JPH04504460A - 駆動車軸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆　動　車　軸 〔技術分野〕 本発明は、車軸体の両端に車輪ヘッドが取り付けられ、車軸体における車軸ハウ ジングが差動装置を取り囲み、差動装置が駆動ピニオンによりかさ歯車、大差動 歯車および左右の駆動軸を介して車輪ヘッドを境界づける車輪ハブに連動接続さ れ、車輪ハブと車軸ハウジングとの間に冷却材を交換するための連通接続部が存 在しているような駆動車軸に関する。

〔背景技術〕

冒頭に述べた形式の駆動車軸は米国特許第４３９１３５１号明細書で公知である 。その駆動車軸の車輪ヘッドの内部には、それぞれ多板ディスクブレーキおよび 遊星歯車装置が配置されている。各多板ディスクブレーキは油で冷却され、その 油は、差動装置の車軸ハウジングから左右の駆動軸で貫通されている控え管を通 して車輪ヘッドに流入する。車軸体の内部における冷却材の車軸ハウジングから 車輪ヘッドへあるいはその逆への交換は、この公知の構造の場合には十分に行わ れない。この交換は主に、車軸体の内部に存在する油が差動装置又はかさ歯車の 回転によって動かされることにしか起因していない。油の主要な容積部分がかさ 歯車および駆動歯車によって大きく加速され旋回されるが、差動装置の車軸ハウ ジングの内部においては静止状態に維持されているので、油の顕著な回転は行わ れない。この結果、大きなはね上げ損失および多板ディスクブレーキの不十分な 冷却が生じてしまう。

し、これにより多板ディスクブレーキ全体の冷却が保証されないという危険があ る。

〔発明の開示〕

本発明の目的は、冒頭に述べた形式の駆動車軸から出発して、単純な処置によっ て多板ディスクブレーキの冷却を改善することにある。

本発明は、この目的を、かぎ歯車が回転する際に冷却材を車軸ハウジングから冷 却材レベルを低下させながら車輪ヘッドに移動する捕捉・案内要素がかさ歯車の 範囲に設けられている、ことによって解決している。本発明に基づいて捕捉・案 内要素により冷却材を分配することによって、冷却材容積の大部分が車輪ヘッド に、即ち大きな摩擦熱が生ずる箇所に、導かれ用立てられることが保証される。

車輪ヘッドの内部にそれぞれ多板ディスクブレーキおよび遊星歯車装置が車輪ハ ブによって取り囲まれて配置されている本発明に基づく駆動車軸の構造方式は、 冷却材容積の大部分を収容するための条件を満足している。非常に低い回転数で も車輪ヘッドを充填する。

この配置構造は更に異物に対して鈍感である。本発明に基づく方式によれば、以 下の別の利点を有する冷却材回路が維持される。即ち、車軸ハウジング内におけ る冷却材レベルの低下ははね上げ損失を低減する。適当な捕捉・案内要素はコス ト的に有利に利用できるので、駆動車軸はほとんど高価にならない。車軸内部に おいても冷却材の交換が行われるので、放熱のために大きな面積が用立てられる 。車輪ヘッド内における冷却材レベルの上昇に関連して、時間・持続特性、即ち 上限値に到達するまでの温度上昇の時間経過が非常に良好にさせられる。これは 特に、多板ディスクブレーキがエンジン全出力において非常に短い時間間隔で作 動されるような重量形産業用自動車の駆動車軸に対して適している。

更に、多板ディスクブレーキが遊星歯車装置から空間的に分離されている別個の ハウジングの中に収容されている異なった構造の駆動車軸屹知られている（例え ばヨーロッパ特許出願公開第００７６３８７号明細書参照）。

その多板ディスクブレーキはポンプの冷却材回路内に位置している。連続的に搬 送される冷却材流は回転数に直接関係している。従って、低い回転数でも十分な 冷却材を搬送するためにポンプは大形にしなければならず、これは駆動車軸を高 価にする。この構造の場合には、特に、例えば冷却材内に存在する異物によって 引き起こされるような冷却材流の変動あるいは瞬間的な中断も多板ディスクブレ ーキの過熱を生じてしまうという欠点がある。

駆動車軸内における冷却材の移動が、車輪ヘッドがその容積の約３分の２まで充 填されているように行われることが有利であることが、実験によって確認されて いる。

これは、産業用自動車例えばホイールローダ（Ｒａｄｌａｄｅｒ）に採用した場 合に「装填」運転の際に生ずるような平均値に相当する。ここでは主に第２の変 速段が投入され、多板ディスクブレーキは毎分約５〜７回作動される。この採用 条件のもとで冷却材の最高温度は明らかに許容限界温度以下に維持せしめられる 。

第１の構造的実施例において、捕捉・案内要素は配管を介して車輪ヘッドに接続 され、車輪ヘッドは車軸体を介して車軸ハウジングに接続されている（請求の範 囲第３項参照）。この配置構造の場合、配管自体は案内要素の構成部品を形成し ている。

別の構造的実施例において、捕捉・案内要素は、これが冷却材を車軸体の車軸管 を介して車輪ヘッドに導くように配置され形成されている。その場合、車輪ヘッ ドは配管を介して車軸ハウジングに接続されている請求の範囲第４項参照）。こ の一方あるいは他方の方策の優先性はまず１ｓ１に車軸ハウジングの大きさおよ び車軸体の車軸管の長さに左右される。

本発明の別の有利な実施態様において、捕捉・案内要素は少なくとも１つの集合 容器によって形成され、この集合容器はかさ歯車の円周に、車軸ハウジング内の 冷却材レベルの上側に配置され、その開口がかさ歯車の回転。

方向に向けられ、底が配管に接続されている（請求の範囲第５項参照）。この集 合容器は単純で廉価な構造部品である。もともと存在するかさ歯車、集合容器お よび密閉配管から成る構造物は堅牢で廉価であり、殊に冷却材内を一緒に運ばれ る異物に対して鈍感である。

特許請求の範囲第６項、第７項および第８項に記載されているような集合容器の 実施形態において、すくい取り作用および案内作用は最適にされる。

冷却材が車軸管を介して車輪ヘッドに導かれるような構造の場合、捕捉・案内要 素は、はぼ垂直に向けられかさ歯車によってくみ出される冷却材の運動軌道の中 に突出するスクレーバから成っている。このスクレーバは有利にはかき歯車の歯 と反対側に配置されている（請求の範囲第９項および第１０項参照）。

スクレーバはかさ歯車によって車軸ハウジングからくみ出される冷却材を捕捉す るかすくい取り、車輪ヘッドの方向に案内する。このためにスクレーバは、平面 方向に見て、車輪ヘッドの方向にくさび状に集まるほぼ４分円の形をしている（ 請求の範囲３１１２項参照）。

捕捉・案内要素をかさ歯車の両側に必ずしも配置する必要がないようにするため に、車軸管は本発明の別の有利な実施態様に基づいてその下側範囲が車軸ハウジ ングから仕切られ、通路によって互いに接続されている。この処置によって、片 側に配置された捕捉・案内要素において両側の車輪ヘッドに冷却材が供給される ことが保証される。好ましくはその通路は車軸体のハウジング壁の内部を通され ている。

車軸管の集合容器からの単純な仕切りは車軸組物を利用して行われる（請求の範 囲第１５項参照）。

請求の範囲第１６項から第２０項で提案されている特徴事項は、本発明に基づく 駆動車軸の別の構造的な形態に関する。特に、多板ディスクブレーキの内側ディ スクホルダを冷却材に対する搬送ランチとして形成することがを利である。その ために搬送ランナは搬送要素を有している。有利な実施態様において、車輪ヘッ ドの内部にそれぞれ多板ディスクブレーキおよび遊星歯車装置が支持されている 。かかる車輪ヘッドは冷却材を収容するための非常に大きな内部容積によって特 徴づけられる。この容積は追加的に、各車輪ハブが冷却材を収容する室を有して いることによって増大できる。

別の特徴およびそれに基づく利点は以下の図面を参照した本発明の２つの実施例 の説明から明らかとなる。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は駆動車軸の部分断面図、 第２図、第３図および第４図はそれぞれ車軸体の内部における捕捉・案内要素の 第１の実施例の正面図、側面図および部分断面図、 第５図は異なった捕捉および案内要素を持った車軸体の部分図、 第６図は第５図におけるＶｌ−Ｖｌ線に沿った断面図、第７図は第５図および第 ６図における車軸体の部分断面図である。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第１図には駆動車軸１の主要部品が断面図で概略的に示されている。駆動車軸１ の主要部品は、車軸体２、その中央範囲、即ち車軸ハウジング３に続く車軸管４ ．５および車軸ハウジング３の開ロアに同心的に置かれ複数のボルト８によって これに結合された車軸組物６である。

車軸管４．５はその外側端に車輪ヘッド９を有しており、図面には一方の車輪ヘ ッド９しか示されていない。

車軸組物６の中に駆動ビニオン１０が回転可能に支持されている。この駆動ビニ オン１０はかさ歯車１１にかみ合い結合されている。かさ歯車１１は大差動歯車 を持った差動装置１２の構造部品である。差動装置１２から左右に駆動軸１３． ｉ４が車輪ヘッド９まで延びている。

次に車輪ヘッドの主要な構造を図面の左側にある車輪ヘッド９を参照して説明す る。

中空軸１５は車軸管４の外側端に固くボルト結合されている。駆動軸１３は中空 軸１５のボア１６内を貫通し、遊星歯車装置１８の太陽歯車１７で終えている。

中空軸１５と遊星歯車装置１８との間に、液圧式にピストン２０によって作動さ れる多板ディスクブレーキ１９が配置されている。

多板ディスクブレーキ１９は内側ブレーキディスク２１および外側ブレーキディ スク２２を有している。内側ブレーキディスク２１は駆動軸１３に固く結合され ている内側ディスクホルダ２３上に支持されている。このデとして形成されてい る。

外側ブレーキディスク２２は遊星歯車装置１８の内ば歯車２４内に支持されてい る。内ば歯車２４は内ば歯車担体２５によって保持され、中空軸１５に固く結合 されている。

遊星歯車装置１８は多数の遊星歯車２６によって完全にされている。これらの遊 星歯車２６は蓋の機能をも兼ねるキャリヤ２７に支持されている。その蓋は車輪 ハブ２８の構造部品である。この車輪ハブ２８は軸受２９゜３０を介して回転可 能に中空軸２５ないし内ば歯車担体２５上に支持され、パツキン３１によって外 側に対してシールされている。車輪ハブ２８は車輪ヘッド９に対する外側境界部 となっている。

車軸体２の車軸ハウジング３の内部に捕捉・案内要素３２が配置されている。こ の捕捉・案内要素３２はかさ歯車１１に付属され、配管３３．３４を介して車輪 ヘッド９に接続されている。この場合配管３３は駆動軸１３に対して平行に延び る中空軸１５内の入口管３５に通じている。入口管３５は多板ディスクブレーキ １９のディスクホルダ２３の搬送空隙３６に開口している。

内ば歯車２４の円周に、排出管３８を介して車軸管４の内部室に接続されている 集合リング３７が存在している。

既に述べたように、捕捉・案内要素３２は配管３３゜３４を介して車輪ヘッド９ に接続され、車輪ヘッド９は車軸体２（車軸管４．５の内部室）を介して車軸ハ ウジング３に接続されている。

多板ディスクブレーキ１９を冷却するために、駆動車軸１の車軸体２は冷却材が 充填されている。その充填のために１つの閉鎖可能な充填開口３９が利用される 。駆動車軸の回転部品がすべて停止している状態において、車軸ハウジング３内 の冷却材レベル４０は駆動車軸１の通常の組立位置に関して、左右の駆動軸１３ ．１４の中心まで達している。

駆動ビニオン１０によってかさ歯車１１、差動装置１２、左右の駆動軸１３．１ ４、遊星歯車装置１８および車輪ハブ２８を介して駆動動力が駆動車輪（図示せ ず）に伝達される運転中において、冷却材は駆動車軸１の中において次のように 移動する。

即ち、回転かさ歯車１１が冷却材を車軸ハウジング３から捕捉・案内要素３２に 向けてくみ出す。捕捉・案内要素３２はかさ歯車１１によってくみ出された冷却 材を受け取り、これを配管３３．３４を通して車輪ヘッド９の内部室に導く。冷 却材は多板ディスクブレーキ１９を内側から外側に貫流し、遊星歯車装置１８を 洗流する。

車輪ヘッド９から車軸ハウジング３への冷却材の交換は排出管３８および車軸体 ２の車軸管４．５の内部室を介して行われる。

なお、冷却材の循環は、冷却材が捕捉・案内要素３２によって駆動軸１の内部に おいて移動されるように行われる。即ぢ、車軸ハウジング３内における冷却材レ ベルは低下する。車輪ヘッド９に導かれる冷却材はその補給によって車輪ヘッド ９における冷却材レベルを上昇する。

多板ディスクブレーキ１９の作動によって、車輪ヘッド９内を循環する冷却材の 温度が高くなる。加熱された冷却材は車軸管４，５の内部室を介して車軸ハウジ ング３の中に戻されるので、大きな表面積が冷却材の冷却に州立てられる。

運転中において駆動車軸内における冷却材の移動が、車輪ヘッド９の有用な内部 容積の約３分の２が冷却材で充填されるように行われるように、捕捉・案内要素 ３２が設計されていることが特に有利であることが確認されている。車軸ハウジ ング３における冷却材レベルの低下によって、この箇所におけるはね上げ損失は 著しく減少される。他方では車輪ヘッド９の内部に十分な冷却材容積が用意され るので、多板ディスクブレーキ１９は効果的に冷却される。全体として言えば、 冷却材の移動によって冷却材の温度に関する駆動車軸１の時間・持続特性は、ゆ っくりした温度上昇および最大許容限界温度以下の冷却材温度の維持が測定でき るように変化する。

その他に捕捉・案内要素３２はその単純な構造によって特徴づけられる。駆動車 軸１内における冷却材の移動に使用する手段は、低速回転において有効に働き、 冷却材内を一緒に運ばれる異物に対して鈍感であるので、駆動車軸１の非常に大 きな信頼性も保証される。

第２図は、車軸組物６を取り外した状態における捕捉・案内要素３２を正面図で 示している。捕捉・案内要素３２は集合容器４１によって形成され、この容器は 第３図からも分かるように、かさ歯車１１の円周に（車軸ハウジング３の冷却材 レベル４０の上側に）配置されている。集合容器４１は開口４２がかさ歯車１１ の回転方向４３に向けられている。底４４は配管３３．３４に接続されている。

集合容器４１はかさ歯車１１を枝状に取り囲んでいる（１！２図および第３図参 照）、集合容器４１のかさ歯車１１側の下側面４５はかさ歯車１１の外側輪郭に 合わされている（第１図も参照）。

なお集合容器４１は（第３図においてかさ歯車１１の側面方向に見て）漏斗状に 形成されている。開口４２の幅は底４４の幅よりも大ぎい。集合容器４１の車軸 体２側の上側面４６は車軸体の内部輪郭に合わされているので、集合容器４１は 固定部片４７および適当な固定手段を介して車軸体２に例えばボルトによって結 合されている。

集合容器４１の開口４２はそのかさ歯車に隣接する下側面４８がかさ歯車１１の 外周に対して接線方向に向けられている（第４図参照）。

上述した構造において、捕捉・案内要素３２は１つの集合容器４１の形で利用さ れている。この配置構造は、捕捉および案内要素が冷却材を主に衡突すべき走行 方向（前進走行）において車輪ヘッド９の方向に分配するように配慮されている 。かさ歯車１１が両回転方向において冷却材を車軸ハウジング３からくみ出すの で、唯一の集合容器４１の代わりに２つの集合容器４１を設けることもできる。

第５図から第７図を参照して別の実施例の構造を説明する。この実施例の場合、 かさ歯車１１の両回転方向においてかさ歯車１１によって車軸ハウジング３から くみ出された冷却材をすくい取る捕捉・案内要素３２が設けられている。この捕 捉・案内要素３２はほぼ！直に向けられたスクレーパ４９．５０から成っており 、これらは底５１に１つの組立ユニットの形に結合されている。この組立ユニッ トはボルト５２（第５図参照）を介して車軸組物６にボルト結合されている。

この実施例の場合、車軸ハウジング３が車軸管４，５から部分的に仕切られてい る点に特色がある。この仕切りは、例えば車軸管４．５内におけるウェブ５３お よび又は車軸組物６の側面境界面５４によって行われている。

この実施例における第１図から第４図の説明に関して述べた構造との別の相違点 は、冷却材が車軸管４，５の内部室を介して車輪ヘッド９に中空軸１５のボア１ ６と駆動軸１３．１４との間の環状隙間を通して流れることである。車輪ヘッド ９から車軸ハウジング３への冷却材の案内はここでは配管５５．５６を介して行 われている。

配管５５．５６は中空軸１５の排出管３８に接続され車軸ハウジング３に開口し ている。この部分において配管５５．５６は車軸管４，５のウェブ５３を貫通し ている。

第５図からｔＪ７図における実施例の場合に捕捉・案内要素３２はかさ歯車１１ の片側に配置されているので、かさ歯車１１の回転方向に無関係に、まず車軸管 ４だけが冷却材で充填される。即ち、ここでは、冷却材が車軸管５の内部室にも 流れるように配慮しなければならない。

このために通路５７が設けられている。この通路５７は車軸体２のハウジング璧 の内部に、これが開口５８．５９を介して車軸管４，５の内部室を互いに接続し 、なお車軸ハウジング３の下側を横切るように配置されている。

車輪ヘッド９に流入する冷却材と車軸ハウジング３に戻る冷却材との混合を避け るために、車軸ハウジング３の内部室を分離する必要がある。

符号の説明 １　駆動車軸 ２　車軸体 ３　車軸ハウジング ４　車軸管 ５　車軸管 ６　車軸組物 ７　開口 ８　ボルト ９　車輪ヘッド １０　駆動ピニオン １１　かさ歯車 １２　差動装置 １３　駆動軸 １４　駆動軸 １５　中空軸 １６　ボア １７　太陽歯車 １８　遊星歯車装置 １９　多板ディスクブレーキ ２０　ピストン ２１　内側ブレーキディスク ２２　外側ブレーキディスク ２３　内側ディスクホルダ ２４　内ば歯車 ２５　内ば歯車担体 ２６　遊星歯車 ２７　キャリヤ ２８　車輪ハブ ２９　軸受 ３０　軸受 ３１　パツキン ３２　捕捉・案内要素 ３３　配管 ３４　配管 ３５　人口管 ３６　搬送隙間 ３７　集合リング ３８　排出管 ３９　充填開口 ４０　冷却材レベル ４１　集合容器 ４２　開口 ４３　かさ歯車１１の回転方向（前進走行）４４底 ４５　下側面 ４６　上側面 ４７　固定部片 ４８　かさ歯車１１に隣接する下側面 ４９　スクレーバ ５０　スクレーバ ５１底 ５２　ボルト ５４　境界面 ５５　配管 ５６　配管 ５７　通路 ５８　開口 ５９　開口 ６０　搬送ランナ ６１　搬送要素 ６２室 国際調査報告 ｌｍｍｌｌｗｗｌ−一一一”ＰＣＴ／ＥＰ　９０１００５３６国際調査報告 ζ１頁の続き ［相］Ｉｎｔ、　Ｃ１’　識別記号　庁内整理番号Ｂ　６０　Ｔ　５／Ｄｏ　Ｂ 　７６１５−３Ｈ溌　明　者　シンライトネル、ヘルマン　ドイツ連邦共和国ノ セ、２１ 溌　明　者　キューネル、カール　ドイツ連邦共和国；−セ、１ 溌　明　者　ローメル、アルブレヒト　ドイツ連邦共和国：特表千４−５０４４ ６０　（９） ハウゼンベルブ、ワイヘルフエルトシュトラーフリードリツヒスハーフエン、ビ ルハウシュトラフリードリツヒスハーフエン、スパルブルツク、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．車軸体（２）の両端に単輪ヘッド（９）が取り付けられ、車軸体（２）にお ける車軸ハウジング（３）が差動装置（１２）を取り囲み、差動装置（１２）が 駆動ピニオン（１０）によりかさ歯車（１１）、大差動歯車および左右の駆動軸 （１３，１４）を介して車輪ヘッド（９）を境界づける車輪ハブ（２８）に連動 接続され、車輪ハブ（２８）と車軸ハウジング（３）との間に冷却材を交換する ための連通接続部が存在しているような駆動車軸において、 前記かさ歯率（１１）が回転する際に冷却材を車軸ハウジング（３）から冷却材 レベル（４０）を低下させながら車輪ヘッド（９）に移動する捕捉・案内要素（ ３２）がかさ歯車（１１）の範囲に投げられていることを特徴とする駆動車軸。 ２．駆動車軸（１）内における冷却材の移動が、車輪ヘッド（９）の冷却材案内 室がその容積の３分の２を冷却材で充填されているように行われることを特徴と する請求の範囲第１項記載の駆動車軸。 ３．捕捉・案内要素（３２）が配管（３３，３４）を介して車輪ヘッド（９）に 接続され、車輪ヘッド（９）が車軸体（２）を介して車軸ハウジング（３）に接 続されていることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の羽重車軸。 ４．捕捉・案内要素（３２）が冷却材を車軸体（２）の車軸管（４，５）を介し て車輪ヘッド（９）に導き、車輪ヘッド（９）が配管（５５，５６）を介して車 軸ハウジング（３）に接続されていることを特徴とする請求の範囲第１項又は第 ２項記載の駆動車軸。 ５．捕捉・案内要素（３２）が少なくとも１つの集合容器（４１）によって形成 され、この集合容器（４１）がかさ歯車（１１）の円周に、車軸ハウジング（３ ）内の冷却材レベル（４０）の上側に配置され、その開口がかさ歯車（１１）の 回転方向（４３）に向けられ、底（４４）が配管（３３，３４）に接続されてい ることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の駆動 車軸。 ６．集合容器（４１）がかさ歯車（１１）を、かさ歯車（１１）を回転方向（４ ３）に見て、鞍状に取り囲み、集合容器（４１）のかさ歯車（１１）側の下側面 （４５）がかさ歯車（１１）の外側輪郭に合わされていることを特徴とする請求 の範囲第５項記載の駆動車軸。 ７．集合容器（４１）がかさ歯車（１１）を側面方向に見て、漏斗状に延び、開 口（４２）の幅が底（４４）の幅よりも大きく、車軸体（２）側の上側面が車軸 体（２）の内側輪郭に合わされていることを特徴とする請求の範囲第６項記載の 駆動車軸。 ８．かさ歯車（１１）を側面方向に見て、前記開口（４２）のかさ歯車（１１） に隣接する下側面（４８）がかさ歯車（１１）の外周に対して接線方向に向けて 延びていることを特徴とする請求の範囲第５項ないし第７項のいずれか１項に記 載の駆動車軸。 ９．捕捉・案内要素（３２）が、ほぼ垂直に向けられかさ歯車（１１）によって くみ出される冷却材の運動軌道の中に突出するスクレーパ（４９，５０）から成 っていることを特徴とする請求の範囲第１項、第２項、第４項のいずれか１項に 記載の駆動車軸。 １０．スクレーパ（４９，５０）がかさ歯車（１１）の歯と反対側に配置されて いることを特徴とする請求の範囲箪９項記載の駆動車軸。 １１．スクレーパ（４９，５０）が、底（５１）に１つの組立ユニットの形に固 く結合された板金スクレーパから成っていることを特徴とする請求の範囲第９項 又は第１０項記載の駆動車軸。 １２．底（５１）に結合された板金スクレーパが、回転方向に見て、車輪ヘッド （９）の方向に収斂するほぼ４分円の形をしていることを特徴とする請求の範囲 第１１項記載の駆動車軸。 １３．車軸管（４，５）がその下側範囲が車軸ハウジング（３）から仕切られ、 通路（５７）によって互いに接続されていることを特徴とする請求の範囲第９項 ないし第１２項のいずれか１項に記載の駆動車軸。 １４．通路（５７）が車軸体（２）のハウジング壁の内部に、車軸ハウジング（ ３）の下側を横切って通されていることを特徴とする請求の範囲第１３項記載の 駆動車軸。 １５．車軸管（４，５）が車軸ハウジング（３）から車軸組物（６）によって部 分的に仕切られていることを特徴とする請求の範囲第１３項又は第１４項記載の 駆動車軸。 １６．車輪ヘッド（９）への移行範囲における冷却材の導入が駆動軸（１３，１ ４）の円周の近くで行われていることを特徴とする請求の範囲第３項又は第４項 記載の駆動車軸。 １７．多板ディスクブレーキ（１９）が内側ブレーキデイスク（２１）を支持す る内側ディスクホルダ（２３）を有し、このディスクホルダ（２３）が冷却材に 対する搬送隙間（３６）を持った搬送ランナ（６０）として形成されていること を特徴とする請求の範囲第１項記載の駆動車軸。 １８．搬送ランナ（６０）が搬送要素（６１）を有していることを特徴とする請 求の範囲第１７項記載の駆動車軸。 １９．車輪ヘッド（９）の内部にそれぞれ多板ディスクブレーキ（１９）および 遊星歯車装置（１８）が支持されていることを特徴とする請求の範囲第１項記載 の駆動車軸。 ２０．各車輪ハプ（２８）が冷却材を収容する室（６２）を有していることを特 徴とする請求の範囲第１項又は第１９項記載の駆動車軸。