JPH04502158A - 非爆発性1―ジメチルアミノ―3―ジメチルイミノ―2―アリール―プロペン―1塩、その調製方法及びその使用方法 - Google Patents

非爆発性1―ジメチルアミノ―3―ジメチルイミノ―2―アリール―プロペン―1塩、その調製方法及びその使用方法

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JPH04502158A
JPH04502158A JP90501459A JP50145990A JPH04502158A JP H04502158 A JPH04502158 A JP H04502158A JP 90501459 A JP90501459 A JP 90501459A JP 50145990 A JP50145990 A JP 50145990A JP H04502158 A JPH04502158 A JP H04502158A
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JP90501459A
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ミューラー,イングリット
ヘンマーリング,ウォルフガング
ヴィンゲン,ライナー
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ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C251/00Compounds containing nitrogen atoms doubly-bound to a carbon skeleton
    • C07C251/02Compounds containing nitrogen atoms doubly-bound to a carbon skeleton containing imino groups
    • C07C251/30Compounds containing nitrogen atoms doubly-bound to a carbon skeleton containing imino groups having nitrogen atoms of imino groups quaternised

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 非爆発性1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2−アリール−プロペン− 1塩、その調製方法及びその使用方法 過塩素酸1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2−アリール−プロペン− 1が複素環式化合物合成用の重要な中間体であることは公知である。例えばピリ ミジンについてはツァシニケ(Zaschke)、Z、 Chet 17(19 77)PP、 63及び293;チーノルド(Arnold)、Co11ect 、 Czech、 Commun、 38(197B) 1371 ;ツァシュ ケ、J、 prakt、 Chemi■R21(1979)6 エ9を、ピリジンについてはC1^、 109:6451k(1988)を参照 されたい。この化合物類は過塩素酸トリメチンの簡単な説明によっても既知であ るが、その製法もまた公知である。また、これらの過塩素酸塩は水溶性に乏しい ものであるが、乾燥状態で爆発性乃至高度爆発性であって(Chew、 Eng 、 News52(1974)No、 31. p3を5照のこと)、中間体と して使用する際の取り扱いが極めて危険であることも公知である。従って、それ らを工業的に使用することは問題外である。
本発明の目的は、爆発の危険なく取り扱うことが可能であり、閘門なく必要な純 度でrA製可能であり、かつ、中間体、とりわけ前記の複素環式化合物の中間体 として過塩素酸塩と同様に、但し増発の危険なく使用することができるトリメチ ン塩を入手可能にすることである。
驚くべきことに、水性媒体中で水溶性トリメチン塩を、僅かに或いは限られた水 溶性のトリメチン塩の形成が可能であって、トリメチンカチオンに対して不活性 に挙動する非酸化性酸と反応させ、或いはこれら非酸化性酸の水溶性塩と反応さ せ、かつ、水相内に沈殿する僅かに或いは限られた可溶性のトリメチン塩を好ま しくは濾過又は遠心分離により分離し、所望ならば洗浄及び/又は場合によって は再沈殿及び場合によっては乾燥して更に精製するこ止により、アニオンとし性 のトリメチン塩を得ることからできると知見されたのである。
すなわち、本発明は、下記式Iの爆発の危険がなく、僅かに或いは限られた水溶 性のトリメチン塩に関するものである。
多置換されたアリール又は複素アリール、但しアリールは好ましくはフェニル、 ナフチル、ビフェニル、アントラセニル又はテトラリニルであり、複素アリール は好ましくはピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル又はピリダジニルであり、 ハロゲンは好ましくはF、CI又はBr特にF又はCIであり、かつ、(CI− C12)−アルキル基及び(CI−CIz)−アルコシ基は場合によりハロゲン 特にF又はCIにより置換又は多置換されたものである;X−非酸化性であって トリメチンカチオンに対して不活性に挙動し、好ましくはA I F 6 特に PFs 及びナフタレン−2−スルホン酸塩からなる群から限られた水溶性のト リメチン塩を形成することができる酸基の相当アニオン本発明は更に、式■ R−CH2−COOH(II) (式■中、Rは式Iと同じ意味である)の化合物をヴイルスマイヤーーハーク( Vilsmeiyer−Haack)反応の条件下でホルミル化し、次に該ホル ミル化生成物を水性媒体中で加水分解して前記式lの爆発の危険がないトリメチ ン塩を調製する方法であって、式■ (H)、X (I[I) (式■中、Xは式lと同じ意味でありζnは1乃至3、好ましくは1又は2、特 に1なる数字である) の−塩基酸若しくは多塩基酸又はその水溶性塩を水溶性の一級トリメチン塩を含 む水溶性反応混合物に少なくとも化学量論的な量で加える工程及び得られた式I の限られた水溶性のトリメチン塩を好ましくは微結晶形態で分離する工程を包含 することを特徴とするトリメチン塩を調製する方法に関する。
好適な式■の酸又は水溶性塩はp4ルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸 ナトリウム、四フッ化ホウ酸ナトリウム、六フッ化アンチモン酸ナトリウム、六 フッ化りん駿ナトリウム、六フブ化アルミン酸ナトリウム、ナフタレン−2−ス ルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸ナトリウム、ナフタレン−1−スルホン 酸ナトリウム、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸二ナトリウム又はそれらの塩 及び酸の混合物、特にそれらをベースとする酸又は塩である。六フッ化りん酸塩 及びナフタレン−2−スルホン酸塩が特に好適である。
本発明に従って調製される式Iのトリメチン塩は、好ましくは微結晶形態で得る ことができ、母液から容易に分離可能であり、所望ならば水洗後に乾燥すること もできて、代表的には99%以上の純度で得られる。更に精製するため、場合に よっては適当な溶剤から再度再結晶させることもできるが、複素環式化合物の合 成用中間体として使用する場合には、精製せずとも既に秀れた合15.成分なの で−゛般には必要ではない。このことに関する情報を与える試験は、ピリミジン 合成用の出発材料として本発明の式Iの化合物を使用すると、対応する既知の過 塩素酸塩の場合と比較しても、式I化合物のアニオンは合成の成功に関して明ら かに法的な役割しか果たしていないことを示している。これは大いに驚異的かつ 有利なことである。式!化合物の特性把握には、例えば融点を測定し、特にIR 吸収スペクトルの記録をとった。
本発明を以下の実施例で更に詳細に説明する。
実施例1 撹拌装置内でジメチルホルムアミド(DMFン739g (1,0モル)に54 m1 (0,6モル)のオキシ塩化りんを撹拌及び冷却しながら徐々に反応温度 が20℃を超えないように滴下した。得られた溶液を一10℃に冷却し、30g  (0,2モル)のp−ヒドロキシフェニル酢酸を撹拌下に少しずつ加えた。こ の結果得られたシロップ状の混合物を先ずは室温下に1時間保持し、次に60℃ で2時間、80℃で3時間撹拌した後500gの水上に注いだ。水との接触で始 まった発熱の加水分解反応が完了した後、得られた水溶液を活性炭と共に撹拌し て濾過し、その結果得られた透明な溶液に60a+1の水に溶かした六フッ化り ん酸ナトリウムを38g (0,22モル)11口えた。
直ちに淡黄色の沈殿が生成し、これを分離して水洗・乾燥した。これは式I化合 物の六フッ化りん酸1−ジメチルアミノー1−3−ジメチルイミノ−2〜[4− ヒドロキシフェニル]−プロペン−1、m、 p、 : 198−199℃であ った。
収1 62.5g(−理論値の86%)この化合物をメタノール/ジエチルエー テル(容積比6:4)で再結晶化すると分析的に純粋のものが得られ、その特性 値は以下の通りであった。
M、 p、 :212℃(分解開始)、スペクトルは図1゜実施例2 六フッ化りん酸ナトリウムa8g (0,22モル)の代わりに水1.21に溶 かしたナフタレン−2−スルホン酸ナトリウム53g (0,23モル)を得ら れた透明水溶液に加える変更を行って実施例1を繰り返した。直ちに淡黄色の沈 殿が生成し、それを分離して水洗・乾燥した。これは式I化合物のナフタレン− 2−スルホン酸1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2−[4−ヒドロキ シフェニルコープロペン−1、tp、:262−263℃であった。
収量 69g(理論値の81%) この化合物をメタノールで再結晶化すると分析的に純粋のものとなり、その特性 値は以下の通りであった。M、 p、 :268℃(分解開始)、IRスペクト ルは図2゜実施例3 ナフタレン−2−スルホン酸ナトリウムの代わりに同量のナフタレン−1−スル ホン酸す1−IJウムを加える変更を行って実施例2を繰り返した。淡黄色の沈 殿を分離した後、水洗・乾燥した。これは式l化合物のナフタレン−1−スルホ ン酸 1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2−[4−ヒドロキシ―フェ ニルコーブロペン−1、鳳、 p、 :235−237℃であった。
収量 38.5g(−理論値の41%)この化合物をメタノールで再結晶化する と分析的に純粋なものが得られ、その特性は以下の通りであった。電、p、:2 4口℃(分解開始)、IRスペクトルは図3゜(:コ 補正書の翻訳文提a書 (特許法第184条の7第1功 平成 3年 6月14日 1、特許出願の表示 PCT/EP89101510 2、発明の名称 非爆発性1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2−アリール−プロペン− 1塩、その調製方法及びその使用方法3、特許出願人 住 所 ドイツ連邦共和国デー−6230フランクアルト・アム・マイン 80 .ポストフ7ツハ 80 03 20名 称 ヘキスト・アクチェンゲゼルシャ フト4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 電話 3270−6641〜6646 5、補正書の提出日 請 求 の 範 囲 の連発危険がなく、僅か4こ或いは限られた水溶性のトリメチン塩。
れたフェニル、ナフチル、ビフェニル、ピリジニル、ピリミジル、ピラジニル又 はピリダジニルであり、がっ、(CI−CI2)−アルキル基及び(CI−(+ z)−アルコキシ基は場合によりハロゲン、特にF又はclで一置換又は多置換 されたものである。
X−非酸化性であり且つトリメチンカチオンに対して不活性に挙動し、好ましく はp−トルエンスルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、ナフタレン−1 −スルホン酸塩、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸塩、5bFs 、AIFg  、特にナフタレン−2−スルホン酸塩からなる群から限られた水溶性のトリメ チン塩を形成することができる酸基の相当アニオン。
2、式■の化合物 R−CH2−COOH(II) (式■中、Rは式Iと同じ意味を有する)をヴイルスマイヤーーハーク反応の条 件下でホルミル化し、次にホルミル化生成物を水性媒体中で加水分解して水溶性 の一級トリメチン塩を形成することにより請求の範囲第1項の式lのトリメチン 塩を調製する方法であって、補正書の翻訳文提a嘗 (特許法第184条の8) 平!3′f″ 哩14″′1昂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)の爆発危険がなく、僅かに或いは限ら れた水溶性のトリメチン塩。 但し式I中、R及びXは下記の意味を有する。 R=場合によりハロゲン、(C1−C12)−アルキル、(C1−C12)−ア ルコキシ又は水酸基により一置換又は多置換されたアリール又は複素アリール、 但しアリールは好ましくはフェニル、ナフチル、ビフェニル、アントラセニル又 はテトラリニルであり、かつ、複素アリールは好ましくはピリジニル、ピリミジ ル、ピラジニル又はピリダジニルであり、ハロゲンは好ましくはF、Cl又はB r特にF又はClであり、かつ、(C1−C12)−アルキル基及び(C1−C 12)−アルコキシ基は場合によりハロゲン、特にF又はClで一置換又は多置 換されたものである。 X=非酸化性であり且つトリメチンカチオンに対して不活性に挙動し、好ましく はp−トルエンスルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、ナフタレン−1 −スルホン酸塩、ナフタレン−1,5−ジスルホン酸塩、BF4(−)、SbF 6(−)、PF6(−)AlF6(−)特にPF6(−)及びナフタレン−2− スルホン酸塩からなる群から限られた水溶性のトリメチン塩を形成することがで きる酸基の相当アニオン。
  2. 2.式IIの化合物 R−CH2−COOH(II) (式II中、Rは式Iと同じ意味を有する)をヴイルスマイヤー−ハーク反応の 条件下でホルミル化し、次にホルミル化生成物を水性媒体中で加水分解して水溶 性の一級トリメチシ塩を形成することにより請求の範囲第1項の式1のトリメチ ン塩を調製する方法であって、該法が式III (H)nX(III) (式III中、Xは式Iと同じ意味を有し、nは1乃至3、好ましくは1又は2 、特に1なる数である) の酸又はその水溶性塩を、水溶性の一級トリメチン塩を含む水溶反応混合物に少 なくとも化学論的な量で加える工程及びこの結果得られる限られた水溶性の式I のトリメチン塩を分離する工程を包含することを特徴とする式Iのトリメチン塩 を調製する方法。
  3. 3.請求の範囲第1項の式Iのトリメチン塩又は請求の範囲第2項により調製さ れるトリメチン塩を複素環式化合物、好ましくはピリミジン類及びピリジン類の 合成用中間体として使用すること。
JP90501459A 1988-12-14 1989-12-09 非爆発性1―ジメチルアミノ―3―ジメチルイミノ―2―アリール―プロペン―1塩、その調製方法及びその使用方法 Pending JPH04502158A (ja)

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