JPH04500843A - 内燃機関のための燃料噴射ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関のための燃料噴射ポンプ 背景技術 本発明は請求項１の上位概念に基〈燃料噴射ポンプに関する。これは、西ドイツ 国特許出願公開公報第３１４８５９６号明細書に公開されており、ポンプケーシ ング内に配置された調整部材の位置を電位差計発信器によって検出している。そ の際調整部材は調整軸によって作動せしめられ、かつ調整部材の位置は、調整軸 を介し電位差計発信器によって検出されている。

電位差計発信器は、電気的なｗ続導線を介してポンプケーシングの外方に位置す る測定装置に接続されている。電位差計発信器は、機械的な滑動接触部で作動し ているため、該接触部が摩耗に晒されるという欠点を有している。電位差計発信 器を燃料で充填された空間内で作動せしめるようにするためには、例へば材料の 選択に関し特別な対策が必要である。またポンプケーシングを貫通する電気的な 接続導線を気密状に取り付けるためには、多大の費用が必要である。

本発明の利点 請求項１に記載の特徴を備えた本発明の燃料噴射ポンプの利点は、調整部材の位 置が変位発慮器で検出され、該変位発信器は非接触で測定される測定方法で作動 するため、その際摩耗が全く発生しな−という点である。ポンプケーシング内に 配置された変位発信器の可動部材は、燃料内で問題なく作動することができ、か つ非接触で測定される測定方法であるため、ポンプケーシングの外方に配置され た電気的な構成部材を有する変位発信器の不動部材に、電気的な接続導線を介し てこれを接続せしめる必要がない。

請求項２以下に記載の対策によって、燃料噴射ポンプの有利な構成と別の構成と が可能である。請求項２乃至乙には、数量調整機構の位置を検出するだめの変位 発信器の可動部分の、特に有利な配置と構成とが記載されている。請求項７に基 〈構成によって、数量調整機構の位置が直接検出され、また測定結果が、変位発 信器の可動部分と数量調整機構との間に配置された作動部材の公差によって誤造 されるようなことがなくなる。請求項８には、噴射調整機構の位置を検出するた めの、変位−発信器の可動部分の有利な構成が記載されている。請求項１０には 測定方法が記載されており、該方法により変位発信器の可動部分の位置を非接触 で検出することが可能になる。

図　面 本発明の実施例を図面に図示し、次の説明でこれを詳細に述べる。その際、図１ は変位発信器の第１実施例を備えた燃料噴射ポンプの縦断面図、図２は変位発信 器の第２実施例の図、図３は変位発信器の第６実施例の図、図４は変位発信器の 第４実施例の図、図５は変位発信器の第５実施例の図、図６は変位発信器の第６ 実施例を備えた図１の線Ｖｌ−Ｖｌに沿った燃料噴射弁の横断面図、を夫々示し ている。

実施例の説明 図１に図示の燃料噴射ポンプはポンプケーシング１内に配置されたポンプピスト ン２ｔ−有しており、該ポンプピストン２は、ポンプシリンダ３内を案内され、 １方がポンプ作業室４を閉鎖し、他方がポンプシリンダ３から燃料の充填された ポンプ内室５内に突出している。その際ポンプ内室５内の燃料の圧力は、制御機 能を実行するため、回転数に依存して制御されている。

ポンプピストン２ば、ストロークディスク６を介してそのポンプ内室５内に突出 した側部上で駆動軸７に結合されている。ストロークディスク６は、ローラリン グ８内に配置されたローラ９ｔ−介してポンプケーシング１に支持されている。

ローラリング８は、半径方向でその内方に係合しているポンプケーシング１内の ピン１１によって回転せしめられている。ビン１１は、そのローラリング８に向 い合って位置する端部が燃料噴射ポンプの長手方向軸線１２に対し横方向に運動 可能な、ばね１３の力に抗してポンプ内室圧力によって作動可能な、ピストン１ ４に係合している。

ポンプピストン２は、ストロークディスク６によって回転せしめられ、かつ同時 にローラ９とストロークディスク６によって発生せしめられる長手方向軸線１２ に沿った運動を構成している。ポンプピストン２は、長手方向孔１５、長手方向 孔１５内に開口している横方向孔１６及び孔１５を貫通して横方向に延びている 帰流孔１７ｔＷしている。ポンプピストン２の長手方向の運動は、所定の燃料量 の高圧吐出のために使用すれ、かつポンプピストン２０回転運動により、長手方 向孔１５と横方向孔１６とを介して個々のエンジンシリンダに配設されたポンプ ケーシング内の吐出通路２０を制御している。帰流孔１７は、所要の燃料量がポ ンプぎストン２によって吐出されるまで、数量調整機構として使用されているリ ングスライダ２１によって覆われている。次いで帰流孔１７がリングスライダ２ １から開放される。そしてその上死点に到達するまで尚吐出される燃料量をポン プピストン２により帰流孔１７を介してポンプ内室５内に帰流せしめる。リング スライダ″２１はポンプピストン２上を長手方向にスライド可能であるため、リ ングスライダ２１の位置によって燃料噴射量を調整することができる。リングス ライダ２１は、これに偏心的に１体成形された連行器２３ｆ：介して長手方向軸 線１２に対し横方向に延びているリングスライダ２１の外套面内の溝２１内で係 合している調整軸２２によって、長手方向にスライド可能である。調整軸２２は 、ポンプ内室５内の燃料にて作動せしめられている。燃料噴射量の制御のために は、リングスライダ２１の瞬間の位置に亘って情報が必要である。リングスライ ダ２１の位置の検出には変位発信器が使用されており、該変位発信器は、非接触 で測定される測定方法の原理に基込て作動し、リングスライダ２１に結合されて 運動可能な機械部材と、ポンプケーシングの外側部上に装着された不動の電気部 材とから成っている。

図１に図示の変位発信器の第１実施例にあっては、その可動部材２８が、ポンプ ケーシング１に向き合った調整軸２２の側部の上で調整軸２２に回動不可に結合 されており、片側は調整軸２２から有利には半径方向に突出している半円ディス クとして構成され、該半円ディスクはポンプケーシング１の隣接する部材に対し 平行に延びている。変位発信器の不動部材２９は、可動部材２８に向き合って位 置するポンプケーシング１の外側部の上に装着されている。

図２に図示の、変位発信器の第２実施例にあっては、可動部材１２８が、リード 角の大きいねじ１３０を介して調整軸１２２に連結され、かつ回動不可にポンプ ケーシング１内に配置されている。可動部材１２８は調整軸１２２から離反した 側部上にピン１３１を有し、該ビン１３１はポンプケーシング１のコツプ状区分 １３２内に潜っており、その上方に変位発信機の不動部材１２９が配置されてい る。調整軸１２２の回動運動は、リード角の大きいねじ１３０を介して変位発信 器の可動部材１２８の長手方向の運動に変換される。

図３に図示の、変位発信器の第３実施例にあっては、可動部材２２８が、調整軸 ２２２に偏心的に１体底形された連行器２３０を介して調整軸２２２に連結され ている。可動部材２２８は、片側が突出しかつ調整軸２２２に対し鉛直に突出し 、かつそのピン状の端部２３１がポンプケーシング１のコツプ状区分２３２内に 突出し、該ポンプケーシング１の上に変位発信器の不動部材２２９が配置されて いる。また可動部材２２８は、調整軸２２２０回動の際コツプ状区分２３２内で 軸方向に移動せしめられる。

図４に図示の、変位発信器の第４の実施例にあっては、可動部材３２８が中空シ リンダとして構成され、かつ調整軸３２２の上に回動不可に載置されている。

中空シリンダ３２８は、その外周部上においてもその長手方向軸線に沿っても、 共に互いにずらされて配置された２つの窓状の切欠き３３０を有している。中空 シリンダ３２８はポンプケーシング１のコツプ状区分３３２内に突出し、その際 中空シリンダ３２８とコツプ状区分３３２との間にスリーブ３３１が配置されて おり、該スリーブ３３１は、ポンプケーシング１に剛性状に結合され、かつ中空 シリンダ３２８の切欠き３３０の上で一致する２つの開口部３３３１−Ｎしてい る。開口部３３３は、中空シリンダ３２８の長手方向軸線の同一高さ上に配置さ れており、その片方の切欠き６６０が調整軸３２２の回動の際開口部３３３によ って益々開放され、１方他方の切欠＠３３０がスＩＪ−デ３３１によって益々閉 鎖されるように、切欠＠３３０が例へは外周方向に装着されている。コツプ状区 分の外方側部の上には変位発信器の不動部材３２９が装着されている。

図５に図示の、変位発信器の第５実施例にあっては、可動部材４２８がリングス ライダ４２１に剛性的に結合されている。リングスライダ４２１の調整方向に対 し平行に延びている可動部材４２８のピン状端部４３１が、ポンプケーシング１ のコツプ状区分４３２内に突出し、該ポンプケーシング１の上に変位発信器の不 動部材４２９が配置されている。コツプ状区分４５２は、場所的な理由から取付 けに好都合なように、ポンプケーシング１の外周上の位置に配置することも可能 である。変位発信器の可動部材４２８はリングスライダ４２１との直接的な結合 により、その位置が特に正確に検出される。その理由は、中間接続構成部材の公 差が全く存在しないからである。

図６に図示の、変位発信器の第６実施例にあっては、可動部材５２８が、噴射調 整機構として使用されている噴射調整ピストン５１４のぎン状端部５３１として 構成されており、該ピストン５１４はポンプケーシング１のコツプ状区分５６２ 内に突出し、該ポンプケーシング１上に変位発信器の不動部材５２９が配置され ている。

測定原理としては例へば誘導電流原理又は渦電流原理が使用されており、その際 変位発信器の不動部材は少くとも１つのコイル領域内し、可動部材は電気良導体 から取り、またコイル領域内のポンプケーシングは電気的な不良導体、例へばプ ラスチック又はセラミックスから成っている。誘導電流原理の際には非磁性的な 金属をコイル本体として使用することもできる。

ＦＩＧ、３ 国際調査報告 □１□−・　ＰＣＴ／ＤＥ８９　′００４９ε国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関のための燃料噴射ポンプてあつて、ポンプケーシングによつて取り 囲まれたポンプ内室と、ポンプケーシング内に配置された少くとも１つの調整部 材と、これに配設された変位発信器と、を備えている形式のものにおいて、変位 発信器の電気的不動部材（２９）がポンプケーシング（１）の外側部の上に配置 され、かつ変位発信器の機械的可動部材（２８）が、調整部材（１４，２１）に よつて運動せしめられるポンプ内室（５）内の部材として配置されており、また 変位発信器が非接触で測定される測定方法の原理に従つて作動していることを特 徴とする、内燃機関のための燃料噴射ポンプ。 ２．ポンプピストンによつて高圧下で吐出される燃料噴射量を制御するための、 ポンプ内室内に配置された数量調整機構を備えており、その際数量調整機構は軸 を介して調整可能であり、該軸が偏心的に該軸に１体成形された連行器を介して 数量調整機構に係合している形式のものにおいて、可動部材（２８）がポンプケ ーシング（１）に向き合う軸（２２）の側部上で軸に結合されていることを特徴 とする、請求項１記載の燃料噴射ポンプ。 ３．可動部材（２８）は、軸に回動不可に結合されかつポンプケーシング（１） に対し僅かの距離で配置されており、また１方の側部が軸（２２）の長手方向軸 線に対し偏心的に突出し、かつ不動部材（２９）の側方に配置されたケーシング （１）の壁部に対し平行に延びている構成部材として構成されていることを特徴 とする、請求項２記載の燃料噴射ポンプ。 ４．可動部材（１２８）が軸（１２２）にねじ（１３０）を介して連結されてお り、その際可動部材（１２８）は、ポンプケーシング（１）内でスライド可能に 配置されており、またピン状の段部（１３１）がポンプケーシング（１）のコッ プ状区分（１３２）内に突出し、その上方の外方に不動部材（１２９）が配置さ れていることを特徴とする、請求項２記載の燃料噴射ポンプ。 ５．可動部材（２２８）が、軸（２２２）に偏心的に装着された別の連行器（２ ３０）を介して軸（２２２）に連結されており、またピン状の段部（２３１）が ポンプケーシング（１）のコツプ状区分（２３２）内に突出し、その上方の外方 に変位発信器の不動部材（２２９）が配置されていることを特徴とする、請求項 ２記載の燃料噴射ポンプ。 ６．可動部材（３２８）が中空シリンダとして構成されており、該中空シリンダ は、軸（３２２）に回動不可に結合されて窓状の切欠き（３３０）を有し、該切 欠きは、外周上においても又中空シリンダ（３２８）の長手方向軸線に沿つても 、共に互いにづらされて配置されており、その除ポンプケーシング（１）内で回 動不可に配置されたスリープ（３３１）が、中空シリング（３２８）を取り囲み 、かつ中空シリンダ（３２８）の切欠き（３３０）の上に一致する開口部（３３ ３）を有しており、また中空シリンダ（３２８）とスリープ（３３１）とがポン プケーシング（１）のコップ状区分（３３２）内に突出し、その上方の外方に変 位発信器の不動部材（３２９）が配置されていることを特徴とする、請求項２記 載の燃料噴射ポンプ。 ７．ポンプピストンによつて高圧で吐出される燃料噴射量を制御するために、ポ ンプ内室内に配置された数量調整機構を備えている燃料噴射ポンプであつて、可 動部材（４２８）が、その１方の端部上で数量調整機構（４２１）に直接剛性的 に結合されており、またその他方のピン状の端部（４３１）が、ポンプケーシン グ（１）のコツプ状区分（４３２）内に突出し、その上方の外方に変位発信器の 不動部材（４２９）が配置されていることを特徴とする、請求項１記載の燃料噴 射ポンプ。 ８．噴射時点を制御するために、ポンプケーシング内に配置された噴射調整機構 を備えている燃料噴射ポンプであつて、可動部材（５２８）が噴射調整機構（５ １４）のピン状区分として構成されており、該噴射調整機構はポンプケーシング （１）のコツプ状区分（５３２）内に突出し、その上方の外方に変位発信器の不 動部材（５２９）が配置されていることを特徴とする、請求項１記載の燃料噴射 ポンプ。 ９．ポンプ内室（５）が燃料で充填されていることを特徴とする、請求項１から ８までのいづれか１項記載の燃料噴射ポンプ。 １０．測定原理として誘導電流原理又は渦電流原理が使用されており、また変位 発信器の不動部材（２９）が少くとも１つのコイルであるてとを特徴とする、請 求項１から９までのいづれか１項記載の燃料噴射ポンプ。