JPH04504227A - スプレー装置用スプレー・ヘッド - Google Patents

スプレー装置用スプレー・ヘッド

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JPH04504227A
JPH04504227A JP2514733A JP51473390A JPH04504227A JP H04504227 A JPH04504227 A JP H04504227A JP 2514733 A JP2514733 A JP 2514733A JP 51473390 A JP51473390 A JP 51473390A JP H04504227 A JPH04504227 A JP H04504227A
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spray head
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JP2514733A
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ヴィルテルシャイム,アダム
アラス,ゲオルグ ヴェルナー
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ゴールドウエル アクチエンゲゼルシャフト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • B05B7/2402Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
    • B05B7/2405Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle
    • B05B7/2435Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle the carried liquid and the main stream of atomising fluid being brought together by parallel conduits placed one inside the other
    • B05B7/2437Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle the carried liquid and the main stream of atomising fluid being brought together by parallel conduits placed one inside the other and a secondary stream of atomising fluid being brought together in the container or putting the carried fluid under pressure in the container

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スプレー装置用スプレー・ヘッド 本発明は、一つの作動面を備えた一つの作動エレメントを一つのばねの初期スト レスに打勝って手動で押し下げることによって、スプレー装置のボトル内に充填 されている、スプレー使用し得る、通常は液状の薬剤を、圧縮空気源としての電 動空気ポンプがら空気供給配管を経て送られてくる圧縮空気によって微粒化する とともに集中噴霧することができるようになっていると同時に、そこまでは別々 に送られて(る圧縮空気と、薬剤ボトルの中に潜り込んでいる1本の上昇管を経 て送られてくる薬剤とかそこで混合され、微粒化され、かつ集中噴霧される、一 つのスプレー・ノズルを備えている、一つのスプレー装置用スプレー・ヘッドに 関するものである。
例えば、医薬品あるいは整髪用の薬剤といったような液状物質を噴霧し得るよう なスプレー装置は、すでに様様な構造のものが知られている。その場合、通常、 液体はスプレー装置のスプレー・ノズルの中で噴霧用ガスの流れによって微粒化 されると同時に、集中的に噴霧されるのである。
噴霧用のガスとしては以前は、一つの手動ポンプ(ゴム球ポンプ)によって送り 出される空気が使用されたものである。その後、噴霧用ガスとして、装置に組込 まれたボンベ自体の中、あるいは独立して設けられた噴霧用ガス・ボンベの中に 圧縮充填された特殊なガスが用いられるようになっていたが、近年に到ってこれ らの噴霧用ガスによる深刻な環境破壊を抑止するために、□少なくともふっ素含 有炭化水素に関する限り□その使用を中止せざるを得なくなってきた。最近これ らのふっ素含有炭化水素の代替品として用いられている噴霧用ガスも、それらの 内のあるもの(プロパン)は可燃性であって、スプレーした際にうっかりして採 火あるいは電気火花によって引火すると、周囲の空気中酸素と反応して爆発的に 火炎を形成する恐れがあるので、必ずしも問題がないわけではないのである。代 替品として用いられているその他の噴霧用ガス(例えばC02)は、ボンベ内の 全内容物を最後まで残らず要求通りに細かく微粒化して噴霧し得るようにするた めには、ボンベ内に非常に高い圧力で充填しておかなければならない。このよう な高圧に耐える容器を製作するためには、当然のことながらそれ相当に確立され ていて、従ってまたコストも掛かる製造方法が要求されることとなる。そのため 再びまた、周囲の空気を噴霧用ガスとして供給する、比較的構造が簡単で、しか もよく機能する手動ポンプがますます多く使用されるようになりつつある。その 際、この種の一環境に対する協調性の面で優れる□手動ポンプの微粒化ないし噴 霧の能力は比較的劣ることが判ってきた。
というのは、このような手動ポンプを□通常たった1本の□指により作動させる ことによって生成される空気供給能力は、空気量および空気圧のいずれの点から 見ても極めて小さいものであり、従ってこの手動ポンプは僅かなスプレー量を供 給し得るに過ぎず、かつその際、スプレーの液滴粒子の大きさも多くの場合、と ても辛抱できないくらい大きくなるからである。
しかし、一層高い圧力で更に大量の空気を供給することは、充分な能力をもった 外部の空気供給源、例えば電動の空気ポンプを採用することによって可能になる のであって、このことが近年、圧縮空気によって作動するスプレー装置の開発を 推進する原動力となっているのであるが、その際この圧縮空気は電動の空気ポン プによって供給されるのである。沈澱物を含まないスプレー可能な液状物質を噴 霧するためにこれらの装置が使用されている限り、そのスプレー能力は申し分な いことから、これらの装置は充分なメリットをもって使用し得るものである。
しかしながらもし、乾燥に際して粘着性のある固い、あるいはねばねばした付着 物が析出するような、液状物質を微粒化ないし噴霧しなければならないときには 、それらの付着物がスプレー・ノズルの領域で部分的に非常に細い寸法に作られ ている流通路に粘着する可能性があり、それによってスプレー機能が急速に劣化 し、絶えず掃除をしない限り短時間のうちにスプレーできなくなる、という問題 が生ずるのである。その上、このような装置では、使用し終わった後に僅かなが ら液状物質の後漏れが見られ、それがスプレー装置およびスプレー・ノズルの流 通路の内部、ならびにスプレー・ノズルの外側で乾燥し、それによってもまた装 置の機能が完全に損なわれるところまで劣化してゆくこととなる。
そこで本発明は、このような外部の圧縮空気源によって機能するスプレー装置の ためのスプレー・ヘッドであって、しかもスプレー・ヘッドの内部、ないしはス プレー・ノズルの内部あるいは前面における付着物の生成という観点から見て問 題のある液状物質を微粒化ないし噴霧するのに適していると同時に、絶えず掃除 をしなくても比較的長い期間にわたって期待通りのスプレー機能が安心して得ら れるような、一つのスプレー・ヘッドを提供することを課題とするものである。
この課題は、冒頭に述べた種類のスプレー・ヘッドから出発し、本発明に従って 、スプレー・ヘッドに二つのそれぞれ独立していて、かつばねの初期ストレスに よって閉止位置に置かれている弁を持たせておき、かつそのうちの第1の弁を、 スプレー・ノズルに圧縮空気を供給する圧縮空気管路から薬剤ボトル内に通じる 貫通路内に、そして第2の弁を、薬剤ボトルからの上昇管を経てスプレー・ノズ ルまで薬剤を導く薬剤流通路内に配置してお(こと、および、作動エレメントに 、前述の二つの弁のそれぞれに対応していて、かつ作動エレメントを押し下げる ことによって弁を開かせるための二つの作動ブツシュ・ロッドを持たせておくこ と、ならびに、これらの作動ブツシュ・ロッドの寸法を、作動エレメントを押し 下げた際に第1の弁に対応している作動ブツシュ・ロッドが、第2の弁に対応し ている作動ブツシュ・ロッドよりも先にそれぞれの弁のバルブ・スピンドルに当 たるように作っておくこと、によって解決されるのである。こうすることによっ て、まず最初に薬剤ボトルに圧力を持たせ、かつそれによって薬剤を上昇管を経 て押し出すための圧縮空気をボトル内に送り込むと同時に、スプレー・ノズルに 圧縮空気を噴出させる一方、液状薬剤のスプレー・ノズルへの供給を時間的に遅 らせて行う、という方法で、二つの弁の時間差を設けた開弁操作が行われること となる。かくしてまず最初にスプレー・ノズルをも含む流通路系統が純粋の圧縮 空気だけによってフリー・ブローイングされるのである。スプレー過程が中断さ れた場合には、二つの弁は先程とは逆の順序に従って閉止されてゆく、すなわち まずスプレー・ノズルへの薬剤の供給が中断される一方、純粋の圧縮空気だけは なおスプレー・ヘッドの流通路系統を流通し、それによってなお流通路系統内に 止まっている残りの液状物質を全て同伴して、スプレー・ヘッドから吹き払って しまうのである。
かくしてスプレー・ヘッド内には薬剤は一切残らないので、付着物が生成したり 堆積したりすることはあり得ず、従ってスプレー・ヘッドの機能もそのような付 着物によって損なわれる恐れは全くないのである。
空気ポンプが電動機によって駆動されるタイプのスプレー装置であって、かつそ の際、この電動機が、この電動機への電気配線回路中に設けられていて、ばねの 初期ストレスによって普段はオフの位置に置かれており、作動エレメントを押し 下げることによってオンの位置になるような一つのブツシュ・ボタン・スイッチ を作動させることによって通電されるようなスプレー装置である場合には、更に 、このブツシュ・ボタン・スイッチと第1の弁とが順次引き続いて作動するよう にしておくとともに、ブツシュ・ボタン・スイッチをオフ位置に保っているばね の初期ストレスを弁のバルブ・スピンドルを閉止位置に押し付けているばねに比 べて、ブツシュ・ボタン・スイッチが第1の弁の開弁開始時期の前にすでにオン の状態になるように、充分小さくしておく、ことが望ましいのである。そうして おけば、この空気ポンプは第1の弁が開く前に作動し始め、そのため圧縮空気は 弁が開いたときに遅滞なく供給されることとなるのである。
更に、本発明のもう一つの優れた実施形態として、作が薬剤ボトルの上にぴった りはまり合っている一つのスプレー・ヘッド・ハウジングの上で摺動し得るよう に保持されていて、かつこのスプレー・ヘッド・ハウジングの中にスプレー・ノ ズルが納められていると同時に、スプレー・ノズルの領域に到るまではそれぞれ 別々になっている圧縮空気ならびに薬剤の流通路の少なくとも一部分がその中に 構成されており、かつその際、二つの流通路のこれら部分かスプレー・ノズルか ら遠い方のそれぞれの端部で、作動キャップの摺動方向に平行に、かつ互いに少 し間隔をおいて設けられている二つの貫通孔にそれぞれ開口しており、更にこれ らの貫通孔は作動キャップの側にも薬剤ボトルの側にも開口していて、それぞれ の弁のバルブ・スピンドルに設けられているバルブ・ステムがその中を通るよう になっている。
これらの貫通孔の薬剤ボトル側の開口部の正面にはそれぞれの弁の弁座が構成さ れており、かつその際、これらの弁座を塞ぐそれぞれのバルブ・スピンドルが薬 剤ボトルの側に続いているそれぞれの貫通路の中に長手方向から挿入されて納め られていて、それぞれ一つのコイル・スプリングによって弁座に向けて押し付け られており、更にその際、薬剤流通路の一部を形成している方の貫通路は薬剤ボ トル側でボトルを満たしている液の中に潜り込んでいる上昇管につながっている 一方、圧縮空気流通路の一部を形成している方の貫通路はこれに反して薬剤ボト ル内でボトルを満たしている液の上部に開口している。
二つの弁の弁座は、本発明の優れたもう一つの特徴として、スプレー・ヘッド・ ハウジングの中の薬剤ボトルの側に、上述の二つの貫通孔の正面にそれぞれ設け られている二つのシール・ディスクによって構成しておくことが可能で、これら のシール・ディスクは、二つの弁をその中に受け入れていて、かつ薬剤ボトル側 に延びている一つのバルブ・ハウジングによって、スプレー・ヘッド・ハウジン グに接して保持されている。
スプレー・ヘッド・ハウジングの内部で薬剤流通路の一部を構成している方の貫 通路はその作動キャップの側を一つの柔軟で弾力性のあるメンブレンで塞いでお くのがよく、それが、そこに付属している方の弁のバルブ・ステムの作動キャッ プ側の自由端部と、この弁に向き合って設けられている作動ブツシュ・ロッドの 自由端部との間の空間を仕切っているのである。かくしてこのメンブレンは、作 動キャップの作動ブツシュ・ロッドによる弁の開弁動作を妨げることなく、薬剤 流通路を経て送られてきた薬剤が貫通孔から外に流出するのを防ぐ働きをしてい る。
作動キャップの内面からは、圧縮空気用弁のための作動ブツシュ・ロッドを少し の隙間を空けて取り囲んでいる一つの管状のソケットが突き出ていると同時に、 それが圧縮空気流通路の一部をなしている貫通孔の作動キャップ側の開口部の中 にはまり込んでおり、更にその際、この管状のソケットが貫通孔の開口部の中を 作動方向にスライドしながら、かつ圧縮空気が漏れ出すことがないようにシール しながらガイドされており、更にこの管状のソケットと作動ブツシュ・ロッドと の間にできている環状の隙間には圧縮空気源から送られてくる圧縮空気受入れ用 の入口が開口している。
すなわちかくして圧縮空気は、スプレー・ヘッド・ハウジングに対してスライド し得る作動キャップに設けられている継手部を経て供給されることとなる。従っ てこの継手部につながる圧縮空気配管は、スプレー・ヘッドを作動させる際に作 動キャップが自由に動き得るようなものでなければならず、すなわち少なくとも 継手部の領域では適当な柔軟性をもたせておく必要がある。
通常、スプレー・ヘッド・ハウジングおよび/あるいは作動キャップは、それぞ れが一体物として合成樹脂の射出成形によって製作される。
またシール・ディスクおよび/あるいはバルブ・ハウジングも通常、それぞれ合 成樹脂で製作される。
バルブ・スピンドルおよびそれに付随しているバルブ・ステムは一体構造の合成 樹脂射出成形品にしてお(と都合かよい。
また本発明の実施形態の優れている点として、2本のバルブ・スピンドルにそれ ぞれ、シール・ディスクの開口部分をシールするように押し付けられているバル ブ・ディスクが薬剤ボトル側に設けられており、かつそれの一方の面からはバル ブ・ステムが、また他方の面からは、その初期ストレスによってこのバルブ・デ ィスクを閉止位置に押し付けるためのばねをガイドするガイド・ステムか突き出 ていることが挙げられる。
更に本発明の実施形態のもう一つの優れた点は、スプレー・ノズルに一つの長く 延びていてかつ薬剤流通路につながっている貫通路を備えたスプレー・エレメン トが含まれており、かつこの貫通路の出口側の極めて細い開口部が、スプレー・ エレメントの前面に位置しているスプレー・プレートに開けられているスプレー ・ノズルの開口部に向って開いており、更にこのスプレー・プレートの、スプレ ー・エレメントに面する方の内側が、圧縮空気流通路とつながっていて、かつス プレー・ヘッド・ハウジングの中に作られている一つの取付は口の前を塞ぐ形に なっており、かつその際、スプレー・エレメントの開口部と出口のスプレー・ノ ズルの開口部との間に、圧縮空気流通路を経て供給される圧縮空気を通すために 一つの環状の隙間が形成されている。
その際この部分の構造は通常、スプレー・エレメントのこの受入れ室内に延びて きている部分に外ねじが切られていて、その上に、内ねじが切られていて、かつ 取付は口を外気に対して気密に取り囲んでいる、スプレー・プレートの鞘状の部 分がねじ込まれており、更にその際、スプレー・エレメントの外ねじとスプレー ・プレートの鞘状の部分の内ねじとのねじ結合は、取付は口に流入してきた圧縮 空気が更に出口のスプレー・ノズルの開口部の方へ流れてゆくことができるよう に構成されている。
このことは例えば、スプレー・エレメントの外ねじが切られている部分に、その 深さがねじ山の高さよりも大きい1本あるいは数本の長手方向の溝を切っておく 、ことによって確実に実現できるのである。
スプレーの噴射の具合をその形と薬剤粒子の大きさの点から見て最適の状態に調 整し得るように、スプレー・プレートのスプレー・ヘッド・ハウジングから前に 突き出した部分に一つの握り部を設けておくこともでき、それによってスプレー ・プレートの鞘状の部分のスプレー・エレメントへのねじ込みの程度、従ってま たスプレー・エレメントの開口部と出口のスプレー・ノズル開口部との間の環状 の隙間を調節しながら変えることができるいて更に詳しく説明しよう。
第1図は、本発明による様式で構成されている一つのスプレー・ヘッドを、第2 図に矢印1−1で示されている断面で切断した、垂直中心断面図であり:第2図 は、第1図の矢印2の方向から見た、このスプレー・ヘッドのハウジングの平面 図であり:第3図は、第1図に示されている断面の仕方と同じ仕方によるスプレ ー・ヘッドの断面図であるが、この図ではスプレー・ヘッドの個々の部品が互い に間隔を空けた展開図の形で示されている。
第1図および第3図にその全体が10で示されている、本発明によるスプレー・ ヘッドは、例えば液状の整髪用薬剤を集中噴霧するために美容院などでよく使用 されるスプレー装置の一部をなすものである。このようなスプレー装置で吹き付 けるために美容院で用いられる液状の薬剤には多くの種類があるが、その中で特 に厄介なのかヘヤー・ラッカーである。というのは、ヘヤー・ラッカーは使用法 通りに使うと吹き付けるや否やすぐに乾いてしまって、毛髪の形状を安定させる 丈夫な被覆層を形成するからである。スプレー・ヘッド10の中ではこのような 層状になる丈夫な堆積が生じてはならないのである。
というのは、そうでないとスプレー・ヘッドの機能が完全に駄目になるところま で悪化してしまうからである。
このスプレー装置には、図面に示されているスプレー・ヘッド10の他に少なく とも一つの圧縮空気源、例えば電動の空気ポンプ、と噴霧されるべき薬剤を入れ る薬剤ボトルとが含まれているが、これらのものはその他の部品、例えばこの薬 剤ボトルおよび/あるいは空気ポンプ、ならびにその駆動装置を納めるハウジン グや、更に装置を使用するに先立ってポンプを起動するためのスイッチなどとも に、ここには図示されていない。というのは、本発明はもっばらスプレー・ヘッ ドの機能を、一層長い使用期間にわたって、しかも□上述のヘヤー・ラッカーの ような□厄介な薬剤でもその機能が劣化することなく、充分な信頼性をもって噴 霧することができるように、改善することに関連するものであるからである。
本発明によるスプレー・ヘッドは、第3図の部品展開配列図で最もよく判る一連 の部品類から成り立っているか、これらは全て、一つのほぼ円筒形の、両端面が 開放された形状をなす、スプレー・ヘッド・ハウジング12の中、ないしはこれ に接して配置されている。スプレー・ヘッドの円筒形の壁面の中央部分には1枚 の隔壁14が設けられているが、その中には後程更に詳しく説明する流通路、貫 通孔、および、スプレー・ノズルや弁類などのための受入れ部が設けられている 。
隔壁14の下側に接して、薬剤ボトルの開口部に押し当ててはめ込むようになっ ていて、かつ薬剤ボトルの内側に向かって開口している一つの蓋16が設けられ ているが、それが薬剤ボトルの開口部の内側でシールの役目を果たしている。更 に、スプレー・ヘッド・ハウジングの壁面の内面には、薬剤ボトルを開口部の側 で把持しているそれの下縁近くに幾つかの突起18が設けられており、それが□ スプレー・ヘッド10を固着するために□薬剤ボトルの外周に設けられている1 本のリング状の突起を越えて、あるいは周囲を取り巻く1本の溝の中にはまり合 うようになっている。
蓋16の内部には隔壁14の下側に接して、互いに間隔を置いて隣合っている一 対のバルブ22.24のバルブ・ハウジング20が設けられている。(第1図参 照)が、これらのバルブは、バルブ・ハウジング20の中をスプレー・ヘッド・ ハウジングの円筒形の壁面の中心軸に平行に摺動し得るそれぞれ一つのバルブ・ スピンドル26.28を有しており、それらが予め初期ストレスを与えられてい るコイル・スプリング30によって、それぞれ隔壁の下側に接して保持されてい てバルブ22,24のバルブ・シートを形成しているシール・ディスク32.3 4に押し付けられている。本来はバルブ・ディスクとして設けられているこれら のバルブ・スピンドル26.28からは更にその両側に、バルブ・ディスク36 の最大直径に比して直径の小さいステム部が突き出している:すなわち、それぞ れに付属するコイル・スプリング30の中にはまり込んでいるガイド・ステム3 8、およびそれと反対の側の、円錐形状に直径が小さくなっている正面側にある バルブ・ステム40であって、このバルブ・ステムはそれぞれに対応するシール ・ディスク32.34ならびにそれに続いて、隔壁14の上に設けられているハ ウジング・ブロック42に開けられた貫通孔44.46を貫通して延びているが 、その際それらの内、貫通孔44の方はそれに対応するバルブ・ステム40およ び貫通孔46の直径よりも遥かに大きな直径をもっている。
バルブ・ハウジング20はその下端の薬剤ボトルに面した端部に二つのバルブ2 2.24のためにそれぞれ一つの孔48を存しているが、それらがバルブ22の 場合には薬剤ボトルの液面上の空気室に開口しているのに対して、もう一つのバ ルブ24の場合には孔48に更に1本の上昇管が接続されていて、それが薬剤ボ トルの底近くまで延びているのである。
貫通孔44.46はハウジング・ブロック42の中に設けられているそれぞれ独 立した二つの流通路52.54を経て、スプレー・ヘッド・ハウジング12の器 壁に外向きに開口している。スプレー・ノズル58を取り付けるための取付は口 56に連絡しているが、このスプレー・ノズル自身は取付は口56の中に挿入さ れる一つのスプレー・エレメント60およびこのスプレー・エレメントに取り付 けられている一つのスプレー・プレート62からなっている。スプレー・ノズル 58にはそれぞれ独立した二つの流通路52.54がそれ自体はよく知られてい る方法で、流通路52ないし54を経てそれぞれ別々に送られてきた圧縮空気な いし薬剤液が混合されるとともに、スプレー・プレート62の中心に設けられて いる出口ノズル・ホール64を経て微粒化された円錐状スプレーとして噴霧され るように、−緒につなぎ込まれている。また、長く延びているスプレー・エレメ ント60はその一方の端部が流通路54の中に差し込まれていると同時に、その 出口側の開口部が取付は口56の中に突き出ていて、かつスプレー・プレート6 2に開けられた出口ノズル・ホール54の方を向いている一つの貫通孔59を存 しているが、その際、スプレー・エレメント60の開口部と出口ノズル・ホール 64との間には一つの環状の隙間が残っており、流通路52を経て送られてきた 圧縮空気がそこを通って入り込み、スプレー・エレメント60内の貫通孔59か らくる微粒化されるべき薬剤を吹き飛ばすことができるようになっている。
長く延びているスプレー・エレメント60の取付はロ56内に突き出ている部分 には外ねじ61が設けられており、そこに、内ねじ63が切られている上に、取 付は口56を外部に対してシールしている、スプレー・プレート62の鞘状の突 起部65がねじ込まれている。流通路52を経て流入してくる圧縮空気が更にス プレー・エレメント60の開口部と出口ノズル・ホール64との間にある環状の 隙間に必要なだけ確実に流れるように、スプレー・エレメント60の外ねじの切 られている領域に2本(あるいはそれ以上の)長手方向の溝が設けられており、 かつその深さが外ねじ61のねじ山の高さよりも大きくしであるので、これらの 長手方向の溝が圧縮空気のための流通路となっているのである。
スプレー・エレメント60の開口部と出口ノズル・ホール64との間の環状の隙 間の大きさを変えるのは、前述の鞘状の突起部65のスプレー・エレメント60 へのねじ込み深さを変えることによって行い得る。このねじ込み深さをできるだ け簡単にかつ素早く変えることができるように、スプレー・プレート62には、 スプレー・ヘッド・ハウジング12から外に突き出ていて、かつ直径が大きくな っている深林状あるいは漏斗状の突起の形をした一つの握り部が設けられている が、その外周面には、指によるか、あるいは一つの工具を使ってこの握り部に掛 ける回転力を確実にそのねじ回転に変換するために、更にローレットで刻み目を 付けるとか、その他の方法で表面を粗く仕上げておくこともできるのである。
ハウジング・ブロック42内の貫通孔46はその上端部を、柔軟に変形し得る合 成樹脂でできた一つの半球形のメンブレン66によって塞がれているが、このメ ンブレンはハウジング・ブロック42内の対応する切込み部にばちんとはまり込 む一つのスナップ・リング68によって保持されている。このようにしてこのメ ンブレン66は貫通孔46をその上端部で気密にシールしているが、しかしなが らその際、□それが柔軟に変形するので□バルブ24のバルブ・スピンドル28 のバルブ・ステム40は上下に摺動し得るのである。バルブ・スピンドル28を このように作動させるのは、薬剤ボトルから遠い方の側でスプレー・ヘッド・ハ ウジング12の上に被せられていて、かつスプレー・ヘッド・ハウジング12の 上端部を取り囲んでいる一つの作動キャップ70によって行われるが、この作動 キャップはその端面の内壁面側にバルブ・スピンドル26.28に対応して突き 出ているそれぞれ一つの作動ブツシュ・ロッド72,74を有しており、それら の自由端面がバルブ・ステム40の自由端にそれぞれ向き合っている。作動キャ ップ70は予め定められた作動ルートに従って垂直方向に摺動し得るように、ス プレー・ヘッドlOのスプレー・ヘッド・ハウジング12の上に保持されている が、その際、第1図に示されている位置は、作動キャップ70がまだ作動してい ないスタート位置にある、作動開始前の状態であり、この位置ではバルブ22お よび24は閉じた状態にある。第1図からはまた、バルブ・スピンドル26に対 応する方の作動ブツシュ・ロッド72は直接バルブ・ステム40の自由端面に当 たり合っていて、そのためバルブ22は作動キャップ70を押し下げるや否や開 くことが見て取れる。これに反して、作動ブツシュ・ロッド74の端面は半球状 に膨れたメンブレン66の外側に当たり合っているが、一方、バルブ・ステム4 0の端面はまだメンブレンの内面から離れたままである。すなわち、作動キャッ プ70を押し下げた際に、バルブ・スピンドル26がまず直ちに押し下げられ、 それによってバルブ22が開くが、一方、バルブ・スピンドル28の方は作動キ ャップ70を更に押し下げた際に時間的に遅れてやっと開くのである。またそれ まで押し下げられていた作動キャップを解放することによってスプレー・ヘッド の作動を止める場合には、まず最初にバルブ24のバルブ・スピンドル28が閉 じ、次いでバルブ22のバルブ・スピンドル26が閉じるのである。
作動ブツシュ・ロッド72は一つの管状のソケット76によって同芯に取り囲ま れているが、このソケットは薬剤ボトルの側では作動ブツシュ・ロッド72の端 面よりも更に突き出ていて、貫通孔44の中にぴったりはまり込んでいる。貫通 孔44の中ではソケット76が長手方向に摺動しながら、かつ作動キャップ70 の内部への圧縮空気の出口を気密に塞ぐようにガイドされている。
圧縮空気源から送られてきた圧縮空気は作動ブツシュ・ロッド72と管状のソケ ット76との間に形成されているリング状の隙間に接続ソケット78を経て導か れるが、この接続ソケットの端部には1本の□柔軟なホースでできていると都合 がよいが□圧縮空気配管が連結されており、そこへ圧縮空気源からの圧縮空気が 供給されるのである。
これまでの説明によって本発明によるスプレー・ヘッド10の機能も明らかであ る。作動キャップ70を押し下げた際に−すでに述べたように一作動プッシュ・ ロッド72によってまずバルブ22が開き(第1図参照)、それによって、すで に運転に入っている空気ポンプから接続ソケット78を経て送られてくる圧縮空 気は、作動ブツシュ・ロッド72と管状のソケット76との間に形成されている リング状の隙間を経て流通路52に導かれ、そこから更にスプレー・エレメント 60を通ってスプレー・プレート62の出口ノズル・ホール64へと導かれるの みならず、開かれているバルブ22を経て、薬剤ボトルの中に充填されている液 体の上の空間も加圧されるのである。作動キャップ70を更に押し下げて第2の 作動ブツシュ・ロッド74が第2のバルブ24のバルブ・スピンドル28を押し 開いたときに初めて、薬剤ボトルの中に掛かっている高い圧力が上昇管50およ びバルブ24を経て液体を貫通孔46およびこれにつながる、スプレー・エレメ ント60に到る流通路54の中へ押し出すが、薬剤はそこから、スプレー・エレ メントの開口部と出口ノズル・ホール64との間にある環状の隙間をすでに流れ ている空気流に乗って混合され、その上でこの混合物はスプレー・プレート62 の出口ノズル・ホール64から微粒化された状態で噴霧されるのである。押し下 げられていた作動キャップを解放することによってスプレー・ヘッドの作動を止 めると、バルブ24のバルブ・スピンドル28が対応する作動ブツシュ・ロッド 74から離れて解放されるので、まず液状の薬剤の供給がストップされる一方、 バルブ22のバルブ・スピンドル26の方はなお開いた状態に置かれている。そ れによってまず純粋の圧縮空気だけがなおスプレー・ノズル58に到る流通路5 2を流れて、流通路系統の内部に残っている薬剤スプレー・ノズルから吹き飛ば すのである。その後、引き続いてバルブ24が閉じられると、スプレー・ノズル の領域には、そこで固化して出口ノズル・ホールを塞いだり、あるいはまたノズ ルから遅れて溢れ出る恐れのある薬剤の残りは、もはや−切存在しないのである 。
国際調査報告 国際調査報告 EP 9001741 S^ 41057

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一つの作動面を備えた一つの作動エレメントを一つのばねの初期ストレスに 打勝って手動で押し下げることによって、スプレー装置のボトル中に充填されて いる、スプレー使用し得る、通常は液状の薬剤を、圧縮空気源としての電動空気 ポンプから空気供給配管を経て送られてくる圧縮空気によって微粒化するととも に集中噴霧することができるようになっていると同時に、そこまでは別別に送ら れてくる圧縮空気と、薬剤ボトルの中に潜り込んでいる1本の上昇管を経て送ら れてくる薬剤とがそこで混合され、微粒化され、かつ集中噴霧される、一つのス プレー・ノズルを備えている、一つのスプレー装置用スプレー・ヘッドであって 、 該スプレー・ヘッド(10)が、二つのそれぞれ独立していて、かつばねの初期 ストレスによって閉止位置に置かれているバルブ(22;24)を有しており、 かつそのうちの第1のバルブ(22)が、スプレー・ノズル(58)に圧縮空気 を供給する圧縮空気流通路から薬剤ボトル内に通じる貫通路内に′、そして第2 のバルブ(24)が、薬剤ボトルからの上昇管(50)を経てスプレー・ノズル (58)まで薬剤を導く薬剤流通路内に配置されていること、 該作動エレメント(70)が、二つのバルブ(22;24)のそれぞれに対応し ていて、かつ作動エレメントを押し下げた際にこれら二つのバルブを開かせる作 動プッシュ・ロッド(72;74)を有すること、および該作動プッシュ・ロッ ド(72;74)の寸法が、作動エレメント(70)を押し下げた際に、第1の バルブ(22)に対応している作動プッシュ・ロッド(72)が、第2のバルブ (24)に対応している作動プッシュロッド(74)よりも先に、それぞれのバ ルブのパルプ・スピンドル(26:28)に当たるように定められていること を特徴とするスプレー装置用スプレー・ヘッド。 2.スプレー装置の空気ポンプが一つの電動機によって駆動されるようになって いるとともに、それが、一つのばねの初期ストレスによってオフ状態に置かれて おり、かつ電動機に到る電気配線の途中に設けられていて、作動エレメントを押 し下げることによってオンの状態になる一つのプッシュ・ボタン・スイッチによ って通電されるようになっている、スプレー装置用スプレー・ヘッドであって、 該プッシュ・ボタン・スイッチ、および第1のバルブ(22)が順次に作動する ようになされていること、および 該プッシュ・ボタン・スイッチを初期ストレスによってオフ状態に置いているば ねの初期ストレスが、バルブスピンドル(26)を閉止位置に置いているコイル ・スプリング(30)のそれに比較して、第1のバルブ(22)が開き始める以 前にすでにプッシュ・ボタン・スイッチがオンの状態になるように、それだけ弱 く作られていること を特徴とする、請求項1に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘッド。 3.該作動エレメントが作動キャップ(70)の形に作られており、それが薬剤 ボトルの上にぴったり気密を保ってはまり合っている一つのスプレー・ヘッド・ ハウジング(12)の上で摺動し得るように保持されていて、かつこのスプレー ・ヘッド・ハウジングの中にスプレー・ノズル(58)が納められていると同時 に、スプレー・ノズル(58)の領域に到るまではそれぞれ別々になっている圧 縮空気ならびに薬剤の流通路の少なくとも一部分がその中に構成されており、か つその際、双方の流通路のこれらの部分が、スプレー・ノズルから遠い方のそれ ぞれの端部で、作動キャップの摺動方向に平行に、かつ互いに少し間隔をおいて 設けられている二つの貫通孔(44;46)にそれぞれ開口しており、更にこれ らの貫通孔は作動キャップの側にも薬剤ボトルの側にも開口しているとともに、 二つのバルブ(22;24)のバルブ・スピンドル(26;28)に設けられて いるバルブ・ステム(40)がその中を通るようになっていることを特徴とする 、請求項1あるいは2に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘッド。 4.該貫通孔(44;46)の薬剤ボトル側の開口部の正面にそれぞれのバルブ (22;24)の弁座が構成されていること、 これらの弁座をそれぞれ塞ぐバルブ・スピンドル(26;28)が薬剤ボトルの 側に続いているそれぞれの貫通路の中に長手方向から挿入されて納められており 、かつそれぞれ一つのコイル・スプリング(30)によって升座に向けて押し付 けられていること、および薬剤流通路の一部を形成している方の貫通路が薬剤ボ トル側で薬剤ボトルを溝たしている液の中に潜り込んでいる1本の上昇管(50 )につながっている一方、圧縮空気流通路の一部を形成している方の貫通路はこ れに反して薬剤ボトル内で薬剤ボトルを溝たしている液面の上部に開口している こと を特徴とする、請求項3に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘッド。 5.該升座が、スプレー・ヘッド・ハウジング(12)内の薬剤ボトルの側に、 貫通孔(44;46)の正面にそれぞれ設けられている二つのシール・ディスク (32;34)によって形成されていること、および該シール・ディスク(32 ;34)が、双方の弁のバルブ・スピンドル(26;28)をその中に受け入れ ていて、かつ薬剤ボトル側に続いて延びている一つのバルブ・ハウジング(20 )によって、スプレー・ヘッド・ハウジング(12)に接して保持されているこ とを特徴とする、請求項3あるいは4に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘ ッド。 6.スプレー・ヘッド・ハウジング(12)の内部で薬剤流通路の一部を形成し ている貫通孔(46)がその作動キャップ側を一つの弾力的に変形可能なメンブ レン(66)によって塞がれており、かつそれが、そこに属している方のバルブ (24)のバルブ・ステム(40)の作動キャップ側の自由端部と、このバルブ に対応している作動プッシュ・ロッド(74)の自由端部との間の空間を仕切っ ていることを特徴とする、請求項3から5までのいずれか一つの項に記載された スプレー装置用スプレー・ヘッド。 7.作動キャップ(70)の内側面から、圧縮空気のバルブ(22)のための作 動プッシュ・ロッド(72)を少しの隙間を空けて取り囲んでいる一つの管状の ソケット(76)が、圧縮空気流通路の一部を形成している貫通孔(44)の作 動キャップ側の開口部の中にはまり込んでおり、かつその際、この管状のソケッ ト(76)が貫通孔の開口部の中を作動方向に摺動しながら、かつ圧縮空気が滑 れ出すことがないようにシールしながらガイドされていること、および 該管状のソケット(76)と作動プッシュ・ロッド(72)との間に形成されて いる環状の隙間に、圧縮空気源から送られてくる圧縮空気用の接続ソケット(7 8)の入口が開口していること を特徴とする、請求項3から6までのいずれか一つの項に記載されたスプレー装 置用スプレー・ヘッド。 8.該スプレー・ヘッド・ハウジング(12)および/あるいは作動キャップ( 70)がそれぞれ一体物として合成樹脂の射出成形によって製作されていること を特徴とする、請求項3から7までのいずれか一つの項に記載されたスプレー装 置用スプレー・ヘッド。 9.該シール・ディスク(32;34)および/あるいはバルブ・ハウジング( 20)が合成樹脂で製作されていることを特徴とする、請求項5から8までのい ずれか一つの項に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘッド。 10.バルブのバルブ・スピンドル(26;28)、およびそれらにそれぞれ付 随しているバルブ・ステム(40)が一体物として合成樹脂の射出成形によって 製作されていることを特徴とする、請求項3から9までのいずれか一つの項に記 載されたスプレー装置用スプレーヘッド。 11.バルブのバルブ・スピンドル(26;28)が、シール・ディスク(32 ;34)の対応する開口部に薬剤ボトル側から気密にシールするように押し付け られているそれぞれ一つのバルブ・ディスク(36)を有しており、かつその一 方の面からはバルブ・ステム(40)が、また他方の面からは、その初期ストレ スによってバルブ・ディスクを閉止位置に押し付けるためのコイル・スプリング (30)をガイドするガイド・ステム(38)がそれぞれ突き出ていることを特 徴とする、請求項3から10までのいずれか一つの項に記載されたスプレー装置 用スプレー・ヘッド。 12.該スプレー・ノズル(58)が、1本の長く延びていてかつ薬剤流通路に 通じている貫通孔(59)を備えた一つのスプレー・エレメント(60)を含ん でおり、かつこの貫通孔の出口側の極めて細い開口部が、スプレー・エレメント (60)の前面に位置している一つのスプレー・プレート(62)に設けられて いる一つの出口ノズル・ホール(64)に向けて開けられており、更にこのスプ レー・プレートのスプレー・エレメントに面している方の内側が、圧縮空気流通 路と通じていてかつスプレー・ヘッド・ハウジング(12)の中に作られている 一つの取付け口(56)の前を塞いでおり、かつその際、スプレー・エレメント (60)の開口部と出口ノズル・ホール(64)との間に、圧縮空気流通路を経 て供給される圧縮空気を通すための一つの環状の隙間が形成されていることを特 徴とする、請求項1から11までのいずれか一つの項に記載されたスプレー装置 用スプレー・ヘッド。 13.該スプレー・エレメント(60)の該取付け口(56)内に延びている部 分に外ねじ(61)が切られており、かつそこに、一つの内ねじ(63)が切ら れていてかつ取付け口を外に対して気密にシールして塞いでいる、スプレー・プ レート(62)の鞘状の部分(65)がねじ込まれており、かつその際、スプレ ー・エレメント(60)の外ねじ(61)とスプレー・プレート(62)の鞘状 の部分(65)の内ねじ(63)との間のねじ結合が、取付け口に流入してきた 圧縮空気が更に出口ノズル・ホール(64)に向けて流れることができるように 構成されていることを特徴とする、請求項12に記載されたスプレー装置用スプ レー・ヘッド。 14.該スプレー・プレート(62)に、スプレー・ヘッド・ハウジング(12 )から前に突き出た一つの握り部が設けられており、それによって、該鞘状の部 分(65)のスプレー・エレメント(60)へのねじ込みの程度、従ってまたス プレー・エレメント(60)の開口部と出口ノズル・ホール(64)との間の環 状の隙間の大きさを調節しながら変えることができることを特徴とする、請求項 13に記載されたスプレー装置用スプレー・ヘッド。
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