JPH04504690A - 自己接着性の擦り出し転写像並びにその製法と使用法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称： 自己接着性の擦り出し転写像並びにその製法と使用法特許明細書 本発明は自己接着性の擦り出し転写像並びにその製法と使用法に関する。

この種の擦り出し転写像は既にヨーロッパ特許出願公開第００４３５７８号明細 書、並びにオーストリア国特許出願公告第３４７４８３号明細書に開示されてお り、この場合、前者の擦り出し転写像においては、先ず担体ランカ一層と次いで 少なくとも１つの着色剤（インキ）層と接着剤層とから成る２つ又は３つ乃至は それ以上の層が１枚または複数枚のシリコン紙上に圧着され、更にその上に１枚 または複数枚の被覆紙が載着される。なおこの成層プロセスは逆の順序で行なう ことも可能である。然し、シリコン紙と各種コーティングの種類についての詳細 なデータはこの公開特許明細書に示されていない。なおこの場合、擦り出し転写 像で用いられる材料に関して完全に規定された特異な選択が行なわれない限り有 効な使用が不可能であることは明らかである。

オーストリア国特許出願公告第３４７４８３号明細書には、シルクスクリーン法 により円環ループ・レタリング用の文字および記号をシリコン加工もしくは油脂 加工された担体紙から成る擦り出し転写像として作成する方法が記載されており 、そのためには、先ず初めに透明な保護ラッカーが、次いで着色剤層が、最後に 接着剤層が載着され、更にこの成層体がシリコン紙または油脂加工紙でカバーさ れる。

アメリカ合衆国特許出願公開第２６４７８４９号明細書にも、これに類似した擦 り出し転写像、即ち、少なくとも１つの被覆紙層と少なくとも１つの接着剤層と 少なくとも１つの着色剤層と必要に応じて用いられる担体ラッカ一層と少なくと も１つのシリコン紙層とから構成される類似の擦り出し転写像が開示されている 。然しこの公知例においても、以下の点、即ち、擦り出し転写像を特にショーウ ィンドー上に、或いはかなり粗い表面もしくは繊維表面を有する他のベース材料 上にも、装飾的な写像または各種マーキング記号、例えば文字乃至ピクトグラム （絵グラフ）等を転写すべく、高温多湿の気候もしくは北欧の冬におけるような 厳しい温度条件下でも擦り出し転写像の使用を保証する最適な製作特性、取扱い 特性、保管特性および剥離特性を得るためには、各層をどのように特別な形式で 構成しなければならないという点が明らかにされていない。

本発明が解決しようとする問題点を以下に列記する：・　擦り出し転写像として の任意な写像を任意な数量で迅速に製作し、パイルとして保管し、搬送し、ＰＪ 単に取扱い、最終的には種々異なるベース材料上に擦り出し転写することを可能 ならしめ、なおこの場合に写像乃至擦り出し転写像がフォイル（下敷き）材料上 に位置しないようにする；・　擦り出し転写像を見る人にその写像に属さない縁 部またはフォイルが見えないようにする； ・　天候条件、例えば太陽光線、降雨、寒気などによる影響が通常のものである 限り、擦り出し転写像がベース材料上に残留し、裂損せず、ベース材料の天候乃 至気候による変化に適応しうるようにする；・　擦り出し転写像をシボ−ウィン ドーの外面にも内面にも塗布可能ならしめ、昼光では外部から見ても室内から見 ても同色に見えるようにする；・　擦り出し転写像を平滑なガラス面からは容易 にしかも痕跡を残さないように消去可能なものにする； ・　擦り出し転写像をエンドレスのウェブ上に、また特に丸い或いは凹面もしく は凸面の乃至は平坦でない消費材料用包装容器上に塗布可能なものにする。

上述した課題は、自体公知の成層構造を利用してその各層を次のように構成する ことにより解決することが出来る：即ち、担体紙および保護紙に所定の剥離−及 び分離特性値を与えることにより、先ず第１に、どのような天候乃至気候条件下 にあっても量産方式による製造、保管、搬送に関する確実な機能保持が、また特 に高い生産速度と所定の取扱い特性とが保証されるようにする。

従って担体紙（第１図で参照番号５）及び保護紙（第１図で参照番号１）として は、条片幅２０ｍのＴＥＳＡテープに７４７６を用いた温度４０″Ｃによる２４ 時間のテストで測定して５０〜８０ｃＮの分離特性値を示す担体紙と、この担体 紙におけるのと同一測定条件で測定して１５〜３５ｃＮの分離特性値を示す保護 紙とが用いられる。

着色剤層（第１図で参照番号３）としては塗覆力のある多彩なインキが用いられ 、物理的に乾燥されるヴアージ１ンでは１時間当り少なくとも２０００枚の処理 速度で、また紫外線に対して安定したヴアージョンでは１時間当り少なくとも７ ２００枚の処理速度で、シリコン加工（浸珪）された担体紙（第１図で参照番号 ５）上に画像または写像の面および広がりとして塗布することが可能であり、条 片幅２０ｍのＴＥＳＡテープに６５１、測定範囲２Ｎ、剥離速度５００ａｍ／ｌ ｌ１ｉｎ。

による測定で約８〜１２ｃＮの分離特性値を示す担体紙に付着される。着色剤層 の弾性特性は乾燥工程後にも維持されていなければならないが、着色剤層を形成 する方式は任意であって、例えばシルクスクリーン印刷法、オフセット印刷法ま たはスプレー法などを採用することが可能であり、着色剤の層数も１乃至それ以 上にすることが出来る。

物理的に乾燥されるヴアージョンで上述の印刷速度を可能ならしめる着色剤層（ 第１図で参照番号３）としては、有機または無機の色素を含有するペースト状の ＰＶＣ−共重合生成物を用い、またその溶剤としては各種のエステル類、ケトン 類および芳香族炭化水素類を用いると効果的である。この場合、ＰｖＣ−重合体 はその都度の使用目的に応じてポリエチレン乃至はより通した他のプラスチック で代替することが出来る。

一般的に用いられる接着剤は水性の分散型接着剤であって、この接着剤が、有利 にはシルクスクリーン法により、且つ使用される機械の構造および製作方式如何 に応じて少なくとも１時間当り４００枚から２０００枚の処理速度で、接着剤層 （第１図で参照番号２）として塗布され、この場合、接着剤層はその全面に亙っ て次に載着されるシリコン保護紙（第１図で参照番号１）に自動的に付着し、従 ってこの保護紙は、例えばヨーロッパ特許出願公開第００４３５７８号明細書に よる公知技術におけるように、ルーズに載着されるのではなく、またクリップ乃 至ステープルのような綴じ金具で担体紙に綴じる必要もないので、擦り出し転写 像の巻き上がりが生ずることはありえず、接着剤層が偶然に開かれ何かに付着し て手に負えなくなるという不都合な事態も回避される。本発明によれば、擦り出 し転写像の魅力が大幅に高められるのみならず、その保管、持運び、取扱いが著 しく容易ならしめられる。転写を行なう場合には保護紙（第１図で参照番号７） が接着剤層から剥離されるが、その際に第１図の層２と層３とから成る擦り出し 転写像の構成要素が完全に乃至は部分的に保護紙に付着したままになることはな い。更にこの接着剤層（第１図で参照番号２）は、太陽光線または人工照明によ る光線の紫外線照射に対する掻めて高い耐性を有しているので、接着剤の弾性お よび水溶性ひいては再剥離特性を長期間に亙って維持することが保証されている 。

しかもこの接着剤は少なくともマイナス３０℃からプラス１００°Ｃに及ぶ温度 範囲で完全な機能を発揮することが出来る。

本発明による技術がヨーロッパ特許出願公開第００４３５７８号明細書、並びに オーストリア国特許出願公告第３４７４８３号明細書に開示された技術に比して 決定的に進歩している点は、この種の擦り出し転写像をその都度必要に応じた毎 時４００枚、２０００枚および７２００枚という高い処理速度をひいては工業的 な生産もしくは大量生産を可能ならしめる素材が開発されたのみならず、今や魅 力的なセールス・ポイント、つまり接着剤層に自動的に付着する保護紙によって 得られる利点を有する擦り出し転写像が提供されることになったところにある。

本発明が提案されるまでの従来の当業界においては、保護紙が最大の難点と看板 されており、しかもこの種の擦り出し転写像で従来達成されうる生産速度は、高 々毎時１００枚から４００枚程度の低い値であるに過ぎなかった。また本発明に よれば、１４０ＸＬＯＯｃｍのそれ以下またはそれ以上のサイズの枚葉紙を高速 で確実に処理することが可能である。

更に市場での成功を決定的なものにする本発明の進歩性として、ヨーロッパ特許 出願公開第００４３５７８号明細書、並びにオーストリア国特許出願公告第３４ ７４８３号明細書による公知技術の場合とは異なり別個の担体ラッカー又は保護 ラッカーが省略可能になったことにより、単色の擦り出し転写像では３３％のま た４色の擦り出し転写像では２０％の生産経費節減を達成できる点が挙げられる 。更に本発明においては、ガラス板上に転写された擦り出し転写像が、例えば１ 年程度のかなり長期に亙ってガラス板上に放置されていた場合ですら、ドクター ブレードを用いることにより容易にしかもまとまった量で掻き落とすことが出来 るという大きな利点が得られるのに対し、従来では掻き取り作業にかなりのエネ ルギーを必要としたばかりではなく、擦り出し転写像が稍々もすれば塵のように ぼろぼろと崩壊しかねなかった。また従来では、１ケ月から２ケ月程度の短期間 の紫外線照射に曝されただけで接着剤の水溶性が失われる状態であった。なお、 本発明による擦り出し転写像は稀釈剤壱用いて掻き落とすことも可能である。然 しその場合、稀釈剤かベース材料にとって有害であるか否かを前取てテストして おかねばならないことは言を俟たない。

未発明においてこのように高い生産速度が達成された王たる原因は、白色で著し く寸法安定な且つ片面をシリコナイズ乃至ポリエチレンコーティングされた単位 面積当り重量部１４０　ｇ／イの担体紙を使用した点、並びに、着色剤層（第１ 図で参照番号３）の機械的に乾燥されるヴアージョンでは乾燥通路内で４０°Ｃ から５０°Ｃの温度により最大３０秒乃至５０秒に亙って積み重ねることなく乾 燥されたベース１−状のＰＶＣ共重合生成物を使用し、或いは紫外線耐性のヴア ージクンでは紫外線乾燥通路内で最大０．５秒乃至３秒に亙って積み重ねること なく乾燥され染色されたウレタン−アクリル樹脂−系を使用した点にある。更に この機械的に乾燥されるヴアージョンによる着色剤層は、その耐光性がウール・ スケール（Ｗｏｌ、　１ｓｋａｌａ）で５〜８（ドイツ工業規格：ＤＩＮ−１６ ５２５）の高い塗覆力を有する色素を含有している。その結果として、色安定な 白色の背景面を省略し、４色−綱目スクリーン−モチーフでは白色部分上に網目 を形成し、第５のスクリーン色を塗布することが可能になる。これによって、当 該モチーフは昼光もしくは人工光線の別を問わず前面からも背面からも同色に見 えることになり、例えばそうでない場合に必要とされる色安定な白色面に起因す る乳白色を呈したり、カラーモチーフがおぼろに霞んだりする現象は生じない。

次いで単数もしくは複数の着色剤層上には接着剤層の塗布が行なわれるが、この 場合、有利には接着剤層が６．８〜１０．８Ｎ／インチの剥離特性値と６５０〜 ８５０ｇの粘着特性値（Ｐｏｌｙｋｅｎ−Ｔａｃｋ−Ｔｅｓ　ｔｅｒ）とを有す る水性のアクリラート分散体から構成され、乾燥通路内で４０°Ｃから５０°Ｃ までの温度により最大９０秒に亙って積み重ねることなく乾燥される。更に接着 剤層上に白色で片面をシリコナイズ乃至ポリエチレンコーティングされた単位面 積当り重量部８０〜９０　ｇ＃の保護紙を載着すると有利であって、この保護紙 は申し分なく持運び保管し取扱うことが出来るように接着剤層上に自動的に付着 する。

第３ページの８行以下に記載したように、実地においては着色剤層として多彩で ペーストのように粘稠なインキを用いると効果的であることが実証されている。

ニュルンー、ルグのヴイーダーホールド・ジープドゥルンクフアルペン・コーラ ・ブラザーズ有限責任会社（Ｆｉｒｗａ　Ｗｉｅｄｅｒｈｏｌｄ　５ｉｅｂｄｒ ｕｃｋｆａｒｂｅｎ　Ｃｏａｔｅｓ　ＢｒｏｔｈｅｒｓＧａｂＨｉｎ　Ｄ−８５ ００ＮｉＮ１１ｒｎｂｅｒではこのインキをＬＡＢ−Ｎ−２１１２６０の商品名 で提供している。これと同様に、水性の分散性接着剤：　Ｄ　１４６／３及び速 乾性の接着剤：Ｄ１４６も定評があり、これはヴイースロソホの化学工業会社； キラセル・ラント・ヴオルフ・有限責任会社（Ｆｉｒ＋ｉａ　Ｋ１５ｓｅｌ　＆ 　Ｗｏｌｆ　ＧｍｂＨ，Ｃｈｅｓ＋１ｓｃｈｅＦａｂｒｉｋ　ｉｎ　Ｄ−６９０ ８Ｗｉｅｓｌｏｃｈ）から入手することが出来る。担体紙および保護紙にとっ” ζは第２ページ２４行以下に示した剥離値乃至分離値が重要な要素であり、この 種の担体紙と保護紙とは、ユーリノヒのシュライペン・ラント・エルケンス・バ ビーアフェアエードゥルング有限責任会社（Ｆｉｒｍａ　５ｃｈｌｅｉｐｅｎ　 ＆　Ｅｒｋｅｎｓ　Ｐａ−ｐｉｅｒｖｅｒｅｄｌｕｎｇ　ＧｍｂＨｉｎ　Ｊｉｉ ｌｉｃｈ）からそれぞれ製品：２０２０９　（担体紙）及び２００８４乃至２０ ０８９　（保護紙）として提供されている。

所定のベース材料、例えばショーウィンドーのガラス板上における擦り出し転写 像の使用および位置定めまたは調整を容易ならしめるため、担体紙のシリコナイ ズされてない面には使用説明を印刷し、保護紙の矢張りシリコナイズされてない 面には細い線で例えば網状または円形の表示マークを印刷し、また大型の枚葉紙 の場合には単にその上縁部もしくは側縁部に特殊なコンタクト接着剤（例えば黄 色で“３　Ｍ　Ｐｏ５ｔ−ｉｔ”のメモカード）を付着しておくことが出来る。

この種コンタクト接着剤としては、個々の擦り出し転写像を容易に分離させるこ とが出来るような、しかも窓ガラス上での位置定めに際して最終的に正しい写像 転写位置が見いだされるまで繰り返し接着を行なうことが出来るような接着力を 存するものが選ばれねばならない。

第２図に示された自己接着性の擦り出し転写像においては、接着剤層（第２図で 参照番号２）を染色しておくか、或いは逆に着色剤層に適宜な接着剤を混入して 接着機能をも発揮させるようにすることが出来るので、別個の着色剤層は省略さ れている。

第３図に示された自己接着性の擦り出し転写像は、その背面にも保護紙とじての 機能を与えられた担体紙（参照番号５）と着色性の接着剤層もしくは接着性の着 色剤層（参照番号２）とのみから構成されている。この実施態様が単品ではなく 殊に量産品を製作するのに適していることは言うまでもない。何故ならば、擦り 出し転写像を使用可能な状態に保つためには、少なくとも最上位の擦り出し転写 像が保護紙でカバーされていなければならず、さもなければ不適当なものとして はねられるからであり、これは大量生産の場合には容易に行なわれる。

この擦り出し転写像を使用した場合に得られる一般的な利点、即ち、例えばヨー ロンパ特許出願公開第００４３５７８号明細書に記載されているようなフォイル 材料を用いた場合と比較して有利な点として、成る所定の配分で表わされるか細 い線として示される少数の具象的な個別要素で大きな面、例えば商店におけショ ーウィンドー等の表側または内側に貼付しようとする画像もしくは写像の場合で すら、単にその画像もしくは写像として表出しようとするもののみが見えるよう にし、その他の部分では、確かに「透明」ではあるにせよ自己接着性であるか否 かを問わず常に曇りやすいフォイル材料によって、或いはこの材料に照射される 光線の反射によってショーウィンドーの内部を観察できなくなる恐れはないこと が挙げられる。美的な印象を損なうような突出した打抜き縁部は存在せず、その 処理にかなりの手間を要する打抜き式または切抜き式の自己接着フォイルにおけ るように材料屑が出ることもない。また、例えば「レトラセント」（“Ｌｅｔｒ ａｓｅｔ”）等のように難しいばかりでなく著しいエネルギーをも要する転写作 業を行なう必要もない。更に静電気弐の付着フォイルの場合とは異なり、本発明 による擦り出し転写像は任意な期間に亙ってベース材料上に貼付けておくことが 可能とされ、この場合ベース材料の貼付面が平滑であるか否かは問題にされない 。この擦り出し転写像は、かなり粗い表面、平坦でない表面、門前または５彎し た表面、球状の表面、繊維表面などを有するベース材料上にも貼付けることが可 能であり、物理的な理由からこの種の形状または素材を有する面には全く貼付で きないか、或いは再びその面から申し分なく剥がし取ることの出来ないような他 のフォイル材料とは異なって、任意な期間に亙り付着したままにすることが可能 とされる。更にこの擦り出し転写像の弾性特性は、通常の天候もしくは気候条件 によるベース材料の変化であれば転写像をその変化に適応させて裂損を生ぜしめ ないように設定されている。

以下に示された処方は第１図による擦り出し転写像の物理的に乾燥されるシルク スクリーン印刷インキ及び紫外線耐性を有するシルクスクリーン印刷インキのた めの適性な基準処方例である： ■、白色のシルクスクリーン印刷インキの適正な基準処方、物理乾燥式：結合剤 と顔料との比　：１：２ 固形物質含有量　：　６４％ 重量部： ＰＶＣ−ポリ塩化ヴイニルー共重合体：２４二酸化チタン　４０ ンクロへキサノン　１２ ２−ブトキシエチルアセタート　１１ ナフタ　１００　１３ 速乾性が極めて高いヴアージゴンでは別の溶剤として適宜な重量部のブチルアセ タートを添加してもよい。

２、白色のシルクスクリーン印刷インキの適正な基準処方、紫外線耐性：結合剤 と顔料との比　：３：１ 固形物質含有量　＝　８９％ フォトイニシェーク４度ニア、５％ 重量部： ウレタン−アクリル樹脂　４２．０ 二酸化チタン　ＲＮＣＸ（又は硫化亜鉛顔料）　２１．０ヘキサンジオールシア クリラード　１１．０トリメチロールプロパントリアクリラート　１５．０エー ロシル　２００　１．０ Ｂｙｋ　Ｐ２Ｏ３Ｓ　０．５ ベンゾフエノン　２．５ アミン　５．０ シリコンオイル　ＬＯ５０２，０ １００，０ この処方で重要な点はフォトイニシェータと顔料と紫外線とを申し分なく同調さ せることである。

明細書の図面および参照番号の説明： 第１図：ｉ層の自己接着性擦り出し転写像１　片面をシリコナイズ又はポリエチ レンコーティングされた保護紙２　接着剤層 ３　単数もしくは複数の着色剤層（インキ層）５　片面をシリコナイズ又はポリ エチレンコーティングされた担体紙６　ベース材料、例えばシラーウィンドーの ガラス板７　接着剤層を露出させるための保護紙の剥離８　接着剤層をベース材 料と完全に結合させるため軽い押圧力で擦る９　担体紙を剥離して擦り出し転写 像のモチーフが見えるようにする第２図＝１層の自己接着性擦り出し転写像１　 片面をシリコナイズ又はポリエチレンコーティングされた保護紙２　単数もしく は複数の着色性接着剤層または接着性着色剤層５　片面をシリコナイズ又はポリ エチレンコーティングされた担体紙６７．８．９は第１図に同じ 第３図ニス層の自己接着性擦り出し転写像２　単数もしくは複数の着色性接着剤 層または接着性着色剤層５２に面した側に担体機能がその背面に保護機能が与え られている両面をシリコナイズ又はポリエチレンコーティングされた紙６．８． ９は第１図に同し。

浦正杢の翻駅文ｉＵ出書 （特許法第１８・し１〇゛Ｊ′第１．　、’ｉ）平成　３年　４ノ″ｉ３０日 特許庁１番′ビ　（Ｊ　松　敏　殿 １　％・許出願の表・）く Ｐ　ＣＴ　７’Ｄ　Ｅ９０　／　００６　ｂ　２２、発明の名称 自己接着性の擦り出し転写像並びにその製法とイか用法３６特許出願人 住　所　ドイツ連邦共和国デ・−一〜−７０５３ケルナン　２゜アルド・ニスリ ンガ−・シュドラーゼ　１，３氏　名　アイゼル、ユエルゲン ４、代理人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル　２０６区 ５、補正嘗の提出日 平成　３年　２月　６日 ６、添付書類の目録 （１）　補正書の翻訳文　１通 請求の範囲 １、自己）ｆ４骨、の樫り出１７転写位、４ｉびに保護紙とｔｔ着作所１と学故 まだ（よ複数の着色剤層と担体紙とから構成され、この場合、着色剤層と接着剤 層とを組合わせたｌ・つの層、一つ上り着色性の接着剤層もしくは接着性の着色 剤層を用いる１τとも可能２ある形成の自己接着性の擦り出し転写像を製作する 方法においで二必要にｈ・・しで少なくとも１４０Ｘ１００ｃｍの枚葉紙９イズ を有する担体紙Ｊ＝Ｃ１少ｔ１．′くとも１時間当り２０００枚の速度で単数ま たは複数の着色剤層を、ま六−少なくとも１時間当り４００枚から少なくとも２ ００旧シまでの速度ご接着剤層をそれぞれ載着し、この場合、着色剤層および接 る剤層の平面的な広が５）を半数ま六−（は複数の着色剤層に′より表示される 写像と万゛いに合同に形成する。ことを特徴とする方法。

２　請求項１記載の自己接着性の擦り出し、転写像におい７：、保護紙のシリコ ナイズさイ９．てない面に細い線および網状のもし７くは円形の表示形状で擦り 出し転写像を容易に位置定めするためのコンタク）・接着剤が塗肴ｊされている ことを特徴とする自己接着性の擦り出し転写像９ ３、請求項１ヌは２記載の自己接着性の擦り出し転写像において、保護紙および 担体紙としてそれぞれ有利にｊ、よ白色の寸法安定な且つ片面をシリコナイズ又 はポリエチレンコーティングされたクラフト紙が用いられ、この場合、担体紙の コーティングされてない面に使用説明を印刷可能であることを特徴とする自己接 着性の擦り出し転写像。

４、請求項１〜３に記載の自己接着性の擦り出し転写像において、この擦り出し 転写像が着色剤層として物理的に乾燥されるヴアージゴンでは有利には塗覆力の ある有機の乃至は無機の顔料を含有したペースト状のＰＶＣ−共重合体を有して いるか、或いは紫外線耐性のヴアージョンでは染色されたウレタン−アクリル樹 脂−系を有しており、この場合、着色剤層が条片幅２０ｍｍのＴＥＳＡテープ６ ５１、測定範囲２Ｎ、担体紙における剥離速度５００　ｗ／ｌ１ｉｎ、により測 定して少なくとも８ｃＮの分離特性値で付着されることを特徴とする自己接着性 の擦り出し転写像。

５、請求項１〜４のいずれか１項または複数項に記載の自己接着性の擦り出し転 写像、並びに自己接着性の擦り出し転写像を製作する方法において、単に３つの 機能層のみが用いられる場合には、擦り出し転写像が担体紙と単数または複数の 着色性の接着剤層もしくは接着性の着色剤層と保護紙とから構成され、これに対 し単に２つの機能層のみが用いられる場合には擦り出し転写像が両面をコーティ ング処理された複合式の担体−兼保護紙と単数または複数の着色性の接着剤層も しくは接着性の着色剤層とから構成されていることを特徴とする自己接着性の擦 り出し転写像、並びに自己接着性の擦り出し転写像を製作する方法。

６、請求項１〜５記載の自己接着性の擦り出し転写像において、必要に応して単 数または複数の着色性の接着剤層もしくは接着性の着色剤層における接着力を、 保護紙がその上に自動的に且つ充分に付着する一方、剥離する際にはその下に位 置する層が共に担体紙から剥がれないような値に設定しておくことを、また有利 には、少な（ともマイナス３０°Ｃからプラス１００°Ｃまでの温度範囲で完全 な機能性と弾性特性とを維持し、太陽光線および人工照明光線による紫外線照射 に対する耐性を有する水性の接着剤を用い、従ってこの接着剤が容易に擦り付け られると同時に、数ケ月にでも極めて容易にガラス面から掻き落とし可能である ことを特徴とする自己接着性の擦り出し転写像。

国際調査報告 国際調査報告 ＤＥ　９０００６６２ Ｓ＾　３９７６２

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．保護紙と接着剤層と単数または複数の着色剤層と担体紙とから構成された自 己接着性の擦り出し転写像であって、この場合、着色剤層と接着剤層とを組合わ せた１つの層、つまり着色性の接着剤層もしくは接着性の着色剤層を用いること も可能である形式のものにおいて、担体紙が条片幅２０ｍｍのＴＥＳＡテープＫ ７４７６を用いた温度４０℃によるテストで測定して５０〜８０ｃＮの分離特性 値を有しており、保護紙が矢張り同様に測定して１５〜３５ｃＮの分離特性値を 有しており、この場合、着色剤層および接着剤層が単数または複数の着色剤層に より表示される写像と互いに合同に形成されていることを特徴とする自己接着性 の擦り出し転写像。
2. ２．請求項１記載の自己接着性の擦り出し転写像において、保護紙のシリコナイ ズされてない面に細い線および網状のもしくは円形の表示形状で擦り出し転写像 を容易に位置定めするためのコンタクト接着剤が塗布されていることを特徴とす る自己接着性の擦り出し転写像。
3. ３．請求項１又は２記載の自己接着性の擦り出し転写像において、保護紙および 担体紙としてそれぞれ有利には白色の寸法安定な且つ片面をシリコナイズ又はポ リエチレンコーティングされたクラフト紙が用いられ、この場合、担体紙のコー ティングされてない面に使用説明を印刷可能であることを特徴とする自己接着性 の擦り出し転写像。
4. ４．請求項１〜３に記載の自己接着性の擦り出し転写像において、この擦り出し 転写像が着色剤層として物理的に乾燥されるヴァージョンでは有利には塗覆力の ある有機の乃至は無機の顔料を含有したペースト状のＰＶＣ−共重合体を有して いるか、或いは紫外線耐性のヴァージョンでは染色されたウレタン−アクリル樹 脂−系を有しており、この場合、着色剤層が条片幅２０ｍｍのＴＥＳＡテープ６ ５１、測定範囲２Ｎ、担体紙における剥離速度５００ｍｍ／ｍｉｎ．により測定 して少なくとも８ｃＮの分離特性値で付着されることを特徴とする自己接着性の 擦り出し転写像。
5. ５．請求項１〜４のいずれか１項または複数項に記載の自己接着性の擦り出し転 写像において、単に３つの機能層のみか用いられる場合には、擦り出し転写像が 担体紙と単数または複数の着色性の接着剤層もしくは接着性の着色剤層と保護紙 とから構成され、これに対し単に２つの機能層のみが用いられる場合には擦り出 し転写像が両面をコーティング処理された複合式の担体−兼保護紙と単数または 複数の着色性の接着剤層もしくは接着性の着色剤層とから構成されていることを 特徴とする自己接着性の擦り出し転写像。
6. ６．請求項１〜４に記載の自己接着性の擦り出し転写像を製作する方法において 、必要に応じて少なくとも１４０×１００ｃｍの枚葉紙サイズを有する担体紙上 に、少なくとも１時間当り２０００枚の速度で単数または複数の着色剤層を、ま た少なくとも１時間当り４００枚から少なくとも２０００枚までの速度で接着剤 層をそれぞれ載着し、この場合、着色剤層および接着剤層の平面的な広がりを単 数または複数の着色剤層により表示される写像と互いに合同に形成することを特 徴とする方法。
7. ７．請求項６記載の方法において、担体紙上に単に１つのもしくは複数の着色性 の接着剤層もしくは接着性の着色剤層を載着し、これを保護紙でカバーするか、 或いは組合わされた担体−兼保護紙を使用することを特徴とする方法。
8. ８．請求項６又は７記載の方法において、必要に応じて単数または複数の着色性 の接着剤層もしくは接着性の接着剤層における接着力を、保護紙がその上に自動 的に且つ充分に付着する一方、剥離する際にはその下に位置する層が担体紙から 剥がれないような値に設定することを特徴とする方法。
9. ９．請求項６〜８に記載の方法において、有利には、太陽光線および人工照明光 線による紫外線照射に対する耐性を有すると共に、少なくともマイナス３０℃か らプラス１００℃までの温度範囲で有効に機能する水性の接着剤を用いることを 特徴とする方法。