JPH04501867A - 抗ウィルス剤としての5´―アルキルホスホニルヌクレオシド - Google Patents
抗ウィルス剤としての5´―アルキルホスホニルヌクレオシドInfo
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- JPH04501867A JPH04501867A JP2513264A JP51326490A JPH04501867A JP H04501867 A JPH04501867 A JP H04501867A JP 2513264 A JP2513264 A JP 2513264A JP 51326490 A JP51326490 A JP 51326490A JP H04501867 A JPH04501867 A JP H04501867A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウィルス剤としての5′−アルキルホスホニルヌクレオシド本発明は、式(1
)
(上記式中、Bはプリン又はピリミジンの複素環を表し、Xは酸素又は硫黄を表
し、R1は水酸基又は水素原子を表し、R2は直鎖、分枝又は環状の炭素数20
までのアルキル基を表し、Rは上記R2で表した基又は水素原子、陽イオン又は
ポリヒドロキシ基を表す)で表される化合物の抗ウィルス剤としての利用に関す
る。
Bが表す複素環はアデニン、グアニン、シトシン、チミン、及びウラシル又は5
−メチルウラシルもしくは5−メチルシトシンの如きそれらの誘導体を含むが、
Bは好ましくはアデニンを表す。
典型的なR2は直鎖又は分枝状の炭素数1〜6、通常1〜4のアルキル基である
。好ましくは、R2はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル又はn−ブチル
基である。R3が表す陽イオンは例えばナトリウム又はカリウム等のアルカリ金
属陽イオン、及びアルキル基が直鎖、分枝、又は環状で、炭素数が好ましくはI
〜6、更に好ましくは1〜4であるアルキルアンモニウム、及びアンモニウム陽
イオンの如き陽イオンを含み、R3が表す「ポリヒドロキシ基」とはグリセリル
、又はモノ−又はジ−サツカライドの如き炭水化物残基、又はケト誘導体を含む
。
式(1)で表される化合物のいくつかは、従来より合成され、その血圧降下活性
を試験され(米国特許3.560.471i)、又は酵素の基質として利用され
ている5′−メチルホスホニルアデノシンの如く既に知られている。しかし、こ
の化合物の抗ウィルス剤としての利用は、未だ記載もなく特許請求もなされてい
ない。
本発明の化合物は、いくつかの型のウィルス、とくにRN^ウィルスに対して生
物学的に活性である広範なスペクトルを持つ抗ウィルス剤である。
式(1)で表される化合物は、未保護の、デオキシリボヌクレオシド又はアデノ
シンの如きリボヌクレオシドを、溶媒としてトリアルキルホスフェート(通常ト
リメチルホスフェート又はトリエチルホスフェート)を用い、低温で、好ましく
は0℃で、適切なアルキルホスホニルジクロリドでホスホニル化することにより
直接調製することができる。低温で1〜10時間、好ましくは約6時間、混合物
を撹拌した後、重炭酸トリエチルアンモニウム水溶液例えば0.1Mを加えるこ
とにより、反応を停止させる。この場合、反応生成物の分離は、IRA−93の
如き好適な陰イオン交換樹脂に反応溶液を通して濾過することにより容易に行う
ことができ、適切な水洗の後、塩基性水溶液又は塩溶液で生成物を溶出すること
ができるが、0.1M重炭酸トリエチルアンモニウム(TEAB)水溶液を用い
て溶出すると更に容易である。
この溶液を蒸発乾固し、残渣を水に溶解し、ナトリウム型の陽イオン交換樹脂、
好ましくはDovex 5[IW−X8−Na+型を充填したカラムを通過させ
る。この結果できた水溶液を真空下で蒸発又は凍結乾燥させて、処理したヌクレ
オシドの5′−アルキルホスホネートのナトリウム塩を生じさせる。
未保護のヌクレオシドは、新たに調製したアルキルホスホニルジトリアゾリドを
用いることによってもホスホニル化することができる。この活性ホスホニル化剤
は、対応する二塩化物から既知の手法により調製し、得られた溶液のままの形で
用いる。
この場合、溶媒及び反応条件は、前述の方法に於るものとは異なる。代表的な手
法に於ては、好適な乾燥溶媒、好ましくはピリジンに溶解させた乾燥ヌクレオシ
ドの溶液を、アセトニトリルに溶解させたアルキルホスホニルジトリアゾリドの
乾燥溶液に加える。ヌクレオシドの型により時間は変わるが、通常30分から5
時間、室温にて反応混合液を撹拌する。反応は、重炭酸トリエチルアンモニウム
水溶液によって、又は代わりに水−ピリジンに溶解させたトリエチルアミンを用
いて容易に停止することができ、更に重炭酸ナトリウム水溶液で処理する。脱保
護を必要としない場合は、この反応生成物が既に最終化合物であり、水溶液を濃
縮し、この生成物を逆相カラムクロマトグラフィー、好ましくはLiChrop
rep RP−8を用いて精製する。前述した如く、ナトリウムイオンを用いて
の陽イオン交換によって、最終化合物を得る。同様のホスホニル化の手法は、塩
基及び第二級水酸基又は第二級水酸基のみが好適に保護されたデオキシリボヌク
レオチド又はリボヌクレオチドに用いることができる。
アデノシンの如きリボヌクレオシドから開始し、乾燥DMFに溶解させたカルボ
ニルジイミダゾールを用いて室温にて数時間処理し、通常の水相−有機溶媒によ
2仕上げ操作をすることにより、ジエチルエーテルからの結晶化が可能な2’、
3’−サイクリックカーボネートヌクレオシドを得る。同様の化合物は、触媒量
のフェノールの存在下りボヌクレオシドと乾燥DNFに溶解させたジフェニール
カーボネートを反応させ、高温で必要時間、好ましくは150℃で1時間混合液
を熱することによっても得ることができる。
ジエチルエーテルでのこの混合液の希釈により、生成物が沈殿する。
2′及び3′の位置でサイクリックカーボネートとして保護されたヌクレオシド
は、前述の如くジトリアゾリド誘導体でホスホニル化することができるが、反応
後、2’、3’−保護は仕上げの条件で不安定である。この方法では、更なる脱
保護段階は必要ではないが、未保護のヌクレオシドについて前述した如く最終的
な精製のみが必要である。
他の種類の保護は、リボヌクレオシドの2′及び3′の位置又はデオキシリボヌ
クレオシドの3′の位置の水酸基に用いることができる。
例えば、前述のホスホニル化の手法は、2’、 3’ −0,D−ビス(ターブ
チルジメチルシリル)リボヌクレオ−シト又は3′−0−ターブチルジメチルシ
リルデオキシリボヌクレオシドに応用することができ、両者は既知の方法により
対応する未保護のヌクレオシドから容易に得ることができる。この場合、好まし
くはテトラヒドロフランに溶解させたフッ化テトラブチルアンモニウムを用いた
脱保護反応が、ホスホニル化段階後に必要である。その後、最終生成物の精製を
前述の如く行うことができる。
前述のホスホニル化反応は、第二級水酸基が保護された、及び可能な場合、ベン
ゾイル基の如きアシル基で塩基の環外アミノ基が保護されたりボヌクレオシド又
はデオキシリボヌクレオシドにも応用することができる。この場合の例としては
、標準手法により調製した2’ 、 3’ −0,0−6〜N、N−テトラベン
ゾイルアデノシンが挙げられる。好適な官能基の保護は、6−N−ベンゾイル−
2’、 3’ −0−(、テトライソプロピルジシロキサン川、3−ジイル)ア
デノシンに於る如きアシル及びシリル基による混合様式に於ても達成することが
できる。いずれの場合も、′アルキルホスホニル化段階後は前述の如く行い、室
温にて数時間のジオキサンに溶解させた30%アンモニアを用いての処理は、脱
保護を完了さル化基、通常単純なアルキル基を、反応が停止する前の未だ活性型
の5′ホスホニル化ヌクレオシドに特定のアルコールを加えることによるか、又
はホスホニル化したヌクレオシドを好適な試薬例えばDCC又はカルボニルジイ
ミダゾールを用いて再活性化することによってアルキルホスホニル化反応に容易
に導入することができる。
いずれにしても、良好な結果が、初めにアルキルホスホニルジクロリド又はアル
キルホスホニルジトリアゾリドの如き二官能性ホスホニル化剤を当モル量の単純
なアルコールと反応させ、しかる後その結果生成した中間物質を、同様の反応混
合液に溶解させた好適なヌクレオシドと直接反応させることにより得られる。こ
の例としては5’−0−(P−イソプロピルオキシ−P−メチル−ホスホニル)
アデノシンが挙げられる。
本発明の式(1)で表される化合物は、広範なスペクトルの抗ウィルス活性、特
にRNAウィルスに対する活性を有する。
抗ウィルス活性は、以後、更に詳述する標準手法に於て示される。
この化合物を、緩衝食塩水又は最小必須培地又はトリブタン(丁r7ptan
)燐酸ブロス又は類似の培地のような好適な希釈剤に溶解させる。
この化合物の活性は、インビトロ及びインビボの試験の両方に於て評価した。
インビトロ試験は、RSウィルス、セムリキ森林熱ウィルス、コクサラキーウィ
ルス、及びワクシニアウィルスに感染させたヒトHep 審2細胞、又はコロン
ビアSKウィルスに感染させたハムスターBHK細胞の単層上で行った。活性指
数(^、1.)は、細胞増殖の50%減少(50%組織培養阻害量−T、 C,
1,D、 50)を決定する薬剤の濃度として表される細胞毒性の、低温細胞溶
解物中のウィルスのタイターを50%減少させる濃度として決定される感染性ウ
ィルス生産に於る活性に対する比として決定した。
FCE25+48Aとコードした5′−メチルホスホネートアデノシンの結果を
表1に示す。
式(1)で表される化合物は、例えばインフルエンザウィルスによる肺炎、及び
セムリキ森林熱ウィルスに感染したマウスの脳炎の実験モデルに対して、インビ
ボ試験に於ても活性である。
鼻内注射したインフルエンザウィルスは、接種量により病状の重さが異なる肺炎
をマウスに起こすこと、多量の場合死をもたらし、少量の場合その拡大がスコア
により評価できる肺病変を引き起こすことが知られている。マウスを致死量に近
い量のインフルエンザウィルスに感染させ、同様の投与経路により治療した場合
、9日後に頚部脱臼によりマウスを殺して病変を評価することができる。コント
ロールとの差の統計的有意性は、ウィルコクソンテスト(1952年)により評
価した。代表的実験の結果を表2に報告した。
脳炎モデルに対する本発明の化合物の活性は、例えばセムリキ森林熱ウィルスを
マウスに接種することにより決定することができる。例えば、この化合物を30
μm容量の特定の希釈液に溶解して、投与した(i、c、)。表3に報告したF
CE25148Aの結果は、感染後10日目に、感染させたコントロールと比較
した致死率の%保護として表している。
更に、化合物FCE25148^は、参照化合物として用いたリバビリンよりも
インフルエンザウィルス及びセムリキ森林熱ウィルスに対して良好な抗ウィルス
活性を示した。本発明の化合物は、前記ウィルスの感染治療に用いることができ
、又他のウィルス感染、特にRNAウィルスにも用いることができる。特別な適
応は、トガウィルス、ブンヤウィルス、アレナウィルス及びその他の外来ウィル
スの治療である。ヒトウィルスに加えて、この化合物は動物ウィルス及び植物ウ
ィルスに対しても同様に用いることかできる。
本発明の化合物は、ヒト又は動物体の治療に於て有用である。
これらは、抗ウィルス活性を有し、ヒト及び他の哺乳動物に於てRNAウィルス
に対して用いることができる。このために、錠剤、カプセル、及び類似物の如き
経口投与剤の形に製剤することができる。
本発明は、有効成分として式(1)で表される化合物又は医薬上使用可能なその
塩基付加塩を、医薬上使用可能な担体又は希釈剤と共に用いることを特徴とする
医薬用組成物を提供する。
この化合物は、単独で、又は炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タ
ルク、蔗糖、乳糖、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、トラガカント、
メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低温溶融蝋、ココ
アバター及び類似物の如き従来の担体又は希釈剤との組み合せにより投与するこ
とができる。
香味剤、可溶化剤、潤滑剤、懸濁化剤、結合剤、錠剤崩壊剤及び類似物を用いる
ことができる。この化合物は他の担体を用いても用いなくても良いがカプセル化
することができる。固形、液状いずれの場合も当該組成物の有効成分の割合を、
少なくとも経口投与により抗ウィルス活性を示すのに十分にする。この化合物は
、非経口的に注射することもでき、この場合、他の溶質例えば等張液を調製する
のに足る食塩又はグルコースを含む滅菌溶液として用いる。代表的には、本発明
の化合物20−2000B量/1日を治療のためにヒトに投与することができる
。 この化合物は、下部気道に達することができる程十分微小な粒子(全エアゾ
ル径の中央値=1−2μ)のエアゾル剤として投与することができ、RSウィル
ス又は他のパラミクソウィルス又はミクソウィルスによる重度の下部気道感染の
治療のために酸素フード又はテントを通して供給することができる。
以下に本発明の実施例を示すが、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
アデノシン5′−メチル燐酸ナトリウム塩(FCE 25148^)調製A
乾燥アセトニトリル(90ml)に溶解させたメチルホスホニルジクロリド(6
00mg、 4.5mmol)及び1.2.4− )リアゾール(820mg。
11、8 mmol)を含む液に、撹拌しながらトリエチルアミン(1,27m
1. 9.15mmol)を滴下した。この混合液を室温にて一時間撹拌した。
しかる後、乾燥ピリジン(10ml)に溶解させた無水アデノシン(Ig、 1
.9mmol)を加えた。室温にて四時間撹拌した後、トリエチルアミン(1,
7m1) 、水(I]、6m1)、及びピリジン(4ml)の溶液を滴下した。
5%NaHCOa水溶液で反応を停止させた後、混合液を少量になるまで真空蒸
発させた。濃縮水溶液中の生成物を、LiChroprep RP8Rのカラム
を用いた逆相クロマトグラフィーにより精製した。(水で溶出した。)生成物を
含むフラクションを集め、Nl 型のI)OVEN 5θLK8にのカラムを通
過させた。
水を蒸発させて表記化合物350mgを得た。1(PLCの結果:99.0%(
254nm)
PMR(200MH!、 DMSO)・δ:8.41.8.16(2!、 2H
,アデニン);7.11(be、 2H,N)!、、 : 6.10(bs、
IH,H) ;5.1t9(d、 );5.山、IH,旧’);5.8[1(b
s、 18.0社) : 4.56(dd、 J□3.8.5.4H!、 IH
,H2′); 4.25(dd、 J=3.3゜3、8H!、 IH,H3’)
; 3.99(m、 IH,84’); 3.79(m、 2H,CH25’)
; 0.94(1,J−15,9H!、 3H,P−CH3)調製B
0℃に保ったトリエチル燐酸(5mlJ に懸濁させたアデノシン(540mg
、 2mmol)に、トリエチル燐酸5mlに溶解させたメチルホスホニルジク
ロリド(530mg、 4mmol)を滴下した。この反応混合液を0℃で6時
間撹拌した。0℃で0゜IMの重炭酸トリエチルアンモニウム(TEAB)水溶
液1001を加えることによりこの混合物の反応を停止させた。この結果できた
溶液をIRA93カラム(30X5 cm)で濾過した。この生成物を含むカラ
ムを水で溶出することにより洗浄し、しかる後0. IM TEAB水溶液を用
いて生成物を溶出した。この溶液を真空で蒸発乾固させ、残渣を水に溶解し、逆
相クロマトグラフィー(RP8)により精製してN!+型のI)OWo 50W
−18カラムを通過させた。水を蒸発させて表記化合物200Bを得、これは調
製Aと同様の分析データを示した。
調製C
乾燥DMF (20ml)に溶解させたアデノシン(2,’ 67g、 10m
mol)の溶液に、カルボニルジイミダゾール(3,34g、 20mmol)
を加えた。この溶液を4時間撹拌した後、飽和NaCl水溶液で希釈し、酢酸エ
チルを用いて数回抽出した。有機相を乾燥させ(Na2SO2)、更に真空で蒸
発させ、残渣をジエチルエーテルから結晶化させて固形アデノシン2′3′サイ
クリツクカーボネートを生じさせた。
乾燥アセトニトリル(50ml)に溶解させたI、 2.4− )リアゾール(
4,4g、63.6mmol)及びメチルホスホニルジクロリド(3,25g。
24、4mmol)の溶液に、トリエチルアミン(6,8m1.49mmol)
を滴下した。15分間撹拌した後、この溶液に、得られた全量のアデノシン2′
3゛サイクリツクカーボネートを乾燥ピリジン(50mg)に溶解させたものを
滴下し、混合液を室温にて1時間撹拌した。
その後、トリエチルアミン(9mg) 、水(3ml) 、及びピリジン(20
ml)の混合液を加え、反応混合液を5%重炭酸ナトリウム水溶液で希釈し、た
。この水溶液を真空下で濃縮し、LeChroprep RP−8カラムを通し
て分離した。(水で溶出した。)生成物を含むフラクションを集め、Na+型の
DOWEX 5QW−X8カラムを通して濾過した。 この水溶液を蒸発させて
表記化合物1,8gを得、それは調製Aと同様の分析データを示した。
調製D
ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解させたアデノシン(1[1g。
37、4ffImol)及びフェノール(3,4g、 3.64mmo l)の
溶液にジフェニルカーボネート(17g、 79.4mmol)を加えた。この
懸濁液を150℃で1時間熱した。この混合液をジエチルエーテル(2リツトル
)で希釈し、その沈殿物(アデノシン2′3′サイクリツクカーボネート)を濾
過した。
アセトニトリル(2(10II+l)に溶解させたメチルホスホニルジクロリド
(15,26g、IH4,7mmol)及びI、 2.4− )リアゾール(1
6,33g。
H6,7mmol)の溶液に、トリエチルアミン(35,8mt 248mmo
l)を滴下した。この溶液を室温にて1時間撹拌した。得られたアデノシン2′
3′サイクリツクカーボネートを乾燥ピリジン(200ml)に溶解させ、先は
どの溶液に滴下した。この反応混合液を室温で4時間撹拌した後、トリエチルア
ミン(45ml)、水(24m l )、及びピリジン(50ml)の混合液を
滴下した。混合液に含まれる有機溶媒の全量を真空で蒸発させ、残渣をLeCh
roprep RP−8カラムで分離した。(水で溶出した。)生成物を含むフ
ラクションを集め、Na+型のDOWEX 50W−X8カラムを通して濾過し
、この水溶液を蒸発させて表記化合物7.5gを得、それは調製Aと同様の分析
データを示した。
調製E
乾燥アセトニトリル(10ml)に溶解させたメチルホスホニルジクロリド(6
50mg、 4.88mmo l)及び1.2.4−トリアゾール(880mg
。
12、72mmol)の溶液に、トリエチルアミン(1,3&、 9.8111
mol)を滴下し、この溶液を15分間撹拌した。2’3’−0,0−ビス(I
ert−ブチルジメチルシリル)アデノシン(標準手法により得た; 990m
g。
:fmol )を乾燥ピリジン(10ml)に溶解させ、先はどの溶液に滴下し
、室温にて45分間撹拌した。トリエチルアミン(1,8m1)、水(0,6m
1) 、及びピリジン(4ml)の混合液を加えることにより反応を停止させ、
5%重炭酸ナトリウム水溶液で希釈した。この水相をクロロホルムで数回抽出し
た。この有機抽出物を蒸発させ、残渣をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解
させた。
この溶液にフッ化テトラブチルアンモニウム(1,2g、 3.8mmol)を
加え、室温にて30分間撹拌した。0.1M重炭酸トリエチルアンモニウム水溶
液を用いて反応を停止させ、メチレンクロリドを用いて洗浄した。水相を真空下
で濃縮し、逆相カラムクロマトグラフ イー (LeCbroprep RP−
8)に供した。(水で溶出した。)生成物を含むフラクションを集め、Na+型
のDOWEX 50W−X8カラムを通過させた。この水溶液を真空下で蒸発さ
せて表記化合物600mgを得、それは調製Aと同様の分析データを示した。
調製F
乾燥アセトニトリル(30[111)に溶解させたメチルホスホニルジクロリド
(2,f5g、15.llmmol )及び1.2.4− )リアゾール(2,
3g。
33、3aunol)の溶液に、トリエチルアミン(5ml、33.5mmol
)を滴下した。室温にて1時間撹拌した後、乾燥ピリジン(10ml)に溶解さ
せた6−N、 N−2’ 3’ −Q、 0−テトラベンゾイルアデノシン(既
知の手法により得た; 3.6g、5.27mmol)を滴下し、混合液を室温
にて4時間撹拌した。0.1M重炭酸トリエチルアンモニウム水溶液(250m
g)を加え、この混合液を、メチレンクロリド(3X100ml)を用いて抽出
した。この有機相を減圧下で蒸発させ、残渣をジオキサン(50a+I)に溶解
させ、30%NH4OH水溶液(450+++1)を加えて室温にて12時間撹
拌した。この水溶液を真空下で蒸発乾固した。残渣をジエチルエーテルで洗浄し
、LeChtoprep P、P−8の逆相カラムクロマトグラフィーにより精
製した。(水で溶出した。)生成物を含むフラクションを集め、Na+型のDO
WEX 50W−X8カラムを通過させ濾過した。この水溶液を真空下で蒸発さ
せて表記化合物1.3gを得、それは調製Aと同様の分析データを5’ −0−
(P−イソプロピルオキシ−P−メチルホスホニル)アデノシン(FCE263
95)
乾燥ピリジン(20Illl)に溶解させたメチルホスボニルジクロリド(25
0mg、 2mmol)の溶液に、乾燥ピリジン(20ml)ニ溶解すセタ乾燥
イソプロパツール(160μl、 2mmo l)を滴下し、混合液を室温にて
4時間撹拌した。しかる後、この混合液に、乾燥ピリジン(20ml)に懸濁さ
せたアデノシン(500mg、 1.8mmol)の懸濁液を加え、10m1に
なるまで真空下で濃縮し、室温にて12時間撹拌した。5に重炭酸ナトリウム水
溶液(IGOml)を用いて反応を停止させた。この混合液を真空下で蒸発させ
、残渣をLichroprep RP−8カラムクロマトグラフイーにかけた。
(MeOHB20 (2:8)を用いて溶出した。)Pの位置でのジアステレオ
マーの、比がl:lの混合物として140mgの5’−0−(P−イソプロピル
オキシ−P−メチルホスホニル)アデノシンを得た。HPLCの結果:96%(
254r+m)
PMR(200MH!、 DMSO) : δ=8.34.8. B6(2s、
2H,アデニン)、7.45(tu、 2H,N旦2) ; 5.91 (d
、 J□5.1f(r、 1)1. HI’); 5.2−5.7(bg、 2
Q) ;4、63(+n、 IM、ト2’); 4.50(m、 IH,CH3
−CM−CH3) ; 4.23 (m、 2H,H−3’ H1’); 4.
0−4.2(m、 2L CH2−5’) ; 1.40.1.38 (2d、
J17.38!、 3H。
CH3−P、 2ジアステレオ7−) ; 1.20(m、6H,CB(C動)
2)実施例3
アデノシン5l−n−ブチルホスホネートナトリウム塩(FCE26231^)
乾燥ピリジン(15ml)に溶解させた6−N−ベンゾイル−2’ −3’ −
0−(テトライソプロピルジシロキサン−1,3−ジイル)アデノシン(既知の
手法により得た; Ig、1.53mmol)の溶液に0℃に保ったまま、N−
ブチルホスホニルジクロリド(230mg、 1.63nmol)を加えた。こ
の反応混合液を室温になるままにして2時間撹拌した。
0.1Mの重炭酸トリエチルアンモニウム水溶液(25ml)を加え、水(50
ml)で希釈した後、この混合液をメチレンクロリド(3X50ml)で抽出し
た。有機相から溶媒を真空下で蒸発させた。残渣をジオキサン(25ml)に溶
解させ、30%NI(40H水溶液(75ml)を用いて室温にて一晩処理した
。この水溶液をジエチルエーテル(3X50ml)で洗浄し、水を真空下で蒸発
させた。残渣をLiCbr。
prep RP−8の逆相カラムクロマトグラフィーにより精製した。
(水、その後0−1f1%勾配のメタノールで溶出した。)適切なフラクション
から溶媒を蒸発させ、生じた濃縮溶液を、Na+型のDovex 5H−X8の
カラムを通過させた。水を真空下で蒸発させ、表記化合物240mgを得た。
HPLCの結果:95,7%(254nm)PMR(200MH!、 DMSO
) :δJ、 41.8.12 (2g、 28. アデニン) ; 7.11
7 (t+s。
2H,NFI2); 5.8B(d、 J=5.山、 IH,I(−1’ )
; 4.55 (dd、 J=5.3.5.山。
IH,ト2’) ; 4.22 (dd、 J:3.7.5.3H!、 IN、
H−3’) ; 4.0(1(m、 IH,H−4’) F
3、82 (m、 2H,CH2−5’ ) ; l。4−1.1(m、5)1
. CH3(CB2 ) 3P); 0.77(t、J=7.OH2,3H,C
H3(CH2) 3 F)。
表 1
FCE25148 :インビトロ活性
細胞毒性 抗ウィルス活性
ウィルス 細胞 T、 C,ID ^、I、(TCID5o/IV(mg/m
l) I D50)
インフルエンサ°ウィルス B)IK 400 11RSウイルス Hep 3
60 18
セムリキ森林熱ウイルス Hep 360 15コクサヲキーウイルス Hep
360 6コロンヒ゛アSKウイルス L929 270 5ワクシニアウイ
ルス Hep 360 5表 2
インフルエンサ゛ウィルス感染マウスに於るFCE25148Aのインビボ活性
化合物 投与量 %保護(肺病変)
mg/kg 。6g/7ウス 投与経路 試験FCE 25148^ 6.25
125 i、n、 24.5”〃100 2000 p、 os 27’o
=p<0.025 (WILCOXONテスト)*=p<0.01 (同上)
表 3
化合物 I、C,処理 %保護(致死率)量(mg/kg)濃度(mcg/ml
) 範囲F CE 3.5 2000 95−100用紛va査報告
1−wm’Amca1mM PCT/EP 90101602国際調査報告
EP 9001602
SA 40106
Claims (12)
- 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(上記式中、Bはプリン又はピリミジ ンの複素環を表し、Xは酸素又は硫黄を表し、R1は水酸基又は水素原子を表し 、R2は直鎖、分枝又は環状の炭素数20までのアルキル基を表し、R3は上記 R2で表した基、又は水素原子、陽イオン又はポリヒドロキシ基を表す)で表さ れる化合物のウィルス病治療用医薬生産への利用。
- 2.Bがアデニン、グアニン、シトシン、チミン又はウラシルである請求項1に 記載の利用。
- 3.R2がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル又はn−ブチルである請求 項1又は2に記載の利用。
- 4.R3がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、ナトリウム 、カリウム、アンモニウム、又はグリセリル又は炭水化物残基である前記請求項 のいずれか1項に記載の利用。
- 5.式(I)で表される化合物が5′−メチルホスホネートアデノシン又はその ナトリウム塩、5′−O−(P−イソプロピルオキシ−P−メチルホスホニル) アデノシン又はアデノシン5′−n−ブチルホスホネート又はそのナトリウム塩 である請求項1に記載の利用。
- 6.5′−メチルホスホニルアデノシンを除く、請求項1ないし5のいずれか1 項に記載の式(I)で表される化合物。
- 7.デオキシリボヌクレオシド又はリボヌクレオシドを、適切なアルキルホスホ ニルジクロリド又はアルキルホスホニルジトリアゾリドを用いて、ホスホニル化 することから成る請求項6に記載の化合物の製造法。
- 8.塩基及び/又は第二級水酸基が保護されたデオキシリボヌクレオシド又はリ ボヌクレオシドを、ホスホニル化し、必要に応じて、ホスホニル化後の生成物を 脱保護する請求項7に記載の製造法。
- 9.デオキシリボヌクレオシド又はリボヌクレオシドを、アルキルホスホニルジ クロリド又はアルキルホスホニルジトリアゾリド、及び式R3−OH(ここでR 3は水素原子を除く請求項1に記載の基を表す)で表される化合物と反応させ、 式(I)(ここでR3は水素原子を含まない)で表される化合物を得る請求項7 又は8に記載の製造法。
- 10.請求項6に記載の式(I)で表される化合物及び医薬的に許容可能な希釈 剤又は担体を含む、ウィルス病の治療に好適な組成物。
- 11.請求項1に記載の式(I)で表される化合物の有効量をヒト又は動物に投 与することから成る、ウィルス病に感染した患者又は動物の治療法。
- 12.請求項1に記載の式(I)で表される化合物を含む抗ウィルス剤。
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