JPH04505268A - ドレッシング類 - Google Patents

ドレッシング類

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JPH04505268A
JPH04505268A JP50740890A JP50740890A JPH04505268A JP H04505268 A JPH04505268 A JP H04505268A JP 50740890 A JP50740890 A JP 50740890A JP 50740890 A JP50740890 A JP 50740890A JP H04505268 A JPH04505268 A JP H04505268A
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JP50740890A
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ミラー,ニーゲル ダヴィッド
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スミス アンド ネフュー ピーエルシー
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    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/22Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
    • A61L15/26Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドレッシング類 この発明は、ドレッシング類、特に滲出性創傷に用いられるドレッシング類に関 する。
滲出性創傷をドレッシングでカバーする時、ドレッシングは、創傷の焼面に付着 する傾向がある。創傷が冶癒し、乾燥するにつれて、ドレッシングはより強く付 着するようになる。ドレッシングをはかす時、非常に困難を生じる。剥離は、極 めて苦痛を伴うだけでなく、重大な創傷の裂開を起すこともある。大きな外傷に は、開口部のあるドレッシングまたは多孔質のドレ。
シンクが期待される。
国際特許公開W089101346号には、フィルム状ドレッシングの記載があ り、それには、ポリマーフィルムの身体接触面は、30ジユール/rrI以下の 剥離エネルギーを育すると定義された低粘着性を有する(J、C11nicaL  Materials 1 @、 1986年、9−21頁に記載の試験法で測 定)。
我々は、多様の創傷面支持体を育する透湿性ドレッシングか、その創傷接触材が 創傷が乾燥しても非常に低粘着性で、かつドレッシングの所望な透湿性を損わな いようなポリマーでコートされつるということを見出した。
このドレッシングを創傷の焼面から直接はがすに要するエネルギーは、通常の複 合ドレッシング類に要するエネルギーよりずっと小さい。
この発明に従えば、身体に対する面上にポリマーコーティングを有し、剥離エネ ルギーが20jm−2以下で、x!!湿度が37℃、相対湿度差lO〜100% で500g/ rd/ 24hrs、である身体に面する支持体からなる低接着 性ドレッシングが提供される。
ここで眉いられる剥離エネルギーとは、支持体(フィルム)とゼラチン支持体面 の接着力のことである。剥離エネルギーはJ、Cl1nical Materi alS 1巻(1986年)9−21頁に記載の方法により測定され、平方米当 りジュール(jm−2)で表わされる。
ここで用いられる透湿度とは、ベインカップ法で測定される。
この方法はヨーロッパ特許明細書第0046071号に記載されている。透湿度 (MVTR) It、10−100%ノ相対湿度差及び37°cテ24時間測定 する時、平方米当りグラム数(g/m)で表わされる。
試験材料が、液体の水でなく、水蒸気と接触する時、そのIIIVT)?は直立 MVTRを意味するが、試験材料が液体の水と接触する時は、MVTRは倒立M VTRを意味する。
ドレッシングの直立MVTRは、適切には、7QQg/af以上、好ましくは1 000g/IIf以上、さらに好ましくは、2000g/ゴ以上である。
ある条件下では、ドレッシングが5000g/ ol’以上、例えば、約800 0g/m以上の直立MVTRであることが好ましい。または、直立のMVTRは 、水蒸気の急速な噴出を阻止するために5000glrd以下、例えば、約25 00g/rd以下であることが好ましい。
この発明のドレッシングに用いるのに適切な支持体は、例えばポリマーまたはポ リマーのブレンドから作られたフィルム材である。フィルム支持体は、連続また は不連続のフィルム、例えば開口したフィルムであってもよい。開口フィルム類 は、簡単な穿孔、例えば機械的または火炎穿孔により形成される。または、より 複雑な網状構造は、所定面積のフィルムを薄くする、例えばエンボスし、ついで 、薄くなった領域が裂けるまで1つまたはそれ以上の方向に延伸することにより 製造される。
フィルムの厚みは、一般的には、少くとも10μmである。
250μmまでの厚みのフィルム類が、有利に用いられる。フィルムは適切には 175μm以下の厚み、好ましくは15から150μmの厚み、より好ましくは 60から150μmの厚みである。
コーティング用支持体として用いられる連続したフィルムは、透湿性であり、少 くとも500g/at’の直立MVTI?を育する。適切なフィルムの直立MV TRは、700g/m以上の値で、好ましくは1000100O以上、より好ま しくは、2000g/ rd以上である。非常に高いMVTR,例えば5000 g/i以上、及び14000glrdまでまたはそれ以上の値は、高度な透湿度 が必要な場合、例えば、この発明のドレッシングが潰瘍または火傷のような高滲 出性創傷と接触する必要のある場合に好ましい。
この発明のドレッシングのコーティング支持体として用いられるフィルム類は、 適切に適合しつる材料であって、すなわち、ドレッシングが貼付される場合に、 身体の部分または創傷の形に容易に適合するであろう。フィルムは、適切には、 線状ポリマー材から作られる。有利には、フィルム類は、延伸性、好ましくは弾 性的延伸性があり、その結果、全体としてドレッシングを変形したりまたはドレ ッシングの適合性を失うことなく、ドレッシングの池の成分における少しの寸法 変化により適合できる。これらの性質を育するフィルム類は弾性ポリマー類また はポリマーブレンド類から製造することもできる。
連続フィルムの製造に用いられる適切なエラストマー履としては、親水性及び比 較的非親水性のエラストマー類、例えばポリウレタン類、ポリエーテル−アミド 及びポリエステルエーテルエラストマーが挙げられる。これらエラストマー類の 適切な連続フィルム類としては、上記ヨーロッパ特許第107915に記載のも のがある。
この発明のフィルムに用いられる適切な比較的非親水性ポリウレタンエラストマ ー類、例えばビーエフ グツドリッチ社(英国)から入手しうるEstaneと して公知のものが挙げられる。
適切なグレード類としては、Estane 5701.5702.5714及び 58201が挙げられる。この発明に用いられる適切なフィルムとしては、厚み 25μmのポリエーテルポリウレタン(ニスタン5714)連続フィルムがある 。
この発明に眉いられる親水性エラストマー類は、水和時、少(とも5重量%の水 分を育するのが適切である。このようなエラストマーは、水和される時、適切に は、70重量%以下、望ましくは10〜40重量%、好ましくは20〜30重量 %、例えば25重量%の水分を吸収しつる。この発明に眉いられる適切な親水性 線状ポリウレタンエラストマー履は、英国特許第2093190号に記載されて いる。この発明に用いられる親水性線状ポリウレタンエラストマーで、水和時2 5重量%の水分を有するものについては、英国特許第2093190号の実施例 2に記載されている。この発明に用いられる親水性線状ポリウレタンエラストマ ーの適切なフィルムは、単位面積当り重量が約20g10fである。
適切なポリエーテル−アミドエラストマーフィルム類は、英国特許第14739 72号、フランス特許第1444437号、同第2178205号及び米国特許 第3839245号に開示されている。適切なポリニーチル−アミドは、ニーテ ィーオー ケミカル プロダクツ リミテッド(英国)から入手し得るPeba x 4011 RNOOとして知られている。このポリマーは水和されて約55 %の水分を有する。この発明に用いるPebax 4011 RNOOの適切な フィルムは70μmの厚みを育する。
この発明に用いる適切なポリエーテル−エステルエラストマー類は、デュポン社 (英国)から入手可能なHytrelとして知られている。この発明に用いるH ytre14056の適切なフィルムは、70μmの厚みを育する。
フィルムの形成に用いる他の適切な原料としては、スチレンのような硬質ブロッ ク材料とイソプレンまたはブタジェンのような軟質ブロック材料とのジー及びト リーブロックコポリマーが挙げられる。このグループの適切な材料としては、K I?ATON及びCARIFLEX (商標名)で販売されているブロックコポ リマー類が挙げられる。
開口フィルムの形成に用いる他の適切なエラストマー類としン ては、ポリエチ レンもしくはポリイソブタジェンのような炭化C水素類、ポリエステルエーテル 、ポリエステルアミド類、ポリウレタン類及びエチレン−ビニルアセテートコポ リマー類のよ刀 うな他のコポリマー類又はそのようなエラストマー類の混合物 が挙げられる。開口される適切な材料としては、アイシーアイ町 社からMel inex (商標名)で販売のポリエチレン p−テレフタレートが挙げられる 。
他の適切なエラストマーアクリル酸ポリマー類、例えばアル1 コキシアルキル アクリレートまたはメタクリレート類のコポリOマーは、英国特許明細書812 80631号に記載のものかあり、及i びエチレン−アクリル酸またはアクリ ル酸エステルポリマー類は、PR[MACQR及びLOTADURC商標名)と して市販されている。
フィルム形成用の材料はブレンドであってもよく、適切にはエラストマー材とよ り硬質な不相溶のポリマー材とのブレンドである。このようなブレンド類は、上 記のエラストマー材とポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリスチレン、ポ リシクロオクテンまたはポリプロピレンとからなる。
適切なブレンド類としては、エチレン−ビニルアセテートコポリマー類、ポリウ レタンまたはポリブタジェンと不相溶のポリマー類、例えばポリスチレンのよう なポリオレフィンとのブレンドが挙げられる。他の好ましいブレンド類としては 、ポリエーテルアミド類と耐衝撃性のポリスチレンとのブレンド、非親水性ポリ ウレタン類と親水性ポリウレタン類とのブレンド、及びポリウレタンと線状低密 度ポリエチレンとのブレンドが挙げられる。
エラストマー材と他のブレンド成分との比は、好ましくはエラストマー材がブレ ンドの連続相を形成し、他社が分散または不連続相中にあるように選択される。
一般にエラストマー成分は、ブレンドの少くとも50重量%をなす。ブレンドは 適切にはエラストマー成分を90重量%以下含含有る。さらに適切にはブレンド は、エラストマー成分を55〜85%含有する。従って弾性のある低密度ポリエ チレン及び線状低密度ポリエチレンのようなある種のエチレンポリマー類が、こ のような材料を含有するブレンド類のエラストマー成分の一部であると考えられ る。
エチレン−酢酸ビニルコポリマーの好ましいブレンド類は、エチレン−酢酸ビニ ルコポリマー10〜90重量%、より好ましくは、20〜80重量%からなる。
このようなブレンドの代表的な例としては、エチレン−酢酸ビニルコポリマー4 0部及び耐衝撃性ポリスチレン60部のブレンド、またはエチレン−酢酸ビニル コポリマー約25部、耐衝撃性ポリスチレン約13部及び線状低密度ポリエチレ ン約60部のブレンド、またはエチレン−酢酸ビニルコポリマー40〜90重量 部及び耐衝撃性ポリスチレン60〜IO重量部のブレンドが挙げられる。
連続フィルム類の使用に加えて、ポリマーコーティング用の支持体は、不連続ポ リマーフィルムであってもよく、またはコアーもしくはミクロコアーを有するフ ィルムまたは穿孔もしくはスリットかフィルムの厚み全体に達している開ロフィ ルム票か挙げられる。用語“開口フィルム”の意味の中には、所定面積のフィル ムを薄くすること、例えばエンボスし、ついで薄くした面積(lj域)が裂ける まで1以上の方向に延伸することによりさらに複雑な網様構造が含まれる。また は、網機構造を有するフィルム類は、例えば、ヨーロッパ特許明細書第5051 4号に記載のようにキャストにより形成されてもよい。
コーティングした支持体フィルムが、開口フィルムとして用いる場合には、ポリ マーをすでに開口したフィルムに塗布するかまたは連続したフィルムに塗布し、 その後コートした連続フィルムを開口してもよい。
ドレッシングの身体接触面は、ポリマーコーティングを塗布することにより低接 着性にされ、剥離エネルギーを20部m−’以下、適切には15jr’以下及び 好ましくはfOjrn−”以下に減少する。
コーテイング材に用いるポリマーは、好ましくは、実質的に線状で、コーティン グに所望度の可撓性を与える性質を有する。
この発明に用いるコーティングポリマーは、親水性残基、疎水性残基または親水 性と疎水性の両方の残基を含有している。
これらの残基は、単一のポリマー中にまたはポリマーのブレンドを作ることによ り導入される。適切には、コーティングポリマーは、親水性ポリウレタンのよう な親水性ポリマーであり、及びシロキサンのような疎水性成分を10重量%以下 、好ましくは約5重量%以下含有する。
この発明に用いる適切なコーティングポリマー須は、ウレタンポリマー類、好ま しくはポリエーテルポリウレタン類である。
ポリマーは適切にはランダムコポリマーである。ウレタン残基に加えて、ポリマ ーは適切にはシロキサン残基を含有する。これらは、ポリウレタンと反応させる か、またはポリウレタンからなるポリマーブレンドの成分として存在する。
好ましいポリエーテルポリウレタンのエーテル単位は、概念的には、アルキレン ジオール、例えば炭素6個までのエチレンジオール、プロピレンまたブチレンジ オールから誘導される。
好ましくは、ポリウレタンは、−CH2CH2CH,0−l−CH2Cl(CH ,)叶または−CH,CH2Cl、CH,0一単位と共に−CH,CH,0一単 位を含む。さらに好ましくは、ポリウレタンの中のエーテル単位は、の混合物を 含有し、そのうち、ポリ−C1(、CH(Cl(、) O−ブロックか好ましい 。好ましいポリウレタン項において、ポリ(エチレングリコール)対ポリ〔(プ ロピもしくはブチ)レンゲリコール〕誘導ブロックのモル比は、l:1−1:3 0、適切には1゜2〜1:lO及び好ましくはl:2.5〜l:4に変化しても よい。
これらブロックの分子量は、適切には600〜60000、望ましくは900〜 4000、例えば、1000〜2000である。
ポリウレタンは、芳香族または脂肪族ジイソシアネート例えば、4.4’−ジフ ェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、1.6−へキサメ チレンジイソシアネート、4,4゛−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート 等の残基であるジイソシアネート残基を含有する。この発明の親水性ポリウレタ ンに用いる好ましいジイソシアネート類は、4.4゛−ジシクロヘキシルメタン ジイソシアネート及び4,4′−ジフェニルメチルジイソシアネートであり、前 者か好ましい。
この発明のコーティングに用いるウレタンポリマー類は、ジオール類、ジアミン 類またはアミノアルコール類のような連鎖延長剤も含有しつる。適切な連jj! 延長剤としては、エタンジオール、ブタンl、4゛−ジオールまたはブタンl、 4′−ジアミンのような脂肪族化合物がある。
この発明のドレッシングのコーティングに適切なポリウレタン中に導入できるシ ロキサン残基は、他のポリマー先駆物質と共に重合することができる。
適切なシロキサン含有の材料としては、ポリアルキルシロキサン類またはそれら のコポリマー履が挙げられる。好ましいシロキサンポリマー類は、ポリジメチル シロキサンに基づくものである。
シロキサン残基は、アルキレンオキシド残基と共存してもよい、すなわち、最終 ポリウレタンのエーテル成分の少くとも一部が、シロキサンとアルキレンオキシ ド単位の両方を含有するオリゴマーから誘導される。特に適切なオリゴマー類と しては、ポリジメチルシロキサンのようなポリアルキレンシロキサンと、(ポリ エチレンもしくはポリプロピレングリコールのような)ポリアルキレンポリオー ル、混合したポリアルキレンポリオールまたはそのようなポリアルキレンポリオ ール類の混合物とのブロックコポリマー類が挙げられる。このクラスの特に適切 なブロックコポリマーはPetrarchという名で市販されている。
ポリマーは、ポリウレタンH製造の通常の反応条件下で製造され、最終ポリマー を適切な溶媒中に入れてコーティングとして塗布される。
コーティングポリマーは連続コーティングまた不連続コーティングとして支持体 に塗布される。コーティングポリマーの塗布量は、コーティングの結着性を保持 するに十分であるべきであるが、ドレッシングの透湿度を500g/i以下に減 少さす程多くすべきではない。塗布量は、30g5m程度である。一般に、満足 すべきドレッシング類は、20g5+n以下、適切には10g5m以下及び好ま しくは0.1〜s、 ogsmの塗布量で得られることが見出された。
コーティングの塗布方法は、コートされる材料の選択に大きく依存する。コーテ ィングは、例えば、連続または穿孔したフィルムのように成形された支持体上に スプレー法、スクリーン印刷法または浸漬被覆法で行われる。また別に、コーテ ィングは支持体用の先駆物質に塗布されてもよい。例えば連続したコーティング を連続フィルムに塗布し、その後、このようにコートした支持体を穿孔する。
コーティングは、身体に面する表面上にスプレー法で塗布してもよい。また、コ ーティングは、調伏または例えば点状またはストリップ状の形にパターン化した コーティングのような不連続コーティングのように塗布してもよい。
コーティングは、接着性コーティングにより囲まれた非接着領域を作るために、 フィルムまたはテープのような接着剤コート支持体の一部に塗布される。または 、低接着性コーティングでコートされたドレッシングは、1つ以上の相対する縁 端上に接着性ストリップを備えてもよい。接着剤は、感圧接着剤が適切である。
好ましい型としては、接着剤の不連続層でコートされ、中心部に低接着性ポリマ ーコーティングの使い捨てストリップを有する高透湿性裏打層が挙げられる。
適切な接着剤としては、英国特許明細書第2070631号に記載のアクリル系 接着剤、及び英国特許明細書第1280631号の組成物Aに記載されているよ うなビニルエーテルを基剤にした接着剤が挙げられる。
この発明のドレッシング類は、創傷、特に初期に大量の滲出液を出す創傷をカバ ーするのに用いられる。この発明のドレッシング類は、火傷、g癒、手術部位も しくは皮膚移植のような創傷、または疾病もしくは機械的損傷による創傷をカバ ーするのに用いるのが育利である。
動物達の身体の外傷は、外傷をカバーするためにこの発明のドレッシングを身体 に貼付することにより治療される。
この発明のドレッシング類は、低接着性にするために1面をポリマーコーティン グでコートして簡単なフィルムの形にしたものである。この発明のドレッシング の他の実施態様としては、身体に面する支持体を低接着性ポリマーコーティング でコートしたポリマーフィルムからなり、そのポリマーフィルムの未コート側面 上に少くとも1つ以上の他層を育する複合構造であってもよい。この他層は、吸 収層からなり、ポリマーフィルムに接着されている。このような構成は、支持体 のポリマー及びポリマーコーティングが、開口されていて創傷滲出液がその開口 部を通して吸収剤まで通過できるような場合に好ましい。
そのような吸収層はガーゼまたはフオームパッドの形であってもよい。
この発明のドレッシング須は、常法で包装及び滅菌される。
代表的には、この発明のドレッシングは通常のエチレンオキシド滅菌法で滅菌さ れる。
我々は、この発明構成のドレッシング、例えば開口部のあるドレッシングまたは 急速乾燥の、高透湿性連続フィルムドレッシングは、乾燥した創傷滲出物に強く 接着すると予想されるのであるが、実際には創傷が完全に乾燥する時でも非常に 低接着性を示すことを見出した。
この発明は、次の実施例によって説明される。
付加のブロックターポリマーは、次の成分の塊状重合によって製造された。
ベトラーチ シロキサン ジオール−MW1970(ポリジメチルシロキサン/ ポリエチレングリコールブロックコポリマージオール)0.015モルブタン− 1,4−ジオール 0.035モルデスモダル ダブル(ヘキサメチレンジイソ シアネート)0、050モル T、□(ジ−n−ブチル錫ジラウレート)触媒 0.02%反応器の中で、シロ キサンジオール、ジイソシアネート及び触媒を一緒に混合し、60゛Cで1時間 放置すると、8!Fmな反応生成物を生じた。ついで激しく撹拌しながらこの反 応生成物にブタン−1,4−ジオールを加えた。撹拌を続けて、固形物をさらに 2時間60°Cに加熱し、その後l液放冷すると無色固体が得られた。
硬化した固形生成物をメチレンジクロリドと工業用メタノールの混合物(5:4 V/V)中に取り2を量%溶液とした。
ドレッシングの製造 この溶液をエアガンを用いて市販の穿孔したポリエチレンテレフタレートフィル ムドレッシング(スミス アンド ネフユー メディカル リミテッド社から“ Melolin”の商標で市販)上に約6 gsmの塗布量でスプレーした。
ドレッシングの透湿度は、相対湿度差IO〜100%及び37℃で500g/r I!/24時間より大であった。
接着テストは、コートした“Melolin”試料と未コートの“Meloli n″試料上にまずゼラチンをコートして行なった。2つの試料共35°Cで24 時間乾燥した。テストでは、コートした試料かす速く剥離され、剥離エネルギー は203m−”以下であるのに対し、未コート試料にはゼラチン粒子か接着し、 ゼラチン表面が裂けた。
ポリプロピレングリコール(PPG 1025) 3モル、ボリニチレングリコ ール(PEG 1500) 1モル及びヘキサメチレンジイノシアネート(デス モダル ダブリュー) ]、0.46モルを樹脂製フラスコ中、90°Cで反応 させて、親水性ポリウレタンを製造した。
反応物全部を溶融して触媒(トリーn−ブチル ジラウレート)0.02重量% を滴下し、反応をさらに1時間、90°Cで続けて、その後生成したプレポリマ ーを35℃に放冷した。
ピペラジン6モルを加えたジクロロメタン溶液の中にプレポリマーを取った。反 応塊は次の2時間で徐々に増粘された。
上記ポリウレタンと実施例1に記載のシロキサン改質ポリウレタンを9:1の重 量比で混合してポリマーブレンドを作り、ジクロロメタン2重量%溶液とした。
ドレッシングの製造 ポリマーブレンド溶液をプロウレタンフィルム上に1.6g5mの塗布量にスプ レーコードン、コーティング放置して乾燥した。
コートしたフィルムの透湿度は相対湿度差10〜100%、37゛Cで500g /m/24時間より大であった。ゼラチンフィルムをポリマーコートしたフィル ムに塗布した。ゼラチンフィルムは、未コートのポリウレタンフィルム試料にも 塗布した。ついで、両方のフィルム試料を接着テストに付した。
テストでは、コートしたポリウレタンフィルムの#離エネルギーは203m−” であるが、未コート試料の剥離エネルギーは553m−”であった。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成3年10月lG日 特許庁長官 深 沢 亘 殿 顯 1、国際出願の表示 PCT/GB 90100752 2、発明の名称 ドレッシング項 3、特許出願人 住 所 英国、ダブリュシー27−ル 3ビーピー、ロンドン、ビクトリア エ ンバンクメント、テンプル ブレイス 2名 称 スミス アンド ネフユー  ビーエルシー代表者 コール、ダブリュ、ジー。
国 籍 英国 4、代理人 〒530 住 所 大阪市北区西天満5丁目1−3クォーター・ワンビル5、補正書の提出 年月日 1991年5月31日 請求の範囲 1.創傷接触面上に低接着性ポリマーコーティングを育し、剥離エネルギーが2 0jm−2以下で、相対湿度差10〜100%、37℃で500g/rr!/2 4時間以上の透湿度を育する身体に面する支持体からなる低接着性創傷ドレッシ ング。
2、ポリマーコーティングが連続コーティングである請求項Iに記載のドレッシ ング。
3、支持体か連続ポリマーフィルムである請求項1または2に記載のドレッシン グ。
4、”:)イ)tzムか、37’C,10−100%(7)相対湿度差で、50 0g/rrf/24時M以上の透湿度を育する請求項3に記載のドレッシング。
5、支持体が不連続フィルムである請求項1または2に記載のドレッシング。
6、支持体がエラストマーである請求項1〜5のいずれか1つに記載のドレッシ ング。
7、支持体がポリウレタンである請求項6に記載のドレッシング。
8、コーティングの剥離エネルギーが10jm”より小さい上記の請求項のいず れか1つに記載のドレッシング。
9、コーティングポリマーがエラストマーである上記の請求項のいずれか1つに 記載のドレッシング。
10、コーティングポリマーかポリウレタンである請求項9に記載のドレッシン グ。
11、コーティングポリマーがンロキサン残基からなる上記の請求項のいずれか 1つに記載のドレッシング。
l’J 12. コーティングポリマーが、シロキサン改質ポリウレタンである 請求項10または11に記載のドレッシング。
13、コーティングポリマーがポリウレタン及びシロキサン含有ポリマーのブレ ンドである請求項9〜12のいずれか1つに記載のドレッシング。
14、コーティングポリマーがシロキサンから誘導される単位を10重量%以下 含有することからなる請求項11−13のいずれか1つに記載のドレッシング。
15、ポリマーフィルムの未コート側面上に吸収層を含有する請求項13に記載 のドレッシング。
〉 国際調査報告 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.創傷接触面上にポリマーコーティングを有し、剥離エネルギーが20jm− 2以下で、相対湿度差10〜100%、37℃で500g/m2/24時間以上 の透湿度を有する身体に面する支持体からなる低接着性創傷ドレッシング。
  2. 2.ポリマーコーティングが連続コーティングである請求項1に記載のドレッシ ング。
  3. 3.支持体が連続ポリマーフィルムである請求項1または2に記載のドレッシン グ。
  4. 4.フィルムが、37℃、10〜100%の格対湿度差で、500g/m2/2 4時間以上の透湿度を有する請求項3に記載のドレッシング。
  5. 5.支持体が不連続フィルムである請求項1または2に記載のドレッシング。
  6. 6.支持体がエラストマーである請求項1〜5のいずれか1つに記載のドレッシ ング。
  7. 7.支持体がポリウレタンである請求項6に記載のドレッシング。
  8. 8.コーティングの剥離エネルギーが10jm−2より小さい上記の請求項のい ずれか1つに記載のドレッシング。
  9. 9.コーティングポリマーがエラストマーである上記の請求項のいずれか1つに 記載のドレッシング。
  10. 10.コーティングポリマーがポリウレタンである請求項9に記載のドレッシン グ。
  11. 11.ポリマーがシロキサン残基からなる上記の請求項のいずれか1つに記載の ドレッシング。
  12. 12.ポリマーが、シロキサン改質ポリウレタンである請求項10または11に 記載のドレッシング。
  13. 13.コーティングポリマーがポリウレタン及びシロキサン含有ポリマーのブレ ンドである請求項9〜12のいずれか1つに記載のドレッシング。
  14. 14.ポリマーがシロキサンから誘導される単位を10重量%以下含有すること からなる請求項11〜13のいずれか1つに記載のドレッシング。
  15. 15.ポリマーフィルムの未コート側面上に吸収層を含有する請求項13に記載 のドレッシング。
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