JPH04504272A - 強誘電性液晶混合物 - Google Patents
強誘電性液晶混合物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
強誘電性液晶混合物
強誘電性液晶は電気光学集成体中の表示媒質として最近興味を呼んでいる(たと
えば、Lagerwel l ら、rFerroelectric Liqui
d Crystals for DisplaysJ。
5105ysposiui+、1985年10月大会、 San Diego、
Ca、 USA) *電気光学表示装置に強誘電性液晶を実際に使用するため
には、広い温度範囲にわたって安定な、傾き角がゼロでないカイラルスメクチッ
ク相、たとえばSC相が必要である [R,B、 Meyer+ L、Li6b
ert、 L、5tyzeleckiおよびp、l[611er。
J、Physique 36. L−69(1975)]、この目的は、それ自
体該相、たとえばれ相を形成する化合物によるか、または他方傾き角がゼロでな
い非カイラルスメクチック相を形成する化合物に光学活性化合物をドーピングす
ることによって達成することができる[ M、Brunet、 C,Willi
aas+ Ann、 Phys、+ 3+ 237 (1978)] *さらに
、強誘電性液晶混合物を電気光学集成体中に用いる場合には、大きなコントラス
ト比を得るために、液晶の一平面配向が必要である。温度の降下に伴う液晶混合
物の相系列が下記のようである場合には、Sc相中に一平面配向を得ることがで
きることがわかっている:
等方性→ネマチック→スメクチックA→スメクチックC(たとえば、K、FIa
tischlerら、Mo1.Cryst、Liq、5ryst、 131.2
1(1985) ;T、Matsua+oto ら、p、468−4701 P
roc、 of the 6th Int、 Display Re5earc
■@Conf、+
Japan Display+ 1986年9月30日−10月2日、 Tok
yo、 Japan; M、Murakami ら、前記、p、344−347
)。
強誘電性(キラル スメクチック)液晶混合物の場合には、らせんのピッチがS
c相では大きく、すなわち5IJmよりも大でなければならず、かつN1相では
極めて大きく、すなわち10−よりも大かまたは無限大でなければならないとい
う条件が、さらに満されなければならない。
できるだけ短かくすべき強誘電性液晶系の光スイツチング時間τ[μS1は、に
より、系の回転粘性率τ−Pas]、自発分極P −[nC/cm”]および電
界強さE [V/s+]によって決まる。
電界強さEは電気光学集成体中の電極離隔距離、および印加電圧によってめられ
るので、短かいスイッチング時間を得るためには、強誘電性表示媒質は粘性率が
小さく、自発分極が大きくなければならない。
最後に、熱的、化学的および光化学的安定性のほかに、好ましくは0.13より
も小さいわずかな光学的異方性Δn、およびわずかな正、または、好ましくは負
の誘電異方性が必要である( S、T、Lageriiellら、r Ferr
oelectric LiquidCrystals for Display
s JSID Sy+*posiw、1985年10月大会、 San Die
go+ CanUSa)。
いくつかの成分を含む混合物を用いて、これらすべての要求を満足させることは
唯一つだけ可能である。ここで使用する基剤(すなわちマトリックス)は、でき
るならばそれ自身すでに所望の相系列I→N−3,→S0を有している化合物が
好ましい、融点を下げ、SC相および通常N相をも拡げ、ピッチの補整のために
光学活性を誘起させ、かつ、光学的異方性および誘電異方性を整合させるために
、混合物にさらに成分を添加することが屡々あるが、たとえば、できるならば同
時に回転粘性率を増大させるべきではない。
ユニのこれらの成分および、ある混合物も先行技術によってすでに公知である。
しかし、特に強誘電性液晶混合物の開発は決して完了したと見なすことはできな
いので、表示素子の製造業者は種々の混合物に興味を示している。とりわけ、こ
れに関するさらに深い理由は、液晶混合物の品質に関する結論も、液晶混合物と
表示素子またはセル(たとえば配向層)の個々の集成体との相互関係を考慮する
ことによって下すことができるだけであるということである。
フェニルピリミジンのある誘導体、特に5−アルキル−2(4−アルコキシフェ
ニル)ピリミジン類が別相、S、相およびN相を形成できることは公知であり(
D、DemusおよびH,Zaschke、 rFlllssige Kr1s
talle in Tabellen」、[Liqui■
Crystals in Tables’、 VEB Verlag fili
r Grundstoffindustrie、 Leip嘯奄■@1974+
pp、260−261) 、さらに光学活性ドーピング剤を添加して強誘電性液
晶混合物に転化できることも公知である[ L、M、B11novら、Sow
Phys、 Llsp、 27(7)、492 (1984):L、A、Ber
esne−ら、Ferroelectrics、 51 [321]/1 (1
984) (1983年10月、 LISSq。
0dessaのLiquid Crystalsに関するSoc、 Count
riesの第5回大会で発表);DE−A−3,515,347、EP−A O
,206,228およびEP−A O,225,195]。
さらに、所望の融点降下および液晶相の拡大は数種の液晶化合物を混合すること
によって得ることができること[D、De+susら、Mo1.Cryst、L
iq、Cryst、25゜215(1974)、 J、W、Goodby、 F
erroelectrics 49.275(1983)]、および融点降下が
著しいほど、混合物の成分も構造的に異なってくることも公知である(J、S、
Daveら、J、Chem、 Soc、1955.4305) 、こうして、著
しく低い混合物の融点、従ってSC相の相転移下限温度は、一方では構造的に著
しく異なり、また他方では容易に混合しうるほど類似している化合物を混合する
場合に得られることが推定できた。
DH−C2,257,588は5−ブトキシ−2(4−ペントキシフェニル)ピ
リミジンを開示しているが、これはネマチック相を形成するだけである。
DE 3,831,226.3において、基剤成分として、一般式(I):(式
中、CRHt**+およびCx Htx*+はnが6から14の整数で、Xが2
から14の整数である直鎖状アルキル基)の5−アルコキシ−2−(4−アルコ
キシフェニル)ピリミジン類のタイプの化合物が液晶混合物、特に強誘電性液晶
混合物に特に極めて適当であり:その中で、少なくとも2種類の化合物a′およ
びa#が混合物中に存在することが知られている。該化合物は、大部分が、温度
の降下につれて、所望の相系列1−N−5,→S、を示す、公知の5−アルキル
−2−(4−アルコキシフェニル)ピリミジン類と比べて、核化合物はかなり広
いSC相および5c−S、転移の高い転移温度を有している。さらに、アルキル
(オキシ)11中の炭素原子数が少ない場合でさえも、たとえばn=8およびx
>2またはn=6およびx>6の場合でさえも、まさしくSC相が形成される。
公知の5−アルキル−2−(4−アルコキシフェニル)とリミジン類と比べて、
このものは混合物を調製する場合に5相を有するいろいろな種類の容易に混合可
能な化合物を与える。SAからS、への高い転移温度(たとえば70ないし90
°C)および広いS。
相のために、該化合物は、また極めて広いSC相(たとえば最大約68°の相の
幅)およびSA/SCの高い転移温度を有する混合物の調製を可能にする。
式(1)の化合物のDH3,831,226,3の混合物は強誘電性液晶混合物
用マトリックスとしてすでに極めて適当である。しかし、該混合物はまた、光学
的異方性(Δn)も大きく、正の誘電異方性(Δε)も大きい、さらに、置換基
の鎖長nまたはXによって、ネマチック相は依然として狭い。
一般式(n)の少なくとも1つの化合物(シクロヘキサンカルボキシレート)、
すなわちタイプbの化合物を添加することによって、パラメーター[Δn1およ
び[Δε]を同時に最適化することができ、かつネマチック相の幅を実際の要求
性能に適合させることができる。
素原子が8ないし14個のアルキル鎖で、R1よ炭素原子が2ないし9個のアル
キル鎖である。これらの化合物はDH−A−3,731,639に記載されてい
る。該化合物はタイプaおよびbの成分の混合物に対して、約2モル%以上の量
を添加したときでさえも、好ましい作用を現わす、約IOないし最高約40モル
%の量を添加したときは、ネマチック相は約8ないし18℃拡がり、スメクチッ
ク相は約6ないし15℃拡がる。さらに、この添加が、すでにそれ自体極めて小
さい本発明による基剤混合物の回転粘性率をごく僅かしか増大させないことも極
めて有利である。
混合物の融点およびSC相の相転移下限温度がなお高すぎる場合には、一般式(
I[[)の少なくとも1つの化合物(アルケニルオキシフェニルピリミジン誘導
体)、すなわちタイプCの化合物を、タイプaの化合物単独、またはさらにタイ
プbの化合物をも含む混合物を添加することによって、該融点および該相転移下
限温度を低下させることができる。
−S式(I[[)において、R3は炭素原子が7ないし16個の分校譲状または
直鎖状アルキル基もしくは炭素原子が6ないし14個の直鎖状または分枝鎖状ア
lレコキシ基で、yは4から14の整数である。これらの化合物はDH−A−3
,731,638に記載されている、全混合物に対して、約IOないし35モル
%の量を加えると、別相の下限温度を最大5℃低下させる。この添加によって混
合物のその他の好ましい物理的性状は通常損われない。
融点およびSc相の下限温度を低下させるためには、また、タイプCの化合物と
ともに、またはその代りに式(IV)の化合物、すなわちタイプdの化合物(式
中、mおよびpは互いに別個に6から14の整数)を添加することも可能である
。全混合物に対して、約10ないし25モル%の量のタイプdの化合物またはそ
れとタイプCの化合物との混合物を、タイプaの化合物またはタイプaおよびb
の化合物の混合物に添加すると、Sc相の下限温度は最大10”C低下する。
さらに、融点を低下させ、かつ表示装置中の光学的および誘電異方性、したがっ
てコントラストを改善するために、下記のカルボキシレート類が液晶基剤混合物
用混合物成分として提案されているニ一般式(V)、(VI)、(■)、(■)
または(IX)のカルボキシレート類C:(式中、kは6から14の整数である
ことができ、かつiは2から14の整数であることができる)(式中、mは5か
ら14の整数であることができ、がっlは2から14の整数であることができる
)(式中、pは7から14の整数であることができ、かつrは4から14の整数
であることができる)(式中、Sは6から14の整数であることができ、かつt
は6から14の整数であることができる)(式中、R2は直鎖状または分枝鎖状
(C1−CIりアルキルもしくはアルケニルで、1個または2個の非隣接CN3
基はOおよび/またはS原子で置換されるY〔原文のまま〕はF、C1l、Br
%CNまたはCF、およびR1は分枝鎖状(Cs −C−)アルキル、ベンジル
またはフェニル)。
本発明の目的は、液晶基剤混合物中の特に適当なドーピング剤により表示素子中
の自発分極[P、1が大きく、粘性率が低く、配向性が良好な新規強誘電性LC
混合物を開発することである。
本発明はDH3,831,226およびDE−A−3,909,356に示され
た基剤混合物に起因するものである。しかし、本発明による新規混合物は、ドー
ピング剤として、混合物のN0相に大きならせんのピッチをもたらし、低濃度で
さえも大きな自発分極(P、)を誘起させるカイラル光学活性成分りをさらに含
んでいる。
自発分極を太き(させるドーピング剤の少量の添加は、全FLC混合物の粘性率
を著しくは増大させないので、従って有利である。
双方が自発分極の符号は同じではあるが、らせん回転センスは異なる2種類のド
ーピング剤りを使用することは特に有利である。ピッチを補整すると、このこと
は自発分極を増大させるという点で相乗効果をもたらす。
このように、本発明は、また前記基剤混合物に相乗効果を示すドーピング配合物
にも関する。
従って、本発明は、成分Aとして、一般式(■):(式中、アルキル基はnが6
から14の整数で、Xが2から14の整数である直鎖状アルキル基)の少なくと
も2つの5−アルコキシ−2−(アルコキシフェニル)ピリミジン類、
および、適当である場合には、−a式(■):(式中、R1は炭素原子が10な
いし16個のアルキル基または炭素原子が8ないし14個のアルコキシ基で、R
2は炭素原子が2ないし9個のアルキル基)の1つ以上のシクロヘキサンカルボ
キシレート類、および、適当である場合には、一般式(■):(式中、R3は炭
素原子が7ないし16個のアルキル基または炭素原子が6ないし14個のアルコ
キシ基で、yは4から14の整数)の1つ以上のアルケニルオキシフェニルピリ
ミジン誘導体、
および、適当である場合には、一般式(■):(式中、mおよびpは互いに別個
に6から14の整数)の1つ以上のアルキルピリミジンアルコキシフェニル誘導
体、
および、成分Bとして適当な場合には、下記群:a)α−クロロカルボン酸メソ
ゲン含有フェノール類から作った光学活性エステル類、
b)光学活性N−アシルプロリンエステル類、C)光学活性1. 3−ジオキソ
ラン−4−カルボン酸エステル類、およびd)光学活性オキシラン−2−カルボ
ン酸エステル類からの光学活性化合物、
および、成分Cとして含有するのが適当な場合には、一般式= (■)、(VI
)、(■)、(■)または(■):
(式中、kは6から14の整数であることができ、かつlは2から14の整数で
あることができる)(式中、mは5から14の整数であることができ、かつlは
2から14の整数であることができる)(式中、pは7から14の整数であるこ
とができ、かつrは4から14の整数であることができる)(式中、Sは6から
14の整数であることができ、かつtは6から14の整数であることができる)
(式中、Rtは直鎖状または分枝鎖状(C,−c+t)アルキルもしくはアルケ
ニルで、1個または2個の非隣接CH!基は0および/またはS原子で置換され
ることができ、
Y〔原文のまま〕はF、C/!、Br、CNまたはCF2およびR1は分枝鎖状
(ca−C,)アルキル、ベンジルまたはフェニル)01つ以上のカルボキシレ
ート類を含有する強誘電性液晶混合物に関し、該強誘電性液晶混合物は、さらに
、下記群(X)および/または(XI)および/または(Xrl)からの1つ以
上の化合物を含む光学活性成分りを含有する混合物に関する:
群(X):メソゲン含有フェノール類を有する光学活性テトラヒドロフラン−2
−カルボン酸エステル類
W(XI):光学活性アリール2,3−エポキシアルキルエーテル類群(XII
) :光学活性1.3−ジオキソラン−4−イルエーテル類。
好ましい強誘電性液晶混合物は0.5ないし30モル%の光学活性成分りを含有
する混合物である。
別の好ましい混合物はD群およびB群からの2つのドーピング剤を含み、ネマチ
ツク相に誘起されるらせんのピッチが一定温度で略補整される混合物である。
特に好ましいFLC混合物は、成分りとして、下記−殻構造(Xa):(式中、
R2は炭素原子が6ないし12個の直鎖状または分枝鎖状アルキルもしくはアル
ケニル基で、不斉炭素原子を含むことができ、ysは一〇、−8、−o−cot
たは−co、k[原文のまま〕はゼロまたは1、
のカイラルテトラヒドロフラン−2−カルボキシレート(X)を含有する混合物
である。
さらに特に好ましいFLC混合物は、成分りとして、−殻構造(Xla):(ア
リール2.3−エポキシアルキルエーテル)(式中、
R1は直鎖状または分枝鎖状(Ca−Cat)アルキルで、1個または2個の非
隣接CHを基は0および/またはS原子で置換されることができ、Aはジアジン
−2,5−ジイルまたはジアジン−3,6−ジイル、およびRt、BsおよびR
4は互いに別個に、H1直饋状(C,−C,。)アルキル、ただしRZ、R3お
よびR4は同時にはHでない)゛のカイラルエポキシアルキルエーテルを含有す
る混合物、および、成分りとして、構造(Xlla):R−およびR1はメチル
または、ジオキソラン環の炭素(2)原子とともにシクロヘキサン環であり、
R8は炭素原子6ないし12個の直鎖状または分枝鎖状アルキルもしくはアルキ
レン基であって、不斉炭素原子を含むことができ、−M−は−〇、−Sまたは一
〇−CO。
k〔原文のまま〕はゼロまたは1、およびのカイラルジオキソラン−4−イルエ
ーテルを含有するFLC混合物である。
極めて特に好ましい強誘電性液晶混合物は、成分りとして、タイプ(Xb)およ
び/または(XTb)および(Xllb)の1つ以上の化合物を含有する混合物
Aはピリミジン−2,5−ジイル、およびR1はC,−C,。アルキルで、1個
または2個の非隣接CH□基は0で置換されることができる)。
本発明による強誘電性液晶混合物は、特に、大きなコントラストおよび短かいス
イッチング時間をもたらすために、電気光学集成体および表示素子に育利に使用
することができる。
dl)(R)配置を有する光学活性テトラヒドロフランカルボン酸エステルl
(X)は本発明による混合物中に正の自発分極および正のらせん回転センスを誘
起させる。
(R)配置を有する光学活性1,3−ジオキソラン−4−カルボキシレート類は
、正のP、および補整のためにテトラヒドロフランカルボ783重量部に対し僅
か1重量部のジオキソラン誘導体しか用いる必要がないような大きな負のピンチ
を誘起させるので、補整用に適している。
dz)同様に、光学活性エポキシアルキルエーテル類(X)はテトラヒドロフラ
ンカルボキシレート類(X)とともにピッチ補整用に使用することができるが、
この場合には、該二成分をほぼ等重量比で使用しなければならない。
e+)(2S、33)配置を有する光学活性アリール2.3−エポキシアルキル
エーテルII(XI)は本発明による混合物中に正の自発分極および負のピッチ
を誘起させるが、これは(2R,3R)配置を有する光学活性オキシラン−2−
カルボキシレート類(DH−A−3,718,174にあるようなもの)を添加
することによって補整することができる。この種の物質は、3重量部のアリール
2゜3−エポキシアルキルエーテル(XI)に対して通常僅か1重量部のオキシ
ランカルボキシレートしか必要としないので、ピッチの補整用に特に適している
。
f、)R配置を有する光学活性1.3−ジオキソランエーテル類誘導体は本発明
による混合物中に負のピッチを誘起させる。従って該化合物は、正のP、および
(2R,3R)配置を有する光学活性オキシラン−2−カルボキシレート類を含
有する混合物の補整に適している。ジオキソランエーテル類のピッチが小さいた
めに、ピッチの補整には比較的少量のこの物質が必要である。これらドーピング
剤の約181という重量比がピッチの補整に満足を与えるこ。
とが証明されている。
g)(2S、3S)配置を有する光学活性アリール2.3−エポキシアルキルエ
ーテル類も、(23,3R)配置を有する化合物による、e1群およびdz群か
らのピンチが補整されるドーピング配合物中のピッチ補整に好適に取り替えるこ
とができる。ここで、(23,3R)配置を有する化合物が、本発明による混合
物中に、大きな自発分極およびピンチの補整に前記混合物と比べて、僅か約半量
の(2S、3R)配置を有するアリール2.3−エポキシアルキルエーテル類し
か必要としないような小さならせんを誘起させることは有利である。
このように、驚くべきことに、約10モル%の水準の光学活性テトラヒドロフラ
ン−2−カルボキシレート(X)がDH3,831,226およびDE−A−3
,909,356の混合物に最大5℃の融点の広がりをもたらし、最大+30n
C,cm−”の自発分極を誘起させることが見出された。
自発分極Ps inC/cm”]、
コントラストに1
光スイツチング時間τ[μsl、
N°相中のらせんのピッチ[隣]、
誘電異方性Δε
および光学的異方性Δnの値はすぐ使用できる強誘電性液晶混合物について測定
する(すべて25°Cの温度で測定)。
P、値は電極離隔距離が211Iaで、配向層として接地ポリイミドを有する測
定セルを用いるH、Dia+wantらの方法(Rev、 Sic、 In5t
r、+ i+ 30+ 1957)により測定した。
τおよびkをめるために、偏光顕微鏡の回転ステージ上の直交検光子と偏光子の
間に測定セルを回定する。
コントラスト(k)をめるために、ホトダイオードが最少の光透過(蹄状B)を
示すように、測定セルを回転して位置決めする。
ホトダイオードがすべてのセルに同一の光の強さを示すように、顕微鏡の照明を
調節する。
スイッチング操作後、光の強さが変り(肋状!a)、これらの状態における光の
強さの比率からコントラストを計算する。
スイッチング時間τは、ホトダイオードを用い、光信号が信号の高さを10%か
ら90%に上昇させるのに要する時間を測定してめる。スイッチング電圧は矩形
パルスを含み±10v/I!mである。
Noのピッチはくさび形のセルで、Grandj ean−Canoの方法によ
って測定する(F、Grandjean+ CRAcad、 Sci、(Par
is) 172+ 71 (1921) i R,Cano+ BullA S
oc。
France、 Mineral、、Crystallogr、 XC333(
1967) ) 。
相転移温度は偏光顕微鏡を用いて、加熱時の組織の変化からめる。対照的に、融
点はDSC装置を用いてめる。下記各相:ネマチック (NまたはN”)
スメクチック−C(S、またはSc)
スメクチック−A (S、またはSs”)結晶 (X)
間の相転移温度は相系列中の相記号の間にある。
実施例1゜
a)下記6成分:
5−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 24モル%5−オ
クトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 22.8モル%5−オ
クトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 10.5モル%5−オ
クトキシ−2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 19.2モル%を含む強
誘電性液晶混合物は下記液晶相範囲を示し、X7S♂65.8 5.”76.5
N”92 1かつ、25℃において、自発分極が23nC,cm−”、コント
ラストが7、およびスイッチング時間が40μsである。この混合物のピッチは
90℃の温度で+3.9膚である。
b)これと比較すると、ドーピング剤を含まない点だけが上記強誘電性混合物と
異なるDE 3,831,226.3にクレームされた液晶混合物は下記相範囲
を存する。
X9Se84 3.93 N105 I比較すると、強誘電性混合物は融点が2
°C低い。
実施例2
a)下記6成分:
5−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 24モル%5−オ
クトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 22.8モル%5−オ
クトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 10.5モル%5−オ
クトキシ−2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 19.2モル%を含む強
誘電性液晶混合物は下記液晶相範囲を示し、X6Sc”81.4 SA”88.
7 N”lOl 1かつ、25°Cにおいて、自発分極が+17nC,cm−”
、コントラストが8、およびスイッチング時間が30μsである。この混合物の
ピッチは90°Cの温度で−5,5声である。
b)これと比べると、ドーピング剤を含まない点だけが前記強誘電性混合物と異
なるDE 3,831,226.3にクレームされた液晶混合物は下記相範囲を
有する。
X9Sc 84 S−93N 105 1比較すると、強誘電性混合物は融点が
3°C低い。
実施例3
a)下記6成分:
5−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 24モル%5−オ
クトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 22.8モル%5−オ
クトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 10.5モル%5−オ
クトキシ−2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 19.2モル%を含む強
誘電性液晶混合物は下記液晶相範囲を示し、X 7 Sc” 67 Sa” 8
3.6 N” 96 1かつ、25°Cにおいて、自発分極が+22nC,cm
−”、コントラストが8、およびスイッチング時間が25μsである。この混合
物のピンチは90°Cの温度で−2,6浦である。
b)これと比較すると、ドーピング剤を含まない点だけが前記強誘電性混合物と
異なるDH3,831,226,3にクレームされた液晶混合物は下記相範囲を
有する。
X9Sc84 5a93 N 105 1比較すると、強誘電性混合物は融点が
2°C低い。
実施例4
a)下記6成分:
5−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 24モル%5−オ
クトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 22.8モル%5−オ
クトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 10.5モル%5−オ
クトキシ−2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 19.2モル%を含む強
誘電性液晶混合物は下記液晶相範囲を示し、X7S、”81 S、”92N”1
02Iかつ、25℃において、自発分極が一〇、1 nC,cva−”、コント
ラストが7、およびスイッチング時間が2.3msである。この混合物のピッチ
は93℃の温度で一25浦である。
b)これと比較すると、ドーピング剤を含まない点だけが前記強誘電性混合物と
異なるDH3,831,226,3にクレームされた液晶混合物は下記相範囲を
有する。
X9Sc84 S、93 N105 1対比すると、強誘電性混合物は融点が2
℃低い。
実施例5
a)下記7成分:
実施例1b)からの混合物 90モル%を含む強誘電性混合物は下記液晶相範囲
を有する。
X4.5S♂80.5 S、” 88 N” 100.51この混合物は、25
℃において、自発分極が18 nc、cm−”、コントラストが9、およびIO
V、 /7Il−’の電界強さにおいて、スイッチング時間が45μsである。
この混合物はネマチック相の全温度範囲にわたってピッチが補整されるというと
りわけ利点がある。
ピッチ[、cm] >30 >30 >30温度[”C] 90 95 99
さらに、この強誘電性混合物は、混合物1bよりも融点が4.5℃低いという利
点を有する。
実施例6
a)下記9成分:
5−オクトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 18モル%5−
オクトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 7モル%5−オクト
キシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 17モル%5−オクトキシ−
2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 9モル%5−オクトキシ−2−(4
−ドデコキシフェニル)ピリミジン 9モル%5−オクチル−2−(4−ドデコ
キシフェニル)ピリミジン 14.5モル%を含む強誘電性液晶混合物は下記液
晶相範囲を示し、X−35♂79 S、” 86 N” 100.51かつ25
℃において、自発分極が+8.6 nc、cm−”、コントラストが8、および
スイッチング時間が125#である。この混合物のピッチは90℃の温度で60
−である。
b)これと比べると、ドーピング剤を含まない点だけが前記強誘電性混合物と異
なるDH3,831,226,3にクレームされた液晶混合物は下記相範囲を臂
する。
X −35c81 5A86 N104 I実施例7
下記成分:
実施例1b)からの混合物 90モル%を含む強誘電性混合物は下記液晶相範囲
を有する。
X 7.4 Sc” 81 3s” 86 N’ 100 I25℃において、
この混合物は、自発分極が18 nc、cw−”、およびIOV/a+−’のス
イッチング電界においてスイッチング時間が51gである。測定セルのコントラ
ストは9である。この混合物の融点は実施例1bからの混合物よりも1.5℃低
い、この混合物のピッチは90℃において40/711よりも大である。
実施例日
下記成分:
実施例1b)からの混合物 90モル%を含む強誘電性混合物は下記液晶相範囲
を有する。
X5 Sc72.5 Sa” 87 N” 98 1この混合物は、25℃にお
いて、自発分極が23 nc、cm−t、およびIOV//J−’の電界強さに
おいてスイッチング時間が4211sである。この混合物の融点は、実施例1b
)からの混合物よりも4°C低い。この混合物のピッチは90℃で211!aよ
りも大である。
実施例9
下記成分:
実施例1b)からの液晶混合物 94.3モル%を含む強誘電性混合物は下記液
晶相範囲を示す。
X7 S♂70 S、”85 N”99 1この混合物は、25°Cにおいて、
自発分極が19 nc、cm−” 、およびIOV/、ca+−’の電界強さに
おいて、スイッチング時間が32μsである。この混合物の融点は、実施例1b
)からの混合物の融点よりも4℃低い、この混合物のピッチは90℃においし5
07Jよりも大である。
実施例5からの混合物と比べると、この混合物はスイッチング時間が13Ixs
短かく、全ドーピング剤の低濃度において自発分極が大きい。
これらの結果は(2R,3R)配置を有するオキシランエーテル類に比べて、(
2S、3R)配置を有するオキシランエーテル類の使用が有利であることを実証
するものである。
実施例1O
a)下記成分:
5−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 13モル%5−オ
クトキシ−2−(4−デシルオキシフェニル)ピリミジン 7モル%5−オクト
キシ−2−(4−ドデシルオキシフェニル)ピリミジン 7モル%5−オクチル
−2−(4−ドデシルオキシフェニル)ピリミジン 10.5モル%を含む強誘
電性混合物は、下記液晶相範囲を示し、X −8SC”65 3A”74 N”
86 1かつ25℃において、自発分極が30 nc、cm−”、スイッチング
時間が41sである。
この混合物は、ネマチック相の全温度範囲にわたりピッチが補整されるという利
点を有している。
ピッチ[nl 20 35 >100
温度[”C] 75 76 77−80b)これと比べると、ドーピング剤を含
まない点だけが上記強誘電性混合物と異なる液晶混合物は下記相範囲を有する。
X −55c71 3.78 N94 1このドーピング剤も、融点を低下させ
るという利点がある。
実施例11
a)下記成分:
実施例6b)からの混合物 76.5モル%を含む強誘電性混合物は、下記液晶
相範囲を有する。
X −I SC”65 S、”68 N”83 1この混合物は、25°Cの温
度において、自発分極が50 nc、cm−”、および、IOV/虜−1の電界
強さにおいて、スイッチング時間が50mである。この混合物はネマチック相の
全温度範囲にわたり、ピッチが補整されるという格別な利点がある。
ピッチ[ml >60 >24 >14温度[”C] 69 74 79
実施例12
a)下記9成分:
実施例6b)からの混合物 96.2モル%を含む強誘電性混合物は下記液晶相
範囲を有する。
X I S♂66 3.”74 N”90 1この混合物は、25°Cにおいて
、自発分極が5.8nC,cm−”、および、IOV/、cm−’の電界強さに
おいて、スイッチング時間が114μsである。ネマチック相のピッチは、80
℃の温度において〉30−である。
実施例13
a)下記成分:
実施例10b)からの混合物 95.65モル%を含む強誘電性混合物は下記液
晶相範囲を有する。
X −4Sc”67 S、”75 N”91 1この混合物は、25°Cにおい
て、自発分極が10.3nC,cm−”、および、10V、、am−’の電界強
さにおいて、スイッチング時間が761Bである。この混合物のピッチは、so
’cの温度で10IImよりも大である。
実施例14
a)下記9成分:
5−オクトキシ−2−(4−ヘキソキシフェニル)ピリミジン 10.3モル%
5−オクトキシ−2−(4−オクトキシフェニル)ピリミジン 3.5モル%5
−オクトキシ−2−(4−ブトキシフェニル)ピリミジン 11.5モル%5−
オクトキシ−2−(4−デコキシフェニル)ピリミジン 6.3モル%5−オク
チル−2−(4−ドデコキシフェニル)とリミジン 9.2モル%(4−(5−
ドデシルピリミジン−2−イル)〕〕フェニルトランスー4−ペンチルシクロヘ
キサンカルボキシレート 7.9モル%を含む強誘電性混合物は、下記液晶相範
囲を示し、X −11S、”71 sa”rs N”86 1かつ、25°Cの
温度で、自発分極が47 nc、c−”、スイッチング時間が80μsである。
この混合物のピッチは、78℃の温度で8#IIである。
b)これと比べると、ドーピング剤を含まない点だけが上記強誘電性混合物と異
なる液晶混合物は下記相範囲を有する。
X 2 5c75.2 N 1001
このように、このドーピング剤は、融点をさらに低下させるという利点がある。
国際調査報告
国際調査報告
=F 9000457
SA 35223
Claims (9)
- 1.成分Aとして、一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、アルキル基は、nが6から1 4の整数で、xが2から14の整数である直鎖状アルキル基)の少なくとも2つ の5−アルコキシ−2−(アルコキシフェニル)ピリミジン類、 および、適当な場合には、一般式(II):▲数式、化学式、表等があります▼ (II)(式中、R1は炭素原子が10ないし16個のアルキル基または炭素原 子が8ないし14個のアルコキシ基で、R2は炭素原子が2ないし9個のアルキ ル基)の1つ以上のシクロヘキサンカルボキシレート類、および、適当な場合に は、一般式(III)▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R 3は炭素原子が7ないし16個のアルキル鎖または炭素原子が6ないし14個の アルコキシ鎖で、yは4から14の整数)の1つ以上のアルケニルオキシフェニ ルピリミジン誘導体、 および、適当な場合には、一般式(IV)▲数式、化学式、表等があります▼( IV)(式中、mおよびpは、互いに別個に6から14の整数)の1つ以上のア ルキルピリミジンアルコキシフェニル誘導体、 および、成分Bとして適当な場合には、下記群:a)a−クロロカルボン酸およ びメソゲン含有フェノール類から作った光学活性エステル類、 b)光学活性N−アシルプロリンエステル類、c)光学活性1.3−ジオキソラ ン−4−カルボン酸エステル類、およびd)光学活性オキシラン−2−カルボン 酸エステル類からの光学活性化合物、 および、成分Cとして含むことが適当な場合には、一般式(V)、(VI)、( VII)、(VIII)または(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(式中、kは6から14の整数である ことができ、かつlは2から14の整数であることができる)▲数式、化学式、 表等があります▼(VI)(式中、mは5から14の整数であることができ、か つlは2から14の整数であることができる)▲数式、化学式、表等があります ▼(VII)(式中、pは7から14の整数であることができ、かつrは4から 14の整数であることができる)▲数式、化学式、表等があります▼(VIII )(式中、sは6から14の整数であることができ、かつtは6から14の整数 であることができる)▲数式、化学式、表等があります▼(IX)(式中、R2 は直鎖状または分枝鎖状(C1−C12)アルキルもしくはアルケニルで、1個 または2個の非隣接CH2基はOおよび/またはS原子で置換されることができ 、 YはF,Cl,Br,CNまたはCF3およびR1は分枝鎖状(C3−C9)ア ルキル、ベンジルまたはフェニル)の1つ以上のカルボキシレート類を含有する 強誘電性液晶混合物において、該強誘電性液晶混合物が、さらに光学活性成分D として、下記群(X)および/または(XI)および/または(XII):群( X):メソゲン含有フェノール類とテトラヒドロフラン−2−カルボン酸との光 学活性エステル類 群(XI):光学活性のメソゲン含有フェノール類のアリール2,3−エポキシ アルキルエーテル類 群(XII):光学活性のメソゲン含有フェノール類の1,3−ジオキソラン− 4−イルエーテル類 からの1つ以上の化合物を含有する強誘電性液晶混合物。
- 2.0.5ないし30モル%の光学活性成分Dを含有する請求項1の強誘電性液 晶混合物。
- 3.群Dおよび群Bからの2つのドーピング剤を含み、さらに(ネマチック相に 誘起される)らせんのピッチが一定温度でほぼ補整される請求項1の強誘電性液 晶混合物。
- 4.成分Dとして、下記一般構造(Xa):▲数式、化学式、表等があります▼ (Xa)(式中、 R2は炭素原子が6ないし12個の直鎖状または分枝鎖状アルキル基もしくはア ルケニル基で、不斉炭素原子を含むことができ、−M3は−O,−S,−O−C Oまたは−CO、kはゼロまたは1、 −A4は、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化 学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表 等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等が あります▼1または2)のキラルテトラヒドロフラン−2−カルボキシレート( X)を含有する請求項1の強誘電性液晶混合物。
- 5.成分Dとして、一般構造(XIa):▲数式、化学式、表等があります▼( XIa)(アリール2,3−エポキシアルキルエーテル)(式中、 R1は直鎖状または分枝鎖状(C1−C12)アルキルで、1個または2個の非 隣接CH2基はOおよび/またはS原子によって置換されることができ、Aはジ アジン−2,5−ジイルまたはジアジン−3,6−ジイル、およびR2、R3お よびR4は互いに独立にH、直鎖状(C1−C10)アルキルまたは分枝鎖状( C3−C10)アルキルであって、さらにR2、R3およびR4は同時にはHで はない)のカイラルエポキシエーテルを含有する請求項1の強誘電性液晶混合物 。
- 6.成分Dとして、構造(XIIa):▲数式、化学式、表等があります▼(X IIa)(式中、 R6およびR7はメチルまたは、ジオキンラン環の炭素(2)源子とともにシク ロヘキサン環であり、 R5は炭素原子が6ないし12個の直鎖状または分枝鎖状アルキル基もしくはア ルキレン基で、不斉炭素原子を含むことができ、−M2は−O,−S,−O−C O、 kはOまたは1、および −A4は ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化 学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表 等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等が あります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があり ます▼,または▲数式、化学式、表等があります▼1または2)のキラルジオキ ソラン−4−イルエーテルを含有する請求項1の強誘電性液晶混合物。
- 7.成分Dとして、構造(Xb)および/または(XIb)および/または(X IIb): ▲数式、化学式、表等があります▼(XIIb)(式中、 Aはピリミジン−2,5−ジイル、およびR1はC1−C10アルキルで、1個 または2個の非隣接CH2基はOで置換させることができる) の1つ以上の化合物を含有する請求項1の強誘電性液晶混合物。
- 8.請求項1ないし請求項7のいずれか1つの項の強誘電性混合物を含有する電 気光学集成体。
- 9.電気光学スイッチング素子および表示素子中における請求項1ないし請求項 7のいずれか1つの項のFLC混合物の使用。
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