JP3136850B2 - 映像信号の階調補正装置 - Google Patents
映像信号の階調補正装置Info
- Publication number
- JP3136850B2 JP3136850B2 JP05186051A JP18605193A JP3136850B2 JP 3136850 B2 JP3136850 B2 JP 3136850B2 JP 05186051 A JP05186051 A JP 05186051A JP 18605193 A JP18605193 A JP 18605193A JP 3136850 B2 JP3136850 B2 JP 3136850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- correction
- apl
- circuit
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/57—Control of contrast or brightness
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/68—Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/73—Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンの画質改
善を行う場合に用いる映像信号の階調補正装置に関する
ものである。
善を行う場合に用いる映像信号の階調補正装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、映像信号の階調補正装置は、カラ
ーテレビジョン受像機の大型化、高画質化にともない、
映像のつぶれ・黒浮きを防止し階調性を向上してより高
画質な映像を実現するため重要視されている。
ーテレビジョン受像機の大型化、高画質化にともない、
映像のつぶれ・黒浮きを防止し階調性を向上してより高
画質な映像を実現するため重要視されている。
【０００３】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の映像信号の階調補正装置の一例について説明を行う。
の映像信号の階調補正装置の一例について説明を行う。
【０００４】図６は、従来の映像信号の階調補正装置の
一つである黒レベル補正回路の特性図を示すものであ
る。図６の横軸は入力信号の輝度振幅レベルで、縦軸は
出力信号の輝度振幅レベルである。１は入力輝度信号の
最小輝度レベル分布、２は肌色部分の信号の輝度分布、
３は補正処理をしない場合すなわち入力した信号の輝度
振幅レベルと同じ輝度振幅レベルで信号を出力する場合
の入出力特性、４は補正処理後の入出力特性を示す。
一つである黒レベル補正回路の特性図を示すものであ
る。図６の横軸は入力信号の輝度振幅レベルで、縦軸は
出力信号の輝度振幅レベルである。１は入力輝度信号の
最小輝度レベル分布、２は肌色部分の信号の輝度分布、
３は補正処理をしない場合すなわち入力した信号の輝度
振幅レベルと同じ輝度振幅レベルで信号を出力する場合
の入出力特性、４は補正処理後の入出力特性を示す。
【０００５】以上の映像信号の階調補正装置例の黒レベ
ル補正回路について、以下その動作を特性図を用いて説
明する。
ル補正回路について、以下その動作を特性図を用いて説
明する。
【０００６】図６の黒レベル補正回路の特性図におい
て、１のような最小輝度レベルの分布がある場合、この
画面は黒が浮いていることになる。そこでこの映像の階
調性を向上させるには、この最小輝度レベルを入力時よ
りも低いペデスタルレベル付近まで引き下げて出力すれ
ばよい。これを図６の特性図で説明すると、３の無補正
の特性波形の傾きを立てて、最小輝度レベルがペデスタ
ルレベル付近になるように補正して出力したものが４で
ある。これにより黒部分の階調性が向上する。この補正
は平均輝度レベル（Ａｖｅｒａｇｅ Ｐｉｃｔｕｒｅ
Ｌｅｖｅｌ。以下ＡＰＬと記載。）が高いほど強くな
る。
て、１のような最小輝度レベルの分布がある場合、この
画面は黒が浮いていることになる。そこでこの映像の階
調性を向上させるには、この最小輝度レベルを入力時よ
りも低いペデスタルレベル付近まで引き下げて出力すれ
ばよい。これを図６の特性図で説明すると、３の無補正
の特性波形の傾きを立てて、最小輝度レベルがペデスタ
ルレベル付近になるように補正して出力したものが４で
ある。これにより黒部分の階調性が向上する。この補正
は平均輝度レベル（Ａｖｅｒａｇｅ Ｐｉｃｔｕｒｅ
Ｌｅｖｅｌ。以下ＡＰＬと記載。）が高いほど強くな
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな特性では、輝度信号のみに補正がかかるため、結果
的に色信号と輝度信号とのバランスが悪化してしまい、
特にＡＰＬが高い画面で人間の目の感度が高い赤色や肌
色がくすむという問題点を有していた。
うな特性では、輝度信号のみに補正がかかるため、結果
的に色信号と輝度信号とのバランスが悪化してしまい、
特にＡＰＬが高い画面で人間の目の感度が高い赤色や肌
色がくすむという問題点を有していた。
【０００８】本発明は上記問題点に鑑み、階調補正処理
後の肌色のくすみを防止することのできる映像信号の階
調補正装置を提供するものである。
後の肌色のくすみを防止することのできる映像信号の階
調補正装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像信号の階調補正装置は、肌色検出回
路、補正量制御回路、ＡＰＬ検出回路、ＡＰＬ制御回
路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路、出力回
路という構成を備えたものである。
めに本発明の映像信号の階調補正装置は、肌色検出回
路、補正量制御回路、ＡＰＬ検出回路、ＡＰＬ制御回
路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路、出力回
路という構成を備えたものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成によって、まず入力した
色差信号から映像の肌色部分を肌色検出回路により検出
し、この肌色検出信号をそのまま補正信号として使用す
るために補正量制御回路により振幅を調整する。一方入
力輝度信号からＡＰＬ検出回路により映像のＡＰＬを検
出してＡＰＬ電圧を出力し、肌色がくすみやすい高ＡＰ
Ｌの映像では補正を強めるようにこのＡＰＬ電圧に応じ
てＡＰＬ制御回路により補正信号の振幅調整を行う。ま
たこの補正量をコントラスト調整回路でのコントラスト
調整による輝度振幅制御に連動させるために同回路から
のコントラスト電圧を用いてコントラスト制御回路によ
り補正信号の振幅制御を行う。その後Ｙｓ補正停止回路
により画面上への文字表示部分での補正停止を行い、出
力回路により補正出力信号を得、この信号を用いて補正
を行う。このようにＡＰＬの高い映像の肌色部分の輝度
を上げることで、肌色のくすみを抑えた映像信号の階調
補正装置を構成することができる。
色差信号から映像の肌色部分を肌色検出回路により検出
し、この肌色検出信号をそのまま補正信号として使用す
るために補正量制御回路により振幅を調整する。一方入
力輝度信号からＡＰＬ検出回路により映像のＡＰＬを検
出してＡＰＬ電圧を出力し、肌色がくすみやすい高ＡＰ
Ｌの映像では補正を強めるようにこのＡＰＬ電圧に応じ
てＡＰＬ制御回路により補正信号の振幅調整を行う。ま
たこの補正量をコントラスト調整回路でのコントラスト
調整による輝度振幅制御に連動させるために同回路から
のコントラスト電圧を用いてコントラスト制御回路によ
り補正信号の振幅制御を行う。その後Ｙｓ補正停止回路
により画面上への文字表示部分での補正停止を行い、出
力回路により補正出力信号を得、この信号を用いて補正
を行う。このようにＡＰＬの高い映像の肌色部分の輝度
を上げることで、肌色のくすみを抑えた映像信号の階調
補正装置を構成することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例の映像信号の階調補正
装置について、図面を参照しながら説明する。
装置について、図面を参照しながら説明する。
【００１２】図１は本発明の第１の実施例における映像
信号の階調補正装置のブロック図を示すものである。図
１において、１は肌色検出回路であり入力色差信号から
肌色の部分を検出する。２は補正量制御回路であり、１
で検出した肌色検出信号の振幅を調整して補正信号とし
て出力する。３はＡＰＬ検出回路であり、入力輝度信号
からＡＰＬを検出する。４はＡＰＬ制御回路であり、３
で検出したＡＰＬ検出電圧を用いて補正信号の振幅調整
を行う。５はコントラスト制御回路であり、コントラス
ト調整回路からのコントラスト電圧を用いて補正信号の
振幅調整を行う。６はＹｓ補正停止回路であり、画面上
への文字表示部分で補正動作を停止する。７は出力回路
であり、入力された直流電圧に６から出力された補正電
流を足し込んで補正出力信号として出力する。８はＣＲ
Ｔドライブ回路であり、ここのカットオフ基準電圧を下
げると画面の輝度が上がることを利用し、９から出力さ
れた補正出力信号をカットオフ基準電圧として用いるこ
とで画面上の肌色の輝度の増加を行う。
信号の階調補正装置のブロック図を示すものである。図
１において、１は肌色検出回路であり入力色差信号から
肌色の部分を検出する。２は補正量制御回路であり、１
で検出した肌色検出信号の振幅を調整して補正信号とし
て出力する。３はＡＰＬ検出回路であり、入力輝度信号
からＡＰＬを検出する。４はＡＰＬ制御回路であり、３
で検出したＡＰＬ検出電圧を用いて補正信号の振幅調整
を行う。５はコントラスト制御回路であり、コントラス
ト調整回路からのコントラスト電圧を用いて補正信号の
振幅調整を行う。６はＹｓ補正停止回路であり、画面上
への文字表示部分で補正動作を停止する。７は出力回路
であり、入力された直流電圧に６から出力された補正電
流を足し込んで補正出力信号として出力する。８はＣＲ
Ｔドライブ回路であり、ここのカットオフ基準電圧を下
げると画面の輝度が上がることを利用し、９から出力さ
れた補正出力信号をカットオフ基準電圧として用いるこ
とで画面上の肌色の輝度の増加を行う。
【００１３】以上のように構成された映像信号の階調補
正装置について、以下図１、図２及び図３を用いてその
動作を説明する。
正装置について、以下図１、図２及び図３を用いてその
動作を説明する。
【００１４】まず図２は入力色差信号から肌色部分を検
出する回路の特性図を示すものであり、Ｂ−Ｙの反転波
形の正側とＲ−Ｙ波形の正側との最小値検出を行う。そ
の際肌色の色相１２３度において検出特性が最大になる
ようにＢ−Ｙの振幅を制御している。その後、検出信号
をそのまま補正信号として使用するため、高飽和度信号
入力時の過度な補正を防止するため肌色の色飽和度付近
で振幅制限を行う。ここで検出された信号は補正量制御
回路２で補正に最適な振幅に調整される。次にＡＰＬ検
出回路３では入力輝度信号を用いて画面の平均的な輝度
（ＡＰＬ）を検出してＡＰＬ電圧ｅを出力する。肌色の
くすみはＡＰＬが高い画面で起こりやすいため、ＡＰＬ
制御回路４では入力されたＡＰＬ電圧ｅを用いて、図３
のように比較的暗い画面では補正を停止し、明るい画面
で補正がかかるように補正信号ｄを制御している。また
この階調補正装置では補正信号はＣＲＴドライブ回路に
出力されるため各種画質調整には連動しない。そのため
コントラストを下げて輝度振幅が下がった場合でも補正
量すなわち肌色の輝度増加量は一定なので、時には肌が
白くとんで階調が劣化してしまうことがある。そのため
コントラスト電圧ｇを用いてコントラスト制御回路５で
コントラストと補正量を連動させている。また選局用マ
イクロコンピュータからの画面上の情報表示文字に補正
がかかり、表示文字の輝度ムラが発生するため、画面表
示文字の有無を示すＹｓ信号ｈを用いてＹｓ補正停止回
路６で画面表示文字部分での補正動作停止を行い、補正
電流ｊを出力する。出力回路９ではこの補正電流ｊを基
準電圧ｌに足し込んで補正出力信号ｋを出力する。ＣＲ
Ｔドライブ回路８では入力された補正出力信号ｋをカッ
トオフ基準電圧として用いることでＲＧＢ各々のカット
オフ電圧を肌色の部分だけ下げて、画面上の肌色の輝度
の増加を行い肌色のくすみを改善している。
出する回路の特性図を示すものであり、Ｂ−Ｙの反転波
形の正側とＲ−Ｙ波形の正側との最小値検出を行う。そ
の際肌色の色相１２３度において検出特性が最大になる
ようにＢ−Ｙの振幅を制御している。その後、検出信号
をそのまま補正信号として使用するため、高飽和度信号
入力時の過度な補正を防止するため肌色の色飽和度付近
で振幅制限を行う。ここで検出された信号は補正量制御
回路２で補正に最適な振幅に調整される。次にＡＰＬ検
出回路３では入力輝度信号を用いて画面の平均的な輝度
（ＡＰＬ）を検出してＡＰＬ電圧ｅを出力する。肌色の
くすみはＡＰＬが高い画面で起こりやすいため、ＡＰＬ
制御回路４では入力されたＡＰＬ電圧ｅを用いて、図３
のように比較的暗い画面では補正を停止し、明るい画面
で補正がかかるように補正信号ｄを制御している。また
この階調補正装置では補正信号はＣＲＴドライブ回路に
出力されるため各種画質調整には連動しない。そのため
コントラストを下げて輝度振幅が下がった場合でも補正
量すなわち肌色の輝度増加量は一定なので、時には肌が
白くとんで階調が劣化してしまうことがある。そのため
コントラスト電圧ｇを用いてコントラスト制御回路５で
コントラストと補正量を連動させている。また選局用マ
イクロコンピュータからの画面上の情報表示文字に補正
がかかり、表示文字の輝度ムラが発生するため、画面表
示文字の有無を示すＹｓ信号ｈを用いてＹｓ補正停止回
路６で画面表示文字部分での補正動作停止を行い、補正
電流ｊを出力する。出力回路９ではこの補正電流ｊを基
準電圧ｌに足し込んで補正出力信号ｋを出力する。ＣＲ
Ｔドライブ回路８では入力された補正出力信号ｋをカッ
トオフ基準電圧として用いることでＲＧＢ各々のカット
オフ電圧を肌色の部分だけ下げて、画面上の肌色の輝度
の増加を行い肌色のくすみを改善している。
【００１５】以上のように本実施例によれば、肌色検出
回路によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ
制御回路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路な
どにより制御し、出力回路からＣＲＴドライブ回路に出
力することで、肌色のくすみを改善することのできる映
像信号の階調補正装置を提供することができる。
回路によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ
制御回路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路な
どにより制御し、出力回路からＣＲＴドライブ回路に出
力することで、肌色のくすみを改善することのできる映
像信号の階調補正装置を提供することができる。
【００１６】以下本発明の第２の実施例について図面を
参照しながら説明する。図４は本発明の第２の実施例に
おける映像信号の階調補正装置のブロック図を示すもの
である。図４において、１から４までは第１の実施例の
１から４までと同一である。７は出力回路であり、４よ
り出力されたＡＰＬ制御補正信号ｆを用いて入力輝度信
号に補正処理を行い出力する。
参照しながら説明する。図４は本発明の第２の実施例に
おける映像信号の階調補正装置のブロック図を示すもの
である。図４において、１から４までは第１の実施例の
１から４までと同一である。７は出力回路であり、４よ
り出力されたＡＰＬ制御補正信号ｆを用いて入力輝度信
号に補正処理を行い出力する。
【００１７】以上のように構成された映像信号の階調補
正装置のうち、肌色検出回路１からＡＰＬ制御回路４ま
では第１の実施例の１から４までと同一であるので、Ａ
ＰＬ制御回路４以降について、以下図４を用いてその動
作を説明する。
正装置のうち、肌色検出回路１からＡＰＬ制御回路４ま
では第１の実施例の１から４までと同一であるので、Ａ
ＰＬ制御回路４以降について、以下図４を用いてその動
作を説明する。
【００１８】７は出力回路であり、入力した負極性（同
期信号上向き）の輝度信号ｇにＡＰＬ制御回路４から出
力されたＡＰＬ制御補正信号ｆを足し込んで補正輝度信
号を出力することにより補正処理を行う。出力回路７は
補正信号の極性を反転して入力輝度信号に足し込んで出
力するため、負極性の輝度信号を入力した場合、補正信
号によって肌色部分だけ振幅が伸長される事により、画
面上の肌色の輝度の増加を行い肌色のくすみを改善して
いる。 以上のように本実施例によれば、肌色検出回路
によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ制御
回路などにより制御し、入力した輝度信号の肌色部分の
振幅を伸長して出力することで肌色部分の輝度を上げ、
肌色のくすみを改善することのできる映像信号の階調補
正装置を提供することができる。
期信号上向き）の輝度信号ｇにＡＰＬ制御回路４から出
力されたＡＰＬ制御補正信号ｆを足し込んで補正輝度信
号を出力することにより補正処理を行う。出力回路７は
補正信号の極性を反転して入力輝度信号に足し込んで出
力するため、負極性の輝度信号を入力した場合、補正信
号によって肌色部分だけ振幅が伸長される事により、画
面上の肌色の輝度の増加を行い肌色のくすみを改善して
いる。 以上のように本実施例によれば、肌色検出回路
によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ制御
回路などにより制御し、入力した輝度信号の肌色部分の
振幅を伸長して出力することで肌色部分の輝度を上げ、
肌色のくすみを改善することのできる映像信号の階調補
正装置を提供することができる。
【００１９】以下本発明の第３の実施例について図面を
参照しながら説明する。図５は本発明の第３の実施例に
おける映像信号の階調補正装置のブロック図を示すもの
である。図５において、１から６までは第１の実施例の
１から６までと同一である。７は出力回路であり、６よ
り出力された補正電流ｊを入力直流電圧ｎに足し込んで
補正処理を行い出力する。
参照しながら説明する。図５は本発明の第３の実施例に
おける映像信号の階調補正装置のブロック図を示すもの
である。図５において、１から６までは第１の実施例の
１から６までと同一である。７は出力回路であり、６よ
り出力された補正電流ｊを入力直流電圧ｎに足し込んで
補正処理を行い出力する。
【００２０】以上のように構成された映像信号の階調補
正装置のうち、肌色検出回路１からＹｓ補正停止回路６
までは第１の実施例の１から６までと同一であるので、
Ｙｓ補正停止回路６以降について、以下図５を用いてそ
の動作を説明する。
正装置のうち、肌色検出回路１からＹｓ補正停止回路６
までは第１の実施例の１から６までと同一であるので、
Ｙｓ補正停止回路６以降について、以下図５を用いてそ
の動作を説明する。
【００２１】７は出力回路であり、Ｙｓ補正停止回路６
から出力された補正電流ｊを入力直流電圧ｎに足し込ん
で補正出力信号ｏとして出力する。この補正出力信号ｏ
を加算回路９に入力しブライト制御電流ｐを出力して、
ブライトネス制御回路のユーザー調整値にこのブライト
制御電流ｐを足し込むことにより、肌色部分のブライト
を上げ、画面上の肌色の輝度の増加を行い肌色のくすみ
を改善している。
から出力された補正電流ｊを入力直流電圧ｎに足し込ん
で補正出力信号ｏとして出力する。この補正出力信号ｏ
を加算回路９に入力しブライト制御電流ｐを出力して、
ブライトネス制御回路のユーザー調整値にこのブライト
制御電流ｐを足し込むことにより、肌色部分のブライト
を上げ、画面上の肌色の輝度の増加を行い肌色のくすみ
を改善している。
【００２２】以上のように本実施例によれば、肌色検出
回路によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ
制御回路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路な
どにより制御し、出力回路、加算回路、ブライトネス制
御回路を用いてブライトを可変することで、肌色のくす
みを改善することのできる映像信号の階調補正装置を提
供することができる。
回路によって検出された信号を補正量制御回路、ＡＰＬ
制御回路、コントラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路な
どにより制御し、出力回路、加算回路、ブライトネス制
御回路を用いてブライトを可変することで、肌色のくす
みを改善することのできる映像信号の階調補正装置を提
供することができる。
【００２３】なお、肌色検出において入力信号は色差信
号とし、検出回路も色差信号を用いる回路としたが、こ
れは映像色信号を用いる肌色検出回路でもよい。
号とし、検出回路も色差信号を用いる回路としたが、こ
れは映像色信号を用いる肌色検出回路でもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明は肌色検出回路、補
正量制御回路、ＡＰＬ検出回路、ＡＰＬ制御回路、コン
トラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路、出力回路という
構成を設けることにより、肌色のくすみを改善すること
のできる映像信号の階調補正装置を提供することができ
る。
正量制御回路、ＡＰＬ検出回路、ＡＰＬ制御回路、コン
トラスト制御回路、Ｙｓ補正停止回路、出力回路という
構成を設けることにより、肌色のくすみを改善すること
のできる映像信号の階調補正装置を提供することができ
る。
【図１】本発明の第１の実施例における映像信号の階調
補正装置のブロック図
補正装置のブロック図
【図２】図１の肌色検出回路の特性図
【図３】図１のＡＰＬ制御回路の特性図
【図４】本発明の第２の実施例における映像信号の階調
補正装置のブロック図
補正装置のブロック図
【図５】本発明の第３の実施例における映像信号の階調
補正装置のブロック図
補正装置のブロック図
【図６】従来の映像信号の階調補正装置における黒レベ
ル補正の特性図
ル補正の特性図
１ 肌色検出回路 ２ 補正量制御回路 ３ ＡＰＬ検出回路 ４ ＡＰＬ制御回路 ５ コントラスト制御回路 ６ Ｙｓ補正停止回路 ７ 出力回路 ８ ＣＲＴドライブ回路 ９ 加算回路 １０ ブライトネス制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−40170（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−239072（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−44739（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−43981（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 9/44 - 9/78
Claims (5)
- 【請求項１】 映像信号を色復調して得られた色差信号
を入力とし、この色差信号から肌色を検出する肌色検出
回路と、肌色検出信号を補正信号とし振幅を制御する補
正量制御回路と、入力した輝度信号から平均輝度レベル
を検出しＡＰＬ電圧として出力するＡＰＬ検出回路と、
検出したＡＰＬ電圧により補正信号の振幅を制御するＡ
ＰＬ制御回路と、入力された直流電圧に補正信号を足し
合わせて補正出力信号として出力する出力回路と、この
補正出力信号をカットオフ基準電圧として使用すること
で画面の輝度を制御するＣＲＴドライブ回路を具備し、
ＡＰＬが高い画面での肌色部分の輝度を向上することを
特徴とする映像信号の階調補正装置。 - 【請求項２】 映像信号を色復調して得られた色差信号
を入力とし、この色差信号から肌色を検出する肌色検出
回路と、肌色検出信号を補正信号とし振幅を制御する補
正量制御回路と、入力した輝度信号からＡＰＬを検出し
ＡＰＬ電圧として出力するＡＰＬ検出回路と、検出した
ＡＰＬ電圧により補正信号の振幅を制御するＡＰＬ制御
回路と、入力された輝度信号に補正信号を足し合わせて
補正輝度信号として出力する出力回路を具備し、入力し
た輝度信号のうち肌色部分の振幅を増加することにより
肌色部分の輝度を向上することを特徴とする映像信号の
階調補正装置。 - 【請求項３】 映像信号を色復調して得られた色差信号
を入力とし、この色差信号から肌色を検出する肌色検出
回路と、肌色検出信号を補正信号とし振幅を制御する補
正量制御回路と、入力した輝度信号からＡＰＬを検出し
ＡＰＬ電圧として出力するＡＰＬ検出回路と、検出した
ＡＰＬ電圧により補正信号の振幅を制御するＡＰＬ制御
回路と、入力された直流電圧に補正信号を足し合わせて
補正出力信号として出力する出力回路と、補正出力信号
を補正電流に変換して出力する加算回路と、ユーザー調
整値により画面のブライトを調整するブライトネス制御
回路を具備し、補正電流により画面のブライトを制御す
ることで肌色部分の輝度を向上することを特徴とする映
像信号の階調補正装置。 - 【請求項４】 映像信号を色復調して得られた色差信号
を入力とし、この色差信号から肌色を検出する肌色検出
回路と、肌色検出信号を補正信号とし振幅を制御する補
正量制御回路と、入力した輝度信号からＡＰＬを検出し
ＡＰＬ電圧として出力するＡＰＬ検出回路と、検出した
ＡＰＬ電圧により補正信号の振幅を制御するＡＰＬ制御
回路と、入力したコントラスト電圧を用いて補正信号の
振幅を制御するコントラスト制御回路と、入力された直
流電圧に補正信号を足し合わせて補正出力信号として出
力する出力回路を具備し、肌色の輝度向上の補正動作と
コントラスト電圧の変化とを連動することを特徴とする
映像信号の階調補正装置。 - 【請求項５】 上記構成に加え、高速ブランキング信号
（Ｙｓ信号）を用いて補正停止を行うＹｓ補正停止回路
を具備し、Ｙｓ信号により階調補正の動作制御を行うこ
とを特徴とする請求項１，２，３または４記載の映像信
号の階調補正装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05186051A JP3136850B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 映像信号の階調補正装置 |
| CN94104370A CN1085926C (zh) | 1993-07-28 | 1994-04-23 | 视频信号灰度修正装置 |
| US08/268,302 US5502508A (en) | 1993-07-28 | 1994-06-30 | Gradation compensating apparatus for a video signal |
| DE69413901T DE69413901T2 (de) | 1993-07-28 | 1994-07-08 | Vorrichtung zur Gradationskompensation für ein Videosignal |
| EP94305050A EP0637166B1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-08 | Gradation compensating apparatus for a video signal |
| AU67423/94A AU674235B2 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-13 | Gradation compensating apparatus for a video signal |
| CA002128758A CA2128758C (en) | 1993-07-28 | 1994-07-25 | Gradation compensating apparatus for a video signal |
| KR1019940018217A KR970006659B1 (ko) | 1993-07-28 | 1994-07-27 | 영상신호의 계조보정장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05186051A JP3136850B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 映像信号の階調補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746621A JPH0746621A (ja) | 1995-02-14 |
| JP3136850B2 true JP3136850B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16181542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05186051A Expired - Fee Related JP3136850B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 映像信号の階調補正装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5502508A (ja) |
| EP (1) | EP0637166B1 (ja) |
| JP (1) | JP3136850B2 (ja) |
| KR (1) | KR970006659B1 (ja) |
| CN (1) | CN1085926C (ja) |
| AU (1) | AU674235B2 (ja) |
| CA (1) | CA2128758C (ja) |
| DE (1) | DE69413901T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100237637B1 (ko) * | 1996-06-04 | 2000-01-15 | 구자홍 | 살색 재현장치 및 방법 |
| US6396599B1 (en) * | 1998-12-21 | 2002-05-28 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for modifying a portion of an image in accordance with colorimetric parameters |
| KR100662341B1 (ko) * | 2004-07-09 | 2007-01-02 | 엘지전자 주식회사 | 디스플레이 장치 및 그의 색 재현 방법 |
| TWI288896B (en) * | 2005-04-12 | 2007-10-21 | Realtek Semiconductor Corp | Method and apparatus of deinterlacing |
| TWI288897B (en) * | 2005-04-12 | 2007-10-21 | Realtek Semiconductor Corp | Method and apparatus of false color suppression |
| TWI279146B (en) * | 2005-10-27 | 2007-04-11 | Princeton Technology Corp | Image compensation device and method |
| CN101754031B (zh) * | 2008-12-08 | 2012-09-05 | 康佳集团股份有限公司 | 一种电视机场幅温度补偿电路 |
| CN101853644B (zh) * | 2010-06-13 | 2012-04-11 | 友达光电股份有限公司 | 显示器及显示器的颜色调整方法 |
| JP2012141332A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Sony Corp | 信号処理装置、信号処理方法、表示装置及び電子機器 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3760099A (en) * | 1971-11-01 | 1973-09-18 | Tektronix Inc | Video amplifier for a color television apparatus |
| JPS5852391B2 (ja) * | 1978-01-20 | 1983-11-22 | 松下電器産業株式会社 | カラ−テレビジョン受像機の色信号処理装置 |
| JPS5675780A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Sony Corp | Video signal processing circuit |
| JPH02298194A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-12-10 | Hitachi Ltd | カラービデオプリンタ装置 |
| JPH02107092A (ja) * | 1988-10-17 | 1990-04-19 | Sanyo Electric Co Ltd | カラーテレビジョン受像機 |
| JPH02192286A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラーテレビジョン受像機 |
| US5010410A (en) * | 1989-10-16 | 1991-04-23 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for signal companding |
| JPH03135290A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-10 | Victor Co Of Japan Ltd | カラーディスプレイ装置 |
| JPH0440170A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号の黒レベル補正装置 |
| JP2784839B2 (ja) * | 1990-07-17 | 1998-08-06 | 松下電器産業株式会社 | 映像信号の階調補正装置 |
| JP3203012B2 (ja) * | 1990-08-06 | 2001-08-27 | 三洋電機株式会社 | 映像信号処理回路 |
| JP2748678B2 (ja) * | 1990-10-09 | 1998-05-13 | 松下電器産業株式会社 | 階調補正方法および階調補正装置 |
| JP3208814B2 (ja) * | 1992-01-09 | 2001-09-17 | 松下電器産業株式会社 | 映像信号補正装置 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP05186051A patent/JP3136850B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-23 CN CN94104370A patent/CN1085926C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-30 US US08/268,302 patent/US5502508A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-08 EP EP94305050A patent/EP0637166B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-08 DE DE69413901T patent/DE69413901T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-13 AU AU67423/94A patent/AU674235B2/en not_active Ceased
- 1994-07-25 CA CA002128758A patent/CA2128758C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-27 KR KR1019940018217A patent/KR970006659B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69413901D1 (de) | 1998-11-19 |
| EP0637166B1 (en) | 1998-10-14 |
| KR950004980A (ko) | 1995-02-18 |
| CN1085926C (zh) | 2002-05-29 |
| CN1107633A (zh) | 1995-08-30 |
| AU6742394A (en) | 1995-02-09 |
| JPH0746621A (ja) | 1995-02-14 |
| CA2128758A1 (en) | 1995-01-29 |
| EP0637166A1 (en) | 1995-02-01 |
| DE69413901T2 (de) | 1999-03-04 |
| CA2128758C (en) | 1999-11-23 |
| AU674235B2 (en) | 1996-12-12 |
| KR970006659B1 (ko) | 1997-04-29 |
| US5502508A (en) | 1996-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3370770B2 (ja) | 映像信号の肌色再生回路 | |
| JP4011122B2 (ja) | 映像信号の画質補正回路 | |
| RU2100911C1 (ru) | Устройство для автоматической регулировки амплитуды видеосигнала | |
| CA2043325C (en) | Contrast correction device | |
| KR20070111389A (ko) | 화상 보정 회로, 화상 보정 방법, 및 화상 디스플레이 | |
| US8102473B2 (en) | Image correction circuit, image correction method and image display | |
| KR20070111381A (ko) | 화상 보정 회로, 화상 보정 방법, 및 화상 디스플레이 | |
| JP3208814B2 (ja) | 映像信号補正装置 | |
| EP0467602B1 (en) | Contrast corrector for video signal | |
| JP3136850B2 (ja) | 映像信号の階調補正装置 | |
| JPH0440170A (ja) | 映像信号の黒レベル補正装置 | |
| JP2002159017A (ja) | 表示システム、表示制御システムおよび表示調整方法 | |
| JP2003348377A (ja) | 画像表示装置および画像処理装置、並びに画像処理方法 | |
| JP2969408B2 (ja) | 映像表示装置 | |
| JP2938264B2 (ja) | 液晶映像表示装置 | |
| US6580464B1 (en) | Color difference signal correction apparatus | |
| JP2005529558A (ja) | 画像処理 | |
| JP3203946B2 (ja) | 映像信号補正回路制御装置 | |
| JP3439452B2 (ja) | 色差信号補正装置 | |
| JP2003009172A (ja) | 映像信号処理回路 | |
| JP3189319B2 (ja) | 高輝度調整装置 | |
| JP3287833B2 (ja) | カラーテレビジョン受像機のブルーミング低減回路 | |
| JPH02288562A (ja) | テレビカメラの輪郭強調装置 | |
| US20120044423A1 (en) | Video data processing apparatus and contrast correcting method | |
| JP2001204043A (ja) | 映像信号処理回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |