JPH04504259A - エリスロマイシン誘導体 - Google Patents

エリスロマイシン誘導体

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JPH04504259A
JPH04504259A JP2505715A JP50571590A JPH04504259A JP H04504259 A JPH04504259 A JP H04504259A JP 2505715 A JP2505715 A JP 2505715A JP 50571590 A JP50571590 A JP 50571590A JP H04504259 A JPH04504259 A JP H04504259A
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フレイバーグ,レスリー・エイ
クレイン,ラリー・エル
ユング,クリントン・エム
エドワーズ,カーラー・エム
ベシノ,デビツド・ジエイ
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アボツト・ラボラトリーズ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌性を有する新規9−デオキソ−9,12−二ポキシー二すスロマ イシン誘導体、新規エリスロマイシン誘導体を含む組成物、及びそれを用いて哺 乳動物患者と治療する方法にエリスロマイシンと昔通の誘導体は広く使用され、 多くのグラム陽性病原体に対して望ましい活性を示している。病原体によっては これらの薬剤に対し、他よりも感受性の低いものもあるので、重篤な又は広範囲 に及ぶ感染の治療では高薬量のこれらの抗生物質を必要とすることがときどきあ る。あらゆる薬物に関して、毒性作用は、特に感染により重篤に危険にされされ 従って治療をもっとも必要としている患者で、比較的高い投与量の水準で時とし て観察されている。不幸にも、効力とスペクトルの改良に毒性の増加を伴うこと がしばしばあるので、新世代薬物ではこれらの競合する要件の間の妥協を示すの が通例である。結果として、現在使用されている抗生物質に比較し、ある種の生 物に対して、好ましくはあらゆる生物に対してもっと効力の大きい抗生物質の探 究が続けられている。この種の薬物には有効な治療量又は予防量と有毒量の比で あり、通例E D s 。
/LD5o比で表わされる治癒比が向上していることが望ましい。
発明の総括 本発明は、グラム陽性菌及びグラム陰性薗に対する活性をし、広汎なスペクトル を示す抗菌薬物として有用な、9−デオキソ−9,12−二ポキシーエリスロマ イシンA化合物に関する。
本発明の化合物には次式lを有する化合物が挙げられる。
式中、R1は11位のオキ゛ハオキシム、ヒドロキシ又はアミノ基であり、 R2は4′位の水素、酸素含有基又は窒素含有基であって、R3は水素又は低級 アルキルである。本発明は前記化合妙薬学的に許容される塩及びエステルをも含 む。
本発明の組成物は抗菌的に有効な量の本発明化合物及び薬学的に許容される担体 又は希釈剤から成る。
本発明は、有効量の本発明化合物を哺乳動物に投与することから成る治療を必要 とする哺乳動物の細菌性感染の治療にも開本発明は新規な9−デオキソ−9,1 2−二ポキシーエリスロマイシンA化合物並びにその薬学的に許容される塩及び エステルを包含する。構造で表現すると、本発明は次式の化合物を含む。
式中、R1は11位にあってオキ゛ハオキシム、ヒドロキシ又はアミノ基であり 、 R2は4′位にあって水素、酸素含有基又は窒素含有基であの薬学的に許容され る塩及びエステルを含む。
位置R1が、オキソのような2価の基により置換されている場合は、その基と1 1位の炭素の間に二重結合が存在すると解釈する。
本発明は、抗菌的に有効な量の本発明化合物及び薬学的に許容される担体又は希 釈剤から成る抗菌性組成物をも包含する。
本発明は、哺乳動物に有効量の本発明化合物を投与することによりこのような治 療を必要とする哺乳動物の細菌感染を治療する方法にも関連する。
本発明化合物は、エリスロマイシンと比較しである種の生物に対しインビトロ及 びインビボの抗生物質効力の向上をもたらす。抗生物質効力の特定的な例は本明 細書中後記の表2〜5に開示されている。
本発明の化合物の好ましい種類を代表する化合物には、以下の化合物並びにそれ らの薬学的に許容される塩及びエステルが挙げられる。
(9S、 II!li) −9−デオキソ−12−デオキシ−9,12−エポキ シエリスロマイシンA; (9S)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11 −オキソエリスロマイシンA;(4’ R,93)−9−デオキソ−4’ 、1 1.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4’−![( フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]エリスロマイシンA;(4’ R,9 S)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、11゜12−トリデオキシ−9,1 2−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA: (4’ R,93)−9−デオキソ−4’ 、11.12− トリデオキシ−9 ,12−エポキシ−4’−[[(ジメチルアミノ)メチレン]アミノ]−11− オキソエリスロマイシンA;(4’ R,9S)−4’−アセチルアミノ−9− デオキソ=4’ 、11.11!−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11− オキソエリシー9.12−エポキシ−4’−[(メチルスルホニル)アミノコ− 11−オキソエリスロマイシンA; (4’ R,9S)−9−デオキソ−4’ 、11,12− )リゾオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソ−4’−[(フェニルメチル)アミノコエリス ロマイシンA; (4’ R,9S、ll5)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、12−ジデ オキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(4“S、9S)−4’−ア ミノ−9−デオキソ−4”、11゜12−トリデオキシ−9,12−エポキシ− 11−オキソエリメロマイ4’、12−ジデオキシ−9,12−エポキシエリス ロマイシンA;(4′旦、9且)−9−デオキソ−4’ 、11.12− トリ デオキシ−9,12−エポキシ−4’ −(メチルスルホニル)アミノ−11− オキソエリスロマイシンA; (9旦、 11旦)−4’ −0−アミノカルボニル−9−デオキソ−12−デ オキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(9S)−9−デオキソ−1 1,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−ヒドロキシイミノエリスロ マイシンA;(95,115)−11−アミノ−9−デオキソ−11,12−デ オキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(95,ll5)−11−ア ミノ−9−デオキソ−4’ 、 11.12−トリデオキシ−9,12−エポキ シエリスロマイシンA;ソー4’、ll、12−トリチオキシ−9,12−エポ キシエリスロマイ12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA;(4’  S、9S、ll5)−4’、11−ジアミノ−9−デオキソ−4’、11.12 −トリデオキシ−9,12−エポキシエリスロマイデオキシ−9,12−エポキ シエリスロマイシンA;(9旦)−4’ −0−アミノカルボニル−9−デオキ ソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマー 9−デオキソ−4’ 、+1.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−1 1−オキソエリスロマイシンA0 式■の化合物の製造に好ましい中間体は次の通りである。
9、lO−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9゜12−エ ポキシ−11−オキソ−45−〇−[(フェニルメトキシ)カルボニル〕エリス ロマイシンA: 2’ −0−アセチル−11−デオキシ−11−オキソアンヒドロエリスロマイ シンA; 9.10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9゜12−二 ポキシー11−オキソエリスロマイシンA;(4’ E)−9,IG−ジデヒド ロ−9−デオキソ−f、+t、x2−トリデオキシー9.12−二ポキシー45 −ヒドロキシイミノ−11−オキソエリスロマイシンA; (9S、Its)−2’ −0−アセチル−9−デオキソ−12−デオキシ−9 ,12−エポキシ−11−0−トリエチルシリル−4′−O−(2−オキソエチ ル)エリスロマイシンA:及び9.10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,1 2−ジデオキシ−9゜12−エポキシ−6−q−メチル−11−オキソエリスロ マイシン本書の用語「4″位の酸素含有基」とは、エリスロマイシン構造のフラ ジノース種核の4″位を占める炭素についているヒドロキシ、オキシム、アルカ ノイルオキシ、アミノアルコキシ、アミノカルボニルオキシ又は炭酸エステルの 各置換基を言う。
本書の用語「4′位の窒素含有基」とは、エリスロマイシン構造のフラジノース 種核の4′位を占める炭素についているアミノ、オキシム、イミン又はカルバミ ルの各置換基を言う。
本書の用語「11位の」とは、エリスロマイシン構造の11位を占める炭素につ いている置換基のことを言う。
本書の用語「アルカノイル」とは、R4が直鎖又は分枝鎖の低級アルキル基であ る一C(0)R4を言う。アルカノイルにはアセチル、プロピオニル、ブチリル 、イソブチリル等を含めるが、これらに限定されるものではない。これらの化合 物は非置換であり得るか、又は置換基が化合物の効力を妨げない限り置換するこ とができる。
本書の用語「アルカノイルアミノ」とは、R5が低級アルキル基である一NHC (0)R5を言う。
本書の用語「アルカノイルオキシ」とは、たとえば−QC(0)CHのようにR 6が低級アルキルである−QC(0)R,を言う。
本書の用語「アルコキシ」とは、Rが低級アルキル基である一ORを言い、メト キシ、エトキシ等を含めるが、これらに限定されるものではない。これらの化合 物は非置換であり得るか、又はそれらは置換基が化合物の効力を妨げない限り置 換することができる。
本書の用語「アルコキシアルキル」とは、】、つ以上のアルコキシ基で置換され た低級アルキル基を言う。
本書の用語「アミン」又は「アミノ」とは、置換基が化合物の効力を妨げない限 り、非置換でも、式−NR,R8のモノ又はジー置換のアミンでもよい。更に、 RとR8が一緒になり3〜8個の原子を含む環を形成することができ、その環に はそれ自体置換できる複素環を一緒に形成する炭素又はN、O若しくはSから選 択されるヘテロ原子を含み得るとされる。このような置換基の選択は本発明の開 示に基づき常法で可能である。
たとえば、RとR8は独立にアセチル、アリール、アリールカルボニル、スルホ ニル及び低級アルキルの各置換基を包含し得、それらの置換基のすべてが、その 置換基により化合物の効力が妨げられない限り、更に置換することができる。好 ましい置換アミンは、ピペリジニル、アルカノイルアミノ、ベンジルアミノ、メ チルスルホニルアミノ、−NHCH、−N (CH3) 2及び−N (CH) CHCHN (CH3’) 2を含むが、これらに限定されるものではない。
本書の用語「アミノアルキル基」とは、低級アルキル基に付属するアミン基を意 味する。
本書の用語「アミノカルボニルオキシ」とは、たとえば−QC(0)NHのよう に、R9とRloが独立に水素と低級アルキルから選択される一〇C(0)NR 9R,oを言う。
本書の用語「アミノアルコキシ」とは、R11がアミノアルキル基である一OR 、、を意味し、2−アミノエトキシ、N−メチル−N−ベンジル−2−アミノエ トキシ、N−ベンジル−1−アミノエトキシ及び−OCHCHN (CH3)  2を含めるが、これらに限定されるものではない。
本書の用語「アリール」とは、S、O及びNから選択される1〜3個のへテロ原 子を含み得、残りの原子が炭素原子である単一の環系に5個又は6個の原子を有 する芳香族基を意味する。
代表的芳香族基には、フェニル、ピリジル、ピラジニル、チアゾリル、フリル及 びチェニルが挙げられる。更に、単一環系は置換されて多重の縮合環系、たとえ ば1−ナフチル、2−ナフチル等を形成し得る。これらの化合物は非置換であり 得るか、又は置換基が化合物の効力を妨げない限り、置換することができる。
本書の用語「カルバミル」とは、たとえばR12がベンジルカルバミルのような アリールアルキル又は低級アルキルである一NHC(0)OR,2を言う。
本書の用語「炭酸エステル」とは、R13がアリールアルキル又は低級アルキル である一〇C(0)OR13を言う。
本書の用語「シクロアルキル」とは、3〜7個の炭素の環状基を言う。これらの 化合物は非置換であり得、又は置換基が化合物の効力を妨げない限り置換するこ とができる。
本書の用語「エノン」とは、9〜10位に二重結合を有し、α−β不飽和11ケ トンを有するエリスロマイシン誘導体を言う。
エノンの例は図式Hの化合物6に見られる。
本書の用語「イミン」とは、たとえば −N、CHN (CH3) 2のようにR14が置換し得る低級アルキルである ーC!NR14を言う。
本書の用語「低級アルキル」とは、1〜8個の炭素原子の直鎖又は分枝鎖の基を 意味する。このような基の代表的なものは、メチル、エチル、n−プロピル、イ ソプロピル、n−ブチル、5ee−ブチル、イソブチル、+e目−ブチル、2− エチルヘキシル、n−オクチル、2.4−ジメチルペンチル等である。これらは 非置換であり得、又は化合物の効力を妨げない限り、たとえば、低級アルキル、 シクロアルキル又はアリール基で置換することができる。
本書の用語「オキソ」とは、−0を言う。
本書の用語「オキシム」とは、−C−NOHを言う。
本書の用語「スルホニル」とは、R15がアリール又は低級アルキルである、− 3(0) 2R15を言う。これらは非置換であり得、又は、置換基が化合物の 効能を妨げない限り置換することができる。
本書の用語「保護基」とは、合成操作中望ましくない反応に対し保護する意図の 基を言う。このような保護基は当業者が熟知している。
一般式lの考えられる同等物は、別にそれに対応する化合物であって、R1R2 及びR3の1つ以上が本書の定義の置換基の単純な変更であり、同じ一般的性質 を有する化合物である。
置換基が水素原子であり得る場合、その位置の水素以外の置換基の正確な化学的 性質は、それが化合物の効力に不利な効果を及ぼさない限り、決定的なものでは ないことは明らかであろう。
「薬学的に許容される」ということは、相当な医療上の判断の範囲内において、 不適当な毒性、刺激、アレルギ一応答等を伴わずにヒトや下等の動物の組織と接 触して使用するのに適当であり、妥当な利益/損失比をもって、抗微生物感染の 化学療法及び予防法での意図的な使用に有効であるような、塩とエステルを意味 する。塩は式(r)の化合物の最終の単離と精製の場合にその場で、又は遊離の 塩基又は酸の機能体を適当な有機酸又は塩基と反応させることにより別個に製造 することができる。代表的な酸付加塩には、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、重 硫酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、バレリアン駿塩、オレイン酸塩、バルミチン酸塩 、ステアリン酸塩、ラウリン酸塩、硼酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸塩、トシ ル酸塩、メシル酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒 石酸塩、アスコルビン酸塩、グルコヘプトン酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリル 硫酸塩等が挙げられる。代表的なアルカリ又はアルカリ土類金属塩にはナトリウ ム塩、カルシウム塩、カリウム塩及びマグネシウム塩等が挙げられる。
本発明のある化合物は光学活性の形で存在する。純粋なR及び互異性体は、それ らのラセミ混合物及び他の混合物と共に、本発明に包含される。追加の不斉炭素 原子が低級アルキル基のような置換基に存在し得る。この種のすべての異性体も それらの混合物も本発明に含めるものとする。特に、4′位(R2)の置換の立 体化学は、別に特記しない限りアキシアル又はエフアトリアルのどちらでもあり 得る。
本発明化合物は経口により、直腸により、非経口により、吸入スプレーにより、 又は局所に所望に従って慣用の無毒性の薬学的に許容される担体、アジユバント 及びベヒクルを含有する薬量単位製剤として、ヒトと動物に投与することができ る。
本書の用語「非経口」とは、皮下、静脈内、関節内の注射法及び輸液法を含む。
本発明の抗生物質又は組成物の「投与」という用語には、それらの訪肉内、静脈 内、腹腔内又は皮下の注射及び連続静脈輸液、並びに感染又は潜在性感染の部位 に対する化合物及び組成物の局所施用が含まれる。
本発明は、慣用の医薬担体と配合して治療上有効量の本発明化合物を含む1回量 剤形の医薬組成物をも提供する。
本発明の抗生物質の「治療上有効量」とは、医療上の処理に適用し得る妥当な利 益/損失比で感受性の細菌感染又は他の微生物感染を治療し又は予防するのに充 分な化合物量を意味する。
本組成物の合計1回使用量は相当な医療上の判断の範囲内で主治医により決定さ れることは当然である。本発明の抗生物質の有効量は、治療を受ける個々の生体 、感染の発病度、治療の期間、使用される特定の化合物、エステル若しくは塩、 患者の年令及び体重、並びに医術上よく知られている同様の要因に伴って変化す る。
本発明には、慣用の医薬担体と配合して治療上有効量の本発明化合物を含む1回 量剤形の医薬組成物をも含む。
−回薬量又は分割薬量で患者に投与される本PI!明化合物の合計1日量は、た とえば毎日0.01〜50OB/にπ体重の量であって、毎日0.1〜15mg /kg体重の量が更に普通である。−回藁鳳組成物には1日量を構成するような 量又はその約数を含有させることができる。一般には、本発明による治療計画及 び予防計画は、数回薬量で1日当り本発明化合物的1001g〜約2000mg 、又は好ましくは250mg〜約]00h!の1回薬量で、かような治療を必要 とする患者に投与することから成る。
しかしながら、個々の患者に対し特定的な治療上有効な薬量水準は、使用される 特定の化合物の活性、年令、体重、一般的儒康状態、性別、食餌、投与時間、投 与経路、排出速度、薬物の組合せ及び療法を施される個々の疾患の症状を含む多 様な要因に応じて変ることが理解されよう。
本発明には、非経口注射、固体又は液体の形の経口投与、直腸投与等のため1つ 以上の無毒性の薬学的に許容される担体、アジユバント又はベヒクル(それらを まとめて本書では担体と 。
称する)と−緒に、本発明化合物を1つ以上配合して組成物にすることが含まれ る。
無毒性で、不活性な薬学的に適当な担体には、あらゆる型式の面体、半固体又は 液体の希釈剤、増量剤及び製剤用佐剤が挙げられる。
本書の用語「薬学的に許容される担体」とは、固体又は液体の増量剤、希釈剤又 はカプセル用材料を意味する。薬学的に許容される担体として役立てることがで きる材料の二、二の例としては、乳糖、ブドウ糖及びシラ糖のような糖、トウモ ロコシデンプン及びバレイシシデンプンのようなデンプン、セルロース及びカル ボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース及び酢酸セルロースのよ うなその誘導体、トラガント末、麦芽、ゼラチン、タルク、ココア詣のような賦 形剤及び坐剤用ろう、ラッカセイ油、綿実油、ベニバナ油、胡麻油、オリブ油、 トウモロコシ油及びダイズ油のような油、プロピレングリコールのようなグリコ ール、グリセリン、ソルビトール、マンニトール及びポリエチレングリコールの ようなポリオール、オレイン酸エチル及びラウリン酸エチルのようなエステル、 カンテン、水酸化マグネシウム及び水酸化アルミニウムのような緩衝剤、アルギ ン酸、発熱物質を含まぬ水の生理食塩液、リンゲル液、エチルアルコール及び燐 酸塩緩衝溶液、並びに医薬用製剤に使用される他の無毒性の適合性物質である。
湿潤剤、乳化剤及び滑沢剤たとえばラウリル硫酸ナトリウム及びステアリン酸マ グネシウム、並びに着色剤、放出剤(+cl!xs+ Bsn1)、コーティン グ剤、甘味剤、矯味・矯臭剤及び保存剤も製剤者の希望に応じて組成物中に存在 させることができる。1回量剤形を製造するため担体材料と配合することができ る有効成分の量は治療される患者と投与の個々の様式に応じて変化する。
無菌の注射用水性及び油性の懸濁液のような注射可能な製剤は、適当な分散剤又 は湿潤剤及び懸濁化剤を使用し、公知技術により調合することができる。無菌注 射用製剤は、たとえば1.3−ブタンジオール溶液のように、無毒性の非経口的 に許容し得る希釈剤又は溶媒中の無菌の注射可能な溶液又は懸濁液でもあり得る 。使用できる許容し得るベヒクル及び溶媒の中には水、リンゲル液、U、 S、  P、及び生理食塩液が挙げられる。更に、無菌の不揮発性油は溶媒又は懸濁化 媒質として使用すると便利である。この目的には、合成及び半合成のモノ−、ジ ー又はトリーグリセリドを含めて無刺激の不揮発性油を使用することができる。
更に、オレイン酸のような脂肪酸は注射剤の調製に使用されている。
直腸投与用坐剤はココア詣又はポリエチレングリコールのような適当な非刺激性 賦形剤を薬物を混合して調製することができ、それは常温では固体であるが直腸 温度では液体であり、従って直腸内で融解して薬物を放出する。
経口投与用固体列形には、カプセル剤、錠剤、先割、粉剤、金属粒剤(pril ll及び顆粒剤を挙げることができる。このような固体列形では、シラ糖、乳糖 又はデンプンのような少くとも1つの希釈剤と活性化合物を混和することができ る。この種の列形には、通常実施されているように、不活性希釈剤以外の追加の 物質、たとえばステアリン酸マグネシウム及び微晶性セルロースのような錠剤化 滑沢剤及び他の錠剤化助剤をも含めることができる。カプセル剤、錠剤及び先割 の場合、列形には緩衝剤をも含めることができる。錠剤及び先割には腸溶剤皮や 他の放出調節剥皮を追加して調製することができる。
経口投与用液体列形には、水のように技術上普通に使用される不活性希釈剤を含 有する、薬学的に許容される乳剤、マイクロエマルジ■ン、液剤、懸濁剤、シロ ップ剤及びエリキシル剤を挙げることができる。このような組成物には、湿潤剤 、乳化剤及び懸濁化剤、並びに甘味剤、矯味剤及び芳香剤のようなアジニバント をも含めることができる。
所望により、本発明化合物は、ポリマーマトリックス、リポソーム及びマイクロ スフェアのような徐放系又は標的デリバリ−系に導入することができる。それら は、たとえば、細菌保持性フィルターを介する濾過によるか、又は滅菌剤を混和 して無菌固体組成物の形とし、組成物を使用の直前に滅菌水又は他の無菌の注射 し得る媒質に溶解できるようにして滅菌することができる。
活性化合物は前記の1つ以上の賦形剤を用いマイクロカプセル化することもでき る。
本発明化合物の局所投与層剤形には、更に軟膏剤、パスタ剤、クリーム剤、ゲル 剤、散剤、スプレー剤及び吸入剤が挙げられる。有効成分を、薬学的に許容され る担体及び要求のあり得る必要な保存剤又は緩衝剤と無菌的条件下に混和する。
眼科用製剤、点耳剤、眼軟膏剤、散剤及び液剤も、本発明の範囲内であると考え られる。
軟膏剤、パスタ剤、クリーム剤及びゲル剤は、本発明の活性化合物のほかに、賦 形剤たとえば動植物性脂肪、ろう、パラフィン、デンプン、トラガント、セルロ ース誘導体、ポリエチレングリフール、シリコーン、ベントナイト、珪酸、タル ク及び酸化亜鉛又はそれらの混合物を含有し得る。
散剤及びスプレー剤は、本発明化合物のほかに、賦形剤たとえば乳糖、タルク、 珪酸、水酸化アルミニウム、珪酸カルシウム及びポリアミド粉末、又はこれらの 物質の混合物を含有できる。スプレー剤にはクロロフルオロ炭化水素のような慣 用の噴射剤を追加して含むことができる。
一般に、本発明化合物は下記に説明するように反応図式I〜X■により合成され る。図式中に使用するR1、R2及びR3は式!で同定するR基に対応するよう に理解することにする。
図式I 式IAの化合物は本図式に論じる方法により合成される。エリスロマイシンA  (11は、塩化メチレン(CH2C12)又はアセトニトリル(CH3CN ) のような不活性溶媒中、重炭酸ナトリウム若しくはカリウム、又はトリエチルア ミン(TEA)のようなプロトン受容体を用いるか又は用いないで、保護基、た とえば、無水酢酸の使用によるアセチル化によって、2′−ヒドロキシル基の酸 化から保護する。4′−ヒドロキシル基は、CHC1又はCHs CNのような 不活性溶媒中、N、N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)のようなプロトン 受容体の存在下に、クロロギ酸ベンジルのような反応性フェニルメトキシカルボ ニル(CB Z)化合物を用いて酸化から保護する。
得られる2′−〇−アセチルー4’ −0−CBZエリスロマイシン誘導体は、 水溶液中塩化水素酸(HCj)のようにイオン化し易い酸を用いて処理すること によりアンヒドロエリスロマイシンA誘導体(2)に転換される。化合物2は、 トルエン及び/又はCH2Cl2のような不活性溶媒中、N−クロロスクシンイ ミド(NC3)/硫化ジメチル(DMS)のような酸化剤を用いて処理し、対応 の保護された11−オキソ−アンヒドロエリスロマイシンA誘導体を得る。次い でこの化合物をメタノール(MeOH)のような極性溶媒中、ヒドロキシルアミ ン又は酢酸アンモニウムのような酸塩基触媒を用いる処理により脱アセチルした 不飽和ケトン(3)に転化される。誘導体(3)はエノンとしても記載し得る。
好ましくはテトラヒドロフラン(TI(F)又はジエチルエーテル(E t 2 0)のようなエーテル系溶媒中、硼水素化リチウム(L iB H4)のような 水素化物還元剤を用いる処理により不飽和ケトンを飽和誘導体に還元する。メタ ノールを用いる処理により還元で形成された硼酸エステルから11−ヒドロキシ ル基が遊離される。4′−ヒドロキシルを引続いて選択的に誘導する際のため2 ′−位を保護する目的で、前記と同様にして2′−ヒドロキシル基を再びアセチ ル化する。それから11−ヒドロキシル基をトリアルキルシリル基を用いて誘導 体とならぬよう保護する。その後者の基はCH2Cl2のような不活性溶媒中、 イミダゾール(1m)又はピリジンのようなプロトン受容体の存在下に塩化トリ メチルシリル(TMSCJ)又は塩化トリエチルシリル(TESCj)のような シリル化剤を用いる反応により付加させる。4″−〇−CBZ基を、イソプロピ ルアルコール(IPA)及び/又は酢酸エチル(E t OA c)のような非 反応性溶媒中炭素担持のパラジウム(Pd/C)のような触媒を用い、水素化分 解により除去して、化合物4を得る。化合物4は、CHC12のような不活性溶 媒中、TEA又はDMAPのようなプロトン受容体の存在下に無水酢酸又はN、 N’ −カルボニルイミダゾールのような反応性カルボニル化合物を用いる4′ −ヒドロキシル基の誘導体化により保護IAに転化される。化合物4とカルボニ ルジイミダゾールとの反応の生成物は、アセトニトリル(CH3CN )のよう な不活性溶媒中、水酸化アンモニウムのような塩基を用い、塩基性条件下に加水 分解してカルバマートにすることができる。2’−0−アセチル保護基の除去は 、たとえばメタノールとトリエチルアミンのような弱塩基を用いる処理により行 われる。シリル保護基は、THFのような極性溶媒中、テトラブチルアンモニウ ムフルオリドを用いて除去し化合物IAを得る。化合物IAのエビ異性体が好ま しい場合は、出発物の適宜の異性体を用いて出発し、前記方法によりそれを得る ことができる。IAの好ましい実施態様としては、R1”ヒドロキシ、R2=ヒ ドロキシ、−QC(0)CH3又は−QC(0)NH、及びR3−水素である。
−9,12−エポキシエリスロマイシンA及び(9S)−9−デオキソ−11, 12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンAの好 ましい製造方法を説明する。更に詳細な議論は実施例4及び5の方法Aに記載す る。
エリスロマイシンAを、水溶液中、HC7のようにイオン化の容易な酸を用いる 処理によりアンヒドロエリスロマイシンAに転化する。アンヒドロエリスロマイ シンAの2′−ヒドロキシル基を、図式1の記載のように後の酸化ステップのた めに保護する。次いでクロム酸又は過ルテニウーム酸テトラプロピルアンモニウ ム(TPAP)及びN−メチルモルホリンN−オキシド(NMO)のような酸化 剤を用いる処理に続いてMeOHのような極性溶媒中ヒドロキシルアミン又は酢 酸アンモニウムのような酸塩基触媒を用いる処理により、アンヒドロエリスロマ イシンA誘導体(5)を不飽和ケトン(6)に転換する。その時点では、誘導体 (6)はエノンとして記載するのがもつともよく、9−1O位に二重結合を有す るα−β不飽和11ケトンである。エノン(6)は、硼水素化リチウム(L i  B H4)のような強(1水素化物還元剤を用いる処理により■(ここに、R 1−ヒドロキシ)に転換するか、又は好ましくはEt20又はTHFのようなエ ーテル系溶媒中で、水素化ジイソブチルアンモニウム(D I BAH)のよう な穏やかな水素化物還元剤を用いる処理により■(ここにR,−オキソ)に転化 する。L IB H4を用いる還元ステップで形成される11−ヒドロキシル基 は、メタノールを用いる処理によりその硼酸エステルから遊離される。■の好ま しい実施態様では、R,−オキソ又はヒドロキシ、R2=ヒドロキシ、及びR3 −水素である。
化合物n(R−オキソ)は、化合物4に対し図式−二記載したような4′−ヒド ロキシルの位置で更に誘導体を合成し、nAを得ることができる。IIAの好ま しい実施態様では、R1=オキ7、R−−QC(0)NH、及びR3−水11− cあ;b。
代りに、アンヒドロエリスロマイシンA誘導体A(5)の4′−ヒドロキシル基 は、酸化に先立って図式1に記載したよう1こCBZ基を用いて保護することも できる。酸化と酸塩基触媒を用いる処理により不飽和ケトンを生じた後、CBZ 保護基を4′位から除去して化合物6を得、次いでこれを前記のよう(こ■に転 化する。
図式■ 弐■の化合物は、ここに論じる方法により合成される。6−O−メチルエリスロ マイシンA(7)を、CHC12のような不活性溶媒中、塩化オキサリル及びジ メチルスルホキシド(DMSO)を用いる処理により11−オキソ−エリスロマ イシンA −9,12−ヘミアセタール誘導体(8)に転化する。2′ −及び 4′−ヒドロキシル基の両方を酸化から保護及び脱保護するのは、図式1の記載 と同様にする。M e O)(のような極性溶媒中、アンモニアのような塩基性 溶液で、Pd/Cのような触媒の存在下に(4’−0−CBZ保護基を除去する ため)、水素を用いる処理によりエリスロマイシン誘導体(8)を不飽和ケトン (9)に転化する。2′−ヒドロキシル保護基は脱離反応と同時に除去する。不 飽和ケトン(9)を、好ましくはEt20又はTHFのようなエーテル系溶媒中 で、L iB H4又はD I RA Hのような水素化物還元剤を使用する還 元により■ζこ転化する。■の好ましい実施態様では、R1−ヒドロキシ又(よ オキ・ハR=ヒドロキシ、及びR3−−CH3である。
図式■ 弐■の化合物は、ここで論じる方法により合成される。工1ノスロマイシンA( 1)を、図式Iに論じたようにして化合物4A(ここに保護基はトリエチルシリ ルオキシ基である)冬二転イヒする。4′−〇−アリル誘導体(lG)を、ジメ チルホルムアミド(DMF)のような極性溶媒中、臭化アリルのようなハロゲン 化アリル及びナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドを用いる処理により製 造する。アリル誘導体(1G)は、水性THF中四酸化オスミウム(Os O4 ’ )のような酸化剤を用いジオールに転化し、続いてメタ過沃素酸ナトリウム を用いる処理により、アルデヒド(11)に転化する。アルデヒド(11)は、 酢酸のような酸の存在下、CH3CN又は水性CH3CNのような溶媒中で、ア ンモニアとかジメチルアミンとかN−メチル−N−ベンジルアミン又はベンジル アミンのようなアミンと、シアノ硼水素化ナトリウム(N a B H4CN  )のような還元剤を使用し、還元的アミン化により■に転化される。図式Iに論 じたように2′−〇−アセチル保護基とトリエチルシリル保護基を除去する。■ の好ましい実施態様では、R−ヒドロキシ、R2−一〇(CH2)2NH2、又 は−〇(CH2)2NHベンジル、0 (CH2) 2 N (CH3) 2、 −O(CH2) 2N (CH3)ベンジル、及びR3−水素である。
図式V 式Vの化合物はここに論じる方法により合成される。アンヒドロエリスロマイシ ンAは、トルエン又はCH2Cl 2のような不活性溶媒中、NC5/DMS又 はDMSO/塩化オキサリルのような酸化剤を用いる処理に続いて、M e O Hのような極性溶媒中、TEAのような塩基の存在下に塩酸ヒドロキシルアミン を用いる4’、11−ジデオキシ−4’、ll −ジオキソ中間生成物の処理に より、不飽和ケトン誘導体(12)に転化する。後の反応により2′−ヒドロキ シ保護基をも除去する。次いで不飽和のケトン4′−オキシム誘導体(12)を ジメトキシエタン(DME)のような極性溶媒中、LiBH4のような水素化物 還元剤を用いる処理により化合物13に還元する。4″−オキシム誘導体(13 )は次の操作の連鎖により■に転化する。l)MeOH中lθ中水0%氷酢酸な 酸性溶媒中Pd/Cのような触媒の存在下の水素を用いるオキシム基の還元、2 )CH2C12又はCH3CNのような不活性溶媒中N−ベンジルオキシカルボ ニルオキシスクシンイミドとの反応による、得られた41−アミノ基のCBZ基 を用いる誘導体合成、3)異性体N−CBZ誘導体のクロマトグラフによる分離 、及び4)M e OH又はEtOHのような極性溶媒中P d/C又はラネー ニッケルのような触媒を用いる水素化分解による各異性体4′−アミンからのN −CBZ基の除去。■の好ましい実施態様では、R−ヒドロキシ、R=−NH1 及びR3”水素である。
図式■ 式■の化合物はここに論じる方法により合成される。5〜1゜%濃厚水酸化アン モニウムを場合により添加して、M e O)T又はIPAのような極性溶媒中 、ラネーニッケルのような触媒の存在下に41−オキシム誘導体(12)を水素 化する。得られた異性体のアミン生成物は、図式Vに論じた。ようにして製造す るN−CBZ誘導体として分離する。CBZ−保護アミンの(4′R)−異性体 は、好ましくはTHFのようなエーテル系溶媒中で、DIBAHのように種やか な水素化物還元剤を用いる処理により飽和ケトン誘導体(14)に転化される。
(4’ R)−4’−N−CBZアミノ誘導体(14)は、図式Vに論じたよう に次の反応の連鎖のどれかによって■に転化される。1)Na B H3CHの ような還元剤の存在下、又は水素とP d/Cのような触媒を用いてベンズアル デヒド、1.5−ベンタンジオール、ホルムアルデヒド又はN−CBZ−N−メ チル−2−アミノアセトアルデヒドの化合物15による還元的アミノ化、2)C H2C12のような不活性溶媒中、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタール を用いる化合物15の処理、3) M e OHのような極性溶媒中、無水酢酸 を使用する化合物15のアセチル化、及び4)CH2C12のような不活性溶媒 中、メタンスルボニル無水物のようなスルホン化剤及び炭酸ナトリウム又は炭酸 カリウムのような塩基を用いる化合物15のスルホン化、又は5)CH2Ci、 、のような不活性溶媒中、場合によりTEA又はDMAPのようなプロトン受容 体の存在下に、N、N’ −カルボニルジイミダゾールのような反応性カルボニ ル化合物を用いる化合物15の処理に続く、CH3CNのような不活性溶媒中、 水腋化アンモニウムの塩基を用い、尿素に対する塩基性条件下の加水分解。■の 好ましい実施態様では、R1”オキ・ハR2−−NR?R8(式中、R7及びR 8は一緒にCH2−CH2−CH2CH2−を形成するか、又は別個に以下のよ うに定義する+R,−H及びR8”ベンジル苦しくはR7及びR8−CH3;又 はR7−H及びR8=アセチル)又はR=−NCH(CH) N(CH) 、又 はR2−−NH5(0)(0)CH,、又はR2謬−N冨CHN(CH) 、及 びR3冨水素である。
図式■ 式■の化合物はここに論じる方法により合成される。図式■は次のことを除いて 図式■と同じである。即ち、f −N−の存在下に4″−オキシムの水素化によ り製造する。(4″−且)−41−アミン誘導体(17)は、(4′足)−4′ −アミノ誘導体(15)の■への転化について図式■に論じた同じ反応により■ に転化される。■の好ましい実施態様では、R,R2及びR3は■の好ましい実 施態様に対する定義と同じである。
図式■ 式■の化合物はここに論じる方法により合成される。エリスロマイシンAの9. 12−エポキシ誘導体(U、式中、R1=ヒドロキシ、R−ヒドロキシ及びR3 =水素)を、クロム酸のような酸化剤を用いる処理により対応する4’、ll− ジケト−誘導体(18)に転化する。この方法では、図式1で論じたようなアセ チル化により2′−ヒドロキシ基を酸化から保護する。4′−ケトンは、E t  OA c / I P Aのような極性溶媒中、ラネーニッケルのような触媒 の存在下の水素化によるか、又はMeOHのような極性溶媒中ヒドロキシルアミ ンを用いる処理により、選択的に改質して■を生じる。■の好ましい実施態様で は、R−ヒドロキシ又はオキソ、R2=ヒドロキシ又はオキシム、及びR3翼水 素である。
図式■ 式■の化合物はここに論じる方法により合成される。11−オキソ−エリスロマ イシンAの4″−アミノ誘導体(化合物15と17の混合物)は、Men)(又 はEtOHのような極性溶媒中、塩酸ヒドロキシルアミン及びTEAのようなプ ロトン受容体を用いる処理により異性体である11−オキシム誘導体(19)に 転化される。11−オキシム誘導体(19)は、メタノール性水酸化アンモニウ ムのような極性溶媒中塩化チタン(m)を用いて処理し、11−イミン誘導体を 生じる。次いでこの化合物を、MeOHのような極性溶媒中、塩化セリウム(1 11)の存在下に、硼水素化ナトリウム(N a B H4)のような還元剤を 用いる還元により■に転化する。■の好ましい実施態様では、R1’=−CHN H、R=−NH、及びR3−水素である。
図式X 式Xの化合物はここに論じる方法により合成される。異性体化合物15及び17 の混合物を、酢酸/ CH3CNのような極性溶媒中N a B H3CNのよ うな還元剤の存在下にホルムアルデヒドを用いる還元的アミノ化に続いて、図式 1に記載したように2′−ヒドロキシルのアセチル化により、異性体4’−N、 N−ジメチルアミノ誘導体(20)に転化する。酸化的N−説メチレン化から3 ’−N、N−ジメチルアミノ基を保護するため、2′−ヒドロキシ基をアセチル 化する。4’−N、N−ジメチルアミノ誘導体を、M e OHのような極性溶 媒中、ヨードと酢酸ナトリウムを用いる処理によりXに酸化する。2′−〇−ア セチル基は酸化ステップで4’ −N−メチル基と一緒に除去する。Xの好まし い実施態様では、R1=オキソ、R2=−NHCH、及びR3=水素である。
図式XI 式XIの化合物はここに記載する方法により合成される。11−オキソ−エリス ロマイシンA誘導体(■、式中、R1=オキ゛ハR−ヒドロキシ及びR=水素) を、EtOH又1−MeOHのような極性溶媒中ヒドロキシルアミンを用(蒐る 処理により11−オキシム誘導体C21)に転化する。エリスロマイシン11− オキシム誘導体(21)は、10%水酸化アンモニウムを含有するMeOH又は EtOHのような極性溶媒中、ラネーニッケルのような触媒の存在下に水素化よ りXlに転化する。代りに、11−オキシム誘導体は、図式■に記載した方法を 使用して対応する11−アミノ誘導体に転化し得る。XIの好ましい実施態様で は、R1+l11オキシム又は−CHNH2、R2−ヒドロキシ、式X■の化合 物(式中、R3−水素又はメチル)は、ここに論じる方法により合成する。前記 図式の11−アミノ誘導体(x工、式中、R,11,−NH2)又はその6−〇 −メチル類似体(■、式中、R1寓−NH2)は、ベンジルオキシN−ヒドロキ シスクシンイミドのような適当な試薬を用し)る処理客こより、11−ベンジル オキシカルボニルアミノ誘導体又は他のアミン保護誘導体に転化し、その後に2 −ヒドロキシ基を、たとえ1f炭酸カリウム又はトリエチルアミンの存在下に無 水酢酸を用0てアセチル化する。次いで得られる11.2’−ジ保護化合物を、 好ましくはN、N−ジメチル−4−アミノピリジンのような適当な塩基1〜5モ ル当量の存在下に、l、1’−チオカルボニル−ビスーLH−イミダゾールのよ うなチオカルボニル試薬を用いる処11により、チオカルバミン酸エステル(2 2)に転化する。次いでこの生成物(22)を、2.2’−アゾ・ビスイソブチ ロニトリルのような遊離基開始剤の存在下に水素化トリーn−ブチル錫を用いる 処理により式23の化合物に転化する。
中間体(23)は、図式!の方法を使用してアミノ保護基及びヒドロキシ保護基 を別々に除去するか、水酸化アンモニウムのような塩基の存在下に、たとえばメ タノール中ラネーニッケルを使用する2つの保護基の同時除去によるか、いずれ かにより最終的に脱保護して所望の生成物X■を形成する。
前記に概説した図式(図式I−Xn)の全部について、形成される特定の反応生 成物、種々の生成物の比率及び反応収率は、たとえば、溶媒、触媒、反応物の比 率、湿炭及び反応時間を含めて反応条件により変化する。
前記開示については以下の実施例の参照により更によく理解し得るであろうが、 実施例は説明のためであって本発明の実施について限定を意味するものではない 。
i 式 ■ 囮 灼 II lA 1式III 園 へ IV 因 へ ■ 因 式 VI コ 式 VII コ 式 VIIr 5 籾 IX 配 式 X 口 べ XI 1式 XII ↓ 実施例に リスロマイシンA (50,0g、 68.1mmol) (Abbo++Li borx+oriesから市販)を周囲温度で6110m1の塩化メチレン(C H2Ct 2)中に溶解した。この溶液にトリエチルアミン(20ml)と1h l10.82g、 106s106sの無水酢酸を添加した。反応混合物を加熱 して還流させ、1001の0H2Cz、2を反応混合物から留去し、痕跡の水を 除去した。反応混合物を更に5時間還流温度に加熱した。6時間後、TLC分析 によると反応が完結したので、反応混合物を周囲温度まで冷却して分岐漏斗に移 した。CH2Cl2溶液をアンモニア2.9%と重炭酸ナトリウム1.8%を含 有する3001の水酸化アンモニウム/重炭酸ナトリウム溶液を用いて洗浄し、 無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾過した。30〜40℃の水浴温度でロータリ ーエバポレータを使用してCH2Cl2を除去した。残留物を先ず加温した20 0m1のCH3CNに溶解し、終夜周囲温度に溶液を放置し、次いで一25℃に 冷却し、この温度に24時間保持して、晶出した生成物を白色結晶として単離し 、それを低温(−25℃)のCH3CNを用いて洗浄し、真空オーブン中で50 ℃で約64時間乾燥した。2′−〇−アセチルエリスロマイシンへを83%収率 (43,91g )で得た。融点138〜145℃。’HNMR(CD CI  ) 6 2.06(i、OCOCH3)、 4.76 (dd、2’) 。
ステップB 2′−〇−アセチルー4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エリス ロマイシンA ステップへの2’ −0−アセチルエリスロマイシンA (46,57g、 6 0.3m1ol)と29.34 g (24hmol)のジメチルアミノピリジ ンを500m1のCH2C12に溶解し、得られた溶液を一25℃に冷却した。
この溶液に25.711 (30,84g 、 180.811ol)のクロロ ギ酸ベンジルを30分かけて添加した。反応混合物を一25℃に4日間保った後 、2回の3001の燐酸二水素カリウム4%水溶液と2001の重炭酸ナトリウ ム2%溶液を用いて洗浄した。
CH2Cl2層は無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過してロータリーエバポレ ータにより溶媒を除去した。残留物を真空オーブン中で50℃で24時間乾乾燥 、次いで一25℃でアセトニトリルから2回晶出させた。結晶を真空オーブン中 で50℃で乾燥し、32.25 g (65%収率)の2′−〇−7セチルー4 ’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エリスロマイシンA1融点12 3〜128℃を得た。
C4フ875N 0.6(910,11911:対する計算分析値: C,62 ,03;H,[31,N、 1.54゜実測値: C,61,77、1(、8, 11,N。
1.87゜ ’HN MR(CD C/ ) 62.05(1,OCOCH3)、 4.46 (C4”)、4.74(ld、2’)、5.H(d、ベンジル系H)、5.25 (d、ベンジル系H1,7,36(s、C6H3)。
ステップC 2′−〇−アセチルー4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル]アンヒ ドロエリスロマイシンAステップBの2′−〇−7セチルー4’ −0−[(フ ェニルメトキシ)カルボニルコエリスロマイシンA (53,16g、 58. 4m+aol)を真空オーブン中で50℃で乾燥した。微粉末に粉砕した後、2 1丸底フラスコ中で9751の蒸留水に激しく撹拌しながら懸濁した。次いで濃 塩酸(S、6mlの37%HCj)を1度に周囲温度で添加した。反応混合物を 周囲温度で40〜90分間撹拌してTLCでモニターした。シリカゲルTLCプ レートはクロロホルム、メタノール及びアンモニア(9,5:0.3+0.2:  y#、#lの混合物を用いて溶離した。TLCが出発物が消費されたのを示し たら、反応混合物を濾過し、濃水酸化アンモニウムを用いて塩基性にし、300 m1のクロロホルムを用いて3回抽出した。
クロロホルム抽出物をまとめて300■lの5%重炭酸ナトリウム(N a H COs )溶液で1回、3001の塩化ナトリウム飽和溶液(ブライン)で1回 洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾過した。クロロホルムをロータリー エバポレータ上で除去し粗製物を得た。酢酸エチル(EtOAc):ヘプタンか ら再結晶により33.115 g (65%収率)の純粋な2′−〇−アセチル ー4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニルファンヒドロエリスロマイシ ンAの白色結晶を得た。融点;134〜137℃。
C47H73N O15(892,1041i:対する計算分析値: C,63 ,28;H,8,25;N、 1.5?。実測値: C,63,61; H,[ 2g、 N。
1.44゜ IR(CDC13中5%):極大2975.2940.2880.2835゜2 785、 173!1.145g、1375. 1340. 1292. 12 60. 1189. 1169゜1109、 1052. 10010O8”。
+ FAB (M+H) M/Z :892 。
’HNMR(CDCj 3’)δ2−09 (s−OCOCH3)、ロア(C4 −、4,81(dd、2’)、5.19i、 ベンジル系CH21,7,36( m。
口(フェニルメトキシ)カルボニルファンヒドロエリスロマイシンA トルエンとベンゼンの混合物(2,88+1. Go、マ/マ) 558m1に N−クロロスクシンイミド(30,4g、 H85iol)を周囲温度で溶解し て一10℃に冷却した。硫化メチル(22m1.18.6g、 299m5ol )を添加して混合物を一10℃で20分間撹拌した。トルエンとCH2Cl2の 混合物(2,33:1.00.マ/マ) 300m1中に、ステップCの33. 115 gの2′−〇−アセチルー4’ −0−E (フェニルメトキシ)カル ボニルコアンヒドロエリスロマイシンA 6.9゜12−環状アセタールを含有 する寧2の溶液を、周囲温度で調製して反応混合液に添加した。得られた溶液を 一10℃で10分間撹拌して、2S”Cに2.5時間保った。更に2.5時間後 、361の脱水トリエチルアミン(T E A)を渦状にして反応混合物に添加 し、この溶液を周囲温度で5分間放置した。反応混合物を2501の重炭酸ナト リウム5%溶液に次いで250m1のブラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリ ウム上で脱水して濾過した。溶媒をロータリーエバポレータで除去した。残留物 をイソプロピルアルコールから再結晶して28.6g (85%収率)の2′− 〇−アセチルー11−デオキシー11−オキソ−4’ −0−[(フェニルメト キシ)カルボニルファンヒドロエリスロマイシンAの白色結晶を得た。融点:1 28〜132℃。
C4フH71N O15(89G、 011B) +:対する計算分析値: C ,63,42;H,8,04; N、 1.57゜実測値: C,63,29; H,8,0B、 N。
1.44゜ I R(CDCj 3中5%)二極大2980.2940.2880. 174 0゜1458、 Hフ4. 1260. 1170. 1058. 1009c m−’。
FAB(M十H)” M/Z:89G。
IHNMR(CDCj )δ2.05(b OCOCH3)14.47jd、4 ”L 4.73(a!、2’)、5.19(s、ベンジル系CH2)、7.36 (m。
ステップE 9、lO−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エ ポキシ−11−オキソ−4′−0−: <フェニルメトキシ)カルボニル]エリ スロマイシンA ステップDの2′−〇−アセチルー11−デオキシー11−オキソ−4’ −0 −[(フェニルメトキシ)カルポニルコアンヒドロエリスロマイシンAを、真空 オーブン中で50℃で24時間乾燥した。25.74 g (28,9mmol )の乾燥物を805m1のメタノール中でスラリーにした。トリエチルアミン( 22i1)をスラリーに添加し、続いて11.2g (161gmol)の塩酸 ヒドロキシルアミンを添加した。反応混合物を還流温度にして、3.5時間還流 温度に保持した。できた澄明な溶液を周囲温度まで冷却し、約1001に濃縮し て、4001の塩化メチレンを用いて希釈し、重炭酸ナトリウム5%溶液400 m1 、ブライン4001を用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾 過した。溶媒をロータリーエバポレータ上で除去し、21g (24rmol、  83%収率)の純粋な9.1G−ジデヒドo−9−デオキソ−11,12−ジ デオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4′−o−C(フェニルメトキ シ)カルボニル]エリスロマイシンAを得た。
C45H69N O14(848,050) l:対する計算分析値: C,6 3,73;H,8,20;N、 1.65゜実測値: C,63,29; H, 8,26; N。
1.71゜ IR(CDC13中5%) : 3400.2980.294L 2880.1 ?34゜1690、 1613. 1458. H83,1262,1180, 10110l8’。
+ FAB(M+H) M/Z:84B。
’HNMR(CDCj 3 ) 6 1.74ft、l0CH3)、3.3Ha d。
2’)、4.48(d、4”)、5.14(d、ベンジル系H)、5.2Hd、 ベンジル系 H)、7.36(1,C,H5) 。
13CNMRCCDCl 3)δ108.a(CIO2,193,1(C9)。
204.9(C11) 。
実施例2 2’ −0−アセチル−11−デオキシ−11−オキソアンヒドロ実施例1ステ ツプDの生成物である2′−〇−アセチルー11−デオキシー11−オキソ−4 ’ −0−[(フェニルメトキシ)カルポニルコアンヒドロエリスロマイシンA  (2,0g 、 2.25m1ol)を100m1の酢酸エチル(EtOAc )に溶解した。この溶液に炭素担持1G%パラジウム(P d/C) 2.00 gを添加した。得られた懸濁液を4気圧の水素ガスの下で周囲温度で1.5時間 振とうした。次いで反応混合物を濾過して触媒を除去し、フィルターケーキを4  X 10Ga+lのEtOAcを用いて洗浄した。灰色濾液を真空で濃縮して 2001 とし、2 ×lHmlの重炭酸ナトリウム5%水溶液を用いて洗浄し た。洗浄により酢酸エチル溶液は澄明かつ無色となうな。この澄明な溶液を無水 硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過して真空で濃縮した。残留物を真空ポンプを用 いて乾固し、1.411g (87,3%収率)の標題化合物の白いガラス状物 を得、これを真空オーブン上で100 ’Cで2時間更に乾熾した。
c 3.H65N O,3(755,9521ニ対する計算分析値: C,61 ,97;H,8,67; N、 1.85゜実測値: C,61,71; H, 8,58; N。
183゜ + FAB (M+H) M/Z ニア56゜IR(CCj 中0.15%) :  3560. 1750. 1740cm−1゜’HNMR(CDCj 3 )  δ 2.Qフ(s、COCH31,2,27(s。
N (CH3) 2)、 3.01(dd、4”)、 3.2!l(s、OCH 3)、 4.37(a。
1’)、 4.7Hld、2’)、 5.13(211,腸、l”、Hl 。
方法B 工IJスovイシンA (50,0g、 611mmol)を乳鉢と乳棒を用い て磨砕し微粉末として41エルレンマイヤーフラスコ中で1.51の水に懸濁し た。懸濁液は機械で撹拌した。3つの25m1アリコートのIN塩酸溶液を添加 して反応混合物のDHを2に下げた。周囲温度で1時間撹拌した後、08逆相カ ラム4.6×250mm (MMC,INC製、Morris PIxin+  、 二ニーシャーシー州)上のHP L C(lag/jの酢酸ナトリウム三水 添物及び0、5ml#の氷酢酸を含有する水ニアセトニトリル:メタノール(1 2: 7 : 1.マ/v/マ)、アイソクラチック溶出、流速=1m1/分、 出発物の保持時間:7.4分)により出発物は検出されなかった。中間体のアン ヒドロエリスロマイシンAは114分の保持時間で溶出した(純度955%、R 1検出)。この中間体はここでは同定しなかったが、以前の実験で精製同定した 際には次のNMRとMSのデータを示した。即ち ’HNMR(CDCj 3/ D20) 6 2.99(d、4”)、3.21(dd、2’)、3.50(d 、 ill、 13CN M Rδ 115.9fC9)、FAB (M+H)  ”M/Zニア16゜更に反応が進むのを抑えるため、約0.51の濃水酸化ア ンモニウムを添加して反応混合物のpFIを4.5にした。
反応混合物を分液漏斗に移し、1001の濃水酸化アンモニウムを添加して澄明 溶液を塩基性にした。沈澱生成物を3 X 40hlのクロロホルムを用いて抽 出した。まとめたクロロホルム層を400 atの5%重炭酸ナトリウム液を用 いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水した。
ステップB 脱水したクロロホルム溶液を濾過して2!の丸底フラスコに入れ、501のトリ エチルアミンを添加し、続いて20*1(21,64g。
H2miol)の無水詐駿を添加した。反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。
HPLC及びTLC分析によれば、生成物である2’−〇−アセチルアンヒドロ エリスロマイシンA(HPLC上の保持時間:42.6分)への転化は完結して いた。クロロホルム溶液を、40hlの5%重炭酸ナトリウム溶液と501の濃 水酸化アンモニウムを含有する4501の塩基性溶液を用いて1度、5%重炭酸 ナトリウム溶液を用いて1度洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾過した 。クロロホルムをロータリーエバポレータで除去した。残留物をアセトニトリル に再溶解し、そのアセトニトリルを続いてロータリーエバポレータで除去して生 成物2′−〇−アセチルアンヒドロエリスロマイシンAを得た。標題化合物は周 囲温度で乾燥して49.4g (95,7%収率)を得た。
’HNMR(CDCj 3) 62.10(s、C0CH5)、 3.01f@ 、4”)、3.51(m、11)、4.83(dd、2’)。
+ FAB(M+H) M/Zニア76()75.983 C3,H69N O14 に対する計算値)。
ステップC1 1,5jの塩化メチレン(CH2C12)中に、84.59g(111,5mo l)の2′−〇−アセチルアンヒドロエリスロマイシンA(ステップBより)と 14.69 g (125,4gmol)のN−メチルモルホリンN−オキシド (NMO)を含有する溶液を調製した。
この溶液に50gの4Aモレキユラーシーブを添加して得られた懸濁液を約5分 間機械的に撹拌した。テトラプロピルアンモニウム過ルテニウム酸塩(TPAP  :3.19g、 9.1gmol)を撹拌しながら添加して、反応混合物を周 囲温度で2時間撹拌した。次いで2g濾紙を介して反応混合物を重力濾過し1、 分液漏斗に入りスロマイシンA49.0g (64,6gmol)を11の塩化 ) チレンi:れた。CH2C!2溶液を2×11の亜硫酸ナトリウム5%水溶 液を用い、次いで11の燐酸二水素ナトリウム5%水溶液を用いて洗浄した(p H−5)。次いで洗浄した有機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過して真 空で濃縮した。濃縮物(黒色スラリー)を9001のイソプロピルアルコール( IPA)に溶解して活性炭(7へらのDrrco G−60)を用いて処理した 。活性炭懸濁液に渦状化し、周囲温度に約5分間放置した。次いで使用済み活性 炭を濾過して除去し、IPAを真空下で除去し、73gの粗製2′−〇−アセチ ルー11−デオキシー11−オキソアンヒドロエリスロマイシンAを得た。これ は次の条件即ち溶離剤:酢酸ナトリウムlOg/j及び氷酢酸0.5ml#を含 有するCH3CN : H2O: Me OH(H: 7 : 11w#/w  ) 、アイソクラチック溶離、流速1.hl/分を用イ、YMCR−ODS−7 (C,)逆相カラムを使用するHPLC分析の結果63.1%純度であった。
ステップC2 9001の水に20 g (68,0m5ol)の重クロム酸カリウム、151 (2B1.3mmol)の硫酸及び110m1の氷酢酸を含有するクロム酸溶液 を調製した。ステップBの2′−O−アセチルアンヒドロエHPLC分析により 2′−〇−アセチルー11−デオキシー11−C37H63No12(713, 914) ニ対する計算分析値: C,62,25;H,8,89,N、 1. 96゜実測値: C,61,92; H,9,06,N。
1.94゜ + FAB (M+H) M/Z : フ14 。
IR(CDC13中5%) : 3400 (0−H) 、1730 (5クト ンC−0)、1687(エノンC−,0) 、1612 (エノンCxC)cm −’。
’HNMRCCDCl /D O)δ1.74 (1,10CH3)。
2.3N+、N (CH) )、3.02(d、4”)、3.29(廖、0CH 3)。
3、37 (+]d、 2’ )、s、 02(dd、 13)。
13CNMR(CDC13)δ96.5(CI”)、 104.7(CIM。
108.6+C10)、193.0(C91,2G4.9(C11)。
方法B 実施例2/方法Bの生成物を1.251のメタノールに溶解し、2501のメタ ノールを留去して、残留塩化メチレンを除去した。
トリエチルアミン(80a+l)及び塩酸ヒドロキシルアミン(40g。
0、58mol)を添加し、実施例1、ステップEに記載したように反応を起さ せた。粗製物をアセトニトリルから2回再結晶し、22.47 gの純粋な9. 10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキ シ−11−オキソエリスロマイシンAを得た。融点149〜153℃。
+ FAB (M+H) M/Z : 714 。
T R(CDCz 3中5%) : 3400 (0−H) 、1730 (ラ クトンC−0) 、16g? (エノンC−0) 、1612 (エノンCxC )cm−’。
30011HzH及び13CNMRスペクトルは方法Aの生成物と同実施例1の 生成物を50℃の真空オーブン中で24時間乾燥して、20.28 g !23 .91mmol)のこの生成物を2601のテトラヒドロフラン(THF)と3 31のイソプロピルアルコールの混合物に溶解した。溶液に撹拌しながら硼水素 化リチウム(8,0g、 367.3Hot)を肩囲温度で添加した。添加中熱 と気体が発生した。得られなグレーの懸濁液を5℃に2日間保持し、次いで炭酸 ナトリウム50%溶液25+111を用いて処理して、300m1のベンゼンを 用いて希釈した。有機層を100■ずつの重炭酸ナトリウムで5回洗浄しく発泡 が止むまで)かつ1001のブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し て、濃縮し18gの粗製(9S、+18)−9−デオキソ−12−デオキシ−9 ,12−エポキシ−4′−〇−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エリスロマ イシンAの白いガラス状物を得た。粗製物をメタノールに溶解し、この溶液を周 囲温度に2日間放置して硼酸エステル錯体を分解させた。メタノールをロータリ ーエバポレータで除去した。残留物を小分けしてシリカゲルカラム(3,5x  50cm)上で精製し、クロロホルム、メタノール及びアンモニアの混合物(9 ,5:0. +5:0.15゜v/v/v) 1 iを用いて溶出し、1.8分 間隔でフラクシ運ンを収集した。生成物を含有するフラクシタンを一緒にして、 溶媒をロータリーエバポレータで除去し、7.0 g (35%収率)の純粋な (9且、11互)−9−デオキソ−12−デオキシ−9,12−エポキシ−4′ −0−C(フェニルメトキシ)カルボニル〕エリスロマイシンAを得た。
FAB (M−I−H) ” M/Z :852 (852,082C45H7 3No14に対する計算値)。
I R(CD C1a 中 5 %) : 34110 (0−H) 、174 0 (C−0)0m 0 1HNMR(CDCj 3)63.17 (jd、 2’ )、 2.28 ! s。
N (CH) )、3.31(1,OCH3)23.67(dd、9)、4.2 8fdd。
11)、4.49+d、4”)、 5.INd、ベンジル系H)、5.24(d 、ベンジル(9S、ll5) 9−デオキソ−12−デオキシ−9,12−エポ キー9.12−エポキシ−4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エ リスロマイシンAを脱保護する。具体的には、9.10−ジデヒドロ−9−デオ キソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4′−o −E(フェニルメトキシ)カルボニル]エリスロマイシンAからのCBZ基の除 去について実施例3、方法人に記載したようにして、4’ −o−ベンジルオキ シカルボニル(CB Z)基を除去した。標題化合物をベンゼン/ヘプタンから 白色結晶として92%収率で得た。融点137〜143℃。C37H67NO1 2(717,946) I:対する計算分析値:C。
61.90 ; H,9,41; N、 1.95゜実測値: C,61,86 ; H,9,36;N、1.90゜ F A B (M−I−H) ’ M/ Z : 718 。
’HNMR(CDC73) 63.ON+!d、4”1.3.2Hld、2’) 。
3、66 (dd、 9)、4.27 (dd、 111 。
方法B 実施例3の9.10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA(22,39g、 311 6mmol)を、上部に機械的撹拌装置を取付けた3Lの3つ0丸底フラスコ中 で8001のテトラヒドロフラン(THF)に溶解した。硼水素化リチウム(9 ,0g、 413.2mmol)を添加して、200m1のTHFを追加して用 いフラスコにすすいで入れた。反応混合物を周囲温度で撹拌して、TLC分析の ため定期的に試料採取した。シリカゲルTLCプレートは、クロロホルム、メタ ノール及びアンモニアの混合物(9: 1 : 0.2)を用いて溶離した。7 .5時間後、更に1.0gの硼水素化リチウムを添加して、反応混合物を周囲温 度で終夜撹拌した。翌朝、1001のメタノールを撹拌している反応混合物に滴 下して添加した。水素の発生も、反応混合物の温度上昇も認められなかった。次 いで氷酢酸251を別の漏斗から滴下に上り反応混合物に添加した。水素ガスが 30〜40分間発生し、混合物を氷/水浴で冷却した。周囲温度で2時間撹拌し た後、800〜900m1のTHFをロータリーエバポレータで除去した。濃縮 された反応混合物を1.Olの重炭酸ナトリウム5%溶液を用いて希釈した。
得られた溶液を3 X 300m1の塩化メチレンを用いて抽出した。
抽出物をまとめて400m1の重炭酸ナトリウム5%溶液を用いて洗浄し、無水 硫酸ナトリウム上で脱水して濾過した。ロータリーエバポレータを使用して溶媒 を除去し、粗製物を得、これを100 mlのアセトニトリルに再溶解した。ア セトニトリルをロータリーエバポレータで除去し、残留物を真空ポンプを用いて 脱水乾燥(1時間)し、21.8gの粗製物を得た。生成物の硼水素化物錯体を 完全に分解するには5001のメタノールを添加することが必要であった。メタ ノール溶液を周囲温度で4日間撹拌した後、メタノールをロータリーエバポレー タで除去した。残留物を5001の酢酸エチルに再溶解して、酢酸エチル溶液を 3X 200m1の重炭酸ナトリウム5%溶液を用いて洗浄し、無水硫酸ナトリ ウム上で脱水して濾過した。酢酸エチルをロータリーエバポレータで除去し、白 色ガラス状物を得、これを真空ポンプにより3日間乾燥した。ガラス状物をメタ ノール3%及び濃水酸化アンモニウム0.2%を含有する4hlのクロロポルム に溶解した(溶離溶媒)。この溶液をシリカゲル(70〜230メツシユ)カラ ム(5X 41.5cm)に仕込んだ。このカラムはアセトニトリルを充填して 、濃水酸化アンモニウムのクロロホルム中3%溶液41に続いて、溶離溶媒3. Olを用いて事前調整しておいた。カラムには3.5+al/分で流して、フラ クシ葺ンを7分間隔で収集した。フラクシ叢ン番号135では、溶離剤溶媒中の 水酸化アンモニウム濃度を0.3%に増加した。55番〜210番のフラクシ■ ンをまとめ、ロータリーエバポレータを用いて溶媒を除去して、白色ガラス状物 を得、これを真空ポンプにより周囲温度で一定重量になるまで乾燥した。白色ガ ラス状物は、200 mlのn−へブタンを添加した高温のベンゼン200m1 から晶出させた。結晶をベンゼン/ヘプタン50150溶液を用いて洗浄し、風 乾して、11.23gの(9S、11S)−9−デオキソ−12−デオキシ−9 ,12−エポキシエリスロマイシンAを得た。融点137〜143℃。更に1. 9gの生成物を母液から回収し、(9且、113)−9−デオキソ−12−デオ キシ−9,12−エポキシエリスロマイシンへの収率を58.2%とした。
+ FAB (M−i−H) M/Z : 718゜IHNMRは方法Aの生成物と 同じであった。
実施例3の9.10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンAを、9.10−ジデヒドロ −9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−二ポキシー11−オキソ −4’ −0−[: (フェニルメトキシ)カルボニル]エリスロマイシンAに ついて実施例7、ステップBに記載したようにして、テトラヒドロフラン中で水 素化ジイソブチルアルミニウムを用いて処理し、メタノール/水から標題化合物 の針状晶を得た。融点159〜161℃。
C3フH、N 0.2(715,930)に対する計算分析値: C,62,0 7。
H,9,+5. N、 1.96゜実測値: C,61,83、H,9,20, N。
FAB (M4H) “ M/Z: フ16 。
IR(CDC1a中0.15%) : 3480 (0−H) 、1755及び 17389)、5. H!dd、 13) 。
13CNMRδ 87.NC9)、97.7(Cl”)、1G5.1(Cl’l 。
177、Ofc 11. 217.6(C11) 。
(93,ll5)−2’ −0−7(’+ルー9−デオキソー12−デオキシ− 9,12−エポキシ−4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エリス ロマイシンA 実施例4、方法A1ステップへの生成物(3,4g 、4 mmol)を周囲温 度で23m1の塩化メチレンに溶解した。炭酸カリウム(1,7g+ 12.3 mmol)を乳鉢と乳棒を用いて粉砕し、撹拌しながら溶液に添加し、続いて無 水酢酸(1,13m1. l、22g、 12.0mmol)を添加した。反応 混合物を周囲温度で2時間撹拌し、それから231の重炭酸ナトリウム5%溶液 の添加により反応を止めた。塩化メチレン層を分離して231のブラインを用い て洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して、濾過し、ロータリーエバポレータ で濃縮して2.85g (80%収率)の(9S、ll5)−2−0−アセチル −9−デオキソ−12−デオキシ−9,12−エポキシ−4’ −0−[(フェ ニルメトキシ)カルボニルコエリスロマイシンAの白色粉末を得た。
+ FAB (M+H) M/Z :894 (C94,120C4,I(75No 、5に対する計算値)。
N (CH) )、312(s、OCH3)、3.66(dd、9)、4.48 (d。
4” )、4.75 (dL 2−、 5.15 (d、ベンジル系H)、5. 24(Lベンジル系旧、L 37 (m−C6Hs )。
ステップB (9S)−2’ −0〜アセチル−9−デオキソ−12−デオキシ−9,12− エポキシ−11−オキソ−4′−o−C<フェニルメトオキソ−12−デオキシ −9,12−エポキシ−4’ −0−[(フェニルメトキシ)カルボニル〕エリ スロマイシンA (0,95g。
1、06gmol)を1241のトルエンに溶解した。別のフラスコで、20、 7mlのトルエンと6.9の1のベンゼンの混合物にNC3(N−クロロスクシ ンイミド) !1.5g、 l]、2Iol)を溶解した。
NC3溶液を一20℃に冷却して硫化ジメチル(DM S ; 1.1ml 。
15、 (1mmol)を撹拌下に1度で添加した。得られた溶液を一20℃で 20分間撹拌した。(9互、11互)−2’ −0−アセチル−9−デオキソ− 12−デオキシ−9,12−エポキシ−4’ −0−=(フェニルメトキン)カ ルボニル]エリスロマイシンAのトルエン溶液を、NC5とDMSを含有する溶 液に添加した。反応混合物を一25℃に冷却して一25℃で2.5時間撹拌した 。2111のトリエチルアミンの添加により反応を抑えて、251の重炭酸ナト リウム5%溶液を用いて洗浄した。水層は、201のトルエンを用いて抽出し、 まとめた有機層はブラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾 過し、ロータリーエバポレータで濃縮して0.89g (94%収率)の標題化 合物を得た。
C4,H73N 0.5F892. IN)に対する計算分析値: C,63, 2B ;H、8,25: N 、1.57゜冥測値: C,62,93; H, [51; N。
l、53゜ FAB (M−H)″ M/Z:R92゜’HNMR(CDCI )δ2.06 (i、 COCH3)、2.26 (I。
N (CH3) 2 ]、3.32ji、OCR31,3″18 faa、 9 )、 4.481M。
4”)、4.7Ndd、2’)、5.13(d、ベンジル系H)、52<+d、 ベンジル(9S)−9−デオキソ−11,12−ジブオキシル9,12−エポキ シ−11−オキソエリスロマイシンA 実施例3、方法Aに記載したようにして、ステップBの生成物である(9S)− 2’ −0−アセチル−9−デオキソ−11゜12−ジデオキシ−9,12−エ ポキシ−11−オキソ−4’ −0−コ(フェニルメトキシ)カルボニルコエリ スロマイシンAの、2′−位(0−アセチル)及び4′−位(0−ベンジルオキ シカルボニル)から保護基を除去して、0.62g (87%収率)の(9S) −9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ エリスロマイシンAを得た。融点159〜161℃。
FAB(M−1()” M/Zニア16(715,93[I C37H,5No 、2に対する計算値)。
TRバンド(CDC13中0.15%) : 3480 (0−H) 、 17 55及び1738 (C= O) cm−’0’HNMRは方法への生成物と同 じであった。
実施例6 (4’ E)−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’、11.12−トリ デオキシ−9,12−エポキシ−45−ヒドロキシイミノ−2’−0−アセチル −4’、11−ジオキソアンヒドロエリスロマイシンA 実施例2の2′−〇−アセチルアンヒドロエリスロマイシンA (40g、 5 2.8mmol)を、実施例1、ステップDに記載したように、N−クロロスク シンイミド(54,Og、 404mmol)と硫化ジメチル(33,0g、  531mmol)を用いて処理し、37.7g(94%収率)の標題化合物をガ ラス状物として得た。
039H63NO+3’753.936)に対する計算分析値: C,62,1 3;H,8,42,N、 1.86゜実測値: C,61,71; H,8,4 2; N。
1.87゜ FAB(M+H)” M/Zニア54゜lHN M R(CD Cl 3 )  δ 2.0フ(s、COCH31,2,28←1N (CH3) 2)、 3. 28(+、0CHs )、 4.72(dd、2’)、 5.10(dd。
131、 5.6?1.l” l。
ステップB (4’ E)−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4′、 11.12−ト リデオキシ−9,12−二ポキシー4′−ヒドロキシイミノ−11−オキソエリ スロマイシンA ステップAの2′−〇−アセチルー4’、11−ジデオキシ−4’、Il −ジ オキソアンヒドロエリスロマイシンA [53,97g 。
71、7mmol)を1.Olのメタノールに溶解した。塩酸ヒドロキシルアミ ン(19,3g 、 27.8maol)を周囲温度で1度に添加し、続いてト リエチルアミン(40,5ml、 285.7mmol)を添加した。実施例1 、ステップEに記載したように反応を行って生成物を単離した。粗製物を高温の 酢酸エチルから再結晶して19.6 g (37,7%収率)の(4’ E)− 9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、il、I2− トリデオキシ− 9,12−エポキシ−4′−ヒドロキシイミノ−11−オキソエリスロマイシン Aを得た。標題化合物の1.1gの試料を酢酸エチルから数回再結晶して0.4 8gの白色結晶、融点236〜241℃を得た。
C37H62N 2012 (72G、 913)に対する計算分析値: C, 61,14;H,8,6G、 N、 3.85゜実測値: C,61jl :  H,8,63; N。
3.83゜ I R(CHC73中0.5 %) : 3595. lフ34. 1695.  1620cm−’。
FAB (M+H)” M/Z : 727゜’HNMR(CDCj 3) 6 1.76(+、1OCH31,2J2(s。
N (CH3) 21.3.29(s、0CH3)、 3.38(dd、2’1 .4.59(a。
1’)、4.9フ(dd、I3)、5.11(dd、1”)、511(Q、5” )、8.73(+、 冨N0H) 。
13CNMR(CDCj 3) 693.7(C1”)、 104.2(CI’ )。
1011fC10)、159.5(C4”)、177.3(C1)、192.5 (C9)、2114.52’ −0−7七+ルー4’ 、11−シ=t−+シー 4’ 、11−’;オキソアンヒドロエリスロマイシンA 11の3つロフラスコ中に2501の塩化メチレンに塩化オキサリル(24ml 、 275mmallを溶液とし、ドライアイス/アセトン浴で一70℃に冷却 した。45m1の塩化メチレンにジメチルスルホキシド(35m1.493mm ol)を溶液にして塩化オキサリル溶液に別の漏斗から滴下して一70’Cで添 加した。添加が完了した後、反応混合物を5分間撹拌した。次いで25hlの塩 化メチレンに、実施例2の2′−〇−アセチルアンヒドロエリスロマイシンA( 13,9g、 1g、34mmol)を溶液にして漏斗を介して添加した。反応 混合物は一70℃で75分間撹拌し、118m1のトリエチルアミンを用いて反 応を止めた。反応混合物を放置して一30℃まで温度を上げ、25hlの塩化メ チレンを用いて希釈し、次いで分液漏斗に移した。次いでそれを3 X 3QO elの6%燐酸塩緩衝液(pl’16.0)と3001のブラインを用いて洗浄 し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過して真空で濃縮し、標題化合物を得た 。これを更に精製することなくステップBに使用した。
ステップAの残留物(18g)を、実施例6、方法人、ステップBに記載したよ うにして、メタノール中で塩酸ヒドロキシルアミンとトリエチルアミンを用いて 処理した。標題化合物を酢酸エチルからの再結晶後53%収率(2’ −0−ア セチルアンヒドロエリスロマイシンAより)で得た。
FAB (M十H) M/Z・727 +726.913 C37H62N20 .2に対する計算値)。
300MHxの H及び13CのNMRスペクトルは提示構造と合致しま た。
実施例7 (4’ R,9S)−9−デオキソ−4’、11.12−トリデオキシ−9,1 2−エポキシ−11−オキソ−4’−’[(フェニルメトキシ)カルボニル]ア ミノ]エリスロマイシンA4′〜アミノ−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ −4’、l]、12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリス ロマイシンA 実施例6の生成物である(4” E) −9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ −4’ 、11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−4′〜ヒドロキ シイミノ−11−オキソエリスロマイシンA(6,35g 、 8.75mmo l)を250m1のイソプロピルアルコールに溶解して、ラネーニッケル(30 g)を添加した。反応混合物を、4気圧の水素ガスの下で、周囲1度でパールシ ェーカーに24時間かけた。反応混合物を濾過して、フィルターケーキをイソプ ロピルアルコールを用いて洗浄した。イソプロピルアルコール洗浄液を初めの濾 液とまとめて、ロータリーエバポレータで濃縮し、標題化合物の4″−アミノエ ピマーの混合物5.90gを無色の泡状物として得、これを次のステップに移し た。
ステップB (4’ R)−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、 11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4′−τ[(フェニルメト キシ)カルボニルコアミノコエリスロマイシンAステップへの41−アミノ−9 ,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、11.12− トリデオキシ−9 ,12−二ポキシー11−オキソエリスロマイシンA (2,7g 、 3.8 mmol)を1101の塩化メチレンに溶解して、ベンジルオキシカルボニルN −ヒドロキシスクシンイミド(1,24g、 5.0mmol)を添加した。反 応混合物を周囲温度で16時間撹拌し、次いで3 x 80m1の6%(pH6 ゜a)燐酸塩緩衝溶液と801のブラインを用いて洗浄した。洗浄した有機層を 無水硫酸ナトリウム上で脱水して、ロータリーエバポレータで濃縮し3.2gの 残留物を得た。この残留物をシリカゲルカラム(2,5X 60cm)で精製し アセトニトリル中02%の水酸化アンモニウムを用いて溶離した。185番〜2 30番のフラクシ―ンをまとめて、ロータリーエバポレータで濃縮し、0.51 g (15%収率)の標題化合物を得た。
FAB (M、−H)M/Z :847 f847.056 C45H7ON、 、 0.3に対する計算値)。
’HNMR(CDCI )δ1.74I1.1OcH3)、 2.32ft。
N (CH) )、a、 30(i、 OCH3)、3.32[dL2’1.  3.47tL4′″、J 、、、、 =3H+)、 4.58(11M、4.7 1fq、5”)、4.83’d。
4″、D 1”)、5.01(dd、 131.5.12(d、 N H)、5.14(+ 、ベンジル系CH)、 7.36(鳳、C6H5) 。
ステップC (4’ R,9S)−9−デオキソ−4’ 、11.12− トリデオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソ−4’−!!<フェニルメトキシ)カルボニル ]アミノ]エリスロマインンAステップBの(4″R)−9,10−ジデヒドロ −9−デオキソ4’、il、!2−トリデオキシー9,12−エポキシ−11− オキソ−4’−::(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]ニリスロマイン ンA、 (1,68g 、 1.981!1ot)を、ガラス器用オーブンで終 賓乾燥し、窒素を吹き付けておいた25D1丸底フラスコ中で681の乾燥TH Fに溶解した。溶液をドライアイス/アセトニトリル浴で一45℃に冷却して水 素化ジイソブチルアルミニウム(15,5mlの1.0M1−ルエン溶液)を注 射器により添加した。反応混合物を窒素雰囲気下に一45℃で2時間撹拌した。
メタノール(1,2m1)を0.11ずつに分けて慎重に添加し、反応混合物を 大気下に開放して一45℃で5分間撹拌した。次いで水(1,9m1)を0,1 1ずつに分けて添加し、反応混合物を再度−45℃で10分間撹拌した。反応混 合物を数時間撹拌して周囲温度に温度かあがるようにし、半融ガラス漏斗を介し て濾過して、3 X 50a+lのTHF又はメタノールを用いてすすいだ。溶 媒をロータリーエバポレータで除去し、1.58gの無色固体を得た。この残留 物をシリカゲルカラム(40〜60メツシs、2.5 X45cm)上で精製し 、それをアセトニトリル中0.2%水酸化アンモニウムを用いて溶離した。標題 化合物(1,03g、 60%収率)を43番〜118番のフラクシ書ンから純 粋なガラス状物として得た。
+ FAB (M2R) M/Z : 849゜’HNMR(CDC1)62.31 (1,N (CH3) 2)。
3.29(b OCH3)、3.30(d+l、2’)、3.50(d、4”) 、3.77(dd。
9)、4.4Hd、l’)、4.?2(q、5”、J 、、、 =1.5H+) 、4.85(d。
4.5゛ 1”)、5.1Q(fld、13)、5.11(d、NH)、5.15(i、ベ ンジル系CH2)、7.3Nm、C6H5)。
(4’ R,9S)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、tl争 ユヨ」!ヱ玉とヨ」辷三ヱ土と≦と2ヱ工LIJ X (二lシンA 実施例7の生成物である(4″R,9S)−9−デオキソ−4’、11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4’ [!(フェニルメト キシ)カルボニルコアミノコエリスロマイシンA (0,92g、 1.Imm ol)を、実施例3、方法Aに記載したようにして、接触水素化してCBZ基を 除去し、0.7 g (89%収率)の標題化合物のガラス状物を得た。
C37H66N 20 ++ (714,945) ニ対スル計算分析値: C ,62,16;H,9,3G、N、 3.92゜実測値: C,62,66;  H,9,24; N。
3.76゜ + FAB(M +H) M/Zニア15゜I R(CC14中0.15%) :  3480 (0−H) 、 1756及cF1736(C=O)cm 。
’HNMR(CDCJ 3) 62.30(s、N (CH3) 2)。
3.29(s、 OCR)、 3.33(do、2’)、 3. フッ(od、 9)、 4.41(d、1”)。
4.681aq、5”、 J 、−、,1,211り、4.8Hc、l’1.  5.13fjc、13] 。
4゛15 (41旦、9且)−4−アミノ−9−デオキソ−4’、11.12−トリデオキ シ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA(実施例8の生成物 ) (0,20g、 0.28gmol) ’e、カラス器用オーブンで終夜乾 燥しておいたフラスコ中で蒸留したでの塩化メチレン2.51に溶解した。ジメ チルホルムアミドジメチルアセタール(0,18+al、 1.351sol) を1度に添加して、反応混合物を周囲温度で20時間撹拌した。次いで反応混合 物を51の塩化メチレンに注入して5mgの重炭酸ナトリウム5%溶液を用いて 洗浄した。水層を3×51の塩化メチレンを用いて抽出し、有機層をまとめた。
まとめた有機層をlhlのブラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱 水し、濾過して濃縮し、0.15gの黄色ガラス状物を得た。黄色の残留物をシ リカゲルカラム上で精製し、それをヘプタン、クロロホルム、メタノール及びア ンモニアの混合物(6: 3 : 1 :0.2. マ/マ/マ/マ)を用いて 溶離した。94番〜105番の7ラクシ靜ンをまとめて濃縮し、21、4mg  (10%収率)の標題化合物を泡のあるガラス状物として得た。
FAB (M+H) M/Z : 770 (77G、025 C4oH34N 30.。
に対する計算値)。
’HNMR(CDC13) 62.30(I、N (CH3) 21゜2.55 fbs、NCH3)、 2.90(bs、NCH3)、 3.281d、2’) 、 3.30f+、 OCH3)、3.77(dd、9)、4.43(d、1’ )、4.62(bm、 5”)。
4.93(Ll”)、5.12(dd、Hl、 ?、25(bs、N−CH−N )。
実施例10 (4’ R,9S)−4’−アセチルアミノ−9−デオキソ−4’ 、11.1 2− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA (4′足、9旦)−4″−アミノ−9−デオキソ−4″、11゜12−トリデオ キシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA(実施例8の生成 物) (34,7mg、 0.G49a+1ol)を251丸底フラスコ中で2 mgのメタノールに溶解した。溶液を水浴で0℃に冷却した。トリエチルアミン f4.9B、 0.048m1ol)を撹拌しながら溶液に添加し、続いて無水 酢酸(8,0mg、 0.711mmol)を添加した。0℃で1時間撹拌した 後、反応混合物を40m1の酢酸エチルを用いて希釈した。得られた溶液を3  X 2hlの重炭酸ナトリウム4%溶液と201のブラインを用いて洗浄し、無 水硫酸ナトリウム上で脱水して濾過し、ロータリーエバポレータで濃縮して、2 9mg(79%収率)の標題化合物を得た。
FAB (M+H) M/Z : 756 ()56.[3C39HsaN 2  0 12に対する計算値)。
IHNMR(CDC13) 62.07(I、NC0CH5)、 2.31(s 、N (CH3) 2 )、 3.28(b OCH3)、 3.32(dd、 2’l、 3.78(dd、9)、 3.8Hbd、4”、J 1.tl、2H 2)、 4.41(d、1’)、 4.734’、5’ fdq、5” )、5.14 (dd、13)、5.フ8(bd 、N HCO ) 。
9−デオキソ−4’ 、11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−1 1−オキソエリスロマイシンA (0,0?5g 、 0. IQ5mmall を、251丸底フラスコに入れ、続いて0.0? g (0,507mmol) の微粉砕した炭酸カリウム及び81の塩化メチレンを添加した。懸濁液を水浴で 冷却して、窒素雰囲気下に撹拌した。11の塩化メチレンにメタンスルホン酸無 水物(0,057g、 0.33mmol)の溶液を調製して、注射器により懸 濁液に添加した。反応混合物を窒素雰囲気下に0℃で40分間撹拌し、次いで2 011の塩化メチレンを用いて希釈し、分液漏斗に移した。それを15■Iの重 炭酸ナトリウム4%溶液を用いて3回、151のブラインを用いて1回洗浄し、 無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過してロータリーエバポレータで濃縮し、無 色固体の残留物を得た。残留物をシリカゲルカラム(1,IX 30cm)上で 精製し、それをアセトニトリル中0.3%水酸化アンモニウムを用いて溶離した 。11番〜20番のフラクキシ−4’−[(メチルスルホニル)アミノ]−If −オキソエリスロマイシンAを得た。
FW C38H68N20□aS (793−031)に対して計算した。
IHNMR(CDC13)δ2.30 (1,N (CH3) 2 )。
3.03(s、NSOCH)、3.22(c、4”、J 、−、、;1.2Ht l。
23 4’、コ 3、29(s、OCH3)−3,31fdd、 2’l、 3.78 (dd、  9)、4.39 (a、 1’ )。
4、 f++!M、 N HS O2)、4.78tcq、 5°゛)、4.8 4 fQ、 l” )、 5.12 (dc。
(4’ R,93)−9−デオキソ−4’、11.12−トリデオキシ−9,1 2−エポキシ−11−オキソ−4’−[(フェニルメチル)9−デオキソ−4’  、11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロ マイシンA (0,06g 、 0.084mmol)とO,1g(0,98m mol)のベンズアルデヒドを31のアセトニトリル(CH3CN)に溶解した 。この溶液を、10m1丸底フラスコ中でC)(s CN 2 m lにシアノ 硼水素化ナトリウム(0,022g 。
0、350m1ol)を懸濁液として、撹拌しながら添加した。得られた溶液に 、0.05m1の3N塩酸溶液を添加した。幾らか泡立ちが認められた。反応混 合物を周囲温度で1時間撹拌した。反応を11の重炭酸ナトリウム4%溶液の添 加により抑えて、分液漏斗に移し、そこで40m1のCH2Cz2を用いて希釈 した。溶液全体を3 X2hlの重炭酸ナトリウム4%溶液を用いて洗浄した。
有機層をまとめて20m1のブラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で 脱水して、濾過し、濃縮して油状物を得た。油状物をCH3CN中に5gのシリ カゲルを充填したカラム+1.lX30cm)で精製し、カラムはCHaCN中 0.2%水酸化アンモニウムを用いて溶離した。11番〜34番の7ラクシ遷ン をまとめて濃縮し、0.043 g (64%収率)の純粋な標題化合物を得た 。
FAB(M+H) M/Z:805(8G5.071 C44H)2N2 0  llに対する計算値)。
’HNMR(CDCI ’)δ2.31(s、N (CH3) 2)。
3.28!1.OCH31,3j2(dd、2’l、3.76(dd、9)、3 .79(d、ベンジル系H)、3.9Nd、ベンジル系H)、4.44 (d、  1’ )、4.74 (dq。
5”、J 、 、、、*1.5FIり、4.79(d、I”)、5.13(dd 、13) 。
4′、コ (4’ E、9S、115)−9−デオキソ−4’、12−ジデオキシ−9,1 2−エポキシ−4″−ヒドロキシイミノエリスロマイシ実施例6の生成物(4g 、 5.5mmol)を、501のジメトキシエタン(4Aモレキユラーシーブ 上で乾燥)と31のイソプロピルアルコールの混合物に溶解した。別の5001 丸底フラスコ(ガラス器用オーブンで終夜乾燥しておいて塩化カルシウム乾燥管 を取り付けた)の中に、同じ溶媒混合物の硼水素化リチウム!2.2g、 10 1■ol)の溶液を調製した。熱と若干の水素ガスを発生した。硼水素化物溶液 を室温に保持するため、フラスコを水浴で冷却することが必要であった。(4’  E) −9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、11.+2− トリ デオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−45−ヒドロキシイミノエリス ロマイシンAの溶液を添加漏斗から滴下して10分間かかりて添加した。
反応フラスコを水浴に浸漬することにより反応混合物を周囲温度に保持し、周囲 温度で6時間撹拌した。反応物はTLC(溶離溶媒:クロロホルム/メタノール /アンモニア 9/110.2)により1時間間隔でモニターした。6時間後、 反応生成物を一5℃に終夜保持し、次いで更に1時間周囲温度で撹拌した。
反応混合物を1001の50%水性メタノールに注入して激しく撹拌した。塩化 メチレン(200i1)と重炭酸ナトリウム5%溶液を添加して、得られた溶液 を周囲温度で5分間撹拌し、次いで撹拌しないで10分間そのままにして置いた 。溶液を分岐漏斗に移して、3X300mlの塩化メチレンを用いて抽出した。
塩化メチレン層をまとめて3001のブラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリ ウム上で脱水して、濾過し、ロータリーエバポレータで濃縮して3.74gの残 留物を得た。残留物を1501のメタノールに溶解して、周囲温度に5日間保持 し、硼酸エステル錯体を分解した。メタノールをロータリーエバポレータで除去 し、残留物334gを3.59gの同様にして調製した材料と一緒にまとめて、 シリカゲルカラムで精製した。カラムはクロロホルム、メタノール及びアンモニ アの混合物(9; 1 : 0.5)を用いて溶離し、3.3 g (0%収率 )の標題化合物を61番〜120番のフラクシ運ンから得た。
FAB (M+H) M/Z ニア31 ()3G、945 C37H66N  20 12に対する計算値)。
’HNMR(CDC13)δ2.29(1,N (CH3) 2)。
3.23fca、2’)、3.30f+、OCH3!、3.611(dd、9) 、4.29(dd、11)。
4.41:d、l’)、4.9?fd6.13)、5.10(ad、1”)、5 .15(q、5”)、8.80(b+、N−0H)。
ステップB オキソ−4’、12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−4′−ヒドロキシイミ ノエリスロマイシンA C2,02g 、 2.76amol)を、実施例3、 方法AI:記載したようにして3日間水素化し、溶媒としてはメタノール:10 %酢酸を用いた。触媒を濾過により除去して、フィルターケーキをMe OH8 0Oml 、Me OHHOml :1G%濃NH4OH及び最後t:800m 1 ノCH2Cl 2ヲ用いて洗浄した。濾液と洗浄液を一緒にして蒸発させた 。残留物をEtOAeに溶解してブラインと濃NH4OHの混合物(9/1 マ /マ)を用いて洗浄した。EtOAe層を脱水(Na25o4) し、濾過して 1.75gの標題化合物の4′−7ミノエピマーの混合物を得た。
FAB (M+H) M/Z : 717 (716,961C37H68N2 0.。
に対する計算値)。
ステップC (4’ R,9S、ll5)−9−デオキソ−4’、12−ジデオキシ−9,1 2−エポキシ−4′−[[(フェニルメトキシ)カルボニルつアミノコエリスロ マイシンA ステップBの生成物(1,74g 、 2.43mmol)を、実施例7、ステ ップBに記載したようにして2.39gの粗製4’ −CBZ誘導体に転化した 。シリカゲルカラム(CHCN/濃NH4OH200/1 マ/マ)上の精製の 後、標題化合物% 0.88 gの白色ガラス状物で得た。
FAB (M+H) M/Z :851 (851,097C,5H)4N2  013に対する計算値)。
’HNMR(CDCI )δ2.28(i、 N (CH3) 2 )。
3、21 fda、 2’)、3.31(+、 OCH3)、3.4Hd14” )、365(dd、91゜4.28(aa、11)、 4.42id、l’j、  4.67(dq、5”、J 、 −、1,2B+)。
4′、3 4.88(d、l”)、5.0N6a、13)、5.10fbd、NH)、5. lHd、ベンジル系H)、5.15 fc、ベンジル系H)、7.36(m、c 6H5)。
ステップD (4’ R,9S、ll5)−4’〜アミノ−9−デオキソ−4’、12−ジデ オキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンAステップCの生成物(0,l1 8g、 1.03mmol)を、実施例14、ステップDに記載したように脱保 護して0.73g (99%収率)の標題化合物を得た。
FAB (M+H) ” M/Z : 717 (716,961C37H68 N2011に対する計算値)。
I R(KB r) : 1735 (C=O) cm−’0’HNMR(CD CI )δ2.28ft、N (CH3) 2)。
3.22(dc、2’)、 3.32(s、0CH3)、 3.66(dd、9 1.4.29(bd、11)。
4.43fd、1’)、4.6Hdq、5”、J 、−1,111,2Bs)、  4.88(d、1”)。
4゛、3 5.0H口a−131。
方法B (4’ R,9S、113)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、12−ジデ オキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA実施例8の生成物である(4″ R,9S)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、11.+2−トリデオキシ− 9,12−二ポキシー11−オキソエリスロマイシンA (0,05g 、 0 .0?mmol)を2.51のメタノールに溶解した。この溶液を氷/水浴で冷 却した。別の溶液をC0,034gの硼水素化ナトリウム(0,89■ol’) を0.611の水に溶解することにより)調製して、氷/水浴で冷却した。
硼水素化ナトリウム溶液を注射器によりメタノール溶液中に1度に添加した。反 応混合物を磁気撹拌機を用いて1時間撹拌した。次いで反応混合物を301の酢 酸エチルを用いて希釈し、3×201の重炭酸ナトリウム4%溶液、201のブ ラインを用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して濾過し、ロータリーエ バポレータで濃縮して、0.031 g (62%収率)の標題化合物を得た。
F A B (M 十H) M/ Z : 717 (716,961C37H sgN 2011に対する計算値)。
300MH+のIHNMRは方法A、ステップDの生成物と同じで実施例6の生 成物(31,69g 、 43.6mmol)を1800mlのメタノールに溶 解した。ラネーニッケル(15gg)と水酸化アンモニウム(200ml)を添 加した。水素化混合物を、4気圧の水素ガスの下に、周囲温度で24時間パール シェーカーにかけた。反応混合物を濾過してロータリーエバポレータで濃縮し、 26gの標題化合物の42−アミノエピマーの混合物を得、これを精製しないで 次のステップに移した。
ステップAの4′−アミノ−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、1 1.12− トリデオキシ−9,12−二ポキシー11−オキソエリスロマイシ ンA (26g、 35.8mmol)を5001の塩化メチレンに溶解した。
カルボベンジルオキシN−ヒドロキシスクシンイミド(9,6g 、 38.5 +mol)を添加して、実施例7、ステップBに記載したように反応を行うた。
粗製物(34,8g)はシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。
カラムは2kgのシリカゲルを充填して、0.6%の水酸化アンモニウムを含有 するアセトニトリルを用いて溶出した。標題化合物を含有するワラクシ1ンから 溶媒を(ロータリーエバポレータで)除去し、14.4g (40%収率)の( 4’ S) −9,10−ジデヒドロ−9〜デオキソ−4″、 11.12−  トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4’−[[(フェニルメト キシ)カルボニル]アミノコエリスロマイシンへを得た。
+ FAB(M+H) M/Z:84フ (847,056C45H、、oN 20  13に対する計算値)。
IR(CCj! 4中0.15%) : 344G (NIP) 、1734  (ラクトン。
CB Z) 、+697 (11C=O) 、162G (C−C) c+e− ’。
’HNMR(CDCI )61.74 (s、IOCH3)、2.32 (s。
N (CH) )、3.22(1,OCH3)、3.37(dd、2’)、3. 39(+。
4”、J 、、、、 冨IGHr)、4.15(a、q、5”)、 5.03( dd、13)、5.074′、8 (d、ベンジル系H1,5,16(Lベンジル系H)、5.23 (d、 N  H]。
ステップBの(4’ 5)−9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−4’ 、1 1.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−4’−:[( フェニルメトキシ)カルボニル]アミノコエリスロマイシンA (14g 、  16maol)を、実施例7、ステップCに記載したように水素化ジイソブチル アルミニウムを用いて処理し、クロマトグラフィーを介して6.2 g (44 %収率)の純粋な標題化合物を得た。
H,8,55; N、 3.30.実測値: C,63,49、H,8,59, N。
331゜ + F A B (M+H) M/ Z : 849゜TR(CC14中0.15% ) : 34BG (0−H) 、 3445 (尖鋭;N−H) 、1755  (IIc−0) 及ヒ1734 (5クト:/、CB Z) cm−’。
’HNMR(CDCf )62.30(!、N (CH3) 21゜3.21( !、 OCH3)、3.29(dd、2’)、3.39(t、4”)、3.7g  (ld、91゜4.12(dq、5”、J 、、 IIIL5Hx)、 4. 34(d、!’)、4.87(d、1”)。
4’、5’ s、+o(a、ベンジル系H)、5.13(d口、 13)、5.16 (d、  ベンジル系H)、5.22fd、NH)、7j6fI1.C6H3)。
ステップD (4’ S、9S) −4’−アミノ−9−デオキソ−4′、■、12−トリデ オキシー9.12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシートリデオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソ−4’−[[(フェニルメトキシ)カルボニル ]アミノ]エリスロマイシンA(7,4g 、 8.45gmol)を2251 のメタノールに溶解した。ラネーニッケル(14゜8g)と水酸化アンモニウム (25ml)を添加して、実施例14、ステップAに記載したように反応を行っ た。粗製物を2001の塩化メチレンに溶解して、200m!の重炭酸ナトリウ ム5%液を用いて洗浄した。水層を3 X 150m1の塩化メチレンを用いて 抽出し、塩化メチレン層を全部まとめた。まとめた有機層を3001のブライン を用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して、ロータリーエバポレータで 濃縮し、5.65g(93,5%収率)の標題化合物の白色ガラス状物を得た。
C37H66N 20 II C714,945)に対する計算分析値: C, 62,16;l99゜31;N、3.92゜実測値: C,62,66、H,9 ,24,N。
376゜ FAB (C−H) ’ M/Z : 715゜1HNMR(CDC/ 3)  62.31(i、N (CH3) 2)。
3.25(+、 OCH3)、3.3Hdd)、 3.7!1(ad、9)、4 .0フ(dq、5”。
J 4,1.51. l19.6日り、4.40 fd、l’ )、 4.83  (d、l” )、s、13 (dd、13) 。
IR(CCj4中0.15%’I : 3490 (OH) 、 1755 ( IIc−0) 。
実施例13、方法A1ステップAの生成物である(4’ E。
9互、 II且)−9−デオキソ−4’、12−ジデオキシ−!1.12−エポ キシエリスロマイシンA (2,23g、 3.0511101)を、実施例1 4、ステップAに記載した操作を使用してラネーニッケル(12g)を用いて還 元した。還元により、2.17gの標題化合物を41−アミノエピマーの混合物 で得た。
4′位に本来の立体配置を有する所望のアミノエピマーは、ステップB及びCに 記載するようにして得られる。
ステップB (4’ S、9S、ll5)−9−デオキソ−4’、12−ジデオキシ−9,1 2−エポキシ−4’−(i(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ〕エリスロ マイシンA ステップへの生成物(2,17g、 3.05mmol)を、実施例7、ステッ プBに記載したように塩化メチレン中カルボベンゾキシカルボニルN−ヒドロキ シスクシンイミド(1,O5g 、 4.2mmol)を用いて4’−CBZ誘 導体に転化した。CH3CN:0.2%濃NH,OHを溶離剤とするシリカゲル カラム上の精製の後、標題化合物を56%収率(1,46g)で得た。
FAB(M−t−H) M/Z:851:115]、097 C,5H74N2 013に対する計算値)。
’HNMR(CDCI )62.27($、N (CH3) 2)。
3、21 fad、 2’i、3.23ii、 OCHa )−149tl、4 −13.67 fdd、 9)。
4.08(dq、5”、J 、、、 1Otlx)、4.29(3B、3.3. 11.1’)、4.894゛、3 fd、 l” )、 5. H(d、ベンジル系H)、5.12id6.13) 、 5.17(d、ベンジル系H)、5.25(a、 N Hl、7.36(i +、Cs Hs )。
ステップC (4’ S、9S、ll5)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、12−ジデ オキシ−9,12−二ポキシエリスロマイシンAステップBの生成物(4,37 g、 5.1mmallを、実施例14、ステップAに記載したように9.5g のラネーニッケルを用いて脱保護しアミン誘導体とした。標題化合物を91%収 率(3,36g)で得た。
C37H68N2011(716,961) i:対する計算分析値: C,l il、99 。
H,9,56;N、 3.91゜実測値: C,61,lli ; )(、9, 47; N。
3.84゜ + FAB(M+H) M/Zニア17゜ IR<CCt4中[1,15%) :3636及び34N(0−)i及びN−H ) 、1739 (C=O) cm−’。
’HNMR(CDCI、’Iδ2.30 (+、N (CH3) 2 )。
3.22(dd、2’l、 3.28f+、OCH3)、3.67(dd、9) 、4.00(dq、5”。
J 、 、 lll0Hr)、4.29f2L++、3.11)、4.40fd 、1’)、4.85(d。
4’、5’ 1” )、5.09 (di 13)。
方法B 4’、12−ジデオキシ−9,12−二ポキシエリスロマイシンA実施例14の 生成物である(4’ S、9S)−4’−アミノ−9−デオキソ−4’、11. 12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスovイシンA  (0,082g 、 0. llemol) ヲ実施例+3、方法Bに記載した ように、硼水素化ナトリウム(0,56g。
1、48mmol)を使用して還元した。標題化合物を無色ガラス状物として7 4%収率(0,058g )で得た。
FAB (M+H)” M/Z ニア17 (C37H68N2011i:対す る計算値716.96+1゜ ’HNMRスペクトルは方法Aの生成物と同じであった。
実施例16 (4’ S、9S)−9−デオキソ−4’ 、1112− トリデオキシ−9, 12−エポキシ−4′−(メチルスルホニル)アミノ−1】一オキソエリスロマ イシンA 実施例14の生成物である(4’ S、9S)−4’−アミノ−9−デオキソ− 4’ 、11.12− )リゾオキシ−9,12−エポキシ−11、tキソx+ )スoマイ’、iンA (0,10g、 0.14mmol)を、4′尺異性体 について実施例11に記載したようにメタンスルホン酸無水物(0,075g、  0.43mmol)を用いて処理し、0.06g (54%収率)の標題化合 物を得た。
FAB(M+H)” M/Zニア93(793,031038H6BN2o13 Sニ対スル計算値)。
3.02(s、NSOOH)、 3.15(1,4”、J 、 、、、 l+1 OHx)。
2 3 4”、3 3.24(s、0CR3)、3.31(bm、2’)、3.78.(dd、9) 、4.19(dq。
5”)、 4.3Hd、1−、4.86(2H,bd、l”、NH302)、5 .IHdd。
実施例5、方法B1ステップAの生成物(0,62g、 0.69mmol)を 931の塩化メチレンに溶解した。澄明な溶液に撹拌しながらイミダゾール(0 ,33g 、 46.8mmol)を添加し、続いて塩化トリメチルシリル(0 ,43m1.047g、 3.4■ol)を添加した。添加中に白い藻と熱が発 生して沈澱を形成した。濁った懸濁液を周囲激変で1時間撹拌した。沈澱は再び 溶解状態となった。溶液を分岐漏斗に移して、100m1の重炭酸ナトリウム5 %溶液を用いて洗浄した。水層は2X5hlの塩化メチレンを用いて抽出して、 有機層をまとめた。まとめた有機層を1001のブラインを用いて洗浄し、無水 硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過して、ロータリーエバポレータで濃縮し、0. 59g (0%収率)の標題化合物にした。
+ FAB(M+H) M/Z:966(966,302C5oH83NO15Si に対する計算値)。
IHNMR(CDC13) 6 G、1511. S i (CH3) 3 ) 。
2、06(s、COCH3)、2.25(+、 N (CH3) 2 >13. 32(s。
0CH3)、3.65iI16.9)、4.20(d、lI)、4.48fd、 4”)、4.76(dd。
2M、5.N[dd、13)、5.INa、ベンジル系H)、5.24(d、ベ ンジル系H) 、7.36 (m 、C6H5)。
ステップB −トリメチルシリルー4’ −〇−[(フェニルメトキシ)カルボニルコニリス クマイシンA (0,59g、 0.6mmol)から実施例3、方法Aに記載 したように接触水素化によりベンジルオキシカルボニル(CB Z)基を除去し て149g (96%収率)の標題化合物を得た。
+ FAB (M−H) M/Z :!132 +832.166C42H77NO 13Siに対する計算値)。
’HNMR(CDCl 3 ) 6 0.17(s、 si (CH3) 3  )。
2、08(+、COCH3)、2.2Ns、 N (CH3) 2 +1.i、 04(N。
4”)、 3.32(1,OCH31,3,66(dd、9]、 4−20(d 、ll)、 4.77(dd、 2)、5.06 (Ld、 1.3+ 。
ステップC シリルエリスロマイシンA (0,47g 、 O,S7mmol)を5mlの 塩化メチレンに溶解した。N、N−カルボニルジイミダゾール(0,37g、  2.3+uol)と、続いてN、N−ジメチルアミノピリジン(0,28g 、  0.4m1ol)を添加した。反応混合物を周囲温度で3時間撹拌し、それか ら501の塩化メチレンの添加により希釈した。反応混合物を分液漏斗に移して l0hlの0゜3 M (pH5,0)燐酸塩緩衝溶液と、続いて1001の重 炭酸ナトリウム5%溶液を用いて洗浄した。まとめた水層を2X5hlの塩化メ チレンを用いて抽出した。有機層をまとめて、1001のブラインを用いて洗浄 し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して、濾過し、ロータリーエバポレータで濃縮 し、0.37g (7Q%)の標題化合物を得た。
F A B (M+ H) M/Z : 926 (926,240C46H7 9N 3014S l l:対する計算値)。
’HNMR(CDCI3) 6 0.17(1,Si (CH3) 3)。
2.1山、 C0CH5)、 2.29(+、N (CH3) 21.3.34 (s。
QC)I3)、3.66(dd、9)、4.2Hd、11)、4.7Nd、4” )、7.10/7、44/8.13 (3H,イミダゾリド)。
ステップD (9S、115)−2’ −0−7セチルー4’ −0−7ミノカルボニルー9 −デオキソ−I2−デオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソ−12−デオ キシ−9,12−エポキシ−4’ −0−(1−イミダゾリル)カルボニル−1 1−0−トリメチルシリルエリスロマイシンA (0,36g 、 0.39m mol)を41のアセトニトリルに溶解した。濃(14,8M)水酸化アンモニ ウム(4at、 59.21101)を周囲温度で撹拌しながら添加した。反応 混合物は周囲温度で40分間撹拌し、次いで0.3 M (pH5,0)燐酸塩 緩衝溶液を用いて反応を止めた。止められた反応混合物を1001の塩化メチレ ンを用いて希釈して、層を分離した。有機層は2 X 5Qmlの重炭酸ナトリ ウム5%溶液を用いて洗浄し、水層をまとめた。まとめた水層を2 X 50m 1の塩化メチレンを用いて抽出した。有機層をまとめて、100m1のブライン を用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水して、濾過し、ロータリーエバポ レータで濃縮して0.25g (73%)の標題化合物を得た。
FAB (M+H)” M/Z・875 F875.192C43H78N20 14S’に対する計算値)。
’HNMR(CDCI )60.17(+、 S 1(CH3) 3 )。
2、H1+、C0CH)、2.3DIs、N (CH3) 2)、 3゜33f 1゜0CH3)、3.65(dd、9)、4.2Q(d、11)、4.56(d 、4”)、4.79(dd。
2’)、 5.05 fdd、 13)。
ステップE (9S、ll5)−4’ −0−アミノカルボニル−9−デオキソ−12−デオ キシ−9,12−エポキシエリスロマイシンAステップDの生成物である(98 .11S)−2’ −0−アセチル−4′−〇−アミノカルボニルー9−デオキ ソ−12−デすキン−9,12−エポキシ−11−0−トリメチルシリルエリス ロマイシンA (0,25g、 0.28111101)を101のメタノール に溶解して、溶液を周囲温度に3日間保持し、2′−アセチルエステルを除去し た。塩化メチレン(1ml)を渦を起させながら添加し、続いてテトラ−n−プ チルアンモニウムフルオリド(0,22m1゜56.6mmol)を添加した。
反応混合物を周囲温度で15分間撹拌し、それから50m1のベンゼンを添加し た。反応混合物を1001の重炭酸ナトリウム5%溶液とIGGmlのブライン を用いて洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過してロータリーエバポレ ータで濃縮し、Llgの残留物を得た。残留物を塩化メチレンとヘキサンの混合 物(5/1 マ/マ)から再結晶し、0.03g (18%収率)の(9互、1 1且)−4’ −0−アミノカルボニル−9−デオキソ−12−デオキシ−9, 12−エポキシエリスロマイシンAを得た。
C38H68N2o13H2o(778,987)ニ対する計算分析値二〇。
5B、59 ; H,9,06; N、 3.6G。実測値: C,58,59 ; H,8,73;N、 3.57゜ FAB (M+H) ’ M/Z : 761 (760,971C38H68 N2o13ニ対する計算値)。
’HNMR(CDCI ’)δ 2.291.N (CH3) 2)。
3、21!ad、 2’)、3.33(I、 OCH3)、3.66(dd、  9)、4.29 (dd、 11)。
4、38 (3H,11,3,4” 、 5’″)、s、 09 fdd、 1 3) 。
I RCCC1中0.15!’6) : 1710 (OCONH2) −17 40(7クトン) cm−1゜ 実施例5の生成物(1,11g 、 1.55mmol)を151の無水エタノ ールに溶解した。塩酸ヒドロキシルアミン(1,27g、 18.28mmol )とトリエチルアミン(1,5h1.10.)21101)を周囲温度で溶液に 添加して、反応混合物を油浴で80℃に加熱した。反応混合物は80℃で3日間 、70℃で3日間撹拌した。反応を08逆相カラム4.6 x25!l*+m  (MMC,I NC製)上のHPLC(溶離剤:酢酸ナトリウムleg/j及び 氷酢酸0.51を含有する、水55%、アセトニトリル40%及びメタノール5 %ニアインクラチック溶出;流速= 1.00m1/分)を用いて毎日モニター した。6日後、反応混合物を150+lの重炭酸ナトリウム4%溶液を用いて希 釈し、31の濃水酸化アンモニウムを用いてpH1Oにした。
水性混合物は3 X 33m1のクロロホルムを用いて抽出した。まとめたクロ ロホルム抽出物を751の重炭酸ナトリウム4%液を用いて洗浄し、無水硫酸ナ トリウム上で脱水して濾過し、ロータリーエバポレータで濃縮して1.1gの白 色ガラス状物を得た。
この粗製物をシリカゲルカラム(2,4X 44c■)で精製し、これを02% の水酸化アンモニウムを含有するクロロホルム中のメタノールの段階勾配を用い て溶離した。メタノール濃度は最初の5001の溶離剤中2%から、最終の50 01の溶離剤中5%まで増加させた。それは各段階(5GGml)で0.5%だ け増加した。
(9互、11互)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキ シ−11−ヒドロキシイミノエリスロマイシンA(0,14g)を90番〜10 0番のフラクシ蘇ンから収集した。融点218〜235℃(CH3CN)。
C37H66N2012(730,945) ニ対する計算分析値: C,6G 、80 。
H,9,10; N、 3.82゜実測値: C,6G、82 、 H,9,2 6;N。
4.19゜ IR(CC1中0.15%溶液) : 3595.1738cm−’。
’HNMR(CDCj )δ2.32 (!、 N (CH3) 2 )。
3.05(+4”)、3.34(s、0cH3)、3.35(dd、2’)、3 .55(dd、9)。
4、57 (L 1’ 1. 4.74 (d、 1” 1.4.92 (di  131゜’HNMR(S O(CD s ) 2 ) 610.88(i、  N OH)。
(9S、IIE)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキ シ−11−ヒドロキシイミノエリスロマイシンA(0,35g)を115番〜1 50番のフラクシ碧ンから収集した。融点145〜14!l ”C(CH3CN )。
c a7Hss N 20 +2 t73o、945)に対する計算分析値:  C,60,80;H,9,10,N、 3.83゜実測値: C,60,35、 H,9,36; N。
3.82゜ IR(CCj 中0.15%溶液) : 3595. 1738C11−1゜’ HNMR(CDCI )δ2jl(+、N (CH3) 2)、3.02(+4 ”1.3−26(dd、2’)、3−30(s、0CR3)、3.82(dd、 9)14j9(d、l’)、4.85(Ll”)、 5.2Hdd、13)。
1HN M R(S O(CD 3 ) 2 )610.79 (s、 N O H)。
実施例19 (9S、ll5)−1L−アミノ−9−デオキソ−11,12−デオキシ実施例 18で得た2種の異性体生成物の混合物(0,21g、 0.29mmol)を 、実施例7.ステップAに記載したようにラネーニッケル触媒及びメタノール溶 媒を用いて還元した。08逆相カラム(20X 250■;溶離剤:酢酸ナトリ ウム3水和物20g/fを含むCH3CNの35%水性液及び氷酢酸1.0ml  / j ;アイソクラティク溶離;流量”12m1/分)で、)(PLCの中 間規模のクロマトグラフィーで2種の異性体アミン生成物を分離した後、標題の 化合物を収率23%で得た(0.047g ) 、 mp 168〜172℃分 析計算値(71G。961) : C,61,99;H,9,56; N、 3 .91゜実測値 : C,62,25;H,9,62; N、 3.91゜FA B (M+H) +M/Z+=おイT + 717゜1R(0,15%CC+4  中) : 1739 (C−,0)am 。
’HNMR(CDC13)デルタ 129 (s、N (CH3) 2)。
3.02 (t、4# ) 、 3.!Ndd、 2”) 。
3.31 (S、0CR3) 。
3.50 (d、 It、J =10.5Hz) 。
10.11 3.58 (dd、 9)、 4.38 (d、l’ ) 。
4.85 (d、l’ ) 、 5.IQ (dd、13)。
実施例18の生成物、(9且)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9, 12−二ポキシー11−ヒドロキシイミノエリスロマイシンA (4,0g 、  5.4mmol)をメタノール150m1に溶解し、得られた溶液を水浴で冷 却した。フラスコに窒素を導入し、窒素加圧下に保持した。濃水酸化アンモニウ ム(30ml) 、次いで塩化チタニウム(II[) 201m1 (23,2 1101)の約25重量%塩酸液を30分間をかけて滴下した。反応物を周囲温 度で1時間撹拌後、反応混合物は青色であるがHPLCにより基賀のないことを 示した。次いで反応混合物をブライン 1.21及び濃水酸化アンモニウム10 0m1で希釈した。水溶液を l OOmlのクロロホルムで4回抽出した。合 わせたイ機層を水40m1、ブライン5 G +ml及び濃水酸化アンモニウム 10m1の混合物で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、真空下蒸 発させて(9!3)−9−デオキソ−11゜12−ジデオキシ−9,12−二ポ キシー11−イミノエリスロマイシンAを白色のガラス状物質として収量3.3 5g(収率87%)で得た。
工程Aの生成物、+9S)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12 −二ポキシー11−イミノエリスロマイシンA(3,13g。
4、311Cmol)をメタノール100m1に溶解し、得られた溶液を、ドラ イアイス/CCl4浴で一25℃に冷却した。塩化セリウム(■)7水和物(1 ,69g 、 4.5mmall、次いで水酸化ホウ素ナトリウム0.17 g  (4,5mmol)を加えた。0.5時間後、反応混合物をブライン600m 1、濃水酸化アンモニウム50m1及び水600m1で希釈した。水溶液をクロ ロホルム l OOmlで6回抽出した。合わせた有機層をブライン100m1 及び濃縮水酸化アンモニウム10m1の混合物で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上 で脱水し、濾過し、真空下濃縮して粗生成物3.01gを得、これは、逆相C8 カラム(40%アセトニトリル溶離剤;アイソクラティク溶離;流量=1mlZ 分)のHPLC分析によると標題の化合物51.6%であった。
この粗生成物及び前工程物1.66gを穏やかな加水分解条件下で処理して介在 不純物を11−ケトンに変えた。粗生成物(4,67g)をアセトニトリル/水 (1:1マ/マ)に溶解し、氷酢酸0.5mlを加えてpH5,0に調整した。
20分後、反応混合物を4%重炭酸ナトリウム 1.01に注ぎ、濃水酸化アン モニウム20m1を加えた。得られた水溶液をクロロホルム100m1で3回抽 出した。合わせたクロロホルム層を4%重炭酸ナトリウム100m1で洗浄し、 無水硫酸ナトリウム上で脱水し、真空下濃縮した。濃縮物をアセトニトリルに溶 解し、再濃罐して残留クロロホルムを除去して白色のガラス状物質4.52gを 得た。白色ガラス状物質を濃水酸化アンモニウム 1%を含むメタノール30% のアセトニトリル液及び濃水酸化アンモニウム 1%のアセトニトリル液500 m1で洗浄したシリカゲルカラム(2,9X 62C11)のクロマトグラフィ ーにかけて精製した。カラムは、又濃水酸化アンモニウム(最初の溶離剤)01 %を含むメタノール4%のアセトニトリル液で予備処理した。カラムは2.75 m1/分、段階的濃度勾配で処理し、画分を8分毎に収集した。溶離剤中のメタ ノール濃度は4%から6%に、そして最終的に10%に増加した。水酸化アンモ ニウム濃度は、0.1%から 0.4%に増加した。画分131〜300から標 題の化合物を収率66%(2,07g)で得た、1p168〜172℃(CH3 CN)。
FAB (M−H)” M/Zにおいてニア1フf716.961 、C37H 68N2011としての計算値)。
IR(0,15%CCl4において):1738 (C= O) cm−’。
’HNMRは方法Aでの生成物と同一であった。
実施例4での生成物(Il、 2 g 、 15.6+mol)を実施例2.工 程Bに記載したように、無水酢酸5.0ml及びトリエチルアミン10.0ml で処理して標題の化合物9.68g(収率82%)を得た。
FAB(M+H) M/Zにおいてニ ア60 f759.984C39H69N O13としての計算値)。
IHNMR(CDC13)デルタ 3.04(t、じ) 、3.32 (s、OCH3) 。
3.67 (tlL9) 、 4.28(dd、 11) 、 4.49 (d 、1’ )。
4.76 (dL2’ ) 、 4.85 (d、ビ) 、 5.09 (dd 、 H) 。
工程B (95)−2’−0−7セチルー9−デオキソ−じ、 11.12−トリデオキ シ−9,12−エポキシ−4’ 、 11−ジオキソエリスロマイシンA ニクロム酸カリウム(24,5g、 83.3mmol)の水500 ml溶液 を調製し、これに濃(18M)硫酸(18m1.337.6mmol)を周囲温 度で加えた。工程Aで得た[9S、115)−2’ −0−アセチル−9−デオ キソ−12−デオキシ−9,12−二一ポキシエリスロマイシンA (9,44 g、 12.4mmol)の塩化メチレン< CH2Ci 2 )250ml及 びジクロロエタン(CHCI CH2C11250m1の混合溶液を調製し、ク ロム酸溶液に加えた。反応は実施例2.工程Cの記載と同様にして実施したが、 氷酢酸は加えなかった。
標題の化合物を精製することなく、次の工程に用いられる組物it8.81gと して得た。
工程Bでの生成物をメタノール300 mlに溶解した。別の11丸底フラスコ に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(4,03g 、 58m101)−9,12− エポキシ−じ、11−ジオキソエリスロマイシンAのメタノール溶液をヒドロキ シルアミン溶液に室温で加え、反応混合物を還流加熱した。5.5時間後、反応 混合物を回転蒸発器で30m1まで濃縮し、4%重炭酸ナトリウム液500m1 及び濃水酸化アンモニウム3mlで希釈した。得られた水性混合物をクロロホル ム200m1で1回、75m1づつで2回抽出した。合わせたクロロホルム層を ブライン100m1で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、又回転 蒸発器で濃縮して残分しOgを得た。
残分を沸騰塩化メチレン75m1に溶解し、酢酸エチル200 mlを加えた。
溶液を晶出が始まるまで蒸気浴上で濃縮し、次いで周囲温度で24時間放置した 。結晶を濾取し、空気乾燥して純粋な標題の化合物4.77g (53%)を得 た、ip 252〜256℃。
C37H64N2 o12としテノ 分析計算値[7211,929) : C,60,97;H,8,85; N、  3.84゜実測値 : C,60,87;H,8,71; N、 !、55゜ 1HNMR(CDC13)デルタ 2.31 (s、N (CH3) 2)。
3.30 (dd=2’ ) 、3.31 (s、OCH3) 。
3.27 (d+1.9) 、4.46 (d、1’ ) 。
5.06 (m、2H,1’ 、13)。
5.17 (Q、5’ ) 、8.50 (bs、N0H) 。
工程D t9s)、−9−デオキソ−4’ 、 11.12− トリデオキシ−9,12 −エポキシ−1,11−ジ(ヒドロキシイミノ)エリスロマイシンΔ トリエチルアミン(1,2ml 、 8.57mmol)のエタノール10m1 溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩858■(12,4mmol)及び工程Cで 得た11−オキソ−9,12−エポキシ−9−デオキソ−じ111゜12−トリ デオキシエリスロマイシンA じ−オキシム 750■(1,03mmal)を 加えた。混合物を撹拌し、油浴中で還流加熱した。還流して7日後、反応混合物 をブライン 180m1及び濃水酸化アンモニウム10m1で希釈した。生成物 をCHC1333m1づつで5回抽出した。合わせたCHCl3抽出物を 4% 水性NaHC0,50m1で洗浄し、Na2SO4上で脱水し、濾過、濃縮して 白色のガラス状物質739■を得た。生成物を、クロロホルム、アセトニトリル 、メタノール及び濃水酸化アンモニウム(75: 20 : S:0.2v/マ /マ/マ)の混合物で溶離したシリカゲル(2,4x 44aiHOOgのクロ マトグラフィーにかけて精製した。2種のオキシム異性体の4.1混合物として 生成物を含む両分を合わせ、回転蒸発器を用いて溶媒を除去して、白色の固体4 05■(53%)を得た。
FAB (M+H)” M/Zi:ti5いてニア44()43.944C37 HasN 30 uトしテノ計算値)。
IHNMR(CDI 3)多い方の異性体、デルタ3.83 (dL9) 、4 .43 (d、1’ ) 、4.99 (dd、l’ ) 。
5.13 (q、5’ ) 、5.23 Cdd、H) 。
7.83 (bs、N0H)。
工程りでの生成物である(9S)−9−デオキソ−じ、11゜12−トリデオキ シ−9,12−エポキシ−4’、11−ジ(ヒドロキシイミノ)エリスロマイシ ンA (373■、0.50mmol)をメタノール54m1に溶解した。次い で濃縮水酸化アンモニウム6ml及びラネーニッケル3.0gを加えた。反応混 合物を4Bm水素圧下で4日間パル(Ps+r)振とう機にかけた。反応混合物 を濾過し、濾過ケークをメタノールで洗浄した。合わせたメタノール濾液を回転 蒸発器で濃縮し、残分を少量のアセトニトリルに溶解した。
アセトニトリル混合物を濾過しく0.45μ、ナイロン)、溶媒を蒸発させてじ 及び11アミノエピマーの混合物として粗生成物253■を得た。酢酸ナトリウ ム30g/A’及び氷酢酸1.5ml / 1を含む水、アセトニトリル及びメ タノール(+4:5:1マ/マ/マ)混合物を用い、流量12m1/分で溶離し たMMC,Inc、C8カラム(20X 250m)を使用した逆相HPLCに よって、所望の異性体を単離した。注入後8分と 9分の間に溶離した画分から 生成物を回収し、白色の固体13,4■を得た。
FAB (M+H) M/Zl:おいて:716 (715,977C37H6 9N 30 、oとしての計算値)。
2.31 (s、N (CH3) 2)。
3.25 (aL2’ ) 、 3.32 (s、0CH3) 。
3.50 (d、11. J =10.5Bり。
10、 11 3.57 (dd、9)、4.45 (d、1”)。
4.61(aq、5’、 J 、 ’ 寓 1.2Hヱ)。
4 .5′ 4.89 (d、1”)、5.10 (dd、H)。
実施例21 (じR,9S)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−二一トリ ゾオキシ−9,12−エポキシ−4’、11−ジオキソエリスロマイシンA(実 施例20.工程Bの生成物)の試料700■を、イソプロピルアルコール50  ml及び酢酸エチル50m1の混合物に溶解した。次いでラネーニッケル1.2 gを加え、混合物を411m水素圧下、周囲温度で18時間パル振とう機にかけ た。反応混合物を濾過し、濾取物を酢酸エチルで洗浄した。回転蒸発器を用いて 溶媒を除去した。残分をアセトニトリル200m1に溶解し、濾過しく0.45 μ、ナイロン)、次いで濃縮し真空下乾熾した。
2′−酢酸塩をメタノール(100ml)中、周囲温度で2日間静置すると分解 した。メタノールを除去し、残分を、アセトニトリル:濃水酸化アンモニウム( 10:Q、07マ/マ)で溶離するシリカゲル100gのクロマトグラフィーに かけて標題の化合物284■(収率40%)を得た、mp 165〜168℃( CH3CN)。
C37H65N012としての 分析計算値f715.930) : C,62,07+H,9,+5; N、  1.96゜実測値 : C,61,53:H,9,01; N、 1.93゜3 .08 Cbd14’ ) 、3.28 (s、OCH3) 。
3j2 (+lL2’ ) 、 3.78 (dd、9) 、 4.40 (d 、1’ ) 。
4.64 (dq、5’ 、J 、−、−1,OH+)、 4.87 (d、l ’ ) 。
4.3 ’4’ 5.9S、ll5)−4’ 、11−ジアミノ−9−デオキソ=4″、 li、12− トリデオキシ−9,12−エポキシエリスロマイシ゛<’ S、 9S) −4’−アミノ−9−デオキソ−4’ 、 11.12−トリデオキシ −9,12−エポキシ−11−ヒドロキシイミノエリス実施例14.工程りでの 生成物、(4’ S、9S)−じ−アミノ−9−デオキソ−111,12−トリ デオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリスロマイシンA (9,29 g 、 13maol)を実施例1Bにおける記載と同様にしてヒドロキシルア ミン塩酸塩(19,5g、 280mmol)及びトリエチルアミン(36ml )で処理した。2及びEオキシム異性体の混合物としての粗生成物(10,51 g )をシルカゲルカラムで精製した。カラムに濃水酸化アンモニウム0.6% のアセトニトリル液を詰めた。カラムを、当初の溶離剤2.81では0.2%、 東2の溶離剤2,81では0.6%、第3の溶離剤2,8!では0,8%、収集 した最後の画分ては1%の最終値となる水酸化アンモニウムのアセトニトリル液 の段階的濃度勾配で溶離した。画分は薄層クロマトグラフィーの分析データによ るものを合わせて、2及びEオキシム異性体の混合物5.60gを得た。初期の 溶離物質の少しの部分をアセトニトリルで晶出させ、純枠なZ−オキシムを得た 、tp、 239〜242℃。
C3フH6フN3011としての 分析計算値f729.960) : C,60,88:H,9,25; N、  5.76゜実測値 : C,60,92;)(、9,32,N、 6.00゜F AB (M+H)” M/Zにおいて二730゜IR(0,15%CCj 中)  : ν3595 (NOH)及びlフL8cn−’(ラクトン)。
IHNMR(CDCj3)デルタ 2.31 (1,N (CH3)2)。
3.29 (II、 0CR3) 、3.35 (dd、2’ ) 。
3.55 (d+l、9) 、4.03 (do、5’ 、J 、 =10H+ ) 。
4.5′ 4.58(d、1’ ) 、4.73(d、1’ ) 、4.93(dd、H)  。
8.26 (bs、N0H) 。
後半の溶離物質を再びクロマトグラフィーにかけて純粋なE−オキシムを得た。
FAB (M+H) M/Zにおいてニア30 (729,960C3)H67 N301、トI、テ0:)計算値)。
1R(0,15%CC14中) : ν3595 (NOH)及び1738a1 (ラクトン)2 ”HNMR(CDC13)デルタ 2.32 (s、N (CH3) 2)。
3.25 (s、0CH3) 、3.28 (dd、2’ ) 。
3−81 (dd、9) 、4.03 (aQ、5’ 、J 4 ’ 、5’冨 10Hり 。
4.39 (d、l’ )、4.g3(d、1’ )、5.21(da、13) 。
6.98 (bs、N OH)。
工程Aでの生成物(5,31g、7.211*mol)を、実施例19.方法B 、工程Aに記載したようにして塩化チタニウム(m)で処理した。標題の化合物 を収率96%(4,97g)で得、精製することなく次の工程を実施した。
工程Bの生成物(4,97g 、 7.0mmol)を、実施例19.方法B。
工程Bに記載したようにして水素化硼素ナトリウム(0,51g)及び塩化セリ ウム(■)7水和物(3,0g)で処理した。粗生成物(4,54g)をシルカ ゲルカラム(4,4X 42CIm )で精製した。
カラムに水酸化アンモニウム5%のアセトニトリルを詰め、クロロホルム/アセ トニトリル/メタノール/水酸化アンモニウム(10: 2. sho、 15  : 0.02マ/マ/マ/マ)で平衡にした(1.251)。
溶離液のpHは9であった。メタノール及びアンモニアの濃度は溶離の間段階的 に増加させた。即ち、溶離溶媒の当初の2.81は平衡溶媒と同じであったが、 第2の溶媒2.81ではIQ+2.5:0、2+0.02であり、蔦3の溶媒2 .81での割合は10 : 2.5:0.3:0403であった。最終の画分に おける溶媒9割合はlO:3.0:0.5:0.05であった。(4’ Si、 93.113) −4’ 、II−ジアミノ−9−デオキソ−4’、11.12 −トリデオキシ−9,12−二ポキシエリスロマイシンAを含む画分を合わせ、 真空下で濃縮した。標題の化合物を収率56%(2,8g )で純粋な形で得た 。
C37H69N301oとしての 分析計算値(715,977) : C,62,07;H,9,71; N、  5.87゜実測値 : C,61,76:H,9,72; N、 5.73゜1 R(0,15%CCi、中): 3480 (N−H) 、 1736 (C=O) am−’。
FAB (M+H) M/Zにおいて+ 716゜IHNMRCCDC13)デ ルタ 2.29 (S、N (CH3) 2 ) 。
3.22 (dd−2’ ) 、3−28 (s、OCR3) 。
3.50 (d、 11. J =10Hり 。
10.11 4.01 (do、5’ 、J 、 −108り 。
4 .51 4.40(d、1’ )、4.87(d、1’ )、5.10(dd、13)。
−アセチルー9−デオキソー12−デオキシ−9,12−エポキシ−11−0− トリメチルシリルエリスロマイシンA (0,60g、 Q、72mmol)の CH2Cl24ml撹拌溶液に4−ジメチルアミノピリジン0.12 g (0 ,98mmol)及び無水酢酸0.42m1 (4,39+emol)を加えた 。40分後、反応混合物をベンゼン100m1で希釈し、N a HC035% で洗浄し、回転蒸発器で濃縮乾熾して標題の化合物370■(収率62%)を得 た。
IHNMR(CDCj 3’)デルタ 0.17 (s、S i (CH3) 3) 。
2.08 (s、CoCH3)。
2.13 (s、COC,H3) 。
2.31 (s、N (、CH3) 2)。
3j2 (s、0CH3) 、365 (ad、9)。
4.20 (d、 11) 、 4.56 (d、1’ ) 。
4.70(d、じ) 、 4.81 (dd、2’ ) 。
4.91(d、ビ) 、 5.05 (dd、 H) 。
工程Aの生成物(0,37g 、 0.45■ol)をメタノール50m1及び トリエチルアミン 1mlの混合物に溶解し、50℃で18時間加熱した。溶媒 を除去し、次いで残分をベンゼン50m1に溶解した。ベンゼン層を5%N a  HCO3及び次いでブラインで洗浄した。
ベンゼンを除去し、残分025gを得た。この残分を、実施例IT。
工程Eに記載したように、テトラ−n−プチルアンモニウムフフ化物を用いて標 題の化合物に変えた。精製後、(9’3.11S)エポキシエリスロマイシンA を収率28%(0,1g)で得た。
C39H69N013H20としての 分析計算値(777,999) : C,60,21;H,9,20; N、  1.80゜実測値 : C,60,69;H,9,05; N、 1.7?。
FAB (M+H) M/Zにおいてニア60 (759,9114C39H6 ,N O,3としての計算値)。
IRバンド(0,15% CCV4中)ニジ348G (0−H) 、1721 1 (C−C1) am−1゜lHNMR(CDCz 3)デルタ 2、13 (s 、COCH3) 。
2.30 (s、N (CH3) 2)。
3.21 (+ld、2’ ) 、3.33 (s、OCH3) 。
3.66 (dd、9) 、 4.28 (dll、 11) 。
4.46 (d、1’ ) 、4. フl (d、4’ ) 。
4.89 (d、1”) 、 5.08 (dL 13) 。
実施例24 C93) −4’−アミノ−9−デオキソ−じ、 jl、 12− トリデ11 、 12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−じ−ヒドロキシイミノー11− オキソエリスロマイシンA (0,62g、 0.85mmol)を実施例14 .工程Aに記載したように、メタノール中ラネーニッケル(1,Og )で還元 した。標題の化合物、実施例8及び14の生成物の異性体混合物を収率90%で 得、次の段階に使用した。
工程B イ9S)−9−デオキソ−4’ 、 11.12− トリデオキシ−9,12一 工程Aの生成物(0,55g、077mmol)を、実施例12の記載と同様に して、但しベンズアルデヒドの代りに37%ホルマリン(0,58m1.7.7 4mmol)を、又塩酸の代りに酢酸(0,09a+1)を用い、シアノ硼水酸 化ナトリウムを用いて処理した。標題の化合物を、異性体の混合物として得、精 製した。精製は水酸化アンモニウム0.2%のアセトニトリル液で前処理し、溶 離したシリカゲルカラムで実施した。カラムの流量は25m1/分であった。
所望の生成物を含む画分を合わせ、真空下濃縮し、実施例29C及び30B(表 1参照)の異性体混合物の白色ガラス状物質とし−C,標題の化合物0.292 g (収率51%)を得た。
工程Bの生成物(0,227g、 Oj05mmol)を、実施例1.工程Aに 記載したようにして、塩化メチレン中、無水酢酸(0,64mmol)及びトリ エチルアミン(0,1m1)で処理した。2′−〇−アセチル化合物を組成率9 8%(0,234g )で得、l(1Gml丸底フラスコに移し、氷/水浴で冷 却した。別のフラスコでメタノール125m1を氷/水浴で冷却した。酢酸ナト リウム3水和物(0,22g。
1、617m5ol)をメタノールに溶解し、次に固体のヨウ素0.0788( 0,307mmol)を溶解した。すべてのヨウ素が溶解したところで、メタノ ール溶液をf95)−2’ −〇−アセチルー 9−デオキソ−じ、 Il、  12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−じ−ジメチルアミノー11−オキ ソエリスロマイシンAを含むフラスコに加えた。反応混合物に150ワツトのフ ラッドライトを照射した。
2時間後、千オ硫酸ナトリウム0.1gを加えて過剰のヨウ素を分解した。透明 な白色溶液を周囲温度で約64時間放置した。メタノールを真空上蒸発させて、 残分をベンゼン80m1に溶解した。
ベンゼン溶液を 1%濃水酸化アンモニウムを含むブライン35m1で3回洗浄 し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過、蒸発させて、標題の化合物0.16 6g (収率79%)を、異性体混合物として得た。異性体は、酢酸ナトリウム 3水和物30g/l及び氷酢酸1.5ml/jを含む水のアセトニトリル45% 、メタノール5%液の溶離剤;アイソクラティク溶離;流量12m1Z分の逆相 C8カラム(20X 250m5)の中間規模HPLCで分離した。メタノール 溶液(0,055g / ml )に0.4ml注入を7回して生成物を得た。
それぞれの生成物を含む画分を別々に分け、真空下濃縮して有機溶媒を除去した 。濃縮水溶液を7%重炭酸ナトリウム溶液で塩基性(pH10,5)にし、クロ ロホルム20m1で3回抽出した。両方の合わせたクロロホルム層を1%濃水酸 化アンモニウムを含むブラインで洗浄し、真空下濃縮した。残分をアセトニトリ ルに別々に溶解し、無水炭酸ナトリウムで処理し、濾過し、溶媒を回転蒸発器で 除去した。
−11−オキソエリスロマイシンAを収率36%[−0,075g )で得た。
C3jH6gN2 ollとしテノ 分析計算値(728,972) : C,6161,H,9,40,N、 3. 84゜実測値 : C,62,43;H,9,4!; N、 3.i15゜FA B (M+H)” M/Zにおいて=729゜IR(0,15%CCI 中): 1755及びlフ38 (C−0) am−’。
1HNMR(CDCJ 3)デルタ 3.27 (s、OCR3) 、3.35 (do、2’ ) 。
3.77 (dL9) 、 4.40 (d、1’ ) 。
4.72 (d q、5’ 、J 4 ’ 、5’ −1,5Bり。
4.711 (d、1′) 、 5.15 (ad、 13) 。
第2の異性体生成物、(じS、9S) −9−デオキソ−じ911、12− ト リデオキシ−9,12−エポキシ−じ−メチルアミノー11−オキソエリスロマ イシンAを収率18%(0,0384g )で得た。
C38H68N2011とし7″ 分析計算値(728,972) : C,62,61;H,9,40; N、  3.84゜実測値 : C,62,48;H,163; N、 3.7g。
FAB (M+H) M/Zにおいて: 729゜IR(0,15% ccz  中):1755及び1738 (C=O) as−’。
1HNMR(CDC13)デルタ 2.31 (S、N (CH3) 2)。
2.53 (s、NCR) 、3.23 (s、0CR3) 。
312 (dd、2’ ) 、3.77 (dd、9)。
4.04 (dq、5’ 、J 、 −10Hz) 。
4.5′ 4.40 (d、I’ ) 、 4.111 (d、ビ) 、 5.13 (d d、 13) 。
工程A イシンA (0,65g、 0.73mmol)を、実施例1フ、工程Aに記載 した方法に従ってクロロホルム4ml生塩化トリエチルシリル(0,6m1.4 .Hmaol)で処理した。標題の化合物を収率84%で得た(0.62g)。
FAB (M:H) M/Zにおいて:1008 (100g、3113c53 H89No、5S iとしての計算値)。
IHNMRCCDCl 3)デルタ 3.32 (s、OCH3) 、3.64 (dt9) 。
4.28 (d、 11) 、 4.48 (d、じ)。
4.52 (d、1’ ) 、4.75 (dd、2”) 。
4.90 (d、1’ )、5.07 (dL 13)。
5.13(d、ベンジル性H)。
5.25(d、ベンジル性H) 、7.36 (m、Ca Hs ) 。
工程B f9s、 113) −2’ −0−アセチル−9−デオキソ−12−デオ工程 Aの生成物(0,62g 、 0.61■ol)を、実施例3.方法Aに記載の ようにして、触媒として、パラジウム10%を担持した炭素13gを用い、酢酸 エチル中接触水素化した。標題の化合物を収率80%で得た(0.43g)。
FAB (M4H) M/Zにおいて:874 (874,248C45H83 N O13S iとしての計算値)。
’HNMR(CDC13)デルタ 0.65(q、S r (C2H5) 3)。
2.25 (s、 N(CH3) 2 ) 。
3.03 (dd、4’ ) 、3.31 (s、OCHa ) 。
3.63 (dd、9)、4.28 (d、II)。
4.48 (d、l”)、4.76 (dd、2”)。
4.83(d、ビ’) 、 5.07 (dd、 13) 。
工程C !9S、Its)−2’ −0−7セ+ルー 9−デt)’/−12−デオキシ ー9.12−エポキシ−11−0−1−リエチルシリルー 4′−0−(2−プ ロペニル)エリスロマイシンA工程Bの生成物(1,24g 、 1.41mm ol)をジメチルホルムアミド(DMF)13mlに溶解した。この溶液を一5 0℃に冷却し、1Mビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム 3mlを、次 いでアリルプロミド0.25m1 (2,81mol)を加えた。反応混合物を 一50℃で1時間撹拌し、ブライン3mlで反応を終了させた。溶媒を真空下除 去し、残分をクロロホルムとブラインの間に分配した。
クロロホルム層を蒸発させ、油分をシリカゲルカラムで精製した、溶離剤はクロ ロホルムの5%メタノール液である。標題の化合物を収率75%で得た(0.9 7g)。
FAB (M+H) M/Zにおいて:914(914,303C48H8TN  O13S iとしての計算値)。
’HNMR(CDC13’Jデルタ 065 (Q 、S s (C2Hs ) 3 ) 。
2.26 (s、N (CH3) 2)。
2.87 (d、4’ ) 、3.33 (s、OCHa ) 。
3.64 (dd、9) 、 4.13 (m、 アリル性CH2) 。
4.30 (d、11)、4.53 (d、l”)。
4.75 (da、2’ ) 、 4.83 (d、ビ) 、 5.07 (d d、 13) 。
5.20 (m、C=CH2)、5.95 (m、CH=C)。
キン−9,12−エポキシ−11−〇−トリエチルシリルー 1−〇−′2−オ キソエチル)エリスロマイシンA工程Cの生成物(0,49g、 0.6mII ol)を周囲温度で水20%のTHF液12m1に溶解し、メチルモルホリンN −オキシド(15g 。
1、5mmall、次いで四酸化オスミウムの’l、 5v+%t−ブチルアル コール液1.3ml (0,06mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で 3時間撹拌し、次いでセライト上の5%重亜硫酸ナトリウムで反応を停止し、濾 過した。溶媒を真空下で除去し、残分を、1%濃水酸化アンモニウムを含むメタ ノール10%のクロロホルム液を用いたシリカゲルカラムで精製した。ジヒドロ キシ中間体を収率79%で得た(0.4 g )。
ジヒドロキシ中間体(0,4g、 0.47mmol)を0℃で水20%のTH F液に溶解した。メタ過ヨウ素酸ナトリウム(0,5g 、 2.3m1Iol )を加え、反応混合物を0℃で2.5時間撹拌し、メタノール10%のクロロホ ルム液を用い、シリカゲル2.5gを介して濾過した。溶媒を真空下で除去し、 得られた油をメタノール10%のクロロホルム液で溶離したシリカゲル上で精製 した。標題の化合物を収率97%で得た(0.37g)。
FAB (M+H) M/Zl:おいて:916(より高い質量ピークも見られ た、916.285 C47H85No14Siとしての計算値)。
IHNMR(CDC13)デルタ 2.27 (8,N (CH3) 2 ) 。
2.93 (d、4’ ) 、3j6 (s、 OCH3) −3,64(dd 、9) 、 4.25 (d、 QC)(2C) 。
4.29 (d、11) 、4.52 (d、1’ ) 。
4.77 (+tL2’ )、4.H(d、1’ )。
5.08 (dd、13)、、9.80 (t、CHO)。
実施例26 実施例12に概要を述べた合成法に従い、実施例25での生成物及び適切なアミ ンを使用し、実施例17.実施例26A、 26B、 26C及び26Dに記載 したようにアセチル基、次いでシリル保護基を除去した。結果を表1に表示した 。それぞれの構造は、表中にあるように1HNMR1元素分析及び/又は質量ス ペクトルによって確認した。
アセチル保護基を、実施例1.工程1に記載したように、無水酢酸及びトリエチ ルアミンの塩化メチレン液で6−〇−メチルエリスロマイシンAのアミノ糖部分 に導入した。標題の化合物を次の段階に適用した。
ベンジルオキシカルボニル保護基を、実施例1.工程2に記載したようにベンジ ルオキシカルボニルクロリドを用いて工程Aの生成物に導入した。標題の化合物 を得、次の段階に適用した。
工程C 2′−〇−アセチルー11−デオキシ−6−〇−メチルー11−オシニウ酸クロ リド(5,hl、 57.5mmol)を、窒素雰囲気下乾燥フラスコ中塩化メ チレン5hlに溶解した。この溶液をドライアイス/アセトン洛中、−70℃に 冷却し、ジメチルスルホキシド(DMS O)6.9ml (8g、3a+mo l)の塩化メチレン5ml液を5分間かけて加えた。溶液を6分間撹拌し、工程 Bで得た2’−0−アセチル−6−0−メチル−じ−0−〔(フェニルメトキシ )カルボニル〕エリスロマイシンA 5 g (5,41mmol)の塩化メチ レン20m1溶液を 5分間かけて注射器で加えた。反応混合物を一70℃で6 5分間撹拌し、トリエチルアミン26m1をゆっくり加えた。反応混合物を周囲 温度に温ため、塩化メチレン 500m1で希釈した。希釈した塩化メチレン溶 液を6%燐酸塩緩衝液250m1で3回、次いで45重炭酸ナトリウム溶液25 0m1及びブライン250m1で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で脱水し、 濾過し、回転蒸発器で濃縮した。残分(5,14g)を空気(llpsi)の加 圧下(フラッシュクロマトグラフィー)のシリカゲル(120g)カラム(2, 5X6Q口)で精製した。カラムはCH2Cl2 :CHOH: NH4OH( 9g+2.0:0.2)ノ1.5N テ溶離した。標題の化合物を含む画分を別 にし、濃縮して主として9.12−ヘミルメトキン)カルボニル〕エリスロマイ シンA3.21g (収率64%)を得た。
FAB (M+)I) M/Zにおいて:922F922.130 C48H7 5No、6トLt”(7)計算値)。
’HNMR(CDCf 、多い方の異性体)デルタ3.25(s、OCR)、3 .29(s、0CH3)。
4.48 (m、4’ 、5’ )、4.52 (d、I’ )。
4.75 (dd、2”)、4.85 (d、l” )。
5.13 (Ca、 13) 、 5.20 (s、ベンジル性C)(2) 。
9.10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エ ポキシ−6−〇−メチルー11−オキソエリスロマイシンA工程Cの生成物(3 ,21g 、 3.46mmol)をボンベ中のアンモニア36m1及びメタノ ール60m1溶液に溶解した。パラジウム20%を担持した炭素(1,6g ) を加え、反応を50Qpti水素圧下、60℃で3時間実施した。反応混合物を 密閉反応ボンベ中で一晩冷却し、次いでアルゴン下重力濾過した。ナイロン膜の フィルターを介して再濾過し、微量の触媒を除去する。溶媒を真空下で除去し、 残分をメタノール125m1に再溶解した。溶液を油浴中50℃で一晩撹拌した 。メタノールは真空下除去した。残分(2,56g)をシリカゲル!250g) のカラム(5X30ai)で精製した。カラムはllp目空気圧下にし、CHC i : CH30H:N840H(9,8:0.2: 0.02) 11、及び CH2Cl2 :CH30H: NH4OH(9,7:0.3:0.03) i Nで溶離した。標題の化合物を含む画分を合わせ、真空下濃縮して純粋な9.1 0−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−二ポキシ ー6−9−メチルー11−オキソエリスロマイシンA 2.22 g(収率88 %)を得た。
FAB (M+H) M/Zl=おいて:728(727,941C38H65 No12としての計算値)。
2.30 (s、N (CH3) 2 ) 。
3.01(t、じ) 、 3.19 (dd、2’ ) 。
3.21 (s、3’ 0CH3) 、 4.37 (d、1’ ) 。
4.86 (d、1’ ) 、 5.26 (dd、 13) 。
実施例28 実施例13.工程Aで記載した方法に従って、実施例27の生成物を水素化ホウ 素リチウムで還元して、表1に記載の実施例28Aのものを得た。
実施例7.工程Cで記載した方法に従って、実施例27の生成物を水素化ジイソ ブチルアルミニウム(D I BAH)で還元して、表1に記載の実施例28B のものを得た。
それぞれの構造は表1に記載したようにIH−NMR,元素分析及び/又は質量 スペクトルによって確認した。
実施例29 実施例12に概要を示した方法に従い、アミンとして実施例14の生成物を、還 元剤として適切なアルデヒド及びシアノ硼水素化ナトリウム(N a CN B  R3)を用い、実施例29Aの場合には適切な触媒の存在下水素及びホルムア ルデヒドで続いて処理して、表1に記載したように実施例29A、29B及び2 9Cのものを得た。
実施例14に概要を示した方法に従い、アミン出発物質として実施例14の生成 物、適切なアルデヒド及び還元触媒としてパラジウムを担持した炭素(Pd/C )を用い、表1に記載したように実施例29Dのものを得た。
実施例9に概要を示した方法に従い、出発物質として実施例14の生成物及び適 切な試薬を用い、表1に記載したように実施例29Eのものを得た。
実施例10に概要を示した方法に従い、出発物質として実施例14の生成物及び 適切な試薬を用い、表1に記載したように実施例29Fのものを得た。
上記実施例のそれぞれの構造は、以下の表1に示したように’HNMR,元素分 析及び/又は質量スペクトルによって確認した。ここで使用したR 、R、及び R3は式Iで規定し1ま たR基に相当することは理解されよう。
実施例30 実施例12に概要を示した方法に従い、アミンとして実施例8の生成物、適切な アルデヒド及び還元剤を用い、又、実施例30Aの場合には、適切な触媒の存在 下水素及びホルムアルデヒドで続いて処理し、表1に記載したように実施例30 A及び30Bのものを得た。
実施例14に記載した方法に従い、アミン出発物質として実施例8の生成物、適 切なアルデヒド及び適切な水素化触媒を用い、表1に記載した実施例30Cのも のを得た。
それぞれの構造は、表1に示したように’HNMR1元素分析及び/又は質量ス ペクトルによって確認した。
実施例31 標題の化合物は、実施例17.工程C及びDに記載した方法に従い、実施例5の 生成物から 2′−o−アセチル誘導体として調製した。
FAB (M−+−H) M/Zにおいてニア59(75g、 955 Cas H66N 2 Or3としての計算値)。
3.30 (dd、2’ ) 、3. 79 (dd、9) 。
4、H(d、l’ ) 、 4.56 (d、4’ ) 。
4.87 (d、1”) 、 5.14 (lIL 13) 。
実施例32 (じ S、9S)−4’ −C(アミノカルボニル)アミノツー9−デオキソ− じ、 11.12− トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリス ロマイシンA 標題の化合物は、実施例17.工程C及びDの方法に従って、実施例14の生成 物から、2′−〇−アセチル誘導体として調製した。
FAB (M+H) M/Zl=おいて:75B(757,971C3sHsy N 3012としての計算値)。
IHNMR(CDCj3)デルタ 3.3フ (dj、2’ ) 、3.79 (dd、9) 。
4.26 (bL4’ ) 、4.31 (d、l’ ) 。
4.89 (d、I”) 、5.H(dd、13) 。
ソーII、 12−ジデオキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA(8g  、11.17mmallを塩化メチレン 161m1に溶解し、ベンジルオキ シカルボニル−N−ヒドロキシコハク酸イミドを加え、反応混合物を周囲温度で 一晩撹拌した。次いで反応混合物を分液ロートに移し、5%重炭酸ナトリウム水 溶液300 mlで洗浄した。
水性層を塩化メチレン 100m1で3回逆抽出し、有機層を合わせた。合わせ た有機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、減圧下濃縮し、標題の化合物10. 43gを得た。生成物は精製することなく次の段階に適用した。
工程B !9S、ll5)−2’ −0−7セ+ルー11− (N−ベンジルオキシカル ボニル)アミノ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ エリスロマイシンA工程Aの生成物である(9S、 ll5) −11−(N− ベンジルオキシカルボニル)アミノ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ− 9,12−エポキシエリスロマイシンA Io、43gの塩化メチレン104m 1溶液に、周囲温度で炭酸カリウム5.21g (37,7mmol)及び無水 酢酸2.76m1 (29,2mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で一晩 撹拌した。反応混合物を分液ロートに移し、5%重炭酸ナトリウム50m1で洗 浄した。水性層を塩化メチレン 100m1で3回逆抽出し、有機層を合わせた 。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾熾し、濾過し 、減圧下濃縮して標題の化合物8.65gを得た。生成物は精製することなく次 の工程に適用した。
工程C f9s、113)−2’ −0−7セ+ルー11− (N−ベンジルオキシカル ボニル)アミノ−9−デオキソ−II、 +2−ジデオキシ=9.12−zホー 1−シー 4’ −0−fl’ −H−1’ −イミダゾール)チオカルボニル エリスロマイシン人 工程Bで得た(9且、11且) −2’−0−アセチル−11−(Σ−ベンジル オキシカルボニル)アミノ−9−デオキソ−If、 12−ジデオキシ−9,1 2−エポキシエリスロマイシンA 6.86 gの塩化メチレン16m1溶液を 乾燥器で乾燥したフラスコ中で調製した。この溶液にN、N−ジメチル−4−ア ミノピリジン3.75g(30,7mmcl)次いで1.1′ −チオカルボニ ル−ビス−1−H−イミダゾール3.5 g (19,6mmol)を加えた。
反応混合物を周囲温度で24時間撹拌し、塩化メチレン 200m1で希釈し、 pH5の燐酸塩緩衝溶液で洗浄した。有機層を分離し、5%重炭酸ナトリウム水 溶液で洗浄した。合わせた水性層を塩化メチレン50m1で2回逆洗浄した。合 わせた有機層をブラインで洗浄し無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、減圧 下濃縮した。残分(黄色ガラス状物質)をクロロホルム:アセトニトリル(11 )で溶離したシリカゲルのクロマトグラフィーにかけて精製し、標題の化合物で ある(9S、115)−11−アミノ−9−デオキソ−11゜12−ジデオキシ −9,12−エポキシエリスロマイシンA 3.19 g(収率28.5%)を 得た。
M S D CI −N Hs M / Z : 1 G G 4 (M ?  H) ’ ;IHNMR(CDI 3)デルタ 8.84 (t、3H,15) 。
2.13 (S、3H,COCH3) 。
2.29 (s、6H,NMe2) 。
3.38 (s、3H,0CR3) 。
3.42 (m、IH,5’ ) 、 3.50 (d、lH,s) 。
3.59 (ad、IH,9) 、 7.06 (dd、IH,I m) 。
7.30〜7.40 (m、5H,P h) 。
7.63(m、lH,1m)、8.33(d、IH,Im)。
工程D f9s、ll5)−2’ −0−アセチル−11−(N−ベンジルオキシカルボ ニル)アミノ−9−デオキソ−じ、 II、 12− トリデオキシ−9,12 −エポキシエリスロマイシンA(9且、 11且)−2′ 一旦−アセチル−+ 1− (N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−9−デオキソ−II、 12 −ジデオキシ−9,12−エポキシ−じ−〇−(1’ −H−1’ −イミダゾ ール)チオカルポニルニリスロマイシンA(工程Cの生成物)2g(2mmol ) 、乾燥トルエン30m1及び2.2′ −アゾビスイソブチロニトリル20 ■の混合物を乾燥器で乾燥した50m1フラスコ中で調製し、窒素をフラツシユ した。水素化トリーn−ブチル鍋(2,(15ml、7.65mmol)を周囲 温度で加え、反応混合物を65℃に加熱した。反応混合物を65℃で18時間加 熱し、周囲温度まで冷却し、アンモニア1%を含む4.8%重炭酸ナトリウム水 溶液52m1で洗浄した。水性層をトルエンで逆抽出した。合わせたトルエン層 をヘキサン/アセトニトリル50m1で3回抽出した。合わせたアセトニトリル 層を硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、真空下濃縮して標題の化合物1.46 g(収率84%)を白色ガラス状物質として得た。
MS EI M/Z:877(M−H)’工程E !9S、ll5)−11−アミノ−9−デオキソ−じ、 11.12−ト(Σ− ベンジルオキシカルボニル)アミノ−9−デオキソ−じ、 11.12− トリ デオキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA1.46g (1,67mm ol) ノlり/−ル90Gml溶液に、濃水酸化アンモニウム水溶液10m1 及びラネーニッケル3gを加えた。反応混合物を4a+m水素圧下、周囲温度で 22時間水素化した。反応混合物を濾過し、真空下濃縮した。残分を塩化メチレ ン 100 mlに溶解し、塩化メチレン溶液を5%重炭酸ナトリウム溶液50 m1で洗浄した。水性層を塩化メチレン50m1で3回逆抽出した。合わせた有 機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水し、濾過し、真空下濃縮した。残分(900 ■)をアセトニトリル:水酸化アンモニウム(10: 0.03)で予備処理し たシリカゲル上で精製した。カラムを26m1画分が50収集されるまで、上記 の溶媒で溶離した。
次に溶媒をアセトニトリル:水酸化アンモニウム(1G : 0.07)に変え た。両分110−125を合わせ、濃縮し、アセトニトリルニ水酸化アンモニウ ム(10: 0.03)だけで溶離する。同様の方法で再クロマトグラフィーに かけて標題の化合物を得た。
MS FAB M/2.701(M+H)”;0.83 (t、3H,15)  、 1.26 (s、3H,12) 。
2.30(s、6H,NMe、)。
2.51 (d+、IH,3’ ) 、 2.71 (m、lH,2) 。
3.21 (da、IH12’ ) 、3.25 (s、3H,OCH3) 。
4.45 (d、IH,l’ ) 、 4.95 (d、IH,ビ)。
5.10 (dd、IH,13)。
本発明のいくつかの化合物の抗菌スペクトルを以下に記載したようにして調べた 。その結果を表2及び3に示す。
テスト化合物を順次水で希釈して、無菌の脳−心臓浸出物(Be3in He5 rl Intu+ion、BHI)寒天(DHco 041!l−01−5)と 混合して含む12のベトリ皿を調製した。それぞれのプレートに32以下の異っ た微生物のゆっくり生長する菌株(主として、Mi++ococcas及びS+ rep+ococcu+) l:100 (又は1:10)希釈液を、SH+1 反復実験ブロックを用いて植え付けた。植え付けたプレートを35〜37℃で2 0〜24時間培養した。更に、テスト化合物を含まないBHI寒天を用いた対照 プレートを調製し、それぞれのテストの最初と最後に培養した。
テストされる微生物に対して公知の感受性パターンを有する化合物を含み、テス ト化合物と同じ抗生物質の部類に属する別のプレートも謂製し更に対照用として 比較テストも、テストと同様にして培養した。エリスロマイシンAをこの目的の ために使用した。
培養後、各プレートを判断した。MIC(最低抑制濃度)はテスト化合物を含ま ない生長対照物に比較して、植え付は場所での無生長、わずかな濁り又はコロニ ーの希薄な単離を生ずるテスト化合物の最低濃度で規定される。
輔 1≧ ≧ ≧ 1Σ =1 匣I Qe* ew m m tw m ss ′J@J aa sa 0 w >  >−−−+ −、−+ @ m z W +=s W tw@* Σ ;二:: ::::: M W :::::: fi fi fl fl  :J ” # W 、、、aa W M +起 :a::: ::&:aa:: ::amlニ=:フ:+: ::::: +: :l::、:実施例35 本発明の選択した化合物のそれぞれを3種類の濃度で用いて10匹のマウスに対 し、マウス急性感染防御試験を行った。それぞれの濃度は前の濃度の4倍希釈に した。当初の濃度はマウスに投与される微生物によって変化する。死亡率からE  D s o値、すなわち、接種投与による死亡に対して50%のテスト動物を 保護するのに必要な薬剤の投与量を計算した。
マウスの急性感染防御試験は、体重18〜20gの雌のSv口Sアルピノマウス で実施した。所望のL D S O値を与えるのに十分に希釈された指示テスト 微生物を18時間培養でマウスに腹腔内注入した。所望の感染投与量はLD5o の約10〜1000倍の範囲内であった。好ましくは、感染投与量はL D s  aの100倍である。接種物の効力を調べるために、指示テスト微生物の滴定 を対照動物に行った。滴定は特定の微生物に対するLD5oを決定する。
処置動物群に感染後1時間及び5時間目にテスト化合物を、経口的に、胃管栄養 により、又は皮下的に投与し、7日間観察した。E D s o値は収集した死 亡データを用いて計算した。結果を以下の表4に示し、感染の治療における本発 明化合物の効果が証明された。
表 4 Sjaph71ococcus 5lreptococcut 5trepto coccus Haemopbilusaureus p7o1enet pn eumonixt 1nfluenxae(NCTC10649) C−203 (ATCC6303) (ATCC43095)455.022.6203.3 20.4 +、a o7.s 11.3Std★ 95.8 12.9 31. + 1.9 29.9 3.9 67 29.7525.222.63.91, 723.7 <0.4−−8ld★ 5B、1 8.3 21.4 1.8 2 B、2 1.6 − −15−30.147.95.037.34.0−−13 126.239.651.59J 84.84.0−−3ld★ 91.8 1 0.9 64.6 7.3 33.6 2.1 − −1975.420.72 8.92.5 <9.41.1101.4−3ld★ 123.2 +1.6  53.3 6.4 +3.8 2.2 251.8 −★標準−エリスロマイシ ン 実施例36 本発明の選択した化合物を、1G又は20■/ mlの濃度の希ラクトビオン酸 溶液として形成した。2又は3匹の大群に静脈内ボラース又は経口投与(胃管栄 養による)で10■/kgのマクロライドを与えた。投与後15分〜32時間の 選択した時点で得た血漿試料を電気化学的検波(装薬剤)及び微生物学的アッセ イ(すべての微生物学的活性度)で逆相HPLCを用いて分析した。
血Wta度時間曲線は、終末脱離半減期の値を決定するのに適した多−指数曲線 を指示する。台形法によって計算した曲線の下の面積(A U G)値は絶対生 物学的利用能を計算するのに使用された。結果を以下の表5に示す。
実施例37 中耳炎の治療における本発明の化合物の 1つの効果を以下に記載するようにし て試験した。Hj+mophilos 1ctlIltnxx+ A TCC4 3095の 5時間対数期培養を、4%Filde+濃厚化剤及びo、ooi% ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD;Sigmx Chemica l Co、、 St、 Looi+、 Mi+tonriから市販されている) を補充した脳−心臓浸出物液(BHIB)中で行った。
Tumbleb+ook Farm!1WAN B+ookfield、 Mx ssxcbnsc+口の約40g〜約50gの重さの比の蒙古アレチネズミにジ エチルエーテルで麻酔をかけ、約106のバクテリアを含む接種材料0.02m 1を中耳胞の上後室に経皮的に注射した。
テスト化合物での治療の直前に、5匹のアレチネズミから中耳吸引液を下記のよ うにして得、培養して、治療開始の際の感エポキシエリスロマイシンAを感染後 初めの17時間に0.5ml容量で胃管栄養により経口的に投与し、5匹のアレ チネズミの群に、 1日 3回、 2日間続けた。標準として、アレチネズミの 第2群をエリスロマイシンを用いて同様に治療した。最後の治療後18時間でア レチネズミを安楽死させ、BHIBG、02m1を鼓膜を介して中耳胞に注入し 、中耳の吸引液を集めて培養した。
吸引液をBHIBで希釈し、チココレート寒天に重複して置いた。−晩培養した 後、コロニーを数え、バクテリアの数を中耳当りのコロニー形成単位(CFUs )で表示した。この方法で検出し得るバクテリアの最低数はIQOCF U s であった。治療した動物のバクテリアの数を未治療の対照群と比較し、CFUs を90%まで減らすのに必要な50%有効投与量< E o so)■/kgを 、各テスト化合物の回帰分析によって計算した。未希釈中耳吸引液からバクテリ アが除去されぬ場合には、アレチネズミは治療されたとみなす。
上記の方法を用いると、テスト化合物のE D s oは、46.5■/贈であ り、一方、エリスロマイシンのそれは300■/kgを示す。
これらの結果は、中耳感染症の治療における本発明の化合物の効果を証明してい る。
本発明の詳細な説明した特定の実施例によって記載してきた。
しかし、これらの具体例は単に説明のためのものであり、本発明はそれによって 必然的に限定されるものではない。例えば、ここではエリスロマイシンAを記載 したけれども、エリスロマイシンA及びCの間には、少し構造上の相違があるこ とを認識するであろう。それ故、本発明の反応及び生成物は、エリスロマイシン A及びCの両方に適用し得る。次の請求の範囲の精神及び範囲内での変型及び応 用は、当業者が認識するように該記載から容易に明らかになる。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の構造; ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1は11位にあってオキソ基、オキシム基、ヒドロキシ基又はアミノ 基であり、 R2は4′′位にあって水素、酸素含有基又は窒素含有基であり、2R4は水素 又は低級アルキルである。]を有する化合物並びにその薬学的に許容される塩及 びエステル。 2.請求項1に定義したエリスロマイシン誘導体を治療上有効な量で含む医薬組 成物。 3.次の化合物: (9S,11S)−9−デオキソ−12−デオキシ−9,12−エポキシエリス ロマイシンA; (9S)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11 −オキソエリスロマイシンA; (4′′,R,9S)−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9 ,12−エポキシ−11−オキソ−4′′−[[(フェニルメトキシ)カルボニ ル]アミノ〕エリスロマイシンA;(4′′R,9S)−4′′−アミノ−9− デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オ キソエリスロマイシンA; (4′′R,9S)−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9, 12−エポキシ−4′′−[[(ジメチルアミノ)メチレン]アミノ]−11− オキソエリスロマイシンA;(4′′R,9S)−4′′−アセチルアミノ−9 −デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11− オキソエリスロマイシンA; (4′′R,9S)−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9, 12−エポキシ−4′′−[(メチルスルホニル)アミノ]−11−オキソエリ スロマイシンA; (4′′R,9S)−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9, 12−エポキシ−11−オキソ−4′′−[(フェニルメチル)アミノ]エリス ロマイシンA; (4′′R,9S,11S)−4′′−アミノ−9−デオキソ−4′′,12− ジデオキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(4′′S,9S)−4 ′′−アミノ−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12エ ポキシ−11−オキソエリスロマイシンA; (4′′S,9S,11S)−4′′−アミノ−9−デオキソ−4′′,12− ジデオキシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(4′′S,9S)−9 −デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−4′′ −(メチルスルホニル)アミノ−11−オキソエリスロマイシンA; (9S,11S)−4′′−O−アミノカルボニル−9−デオキソ−12−デオ キシ−9,12−エポキシエリスロマイシンA;(9S)−9−デオキソ−11 ,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−ヒドロキシイミノエリスロマ イシンA;(9S,11S)−11−アミノ−9−デオキソ−11,12−デオ キシ−9,12−エポキシ−エリスロマイシンA;(9S,11S)−11−ア ミノ−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ −エリスロマイシンA;(4′′R,9S,11S)−4′′,11−ジアミノ −9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシエリ スロマイシンA; (4′′R,9S)−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポ キシ−11−オキソ−エリスロマイシンA;(4′′S,9S,11S)−4′ ′,11−ジアミノ−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9, 12−エポキシエリスロマイシンA; (9S,11S)−4′′−O−アセチル−9−デオキソ−12−デオキシー9 ,12−エポキシ−エリスロマイシンA;(9S)−4′′−O−アミノカルボ ニル−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エポキシ−11−オ キソエリスロマイシンA; (4′′S,9S)−4′′−[(アミノカルボニル)アミノ]−9−デオキソ −4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ−11−オキソエリ スロマイシンA; から成るグループから選択される化合物並びにその塩及びエステル。 4.次の化合物: 9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エ ポキシ−11−オキソ−4′′−O−[(フェニルメトキシ)カルボニル]エリ スロマイシンA; 2′−O−アセチル−11−デオキシ−11−オキソアンヒドロエリスロマイシ ンA; 9,10−ジデヒドロ−9−ヂオキソ−11,12−ジデオキシ−9,12−エ ポキシ−11−オキソエリスロマイシンA;(4′′E)−9,10−ジデヒド ロ−9−デオキソ−4′′,11,12−トリデオキシ−9,12−エポキシ− 4′′−ヒドロキシイミノ−11−オキソエリスロマイシンA; (9S,11S)−2′−O−アセチル−9−デオキソ−12−デオキシ−9, 12−エポキシ−11−O−トリエチルシリルー4′′−O−(2−オキソエチ ル)エリスロマイシンA;9,10−ジデヒドロ−9−デオキソ−11,12− ジデオキシ−9,12−エポキシ−6−O−メチル−11−オキソエリスロマイ シンA;から成るグループから選択される化合物、並びにその塩及びエステル。 5.次の構造 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R2はヒドロキシであり、R3は水素であって、R1はオキソ及びヒド ロキシから選択される]を有する化合物。 6.方法が次のスチップ: 1.エリスロマイシンAを酸を用いて処理し、アンヒドロエリスロマイシンAを 形成するステップ、 b.2′位を保護基を用いて保護するステップ、c.保護されたアンヒドロエリ スロマイシンAを酸化して不飽和ケトンを形成するステップ、 d.不飽和ケトンをエノンに転化して2′位を脱保護するステップ、及び t.エノンを還元するステップ から成る、請求項5に定義した化合物の製造方法。
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