JPH04501019A - カメラ用の絶対的な中間ロール割り込み阻止コード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カメラ用の絶対的な中間ロール割り込み阻止コード発明の背景 の”のト カメラ使用者とディーラあるいは写真処理業者との間の連絡は一般に書き込み型 の書式を必要とし、この書式は通常は任意のシーンを撮影した後かなり経ってか ら、使用者により記入される。従って、そのような書式に記入する不便さに加え て、シーンに関連する情報を失ったりあるいは忘れてしまうことが一般的である 。そのような情報は、特定のコマを印画しないという、あるいは例えば任意のコ マから数枚の印画を作りたいという使用者の意志を含む、そのような情報はまた 。使用者あるいはセンサにより観察されたシーンの撮影パラメータを含むことが でき、そのような撮影パラメータは、写真処理業者によるシーンの分類を助けて フィルムから作成される印画の品質を向上する。

幾つかのファクタにより写真処理プロセスの全体的な効率が減少する１例えば、 １日２４時間ベースで稼働しない大規模な写真処理所においては、十分な量の消 費者のフィルムが米てこれらを分類し同一のタイプ（例えば３５ミリのカラーネ ガフィルム〕のフィルムストリップの最小数（例えば７０）の１バッチ分が形成 されるまでは、各稼働日の始まりの時間はフィルム処理機器を休止させて印画機 器の運転を適正化する必要がある。勿論、未現像のフィルム（通常の消費者の注 文）は現像済みのフィルム（印画再注文）から分ける必要がある。

写真処理プロセスにおける非効率性のより大きな原因は、各フィルムストリップ とこのフィルムストリップから作成される印画との間の適正な対応及び顧客の認 識を維持するために必要な機械的な段階である。これらの機械的な段階は、顧客 により最初に記入された各書式あるいは包みを分類及び処理し、これにより包み を写真処理プロセス全体を通じて特定の顧客のフィルムストリップに追従させか つ対応する印画の組に結び付けるようにする段階を含む。

写真処理プロセスにおける非効率性の最も大きな原因の１つは、検査により対応 するオリジナルの印画が不適切に作成された（通常は、現像されたフィルムのネ ガ像に対する感光性の印画紙の不適切な露光による）ことが判明した場合には常 に、顧客のフィルムストリップの特定のコマから像を再印画する必要があること から生ずる。オリジナルの印画をより良い（メークオーバと呼称される）印画で 置き換えるために、ネガフィルム像からオリジナルの印画を作成するために用い られた露光条件（クラス）を先づ訂正する必要がある。ともかく、問題となって いる特定のネガフィルムのコマを再度分類し、次に他のコマのオリジナルの印画 を保存しながら再印画する必要がある。機械的な段階は、印画に切り込みを入れ て隣接す印画の間および印画のロールの隣接する順番の間に境界を作ると共に、 メークオーバを必要とする総てのオリジナルの印画にマークを付ける段階を含む が、上記段階は、各フィルムストリップと、対応するオリジナルの印画、メーク オーバ印画及び顧客の注文書式（包み）との間の適正な対応性が失われないこと を確実にする労働集約的な手順で行われる。

によ　゛されるべき。　φ 上述の制約の幾つかのための１つの可能な方法として、フィルム上へ情報を記録 することが漠然と示唆されてきた。これらの示唆には、目で読み取り可能な記号 あるいは機械で読み取り可能な記号を光学的に記録することから、機械で読み取 り可能なデータを磁気的に記録することまでの幅がある。勿論、フィルム上への 光学的な記録は、それ以上の記録を行うことができないために、単に制限された 用途を有している。更に、情報は、各コマのカメラ露光された像により占有され ていないフィルム上の限られた領域に制限され、記録することのできる情報量に は大きな制限がある。

実質的に透明な磁気層に磁気記録を行うことによって、像領域を含むフィルム上 のどこにでも高密度の記録を行うことができ、従って総ての情報が理論的にはフ ィルムの各コマに記録することができる。しかしながら従来技術において認識さ れていなかった点は、フィルム上への磁気的な記録の潜在的な能力の完全な開発 はフィルム上に記録されるデータの量を厖大なものとし、それらデータの種々の ビットは、カメラ及び写真処理機によるフィルムの種々の使用段階において別個 にアクセスする必要がある。そのような訳で、特に写真処理機は、写真処理プロ セスにおける任意の段階において莫大な量のデータの中の特定のデータを見いだ す必要がある。

本発明により解決されるべき問題点は、カメラにおける二重露光防止手段すなわ ち中間ロール割り込み阻止手段として、いかにしてフィルム上への磁気データ記 録を用いるかということである。

発明の概要 実質的に透明な磁気層がカラーネガフィルムにおける追加の層として含まれる。

フィルムの種々の使用者（例えば、フィルム製造者、カメラ使用者、販売者、写 真処理業者）の間での情報の交換は、個々のコマで始まりかつ終わるフィルム上 の複数の長手方向の磁気トラックを介して行われる。各々のトラックは対応する コマに関するパラメータの組の書き込み及び読み出しの専用とされる。総てのデ ータはＮビット文字として記録されるが、Ｎは６であるのが好ましい。各々のト ラックの前にはＩＤ標識と呼ばれるある６ビツト文字が設けられる。フィルムの 製造者によるフィルム上への磁気データの記録はカメラにおいて用いられるもの とは異なったＩＤ標識を用いる。カメラはカメラＩＤＩＩ識をもつコマの露光を 阻止し、これにより二重露光を防止する。

図面の説明 本発明は添付の図面を参照することにより理解できるものであるが、これら図面 において、 図１は、特にカメラに用いられるようになされた特定の送り穴フォーマットを有 するフィルム上の実質的に透明な磁気層における平行な専用トラックを示す図で あり、 図２は、図１のフィルムに対してデータの読み書きを行うようになされたカメラ の概念を示す簡略化した図であり、 図３は、磁気フィルム読み／書き能をもたない通常のカメラにおいて用いられる 一般にある送り穴フォーマットを有するフィルム上の実質的に透明な磁気層にお ける平行な専用トラックを示す図であり、図４は、フィルムの種々の使用段階に おいて異なったヘッド幅を用いることにより図２のカメラにおけるフィルムの蛇 行を受け入れる状態を示す図であり、図５は、図１の専用トラックフォーマット にしたがってフィルム上で磁気的に読み書きすることのできる、種々のパラメー タに対するトラック位置の辞書を保有する読み出し専用メモリの構成を示すブロ ックダイアグラムであり。

図６は、図１又は図３の専用トラックにおいて用いられる好ましいデータフォー マットを示す図であり、 図７は、カメラ及び写真処理機を含む総てのフィルム使用段階により図６のデー タフォーマットと共通して用いられる例示的なデータ認識コード表を示しており 、 図８は、カメラ及び写真処理機を含む総てのフィルム使用段階により図６のデー タフォーマットと共通して用いられる例示的な記号表を示しており、図９は、カ メラ及び写真処理機を含む総てのフィルム使用段階により図６のデータフォーマ ットと共通して用いられる例示的な保存される制御記号表を示しており、 図１Ｏは、効率すなわち性能の向上のために図１又は図３のフィルムをスクラッ チ・パッド・メモリとして用いる、自動化されたプロトコルを含む磁気読み／書 きハードウェアを有する写真処理システムを示すブロックダイアグラムであり、 図１１は、適正な印画露光のために現偉されたネガを分類するために図１Ｏの写 真処理システムにおいて用いられる代表的なオペレータのキーボードを示してお り、 図１２ａ及び図１２ｂは、本発明において用いられる自己同期コードの形態を示 しており、 図１３は、各々の開始および停止ＰＩｙａ文字の使用及びフィルムの反転の見地 を容易にするその補数を示しており、 図１４ａ及び図１４ｂは１本発明を用いて最も良く検知されるフィルムの反転の タイプを示してあり、 図１５は、自己同期型の符号化／復号化フィルム上磁気記録システムを示す簡略 化したブロックダイアグラムである。

発明の詳細な説明 フ　ルム　の　トラックの　ましいフォーマット図１を参照すると、３５ミリ幅 のカラーネガフィルムのストリップ１００は、ベース１１０と、該ベースの一側 部上の種々の形態が周知である光化学層１１５と、その他側部上の実質的に透明 な磁気層１２０とを備えている。帯電防止及び潤滑層１２２が磁気層１２０の上 に延在している。フィルムストリップ１００は送り穴１２５を有しており、これ ら送り穴は、フィルムストリップ１００を使用するカメラの計量型のピッチと合 致する均等な間隔で、フィルムエツジ（フィルムの縁部）に沿って隔置されてい る。

磁気層１２０にデータを記録するために、フィルムストリップ１００の各々のコ マは互いに平行な長平方向の所定数のトラック場所に分割されており、これらト ラック場所にデータの磁気トラックを記憶することができる。各々のトラックに は図１に示すようにラベル付けするのが好ましい。すなわち、フィルムストリッ プ１００の両縁部の各々に沿う最外方の２つのトラックはそれぞれトラックＣＯ ，ＣＩ及びトラックＣ２，Ｃ３である。最内方の３０のトラックはトラックＦＯ Ｏ乃至Ｆ２９である。最外方のトラックＣｏ−Ｃ５の各々は、総てのカメラ及び 写真処理業者に対して一般的に確立された事前設定にしたがって、磁気記録能を 有するカメラにより特定のタイプの情報を記録するための専用とされる。同様に して、最内方のトラックの各々は、上述の一般的な事前設定にしたがって、特定 のタイプの写真処理装置（あるいは他の装置）により特定のタイプの情報を記録 するための専用とされる。

カメラトラックＣＯから０３をフィルムストリップの縁部に沿って収容するため に、送り穴１２５が各露光されたコマに隣接する周期的な無孔の縁部領域１００ ａから除かれていて該送り穴は後続するコマの間に延在する中間領域１００ｂに 限定されている。図１の実施例においては、各中間領域１ｏｏｂには唯一の送り 穴が存在する。好ましい実施例においては、送り穴はフィルムストリップ１００ の一方の長平方向の縁部に沿ってのみ存在する。

カメラにＪ５＆　る　フ　ルムトラックの図２を参照すると、カメラ２００は、 フィルムカートリッジのリール２０５ａ、２０５ｂと巻取りスプロケットとの間 でフィルムストリップ１００を移送し、上記リール及びスプロケットは図１の送 り穴１２５の配列にそれぞれ合致している。カメラ２００はフィルムストリップ １００の非感応側上の磁気層１２０に近接した磁気的な読み／書きヘッド２１０ を有している。マイクロプロセッサ２１５はヘッド２１０により電子回路２２０ を介して磁気データの記録あるいは再生を制御する。

マイクロプロセッサ２１５は、カメラ使用者によってカメラ制御部２２５を介し て与えられかつフィルムストリップ１００に磁気的に記録されるべき注文情報を 受けることができる。そのような情報は、例えばコマ数による任意のコマの所望 印画枚数、又はカメラ使用者の名前及び住所に関するものであり、この情報は最 終的には写真処理業者に利用される。マイクロプロセッサ２１５はまたシーンセ ンサ２３０かもシーン関連情報を受ける。このシーン関連情報はフィルムストリ ップ１００に磁気的に記録されて最終的には写真処理業者に利用される。そのよ うにな情報は、カメラの向き、シーンの輝度等を含む。

フ　ルム　に　ないデータコード 図１のフィルム形態上の専用トラックを用いて、カメラ、注文人カステーション 、写真処理業者あるいは他のいかなるフィルム使用段階によりデータが記録され る。このデータの記録はデータを２進ビツトに変換し次いでユニークな自己刻時 コードを用いて２進データに符号化する。そのような自己刻時式の符号化は、「 ２進データストリームを変調するための方法Ｊと題する１９８８年６月１４日付 けのＭｉｃｈａｅｌ　Ｗａｓｈの米国特許出願筒２０６，６４６号の教示に従っ て実行される。この米国特許出願は本件出願人に譲渡されておりその開示は本明 細書において参照として組み込まれている。

上記米国特許出願に記載されている自己刻時コードを添付図面の図１２を参照し てその概要を簡単に説明する。コードは、第１のタイプのパルスエツジ転位部（ 例えば正向きのエツジ転位部）と、第２のタイプのパルスエツジ転位部（例えば 負向きのエツジ転位部）との交互の連続的なストリームを有している。第１のタ イプのパルス転位部はクロックインジケータとして機能し、また第２のタイプの パルス転位部は２進データインジケータとして機能する。２進データインジケー タは図１２Ａにおいて第２のタイプのパルス転位部１２１５により示されており 、この転位部１２１５は、時間的には、直前の第１のタイプのパルス転位部１２ ０５により近くまた後続の第１のタイプのパルス転位部１２１Ｏから離れている 。２進ゼロが図１２Ｂにおいて第２のタイプのパルス転位部１２１５’により示 されており、この転位部１２１５°は、時間的には、先行する転位部に比べて後 続する第１のタイプのパルス転位部１２１０により近い、この新規な自己刻時コ ードにより、フィルム移送速度は記録及び再生の間に変化可能であり、その際に 記録されたデータを同期する能力及び読む能力に影響を与えることはない。

このように、図２のカメラは、速度制御を強いることなくあるいは別個のクロッ クトラックを記録することなく、露光の間にフィルムを巻き上げると同時にデー タを記録することができる。

図１２の自己刻時コードはフィルムの反転を自動的に検出することができる。

この目的のために、図９の保存されている記号表から２つの６ビツト記号を開始 及び停止の標識として選択し、図６を参照して説明する態様で各コマの始め及び 終わりで各専用トラックに記録する。更に、このように選択された２つの記号の 補数を図１３に示すように保存するが、これら２つの保存された記号はフィルム 反転開始ｔｇＡ識及びフィルム反転停止標識から成る。この構成は、後方に向か って再生される自己刻時データ（フィルムを以前の記録の間に移送された方向と は反対の方向へヘッドを通過して移送することにより）によりその補数が復号さ れる図１２の自己刻時コードの性質を利用している。

従って、図１４Ａのフィルムイメージが例えばカメラによるフィルム上へのデー タの磁気的な記録の間のフィルムの配列に対応し、また図１４Ｂが接合されかつ 磁気的な読み／書き能を有する写真処理機器に装填されたフィルムの配列に対応 していれば、総てのデータのコマに関してフィルム反転停止標識が検出され、次 にフィルム反転開始標識が検出される。このようなフィルム開始標識及びフィル ム停止標識は、フィルムが図１４Ｂに示すように反転されたことを写真処理機に 知らせるフラグの役割を果たす０反対に、フィルムの内外が反対になっている場 合には、図１３の手法はフラグを創成しない、しかしながら、そのような誤りは 容易に検出される。その理由は、フィルムの反対側が写真処理機の磁気ヘッドに 面し、これによりヘッドと図１の磁気層１２０との間の距離を増加して信号−ノ イズ比を減少するからである。

図１５は図２のカメラ２００に有用なフィルム上への自己刻時式読み／書きシス テムの磁気機構を示している。

図１の長手方向の専用トラックフォーマットの利点は、フィルムストリップ上へ のデータの磁気的な記録をカメラによって行うことができ、これは特定のカメラ トラックの特定のコマに記録されるべき総てのデータを緩衝し、次に、フィルム が次のコマへ巻き上げられようとする正にその時にデータをヘッドへ伝達する。

マイクロプロセッサ２１５は読み出し専用メモリ２４０を備えており、このメモ リ２４０は、受は入れた各々のタイプの情報をカメラ及び写真処理機の両方に共 通な汎用のブリアレンジメントにしたがって専用のカメラトラックＣｏ−Ｃ５の 中の正しいものに確実に記録するに十分な指令を含んでいる。この目的のために 、マイクロプロセッサは、読み出し専用メモリ２４０に記憶されている指令にし たがって各情報を分類しかつ緩衝する。読み出し専用メモリのこのブリアレンジ メント及び構成は後に説明する。

゛　のカメラ　びフ　ルーム　の　トラックフォーマット写真処理機のトラック ＦＯＯ−Ｆ２９のフォーマットは、図１のフィルムの送り穴１２５の位置に拘わ らず同一である。従って、実質的に透明な磁気層（図１の層１２０の如き）が総 てのタイプのフィルムに付与されている限り、写真処理機は総てのタイプのフィ ルムに対して同一の磁気記録プロトコル及びハードウェアを用いることができる 。すなわち、図３を参照すると、フィルムの両縁部に沿って近接して隔置された 現在標準とされている送り穴パターンを有する通常の３５ミリカラーネガフイル ムは、図１の特別のフィルムフォーマットと同一の輻及び間隔を有する写真処理 機トラックＦＯＯ−Ｆ２９を収容する０図３の送り穴はカメラトラックＧｏ−Ｃ ３の存在を排除しているが、このフィルムは磁気的な読み／書き能力を有するカ メラに用いられず、従ってカメラトラックを設ける必要がない。この構成の利点 は、以降の総てのフィルム処理機（すなわち、写真処理機、フィルム−ビデオプ レーヤ等）には、図１及び図３のフォーマットを含む総てのフィルムフォーマッ トに対して最大のトラック数が割り当てられることである。

カメラ　び　トラック− 図４を参照すると、カメラ専用トラックＣｏ−Ｃ５の幅は写真処理機トラックＦ ＯＯ−Ｆ２９よりも大きい、勿論、これらのトラック幅はカメラのヘッド幅及び 写真処理機のヘッドの幅により制限される。その差は、記録がヘッド２１０によ り実行されている場合のフィルムの巻き上げの間に、カメラ内にあけるフィルム のふらつきを収容するに十分であるのが好ましい、そのようなふらつきによりカ メラトラックは図４に示すように曲がり（ねった外観を呈する０図４において、 カメラトラックを読む必要のある写真処理機のヘッドは、このヘッドがかなり小 さな幅を有するために、カメラトラックを出ないことに注意する必要がある。

トラックの　で 図５は、図２の読み出し専用メモリ２４０に記憶されたマイクロコードにより実 行される種々の情報のタイプに対する専用トラックの割り当てを示している。

カメラにより露光されるフィルムの各コマには４つのカメラトラックと１５の写 真処理機トラックとがあり、これらのコマはコマ１から２５により指示される。

フィルムの先端部および後端部はコマ０および２６によりそれぞれ指示される。

一般的に、コマＯ及び２６に記録される情報はフィルムストリップ１００全体に 関係し、また各コマｌ乃至２５に記録される情報は特定のコマに特有のものであ る０図５において、４つの中の３つのカメラトラックがカメラにより使用され、 ３０の写真処理機トラックの中の３つが写真処理機により使用されている。残り の写真処理機トラックは、フィルム−ビデオプレーヤ指令の記録のため（トラツ りＦＯ３）、電子印画処理指令のため（トラックＦ０４）及びオーディオのため （トラックＦＯ５−Ｆ１４）に残されている。その他のトラック（Ｆ１５−Ｆ２ ９）は予期しない目的のために残されている。

各トラックは、大体の場合において、−緒に書き込みあるいは読み出しされる特 定のグループの情報タイプの専用である。従って、コマ０のトラックＣＯはカメ ラにより記録されるように所持者及びカメラに関連する情報に対して残されてい る。同様にコマ０のトラックＦＯＯは写真処理機により記録されるように所持者 及び写真処理機に関連する情報のために残されている。また同様にコマ０のトラ ックＦＯＯは写真処理機により、あるいは注文人カステーションにより、顧客の 指示、フィルムのタイプ及び注文の処理に関連する情報を記録するために残され ている。コマ０のトラックＦＯ２は顧客による変更印画および印画の再注文を必 要とするコマの位置に関する履歴的な情報を記録し、顧客による後の印画再注文 の間に写真処理機により使用される。

各露光されたコマ（コマ１−２５）のトラックＣＯはシーン輝度、カメラ向き等 のシーン関連情報をカメラにより記録するためのものである。同様に、トラック ＦＯＩは、ネガイメージの等級（適正な印画露光の決定）、印画の枚数等の特定 の露光されたコマに特有の写真処理機情報のためのものである０等級に対する変 更訂正はトラックＦＯ２に記録される。

図５の実施例は、カメラ、小売注文ステーションあるいは写真処理機によりフィ ルム上に記録される、総ての情報タイプを考慮してはいない。しかしながら、図 ５の実施例は、いずれのトラックに割り当てられるべきかについて総ての情報を 分類できるような例である。各情報タイプが特定のトラックに割り当てられる態 様の基礎となる原理は、特定の処理に関する総ての情報が同一のトラック上に記 録され、これによりこのトラックが、当該処理に関連する操作の間に、読み出し あるいは書き込みされる専用となるということである。

図５の実施例において考慮される種々の処理は、（ａ）顧客の住所を含む顧客デ ータの記録、　（ｂ）照明条件及びカメラの露光設定を特徴付けるパラメータを 含む各露光に対するシーン関連情報の記録、　（Ｃ）小売注文ステーションある いは写真処理業者により行われる必要印画枚数等の顧客の注文情報、（ｄ）写真 処理業者により行われる任意のコマに対する検査及び変更分類訂正の記録、（ｅ ）フィルムロール全体に適用可能な変更データあるいは印画再注文データの概要 の記録、（ｆ）フィルム−ビデオプレーヤのための指令の記録、（ｇ）電子印画 処理に対する指令の記録、及び（ｈ）オーディオの記録である。一般的に（常に ではない）、図１に示された各々の磁気記録トラックは上述の処理（ａ）乃至（ ｈ）のいずれか１つに対して専用である。その結果、記録の間には有効な記録位 置の検索量が最小となり、また再生の間には特定の処理に対して関係のないデー タを通過する検索量も最小となる。例えば、各コマに対する最適の印画露光条件 の決定を行う分類処理の間に、適正な分類を決定する助けとなる可能性のある総 てのシーン関連情報を単一のトラック、すなわち各露光されたコマ（コマ１−２ ５）のカメラ専用トラックＣＯ１からデータを読み取ることにより得る。他のト ラックを読み取る必要はない。

肚棗旦公ヱニ２構成 図１に関連して上述したように、フィルムストリップ１００に磁気的に記録され たデータは、カメラにより露光されたコマ（コマ１−２５）と、フィルム先端部 （コマ０）とに分割され、各コマのデータはそのコマの中の複数の専用トラック に割り当てられる。図６は各コマの各トラックの中の好ましいデータフォーマッ トを示している。

図６において、各トラック６００は１コマの長さを有していて複数のフィールド ６１０に分割されている。各トラック６００は、その間始端（ヘッドがトラック ６００のスキャンを開始する点である図６のトラックの左側端部）の属性開始［ Ｎ６１５と、その端部の停止標識６４０とを含んでいる。各フィールドはＩＤコ ード６２５のすぐ前の属性ＩＤｆｉ識６２０を含んでいる。トラック開始種！ｌ ６１５の目的は、カメラの読み／書きシステムあるいは写真処理機のハードウェ アにトラック６００の開始位置を知らせることである。フィールドＩＤ標識６２ ０の目的は、上記システムにトラック６００の各後続フィールドの開始位置を知 らせることである。ＩＤコード６２５の目的は、後続するフィールドに記録され た情報のタイプを識別することである。本発明の好ましい実施例においては、各 開始種！６１５の前には開始同期マーク６１６が設けられ、また各終了標識６４ ０の後には停止同期マーク６４１が設けられる。マーク６１６．６４１は、これ らマークに書き込まれた反転条件に従って特別の回路に適正な同期を行わせる。

ＩＤコードは各フィールドの開始点に記録されて後続する情報のタイプにより決 定される６例えば、図２のカメラがコマの露光の間にカメラのセンサにより観察 されたシーン輝度のレベルを記録する際には、カメラは最初にシーン輝度レベル を表すデータの直前に特定のＩＤフードを記録する。最も簡単な実施例において は、特定のコードがフィルムに記録される各パラメータあるいは情報タイプに指 定され、これによりこれら総ての可能な情報タイプに対するＩＤコードが大きな 辞書を構成する。フィルムが使用されるの総ての段階（例えば、カメラ、写真処 理機等）において同一の辞書が用いられなけらばならないため、各段階において 同一の読み出し専用メモリが設けられ、これらメモリの各々はフィルムの各使用 段階において共通ＩＤコード辞書を具現化するとともにＩＤコードの読み出しお よび書き込みを制御する。

利点は、写真処理機はカメラにより記録された対応するＩＤコードを単に参照す ることができるために、写真処理機がトラック上のパラメータを見いだすために カメラによるトラック６００内の特定のパラメータの設定を写真処理機があらか じめ知る必要がないことである。これと同様の利点は、１つの要素がフィルムに データを書き込みまた他の要素が後にそして一般には別の位置においてフィルム から別個にデータを読み取る場合の他のいかなる別個の要素間においても、奏功 される。

共通ＩＤコード辞書の１つの例示的な実施例が図７に示されている。図７の辞書 は、図２のマイクロプロセッサに接続された読み出し専用メモリ７００に記憶さ れたマイクロコードの組として構成される０図７の読み出し専用メモリ７００は 記録される各パラメータに対して２文字ＩＤコードを形成する。この実施例にお いては、ＩＤコードはＡＡで始まり１つの可能な例としてＨＩで終る１図７は各 ＩＤコードを１つの特定のパラメータの名前に関連して示しているが、実際には 、各ＩＤコードを記録システムのパラメータのバッファあるいはメモリ位置に関 連させ、これにより記録される前にその位置によって対応するデータを識別する ようにすることができる。システム設計者は、採用するシステムデザインに応じ て、例えば図７を用いて読み出し専用メモリ７００の実際の機械語の内容を構成 することができる。

特定の情報（例えばシーン輝度あるいは顧客の住所）を示す各英数字記号に対し であるいは図７の２文字ＩＤコードの一方に対して記録された２進ビツトは図８ の表に従って決定される。図８の表はマイクロプロセッサ２１５に接続された読 み出し専用メモリ８００に記憶されたマイクロコードの組として表される。各英 数字記号は６つの２進ビツトのパターンにより表される。読み出し専用メモリ８ ００は共通の記号辞書を形成し、この辞書はフィルムの使用の総ての段階におい てフィルムに対するデータの読み出し及び書き込みを実行するために用いられる ０図８の表はＡＳＣＩＩ標準記号によっている。

読み出し専用メモリ８００はまた６ビツトパターンを形成し、これらパターンは 制御目的のためのものであり、従って情報あるいはデータのためには用いられな い。これらの保存記号は図９の例示的な表に述べられていると共に図６に示す制 御記号を含み、これら制御記号は、開始記号６１５ａ、ｂ、ＩＤ標識６２０、コ マ停止記号６４０ａ、ｂ、及び開始および停止標識６１５および６４０の補語を 含む。熟練したシステム設計者が必要に応じて他の読み出しあるいは書き込み制 御を行うことができるように他の記号が図９に取っである。

終わっている。パリティ文字の最初の（最も重要な）２つのビットは常にｌＯで あり、これによりこのパリティ文字が図９の控えの文字のいずれの値になること も阻止している０次のビットは予期しない目的のためのものである。最後の（最 も重要ではない）３つのビットはそれぞれ（ａ）フィールドのＩＤコード、（ｂ ）フィールドの残余のデータ文字、及び（Ｃ）パリティ文字自身、に対する単一 のビットパリティチェックを提供する。このフォーマットはパリティビットに対 してさえも６ビツトバーバイト境界を保持し、これにより記録されたデータの読 み出しのタスクを単純化している。これにより、１文字当たり１つのパリティピ ットを含む周知の技法に比べてオーバーヘッドが遥かに少なくなる。

図２において、カメラ２００のマイクロプロセッサ２１５は、カメラ２００によ り記録された後続のデータの読みがデータを適正に理解するために、種々の許容 されたパラメータのトラック位置に対する読み出し専用メモリを参照すると同時 に、共通ＩＤコード辞書及び共通記号辞書のための読み出し専用メモリヱｏ。

及び８００を参照する必要がある。

カメラに　る　・な　ロール　゛み　コード次に特許請求の範囲及び図９を参照 すると、フィルム製造者によってのみ使用されるＩＤ標識６２０としての”　［ ”及び総ての他のユーザ〔カメラ、写真処理機等〕に対するＩＤ標識としての” 〈”の６ビツト記号を保存することによって、図２のカメラは常に次の未露光の コマのフィルムコマ（位置）を検出することができ、この検出は総てのカメラト ラックの始めのＩＤ標識”ぐを単に検索することによって行われる０図２のカメ ラのプロセッサ２１５にはフィルムカートリッジが装填される毎に調整する指令 プログラムを組み込むことができる。

におしる　トラックの　六・な カメラにより情報を磁気的に記録するための専用フィルムトラックの使用は図２ の例を参照して説明した。図１Ｏは、専用フィルムトラック（図１又は図３の） を用いて写真処理システムにおいて磁気的な読み出し及び書き込みを行うための 一例を示している。一般に、そのような写真処理システムは、トラック位置、Ｉ Ｄコード辞書及び記号辞書に対する読み出し専用メモリ２４０．７００．８００ のそれ自身のバージョンを用いている。

図１Ｏにおいて、フィルムストリップは、注文人カステーション９１０において 、カートリッジから取り出される（あるいは少なくとも部分的に引き出されてそ の先端部−一コマ０を露出する）、注文人カステーション９１０はディーラある いは写真処理圧に設けることができる。注文人カステーションは磁気読み／書き システムを有し、この磁気読み／書きシステムはヘッド９１０ａと、メモリ９２ ５に記憶された注文人力アルゴリズムを実行するコントローラ（マイクロプロセ ッサ〕９１５を含んでいる。このアルゴリズムは、顧客関連情報を記録するため のコマ０の正しいトラック位置を決定する。顧客関連情報は、ターミナル９２０ で入力されたかあるいは、カメラトラックから直接読み取られた、所望の印画枚 数、顧客の名前および住所等を含む、現像ｔ１９２７がフィルムストリップ１０ ０を現像して各露光コマにネガ像を形成する。

次にフィルムストリップ１００は、このフィルムストリップ１００の各コマに対 する最遺印画露光条件を決定する分類機９３０に入る０分類機はこれを、操作員 の制御による手動、あるいはイーストマンコグツク３５１Ｏカラープリンタ又は イーストマンコグツククラス３５カラープリンタで行われる如きイメージセンサ を用いた自動で行うことができる。分類＄１９３０の手動操作に含まれる例示的 な手動制御端末機が図１１に示されている。任意のネガ像に対して露光されるべ き感光性の印画紙に対する輝度値が１図１１の端末機の左側の”Ｄ”で表示され た列のボタンの中の適宜なものを押すことによって、公称１ｔｉ　（グレーレベ ル）から−４から＋４までの任意値で変えることができる。印画紙が露光される 赤、縁及び青の光の強度は、”Ｒ“、”Ｇ”、”Ｂ”でそれぞれ表示された対応 する列の適宜なボタンを押すことにより、上記と同様にして予め定めた公称値か ら−４から＋４の任意値で変えることができる。その結果えられる分類（輝度、 赤、緑及び青の印画露光値により決定される）は１分類機の磁気ヘッド９３０ａ により（図５のメモリ２４０の如き読み出し専用メモリで決定されるトラック位 置に従って）専用トラックの中の適宜な１つに記録される。

もしフィルムストリップ１００に以前に記録されたデータがこのフィルムストリ ップが以前に現像されかつ印画されたことがある（従って分類値が適宜なトラッ クの各コマに記録されている）ことを示すと、現像機９２７及び分類機９３０は 自動的にバイパスされることは理解されよう。

印画機９４０はフィルムストリップ１００を受け、各コマに以前に記録された分 類を分類機９３０により読み取り、感光性の印画紙９３７のロールの中の１コマ を対応するネガコマに対して記録された分類に合致する特性の露光値で露光する 。印画機９４０は、磁気ヘッド９４０ａの如きそれ自身の磁気読み／書きシステ ムと、コントローラ９４５と、分類機／印画機アルゴリズムを記憶したメモリ９ ５０とを含んでいる。このアルゴリズムは、図１あるいは図３の専用トラックフ ォーマットに従って印画機９４０及び分類ｆｊｉ９３０による磁気的な読み出し 及び書き込みを制御する。例えば、印画機／分類機アルゴリズムはコントローラ ９４５に対して、カメラトラック（トラックＧＯ−Ｃ３）が以前にフィルムスト リップ１００に記録されているか否かを判定することを要求する。もし記録され ていれば、図１の専用トラックフィルムフォーマットが適合して、適宜なトラッ クを読むことによってシーン関連情報（分類操作の精度を向上するために分類機 ９３０により用いられていれば）を検出する。また、メモリ９５０の印画機／分 類機アルゴリズムは印画機９４０に分類機９３０により各コマに記録された分類 値をどこで見いだすかを教える。

検査ステーションのオペレータは印画紙ロール９４３の各印画紙を見てそれらに 対して変更印画が必要か否かを判定する。メモリ９７０に記憶された検査アルゴ リズムを実行するコントローラ９６５の制御下で、任意のコマにおける変更印画 の必要性（もしあれば）を反映する検査ステーションの磁気ヘッド９６０ａによ り、データがフィルムストリップ１００の適宜なトラックに記録される。恐らく 、変更印画は不適当な分類により必要となり、最初の分類に対する訂正を計算し てフィルムストリップ１００の適宜なトラックに記録しなければならない。ある 実施例においては、検査ステーション９６０自体で行われ、また他の実施例にお いては、これはそれ自身の磁気記録ヘッド９７５ａ及びこの目的のための記録シ ステムを有する別個の再分類機９７５で行われる。フィルムストリップ１００（ 多くのこのようなフィルムストリップのロールの中に含むことができる）は、一 般にはそのロール全体を移送することにより、焼き直し印画ｔ！１９８０へ送ら れる。焼き直し印画機９８０は磁気ヘッド９８０ａを含むそれ自身の磁気読み／ 書きシステムを有しており、上記読み／書きシステムにより適宜なトラックの適 宜なデータを読んで、いずれのコマが焼き直し印画を必要としているかを判断し 、また焼き直し印画を必要とするコマの各々に対して、もともとの分類値は何で あったのかあるいは分類訂正は何であるのかを判定する。この情報から、焼き直 し印画機は、訂正された分類値を用いて、フィルムストリップ１００の適宜なコ マを露光する。

焼き直し印画機９８０により作られた焼き直し印画９８３のロールと、印画機９ ４０により作られた印画９４３のロールと、フィルムストリップ１００を含む現 像されたフィルムのロールとの総てはソータ９８５へ供給される。ソータは、個 々のオリ゛ジナルの印画及び焼き直しの印画を対応するフィルムストリップと照 合して顧客の注文に完全に合致させ、対応する焼き直し印画が形成されるとオリ ジナルの印画を廃棄する。対応する焼き直し印画が形成されたか否かの判定は、 メモリ９９０に記憶されたソータアルゴリズムを実行するコントローラ９８７を 含む磁気読み／書きヘッドシステムと、ソータの磁気ヘッド９８５ａとを介して 、ソータ９８５により行われる。ヘッド９８５ａは、フィルムストリップ１００ の適宜な１つの専用トラックから、図５に示すトラック割り当てに従って、所望 のデータを読むようにコントローラ９８７により単に制御される。

トラックに　る磁気ヘッド 平行な多数の磁気トラックにおけるデータの磁気的な読み／書きは、磁気テープ 記録及び磁気ディスク記録の分野において周知の技法である。１つの方法は、静 止した磁気ヘッドの列を用い、各トラックに１つのヘッドを設けることである。

そのような列はパーツ番号２０３４５４として、カリフォルニア州、サンジエゴ のスピンフィジックス（Ｓｐｉｎ　Ｐｈｙｓｉｃｓ）により販売されている。

本発明をその特定の実施例を参照して詳細に説明したが、本発明の原理及び範囲 から逸脱することなく、他の変更及び変形を行うことができることは理解されよ う。

Ｒ ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　４ Ｃ２使用者人力 Ｆ２　再注文／メークオーバ情報　プロセス情報Ｆ３　フィルム−ビデオ・トラ ック Ｆ４　電子的印画処理トランク Ｆ５−Ｆ１４　オーディオのための控えＦＩ　Ｇ、５ ＦＩＧ、７ タ＝　宇　ｂ−ビ１トバイＦ スヘＯ−ス　００００００ １人 −〇−−〇　−０−ロ―ロ　ローロロ　−　ロ　−ロ　−　ロ　−ロ　―−〇　 −−００−一ロ　−一ロ−−〇　−〇　ロ　−−〇　〇ロ　−　−−〇〇〇ロー 　００−一　−〇　ロー　−ｍ−〇　〇〇　〇　〇　ロ　−＋１＋＋＋−一一＋ ＋　−〇　−一一一一〇　〇〇　〇　〇　〇　〇〇〇〇ロ　−一一一　−ロ　− 一一一一ロ　ロロ　ロ　ロ　０　ロロロロロ　ロロロロ　ロ　―　−一一一一− −＋ａ　／　＋Ｊ　・”−◆−・・・−ｗＡｐ　中　−’　”””　’国際調査 報告 ２０１“＾―ａｍｌ″ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０４３６３国際調査報告 ＰＣＴ／ＵＳ　８９１０４３６３ ＳＡ　３１７１５

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．磁気ヘッドをそなえた磁気読み／書きシステムを有し、磁気的に被覆された フィルムを収容するようになされたカメラにおいて、前記フィルムが前記カメラ に収容される前に該フィルムの製造者によりフィルムに磁気データを記録される ようになされた前記フィルムの個々のコマの二重露光を防止するための方法であ って、 前記フィルムのコマが前記カメラにより露光される毎にカメラ専用ＩＤ標識を含 むデータを記録し、前記コマの先端側の位置で始まる少なくとも１つの磁気トラ ックを前記フィルムに記録する段階と；前記フィルムの一連のコマを前記磁気ヘ ッドを通して移送し、あるコマにおいて前記磁気システムがカメラ専用ＩＤ標識 の欠落を検出するまで、前記磁気システムにより前記カメラＩＤ標識に対応する データを検索し、その後前記あるコマを前記カメラの中において並置して該ある コマの露光の準備を行う段階と；を備える方法。
2. ２．請求項１の方法において、前記フィルムの製造者が、前記カメラ専用ＩＤ標 識とは異なる製造者専用ＩＤ標識を用いることを特徴とする方法。
3. ３．請求項１の方法において、前記データが、前記カメラ専用ＩＤ標識を除く記 号の組により表示可能であることを特徴とする方法。