JPH0450436A - ガスタービン点火装置 - Google Patents

ガスタービン点火装置

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JPH0450436A
JPH0450436A JP15908990A JP15908990A JPH0450436A JP H0450436 A JPH0450436 A JP H0450436A JP 15908990 A JP15908990 A JP 15908990A JP 15908990 A JP15908990 A JP 15908990A JP H0450436 A JPH0450436 A JP H0450436A
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JP
Japan
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ignition
fuel
temperature
compressed air
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP15908990A
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English (en)
Inventor
Kentaro Murao
村尾 賢太郎
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体燃料焚ガスタービンに使用する点火栓の燃
焼器内への挿入位置の自動制御を行う点火装置に関する
〔従来の技術〕
ガスタービンの圧縮機から送られてきた圧縮空気に液体
燃料を噴射して燃焼させ、その燃焼ガスをタービンへ送
る燃焼器には、ガスタービン作動時に燃料を着火させる
為に点火栓を燃焼器内へ挿入させる点火装置が備えられ
ている。
また、その点火装置の種類としては高圧電流により点火
栓間隙に火花をスパークさせて、噴霧状の燃料を着化さ
せる火花点火方式、太いコイル状ニクロム線又は炭化珪
素棒を荷電、赤熱し。
噴霧燃料と接触させて発火させるグロー・プラグ方式及
び火種となるトーチを燃焼器内筒に挿入して着火させる
トーチ点火方式等がある。このうち火花点火方式は構造
が簡単であるために最も広く利用されている。
次に液体燃料焚ガスタービンの燃焼器の従来の点火装置
についてその一例を第2図を用いて説明する。
図に示したように燃焼器は主に、外筒11と内筒7と燃
料噴射ノズル8及び点火装置110とから構成されてい
る。外筒11と内筒7との間に導入された(導入部は図
示せず)燃焼用圧縮空気は内筒7に穿設された空気穴1
4を通って燃焼部である内筒7内部へ供給される。一方
液体燃料は燃料噴射ノズル8に供給され、スプレーノズ
ル9かも噴射されるとともに、その周囲から噴霧用空気
が噴射され燃料の微粒化を促進する。
次に点火装置を含むガスタービンの起動のようすを述べ
る。
ガスタービンが起動を開始し、圧縮機及びタービンが回
転を始め、圧縮機吐出圧が規定値に達すると図示せぬ制
御系より着火指令が発せられる。この指令により3ポー
ト電磁切替弁1が励磁され、エアシリンダ作動用圧縮空
気がエアシリンダ2に送り込まれる。ピストン3はコイ
ルばね4に抗して移動し、アーム5A、5Bによって一
体に形成された点火栓6は内筒7の内部へ挿入される。
同時に燃料ノズル8のスプレーノズル9からは噴霧燃料
が、その周辺からは燃料の噴霧用空気が噴出され1点火
栓6の火花や赤熱などによって燃料に点火される。第2
図は火花点火方式を用いているものを示す。点火が完了
すると電磁弁1は非励磁となりエアシリンダ作動用圧縮
空気は排出され、ピストン3はコイルばね4とピストン
3の下部に作用する燃焼用圧縮空気の圧力によって移動
し9点火栓6も後退してスパーク部10は内筒7と外筒
11の間に移行する。これは高温の燃焼ガスによって点
火栓が焼損するのを防止するためである。
なお、12は点火栓保持筒、13はパツキンである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の点火装置110においては点火装
置110のエアシリンダ2に送り込むエアシリンダ作動
用圧縮空気のコントロールが3ポート電磁切替弁1によ
る0N10FF制御である為に、ガスタービン起動時に
3ポート電磁切替弁1がONになると点火栓のスパーク
部10は内筒7内の同じ場所に、いつも挿入されること
になる。そして、そのスパーク部10の場所は、噴霧コ
ーンを形成する噴射角度0面上に位置するように設定さ
れている。これは、噴射角度0面上が液滴の密度が高く
、かつ最も微粒化されているので燃料が最も着火し易い
ためである。ところが、噴射角度θは液体燃料の粘度に
よって変化し、粘度が高い程角度が小さく、粘度が低い
程角度が太きい。この粘度はまた温度によって変化する
。従って燃料油を予熱しないときには、噴射角度θは夏
期は大きく冬期は小さくなる。また、噴射された液滴の
粒径は粘度が高い程太きい。すなわち冬期は噴射角度と
スパーク位置のずれと2粒径が大きいことが重なり合っ
て着火不良トラブルが発生する場合がある。なお第2図
に示す実線は中間期の噴射角度θを示し、外側の点線は
夏期、内側の点線は冬期の噴霧コーンをそれぞれ示す。
そこで本発明は噴霧コーンを形成する噴射角度0面上に
点火位置(スパーク部)が位置するように点下栓の挿入
位置を自動制御することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の液体燃料焚ガスタービンに用いる点火装置は燃
焼器内にエアシリンダにより挿入する点火栓と、該点火
栓の挿入変位を検出する差動変圧器と、燃焼器内に噴射
する液体燃料の温度を検出する温度検出器と、該温度検
出器及び前記差動変圧器からの検出信号を入力し、燃料
温度に応じて点火栓を挿入する制御信号を出力するコン
トローラと、該コントローラからの制御信号により前記
エアシリンダへ送る圧縮空気の圧力を調整する電空変換
器とを有することを特徴とするものであり、即ち前記液
体燃料温度の変化に関連して変化する噴射角に合わせる
ように2点火栓の点火位置が自動的に制御されるガスタ
ービン点火装置である。
〔作用〕
コントローラは、予め使用する液体燃料の噴射角と温度
の関係に合わせて電空変換器に電流が出力されるように
設定値が調節されている。
ガスタービンの起動が開始され、燃料に点火されるには
、まず、液体燃料の温度が温度検出器に計測され、その
電気信号がコントローラに入力される。入力信号はコン
トローラで処理され制御信号として電流値に合わせて空
気圧を調節する電空変換器へ向けて出力され、その制御
信号は電空変換器で圧縮空気の圧力に変換され所定の圧
力の圧縮空気がエアシリンダへ送られる。
(−して、エアシリンダへ圧縮空気が送られることによ
り点火栓の点火位置が、液体燃料の温度に合わせた噴射
角度0面上に位置するように燃料器炉内へ挿入される。
同時に、その変位が差動変圧器によって検出されコント
ローラにフィードバックされ、制御をより正確なものと
じている。そして点火が完了するとエアシリンダから圧
縮空気が抜かれ点火栓は元に戻る。
〔実施例J 本発明の一実施例を第1図に基づいて詳細に説明する。
圧縮機と燃焼器とタービン部などからなるガスタービン
全体の構成、及び燃焼器のガスタービンの起動に際して
の燃焼用圧縮空気の導入及び燃料噴射などの構成は従来
と同じであり、その説明は省略する。
本実施例では、ガスタービン燃焼器外筒11に従来と同
じ様に取り付けられたエアシリンダ2、ピストン32点
火栓6の他に、直線形差動トランス23が取り付けられ
ており、ピストン3と点火栓6と直線形差動トランス2
3のロッド24とはアーム5A、5B、5Cによってつ
ながれている。その直線形差動トランス23は整流器2
4を介してコントローラ17の電圧電流変換部18に接
続されている。また、15は液体燃料温度を検出するた
め適宜位置に取付けられた熱電対温度検出器で、増幅器
16を介してコントローラ17の電圧電流変換部18に
接続されている。そのコントローラ17は、電気信号入
力部の電圧電流変換部18と手動設定部19と電気信号
出力部である電流発生部2oから構成されており、その
電流発生部20は、圧縮空気管25がつながれている電
空変換器21に接続されている。電空変換器21につな
がれる圧縮空気管25の上流側にはレギュレータ22が
設けられ、下流側は3ポート電磁切換弁1を経てエアシ
リンダ2につながれており、全体として図示したような
閉ループ回路を構成している。
次に9本実施例がどのように作用するかを述べる。熱電
対温度計15で検出された液体燃料の温度に相当する電
圧信号は、増幅器16で増幅されてコントローラ17の
電圧電流変換部18へ入力される。変換された電流は予
め使用液体燃料の温度と噴射角度の関係に合わせて設定
された手動設定部19で使用燃料に対応した電流値に補
正され、電流発生部20がら増幅された電流が電空変換
器21へ送られる。
電空変換器21へはレギュレータ22で所定の圧力に設
定されたエアシリンダ用圧縮空気が導入されており、こ
の圧縮空気は入力された電流値に相応する圧力に電空変
換器21で減圧され、3ボート電磁切換弁1を経てエア
シリンダ2へ入る。ピストン32点火栓6及び直線形差
動トランス23のロッド24はアーム5A、5B、5C
によって一体で上下するようKっなかれているので、ピ
ストン3の移動に相応して点火栓6のスパーク部10が
内筒7内へ挿入されると共に、その移動量は差動トラン
ス23で電圧の変位量として検出され、熱電対温度検出
器15が発生する電流が直流であり、差動トランス23
が発生する電流が交流であるために整流器24で交流か
ら直流に変換されて自動コントローラ17ヘフイードバ
ツクされ、補正され。
スパーク部10を正確に燃料噴射角0面上に位置するよ
うに制御する。尚7整流器24に関しては、逆に熱電対
側に直流交流変換器を設けてもよい。また、使用される
差動変圧器は変位を交流電圧として検出するもので、非
磁性材料の巻わくに一次二次線を巻き、2個の二次巻線
を差動的に接続して巻わく中央にある磁性コアの直線変
位に応じた出力電圧をとりだすもので。
L V D T (Linear Voltage D
ifferencial Transformer)と
呼ばれる。
上述のように熱電対温度計15で液体燃料温度を検出し
、コントローラ17で制御することにより点火栓のスパ
ーク部10を燃料噴射角度0面上の点火最適位置に移動
することができ。
着火不良トラブルを減少することができる。
〔発明の効果〕
上述のように1本発明によれば液体燃料を使用するガス
タービンにおいて、燃料温度を制御のパラメータに用い
て燃料の温度変化に対応して点火栓の点火位置を自動的
に点火最適位置に移動することができる。従って従来経
験されていた冬期の燃料油粘度が高いときの着火不良ト
ラブルが解消され1着火信頼性の向上を図ることができ
る。このことはガスタービンが緊急非常用やピーク負荷
用に供されるとき、特にガスタービン信頼性の向上に顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明の一実施例に係る点火装置の系統図、
第2図は従来のガスタービン点火装置の系統図である。 2・・・エアシリンダ、3・・・ピストン、6・・・点
火栓、15・・−液体燃料温度の検出器、17・・・コ
ントローラ、21・・・電空変換器、23・・・直線形
差動変圧器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼器内にエアシリンダにより挿入する点火栓と、該点
    火栓の挿入変位を検出する差動変圧器と、燃焼器内に噴
    射する液体燃料の温度を検出する温度検出器と、該温度
    検出器及び前記差動変圧器からの検出信号を入力し燃料
    温度に応じて点火栓を挿入する制御信号を出力するコン
    トローラと、該コントローラからの制御信号により前記
    エアシリンダへ送る圧縮空気の圧力を調整する電空変換
    器とを有することを特徴とするガスタービン点火装置。
JP15908990A 1990-06-18 1990-06-18 ガスタービン点火装置 Pending JPH0450436A (ja)

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JP15908990A Pending JPH0450436A (ja) 1990-06-18 1990-06-18 ガスタービン点火装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022196552A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 三菱重工業株式会社 ガスタービン用燃焼器の異常検知システム、ガスタービン用の燃焼器及びガスタービン並びにガスタービン用燃焼器の異常検知方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022196552A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 三菱重工業株式会社 ガスタービン用燃焼器の異常検知システム、ガスタービン用の燃焼器及びガスタービン並びにガスタービン用燃焼器の異常検知方法

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