JPH04502470A - 二座配位子の製造 - Google Patents

二座配位子の製造

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JPH04502470A JP90502244A JP50224490A JPH04502470A JP H04502470 A JPH04502470 A JP H04502470A JP 90502244 A JP90502244 A JP 90502244A JP 50224490 A JP50224490 A JP 50224490A JP H04502470 A JPH04502470 A JP H04502470A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】  配亡 の U告 本発明は、例えば、低圧ヒドロホルミル化触媒の生成において有用な二座配位子 の製造に関する。
l豆塁育景 近年、二座配位子は、例えば、二座配位子がロジウムと配位結合している低圧ヒ ドロホルミル化触媒のような有機金属触媒の製造に関して非常に有効であること が示された0種々の二座配位子はヒドロホルミル化のような化学的転化に有用で あるとはいえ、これらの二座配位子の合成は困難であることが多く、低い生成物 収率を与える反応段階を1つ以上含む多数の反応段階を必要としている。最終的 な結果としては、標的二座配位子が低い総状率で得られて、さらに製造するのに 経費がかかる。
二座配位子、例えば が、より一般的に使用されるようになるためには、上記二座配位子の製造に対す る能率のよい手段が開発されることが必要であろう。
m1煎 それゆえに、本発明の目的は、ビス(ジヒドロカルビルホスフィノメチル)−ビ アリール−型二座配位子の製造に対する改良方法を開発することである。
この目的および他の目的は、下記の詳細な記述および請求の範囲の閲覧から明ら かになるであろう。
光J塑l述 本発明によれば、我々は、ビス(ジヒドロカルビルホスフィノメチル)−ビアリ ール−型化合物を、簡単な方法により特定のオルト置換芳香族化合物から製造で き、そして上記方法はビス〔(置換アルキル)置換〕ビアリール化合物(この化 合物は、場合によって核置換に向けてベンジル炭素を活性化するように処理され ていてもよい)を形成するのにオルト置換芳香族化合物の還元的カプリングをま ず始めに必要とし、次いで得られたビアリール化合物と特定構造の第V族化合物 のアニオン(例えば、ジフェニルリン化物アニオン)の反応により所望の二座配 位子を転化することを発見した。
得られたジホスフィン化合物は、多種多様の活性金属種と組み合わせた二座配位 子として有用である。例えば、ロジウムと組み合わせて使用される場合、本発明 により製造されるビス(ジヒドロカルビルホスフィノメチル)−ビアリール−型 化合物は、低圧ヒドロホルミル化方法の成分として有用である。上記触媒系は非 常に高い割合でa−オレフィンから正常(もしくは未分技)のアルデヒド、例え ば、プロピレジからn−ブチルアルデヒドを生成する。
光里虫用藤星脱里 本発明によれば、次式 Arは、各々独立して炭素原子数6〜14個の芳香電化合物、例えば、フェニル 、ナフチル、フェナントリル、およびアントラセニルより選ばれ5 X結合およびX結合は、環状構造上で隣接した炭素原子に結合しており; Rは、置換基として存在する場合、各々独立してアルキル基、アルコキシ基、ア リールオキシ基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシア ルキル基、アリールオキシアルキル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基 、アロイル基、アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、スルホン酸基 もしくはホルミル基より選ばれ; nは、Arがフェニルの場合、0〜4 ; Arがナフチルの場合、O〜6;A rがフェナントリルもしくはアントラセニルの場合、O〜8;の範囲内の自然数 であり;R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルク アリール基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、上記置換 誘導体は、エーテル、アミン1.アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル 基およびアルコキシ基を含んでなり; R″は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は、 各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分岐鎖であり; アリール基は、各々6〜10個の環炭素を含み:脂環式基は、各々4〜8個の環 炭素を含み;Yは、各々独立して元素P、As、SbおよびBiより選ばれる) の二座配位子を製造する方法を提供する。
本発明の方法は、下記 (上式中: X結合およびX結合は、環上の隣接した炭素原子に結合しており、 Xはハロゲンであり; R,R’およびnは、上記定義のとおりであり;そして R″′は、Hもしくは核的な攻撃により置換されうる基に転化することのできる 官能基である)で示されるオルト−置換芳香族部分を還元的にカプリングし、次 式で示されるビアリール化合物を生成する工程;る、上記ビアリール化合物のベ ンジル炭素原子を活性化することにより、機能的に置換されたビアリール化合物 を生成する工程; C0上記二座配位子もしくはそれらの二酸化物前駆体を形成するのに適する条件 下、(b)工程で生成される機能的に置換されたビアリール化合物と、次式(上 式中、Y′は、P、As、SbおよびBiからなる群より選ばれる)で示される アニオンを接触する工程;ならびに d、場合により、オキシ−アニオン を(C)工程のアニオンとして用いるときには中間要式物を還元する工程; を含んでなる。
もちろん、所望の二座配位子を得るために、酸素化−第■族化合物をP、As、 Sbもしくは84部分の供給源として使用する場合には、最初に形成される縮合 生成物は、さらなる還元工程を必要とする可能性があることは認識されている。
本発明の別の態様では、二座配位子は、下記30次式 X結合およびX結合は、環上の隣接した炭素原子に結合しており、 Xはハロゲンであり; R,R’およびnは、上記定義のとおりであり;そしR″′は請求核的な攻撃に より置換されうる基である)で示されるオルト−置換芳香族部分を還元的にカプ リングし、次式 で示されるビアリール化合物を生成する工程;b、上記二座配位子もしくはそれ らの二酸化物前駆体を形成するのに適する条件下、(a)工程で生成されるビフ ェニル化合物と、次式 (上式中、Y′は、P、As、SbおよびBiからなる群より選ばれる)で示さ れるアニオンを接触する工程;ならびに C1場合により、オキシ−アニオン を(b)工程のアニオンとして用いるときには中間生成物を還元する工程; を含んでなる方法により製造される。
本発明の特定の態様では、本発明の方法により製造される二座配位子は、次式 Rは、各々独りしてアルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基 、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシアルキル基、アリールオキシア ル、キル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基、アロイル基、アルカノイ ルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカル ボニル基、シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基もしくはホルミル基より選 ばれ;R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルクア リール基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、上記置換誘 導体は、エーテル、アミン、アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル基お よびアルコキシ基を含んでなり; R“は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は、 各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分枝鎖であり、好ましくは炭素原子数 1〜8個の直鎖もしくは分枝鎖であり、アリール基は、各々6〜10個の環炭素 を含み、そして脂環式基は、各々4〜8個の環炭素を含み;そ許より選ばれ、P が好ましい)の化合物である。
本発明の別の特定の態様では、本発明の方法により製造される二座配位子は、一 般式 X結合およびX結合は、環状構造上で隣接した炭素原子に結合しており; Rは、置換基として存在する場合、各々独立してアルキル基、アルコキシ基、ア リールオキシ基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシア ルキル基、アリールオキシアルキル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基 、アロイル基、アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アリールオキシカルボニル基、シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基 もしくはホルミル基より選ばれ; R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール 基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、そして上記置換誘 導体は、エーテル、アミン、アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル基お よびアルコキシ基を含んでなり; R′は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は、 各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分枝鎖であり、好ましくは炭素原子数 1〜8個の直鎖もしくは分岐鎖であり、アリール基は、各々6〜10個の環炭素 を含み、脂環式基は、各々4〜8個の環炭素を含み;そしてYは、′各々独立し て元素P、As、SbおよびBiより選ばれ、Pが好ましい)の化合物である。
本発明のさらに別の特定の態様では、本発明の方法により製造される二座配位子 は、一般式 X結合およびX結合は、環状構造上で隣接した炭素原子に結合しており; Rは、置換基として存在する場合、各々独立してアルキル基、アルコキシ基、ア リールオキシ基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシア ルキル基、アリールオキシアルキル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基 、アロイル基、アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アリールオキシカルボニル基、シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基 もしくはホルミル基より選ばれ; R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール 基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、そして上記置換誘 導体は、エーテル、アミン、アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル基お よびアルコキシ基を含んでなり: R1は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は、 各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分岐鎖であり、好ましくは炭素原子数 1〜8個の直鎖もしくは分枝鎖であり、アリール基は、各々6〜10個の環炭素 を含み、そして脂環式基は、各々4〜8個の環炭素を含み:さらに Yは、各々独立して元素P、As、Sbおよび旧より選ばれ、Pが好ましい)の 化合物である。
本発明の方法により製造されうる特に好ましい化合物としては: 2.2′−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−1,1’−ビフェニル(下記 、BISBI) ;2.2′−ビス(ジベンジルホスフィノメチル)−1,1’ −ビフェニル; 2.2′−ビス(フェニルベンジルホスフィノメチル)−1,1′−ビフェニル ; 2.2′−ビス(ジイソブチルホスフィノメチル)−1゜1′−ビフェニル; 2−(ジフェニルホスフィノメチル)−1−(2−(ジフェニルホスフィノ−メ チル)フェニル〕ナフタレン;および 2.2′−ビス(ジフェニルホスフィノメチル) −1、1’−ビナフチル; が挙げられる。
本発明の実施に際して使用されるビアリール化合物は、当業者らに既知の種々の 合成経路で製造されうる。
例えば、次式 の反応体を、適当な時間カプリング条件にさらして所望のビアリール化合物を生 成することができる。
芳香族反応体の具体例としては、 2−クロロトルエン、 2−ブロモトルエン、 2−ヨードトルエン、 2−クロロベンジルアセテート、 2−ブロモベンジルアセテート、 2−クロロベンジルメチルエーテル、 2−ブロモベンジルメチルエーテル、 2−クロロベンジルエチルエーテル、 2−ブロモベンジルエチルエーテル、 2−クロロベンジルフェニルエーテル、2−ブロモベンジルフェニルエーテル、 ビス(2−クロロベンジル)エーテル、ビス(2−ブロモベンジル)エーテル、 1−クロロ−2−メチルナフタレン、 1−ブロモ−2−メチルナフタレン、 2−クロロ−1−メチルナフタレン、 2−ブロモー1−メチルナフタレン、 2−クロロ−3−メチルナフタレン、 2−ブロモ−3−メチルナフタレン、 2−クロロベンジルトリフルオロアセテート、および2−ブロモベンジルトリフ ルオロアセテートなど、ならびにそれらのいずれか2つ以上の混合物、が挙げら れる。
あるそのようなカプリング反応は、所望のビアリール化合物を形成するのに十分 な時間、カプリングに適する温度で、次式 の反応体、極性非プロトン性溶媒、ニッケル化合物、トリ有機リン配位子、およ び還元試薬を含む酸化還元反応系を維持することを伴う。
別のカプリング反応としては、了り−ルグリニャール試薬のニッケル促進性カプ リング;ニッケルーホス・フィン錯体が触媒するアリール臭化物およびアリール ヨウ化物を用いるアリールグリニヤール試薬のカプリング;高活性化N1(0) 粉末存在下でのアリール臭化物およびアリールヨウ化物の脱ハロゲン化;高温( 例えば、200°C)でのCu (0)を用いたアリールヨウ化物の反応;およ びパラジウム−トリ有機リン錯体で触媒されるアリールハロゲン化物を用いた了 り−ルグリニャール試薬のカプリング;などが挙げられる。
本発明の方法の実施に際して使用されるビス(アルキル置換)ビアリール化合物 の製造方法として現実に好ましい方法は、前述の最初のカプリング反応、すなわ ち、アルキル置換アリールハロゲン化物、極性非プロトン性溶媒、ニッケル化合 物、トリ有機リン配位子および還元試薬を含む酸化還元反応系である。
この現実に好ましい還元的カプリング反応は、一般に約30゛C〜150℃の範 囲内の温度で実施され、約50″C〜約90°Cの間の温度が好ましい。
この還元的カプリングに使用される反応圧力は、臨界ではない、典型的に、この 反応は大気圧で実施されるが、より高い圧力およびより低い圧力も使用できる。
一般的に、還元試薬金属は、ニッケル化合物について約5/ 1〜1000/  1 ノ範囲内ノモル比で存在し、約10/ I〜400/1の範囲内のモル比が 好ましく、そして約25/l〜約1・00/Iの範囲内のモル比が最も好ましい が、より高い比もしくはより低い比で用いてもよい。しかしながら、一般的に非 常に低い比では不完全な反応および低収率に終わるであろう。
また、極性非プロトン性溶媒(d)の比は、反応体(アリールハロゲン化物、モ ル)について約100/ 1〜10000/ 1の範囲内であり、そして約20 0/ 1〜2000/ lの範囲内の比が最も好ましい。ニッケル化合物のモル 比は、反応体(アリールハロゲン化物)について約1 /100〜1/2の範囲 内であればよく、約1/40〜115の範囲内のモル比が好ましく、そして約1 /30〜1/10の範囲内のモル比が最も好ましい。
より高い比もしくはより低い比が用いられるかもしれないが、それらについて実 用的な理由は何もない。
この好ましいカプリング反応の実施に際して使用に適する溶媒としては、極性( すなわち、高い双極子モーメント)非プロトン性溶媒、例えば、N、N−ジメチ ルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリジノ ン、N、N−ジメチルベンズアミド、N−メチル−2−ピペリドン、ベンゾニト リル、テトラメチル尿素、およびヘキサメチルリン酸トリアミドなど、ならびに それらのいずれか2つ以上の混合物が挙げられる。
使用されるニッケル化合物が本質的に水を含まない限り、広範なニッケル化合物 が現実に好ましいカプリング反応の実施に際して使用に適する。ニッケル(n) のハロゲン化物塩は、無水の形態で容易に入手可能である化合物として都合のよ いニッケル供給源であり、また水和の形態のニッケル(II)ハロゲン化物塩は 、水和の水を除去するのに用いられる共沸蒸留のような周知の技術による脱水工 程を伴えば使用できる。
当業者らは、多種多様の別のニッケル化合物、例えば、ニッケルの硝酸塩、硫酸 塩、リン酸塩、酸化物、炭酸塩、カルボ酸塩、およびアセチルアセトン酸塩など 、ならびにN1(0)錯体、例えば、ビス(1,5シクロオクタジエニル)ニッ ケルきることを認識している。
現実には、無水の形態で容易に入手可能であり、そして反応混合物中のハロゲン の存在がカプリング反応を促進すると思われるので、ニッケル(II)ハロゲン 化物は好ましい。
ハロゲンを含まないニッケル化合物を用いる場合には、反応混合物にハロゲン化 物供給源を提供するのが望ましいかもしれない。都合のよい補足的ハロゲン化物 供給源はアルカリ金属ハロゲン化物であり、ナトリウムハロゲン化物もしくはカ リウムハロゲン化物が好ましい。ニッケル1モル当り約200モルまでのハロゲ ン化物はカプリング反応において有益な効果を与え、ニッケル1モル当り約10 〜80モルのハロゲン化物が好ましいだろう。最も好ましい態様では、ニッケル 1モル当り約20〜50モルのハロゲン化物がカプリング反応混合物に加えられ るであろう。
式PR’ 、(式中、R′は各々相互に独立して選ばれ、そしてR′は、各々上 記定義のとおりである)で示される広範な有機リン配位子は、このカプリング反 応で有用である。化合物の具体例としては、トリアリールホスフィン、例えば、 トリフェニルホスフィン;アルキルジフェニルホスフィンもしくは置換アルキル ジフェニルホスフィン、例えは、ブチルジフェニルホスフィン、ジフェニル−2 −(N−エチルピロリトノ)ホスフィン;ならびにアルコキシ−置換ジフェニル アルキルホスフィン、例えば、ジフェニル−(2−メトキシエトキシエチル)ホ スフィンおよびジフェニル−(2−エトキシエチル)ホスフィンなどが挙げられ る。加えて、二座配位子、例えば、2,2′−ビピリジン、1,10−フェナン トロリン、1.8−ナフチリジン〔すなわち、1,87ジアザナフタレン〕、お よび2−(ジメチルアミノ)とリジンなどを使用できる。
好ましいカプリング方法で使用される還元試薬は、N1(If)からN1(0) への還元を促進するのに十分な還元力を有するだろう。従って、−0,25V  (水素に対して)より負の起電力(EMF)を備えた元素のいずれでも使用でき る。この基準を満たす元素としては、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、マンガ ン、ナトリウムおよびリチウムが挙げられる。現実に好ましい元素は亜鉛、マグ ネシウムおよびマンガンである。
現実に好ましいカプリング方法で使用される還元試薬は反応系の内部にあるのが 好ましいが、一方既知外部還元試薬、電気化学セルもまた使用できることを、当 業者らは認識している。例えば、Awa toreおよびJutandのOrg anometalHcs。
Vol、 7 、2203〜2214ページ、1988を参照されたい。上記の 系では、カプリングされるアリールハロゲン化物反応体、ニッケル化合物および 電解質、例えば、テトラブチルホスホニウム臭化物、およびリチウム臭化物など の特定の濃度で普通のE、M、F、値を使用できる。上記E、M、F、、成分濃 度および電解槽サイズなどの決定を、当業者らは容易に実施できる。
典型的な有用な電気化学セルはNi l Ni” Znz′″lZnである。
また、非分割セルも用いてもよい。実験室での上記電気化学反応の実施の際、下 記のパラメーターは、2−ハロトルエンのカプリングについての具体例である。
電解槽サイズ 1.0リツトル ジメチルホルムアミド 500d 2−ハロトルエン 0.4モル NiCl□ 0.02モル LiBr 0.3N H,M、P、 −1,5ボルト(飽和カロメル電極に相関する) 電解槽を既知の方法で撹拌すること、および電気化学反応混合物をカプリング生 成物を生成するのに適する温度で維持することが好ましい。電気化学反応混合物 の温度は、約30°C〜150’Cの範囲内で維持されるのが好ましく、最も好 ましいのは約50″C〜90℃の範囲内で維持されることである。
還元的カプリング反応では、使用される溶媒は、ジメチルホルムアミドもしくは ジメチルアセトアミド、またはそれらの混合物が好ましく;使用されるニッケル 化合物は、塩化ニッケルもしくは臭化ニッケル、またはそれらの混合物が好まし く;安定化配位子は、トリ有機ホスフィンであり;そして使用される還元金属は 、微細であるのが好ましく、粉砕化された亜鉛、マグネシウムもしくはマンガン 、またはそれらの2つ以上の混合物が好ましい。
還元的カプリング反応中、種々の反応性物質の濃度および上記のそれらの比は、 必然的に変わるであろうから、必要に応じ反応系へのそれらの反応体を添加する ことにより少なくとも特定される広い範囲内でそれらの濃度を維持することが、 連続的な操作にとって好ましい。
また、上記反応条件に関しては、使用される温度は、使用される特定の反応体に より、そしてまた装置のサイズおよびデザインにより多少規定されるであろうと 認められる0例えば、これらの物質の熱安定性を考慮するべきであるし、さらに いずれの発熱反応についても分解もしくは余分な副反応を防止するよう制御する べきである。還元的カプリング反応系の圧力は大気圧でよく、より低圧もしくは より高圧は、反応に対し有意な増強を与えないので、一般的には認められない。
カプリング生成物の単離および採取に関して、上記方法は、一般的に以下の一連 の工程:水溶液の急冷、濾過、水洗、および蒸留を伴う、あるいは、濃縮および 再結晶なども認められる。
上記R″′は直接に核置換ができないので、本発明方法の次の工程は請求核置換 に向けてベンジル炭素原子の「活性化」を伴う、典型的に、これは、次式 で示されるビアリール化合物を、次式 (上式中、官能基、Zlは核反応条件下で良好な離脱性の基である)で示される 二官能性ビアリール誘導体へ転化することを伴う請求核反応条件下で良好な離脱 性の基である官能基の具体例としては、 −X(式中、Xは、ハロゲン化物である)、−アルコキシ(炭素原子数1〜10 個)、−アリールオキシ(炭素原子数6〜12個)、−−O2’ (式中、Z′ は炭素原子数1〜10個の範囲内のアシル基である)、および −トリフルオロアセテートなど が挙げられる。すなわち、ビアリール化合物のR″′は、ハロゲン、トシラート 、プロシラート、トリフラート、メジラード、トリフルオロアセテート、および 70Z’ (上式中、Z′はアルキル、アリール、アラルキル、アルクアリール 、アルカノイル、アロイルもしくは脂環式基またはそれらの置換誘導体から選ば れる)などで置換できる。
当業者らは、ベンジル炭素原子の所望の活性化に適切に使用できる入手可能な多 数の試薬を有する。従ってR″′がHの場合、臭素、塩素およびN−ブロモスク シンイミドなどを使用できる。R″′がHの場合、元素の臭素が現実に好ましい 試薬である。
また、R″′が一〇Hの場合には、ハロゲン化試薬、例えば、水性臭化水素酸、 無水臭化水素、塩化チオニル、トリハロゲン化リン、(例えば、PBrs) 、 Ph5P Brt 5Ph3P CBra、Ph5P CC1g 、過ハロゲン 化金属化合物(例えば、5nBr、。
TiCfa)およびPISなどを使用できる。さらに別の場合には、塩、Iの存 在下、バラ−トルエンスルホニルクロリド(トシラートを形成)と、メタンスル ホニルクロリド(メジラードを形成)と、トリフルオロメタンスルホニルクロリ ドもしくはトリフルオロメタンスルホン酸無水物(トリフラートを形成)と、ヨ ウ化メチル、硫酸ジメチルもしくは別のアルキル化試薬(アルキルエーテルを形 成)と、ならびに塩化アセチル、無水酢酸、およびトリフルオロ酢酸無水物など (エステルを形成)とビアリール化合物を反応させることにより、ビアリール化 合物のベンジル炭素を活性化できる。R″′が一〇Hの場合、現実に好ましい活 性化試薬は塩化チオニルおよび三臭化リンであり、これらの試薬は容易に入手可 能であり比較的費用がかからず、さらに活性化された化合物へのビアリール化合 物の転化に優れているからである。
ベンジル炭素原子の活性化を実施できる温度は広範に変化できる。約−80″程 度の低温から約150℃までの温度を使用できる。好ましくは、約−20〜10 0°Cの範囲内の温度が用いられ、約−10〜40℃の範囲内の温度が最も好ま しい。
所望の二座配位子への「活性化」二官能性ビアリール化合物の転化は、活性化化 合物を、次式 (上式中、Y′はP、As、SbおよびBiからなる群より選ばれ;そしてYお よびR′は、上記定義のとおりである)のアニオンと接触せしめることにより実 施される。
もちろん、所望の二座配位子を得るために、オキシ−アニオンがP部分、As部 分、sb部分もしくはBi部分の供給源として用いられる場合初期に形成される 縮合生成物は、さらなる還元工程を必要とするであろうことが認識されている。
上記アニオンは、種々のカチオンと会合でき、そして典型的には、次式 (上式中、Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、および第4級アンモニウム 化合物からなる群より選ばれ;そして上式中、Y、Y’およびR′は上記定義の とおりである)で示される化合物から誘導される。最も一般には、Mは、アニオ ンの製造に使用されるアルカリ金属であるだろう。例えば、ジフェニルリン化物 アニオンは、エーテルもしくはTHFHFフジフェニルホスフィン−ブチルリチ ウムを用いた処理により製造できる。得られたアニオンは、防着色種(エーテル 中では黄色ならびにTHF中ではオレンジ色)であるので、色の消失もしくは反 応混合物中の色の変化は、活性化二官能性ビアリール化合物/アニオン反応の進 行の指標として使用できることが多い。
リチオジフェニルホスフィンアニオン製造の別法は、トリフェニルホスフィンの フェニルリチウムおよび所望のジフェニルホスフィンアニオンへの還元的開裂方 法による、その場でのアニオンの製造および使用である。生成されるフェニルリ チウムは、溶液への活性化二官能性ビアリール化合物の添加以前に消滅されるこ とが好ましい。反応を停止するのに最も有効な手段は、脱ハロゲン化水素反応を うけてベンゼン、塩化リチウム、およびイソブチレンを与える第三級塩化ブチル の同量を添加することである。
活性化二官能性ビアリール化合物と上記所望のアニオン間の反応に適する温度は 広範に変化できる。典型的には、約−80”〜150°Cの範囲内の温度が使用 されるであろう。好ましくは、約−10°〜100″Cの範囲内の温度が使用さ れるであろうが、満足な反応速度が得られ同時に副生成物の形成を最少限にとど めることから、約10°〜60°Cの範囲内の温度が最も好ましい。
アニオン対の使用される二官能性ビアリール化合物の比は、約1.5:1〜約4 :1の範囲内で変化するであろう。さらに低い比の使用は、反応混合物中の存在 が望ましくない第四級塩の形成を導くことができる未反応出発物質である二官能 性ビアリール化合物をかなりの量存在させるので望ましくない。
一方、上記4:1の比よりも十分に多量の使用は、単に、適切な回収そして処理 または再利用を必要とする多量の還元されたアニオンを生成するのみであろう。
従って、アニオン対活性化二官能性ビアリール化合物の好ましい比は、1.9: 1〜2.5:1の範囲内であり、2.0:1〜2.2:1の範囲内の比が最も好 ましい。
副反応の発生を最少限にするためには、活性化二官能性ビアリール化合物を、ア ニオンを含む溶液に加えることが好ましい。逆オーダーの添加は、上記添加のモ ードが十分な量の第四級化合物の形成を導くかもしれないので、あまり望ましく ない。
活性化二官能性ビアリール化合物とアニオン間の反応は、広範な溶媒、例えば、 エーテル類(例えば、テトラヒドロフラン、およびジエチルエーテルなど)、非 プロトン性溶媒類(例えば、グリム類、例えば、ジグリム、およびトリグリムな ど;飽和炭化水素類、例えば、ペンタン、ヘキサン、およびヘプタンなど;芳香 族炭化水素類、例えば、ベンゼン、トルエン、およびキシレンなど)中で実施で きる。
当業者らに周知である場合は、第四級化合物(すなわち、Pの化合物、Asの化 合物、sbの化合物およびBiの化合物)、とりわけリン化合物を含むすべての 操作を、不活性雰囲気、例えばNt 、Arなど、の存在下で実施するのが好ま しい。
上記反応の間、種々の反応性物質の濃度および上記のそれらの比は、必然的に変 わるだろうし、さらに必要により反応混合物への反応体の添加により少な(とも 特定される広い範囲内でその濃度を維持することが、上記反応を含むいずれの連 続操作にとって好ましい。
また、上記反応条件に関しては、いずれの工程で使用される温度も使用される特 定の反応体により、そしてまた装置のサイズおよびデザインにより多少規定され るであろうと認められている。例えば、反応混合物中の特定の物質の熱安定性を 考慮しなければならないし、さらにいずれの発熱反応も分解もしくは余分な副反 応を防止するよう制御しなければならない0本明細書で記載されるすべての転化 工程における反応圧は大気圧でよい。好ましくは圧力が使用されるかもしれない H22層反応を除いて、より低圧もしくはより高圧は、反応に対し有意な増強を 与えないし、一般的には適さない。
種々の中間生成物ならびに所望の二座配位子生成物の単離および採°取に関して は、上記方法は一般的に、蒸留、溶媒の洗浄および抽出、再結晶、濾過、水洗お よび減圧下での乾燥などの工程を伴う。しかしながら、存在する物質に対する採 取は何等困難でなく、そして標的の生成物は好収率およびすぐれた純度で容易に 得られることを特に言及する。
以下の非限定的な例は、本発明をより具体的に説明するであろう。
紅−2,2′−ジメチル−11′−ビフェニルの ゛告冷却コイル(3フート1 0.25インチの316ステンレス鋼)、温度計、加熱ジャケット、Dean− 5tark )ラップ、効率のよい撹拌器、および冷却器を備えた2−リットル 重合がまに、塩化ニッケル・6水和物(35,6グラム、0.15モル)、トリ フェニルホスフィン(120グラム、0.458モル)、ジメチルホルムアミド (600d)およびトルエン(200d)を入れた。上記混合物を加熱還流し、 そしてその水をDean−Stark )ラップに採集して除去した。還流状態 を水の発生が止むまで維持した。この時、上記Dean−5tark )ラップ は、はとんどのトルエンを除去するために繰り返して排液した。次いで触媒溶媒 を周囲温度に冷却し、そしてDean−Stark トラップをはずした。
亜鉛粉末(−325メツシユ、260グラム、3.97モル)を窒素下で2パー セントHC2水溶液(2x200威)、水(2X200H1)、無水エタノール (2X 100a!り 、次いでジエチルエーテル(2X150d)を用いて洗 浄した。上記粉末をフィルターケークを通して乾燥窒素で吸引することにより乾 燥した。
次いで、乾燥亜鉛粉末および臭化ナトリウム(45グラム)を上記触媒化合物の 残りを含む重合がまに加えると、混合物の色が濃青色から赤褐色へ変化し、ニッ ケル(0)種の存在を示した。
上記に対し別の方法は、分離フラスコ内に同種の触媒を製造し、次いでそれを重 合がま中の亜鉛および臭化ナトリウムに加えるものである。この別法は実験室規 模でより容易に実施されることが多い。
2−クロロトルエン(385グラム、3モル)を添加漏斗中に入れ、そして重合 がまへ連結した。クロロトルエン(50m)を上記のがまへ加えて、そして混合 物を撹拌し、さらに約80°Cまで加熱した。(コイルおよび加熱ジャケット中 の蒸気30ポンド)。温度調節器により制御されている上記2種の混合を有する 蒸気に対して水を添加することにより反応混合物を80℃に保った。実際には、 反応内容物の温度は78 、5”;l!l−ら81℃の間で変化した。2−クロ ロトルエンの残りを30分間かけて1滴ずつ速かに加え、次いで反応混合物を1 4時間よく撹拌しなから80°Cに保った。反応混合物を室温まで冷却すると、 上記液体は2層に分離して過剰の亜鉛はかまの底に沈殿した。ヘプタン(100 m)を加えて、上記層を混和し、再分離して、さらに上層を吸い取り分液漏斗へ 入れた。ヘプタンを加えて混和および分離する工程を3回繰り返し、次いで合わ せたヘプタン層を水(2X 400d)で洗浄し、次いで蒸留して生成物を得た 。大気圧(窒素下)で25トレイO1dershawカラムを通してヘプタンを 除去して、さらに25ma+Hgで10フローテイングボール5nyderカラ ムを通して最終蒸留とすると:2−クロロトルエン20.15g (回収)(出 発量の5.23パーセント) 2.2′−ジメチル−1,1′−ビフェニル241.4グラム(理論値の88. 4パーセント) 沸点139@〜140°C/25mmHgIHNMR共鳴 1.89 (s、  68)および6.79(ブロードS、 88)が得られた。
全体的にみて、上記反応は、2.2′−ジメチル−1,1′−ビフェニルについ て93.4パーセントの選択性で2−クロロトルエンの94.7バーセントの転 化を示した。
2つの添加漏斗および還流冷却器を備えた1−リットル3つロフラスコに、2. 2’−ジメチル−1,1′−ビフェニル(109グラム、0.6モル)および1 .1.2−)リクロロトリフルオロエタン(15(ld)を入れた。混合物を撹 拌し、次いで加熱還流した。1,1.2−)リクロロトリフルオロエタン(60 d)中、過酸化ベンゾイル溶液(クロロベンゼン25d中3.6グラム)および 臭素溶液(207,3グラム、1.30モル)を還流下5時間かけ8分割して同 時に加えた。臭化水素が発生したので冷却器の先端から放出し反応から臭化水素 を取り除いた。還流溶媒を使用して元素臭素の損失を減らすために蒸気流から臭 素蒸気を洗浄した。臭素の色が実質的に消失した時に、反応混合物を冷却し、そ して生成物を白色粉末として結晶化した。生成物を濾過して氷冷ヘキサン(30 d)で洗浄し、さらにフィルターケークを通して乾燥窒素で吸引することにより 乾燥した。単離した生成物は146.43グラムであった(理論値の72パーセ ント)、結晶の二次結晶収得物を単離するのに何の努力もしなかった。生成物は 強い皮フ刺激特性を有する、空気に安定な白色粉末である。生成物の物理的特性 および分光的特性は従来報告されているものに完全に一致することが見いだされ た。
1−2 2’−ビス−ブロモメチル −11′−ビフェニルかBISBIのU告 機械的撹拌器、温度調節器、添加漏斗、および冷却器を備えた5−リットルフラ スコに、トリフェニルホスフィン(167,7グラム、0.640モル)、テト ラヒドロフラン(THF ;550d) 、およびリチウムワイヤー(8,88 グラム、1.28モル)を入れた。フラスコおよび上記内容物を内部温度を15 °〜25°Cに維持するのに外部冷却により冷却した。次いで反応混合物を一晩 中撹拌すると、はとんどすべてのリチウムが溶解した。フラスコおよびその内容 物を10°Cに冷却してそして、t−ブチルクロリド(56,2グラム、0.6 08モル)を1時間かけて加えると同時に水浴を用いて温度を30°Cより低く 保った。
添加完了後、反応混合物を10分間40’Cで加熱して次いで10℃に冷却した 。T HF (150td )中の2.2−ビス(ブロモメチル) −1、1’ −ビフェニル(100,5グラム、0.295モル)を得られたアニオンの溶液 に1滴ずつ加えた。添加後溶液を0.5時間加熱還流した。反応混合物を室温に 冷却してメタノール(40d)で冷却し、さらにトルエン(30M)で希釈した 。
蒸留用の装置を備え付けて、そして0.9リツトルの反応溶媒を除去した。基準 温度を100°Cまで上げてそして60°Cまで冷却して戻した。有機溶媒を5 0°〜60°Cで水洗(3x400d)して、次いで残留した水を共沸蒸留によ り除去しまた100dのトルエンも除去した。イツプロビルアルコール(150 0d)を加えて、さらに結晶性生成物をゆっくりと一晩かけて形成させることに より生成物を単離した。生成物を窒素雰囲気下で濾過すると白色粉末としてBI SBl 122.5グラム(三臭化物をもとにして75.5パーセント)が得ら れた。
本発明を、それらの好ましい態様を特に引用しながら詳細に記述してきたが、変 更および修正が本発明の精神および本発明の範囲内で実現できることは理解され るであろう。
国際調査報告 ””’−””’lA#””’−NePCT/lls 89105719国際調査 報告 LIS B905719 SA 33597

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中: Arは、各々独立して炭素原子数6〜14個の芳香環化合物より選ばれ; x結合およびy結合は、環状構造上で隣接した炭素原子に結合しており; Rは、置換基として存在する場合、各々独立してアルキル基、アルコキシ基、ア リールオキシ基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシア ルキル基、アリールオキシアルキル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基 、アロイル基、アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、スルホン酸基 もしくはホルミル基より選ばれ; nは、Arがフェニルの場合、0〜4;Arがナフチルの場合、0〜6;Arが フェナントリルもしくはアントラセニルの場合、0〜8;の範囲内の自然数であ り;R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルクアリ ール基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、上記置換誘導 体は、エーテル、アミン、アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル基およ びアルコキシ基を含んでなり; R′′は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は 、各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分枝鎖であり; アリール基は、各々6〜10個の環炭素を含み;脂環式基は、各々4〜8個の環 炭素を含み;Yは、各々独立して元素P,As,SbおよびBiより選ばれる) で示される二座配位子を製造する方法であって、上記方法は、下記 a.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中: x結合およびy結合は、環上の隣接した炭素原子に結合しており、 xはハロゲンであり; Rおよびnは、上記定義のとおりであり;そしてR′′′は、Hもしくは求核的 な攻撃により置換されうる基に転化することのできる官能基である)で示される オルトー置換芳香族部分を還元的にカプリングし、次式▲数式、化学式、表等が あります▼ で示されるビアリール化合物を生成する工程;b.求核置換により置換できる官 能基、Z、へのR′′′の転化による、上記ビアリール化合物のベンジル炭素原 子を活性化することにより、機能的に置換されたビアリール化合物を生成する工 程; c.上記二座配位子もしくはそれらの二酸化物前駆体を形成するのに適する条件 下、(b)工程で生成される機能的に置換されたビアリール化合物と、次式▲数 式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼(上 式中、Y′は、P,As,SbおよびBiからなる群より選ばれる)で示される アニオンを接触する工程;ならびに d.場合により、オキシ−アニオン ▲数式、化学式、表等があります▼ を(c)工程のアニオンとして用いるときには中間生成物を還元する工程; を含んでなる方法。
  2. 2.Zが、下記 −X(式中、Xは、ハロゲン化物である)、−メシラート、 −メシラート、 −ブロシラート、 −アルコキシ(炭素原子数1〜10個)、−アリールオキシ(炭素原子数6〜1 2個)、−−OZ′(式中、Z′は、炭素原子数1〜10個の範囲内のアシル基 である)、および −トリフルオロアセテート、 からなる群より選ばれる請求項1記載の方法。
  3. 3.上記オルト−置換芳香族部分が、下記2−クロロトルエン、 2−ブロモトルエン、 2−ヨードトルエン、 2−クロロベンジルアセテート、 2−ブロモベンジルアセテート、 2−クロロベンジルメチルエーテル、 2−ブロモベンジルメチルエーテル、 2−クロロベンジルエチルエーテル、 2−ブロモベンジルエチルエーテル、 2−クロロベンジルフェニルエーテル、2−ブロモベンジルフェニルエーテル、 ビス(2−クロロベンジル)エーテル、ビス(2−ブロモベンジル)エーテル、 1−クロロ−2−メチルナフタレン、 1−ブロモ−2−メチルナフタレン、 2−クロロ−1−メチルナフタレン、 2−ブロモ−1−メチルナフタレン、 2−クロロ−3−メチルナフタレン、 2−ブロモ−3−メチルナフタレン、 2−クロロベンジルトリフルオロアセテート、および2−ブロモベンジルトリフ ルオロアセテートなど、ならびにそれらのいずれか2つ以上の混合物、からなる 群より選ばれる請求項1記載の方法。
  4. 4.上記オルト置換芳香族部分が、2−クロロトルエンである請求項1記載の方 法。
  5. 5.上記還元的カブリングが、下記 (a)ニッケル化合物、 (b)還元試薬、 (c)トリ有機リン配位子、および (d)極性非プロトン性溶媒、 を含んでなる触媒系により促進される請求項1記載の方法。
  6. 6.上記トリ有機リン配位子が、次式、PR′3(式中、R′は、相互に独立し て選ばれ、そしてR′は、各々上記定義のとおりである)、ならびにそれらのい ずれか2つ以上の混合物で示される請求項5記載の方法。
  7. 7.上記ニッケル化合物が、ニッケルハロゲン化物であり、上記還元試薬が、M g(0),Zn(0)およびMn(0)からなる群より選ばれ、さらに極性非プ ロトン性溶媒が、下記N,N−ジメチルホルムアミド、 N,N−ジメチルアセトアミド、 N−メチル−2−ピロリジノン、 N,N−ジメチルベンズアミド、 N−メチル−2−ピペリドン、 ベンゾニトリル、 テトラメチル尿素、 ヘキサメチルリン酸トリアミド、 ならびにそれらのいずれか2つ以上の混合物、からなる群より選ばれる請求項5 記載の方法。
  8. 8.上記還元的カプリングが、出発オルト置換芳香族部分の完全な転化を実質的 に成し遂げるのに十分な時間、30°〜150℃の範囲内の温度で実施される請 求項5記載の方法。
  9. 9.上記R′′′が、Hであり、そしてベンジル炭素原子の活性化が、ハロゲン 化試薬の存在下で上記化合物をラジカル開始剤にかけることにより促進される請 求項1記載の方法。
  10. 10.上記活性化が、出発ビアリール化合物の完全な転化を本質的に成し遂げる のに十分な時間、約−10°〜80℃の範囲内の温度で実施される請求項9記載 の方法。
  11. 11.上記アニオンが、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、および第4級アンモニウム 化合物からなる群より選ばれ;上式中、YおよびR′は、上記定義のとおりであ り;そして上式中、Y′は、P,As,SbおよびBiからなる群より選ばれる )で示される化合物から誘導される請求項1記載の方法。
  12. 12.機能的に置換されたビアリール化合物に対するアニオンのモル比が約1/ 1〜20/1の範囲内である請求項11記載の方法。
  13. 13.上記アニオンおよび上記機能的に置換されたビアリール化合物の接触が、 約0.1〜40時間の範囲内の時間、約−80°〜100℃の範囲内の温度で実 施される請求項12記載の方法。
  14. 14.上記アニオンが、ジフェニルリン化物のアニオンである請求項11記載の 方法。
  15. 15.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中: Arは、各々独立して炭素原子数6〜14個の芳香環化合物、より選ばれ; x結合およびy結合は、環状構造上で隣接した炭素原子に結合しており; Rは、置換基として存在する場合、各々独立してアルキル基、アルコキシ基、ア リールオキシ基、アリール基、アラルキル基、アルクアリール基、アルコキシア ルキル基、アリールオキシアルキル基、脂環式基、ハロゲン基、アルカノイル基 、アロイル基、アルカノイルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アリールオキシカルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、スルホン酸基 もしくはホルミル基より選ばれ; nは、Arがフェニルの場合、0〜4;Arがナフチルの場合、0〜6;Arが フェナントリルもしくはアントラセニルの場合、0〜8;の範囲内の自然数であ り;R′は、各々独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルクアリ ール基もしくは脂環式基、またはそれらの置換誘導体より選ばれ、上記置換誘導 体は、エーテル、アミン、アミド、スルホン酸、エステル、ヒドロキシル基およ びアルコキシ基を含んでなり; R′′は、各々独立して、水素およびR′置換基より選ばれ;上記アルキル基は 、各々炭素原子数1〜20個の直鎖もしくは分枝鎖であり; アリール基は、各々6〜10個の環炭素を含み;脂環式基は、各々4〜8個の環 炭素を含み;Yは、各々独立して元素P,As,SbおよびBiより選ばれる) で示される二座配位子を製造する方法であって、上記方法は、下記 a.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中: x結合およびy結合は、環上の隣接した炭素原子に結合しており、 Xはハロゲンであり; R,R′′およびnは、上記定義のとおりであり;そして R′′′は、求核的な攻撃により置換されうる基である)で示されるオルト−置 換芳香族部分を還元的にカプリングし、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるビアリール化合物を生成する工程;b.上記二座配位子もしくはそれ らの二酸化物前駆体を形成するのに適する条件下、(a)工程で生成されるビフ ェニル化合物と、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Y′は、P,As,SbおよびBiからなる群より選ばれる)で示さ れるアニオンを接触する工程;さらに c.場合により、オキシ−アニオン ▲数式、化学式、表等があります▼ を(b)工程のアニオンとして用いるときには中間生成物を還元する工程; を含んでなる方法。
  16. 16.R′′′が、下記 −X(式中、Xは、ハロゲン化物である)、−メシラート、 −メシラート、 −ブロシラート、 −アルコキシ(炭素原子数1〜10個)、−アリールオキシ(炭素原子数6〜1 2個)、−−OZ′(式中、Z′は、炭素原子数1〜10個の範囲内のアシル基 である)、および −トリフルオロアセテート、 からなる群より選ばれる請求項15記載の方法。
  17. 17.上記オルト−置換芳香族部分が、下記2−クロロベンジルアセテート、 2−ブロモベンジルアセテート、 2−クロロベンジルメチルエーテル、 2−ブロモベンジルメチルエーテル、 2−クロロベンジルエチルエーテル、 2−ブロモベンジルエチルエーテル、 2−クロロベンジルフェニルエーテル、2−ブロモベンジルフェニルエーテル、 ビス(2−クロロベンジル)エーテル、ビス(2−ブロモベンジル)エーテル、 2−クロロベンジルトリフルオロアセテート、および2−ブロモベンジルトリフ ルオロアセテートなど、ならびにそれらのいずれか2つ以上の混合物、からなる 群より選ばれる請求項15記載の方法。
  18. 18.上記還元的カブリングが、下記 (a)ニッケル化合物、 (b)還元試薬、 (c)トリ有機リン配位子、および (d)極性非プロトン性溶媒、 を含んでなる触媒系により促進される請求項15記載の方法。
  19. 19.上記トリ有機リン配位子が、式PR′3(式中、R′は、相互に独立して 選ばれ、そしてR′は、各々上記定義のとおりである)、ならびにそれらのいず れか2つ以上の混合物で示される請求項18記載の方法。
  20. 20.上記ニッケル化合物が、ニッケルハロゲン化物であり、上記還元試薬が、 Mg(0),Zn(0)およびMn(0)からなる群より選ばれ、さらに極性非 プロトン性溶媒が、下記N,N−ジメチルホルムアミド、 N,N−ジメチルアセトアミド、 N−メチル−2−ピロリジノン、 N,N−ジメチルベンズアミド、 N−メチル−2−ピペリドン、 ベンゾニトリル、 テトラメチル尿素、および ヘキサメチルリン酸トリアミド、 ならびにそれらのいずれか2つ以上の混合物、からなる群より選ばれる請求項1 5記載の方法。
  21. 21.上記還元的カプリングが、出発オルト置換芳香族部分の完全な転化を実質 的に成し遂げるのに十分な時間、30°〜150℃の範囲内の温度で実施される 請求項15記載の方法。
  22. 22.上記アニオンが、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、および第4級アンモニウム 化合物からなる群より選ばれ;上式中、YおよびR′は、上記定義のとおりであ り;そして上式中、Y′は、P,As,SbおよびBiからなる群より選ばれる )で示される化合物から誘導される請求項15記載の方法。
  23. 23.ビフェニル化合物に対するアニオンのモル比が、約1/1〜20/1の範 囲内である請求項15記載の方法。
  24. 24.上記アニオンおよび上記ビアリール化合物の接触が、約0.1〜40時間 の範囲内の時間、約−80°〜100℃の範囲内の温度で実施される請求項23 記載の方法。
  25. 25.上記アニオンがジフェニルリン化物アニオンである請求項15記載の方法 。
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