JPH04500245A - 木材パルプ、とくに故紙を含む木材パルプの処理法と、それを粉砕するためのかくはん機 - Google Patents
木材パルプ、とくに故紙を含む木材パルプの処理法と、それを粉砕するためのかくはん機Info
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- JPH04500245A JPH04500245A JP1509114A JP50911489A JPH04500245A JP H04500245 A JPH04500245 A JP H04500245A JP 1509114 A JP1509114 A JP 1509114A JP 50911489 A JP50911489 A JP 50911489A JP H04500245 A JPH04500245 A JP H04500245A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
木材バルブ、とくに故紙を含む木材バルブの処理法と、それを粉砕するためのか
くはん機
本発明は木材繊維バルブの処理法に間するものであり、さらに詳しくは、請求項
1の前文に述べた種類の故紙または再生紙を含むバルブを処理する方法−2間す
るものである。
もう一つの態様によれば、本発明は、微細に分割されている木材繊維バルブ、ざ
らに詳し・くは請求項6の前文に述べた種類の木材繊維バルブのためのかくはん
機に間するものである。
従来の技術に従ってこのようなバルブを処理する場合、そのバルブは、スクリュ
ープレス手段によって脱水区間のバルブを収水し5、バルブ粘稠度を4−6%と
いう処理開始時の値から、約30%という処理終了時の値まで増加するための段
P1を含む、複数の段階で処理される。
バルブは脱水区間から加熱区間へと送られ、そこでバルブが進行する間にその区
間に蒸気が供給される。この区間でバルブはいわゆるバルブ破砕機によって処理
され、この破砕機はバルブを粉粒体または微細粒子または他の形に変え、飽和蒸
気によってそのバルブを迅速に、また均一に望む温度まで加熱できるようにする
。
平均蒸気消amは、バルブ1トンあたり約300靴 である。
力r#され、また微細に分割されたバルブは、そのあと、かくはん機に送られ、
このかくはん機によってバルブ材料は、高粘稠度でゆっくりと加工できる。これ
は、かくはん機の相互に対向する歯付き円盤によフて、つまりその1枚の円盤が
もう1枚の円盤に対して回転することによフて、行うことができる。かくはんギ
ャップを、を気油圧式の!iltによって適切に、作業中に調整する。
処理されたバルブの温度は、処理するバルブの性質によって、例えば80℃から
120℃までの間で変1ヒする。バルブ内の繊維は、過度の高温の場合には、破
壊されるか、または損傷を受けやすい。
加熱区間から出てくるバルブの粘稠度は30%までである。この粘稠度は前記区
間に送出された加圧蒸気によって、ある程度まで減少する。
通常は希釈水または希薄水がかくはん過程の間に加えられ、したがってかくはん
機からポンプて送り出されろバルブの粘稠度は3.5%から6%の間にある。し
かしバルブ粘稠度が約10%に高まる場合もある。
+2−13%を越えると、現在の技術ではもはやバルブを送り出すこと;まてき
ない。
しかしそれ以上に高い粘稠度を必要とする場合が多く、25−30%またはそれ
以上のイ0かめられる場合がある。し・かし・そのような粘稠度は従来使用され
てきたバルブ処理法によっては達成することができない。
同時に、供給する蒸気の温度および/または圧力を増加し・たいという要求があ
り、この要求はバルブになった汚染度の高い再生紙を処理する場合に特に明白な
ものとなる。
し・かし・蒸気の熱含量を効果的に回復する点て、困難が生し、る。
例えは、蒸気が装置から吹き出し、その結果十分に役立たなくなろ。
この処理法の現状を示す例は、SE、8.435532とFl、8.66927
(いずれも5unds Defibrator)およU Fl、B、58]7
] (keskuslab。
rat、orio)に見られる。これらの従来の方法と装置の場合、蒸気は別々
の蒸気出口から除去され排出されて、その蒸気が再利用できるようになっている
。
これらの従来の方法は、いずれも再生紙を含むバルブの処理、特に汚染度の高い
紙の処理に間するものではない。
本発明の主要目的は、加熱区間に供給された蒸気の熱含量をより有効な方法で利
用できるようにする、木材繊維バルブの改良処理法を提供し・、それによって汚
染度の高い再生紙をもつと効果的に処理できるようにし・、処理ずみ最終製品の
バルブ粘稠度を増加することである。
もう一つの目的は、i純な手段によって処理製品の主要パラメータに連合するこ
とができ、処理過程中の主要温度が100℃以下の媛と、実質的に100℃以上
の値の間で変化する場合に、良好な結果を得ろことができ、従来は達成できない
と考えられてきたバルブ粘稠度での#L終製品を生産する、処理方法を提供する
ことである。
本発明のもう一つの目的;J、主要な構造を複雑(ヒすることなく、供給された
蒸気の熱含量をもつと有効に利用できろようにし、バルブの汚染の程度やバルブ
の他の性質に従って簡単に調整と制御を行うことができ、最終製品の望む性質に
従って、またさらに詳し、くは入って来るバルブの粘稠度に間違して、容易に調
整ができる、木材繊維バルブ、さらに詳しくは再生紙を含む木材繊維バルブを、
処理するための装置を提供することである。
r発明の概要】
従って本発明の一つの態様は、微細分割されたバルブをかくはん機からスクリュ
ープレスへと送る段階があり、そのスクリュープレスの一端が、圧縮されたバル
ブの主要な密封プラグを形成するように、蒸気の分MiIIれを起こさずに閉し
・られていることを特徴とする、前記のような種類の方法にある。
スクリュープレスの内部に形成されたプラグは、!!置からの蒸気の漏れに対す
る効果的な密封を行い、それによって処理されたM終製品のバノしブ粘同度を増
加させることができろ。
このようにして、本発明の方法は30%またはそれ以上のバルブ粘稠度を達成す
ることができる。
また加熱区間での蒸気、8度を増加させることができろ、これは汚染度の高い再
生紙を処理する場合に特に有利である。本発明の範囲内で、120℃またはそれ
以上の上限の温度を使用することができる。加納区間に送出した蒸気の圧力もま
た増加させることができ、処理過程での産出量を改善することができろ。
実際上は、スクリュープレスの前記の一端をバルブ装置で閉し・、そのバルブ装
置を逆圧により作動させ、前記バルブに対し、てプラグが加える圧力があらかし
・め設定し・た値を超過すると開くようにする方法が好ましい。
バルブ装置によって加える逆圧が高くなるほど、プラグはかたくな(]、または
J密になり、また汚染物をバルブから除去する効率が高くなる。
また蒸気の圧力と温度を調整し、またバルブの汚染度に応じてバルブが加える逆
圧をyIUするということも、本発明の範囲内にある。
もう一つの9様によれは、本発明は、微細分割された脱水および加−木+s a
liバルブのためのかくはん機に閘するものであり、このかくはん機は、微細分
割したバルブの出口がスクリュープレスへと通じ、そのスクリュープレスによっ
てバルブが蒸気の分離漏れを起こさずに進行することを特徴とし、またスクリュ
ープレスの一端がバルブ装置で閉じられており、前進するバルブが圧縮され、前
記の一端でプラグ密封を達成することを特徴とする、かくはん機に間するもので
ある。
本発明による装置のその他の特徴は、従@装置請求項で述べる。
本発明の理解を容易にし・、またざらに他の特徴を明らかにするため2こ、本発
明の実81!例を図面を参照しながら、より詳細に説明する。
図面の簡単な説明
@1は本発明による方法を実施するための処理装置のいくつかの構成部分の基本
構造を表している。
図2は処理設幡のかくはん種部分の側面図で、一部を切欠き図にしたものであり
、かくはん機が、装置を密封するバルブ−プラグを作り出すような方法で、スク
リュープレスまたは「プラグ送り出しスクリュー」と協同作動する方法を表し・
ている。
図3は、図2に示した装置の端面図である。
図1は、再生紙を含むバルブ処理のための設備の主要構成部のいくつかの41!
略図である。
バルブは導管2を通じてスクリュ一式脱水装置3−二送られ、その装置のなかで
バルブは処理開始時の粘稠度2%から処理終了時の粘稠度8%まで脱水され、バ
ルブから搾り出された水は導V 19を通じで排出される。
脱水区間にはスクリュープレス4も含まれており、この装置によって、バルブ粘
稠度は処理量始時の値6%がら処理終了時の+II 30%に増加する。スクリ
ューは硬質合金で被覆しである。スクリューブしスは、かくはんS置のすへての
部分が容易に接近できるように、設計されている。その後バルブは、プラグスク
リュー5によって運はれ、垂直コンベヤスクリュー6によって、処理装置の加熱
区間に位置するバルブ破砕機へと運ばれろ、蒸気は、多枝管注入装置t8を通し
・で、バルブ破砕機の縦軸に沿って、異なった位置で導入される。蒸気の圧力と
温度は、流入するバルブの汚染の程度によって変化する。
バルブ破砕機は、バルブのかたまりを微粒子に変え、それによってバルブが均一
にまた迅速に加熱できろようにする。微細分τりされたバルブはこのようここ、
飽和蒸気を使って、望みの温度に効果的に加熱する二とができろ、蒸気の超過圧
力は、通切なバルブ装置を使って制御する。
加ML、たバルブ粉粒体をバルブ破砕機7からコンベヤスクリュー9を通し・て
かくはん機10へと移動する。か<:!ん機10は縮尺を大きくし・、またかく
はんII託分を切欠き図にXして、図2に示し・である。
図2で分かるように、かくはん祷は、注入口の付いたハウジングloaを含んで
おり、その注入口を通じてバルブが軸方向に中央の送入区間に送出される。
かくはん機にはローターI+が含まれており、これは電動機によフて回転し、、
送入区間ft近に位置するその端にポンプ羽根が付いている。またそのローター
には、歯12aをそなえた周辺部のある円盤12が付いている。これらの歯はか
くはん機に流入するバルブを微細分割するように、ハウジングに固定させて取付
けた歯付きリングまたは円盤の歯とかみ合うようにし・である、希釈水が導管1
3.14、を通してかくはん機に送出される。
かくはん機はまた、フランジJobによってハウジングに接続された出口16を
含んでいる。
出口16のフランジ接続部10bが、スクリ】−プレスまたはプラグ送出スクリ
ュー20の対応するフランジ接続部20bに接続されている。スクリュー20の
一端に螺形弁21がそなえられ、ピボットジャーナル22に縦口するように取付
けてあり、空圧ピストンシリンダ装置B、24で作動する。ピストンシリンダ1
ullの取付けは、螺形弁21が、スクリュー20の前記の一端に形成されたバ
ルブプラグに対し・て設定された逆圧を加えろように、調整手段(1!I示せず
)で¥A!!する。このようにして螺形弁は、プラグによる圧力が前記の設定圧
力を超過する場合に間き、それによフて、プラクは望みのバルブ粘稠度、即ち3
0%またはそれ以上のバルブ粘稠度てスクリューから排出される。
以上の説明から分かるように、バルブプラグはBItF:密封し、超過圧力と比
較的高い温度、例えば11.0−120℃て装置に送出される蒸気の熱含量が、
最も有効な方法で利用できるように、機能する。
装置に送出される蒸気の圧力と温度は、処理されるバルブの汚染度が高い場合、
適切に調節される。同様に、ピストンシリンダ装!!23によって螺形弁21に
加えられる逆圧もまた、バルブの汚染の程度に都し・てtA?Iされる。
図2と3から分かるように、かくはん機とスクリュー20の間にあるフランジ接
続部10bと20hの断面は長方形であり、それ;こよってかくはん機出口とス
クリュー人口の内側寸法、即ちかくはん機からスクリューに移されるバルブが1
x涜する面積は、ローター円盤12の直径に、相互にかみ合う歯付き円盤の領域
でのかくはん機の至福を掛は合わせた面積に、はぼ対応すること2二なる。
すてに述べたように、前記のようなプラグ送出スクリューをかくはん機に直接接
続し・たことによって、バルブ製品の粘稠度を30%またはそれ以上に1昇させ
ることができ、また装置に供給する蒸気のエネルギー含量を効果的に回復するこ
ともてきる。なぜならスクリュー20の前記の一端に構成されたバルブプラグが
効果的に装置を富閉し、蒸気の熱含量を最良の方法で利用できるようにするから
である。
高粘稠度バルブをかくはん機によって狭い導管または狭い空間を通して注入する
ことはできないので、かくはん機出口の杉状は重要である。
従って、図の実施例で示し・たように、かく:、tん機出口の寸法は相対的に大
きい。出口が他の点に間してどのように配置されるか、またはかくはん機とプラ
グ送り出しスクリューが互いに対してとのように配置されるかは、本発明にとっ
て重要でない。この点てただ一つの重要な特徴は、2つの部分が一緒になって審
問し・た装置を構成し、装置から蒸気が逃げないように、スクリュー内に構成さ
れたバルブプラグが作用するということである。
かくはん機の上流にある処理装置内の構成部品は、主要な作動条件によって変化
することがあるや
Llこ、瑛在のところ、本発明の範囲内で、との位の処理温度を使用することが
できろか、またはとの位のバルブ濃度が達成できるのかを正確に述べることはで
きない、しかし本発明によって相当に高い作業温度で作動できるようになり、そ
の結果これまて可能と考えられてきたより相当に高いバルブ粘稠度を得ることが
できろよう2二なったことが実証された。この点に間し・であげられた数字は、
概略値として考えるへきてあり、本発明を適用する場合には、さらに高い囁が得
られる可能性がある。
国際調査報告
Claims (9)
- 1.バルブが、脱水区間を通過した後に加熱区間へと送出され、また前記区間に 蒸気を供給すると同時にその内部を前進し、そのあとかくはん機の中で微細分割 される方法において、微細分割されたバルブを、蒸気の分離漏れを起こすことな く、かくはん機からスクリユーブレスヘと送出し、そのスクリューブレスの一端 が密閉されており、バルブを圧縮して前記一端でブラグを密閉するようになって いることを特徴とする、木材繊維バルブ、特に再生紙を含むバルブを処理する方 法。
- 2.ブラグにより加えられる圧力が設定値を越えると、バルブ装置が開くように なっていて、逆圧を加えるそのようなバルブ装置によってスクリューブしスの前 記一端を閉じることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 3.100℃以上の、またはおそらく110℃以上の、または場合によっては1 20℃以上の温度で、バルブをスクリューブレスヘと送出することを特徴とする 、請求項2記載の方法。
- 4.希釈水をかくはん機に送出する方法であって、スクリューブレスの内部に形 成されたブラグのバルブ粘稠度が10%を越え、またはおそらく20%を越え、 または30%を越える場合があることを特徴とする、請求項1から3のいずれか に記載の方法。
- 5.汚染度の高いバルブを処理する方法であって、バルブが汚染されている程度 に従って、送出される蒸気の圧力と温度そ調整し、バルブ装置により加えられる 逆圧を調整することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- 6.木材繊維バルブ、特に再生紙を含むバルブを処理するかくはん機で、 a)実質的に軸方向にバルブを注入区間へと導くための入口を備えたハウジング (10a)と、 b)入口区間の領域にできればホンブ羽根を備えているローター(11)と、 c)ローターに取付けられ、歯(12a)を備えた周辺部があり、その歯がリン グまたは円盤上の対向する歯とかみ合い、そのリングまたは円盤がバルブそ微細 分割するためにハウジングの内部でできれは固定される円盤(12)と、 d)入口が接続部(10b)によってスクリューブレス(20)に接続され、そ のスクリューブレスが、蒸気の分離漏れを起こさずに、バルブをスクリューの一 端へと前進させ、また前記スクリューの前記一端をバルブ装置(21)によって 密閉し、バルブを圧縮して、スクリユーブレスの前記一端の付近でブラケ密閉を 達成することを特徴とする、微細分割される出口(16)と、を含む前記かくは ん機。
- 7.接続部(10b)は、実質上、長方形の断面を有し、前記接続部の内側寸法 が、ローター円盤(12)の直径と歯付き円盤によって占められたその領域内で のかくはん機の全幅とにほぼ対応することを特徴とする、請求項6記載のかくは ん機。
- 8.バルブ装置(21)が例えば空圧作動装置(22.23.24)により密閉 され、この空圧作動装置が、前記バルブに対して加えられる形成されたブラグの 圧力が設定値を越える場合には、前記バルブが開くようになっていることを特徴 とする、請求項6と7に記載のがくはん機。
- 9.蒸気の導入とともに前記入口へと送出される汚染度の高いバルブを処理する ことを特に目的とするかくはん機てあって、バルブが汚染されている程度に従っ て、バルブに導入される蒸気の圧力と温度を制御し、またバルブ装置(21)が 加える逆圧を制御するための手段があることを特徴とする、請求項6から8まで のいずれかに記載のかくはん機。
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