浄した後、細胞を増殖培地に入れ、96ウ工ルU形底組織培養プ レートの各ウェルに、2XIO5細胞を含有する50μIの増殖培地を添加した 。正の対照のウェルには(試験ウェルに対する添加と同じ体積にする意味での増 殖培地以外には)なにも添加しなかった。一つの試験における試験ウェルには( 図1参照)、一定量の抗T112抗体のみを含有させるが(腹水での最終希釈率 1 : 900)、または異なる量のPI−LFA〜3を組合わせて含有させた 。別の試験の試験ウェル(図2参照)には、一定量のP [−LFA−3(10 u g/m 1)だけを含有させるか、または異なる量の抗T112抗体を組み 合わせた。負の対照ウェルには、抗T112抗体の免疫グロブリンと同じイソタ イプのマウス骨髄腫免疫グロブリン(1gGaa)を単独で、またはP I−L FA−3と組み合わせて(10μg/+1)含有させた。添加物はすべて増殖培 地で溶解および/または希釈した。添加をすべて終えた後、各培養ウェルは20 0μlの増殖培地を含有していた。細胞を、5%C02大気中、7日間37℃で インキュベートした。7日間経過後、100μ】の調整培養培地の上澄液(すな わち細胞が入っていない)を取り除き、3試料をプールしアッセイするまで一2 0°Cで保持した。ヒトのIgGクラスおよび1gMクラスに対する精製ヤギ抗 体(米国ペンシルバニア州マルバーン、Jackson Ia+a+unore searchから購入)でコートしたマイクロタイターELISAプレート上で 前記調整培地をインキュベートすることによって、その培地のGとMのクラスの ヒト免疫グロブリンをアッセイした。ヤギ抗ヒトIgGおよびヤギ抗ヒトIgM でコートしたELISAプレートに結合している調製培養培地中に存在するヒト 免疫グロブリンは、ヤギ抗ヒトIgGおよびヤギ抗ヒトIgMのアルカリホスフ ァターゼ接合体で検出した。
結合した酵素は、未着色の物質を着色生産物に変換することによって発色させた 。色の発色度は、培養物上澄液のヒト1gの貢と直接相関するが、Mo1ecu lar Devices Thermomax ELISA readerを用 い、405nmの波長で定量した。
単球が存在しない精製T細胞と8細胞の培養物は、7日間の培養期間中、免疫グ ロブリンを分泌した。添加物が存在しない場合、そのIg分泌のレベルを「10 0%対照レベル」ト呼ヒ、そのプレート上の各試験培養物中のIgの量は、この 100%対照(添加物なし)レベルと関係する。図1に示す結果は、一定レベル の抗T112抗体および異なる量のPI−LFA−3の存在下で培養した単球除 去PBLは1g産生が著しく促進されていることを示している。図2に示す結果 は、一定レベルのPI−LFA−3および異なる量の抗T112抗体の存在下で 培養した単球除去PBLは]g産産生が著しく促進されていることを示している 。これらの結果は、T細胞依存性の8細胞による免疫グロブリン分泌の活性化の ための、P I−LFA−3を含有する組成物のアジュバントの性質を確認して いる。
K亘五工 とh LFA−3およびB型肝炎コア抗原を含有するワクチン混合物を試験して 、インビボモデル中のアジュバントとしてのLFA−3の影響を研究する。 O ,01−1,Oa+gのミセル状PI−LFA−3および0、01−1.0mg のB型肝炎コア抗原(Biogen Inc、、米国、マサチューセッツ州、ケ ンブリッジ)を含有するワクチン混合物を、1ケ月間隔で3回、アカゲザルの筋 肉内に注射した。アカゲザルの対照群には、PI−1,FA−3、B型肝炎コア 抗原、および緩衝液をそnそれ単独で注射した。サルから全血を次の時間に採取 した。すなわち免疫前、免疫中は一週間毎、および免疫後−年間は1ケ月間隔で 採取した。血清を凝固した全血液から取出し、B型肝炎コア抗原に対する抗体の 存在をEL I SAア。
セイで確認した。PI−LFA−3のアジコバント活性は、対照群のサルから得 た血清の力価と比較した場合、抗B型肝炎コア抗原抗体の力価が大きいか、また はPI−LFA−3およびB型肝炎コア抗原の両者を受けているサル由来の血清 中にそのような抗体がより長時間存在することによって証明される。免疫された サルの中の細胞の免疫機能を評価するために、実施例1と同様の方法で、ヘパリ ンを添加した全血液からPBLを単離し、マイクロタイター組織培養プレート中 、標準の組織培養条件下、P I−LFA−3の存在下および非存在下で0.0 01−0.1mgのB型肝炎コア抗原とともにPBLを培養することによって、 活性化された1973球の増殖をアッセイした。その増殖は、実施例1と同様に 3〜5日間の培養の後、 〔3H〕−チミジンの取込量によって測定した。アジ ユバントの効力の証拠が、対照群のアカゲザルの1973球の増殖に比べて、コ ア抗原とPI−LFA−3を受けているアカゲザルの1973球の増殖の方が増 大していることで証明されている。
案11髭i ヒトCD2 (h−CD2) l−ランスジェニックマウス(英国、ミルヒル、 DiIIIitri Kioussis氏から譲渡された)を、インビボでT  1,1ンバ球の活性化を促進するPI−1,FA−3の能力を測定するためにモ デル系として用いる。ヒトCD2は、ヒトT細胞に対するのと同様の方法で、マ ウスT細胞にT細胞活性化シグナルを導入することが分かった。この試験では、 h−CD2− トランスジェニックマウスに、PI−LFA−3およびオボアル ブミンの量を増大しながら、注射し、第1対照群のh−CD2−トランスジェニ ックマウスにはオボアルブミンだけを注射した。第2対照群のh−CD2− ト ランスジェニックマウスにはPI−LFA−3だけを注射した。増大する投与を 行うための、0.1〜8μgのPI−LFA−3と0゜1〜LOOμgのオボア ルブミンを含有する0、1ml滅m PBSを、h−cD2−トランスジェニッ クマウスに皮下注射する。対照マウスに・ は、0.1〜100μgのオボアル ブミンを含有するO、 1ml滅11PBsかまたは0.1〜8t1gのPI− LFA−3を含有する0、1m12112!IPBSを注射する。h−CD2  トランスジェニックマウスのLFA−3活性についての別の対照として、非トラ ンスジェニック(正常)マウスの群を、上記と同じ成分で免疫化する。8〜14 日後、免疫性を評価するために、排出するリンパ節を取り出して、リンパ球の単 細胞懸濁液を単離する。そのリンパ球を、10%の加熱不活性化ラン胎児血清、 2mML−グルタミン、100単位ベニンジンG/ml増M培地、100μgス トレプトマイシンG/m I増殖培地および5.5X lo”M 2−メルカプ トエタノールのRPMI−1640培地中で培養する。得られた細胞を96ウエ ルの組織培養皿の平底ウェルに移す。2 X 105個の細胞を含有する50μ lの増殖培地を各ウェルに添加する。
0.1〜100μg/IIIIの範囲の増大する量のオボアルブミンを受けるウ ェルをグループ分けして、ウェルの最終容積を200μlにした。リンパ球を2 〜5日間インキュベートし、そのときに、1マイクロキニ一リー/mlの[3H ]−チミジンを含有する50μlの増殖培地を各ウェルに加える。その培養した リンパ球をさらに6時間インキュベートする。細胞を回収し、 〔3H]−チミ ジンの取り込み量を実施例1に記載したのと同様にして測定するa さらに、抗オボアルブミン抗体反応を従来のELISA法を用いて測定する。免 疫する前と免疫の2週間後、マウスから採血し、その血液を凝固させ、吸引した 血清の段階希釈液を抗オボアルブミン活性についてアッセイする。
我々は、マウスに注射されたP 1−LFA−37オボアルブミンによって、オ ボアルブミンだけを注射したマウスよりも、著しく抗オボアルブミン免疫応答が 増大されることを見いだすと考えている。
闘 ロー χロ <め k oC&、Zロ (− 果m 免疫源と、アジユバントとしてのCD2、すなわち1928球の表面受容体に結 合しうるLFA−3もしくはLFA−3の断片とを含有するワクチンが開示され ている。LFA−3は、活性化されたT細胞の増殖を著しく促進し、その結果免 疫応答を増大し得ることが見出された。LFA−3を免疫原性接種物とともに用 いる予防接種方法もまた開示されている。
国際調査報失 wuIlshma+^#N−N、、PCT/US91100508

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(1)免疫原性成分、および(2)アジュバント成分とを含有しているワク チンであって、該アジュバントがLFA−3もしくはCD2と結合し得るその断 片を含有しているワクチン。 2.前記LFA−3がPI−LFA−3である請求項1に記載のワクチン。 3.前記PI−LFA−3が多量体形である請求項2に記載のワクチン。 4.前記LFA−3がミセルの形態である請求項3に記載のワクチン。 5.前記LFA−3が接合体の形態である請求項1に記載のワクチン。 6.請求項1に記載のワクチンであって、前記免疫原性成分が、尋常性ざ瘡、カ リエス、コレラ、淋疾、ヘモフィルス菌、クレブシラ菌、ラクトバシルス菌、ら い病、はしか、髄膜炎、中耳炎、百日咳、風疹、梅毒、赤痢菌、マラリア、口蹄 疫、アデノウイルス、AIDS、HTLV、CMV、デング熱、GBV、単純ヘ ルペス、A型肝炎、B型肝炎、非A非B肝炎、C型肝炎、インフルエンザ、ラッ サ熱、パラインフルエザ、肺炎、パルボウイルス、ロタウイルスおよびRSVか らなる群の疾患の原因となる物質の弱毒化物質から選択される組成物を含有する 、ワクチン。 7.前記LFA−3成分と前記免疫原性成分が連結されている請求項1に記載の ワクチン。 8.さらに、Tリンパ球の表面抗原に結合するポリペプチドもしくは抗体からな るコアジュバントを含有する請求項1に記載のワクチン。 9.前記コアジュバントが、抗T111、抗T112もしくは抗T113である か、またはCD2のエピープを認識するその断片である、請求項7に記載のワク チン。 10.以下の(1)および(2)を哺乳類に接種することを包含する予防接種法 : (1)疾患に対する免疫性を前記哺乳類に与え得る免疫原;および (2)主にLFA−3もしくはCD2に結合し得るその断片からなるアジュバン トの、前記免疫原に対する哺乳類の免疫応答を促進するための有効量。 11.前記LFA−3がPI−LFA−3である、請求項9に記載の方法。 12.前記Pl−LFA−3が多量体の形態である、請求項10に記載の方法。 13.前記LFA−3がミセルの形態である、請求項11に記載の方法。 14.前記LFA−3が接合体の形態である請求項9に記載の方法。 15.請求項9に記載の方法であって、前記免疫原性成分が、尋常性ざ瘡、カリ エス、コレラ、淋疾、ヘモフィルス菌、クレブシラ菌、ラクトバシルス菌、らい 病、はしか、髄膜炎、中耳炎、百日咳、風疹、梅毒、赤痢菌、マラリア、口蹄疫 、アデノウイルス、AIDS、HTLV、CMV、デング熱、GBV、単純ヘル ペス、A型肝炎、B型抗炎、非A非B型抗炎、C型肝炎、インフルエンザ、ラッ サ熱、バラインフルエンザ、肺炎、パルボウイルス、ロタウイルスおよびRSV からなる群の疾患の原因である物質の弱毒化物質から選択される組成物を有する 、方法。 16.前記LFA−3が免疫原に直接連結されている請求項9に記載の方法。 17.請求項9に記載の方法であって、前記哺乳類に、(3)Tリンパ球の表面 抗原に結合するポリペプチドもしくは抗体からなるコアジュバントをも接種する 、方法。 18.前記コアジュバントが、抗T111、抗T112もしくは抗T113、ま たはCD2のエピトープを認識するその断片である請求項15に記載の方法。 19.細菌もしくはウイルスの疾患に対する治療上の処置であって、該疾患を起 こす物質によって活性化されたTリンパ球の増殖を促進するのに有効な量の以下 の(1)および(2)の組合わせを前記疾患にさらされた哺乳類に投与すること を包含する方法: (1)LFA−3;および (2)抗T111、T112、T113、その断面もしくはその組み合わせ。
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