JPH0450657A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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Publication number
JPH0450657A
JPH0450657A JP2154200A JP15420090A JPH0450657A JP H0450657 A JPH0450657 A JP H0450657A JP 2154200 A JP2154200 A JP 2154200A JP 15420090 A JP15420090 A JP 15420090A JP H0450657 A JPH0450657 A JP H0450657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
force
beams
cantilever
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP2154200A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Horiguchi
堀口 浩幸
Junichi Takahashi
淳一 高橋
Motomi Ozaki
尾崎 元美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2154200A priority Critical patent/JPH0450657A/ja
Publication of JPH0450657A publication Critical patent/JPH0450657A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、力や加速度の計測装置として用いられる加速
度センサに関する。
従来の技術 従来、Siマイクロマシーニング法により作製される加
速度センサとしては種々のものが考えられている。例え
ば、支持部と、重りを有する複数の重り部とを複数本の
梁によ+)連設し、これにより、それら梁に生じる変形
をその梁の表面に形成された歪検出素子により検出する
ことによって加速度の検出を行うことができるものがあ
る。
また、一般にそのようにして測定された加速度から距離
を求めることもでき、例えば、時間t−Oで動き呂す物
体の平面運動の加速度を順次測定していくことによって
、シ=シにおいて物体の位置を決定す−ることもできる
。この場合、そのような物体の位置を決定するためには
、平面運動における並進加速度のみならず、回転の角加
速度も同時に測定する必要がある。しかし、上述したよ
うなSiマイクロマシーニングの方法による微小な加速
度センサでは、並進加速度のみの検出であり、回転の加
速度を同時に検出できるものではない。
発明が解決しようとする課題 そこで、従来において、そのような回転の角加速度を検
出することができる装置として、特願平1−34389
3号に「加速度センサ」として本出願人により出願され
ているものがある。これは、支持部と重りを有する複数
の重り部との間を複数本の梁により連設し、それら梁の
表面に形成された歪検出素子を用いて回転の角加速度を
検出できるようにした、いわゆる、片持ち染型の加速度
センサである。この場合、回転の角加速度は検出するこ
とができるが、重りの重心位置を片持ち梁上に設定して
いるため並進運動に対する感度をなくしてしまい、これ
により通常の物体の運動である並進加速度を検出するこ
とができない。このため、そのような並進加速度をも同
時に検出させるためにはその並進加速度検出用の加速度
センサを別個に設ける必要があり、これにより、2個の
加速度センサが必要となるため安価で小型な装置を提供
することができなくなるという問題が生じる。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、支持部と、重りの形成された複数の重り部と、これら
支持部と重り部との間を連設する複数本の梁と、こ−れ
ら梁の表面にそれぞれ形成された歪検出素子とよりなり
、前記梁に生じる変形により前記歪検出素子を用いて加
速度を検出する加速度センサにおいて、前記それぞれの
梁の表面に形成される前記歪検呂素子をそれら梁の両端
部に位置させて配設した。
作用 これにより、1個の加速度センサのみで、並進加速度の
みならず、回転の角加速度の測定ができるようになり、
これにより、安価で小型な多軸方向の加速度の測定装置
を得ることができると共に、安価なナビゲータ−への応
用が可能となる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本装置である加速度センサの構成の概略を示す
ものである。その中央には固定された支持部1が設けら
れており、この支持部1からは梁としての4本の片持ち
梁2が延在されており、これら片持ち梁2の先端には重
り部3が連設されている。これら重り部3には下方に向
かって負荷質量mの重り3aが形成されている。また、
前記片持ち梁2の表面には、その両端部に位置して歪検
出素子としての歪ゲージ4 (R1〜R,)が各軸方向
にそれぞれ形成されている。
なお、ここでは、支持部1の中心点を原点とし、片持ち
梁2の延在した方向をそれぞれX、Y軸方向とし、これ
らの方向に直交する方向をZ軸方向とする。
このような構成において、上述したような片持ち梁2の
両端部に位置して形成された歪ゲージ4を有する加速度
センサを用いることによって、最初に、直線方向の加速
度の測定を行う方法について述べる。
まず、加速度センサが鉛直方向に対する傾きO=Oで加
速度αを受ける場合について考える。なお、加速度セン
サの鉛直方向にIG程度の加速度が加わった場合、片持
ち梁4が動く角度は0.1程度であるため、被測定物の
傾きO−Oの場合の通常の測定条件での片持ち梁2の垂
直方向からのズレは無視するものとする。また、重り3
aにかかる慣性力mαの成分力をmax、 may、 
mαZとする。
今、X軸一方向に力(max)が加わったとすると、そ
の方向に沿って形成された片持ち梁2は、重り部3の重
心がその片持ち梁2よりも下方にあるため、第3図(a
)に示すような方向に回転力を受け、これにより片持ち
梁2がわずかに歪む。なお、その片持ち梁2の局所的な
延びを+、何ら変化のない場合をO1局所的な縮みを−
で示す。一方、二のX軸方向の力を受けた時、Y軸方向
に沿って形成された片持ち梁2にはその梁の端面のせん
断力を受けるため、そのX軸方向の力による梁の変形は
無視することができる。
また、Y軸方向に力(mαy)が加わったとすると、第
3図(b)に示すように、Y軸方向に沿って形成された
片持ち梁2は変形しこの方向の梁が感度を持ち、逆に、
X軸方向に沿って形成された片持ち梁2はそのY軸方向
の力による梁の変形は無視することができる。
さらに、X軸方向に力(maZ)が加わったとすると、
第3図(C)に示すように、X、Y軸両方向に沿って形
成された全ての片持ち梁2が変形を受け、これにより両
方向とも感度をもつことになる。
従って、このように4本の片持ち梁2の表面の両端に位
置してそれぞれ歪ゲージ4を形成することによって、各
軸方向の加速度により変化のパターンが異なるため、加
速度の大きさと方向とを決定することができる。
次に、θ≠0の状態で直線方向の加速度αか働いたよう
な場合において、ます、第4図に示すように、X軸がθ
だけ傾いている加速度センサかX軸方向に加速度αXを
受けたような場合について述べる。
今、X軸方向に沿って形成された片持ち粱2には、m(
αxcosO+gsin+O)の力か作用する。この時
、加速度αが加わる直前(1−〇)での歪ゲージ4の出
力はmgsinθのみによるものであり、これから傾斜
角Oを決定することかできるのでmaZを求めることが
できる。
また、この加速度センサが加速度αyを受けた場合には
、前述したθ−〇の場合と同様に、X軸方向の片持ち梁
2の端面の尖断力となるため、加速度αyによるX軸方
向の片持ち梁2の歪は無視することができる。加速度α
yはY軸方向の梁の歪から上述と同様にして決定するこ
とができる。
さらに、加速度センサが加速度αZを受けた場合には、
1=1で片持ち梁2にかかる回転力は、X軸、Y軸のど
の方向の梁に対しても等しくなり、m(αz+g)si
nθとなる。
次に、力Fにより回転運動を開始した物体の加速度を測
定する方法について述べる。まず、X軸、Y軸回りの回
転のうち、Y軸回りの回転力について考える。
第5図は、そのY軸回りの回転において片持ち梁2が変
形している様子を示すものである。この場合、加速度α
X、αy、αZ、βX、βyを独立して検出する回路構
成をアナログ回路で示した例を第6図に示す。この場合
、電圧源Vには、歪ゲージ4 (R−R,)と分割抵抗
rとからなる直列回路が各々接続されている。また、各
歪ゲージ4と分割抵抗rとの接続点の電位■1〜V、は
、αX。
αy、βX、βyについては第7図の構成で示される4
人力1出力のアンプ5に接続されており、それらアンプ
5の出力V(ZX、Vay、Vay、 Vayからは、
各々検出しようとする加速度のみに出力が現われるよう
になっている。さらに、VαZについては、8人力の加
算器6がアンプ7の入力側に接続され、その出力側がα
Zにのみ感応することにより求めることができる。
そして、今、第1表のように、歪ゲージ4か変化すると
、第6図のアナログ回路におけるV8〜■、の値は、第
2表に示すような極性の電圧変化を示す。各々の変化の
絶対値はほぼ等しく八■とすることができる。従って、
これによりVay。
■αy、 vαz、 Vay、 Vayは、検出しよう
とする高力のみに感度を示すことがわかる。
ただし、第2表中、 ■αx=V、−V、+V、−V4 V ay=V、、−V、+V、−V。
Vαz=−V −V、−V、−V4 −v、−v、−”v’、−v。
■βx=V、+V、−V、−〜′4 Vβy=v、+v、−v、−v@ とする。
また、Z軸回りの回転については、片持ち梁2に働く力
は、主に端面部分のせん断応力であるため、その梁上の
歪ゲージ4の出力はほとんど変化しない。
次に、第8図は、前述した実施例における加速度センサ
の変形例を示すものである。この場合、周辺部に支持部
1が配設され、内側に向かって梁としての片持ち梁2が
4本延在されており、その先端部に重り部3が形成され
ている。
発明の効果 本発明は、支持部と、重りの形成された複数の重り部と
、これら支持部と重り部との間を連設する複数本の梁と
、これら梁の表面にそれぞれ形成された歪検出素子とよ
りなり、的記梁に生じる変形により前記歪検出素子を用
いて加速度を検品する加速度センサにおいて、前記それ
ぞれの梁の表面に形成される前記歪検出素子をそれら梁
の両端部に位置させて配設したので、1個の加速度セン
サのみで、並進加速度のみならず、回転の角加速度の測
定ができるようになり、これにより、安価で小型な多軸
方向の加速度の測定装置を得ることができると共に、安
価なナビゲータ−への応用が可能となるものである。
Y軸回りの各軸方向の力の作用原理を示す説明図、第6
図は力の成分力を検畠するアナログ回路の様子を示す回
路図、第7図はそのアンプの内部回路及びその代表例を
示す構成図、第8図は加速度センサの変形例を示す構成
図である。
l・・・支持部、2・・・梁、3・・・重り部、4・・
・歪検出素子 出 願 人    株式会社 リ コ −
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はその
縦断側面図、第3図は直線方向の力が発生した場合の力
の作用原理を示す説明図、第4図はX軸方向に0だけ傾
斜した加速度センサの様子を示す説明図、第5図は回転
力が発生した場合の、%Ll−図 図 +1jpX

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  支持部と、重りの形成された複数の重り部と、これら
    支持部と重り部との間を連設する複数本の梁と、これら
    梁の表面にそれぞれ形成された歪検出素子とよりなり、
    前記梁に生じる変形により前記歪検出素子を用いて加速
    度を検出する加速度センサにおいて、前記それぞれの梁
    の表面に形成される前記歪検出素子をそれら梁の両端部
    に位置させて配設したことを特徴とする加速度センサ。
JP2154200A 1990-06-13 1990-06-13 加速度センサ Pending JPH0450657A (ja)

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