JPH04502398A - 信号圧伸処理のための方法及び装置 - Google Patents

信号圧伸処理のための方法及び装置

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JPH04502398A
JPH04502398A JP2515536A JP51553690A JPH04502398A JP H04502398 A JPH04502398 A JP H04502398A JP 2515536 A JP2515536 A JP 2515536A JP 51553690 A JP51553690 A JP 51553690A JP H04502398 A JPH04502398 A JP H04502398A
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バーンステイン,ローレンス・ジェイ
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 信号圧伸処理のための方法及び装置 技術会計 本発明は、広くは、信号圧伸処理を行なうための方法及び装置に関する。より詳 しくは、本発明は、対数−オフセット圧縮を利用して信号圧伸処理を行なうよう にした方法及び装置に関するものである0本発明は特に、HDTV (高精細度 テレビジョン)用テレシネ装置やビデオ・カメラ等々の、ビデオ信号処理回路に おいて有用なものである。
茸員技術 テレシネ装置とは、映画フィルム上の画像をビデオ画像信号に変換する際に、使 用する装置である。広く一般的に普及している種々の形式のテレシネ装置のうち の1つの形式として、CCDライン・センサを使用し、且つ、ディジタル信号処 理法を用いて、フィルム上の画像を走査及び変換するようにしたものがある。
このようにCCDスキャナを使用しディジタル信号処理法を採用したテレシネ装 置が普及している理由の一端は、CCDデバイスを使用することによって高い信 頼性が得られること、並びに、ディジタル信号処理法を採用することによって高 画質を達成できることにある。
しかしながら、HDTV用テレシネ装置にCCDライン・スキャナを採用した場 合には、特別の問題が生じることになる。その原因は、HDTVシステムに必要 とされる信号の帯域幅が非常に広いということにある。例えば、CCD式のテレ シネ装置は、典型的な一例としては、1つないし複数のCCDセンサを使用して いて、その各CCDセンサは1728個と2048個のビクセル数の擬像アレイ を備え、そのクロック速度としては、50メガヘルツを超える高速が必要とされ ている。残念ながら、HDTVに付随する帯域幅が広(ダイナミック・レンジの 大きなビデオ信号をディジタル化する際に、アナログ・ディジクル(A/D)コ ンバータに要求される能力は、現時点において達成可能な能力を超えてしまって いる。現在の技術水準における、モノリシック形A/Dコンバータは、その動作 レンジが、解像度を9ビツトとしたサンプリングの場合で、約30メガサンプル /秒程度までにとどまっており、この値は、ディジタルCCDテレシネ装置を構 成するために必要な値よりはるかに低い値である。従って、信号振幅が低レベル であるときの量子化雑音の影響を低減させるためには、解像度性能をより高くす る必要がある。
現在利用可能なA/Dコンバータにおける、この量子化に関する制約は、信号圧 伸処理を用いることによって克服することができる。ディジタル化に先立って信 号圧伸処理を施しておくことによって、量子化ステップ(即ち量子化の際のレベ ル幅)にテーバを付ける(即ちレベル幅が漸増するようにする)ことができ、こ れによって、信号に対して圧縮を施さなかった場合と比較して、より大きなダイ ナミック・レンジに亙って、信号雑音比(S/N)を均一なものとすることがで きるようになる。この種の、量子化のためのr前補正」については1例えば、1 989年6月にスイスのモントロイクス(Montreux)において開催され た国際TVシンポジウムにおいて発表された、ディーツ・ベラチェ(Diete r Poetsch)によるrHDTV用ディジタルCCDテレシネ装置」なる 題名の論文の中で言及されている。
フィルムを走査するビデオ・システムや、大きなダイナミック・レンジを必要と する多くの用途において、対数増幅器が広く利用されている。しかしながら、H DTV用テレシネ装置における信号圧伸回路にこの対数増幅器を使用すると。
多(の不都合が生じる。即ち、対数増幅器は、信号レベルが低レベルのときには 温度変化に非常に影響され易いため、安定した温度環境に置(か、もしくは、温 度補償回路網を付設することが必要となる。ビデオ信号が黒基準レベルにある間 に対数特性発生トランジスタの電流をゼロに調整する、ブラック・フィードバッ ク・クランプを実行して、その対数特性発生トランジスタを熱平衡状態に維持す るということがこれまでに行なわれており、これによって、対数増幅器に付随す る温度に関する問題に対する補償がある程度までは達成されている。しかしなが ら、対数増幅器は一般的に、以上に述べた、温度に影響されるという問題ばかり でなく、更に、低信号レベル時における帯域幅並びにセトリングタイムの問題も かかえている。
それらの、低信号レベル時における対数増幅器に関する問題は、プリント形のフ ィルムを走査するテレシネ装置において信号圧伸処理を行なう場合に、特に有害 なものとなる。プリント形のフィルムは、ネガ形のフィルムと比較して濃度がよ り濃く、またダイナミック・レンジもより大きいことから、必要な広さの帯域幅 (約3デケード程度)を得ることがより難しく、また、温度的に不安定な環境と なるために、対数変換関数を一定に維持することもより困難になる。
従って、これまで、信号のダイナミック・レンジの全域に亙って広い帯域幅を提 供することができ、しかも温度安定性を備えた信号圧伸処理のための方法及び装 置を開発することが望まれていたと言えよう。更には、走査しようとしているフ ィルムの種別に基づいて、種々の異なった変換曲線を提供するように調節するこ とのできる、信号圧伸処理のための方法及び装置を開発することも望まれていた と言えよう。
X肌の皿丞 本発明は、対数−オフセット圧伸処理法を採用することによって、処理信号のダ イナミック・レンジの全域に亙って広い帯域幅が得られると共に、温度安定性も 得られるようにした、信号圧伸処理のための方法及び装置を提供するものである 。更には、このように対数−オフセット圧伸処理法を採用したことによって、一 群の変換曲線を発生させることも可能となっている。一群の変換曲線を発生させ ることのできる能力は、例えば、2種類以上の種別のフィルムを走査できるよう にしたテレシネ装置にとって、特に有用なものである。
特に、本発明は対数−オフセット圧伸器を提供するものであり、この対数−オフ セット圧伸器は、加算回路と、該加算回路に結合した対数増幅器と、フィードバ ック回路とを備え、該フィードバック回路は、前記対数増幅器の出力と前記加算 回路とに結合されており、且つ、該フィードバック回路は、圧縮率調節回路を含 んでいると共に、前記対数増幅器の前記出力と、前記圧縮率調節回路から供給さ れる基準信号とに基づいてオフセット信号を発生し、発生したそのオフセット信 号を前記加算回路へ供給するものである。
図面の簡単な説明 以上を背景技術として念頭に置いた上で、以下の1図面に関連させた好適実施例 の説明を参照されたい。図面は次のとおりである。
図1は、エバースーモル(Ebers−Mail)のトランジスタ・モデルと、 その−トランジスタ・モデルの動作を定義した式とを示した図である。
図2は、本発明に係る対数−オフセット圧伸器のブロック図である。
図3は、一般的に使用されている幾つかの変換曲線を示した図である。
図4は、様々なオフセットの値を用いて作り出した、図3に示した曲線の近似曲 線を示した図である。
図5は、γ=0.5としたガンマ変換曲線と、オフセットさせた対数変換曲線( オフセット量=10%)との比較を示したグラフである。
図6は、γ=0.333としたガンマ変換曲線と、オフセットさせた対数変換曲 線(オフセット量=2%)との比較を示したグラフである。
図7は、図2に示した対数−オフセット圧伸器を組み込んだテレシネ装置の模式 的なブロック図である。
図8は、図7に示したテレシネ装置のビデオ信号処理回路の模式的なブロック図 である。
図9は、図8に示したビデオ信号処理回路に更にルック・アップ・テーブルを加 えた回路の模式的なブロック図である。
明を るための態 実際に好適実施例について説明する前に、先ず、対数−オフセット圧縮処理の概 要を説明しておく。
対数−オフセット圧縮処理法は、実は、ブラック・フィードバック・クランプ安 定化回路網を用いた対数増幅器を一般化したものである。また、ブラック・フィ ードバック・クランプ安定化回路網とは、バイポーラ接合トランジスタのコレク タないしエミッタに、電流シンクないし電流ソースによって信号従属電流を流し 、それによって発生するベースーエミック接合における電圧を検出するようにし た回路網である。コレクタ電流ないしエミッタ電流と、ベース−エミッタ電圧と の間の関係は、対数関数となっているため、そのトランジスタ電流が情報信号に 正比例していれば、その対数出力電圧が得られることになる。図1は、エバース ーモルのトランジスタ・モデルと、この対数動作を定義したトランジスタの式と を示したものである。
エバースーモルの式は、2つの温度従属項(IsとVt)を含んでいる。従って 、対数特性発生トランジスタは、熱平衡状態に維持しておかねばならない、そう するために通常は、温度安定化装置(部品オープン)か、トランジスタ加熱回路 か、或いは温度補償回路網かの、いずれかを使用するようにしている。ブラック ・フィードバック・クランプ回路網は、それを使用して、ビデオ信号の黒基準期 間中に対数特性発生トランジスタの電流を調節し、その電流が略々ゼロになるよ うにするフィードバック回路網である。このフィードバック回路網は、そうする ことによって、そのフィードバック・ループの外部の何らかの動作条件が変化し た際にも、対数の校正状態が維持されるようにするものである。尚、対数増幅器 の変換曲線を表わす数式は、次のように書き表わすことができる。
Vout =Kl −Log(linl−に2 (式1)この式において、Kl は対数増幅倍率(ボルト/デケード)であり、K2は出力の直流オフセット(ボ ルト)である。
対数−オフセット圧縮処理は、以上に説明した対数圧縮処理と同様であるが、た だし、対数特性発生トランジスタの電流を調節して所定の基準レベルにすること によって、所望の変換曲線を得るようにしている、という点だけが異なっている 。好適実施例においては、そのトランジスタ電流の調節を、ビデオ信号が黒基準 期間にある間に行なうようにしている。こうすることによって、そのトランジス タ電流の全体としてのダイナミック・レンジを変化させており、更にそれによっ て、その対数特性発生トランジスタが動作する電流レンジを、比較的狭い電流レ ンジとしている。また、黒基準期間中の基準電流レベルを異なったレベルにする ことによって、一群の互いに異なった変換曲線を発生させることができるように なっている。オフセットさせた対数変換曲線を表わす数式は、次のように書き表 わすことができる。
Vout =に3 ・Log(fin + 0ffset) −に4 (式2) この式において、K3は、対数−オフセット増幅倍率(ボルト/デケード)であ り、K4は、出力の直流オフセット(ボルト)であり、そして、0ffsetは 、黒レベル電流(フルスケールに対するパーセンテージで表わしたもの)である 。
以上を背景技術として念頭に置いた上で、続いて図2を参照しつつ、本発明の好 適実施例をより詳細に説明することにする。図2は、対数−オフセット圧伸回路 を示しており、この対数−オフセット圧伸回路は、対数増幅器10と、加算回路 12と、フィードバック回路11(このフィードバック回路11は、積分回路1 4、圧縮率調節回路15、及びサンプリング回路網16を含んでいる)と、出力 バッファ18とを含んでいる。加算回路12へは、ビデオ入力信号ff1n)と オフセット信号(Vfb)とが入力されており、このオフセット信号(Vfb) は、フィードバック回路11から供給される信号である。対数増幅器1oは、バ イポーラ・トランジスタである対数特性発生トランジスタ22を含んでおり、こ のトランジスタ22を使用して、対数変換曲線を示す出力信号V outを得る ようにしている。
オフセット信号を発生させるには、圧縮率調節回路15を所望のレベルにセット する。この圧縮率調節回路15からの出力は積分回路14へ入力されており、こ の積分回路14へは更に、対数増幅器10の出力信号のサンプル値が、サンプリ ング回路網16から入力されている。サンプリング回路網16は、入力ビデオ信 号が黒基準期間にある間に出力信号V outをサンプリングする。従って、対 数特性発生トランジスタ22のコレクタ電流は、入力信号に比例した電流に応じ て変調されると共に、更に、加算回路12へ入力される直流オフセットに応じた 変調もなされるようになっている。この結果、入力ビデオ信号が存在していない ときにも公称コレクタ電流が保たれるようになっており、これによって、温度安 定性が向上している。
ただし、それより更に重要なことは、この対数−オフセット圧伸器の変換特性を 変化させるための変数として、その直流オフセットを利用し得るということであ る。そのように利用することによって、単一の対数−オフセット圧伸器で一群の 変換曲線の全てを発生させることが可能となる。幾つかの例を挙げるならば、先 ず、異なった複数の種別のフィルムを走査できるようにしたテレシネ装置のため に、対数変換曲線と、オフセットさせた対数変換曲線とを発生させるようにする ことができる。また、広く一般的にガンマ補正係数として使用されているガンマ 変換曲線(γ=0.454)を発生させることもでき、ビデオ・カメラに使用す ることが推奨されているSMPTE圧縮曲線を発生させることもでき、また更に は、平方根変換曲線Ijや立方根変換曲線を発生させることも可能となる。従っ て、図2に示したこの対数−オフセット圧伸器は、テレシネ装置、ビデオ・カメ ラ等をはじめとする信号圧伸処理を必要とする多くのビデオ関連用途に使用する 場合にも、また、ビデオ処理回路においてガンマ補正を行なう場合にも、容易に それら用途に適合させることができるものである。
発生させることのできる一群の曲線について、図3〜図6を用いて更に詳細に説 明する。図3は、現在一般的に使用されている様々な変換曲線を示したものであ り、それに対して図4は、オフセットを種々に変更して作り出した、図3に示し た夫々の曲線の近似曲線を示したものである0図5は、γ=0.5としたガンマ 変換曲線と、オフセットさせた対数変換曲線(オフセット量=10%)との比較 を示したグラフである。図6は、γ=0.333としたガンマ変換曲線と、オフ セットさせた対数変換曲線(オフセット量=2%)との比較を示したグラフであ る。
この対数−オフセット圧伸器は、その他の所望の変換曲線(例えばL*変換曲線 、SMPTE変換曲線、γ=0.454としたガンマ変換曲線、それに立方根変 換曲線等)を、それらに極めて近い形で模倣することができる可変の変換特性を 備えていることに加えて、更に、対数信号圧伸器と比較した場合、速度、安定性 、並びに信号雑音比に関しても優れた利点を有するものである1例えば、対数増 幅器は、低信号レベル時における、帯域幅、即ちセトリング・タイムの問題をか かえている。ギュンメル(GuIDIIIel)の提唱したトランジスタ・モデ ルによるならば、典型的な場合としては、5デケード、あるいはそれ以上の範囲 に亙る対数動作が行なえるはずである。しかしながら、コレクタ電流がそのピー ク振幅から約2デケード低下したならば、そのトランジスタのFtが急激に低下 する。そのためこの2つ目のデケードより更に下の領域では、信号従属帯域幅は 急激に悪化する。これと対照的に、この対数−オフセット圧伸器では、オフセッ トを利用して変換特性を作り出しているため、対°数特性発生トランジースタの コレクダ電流の変調のダイナミック・レンジは非常に狭いものとなっている。そ して全体を総合した結果としては、入力信号Vinのレベルが低いときの動作速 度が、大幅に高速化されている。
更には、対数圧縮処理を採用した場合には、それによって量子化ステップ(量子 化のレベル幅)が入力信号の信号レベルに比例するようになる。従って、システ ム全体の中に、他に特に雑音源が存在していない場合には、入力信号として参照 される信号の量子化雑音に対する比(信号雑音比)は、入力信号の信号レベルに は左右されないものとなる。一方、線形量子化処理では、入力信号として参照さ れる信号の量子化雑音に対する比(信号雑音比)は、量子化ステップの大きさが 一定であるために、入力信号の信号レベルに直接的に左右されるものとなる。
これらに対して、この対数−オフセット圧縮処理は、対数量子化処理と線形量子 化処理との間の交配種とも言うべきものである。即ち、対数圧縮と比較するなら ば、オフセット分を加えることによって、低信号レベルにおける信号雑音比(た だし量子化雑音に関する信号雑音比)の劣化と引換えに、高信号レベルにおける その信号雑音比の向上を達成しているのである。従って、この対数−オフセット 圧縮処理は、システム全体の信号雑音比が低信号レベルではセンサ雑音によって 略々決まり、高信号レベルにおいては量子化ノイズによって略々決まるという事 実を有効に利用したものである。
次に、図7について説明すると、同図は、図2に示した対数−オフセット圧伸回 路を組み込んだテレシネ装置を示したものであり、このテレシネ装置はフィルム 送り機構20を含んでいる。フィルム送り機構20は、映画用フィルム23を供 給用リール26から、フィルム・ゲート24を通して、巻取り用リール28へ可 変速度で送り移動させるためのものである。また、光源30によって光束を発生 し、この光束を、ライン・コンバータ32へ入射させ、そしてフィルム・ゲート 26内に位置しているフィルム23の直線形状領域の上に合焦させるようにして いる。この光は、フィルム23上の画像によって変調された上で、対物レンズ2 3を通してビーム・スプリッタ36へ導かれる。ビーム・スプリッタ36は、そ の変調光を、3つのCCDライン・センサ38r、38g、38bの各々へ導い ている。それらCCDライン・センサの前面には、夫々、赤フィルタ40r、緑 フィルタ40g、及び青フィルタ40bを備えてあり、そのため、それらCCD センサから送出される出力信号は、変調光の、赤成分、緑成分、及び青成分に対 応した信号となっている。また、フィルム速度センサ50を備えてあり、これに よって、フィルムがフィルム−ゲート内を通過する際の速度をモニタし、そのフ ィルム速度を表わす信号をフィルム・スキャナ制御装置52へ供給するようにし ている。フィルム・スキャナ制御装置52は、更に、オペレータ用の制御パネル 54にも接続されており、この制御パネル54はフィルム送り速度制御部53と フィルム種別制御部55とを含んでいる。このオペレータ用制御パネル54から は、フィルム・スキャナ制御装置52へ、所望のフィルム速度とフィルム種別と を表わす夫々の信号が供給される。
CCDライン・センサ38r、38g、38bの各々は、複数の活性受光部を直 線状に並べてアレイとした直線状アレイ42r、42g、42bと、転送ゲート 44r、44g、44bと、水平出力シフトレジスタ46r、46g、46bと を含んでいる。夫々の直線状アレイの中の、活性受光部に蓄積された画像電荷は 、夫々の転送ゲート44r、44g、44bヘゲ一トー信号が供給されたならば 夫々の水平出力シフト・レジスタ46r、46g、、45bへ転送される。この 電荷の転送を行なわせるために、転送ゲート44r、44g、44bヘゲ一ト信 号を供給しているのは、センサ・クロック発生器48である。このセンサ・クロ ック発生器48は更に、夫々の画像信号を水平出力シフトレジスタからシフトし て出力させるための、所定周波数のクロック信号も送出している。
こうして出力されたCCDセンサ38r、38g、38bからの出力信号は、ビ デオ信号処理回路60へ入力され、このビデオ信号処理回路60が、CCDセン サから受け取ったそれら信号に対して変換とフォーマツティングとを施して、所 望のビデオ信号フォーマットにしている。ビデオ信号処理回路60からの出力信 号は、ビデオ記録装置64とディスプレイ・モニタ装置62との両方へ供給され ており、また、必要に応じて任意の外部装置へも供給することができるようにし である。
図8は、ビデオ信号処理回路60のブロック図を示したものである。このビデオ 信号処理回路60は、3つの対数−オフセット圧伸回路70〜74(これらは図 2に示した種類の圧伸回路である)を含んでおり、これらの圧伸回路が、CCD ライン・センサ38r、38g、38bから送出される信号を受け取るようにし である。そして、これらの圧伸回路70〜74からの出力は、A/Dコンバータ 装置76へ供給されている。更に、このA/Dコンバータ装置76からの出力は 、補助的なビデオ処理回路78(例えばガンマ補正回路、クロミナンス・マトリ クス、等々)へ供給されており、このビデオ処理回路78が、出力ビデオ信号を 発生するようにしである。
対数−オフセット圧伸回路70〜74の各々は、フィルム・スキャナ制御装置5 2に接続されている。フィルム・スキャナ制御装置52は、それらの圧伸回路7 0〜74の各々の中の圧縮率調節回路へ信号を送出することによって、走査しよ うとしているフィルムの種別に合った適切な変換曲線を選択する。例えば、その フィルムがネガフィルムであれば対数変換曲線を使用するようにし、一方、プリ ントフィルムであれば、対数−オフセット変換曲線を使用するようにすることが できる。
また、場合によっては、対数−オフセット曲線を対数曲線へ変換するためのルッ ク・アップ・テーブル(LUT)を備えておき、信号処理の途中で、対数−オフ セット曲線から、対数曲線へ戻すように変換することが望ましいこともある。
例えば、図9に示したように、A/Dコンバータ装置76とビデオ処理回路78 との間にLUT80を備えておくようにすれば良い。このLUT80は、A/D コンバータ装置76から受け取った対数−オフセット信号を対数信号に変換し、 変換したその対数信号をビデオ処理回路78へ送出するようにしたものである。
このLUT80を使用することが特に有利であるのは、ビデオ処理回路78が、 対数データを処理する能力しか持たないものである場合である。
本発明は、HDTV用テレシネ装置に用いるのに特に適したものであるが、しか しながら、容易に理解されるように、本発明はその種の用途に限定されるもので もなく、また、上で説明した具体的な好適実施例に限定されるものでもない。
例えば、この圧伸回路は、ビデオ・カメラ関連の用途に用いることもできるもの であり、また、この圧伸回路の具体的な構造や、開示したテレシネ装置の具体的 な構成に対して改変を加えることも可能である。更には、請求項に記載した範囲 内において、容易に変更ないし改変を加え得るものである。
−被り1−イe用マ/″Iブ(・るオ順曲・譚FIG、 3 一許のイフセットで七五力敬麦律曲銖 日G、 4 FIG、 8 FIG 9 bmm−崗I AnMaatkaRNll 、、、 、、、qqn10q701 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入力ビデオ信号を受け取るための入力手段(38r、38g、38b)を含 んでいるビデオ信号処理回路であって、複数の変換曲線に対応する可変基準信号 を発生する、可変基準信号発生手段(11)と、 前記可変基準信号に対応した変換曲線に従って、前記入力ビデオ信号に信号圧伸 処理を施して出力信号を発生する圧伸手段(10)と、を備えていることを特徴 とするビデオ信号処理回路。 2.前記可変基準信号発生手段(11)が、選択された変換曲線に対応した基準 信号を発生する圧縮率調節回路(15)を備えていることを特徴とする請求項1 記載のビデオ信号処理回路。 3.前記圧伸手段(10)が加算回路(12)に結合した対数増幅器(10)を 備えており、前記可変基準信号発生手段がフィードバック回路(11)を備えて おり、該フィードバック回路(11)は前記圧縮率調節回路(15)を含んでい ると共に、前記加算回路(12)と前記対数増幅器(10)の出力とに結合され ており、且つ、該フィードバック回路(11)が、前記対数増幅器(10)の前 記出力と、前記圧縮率調節回路(15)から供給される基準信号とに基づいてオ フセット信号を発生すると共に、発生したそのオフセット信号を前記加算回路( 12)へ供給して前記選択された変換曲線を発生させるものであることを特徴と する請求項2記載のビデオ信号処理回路。 4.前記フィードバック回路(11)が更にサンプリング回路網(16)を備え ており、該サンプリング回路網(16)は入力ビデオ信号が黒基準レベルにある 間に前記対数増幅器(10)の前記出力をサンプルするものであることを特徴と する請求項3記載のビデオ信号処理回路。 5.フィルム・ゲート(24)の中を通してフィルム(23)を送り移動させる フィルム送り手段(20)と、前記フィルム・ゲートの中を通して光を通過させ ると共に、その光を、出力光信号を発生する少なくとも1つの光電デバイス(3 8r、38g、38b)の上に合焦させる照明手段(30、32、34)と、前 記フィルム送り手段によって前記フィルム・ゲートの中を通して送り移動させる フィルムの種別を選択すると共に、選択したそのフィルム種別を表わすフィルム 種別信号を発生する選択手段(54)とを含んでいるテレシネ装置であって、 前記出力光信号と前記フィルム種別信号とを受け取って、該フィルム種別信号に 対応した変換曲線を有する出力信号を発生する圧伸手段(70、72、74)と 、 前記圧伸手段が発生した前記出力信号を受け取って、ビデオ出力信号を発生する 処理手段(78)と、 を備えていることを特徴とするテレシネ装置。 6.前記圧伸手段が、加算回路(12)と、該加算回路に結合した対数増幅器( 10)と、フィードバック回路(11)とを備えており、該フィードバック回路 (11)は、前記フィルム種別信号に応答して選択された変換曲線に対応する基 準信号を発生する圧縮率調節回路(15)を含んでいると共に、前記加算回路と 前記対数増幅器の出力とに結合されているものであることを特徴とする請求項5 記載のテレシネ装置。 7.前記圧伸手段(70、72、74)が発生した前記出力信号をディジタル信 号に変換するためのA/Dコンバータ装置(76)を更に備えていることを特徴 とする請求項5記載のテレシネ装置。 8.前記A/Dコンバータ装置に結合したルック・アップ・テーブル(80)を 更に備えてし、ることを特徴とする請求項7記載のテレシネ装置。 9.テレシネ装置の作動方法であって、フィルム送り機構(20)によって、フ ィルム・ゲート(24)の中を通してフィルム(23)を送り移動させるステッ プと、前記フィルム・ゲートの中を通して光を通過させると共に、その光を、出 力光信号を発生する少なくとも1つの光電デバイス(38r、38g、38b) の上に合焦させるステップと、 前記フィルム送り機構によって、前記フィルム・ゲートの中を通して送り移動さ せるフィルムの種別を選択すると共に、選択したそのフィルム種別を表わすフィ ルム種別信号を発生するステップと、前記出力光信号と前記フィルム種別信号と を、信号圧伸装置(70、72、74)へ供給して、該フィルム種別信号に対応 した変換曲線を有する出力信号を発生するステップと、 前記信号圧伸装置の前記出力信号を、処理装置(78)へ供給して、ビデオ出力 信号を発生するステップと、 を含んでいることを特徴とするテレシネ装置の作動方法。
JP2515536A 1989-10-16 1990-10-09 信号圧伸処理のための方法及び装置 Pending JPH04502398A (ja)

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