JPH04500239A - 超高強度al―cu―li―mg合金 - Google Patents

超高強度al―cu―li―mg合金

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JPH04500239A JP1508797A JP50879789A JPH04500239A JP H04500239 A JPH04500239 A JP H04500239A JP 1508797 A JP1508797 A JP 1508797A JP 50879789 A JP50879789 A JP 50879789A JP H04500239 A JPH04500239 A JP H04500239A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 超高強度^L−Cυ−L I−MG合金発明の分野 本発明は、冷間加工の有無に無関係の高い人工時効強度、冷間加工の有無に無関 係の強力な自然時効反応、高い強度/延性の組み合わせ、低密度、及び高い係数 のような極めて望ましい特性を持つことが明らかにされた、Al−Co−Li− Mg系合金に関する。さらに、この合金は良好な溶接性、腐食抵抗、極低温特性 及び高温特性を持つ。
これらの合金は航空宇宙機器、航空機、装甲板及び装甲車の用途に特に適してい る。これらの用途では、比強度(強度を密度で除したもの)の高いことが重要で あり、自然時効作用の良好であることが実用的である。何故なら、多くの場合完 全な熱処理を行うことが実際的でないからである。さらに、本合金はその溶接性 が良いから溶接によって結合される構造物に使用できる。
本発明によれば、CD+ Ll及びMgの量を指定範囲内に規定することによっ てAl−Co−Li−Mg系合金の性質が著しく改善される。5乃至7重量パー セントのCoを含有するA1合金の場合、Liの量を0.1乃至2.5重量パー セントの範囲内に保たなければならず、またMgの量を0.05乃至4重量パー セントまでに制限しなければならない。3.5乃至5重量パーセントのCuを含 有するA1合金の場合、Li含有率を0.8乃至1.8重量パーセントまでに制 限しなければならず、そしてMl含有率を0.25乃至]、 ell量パーセン トの範囲内に保たなければならない。
本発明によれば、LiにたいするCuの重量パーセント比の高いAl−Ca−L i−Mg合金を造ることによって特別な利益が得られる。
発明の背景 アルミニウム及びその合金の、低コスト、低密度、耐蝕性、および加工の容易さ などの優れた性質はよく知られている。
アルミニウム合金の強度を向上させる重要な方法の1つは熱処理である。アルミ ニウム合金の熱処理には従来3つの基本的な工程が用いられる:(1)溶体化処 理;(2)急冷:及び(3)時効である。さらに、低温加工工程が時効の前に加 えられることが多い。溶体化処理は、十分な高温において且つ十分永い時間、合 金を均熱し、アルミニウム中に析出物形成元素がほぼ均一に含まれた固溶体を造 ることである。その目的は実際に可能な最大量の可溶性硬化元素を固溶体中に取 り入れることである。
急冷は溶体化処理の間に造られた固溶体を迅速に冷却して、室温において過飽和 の固溶体を造るためである。
時効工程は迅速に冷却された過飽和の固溶体から強化析出物を形成させるためで ある。析出物は自然(雰囲気温度)、または人工(高温)時効技術を用いて形成 される。自然時効において、急冷された合金は比較的長時間、=20乃至+50 ℃の温度、一般的には室温に保持される。
ある合金組成物の場合、自然時効のみから得られる析出硬化によって有益な物理 的ならびに機械的性質がもたらされる。人工時効において、急冷された合金は析 出硬化をもたらすため一般に約5乃至48時間の間、通常100乃至200℃の 温度に保持される。
熱処理によっ“CAi合金の強度の増加し得る程度は使用する合金添加物の種類 と量によって決まる。アルミニウム合金に銅をある量まで加えることによって強 度が改善される、そしである場合には溶接性が向上する。AI−C。
合金にマグネシウムをさらに加えることは、耐食性を改善し、冷間加工を先に行 わない場合の自然時効反応を強め、モして強度を増す。しかしMg濃度が比較的 低いときでも溶接性は減少する。
銅とマグネシウムの両方を含有するアルミニウム合金で市販されているものの1 つは 合金2024であってその公称組成はAh 4.4 Co −1,5Mg  −0,6Mnである。合金2024は広く用いられている合金であって、高強 度で、粘り強く、高温特性が良好であり、自然時効反応も良好である。しかし、 その耐蝕性は、いくつかの焼もどしく!empe+)条件のときに貧弱であり、 本発明の合金の場合に得られる超高強度及び極めて強力な自然時効反応を示さな い、そして溶接が限定的に可能であるにすぎない。
2024の溶接継ぎ手は殆どの場合実用的に使用できるとは考えらでいない。
そのほかの市販のAl−Co−Mg合金は合金2519であってその公称組成は AI −5,6Cu −0,2Mg −0,3Mn −0,22+ −0,06 Ti −0,05Vである。この合金はアルコア(AIcoりによって2219 の改良品として開発され、現在、各種の航空宇宙の用途に用いられている。Al −Cu系に対するMgの添加は、低温加工を先に行わずに自然時効反応を可能に するが、2519の強度は、最も高強度の焼きもどしの場合に2219より少し 改善されるにすぎない。
モンドルフオ(Mon、dollo )による従来のAl−Cu−Mg合金に関 する再検討の研究によれば、MgにだいするC11の比が8対1より大きい合金 において、主要な硬化剤はCuAl□の種類の析出物である[アルミニウム・ア ロイズ(ALUMINUM ALLOYS)ストラクチュア・アンド・プロノぐ 一ティズ(STRUCTtlRE AND PROPERTiES)、LF、モ ンドルフオ、ボストン・バターワーズズ(luNe+wo+tb+l、1976 年、502頁を参照されたい)。
ボルメアー(Po1mex+)は米国特許第4.772.342号においで、A l−Co系に銀とマグネシウムを加えて高温特性を改良している。好ましい合金 の組成は^l−6,OCo −0,5Mg−0,4Ag−0,5Mn−0,l5 2r−0,IQV−0,05Siである。ポリメアーは観察された強度増加をM gとAgの存在時に生じる「オメガ相J (’ omegx phase’)と 結び付けている[[デベロプメント・オブ・アン・エクスベリメンタル・ロウト ・アルミニウム・アロイ・フォア・ユース・アット・ニレベイテッド・テンペレ イチュアーズ、 J (’Developmcnt of an Expe+i menfxl W「ought AluminulAllo7 fat Use  N Elev@!cd 丁empe+xturet、’)ポルメアー、アルミ ニウム・アロイズ(ALUMINIIM ALLOYS)・ゼア・フィジカル・ アンド壷メカニカル・プロパーティズ(TIIEIRPHYSICAL AND  MEC)IANICAL PROPERTIES)、E^、スターク(Sta +ke)、]+、及びT、 )1.サンダース(Sindert)、 jr、、 編集者、インターナショナル・コンファレンス(Inle+nttion Co nference)のコンファレンスープロシーデイングズ(Conleren ce Proceedings)ポリーム(Voltm+e) I 、ユニバー シティ・オブ・バージニア、シャーロットビル(Chs+1ottesyill e) 、 VASIi86年6月15−20日、661−674頁、カメレオン ・プレス(ChameleonPress) 、 ロンドン、を参照願う]。
知られているとおり、Al−Mg合金及びAl−Co合金にリチウムを加えると 、密度が低下し、弾性係数が増し、そして比剛性が大幅に改善され、人工時効硬 化反応が強化される。しかし従来のAl−Li合金は一般的に、必要な強度水準 において延性が比較的低く、かつじん性が必要とされるより低いことが多く、そ のためそれらの用途が少ない。
融解及び鋳造における問題点が^1−Li合金の使用を限られたものにしている 。例えば、Liの反応性は極めて強いから、Al−Liの融解物は炉のライニン グ中の耐火材と反応する。また、融解物上の雰囲気は酸化の問題を軽減するため 制御しなければならない。さらに、リチウムはアルミニウムの熱伝導率を低下さ せ、直接−冷却鋳造時のインゴットからの熱の除去を一層困難にし、そのため鋳 造速度を低下させる。さらに、2.2乃至2.7バーセントのリチウムを含有す る Al−Li融解物は最近の市販のAl−Li合金の場合に一般的であるが、 これには、爆発の危険性がかなりある。現在までのところ、これらの新しいAl −Li合金による特性上の利益は十分でなく、上述の問題点に起因する製造コス トの増大を相殺するに至っていない。その結果、これらは2024及び7075 のような従来の合金に取って代わることができない。本発明の好ましい合金はこ れらの融解及び鋳造上の問題をそれ程大きな程度には生じない。何故ならそれら のLi含有率がより低いからである。
Mgを含有するAl−Li合金はよく知られているが、これらは一般的に延性が 低く、じん性に乏しいという欠点を持っている。このような系の1つが低密度の 、溶接の可能なソビエット合金01420であって、これはフリトリアンダー( F+1dlyande+)ほかに与えられた英国特許第]、 172.736号 に開示されており、その公称組成はAI −5Mg −2Liである。
合金2020のような銅を含有する^1−Li合金もまたよく知られている。こ のものは1950年代に開発されたが、製造上の問題点及び低い延性のゆえに生 産が取止めになった。合金2020はレバロン(LeB*+on)に与えられた 米国特許第2.381.219号において開示されている範囲に属す。この特許 は合金が「マグネシウムを含まないJ、すなわち合金中のMgは不純物としての み存在し、0.01パ一セント未満であることを強調している。そのうえ、レバ ロンによって開示されている合金はCd、 Hg、 Ag。
Sn、In、及びInから選ばれる1以上の元素の存在を必要とする。合金20 20は比較的密度が低く、剥離腐食抵抗及び応力腐食割れ抵抗が良好であり、や や高温においては使用できる割合までその強度を保持する。しかしこれは、高強 度焼きもどしのときに延性が低く、破壊じん性特性が劣るという欠点を持ち、そ のため用途が少ない。
AI−CD−Li合金において最大強度を達成するためには、雰囲気温度または 雰囲気に近い温度における材料の圧延及び/または延伸作業を一般的に含む冷間 加工工程を、時効の前に導入することが必要である。冷間加工の結果として導入 されるひずみが合金内に転位を生じ、それが強化析出物に対する核形成部位とし て役立つ。特に、従来の^1−Cu−Lt合金は、高強度、すなわち、TOks iより大きい極限引張り強さくUTS) 、を得るために人工時効の前に冷間加 工されなければならない。これらの合金の冷間加工は、Al2CoLi (T+ )及びAl2Cu [シータ−プライム(lheti−p+ime)]析出物の 容積割合を高めるため必要である。というのは、析出物は容積に対する表面積の 比が大であるため、アルミニウム固溶体の地(mx口1りにおけるよりも転位部 分上に、はるかに容易に核を形成するからである。冷間加工工程がない場合、板 状の(plate−like) A12CuLi及びAl2CD析出物の生成が 遅延し、大幅な強度の低下を招く。さらに、析出物はそれらの大きな表面積に起 因する大きなエネルギー障壁を克服しなければならないから、均一に核を形成し にくい。同じ理由から、冷間加工は、2219のような多くの市販のAl−Cu 合金において最高強度を得るためにも有益である。
Al−Cu−Li合金において、最高強度を得るために冷間加工を要求すること は鍛造品において特に制約される。溶体化処理及び急冷の後、鍛造部品に一様な 冷間加工を導入するのが困難であることが多いからである。その結果、鍛造のA l−Cm−Li合金は一般的に非冷間加工の焼もどしに限られ、機械的特性は概 して不十分である。
最近、C11及びMgの両方を含有するAl−Li合金が市販されている。これ らには合金8090.2[191,2090及びCP 276が含まれる。合金 8090はエバンズ(Evans)ほかに与えられた米国特許第4.588.5 53号に開示されているとおり !、 o〜1.5 CL 2. O〜2.8  Li及び0.4〜1.OMgを含有する。この合金は航空機の用途に設計された ものであってつぎの性質を持っていた:良好な剥離腐食抵抗、良好な損傷耐性な らびにT3及びT4条件において2024以上の機械的強度。合金8090は、 冷間加工を経由しなくても自然時効反応を示すが、しかしその強さは本発明の合 金のそれに及ばない。さらに、8090−76鍛造品は2.5パーセントという 低い横の伸び率 (tranceverseelongt口on )を示す。
1、5〜3.4 Co、1.7〜2.9 Li及び1.2〜2.7Mgの合金2 091は高強度、高延性の合金として設計された。しかし最大強度の出る熱処理 条件において、延性は、短い横方向において比較的低い。
合金8090及び2091に関する最近の研究において、マーチブ(Mx+cb iwe)及びチャルー(Chxrue)はまずまずの大きさの縦引張り強度を報 告している[「プロセッシング・アンド・プロパーティズ・フォース・インター ナショナル・アルミニウム・リチウム−コンファレンス、」(’ ?ocess iB 1nd Prop、e目ies 4THINTERNATIONALAL UMINUM LITHIUM C0NFERENCE、’) G、チャンピア ー(Champier)、 B、デュボスト(Duhos t) 、 D、ミア ンネイ(Miannay)、及びり、サベテイ(Sgbctay)編集者、プロ シーディングズ・オブ・インターナショナル・コンファレンス (Procee dings al Internaliontl Con1e「encり、19 87年6月10−12日、パリ、フランス、43−49頁、を参照されたい]。
T6の焼もどしのとき、8090の降伏強さは67.3ksiであり、極限引張 り強さは 74 ksiである、一方2091の降伏強さは63.8 kai  、極限引張り強さは75.4kg1である。しかし、8G90−T6及び209 1−T6の両方の鍛造品の強度はなおT8焼もどしのときに得られる強度以下で ある。例えば、8090−7851押出しの場合、引張り特性は77.6 ks iのys及び84.1ksiのUTSであり、209+−7851押出しの場合 引張り特性は73.3 ksi ノYS及び84.1ksiのUTSである。こ れに対し、本発明のAl−Cu−Li−Mg合金は、冷間加工を伴う焼もどし及 び冷間加工を伴わない焼もどしの両方において従来の8090及び2091合金 よりその特性がはるかに優れている。
少量のむしか含有していない合金2090は2.4〜3.0 (7) Co、  1.9〜2.6c7) Li及びo−0,25(7) Mg ヲ含む。この合金 は2o24及び7o75のような高強度製品に対する低密度代替え品として設計 された。しかし、この合金の溶接強度は、35−40 ksiの溶接強度を示す 2219のような従来の溶接可能な合金より低い。っぎの参考文献に引用されて いるように、合金2090はT6焼もどしにおいて、合金7075−773の、 強度、じん性及び応力腐食割れ抵抗を一貫して満たすことができない[「ファー スト・ゼネレーション・プロダクト−2090、J (’ Fi口1Gene+ alion Prodoctc−2090、′)ブレット(B+ef+) 、  アリサライト・アロイズ(ALITHALITE ALLOYS) : 198 7 年−i”/ブディト(IIPDATE)、Jカール(Ka+) 、S、P、 アグラフル(Ag+1vall 、W、 Eクイスト(Quill) 、編集者 、フンフ7レンス・プロシーディンゲス・オブ・インターナショナル・アルミニ ウムーリチウム・シンポジュウム(Confe「ence P+oeeediB s of Inje+n1tionil Aluminiua+−Lithil llm Sya+posiu+n) 、ロサンジェルス、CA、1987年3月 25−26日、1−40頁、を参照されたいコ。その結果、現在の^1−Co− Li合金2090鍛造品の性質は、既存の71XX鍛造合金に代用できるほど十 分ではない。
Al−Co−Li系に対するl1gの添加はそれ自身で高強度焼もどしにおける 合金強度の増加の原因とはならないことに留意すべきである。例えば、合金80 90 (公称組成AI−1,3Cu −2,5Li −0,7Mg)は、口を含 まないと公称される合金2ON (公称組成AI −2,7Co −2,2Li −0,122r)と比較してそれ程大きな強度を持っていなイ。さらに、公称組 成AI −4,5Co −1,i Li −0,41J++−0,2CdのIl gを含まない合金2020はMg含有合金8090よりやや強力でさえある。
AI−Cu−Li−J合金に関する特許文書が数件存在する。
セジェドール・ソセエテ・ド・トランスフォマション・ドールアルミニウム・ベ ヒネイ (Cegedo+ 5ociele dcT+xn+Iormrtio n de l’^Iuminam Pechinc7)に譲渡されている、デュ ボスト(Dubo+I)に与えられた欧州特許第158、571号は、2.15 〜3.5 Cu、1.9〜2.7 Li、0.1〜0.8Mg、残部のAIおよ び細粒化剤を含むA1合金に関する。この合金は市場においてCP 276とし て知られているが、コノものは従来c7) 21XX (AI−Cu)及び7X XXfAl−2n−Mg)合金よりも密度が6〜9パーセント低いことと併せて 高い機械的強度を持つと述べられている。デュボストによって開示されている組 成範囲は本発明の範囲外である。詳細に述べると、デュボストのLi含有率は、 約5パーセント未満の銅を含有する本発明の合金のLi含有率より高い。従来の 合金より密度を低くするためデュボストはこのような高い濃度のLlを要求して いる。
さらに、デュボストの与えている最大CI+濃度の3.5パーセントは本発明の 好ましいCυ濃度以下である。
fユボストの合金においてCu含有率を最大35パーセントに限定することは密 度をできるだけ低くするのにも役立つ。デュボストは彼の合金に対しT6の条件 において、498〜591 MPm (72〜85 ksi )という高い降伏 強さを記載しているが、達成される伸び率は比較的低い(2,5〜5.5パーセ ント)。
セジェドール・ソセエテ・ド・トランスフォマシオン・ド・ルアルミニウム・ベ ヒネイに譲渡されている、デュボストほかに与えられた米国特許第4.752. 343号は1.5〜3.4C鑓、1.7〜2.9 Li、1.2〜2.7Mg、 残部AI及び細粒化剤を含む月合金に関する。CuにたいするMgの比は0.5 と 0.8の間でなければならない。この合金は従来の2XXX及び7XXX合 金に相当する機械的強度及び延性特性を持つと述べられている。デュボストはか の開示している組成範囲は本発明の範囲外である。例えば、デュボストはかの記 載する最高Cu含有率は本発明の最低C11l濃度より低い。さらに、デュボス トはかの最低Mg含有率は、約5パーセントのCI+を含有する本発明の合金に おいて許容される最高B濃度より高い。さらに、デュボストばかによって許容さ れているCoに対するMgの最小比の0.5は本発明の合金のMg/Co比より はるかに高い。デュボストほかの目的は2024及び7475のような従来の合 金と同じ程度の機械的強度と延性を持つ合金を造ることであるが、実際に得られ ている強度/延性の組み合わせは本発明の合金によって得られるものより劣る。
セジェドール・ソセエティ・ド・トランスフォマシオン・ド・ルアルミニウム・ ベヒネイに譲渡されている、メイヤー(Meye「)に与えられた米国特許第4 .652.314号は^!−Co−Li−Mg合金の熱処理方法を目的としてい る。この方法は最終製品に高水準の延性と等方性(t+ot+apr)を与える と述べられている。メイヤーは、彼の熱処理方法がAl−Co−Li−Mg合金 に適用できることを開示しているが、メイヤーによって開示されている特定の組 成は本発明の組成範囲外である。また、メイヤーの達成している緒特性は本発明 のものより劣る。例えば、メイヤーによって達成される最高降伏強さは、冷間加 工され、人工時効の合金の場合縦方向で504 MPi (73ksi)である がこれは冷間加工の、人工時効条件において本発明の合金で得られる降伏強さよ り大幅に劣る。
アルカン・インターナショナル・リミテッド(AlcjnInte+nN1on al Lid、、)に譲渡されている、フィールド(Field)に与えられた 米国特許第4.526.630号は、Cu及び/またはMgを含有するAl−L i合金の熱処理方法に関する。この方法は従来の均質化技術の改良であって、イ ンゴットを530℃以上の温度に加熱し、その温度を、合金内に存在する固体の 金属間化合物相が固溶体中に入るまで維持することを必要とする。つぎに、イン ゴットは冷却されて、圧延、押出しまたは鍛造のような熱機械的処理をさらに行 うのに適した生成物となる。開示されている方法は、従来のA I −L i− Cu−Mg合金中に存在する粗い銅担持相(copper−belging p hxse)のような有害な相をインゴットから除去すると述べられている。フィ ールドは、彼の均質化処理は特定の範囲内の組成を持つAl−Li合金に限られ ることを示1−でいる。既知のA1−Li−Cu−Mg系合金の場合1組成は1 〜3 Li、 0.5〜2 Cu、及び02〜2 Mgに限られる。従来のAl −Li−Mg系合金の場合。
組成は1〜3 Li、 2〜4 Mgおよび0.1以下のCuに限られる。既知 のAl−Li−Co系合金の場合、組成は1〜3Li、0.5〜4 Co及び[ 1,2までのMgに限られる。本発明の合金はフィールドが開示しているこれら の組成範囲のどれにも含まれない。さらに、本発明の合金はフィールドの開示し ている諸特性に比較して強度などの点でより優れている。
つぎの参考資料は、そのほかのAI、 Cu、Li及びMg含有合金を開示して いるがそれらの組成範囲は本発明の範囲外である リントストランド(Lind il+and)ほかに与えられた米国特許第3.306.717号、ジャガシア ク(IaHciak)ほかに与えられた米国特許第3.346.370号ニゲレ イ(Gray)ほかに与えられた米国特許第4.5114.173号、クイスト fQu口0ほかに与えられた米国特許第4、603.029号; ミラーfMi lle+)に与えられた米国特許第4、626.409号;スキナー(Skin ned)ほかに与えられた米国特許第4.661.172号、デュボストほかに 与えられた米国特許第4.758.286号、フント(Hunt)ほかに与えら れた欧州特許出願公開第0188762号;欧州特許出願公開第0149193 号1日本特許番号J6−0238439 ;日本特許番号16−1133358 +及び日本特許番号J6−1231145゜Al−Co−Li−Mg合金に関す る参考資料であって、5パーセントまでのCaの量を開示するものが少数存在す る。
これらの参考資料のいずれも、本発明の特定の合金組成を開示していないし、す でに明らかにされている本発明の合金の非常に優れた諸特性を開示してもいない 。さらに、これらの参考資料はいずれも、本発明の合金において要求される、L iにたいするCoの高い比の必要なことを開示していない。つぎの参考資料の各 々はA1と合金を造るCD、Li及びMgの広い範囲を開示しているが、これら の参考資料はいずれも、本発明のCu、Li及びMgに関する臨界範囲及び組み 合わせを開示していない。これらの本発明の範囲及び組み合わせによってこれま で得られなかった物理的及び機械的特性を示す合金が造り出される。
アルコアに譲渡されている、フントほかに与えられた米国特許第4.648.9 13号はAl−Li合金の冷間加工方法に関する。この方法において、溶体化処 理されそして急冷された合金が室温において3パーセントより大きい延伸を受け る。合金はつぎに人工時効されて最終合金製品となる。フントほかの方法によっ て与えられる冷間加工は合金の破壊しん性を殆ど又は全く減少させることなしに 強度を増加させると述べられている。フントほかの用いる特別な合金には、開示 されている冷間加工及び時効処理に敏感なものが選ばれる。すなわち、合金は、 述べられている冷間加工処理(3パーセントより大きい延伸)をうけたとき、同 じ合金が、3パ一セント未満の冷間加工を受ける場合に得られる結果と比較して 、破壊しん性のごく微少な減少で、強度の増加を示さなければならない。フント ほかは、A1と結合して3パーセントより大きい延伸に反応する合金を造る合金 元素の範囲を大まかに述べている。開示している範囲は[1,5〜4.Q Li 、 0〜5.0 Mg、5.[lまでのCo、0〜1.01r、 0〜2.OM n、0〜?、OXn、残部のA1である。フントほかは数種の合金元素に関し非 常に大まかな範囲を開示しているが、3パーセントより大きい延伸を受けたとき 、強度の増加と保持される破壊じん性の、要求される関係を本当に示すのは、合 金組成の極値かな範囲に過ぎないであろう。特に、本発明の合金組成はフントほ かの要求する冷間加工に反応を示さない。むしろ、本発明の合金で得られる強度 は、受ける延伸の量に関係なく殆ど一定である。それ故、本発明の合金及びプロ セス上の利点はフントほかの企図する合金とは別のものでありかつそれより優れ ている。なぜなら優れた特性を得るのに大がかりな冷間加工が不要であるからで ある。さらに、フントほかが開示している合金組成において得られる降伏強さは 本発明の合金において得られるそれより実質的に低い。なお、フントほかの示す ところによれば、彼等の方法においては冷間加工後、自然時効よりも人工時効の ほうが好ましい。これに反し、本発明の合金は極めて強力な自然時効反応を示す 。
そのため、高い伸び率及び人工時効焼もどしにおけるよりやや低いだけの強度を 具えている。
アルコアに譲渡されている、チョオ (Cho)与えられた米国特許第4.79 5.502号は1強度および破壊じん性水準の改善された、再結晶化されない錬 (wrought) Al−Liシート製品の製造方法を目的とする。チョオの 方法において、拡散焼きなましされたアルミニウム合金インゴットが1回以上熱 間圧延され、冷間圧延されそして制御された再熱処理を受ける。つぎに、再熱さ れた生成物は溶体化処理され、急冷され、冷間加工されて3パーセントより大き い延伸に相当するものが導入される。そして人工時効を受けて強度および破壊じ ん性の水準の改善された、実質的に再結晶化されないシート製品となる。最終製 品の特徴は、大きな粒のない、よくかき混ぜられたミクロ組織である。チョオの 引例は、前記のフントほかの引例の改良であると考えられる。何故なら、出来上 がりの最終製品内の再結晶を防止する、制御された再熱処理が溶体化処理の前に 加えられるからである。チョオは、つぎの組成範囲内のアルミニウム系合金が彼 の方法に適切であることを開示している〜1.6〜2.8 Cu、 1.5〜2 .5 Li、 0.7〜2.5 Mg、及び0.03〜0.21r0これらの範 囲は本発明の組成範囲外である。例えば、チョオの記載する最大Co濃度の2. 8パーセントは本発明の最小Cu濃度よりかなり低い。しかしチョオがつぎに大 まかに述べているところによれば、彼の発明の合金は05〜4、OLi、 0〜 5.0 Mg−5,0までのCu、0〜1.0 h、0〜2、OMn、及びθ〜 7.02nを含有することができる。フントほかの引例と同様に、4ヨオの用い る特定の合・金としては、3パーセントより大きい冷間加工を受けたとき改善さ れた強度と破壊じん性の組み合せを示すものが選ばれることは明らかである。チ ョオの合金はさらに、述べられている再熱処理に敏感でなければならない。前述 のとおり、本発明の合金は延伸の量が異なっても殆ど同じ超高強度を得ており、 それらの極めて高い強度を得るために冷間加工を必要とし2ない。チョオの提供 する方法は、 2091のような既知のAl−Li合金において強度を改善する と述べられているが、得られる強度は本発明の合金において得られるものより大 幅に低い。チョオはまた、彼の方法において、有利な特性を得るためには人]二 時効を用いるべきであることを示している。これに反して、本発明の合金は人工 時効を必要としない。むしろ、本発明の合金は極めて強い自然時効反応を示す、 そのためこれらを、人工時効が実際に行えない用途に使うことができる。したが って、本発明の合金はチョオによって開示されている方法による合金とは別のも のである。
セジェドール・ソセエテ・ドートランスフオマシオン・ド・ルアルミニウム・ベ ヒネイに譲渡されている、メイヤーほかに与えられた欧州特許出願第227.5 63号は高い機械的強度を維持しながら剥離腐食抵抗を改善するため、従来のA l−Li合金を熱処理する方法に関する。この方法は、Al−Li合金の均質化 、押出し、溶体化処理、及び冷間加工の工程、それに続(最終焼もどし工程を必 要とし、高い機械的強度と損傷に対する良好な耐性を維持しながら合金の剥離腐 食抵抗を増大させると述べられている。処理を受けた合金のEXCO剥離試験に 対する感度はEB未満かそれに等しい(自然の雰囲気における良好な性質に対応 する)。そして機械的強度は2024合金と同等である。メイヤーほかは、A1  と結合したとき、開示されている最終熱処理を受けられる合金を造ることので きる合金元素の大まかな範囲を記載している。記載されている範囲に、l〜4  Li、 0〜5 Co、 および0〜7 Mgが含まれる。この引例は合金元素 の非常に大まかな範囲を記載しているが、メイヤーほかが実際に用いた合金は従 来の合金8090. 209+、及びCP276である。
このようにメイヤーほかは新しい合金組成を開示せず、単に既知のAl−Li合 金の処理方法を開示しているに過ぎない。メイヤーほかの方法によって達成され る最高降伏強さは冷間加工、人工時効条件において合金CP276(2,OLi 、 3.2 Cm、 0.3 Mg、 0.111r、0Aj4 Fe、 0. 04 Si。
残部のAllの場合S25MPi (76kxi lである。メイヤーほかの記 載するこの最大降伏強さは本発明の合金の冷間加工、人工時効条件において得ら れる降伏強さ以下である。また、メイヤーほかの最終焼もどし方法はAl−Li 合金の剥離腐食抵抗を改善し、それによってEXCO剥離腐食試験に対する感度 をEB未満またはそれに等い)格付番すまで改善すると述べられている。これに 反し、本発明の合金は最終焼もどし工程を用いることな(EB未満力1それに等 しい格付けの剥離腐食抵抗を持つ。したがって、本発明の合金はメイヤーほかに よる合金と別のものであり、かつそれより優れている、なぜなら、良好な剥離腐 食特性を得るために最終焼もどし処理を必要としな(X力・らである。
住友軽金属工業株式会社に譲渡されている、英国特許出願第2.134.925 号は高い電気抵抗率を持つAl−Li合金を目的とする。この合金はリニヤ−・ モーター車及び核融合炉のような、大きな誘導電流が生じる構造物の用途に適し ている。住友の合金におけるLlの主要な機能番よ電気抵抗率を増すことである 。この引例は、AI と結合して電気低効率の増大した構造用合金を造る合金元 素の大まかな範囲を記載している。開示されている範囲は1.0〜5.OLi、 L以上の細粒化剤であってTi、 Cr、 2+、 VならびにWから選ばれる もの及び残部のA1である。この合金はさらに、 O−5,OMn及び/または 0.05〜5.OCu及び/または0.05〜8.0 Mgを含有してよ0゜住 友?i特定のAl−Li−Cu及びAl−Li−Mg系の合金組成物を開示して おり、それらは優れた電気的性質を持つと述べて(為る。さらに住友は、電気抵 抗率の望まい1増加を示す1っのAl−Li−Co−Mg合金を開示しているが その組成は2.7Li、2.4 Cu、 2.2 Mg、0.I Cr、 0. [16Ti、 Q、142r、残部のアルミニウムである。この合金にたいし示 されているLl及びCI+濃度は本発明のLi及びCmの範囲外である。
そのうえ、与えられているMa!濃度は本発明の好ましいMgの範囲外である。
住友の開示する強度は本発明において得られるものよりはるかに低い。例えば、 記載されているAl−Li−Cm系の合金において、住友は約17〜35kg/ mm2(24〜50 ksi)の引張り強度を示している。
記載されているAl−Li−Mg系の合金において、住友は約43〜52 kg /am2(61〜74 k+i)の引張り強度を示している。住友においては、 開示されている構造物の用途の合金を造るためにできるだけ高強度の合金を造る ことが望ましい。しかし、この引例において実際に得られている強度は本発明の 合金において得られる強度よりかなり低いから、住友が本発明の独特な合金を発 見していないし、考えなかったことは明白である。
従来のAl−Co−Li−Mg合金が、殆どの場合C11の量を5重量パーセン ト以下に制限していることに注目すべきである。それはC口含有率が高くなるこ とによる重量増加のような公知の有害な影響に起因する。モンドルフオによれば 、5重量パーセントを超えるCoの量は、強度を増加させず、破壊しんせいを低 下させやすく、そして腐食抵抗を減少させる(モンドルフオ、7[16〜707 頁)。
これらの影響の発生は、Al−Cuの工学的合金において、Caの実際の固体溶 解限度は約580重量パーセントであり、したがって約5重量パーセントを超え て存在するC++は全て、あまり望まれないプライマリ・シータ相(p日maB theft−phate)を形成するからであると考えられる。さらにモンドル フォは、四元系のAI−C++−Li−MgにおいてCuの溶解度はさらに減少 すると述べている。彼の結論によれば、r Cu及びMHの固体溶解度はLlに よって減少し、Co及びLiの固体溶解度はMgによって減少する。
そのため、得られる時効硬化及びtlTsが減少する。」(モンドルフォ、64 1頁)。したがって、それ以上のC。
は溶体化処理のときに固溶体内に取り入れられず、そして析出強化を増進できず 、そのうえ不溶解性シータ相の存在はじん性及び腐食抵抗を低下させる。
5パーセントより多量のCuの使用を開示する1つの引例は、アルコアに譲渡さ れている、クリナー(Coine+)に与えられた米国特許第2.915.39 1号である。この引例は9重量パーセントまでのCuと共にLi、 Mg、及び Cdを含有するAl−Cu−Mn系合金を開示している。クリナーの開示によれ ば、Mnは高温において高い強度を出すのに不可欠であり、CdはMg及びLl  と併用して^1−Cu−Mn系を強化するのに不可欠である。クリナーは、本 発明の諸特性、すなわち、超高強度、強い自然時効反応、技術的に使用できる多 くの強度水準における高い延性、溶接性、応力腐食割れ抵抗、などに匹敵し得る 諸特性を達成していない。
ビケンズ(Pick!nt)ほかの、 1987年8月10日受理の、ともに出 願中の米国特許出願第07/83.333号はつぎの広い範囲の組成を持つAl −Co−Mg−Li−^g金合金開示している。0〜9.79 Co、0.05 〜4゜l Li、0.01〜9.8i1.。
0601〜2.0八g、0.115〜1.[l細粒化剤および残部の^1゜これ らの範囲の内の特定の合金は、極めて高い強度を持つが、それは、銀−含有析出 物の存在にある程度起因すると考えられる。
ピケンスはかの、1988年8月18日受理の、ともに出願中の米国特許出願第 07/233.705号は本出願の親出願であるが、このものはつぎの広い範囲 の組成を持つAI−C。
−Mg−Li合金を開示する+ 5.0〜?、 OCu、0. l 〜2.5  Li。
0.05〜4 Mg、 [1,01〜1,5細粒化剤および残部の^1゜本出願 は親出願に開示されている範囲を含む。さらに、本発明は、より少ない量の、す なわち3,5〜5.(lパーセントのC++を含み、Liおよび111gの濃度 が狭い範囲内に保たれる合金の実施態様を含む。Cuの低い本発明の実施態様は 、従来のAl−Cu−Li−Mg合金より非常に優れた特性を持つことが明らか にされた合金群を代表する。したがって本発明は従来の合金より優れた特性を示 す合金の族(limHy)を含む。例えば、本発明の合金は冷間加工及び非冷間 加工の両方の焼もどしの場合に優れた強度を示す。さらに、本発明の合金の自然 時効反応は極めて強い。
そのうえ本発明の合金は、高い強度/′延性の組み合わせ、低い密度、高い係数 、良好な溶接性、良好な耐蝕性、優れた極低温特性および優れた高温特性を示す 。
発明の概要 本発明の目的は新しいアルミニウムー系合金組成を提供することである。
本発明の別の目的は、冷間加工を行う場合(T3)及び行わない場合 (T4) の両方における優れた自然時効特性を持ち、高い延性、溶接性、優れた極低温特 性、良好な高温特性を示すAl−Li合金を提供することである。
本発明のその他の目的は、高い延性を伴う超高強度、溶接性、優れた極低温特性 、良好な高温特性および良好な応力腐食割れ抵抗のような優れたT8特性を示す ^1−Li合金を提供することである。
本発明のそのほかの目的は、非冷間加工、人工時効のT6焼もどしにおいて、高 い延性を伴う超高強度、溶接性、優れた極低温特性及び良好な高温特性のような 大幅に改善された特性を示すAl−Li合金を提供することである。
つぎの範囲内の組成のAI−Cu−Li−J 合金を提供するのが本発明の別の 目的である〜3.5〜5 Cu、0.8〜1.8Li、0.25〜l、Q Mg  、0.01〜1.5の細粒化剤であって、Xr、 Cr、 Mn、 Ti、旧 、 V、 Nb、 B、TiB2及びそれらの組み合わせから選ばれるもの、残 部のアルミニウム。
つぎの範囲内の組成のAl−Co−Li−Mg合金を提供するのが本発明の別の 目的である:5〜7 Cu、0.1〜2.5Li。
0.05〜4 Mg、0.01〜1.5の細粒化剤であって2+。
Cr、 Mn、 Ti、 Hl、 V、 Nb、 B、 TiB 2及びそれら の組み合わせから選ばれるもの、残部のアルミニウム。
つぎの範囲内の組成の月−Cu−Li−J合金を提供するのが本発明の別の目的 である・3.5〜7 Co、0.8〜1.8Li、 0.25〜1.0 Mg  O,N 〜1.5ノ細粒化剤であッテz「1Cr、 Mn、Ti、 Hl、 V 、Nb、B、 TiB2及びそれらの組み合わせから選ばれるもの、残部のアル ミニウム。
Liに対するCoの重量パーセント比率が2.5より大であり、好ましくは3. 0より大である^1−Co−Li−Mg合金を提供するのが本発明の別の目的で ある。
特記しない限り、すべての組成は重量パーセントにおけるものである。
図面の簡単な説明 1図は組成工の高温ねじりデータを示す。
2図は組成Iの延伸の各種の量に対するロックウェルB硬度の時効曲線を示す。
3図は組成IのT6焼もどしにおける、時間対強度及び延性の時効曲線を示す。
4図は組成lのT8焼もどしにおける、時間対強度及び延性の時効曲線を示す。
5図はT3焼もどしのとき、AI −6,3Co −1,3Li −Q、I4h 含有合金の引張り特性がMg 濃度によってどのように変化するかを示す。
6図はT4焼もどしのとき、^l−6.3Cu−1.3Li−0.142+含有 合金の引張り特性が1濃度によってどのように変化するかを示す。
7図はT6焼もどしのとき、Al−6,3Cu−IJI、1−0.1421含有 合金の引張り特性がMg濃度によってどのように変化するかを示す。
8図は18焼もどしのとき、AI −6,3Cu −1,3Li −0,142 +含角合金の引張り特性が匂濃度を、よ−、てどのように変化するかを示す。
9図はT3焼もどし、のとき、Al−5,4Cu−1,3Li−0、I42+含 有合金の引張り特性がMg濃度によってどのように変化するかを示す。
10図はT4焼きもどしのとき、AI−5,4CD −1,3Li−0,14I t含有合金の引張り特性がM、濃度によってどのように変化するかを示す。
11図はT6焼もどしく最大付近の時効)のとき、AI −5,4Cu −1, 3Li −0,142+金含有金の引張り特性がMg濃度によってどのように変 化するかを示す。
12図はT6焼もどしく時効不足)のとき、AI −5,4Cu −13Li  −0,14It含有合金の引張り特性がMg濃度によってどのように変化するか を示す。
13図はT8焼もどしのとき、Al−5,4Cυ−]JLi−0,14L含有合 金の引張り特性がMg濃度よってどのように変化するかを示す。
14図は T8条件のとき、Al−1,3Li−0,4間対硬度の時効曲線を示 す。
15図はT6条件のとき、AI − 1.3 Li − 0.4Mg − 0. 141r − 0、05T1及び各種の量のCuを含む合金の時間対硬度の時効 曲線を示す。
16図はT3焼もどしのとき、AI − IJ Li − 0.4 Mg− 0 . 14 1t − 0.05 Ti含有合金の引張り特性h<Co濃度によっ てどのよ5に変化するかを示す。
17図はT4焼もどしのとき、AI − 1.3 Li − 0.4 Mg − 0、14 zr− 0.05 Ti含有合金のT4焼もどし時に、引張り特性が Co濃度によってどのように変化するかを示す。
18図はT6焼もどしのとき、AI − 1.3 Li − 0.4 Mg − 0、14 zr− 0.05 Ti含有合金の引張り特性がC℃濃度によってど ように変化するかを示す。
19図はT8焼もどしのとき、 AI − IJ Li − 0.4 J− 0 .!4 2+ − 0.[15 Ti含有合金の引張り特性がCO濃度によって どのように変化するかを示す。
20図は組成Iの、T8焼もどし時の低温強度及び伸び率特性を示す。
21図は組成Iの、T8焼もどし温度対引張り強度及び伸び率を示す。
発明の詳細な説明 本発明の合金は元素人1, Cu, Li. Mg及び2r, Ti。
Ct, Mn.B. Nb, V, II及びTiB2からなる群から選ばれる 細粒化剤または細粒化剤の組み合わせ、を含む。
本発明の1つの実施態様においてA I −Cu−L t−Mg合金はつぎの範 囲内の組成を持つ.5.0〜7.0のCo,0.1〜2、5のLi, 0.05 〜4のMg, 0.111〜1.5の細粒化剤(1種又は複数種)及び殆どAI からなる残部。好ましい範囲はつぎのとおりである=50〜65のCu. 0. 5〜2.0のLi, 0.2〜1.5のMg, 0.05〜0,5の細粒化剤1 種又は複数種)及び殆ど^1からなる残部。さらに好ましい範囲はつぎのとおり である:5.2〜65のCo. 0.8〜1.8のLi. 0.25 − !. 0のMg, 0.05〜0.5の細粒化剤(1種又は複数種)。最も好ましい範 囲はつぎのとおりである=5、4〜6.3のCす.1.0〜1.4のLi. 0 .3〜0.5のMg。
0、08〜0.2の細粒化剤(1種又は複数種)及び殆どAlからなる残部(第 1表参照)。
本発明の別の実施態様においてAI−Cu−Li−k1g合金はつぎの範囲内の 組成を持つ:3.5〜50のCu, 0.8〜1.8のしl, 0.25〜1. 0のMg, 0.01〜1.5の細粒化剤(1種又は複数種)及び殆どAIから なる残部。好ましい範囲はつぎのとおりである:35〜5.flのCo, 1. 0〜1.4のLi, 0.3〜0.5のMg, 0.05〜0.5の細粒化剤( 1種又は複数種)及び殆どAIからなる残部。さらに好ましい範囲はつぎのとお りである:40〜5,0のCu. 1.0〜1、4のLi. OJ〜0,5のM g, 0.08〜0.2の細粒化剤(1種又は複数種)及び殆どAIからなる残 部。最も好ましい範囲はつぎのとおりである・ 4.5〜5,0のCo。
1、0〜 1.4の Li, 0.3〜 0.5の&1g, 0.08〜 0, 2の細粒化剤(1種又は複数種)及び殆ど月からなる残部(第1a表参照)。前 述のとおり、本書におけるパーセントはすべて、別に示さない限り、合金の全重 量を基準とする重量パーセントによる。
SlおよびFeのような、アルミニウムと結び付いた付随的な不純物が存在する ことがある、とくに、合金が鋳造、圧延、鍛造、押出し、プレス、またはその他 の方法で加工され、そしてその後熱処理をうけている時にそのおそれがある。G e, Sn, Cd. In, Be, S「、 CI及びInのような補助的 元素が、単独または組み合わせて、約0.01乃至約1.5重量パーセントの量 で、例えば析出物の核形成及び細粒化を助けるために、加えられることがある。
第1表 組成 (高い銅の範囲) 広い 5.0−7.0 0.1−2.5 G.05−4 0.01−1.5 残 好ましい 5.0−6.5 G.5−2.0 0.2−1.5 0.[15−0 .5 残より 好マt,イ5.2−6.5 0.8−1.8 0.25−1.0 0.05−0 .5 残本 つぎのものの1以上から単独でまたは組み合わせて選ばれる:2r , Ti. Ct, 旧, Nb, B,丁182,V及びun0第jA表 組成 (低い銅の範囲) 広い 3.5−5.0 0.8−1.8 0.25−1.0 0.01−1.5  残好ましい 3.5−5.0 1.0−1.4 0.3−0.5 0.05− 0.5 残より 好ましい 4.0−5.0 1.0−1.4 0.3−0.5 0.08−0. 2 残量も 好ましい 4.5−5.0 1.0−1.4 0.3−0.5 0.08−0. 2 残* つぎのものの1以上から単独でまたは組み合わせて選ばれる:Z1.  Ti、 C+、 [、Nb、 B、TiB 2. V及びMn。
本発明のパラメーターに基づき以下の組成を持つ、多くの合金が製造できるがそ れを第■表に示す。
第■表 実験合金の公称組成(l1%) 組成 Cu Li Mg 2r AI T 6J IJ 0.4 [1,14残n 6J 1.30.20.14残 n[6J 1.30.6 C1,I4残IV 5.4 !J O,20,14残 V 5.41J O,6Q、+4残 VI 5.41J O,40,14残 ■ 5.41.7 G、40.14残 ■ 5.41.30.80.14残 IX 5.4 1j 1.5 0.14 残X 5.41.32.00.+4残 XI 5.01.3 G、40.14残Xll 5.2 +、30.40.+4 残合金はすべて、約37[1℃(700°F)における2、5mm/秒のラム速 度で、割れまたは表面引き裂きなしに極めて良好に押出された。
第■表に示す合金のほかに、各種の補助的元素添加物とともにTi添加物を含有 する合金が造られた。これらの合金を第Ha表に示す。
第Ua表 実験的合金の公称組成(y+%) 組成 Co Li Mg 2r Ti 添加物 ^l■ 5.41.30.40 .140.030.25Xn残Xff 5.41.3 Q、40.140.03 0.52n残XV 5.41J O,40,140,030,2Ge残XVI  5.41J 0.4 [t、I4 G、030.IIn残XW541.30.4 0.140.030.4Mn残XI 5.4 13 G、4 0.14 0.0 3 0.2V 残前記の表に示すものより Cu濃度の低い、数種の合金が造ら れた。これらの合金を第nb表に示す。
第nb表 実験合金の公称組成(v1%) 組成 Cu Li Mg2r Ti AtXXI 4.51.30.40.14 0.03残XX 4.0 +、30.40.140.03残XXI 3.51. 30.40.140.03残XXI 3.01.30.4 (1,140,03 残XXI 2.51.30.40.+40.03残第nb表に示す合金のうち、 4.5,4.0及び3.5)<−セントのCuを含有する組成XI[、XX及び XXIは本発明の範囲内に入ると考えられる、しかし3.0及び2.5)々−セ ントのCoを含有する組成XXn及びXXIは本発明の組成範囲外であると考え られる。約3.5パーセント以下のCu濃度は、C11のより多い合金において 達成される、超高強度のような非富に優れた特性をもたらさない。
したがって、本発明に基づき比較的高い濃度、すなわち3.5−7.0パーセン トのCuを用いると、従来のAl−Li合金より引張り及び降伏強さが増す。
さらに、約3.5パーセントより多量のCoを使用することが合金の溶接性を促 進するのに必要であって、約4.5パーセントより多量のCwの場合に溶接性が 極めて良好になる。人工時効焼もどしにおいて、高い容積比率の72 (^!2 cuLi)強化析出物を形成するのに十分なC。
を供給するには約3.5パーセントより高い濃度が必要である。これらの析出物 が作用して本発明の合金の強度が、従来の^1−L1合金の強度より大幅に増加 する。本発明の1つの実施態様において、大まかな組成範囲として7パーセント までのCu濃度が示されているが、この量を超えることも可能である、しかし7 バーセントを超えてさらに加えられた銅は密度を増すが、腐食抵抗及び破壊しん 性を減少させる。
本発明の合金において、Llを用いると密度を従来のA1合金より大幅に減少さ せることができる。また、Liは強度を増し、弾性係数を改善する。本発明の合 金の性質はLiの含有率に甚だしく依存する。本発明の高イCI+の実施態様  (5,0〜7.θパーセント)において、Li濃度が0.1乃至2.5パーセン トのときに物理的及び機械的性質が大幅に改善され、そして約1.2パーセント のときに最も著しい、、01パーセント以下では密崩の大きな減少は実現されな い。また、 2.5パーセントより多い場合、望ましい程度にまで強度が減少す る。本発明の低いCuの実施態様(3,5〜5oパーセント)においで、L1# 度が約0.8乃至1.8パーセントの場合、物理的及び機械的性質が大幅に改善 され、そして約1,2パーセントのときに最も著しい。この範囲外では強度のよ うな特性が望まl、 <ない水準にまで低下しゃすい。
本発明の合金におけるLlに対するCDの高い重量パーセント比、すなわち25 以上、そして好ましくは3.0より大きい比は、製造される合金中にT1強化析 出物の高い容積比を与えるのに必要である。約25以下の、 Llに対するCu の比は強度の減少のような特性の低下を実質的にもたらす。
本発明の合金におい°r 1!gを使用すると、従来のA]自金より強度を増し そして密度をやや減少させるこきがてきる。また、Mgは耐蝕性を改善し、予め 冷間加工を行わない場合でも自然時効反応を増進する。本発明の合金の強度はM g含有率に甚だしく依存する。本発明の、高いCI+の実施態様(50〜70パ ーセント)において、Mg濃度が005乃至4パーセントのとき、物理的及び機 械的性質が大幅に改善され、そして約0.4パーセントのとき最も著しい。本発 明の低いCoの実施態様(35〜5,0パーセント)においてMgの濃度が約0 .25乃至1.0パーセントのとき、物理的及び機械的性質が大幅に改善される 、そして約[1,4パーセントのきき、最も著しい。この範囲外では、引張り強 度のような特性の大幅な改善は達成できなし・。
Li含有率が1.0〜1.4パーセントの範囲内にあり、Mg含有率が03〜0 .5パーセントの範囲内にあるとき、特に有利な性質が得られているが、このこ とは強化析出物の種類及び程度がこれら2つの元素の量に極めて大きく依存する ことを示している。
参照の便宜のため、焼もどし名称を第■表にまとめ、時効処理と冷間加工の有無 の各種の組み合わせを記載する。
第■表 焼もどし名称 焼もどし0 説明 T3 溶体化処理され、冷間加工 され、実質的に安定な状態まで自然時効され る T4 溶体化処理され、実質的に安定な状態まで自然時効される T6 溶体化処理され、人工時効されるT8 溶体化処理され、冷間加工され、 人工時効される * 標準の焼もどし名称の後に781のような追加の数字がある場合、これは単 純に、T8焼もどしの特定の種類であることを示し、例えば、ある時効温度にお けるかまたは、ある時間数の間のT8であることを示す。
**T4またはT6では幾何学的完全性(Geomet+icIntegrit y)を得るために冷間加工が行われることがあるが、この冷間加工は時効後の性 質の各々に殆ど影響しない。
組成Iの合金をっぎの手法を用いて鋳造し、押出した。
元素を、不活性アルゴン雰囲気のもとに誘導融解し、直径160 m++i ( 61/4インチ) 、23 kg (50lb)のビニノットに鋳造した。イン ゴットの組成的均一性を得るため2段階の均質化処理によりビレットの拡散焼き なましを行った。第1段階において、ビレットを454℃(l15G’F)に1 6時間加熱して低融解温度相を固溶体に17、そj2て第2段階ニオイて504 ℃(940°F)で8時間加熱した。段階Iは、鋳放しの構造物の中に生成する 非平衡低融解温度相の融解点以下で行った。なぜならこのような相の融解はイン ゴットを多孔性及び/′または作業性不良にするからである。段階■は、融解を 伴わないで実際に達成できる最高温度で行って、迅速な拡散を確保し組成を均一 に1、た。ビレットのスキャルビングを行い、つぎに約]70℃(7QO’F) において25m1Il/l のラム速度で押出し、断面が10 mmx 102  mm (3/8インチ× 4インチ)の矩形のバーを製造した。
熱間ねじり試験によって、この合金は従来のアルミニウム加工装置を用い、実際 に可能な変形温度及びひずみ速度条件において容易に加工できることが決定され た。
例えば、圧延のような要求のより厳しい作業に対する熱間加工バラメーターが決 定された。直径6.101111 (0,24インチ)及び標点距離50mm( 2インチ9の供試体を押出し品から機械加工により作り出し、再拡散焼きなまし ヲ行ツタ。370 乃至510℃(70Q乃至950’Fl 〕温度で、0、0 63”の相当引張りひずみ速度において熱間ねじり試験を行った。1図に示すと おり、この温度範囲にわたり、相当引張り流れ応力(equiwalent t ensile Itow st+ess )及び相当引張り破損ひずみ (eH ivalenl 1ensile sl+ain−+o−1ailuu)を評価 した。この破損ひずみは、427℃(l15G’F)以下から482℃(900 °F)を超えたばかりの、広い範囲の熱間加工温度にわたり、最大になっている 、そのため圧延及び鍛造作業の温度を選ぶときの融通性が十分に与えられる。液 化は508℃(946’F)で起こるが、これは示差走査熱量計(DSC)及び 冷却曲線解析により決定される。これが510℃(950°F)における熱間延 性(hotdue!1lityl の急激な低下の原因である。最適な熱間加工 温度範囲にわたる流れ応力(Ilov 5tresses )は十分に低いので 、従来のアルミニウム合金製造業に整合した能力を持つプレスまたは製作機械を 用いて加工が容易に行われる。経済的観点から、組成工の鋳放し材料及び拡散焼 きなまし材料を用いる類似の研究が同じ傾向を示すと言うことは重要である。
つぎに、熱間ねじり試験に用いられなかった矩形のバー押出し品を503℃(9 38°F)において1時間溶体化処理し、水で急令した。各押出し品の幾っがの 断片を3時間の急冷の間に約3パーセントの延伸矯正を行った。
この延伸矯正方法は押出し品の矯正をすると共に冷間加工をもたらす。冷間加工 されたもの及び冷間加工されなかったものの幾つかの断片を共に約20℃(68 °F)ニおいて自然時効処理した。そのほかの断片は、冷間加工されたものは1 60℃(320°Fl 、冷間加工されながったものは180℃(356°F) において人工時効処理した。
従来の合金2219及び2024に比べ、組成Iの優れた性質を第■表に示す。
特に、組成■に対する自然時効(T3及びT4)条件が従来の合金に対する最適 高強度T8焼もどしに対比されていることに注意すべきである。
第■表 引張り特性 組成I T4 61.9 85.0 +6.573 60.376.6 15. 0 2219 781最小 44.0 61.0 6.0丁81代表 51.0 6 6゜0 10.02024 T42 ]!小 38.0 57.0 12.0T ill最小 511) 66.8 5.11第V表は本発明の各種の合金の自然 時効引張り特性を示す。
第V表 自然時効引張り特性 ■ 丁3 1300 51.1 67.0 14.6T4 1400 50.9  75.0 17,8III T3 1300 58.2 75.9 1’7. 474 1400 58.0 80.9 18.1rv T3 1300 51 .0 69.0 1?、674 1400 54.5 78.0 20.1v  T3 130[151275,416,5T4 1400 58.0 82.5  19.2VI T3 1300 58.2 ?5.3 16.9T4 140 0 59.9 83.4 18.2■ 73 1300 57.3 71.6  +4.4T4 1400 60.6 81.2 +4.1■ T3 +3N 5 8,4 75.11 16.774 1400 60.7 82.8 16.5 IX T3 1100 55.8 68.2 14.3丁4 1100 53. 5 71.! +5.IX ↑3 1100 53.7 54.4 12.+7 4 11N 49,4 67.2 +5.1x1 丁3 1ON 5g、8 7 5.0 15.5T4 1000 64.5 84.6 +4.IT4 14f 10 57.9 81,8 16.9Xll T3 +000 60.2 76 .6 17.274 100G 59,0 81.1 14.8第V表(継続) 自然時効引張り特性 XV T4 !GOO52,075,2111,7KW T4 IoOθ 53 .9 77.7 111.1XI T4 1000 54.8 79.3 18 .0KW T4 1000 58.8 78.1 14.1丁4 1000 4 9.6 71.7 111.4XXI T3 1000 43.5 5?、I  H,9T4 1000 4+、+ 62J 15.8組成Iは驚くべき自然時効 反応を示す。冷間加工の先行しない自然時効条件、T4焼もどし、における組成 Iの引張り特性は、冷間加工の先行する人工時効条件、すなわち完全な熱処理条 件またはTa2焼もどし、の合金2219のそれらより優れてさえいる。T4焼 もどしの組成IのYSは61.9 k+i、 IITsは85.Okii そし て伸び率は165パーセントである。これに対し、現在の標準的宇宙用合金であ る22+9−781の押出し品に対する便覧の特性最低値は44.Ok目のYS 、 61.0 ksiのUTS及び6バーセントの伸び率である(第■表参照) 。Ta2焼もどしは、組成1合金に類似の形状(geometry)の22I9 押出し品に対し、最高強度の標準的焼もどしである。自然時効焼もどしの組成I はまた、高強度Ta2焼もどしの合金2024より優れた特性を持つ。この合金 2024は最新の航空機合金の1つであって、その便覧最低値は、!18 k@ iのYS。
66ksiのUTSおよび5パーセントの伸び率である。合金2024はまた、 自然時効反応を示す、すなわちT42で示されるが、それは組成Iよりはるかに 弱い(第■表参照)。
人工時効の適正な温度を決定するため時効の研究を行った。それによれば、技術 的に妥当な時間内で、つぎのような温度で最大付近の強度が得られる:延伸作用 を受けた材料に対して160℃または延伸作用を受けない材料に対して180℃ 。延伸作用を受けた材料に対しては、冷間加工によって導入された転位が時効速 度を速めるから、より低い温度が選ばれた。
人工時効条件において、組成Iは超高強度を得る。特に重要なことは、T8及び T6焼もどしの両方において100 ksiに近い最大の引張り強度 (tlT s)および5パーセントの伸び率が得られることである。このことは、冷問加工 は、従来の21XX合金には一般的に必要であるが本発明の合金の超高強度を得 るのに不要であることを示し1ている。これを2図に図によって示す。この図は 、ロックウェルB硬度(これらの合金のUTSにほぼ1対1で対応d゛る&全硬 度の尺度)は十分な時効時間の後には冷開加工(延伸)の量に関係なく同じ究極 の値に到達することを示す。これによって、航空機および宇宙機器関連の製造方 法に相当な自由が与えられる。さらに、大幅な時効不足(g+o+slマυod e目ged) 、すなわち逆戻りの(+eveued、)焼もどしにおいて25 パーセントまでの伸び率が得られた(第■表の、組成I、VI、XI、及びXn の特性ならびに第VIa表の、本発明に基づいて造られた合金のそのほかの特性 を参照)。このような高い延性の焼もどしは航空宇宙構造物の構成要素の製作に おいて極めて有益である。というのは、大規模な冷間加工には制限があるからで ある。3および4図の曲線は、非冷間加工及び冷間加工の合金の場1合、強度/ 延性の関係か人工時効時間によっていかに変化するかを示す。
第■表 人工時効引張り特性 I T8 最大付近24 +60 95.7 99.4 4.5T8 最大付近 24 160 94.5 910 5.θT8 最大付近+5.5 160 9 4.8 99.0 6.5丁8 時効不足 2 160 58.6 77.7  20.0丁G 逆戻り 0.5 +go 40.1 ?2.6 25.0T5  最大付近22 18[187,494,14、O12時効過剰38.5 180  89.5 96.6 4.OVL T8 時効不足 6 160 80.5  89.1 11.8T8 最大付近20 160 93.Q 96.8 8JT 8 最大付近24 +60 92.0 95.5 6.416 最大付近22  180 82.7 911 7.0丁6 時効不足16 180 78.3 8 7.0 7.8第■表(継続) 人工時効引張り特性 XI T8 逆戻り 0.25160 53.8 74.0 16.3丁8 時 効不足 6 160 HJ 88.6 12.9丁8 時効不足16 160  93.8 97.1 7.5丁8 時効不足20 160 92.4 96.2  8.9T8 最大付近24 160 95.1 98.4 8.4T8 最大 付近24 160 96.7100.3 6.7T6 逆戻り 0.25180  39.1 68.9 23.9丁6 時効不足 6 180 83.4 91 .3 7,9T6 時効不足16 180 8+、6 90.7 ?。3T6  最大付近22 180 B4.6 92.4 5.5T6 最大付近22.5  180 88.8 94.2 7.4XI T8 時効不足16 180 91 .8 95J 7.2T8 時効不足20 160 92J 9G、3 7.4 *T8 20 160 102.4104.5 6.1T6 最大付近22 1 80 85.3 92.3 5.5”76 16 +80 84.4 92.9  7.1*は0375インチの押出し棒を用いて行われた測定値である。
第VIa表 人工時効引張り特性 II T11 時効不足 6 16(174,1114,a 11.2T8 時 効不足2016089,4 93.8 7JT8 最大付近24 16G 90 ,1 94.3 5.8T6 時効不足16 180 63.4 77.7 6 .4T6 最大付近22.5 180 68.2 81.[l 4.9m 78  時効不足 6 1511 76.1 115.1 10,918 時効不足2 0 160 9+、7 95.3 6.9T8 最大付近24 160 92. 2 95.8 7.4T6時効不足16 1H71118g。o8.1T6 最 大付近22.5 180 82.+ 89.4 4.3IV T8 時効不足  6 1N 71.5 83J 14.6T8 時効不足2G+6087゜0 9 2゜38.2T8 最大付近24 160 89.6 94.9 7.4T6  時効不足+6 In 58.1 77.5 11.7T6 最大付近22.5  180 65.7 80.8 8.2V Tg 時効不足 6 160 78. 0 87.OII、7丁8 時効不足20 160 B7,7 92.6 7. 8T8 最大付近2416089.1 94.1 8JT6 時効不足IS + 80 75.4 85.6 9.IVI[T8 時効不足 6 160 73. 2 gl、3 8.9丁8 時効不足2(116Q 85J 89.1549T 8 最大付近24 160’85.7 89.7 6.5丁6 時効不足16  180 70.5 81.5 9.5T6 最大付近22.5 180 80. 4 86.3 6.4VI T1 時効不足 6 160 75.7 83.9  11.[lT8 時効不足20 160 90.1 93.5 7.218  最大付近24 160 B9.11 93.5 6.4T6 時効不足16 1 80 76.0 86.0 [OT6最大付近22.5 180 81.OB1 .6 7.tl第Via表(継続) 人工時効引張り特性 IX 78 時効不足24 160662.2 72. l It、 flT8  時効不足24 +80 75.4 76.6 4.5X I8 時効不足24  160 55.2 68.2 12.7丁8 時効不足24 No 70.0  72.8 7.6XI Tg 時効不足20 +60 93.4 97.5  7.IT8 最大付近24 160 98.5 101.9 6JT6 最大付 近22 180 89.2 94.8 3.9Xff I8 時効不足20 1 60 99.4 102.6 7.5T8 時効不足22 160 93J 9 7.1 8.4T8 最大付近24 +60 95.9 99.1 6.0T6  最大付近2+ +8[189,394,94,9XV I8 時効不足20  160 89,5 94.7 7.818 最大付近24 +60 91.8  95.4 7.716 最大付近22 +80 80.4 89.9 5.9X 〜1T8 時効不足20 +60 92.7 97.0 8.IT8 最大付近 24 +60 92.3 96.1 7.7T6 最大付近22 180 80 .8 89.0 6.2Xll 78 時効不足20 +60 91.4 94 .6 B、2T8 最大付近24 160 94.1 97.5 6.9Xll  I8 時効不足20 +60 96.0 99.0 4.6T8 最大付近2 4 +60 93.0 95.4 3.6第Via表(継続) 人工時効引張り特性 Xff I8 逆戻り 2516G 411,9 72,0 20.518 時 効不足 6 160 73.8 82.3 11.5T8 時効不足+6 16 0 95.7 98.7 9.0丁8 時効不足+6 180 87.0 91 .8 8.[lT8 時効不足20 +60 89J 93.7 9.6T8  最大付近24 +60 92.7 96.1 8.4T6 逆戻り 、25+8 0 36.5 65.4 25.51′6 時効不足 6 180 66.3  80.1 12.4T6 最大付近22 180 82.2 88.4 7.3 XX 丁8 時効不足16 180 80.1 85.3 10.9T8 時効 不足24 160 88.6 92.0 11.5T6 最大付近22 180  66.8 75.’7 12.0XXI I8 時効不足16 180 71 3 83.7 10.2丁8 時効不足24 +60 77.8 82.8 1 2.4T6 最大付近22 180 65.3 75.3 1[1,91XI  78 時効不足16 180 68.8 7Ll 1G、I■8 時効不足24 16θ 67J 73.2 11.816 最大付近22 +80 54.8  67.6 11.4XXI I8 時効不足16 +80 59.066.11  8.8丁8 時効不足24160 57.7 63.8 10.2本発明の合 金生成物の製造のために、処理工程が開示されているが、これらの工程は各種の 必要な結果を得るために変更され得ることに留意すべきである。したがって、造 られる最終製品の、例えば物理的および機械的、特性に影響を与えるために、鋳 造、均質化、加工、熱処理、時効、などを含む工程が変更されることがあり、ま たはその他の工程が加えられることがある。このようにして、強化析出物の種類 、大きさ、分布のような特性が、処理技術によっである程度制御できる。また、 最終製品の粒度及び結晶化度がある程度制御される。したがって本発明の合金の 製造において、本開示に示される処理技術に加え、他の従来の方法が用いられて もよい。
本発明の合金のインゴットまたはビレットを造るには鋳造法が好ましいが、合金 はまた、微細な粒子から固めたビレットの形状に造られてもよい。粉末または微 粒物質は噴霧化、機械的合金化(mechanical allaying)及 び融解紡糸(men spinning’iなどの方法によって製造できる。
本発明に基づいて造られる合金の引張り特性に対するMg含有率の影響に関し調 査研究を行った。5図によれば、各種の量のMgを含む、組成AI −6,3C u−1,3Li−0,I42+の合金はI3焼もどしのとき、04重量)く−セ ントのl1gにおいて自然時効強度が最高である。そして6図は、I4焼もど1 7時の同様なMg含有率で最高値を示す。さらに、7及び8図に示すとうり、人 工時効のI6及びI8焼もどしにおける最高強度もまた04重量パーセントのM gにおいて得られる。従来の2XXI合金において、Mg含有率の増加は強度の 増大をもたらす、例えば、2024. 2124及び2618合金は一般的に1 .5重量パーセントのMgを含有する。したがって、本発明の合金において、こ のような低いMg濃度で最高値が得られ、約0,4重量パーセントを超えて旬含 有率が増しても強度は増さないということは驚くべきである。
異なるMg含有率の、AI −5,4Cu −1,3Li −0,142「合金 においても状況は同様である。例えば、9及び10図に示すとうり I3及びI 4焼もどしのいづれにおいても自然時効強度は044重量パーセント付近のMg において最高であり、Mgが1.5及び2.f1重量パーセントになると強度が やや減少する。I6焼もどしく最大付近及び時効不足の両条件)において強廖は やはり、0.4パーセント付近のMgのときに最高である。11図(最大付近の 時効)及び12図(時効不足)を参照されたい。I8焼もどしく13図)におい て強度はやはり 0.4重量パーセントのMgにおいて最高である。しかし、そ の差はI3゜I4及びI6焼もどしのときほど顕著ではない。
本発明の合金の引張り特性はLi含有率に大きく依存する。最大強度は約1.1 乃至1.3パーセントのLi 1度のときに得られ、そして約1.4パーセント を超えるとき及び約1.0パーセント以下のとき、かなり減少する。
例えば、本発明の合金組成Vl fAl −5,4Cu −IJ [、i −0 .4 Mg −0,14h )及び合金組成Vl (At −5,4Co −1 ,7Li −0,4Mg −0,141+ ) (D引張す特性ヲ比較スルと、 降伏強さ及び極限引張り強さの両者において8 kti以上の減少が明らかであ る(第■及び第VIa表参照)。
一般的に述べると、強度及び伸び率のような特性の最も有利な値はMg及びLi の範囲が両方とも比較的狭い合金において得られる。本発明の合金であって、4 5〜?、OCu、 1.0〜I。4 Li、 11.3〜0.5 Mg、 0. 05〜0.5の細粒化剤、及び残部AI 、の範囲内のものが各々の焼もどしに 対し極めて有用な縦強度及び伸び率を示す。例えば、T3焼もどしにおいて、上 述の組成範囲内の合金は、約55乃至約65 ks+のYS範囲、約70乃至約 80 k+iのUTS 範囲及び約12乃至約20パーセントの伸び率の範囲を 示す。■4焼もどしにおいて、この範囲内の合金は約56乃至約68 ksiの YS範囲、約80乃至約90 k目のUTS範囲、及び約12乃至約20パーセ ントの伸び率の範囲を示す。さらに、T6焼もどしにおいて、これらの合金は約 80乃至約100 k+iのYS範囲、約85乃至約105 ksiのυTS範 囲及び約2乃至約11パーセントの伸び率の範囲を示す。さらに、T8焼もどし において、上述の組成範囲内の合金は約87乃至約INktiのys範囲、約8 8乃至約105 ksiのUTS範囲及び約2乃至約11パーセントの伸び率の 範囲を示す。
本発明によって造られる合金の硬度及び引張り特性に対するCu含有率の影響に 関し、調査研究を行った。
Al−1,3Li−0゜4 Mg −0,142+及び0.05Tiを含み銅の 濃度が2.5乃至5.4パーセントの範囲で変化する合金の、鋳造、拡散やきな まじ、スキャルビング、押出し、溶体化処理、急冷、0パーセントまたは3パー セントの延伸、及び前述の組成工をこ対し説明したのと同様な方法の熱処理を行 った。14図は、3パーセントの延伸を受け、+6[1℃で時効された、Cu含 有率の異なる合金の時効時間対硬度の曲線を示す。14図によれば、冷間加工、 人工時効条件の合金の場合、Cu含有率の増加と共に硬度が増加する。15図は 、延伸されずに180℃で時効された、CI+含有率の異なる合金の時効時間対 硬度の曲線を示す。
15図によれば、非冷間加工の、人工時効条件の合金の場合、Cu含有率が増す と硬度が増加する。
16図によれば、Al −IJ Li −0,4Mg −0,14Zr −0, 05Ti及び異なるCo量からなる組成の合金はT3焼もどしの場合、約5乃至 6パーセントのCuのとき自然時効強度が最大である。Cuが約5パーセント以 下になると強度が徐々に減少する。17図はT4焼もどしにおける同様な傾向を 示す。同様に、18及び19図に示すとうり、人工時効のT6及びT8焼もどし の両方の場合に、最大の強度は約5乃至6バーセントのCuのときに得られる。
約5パーセント以下のCuのとき、T3及びT4焼もどしの場合のように1強度 が減少するが、その減少はT6及びT8焼もどしにおいていっそう顕著である。
第■表は本発明の合金であってAI −1,3Li −0,4Mg −0,14 h −0,05Ti及び異なる量のCoを含むものの引張り特性を示す。示され ているC11の重量パーセントは測定値である。
第■表 XXff 2.62 − − 73 43.5 57,1 13.9− T4  41.1 62.3 15.8180 (16) Tl 59.0 60.8  8.8160 (24) T8 57.7 63.8 10.2180 (22 ) 76 49.9 6+、2 13゜5XXV 3.06 − − 73 4 9.3 61.2 13.5− 丁4 49.6 7+、7 18.4180  (161T8 6g、8 74.1 10.1+60 (24) T8 67. 3 73.2 11.8180 (22) T6 54.8 67.6 11. 4XXW 3.55 − − 73 51.7 66.7 18.1− T4  45.6 67、’5 15.4180 (+6) 78 78.3 83.7  10.2+60 (24) T8 77.8 82.8 12.4180 ( 22) T6 65.3 75.3 10.9XXII 4.0? −−734 9,964,513,8−丁4 58,9 110.8 18.6180 (1 6) T8 80.1 85J 10.9160 (24) T8 88.6  92.0 11.5180 (22) T6 66.8 75.7 12.0X XI 4.42−− T3 54.6 72.2 16.1− T4 60.4  83.8 17.0180 (16) T8 87.0 91.8 8.0第 ■表(継続) 銅含有率の増加と合金の引張り特性 −7464,584,614,1 180(Is) Tit 92.0 96.86.1160 (20) T8  93J 96.7 7.8180 (22) T6 84.6 92.4 5. 5XXX 5.+6 − − 73 60.2 76.7 17.2− 74  59.0 111.8 14.8180 (16) T8 91.8 96.3  7.2160 (20) T8 92J 96.3 7.4180 (22)  76 g5.3 92J 5.5XXXI 5.30 − − 73 61. 8 77.3 14.3− T4 60.7 83.1 17.2180 (1 6)、 T8 90.3 95.8 7.1160 (20) T8 93.0  96.8 8.3180 (22)46 81.3 89.5 5.4本発明 の合金の場合に達成される前述の著しい時効硬化反応及び高強度は、一般的には 、析出物形成元素の固体溶解度が非常に高い合金に対して期待されるものである ことは注目すべきである。したがってこの結果は、在来技術の^1−Co−Li −Mg合金との比較においてはまったく予想されない。従来のAl−Cu−Li −Mg合金の場合、既に示したとうりモンドルフオ(641頁)がつぎのように 結論している。すなわち、Al−Co−Mg合金にLiを加えるとCv及びMg の固体溶解度を低下させ、MgをAI−C。
−Li 合金に加えると銅とリチウムの固体溶解麿を低下させ、そのため得られ る時効硬化反応及びIITsの値が減少する。これに反し、本発明の合金におい ては、従来のものより非常に優れた時効硬化反応及び高強度が得られることが判 明した。
制限視野回折(selected atea dill+aetion ) ( SAD)測定を含む詳細な透過電子顕微鏡法(TEM)による研究によれば、T 8焼もどしにおける本発明の合金の超高強度は、Al−Li及びAl−Cu−L i合金に一般的に見られるデルタ−プライム(delta−prime) (A 13Li)及びシータ−プライム(theta−prime) (^12cI+ +のような強化析出物ではなく、それらとは別の、T、fA12cuLi)析出 物の極めて均一な分布と関係がある可能性がある。
ファング(Huang)及びアーデル(^+dell)による合金2090に関 する最近の研究[「クリスタル・ストラクチュアー・アンド・スタビリテイ・オ ブ・ T、 (A12CuLi)プレシピテエイティズ・イン・エインド・Al −Li−CuアロイズJ (’CrYslal 5tructure and  5labil自y of Tl (人12cuLi) Pucipitalc+  in Aged At−Li−Cu All0FS’)、マテリアル・サイエ ンス・アンド・チクノロシイ(Mat、 Sci、 andTECHNOLOG Y) 、3月、ポル(Vol、)3、+76−188頁、1987年を参照願う ]において、T8焼もどしにおける合金2090はT1及びデルタ−プライム相 の両方を含有する、そしてT1相のほうがデルタ−プライム相より有力な強化物 であることが明らかにされている。これに反し、本発明の合金(組成I、T8焼 もどし)に関する制限視野回折パターン (SADP)研究によれば、T□が主 要な強化相として存在し、デルタ−プライムは観察されない。
この結論は、T8焼もどしにおける組成Iの合金からのfl:lll: 、81 2: 、W41 、及び:Oj 3;晶帯軸 (2人: に対する制限視野回折 パターンをファシグ及びアーデルのものから予測されるパターンと比較した結果 である。5ADP研究はまたつぎのことを示す。すなわち、T8焼もどしにおけ る組成■合金のT1小板(pla+elel)の容積割合は合金2090におけ るより大きく、そしてより均一に分布しているようである(2人−F1141  i二ついての(111+0) T。
スポットから写した中心暗視野 (CDF)写真の観察による)。さらに、合金 2090においてT1を大量に析出させるるには冷間加工が必要であるが、本発 明の合金においては冷間加工の有無に関係なく高い容積割合のT1が人工時効に おいて認められる。
本発明の合金はジルコツク(Silcock)の研究によるAI−Co−Li系 に、より類似している[1.M、ジルコツク、[ザ・ストラクチュアル・エイジ ング・キャラクタリスティックス・オブ・アルミニウムーコツパー−リチウムΦ アロイズ、J (’The st「uctural Ag1B Chx+acl er−islics of AIaminam−Coppe+−Lithiul Il^1lo7に、’) 、1.インスト・メタルズ(J、Intl、Meta ls) 、8g、357−364頁、+959−1960を参照願う]。類似の 銅及びリチウム濃度において、ジルコツクの示すところによれば、人工時効条件 のときに存在する相はT1、シータ−プライム及びアルミニウムの固溶体である 。予想に反し、本発明においてはシータ−プライムの析出は抑制されている。そ れはT1の多量の核生成によると考えられるがこの影響については完全には解明 されていない。
優れた室温特性のほかに、本発明の合金は優れた極低温特性を持っていることが 試験によって示されれている。低温において、引張り及び耐力強度が保持される のみでなく、まさしく改善されている。第1表に示すとうり、特性は合金221 9のそれらよりはるかに優れている。例えば、T8焼もどしにおける組成Iは一 196℃(−3206F)において約109 ksiのys及び約114 ks iのUTSの引張り特性を示す(20図参照)。これは、宇宙用途に対し重要な 意味を持つ、というのは、この用途では燃料及び酸化剤タンクに極低温合金が必 要であるからである。
第1表 極低温特性 −80T3 63.5 78.4 14J−320T3 逆戻り 64.7 8 5.5 19.5−320 73 76.7 93.9 14.0−HT4 6 5.+ 117.9 13.0−320 T4 75.8 .99.0 12. 5−gQ T6 逆戻り 39.8 65.7 22.0−8Q T6 時効不 足 79.8 89.6 7.2−80 76 96.5 102.8 2.0 −320 76 逆戻り 47.8 79,0 25.9−32fl T6 時 効不足 85.5 99.6 6.0−320 76 101.8 10?、8  2.0−3Q T8 逆戻り 51.8 69J 16.1−80 78 時 効不足 87.8 94.0 ?、0−80 T8 99.0 102J 3. 0−320 T8 逆戻り 64.7 85.5 19.5−320 78 時 効不足 100.6 107.8 4.0−320 Tit 109.Q +1 4.2 2.0第1表(継続) 極低温特性 −807360,878,114,6 −3207376,997,213,5−807464,585,711,3 −320T4 80.5 106.2 12.4−80 76 逆戻り 40. 6 64.9 22J−80T6 時効不足 79.0 89.0 8.6−8 0 T6 95.0 99.0 4.2−320 76 逆戻り 44.8 7 7.9 28.2−320 76 時効不足 92.9 105.6 8J−3 2Q T6 103.0 +09.9 3.7−80 78 逆戻り 49,7  69.7 17.6−80 78 時効不足 88,4 95.3 9.3− 80 丁8 98.6 101.6 5.0−320 T8 逆戻り 58,3  82,7 19.8−32(1’# 時効不足 H,511011116−3 2078110,9118,75,8−80T62 43.0 52.0 +3 .0−320 762 51.0 74.0 14.0−80 Ta2 52. 0 71.095−320 Ta2 64.0 84.0 12.0組成■の合 金はまた優れた高温特性を示す。例えば、16時間の最大時効におけるT6焼も どしのときに、この合金は149℃(300°F)において、その強度の大部分 と実用的な大きさの伸び率、すなわち、 74.4kxiのYS、77.0ks iのUT5及び7,5パーセントの伸び率を保持する。
最大付近の時効のT8焼もどしのとき、組成Iは149℃(300’F)におい て84.7ksiのYS 、85.1 ksiのIITs及び5.5パーセント の伸び率を示す(第■表及び21図参照)。
第■表 高温特性 300 T5 74.4 7?。07,5300 T8 84.7 85.+  5.55HT8 44.5 45.2 5.5本発明の合金の溶接研究によれば 、合金は容易に溶接され、溶接中に起こる高温割れに対し優れた抵抗性を示す。
組成Iのタングステン不活性ガス(TIG+突合わせ溶接物を、溶接材合金23 19 (Al −6,3Co −0,3Mn −0,15Ti −Q、l V  −0,182r)を用い10mm X ]Hmm (3/8×4インチ)の押出 しバ・−から作った。板は堅く束縛されたが、それでも高温割れは観察されなか った。溶接を直流の正極性(slraigl+t polx+1lyl によっ て行った。
押し抜き通過パラメーター(Punch pass pa+amelc+s)は 4.2a+m/秒(10インチ/分)の移動速度において240ボルト 13. 6アンペアであった。2319溶接材[直径1.6ml (1/16−インチ) の棒]は+711ボルト及び19アンペアにおいて、7.6 am/秒(18イ ンチ/分)で溶着部に供給された。溶接性の定量的評価を行うのは困難であるが 、溶接性は2219の溶接性に極めて近いようである。このものは ミル・ハン ドブック V(旧り、 HANDBOOK V)において、′^′に格付けされ 、その合金が一般的にすべての実用的な手順及び方法によって溶接できることを 示している。
組成■の溶接材及び2319溶接材と組成■との溶接物ならびに組成x1の溶接 材及び2319の溶接材と組成x1との溶接物に関し機械的性質を測定した。こ れらの合金からの自然時効条件における溶接強度は、溶接可能であると一般的に 考えられている 2219〜T81及び2519−787合金のそれらより高い 場合が多かった(第X表参照)。
第X表 溶接し放し、ビード除去、自然時効条件における実験的合金の特性 VI T3 VI GTAW 34.8 4+、0 1.537゜4 4]、5  1,3 36.0 40.6 1,5 34.6 42.4 2.I VI T8 VI GTAW 35.1 41.8 1.9VI T8 231 9 GTAW 32.2 37.1 1.233.8 40.7 2.3 3+、2 37.+ 1.5 XI T3 X[GTAW 3G、8 47.9 3.738.9 50.5  4,4 35.6 49.9 6.3 XI T8 XI GTAW 36.2 44.0 2.236.9 47.f l 3.+ 36.4 49.9 5.’O XI T8 23]9 GTAW 31.0 43.4 3.933.0 45 .0 3.9 31.8 40J 2.6 (母材は9.51バーから採取された。)25+9 Ta2 2319 GMA W 3[1,343,74,425+9 Ta2 2319 GMAW 27. 3 43.4 3.6(母材は19 mmの板から採取された。)2219 T i1l 2319 GMAW 26.0 38.0 3.02219 Ta2  2319 GMAW 34.0 4+、8 2.0(母材は9.5mm+の板か ら採取された。)高強度アルミニウム合金は一般的に各種の腐食、特に応力腐食 割れ(SCC)に対する抵抗が弱い、そのため多くの、先端技術による合金の使 用が制限されている。これに反し、本発明の合金はSCC試験において有望な結 果を示す。組成工に対する応力対破損一時間の試験(A37M規格G49、試験 期間に関してはA57M規格G64)によれば、4つのLT(長い横方向の)供 試体に、っぎの応力水準、50 k+i、37 k目、及び20 k日のそれぞ れが負荷されているときに、すべてのものが規格の40日間反復浸せき試験に生 き残った。このことは重大である。というのは2024及び2014のような既 存の航空宇宙合金の耐力強度にほぼ同じ応力水準において優れたSCC抵抗を実 証I、ているからである。さらに、組成IはT8焼もどしにおいて人工最大時効 の8090に匹敵するSCC抵抗を持つ、しかしそれは25〜30 kii高い 強度水準においてである。
2 y、 X X^1合金の剥離感受性に対する試験であるEXCO試験(^5 TII規格G34)は、合金組成IがEAに格付けされることを示している。こ れは、剥離腐食に対し感受性が極めて少ないことを示す。
本発明に関する前述の説明を、本技術分野の精通者が修正し、変更し、そして適 応させ得ることは明白であるが、それらは以下の請求の範囲によって規定される 発明の精神及び範囲に含まれると考えるべきである。
(C) 温 度 (0F) (6C) FIG、1 硬 度 (R,) 伸び率 (%) 伸び率 (%) FIG、 5 Mg (wt、%) FIG、 6 Mg (wt、%) FIG、 7 Mg (wt、%) FIG、8 強 度 (MPa) 強 度 (MPa) 強 1’f (ksi) 伸び率 (%)0 0.2 0.4 0.6 0.8 0 0.2 0.4 Q、6 0.8 Mg (wt、%) FIG、11 0 0.2 0.4 0.6 0.8 Mg (wt1%) Mg (wt、%) FIG、13 硬 度 (日日) FIG、 15 Cu (wt%) Cu (wt%) FIG、18 FIG、+9 国際調査報告 一一ψψψ^emw−mmv PCT/l’s 89103)12国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本質的に5.0〜7.0重量パーセントのCu、0.1〜2.5重量パーセ ントのLi、0.05〜4重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量パーセ ントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B,TiB 2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及び付 随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 2 細粒化剤が約0.05乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第1 項に記載の合金。 3 細粒化剤が約0.08乃至約0.02重量パーセント含まれる請求の範囲第 1項に記載の合金。 4 Mg約。.2乃至約1.5重量パーセント含まれる請求の範囲第1項に記載 の合金。 5 Liが約0.5乃至約2.0重量パーセント含まれる請求の範囲第4項に記 載の合金。 6 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第4項に記 載の合金。 7 Mgが約0.3乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第1項に記 載の合金。 8 Liが約0.5乃至約2.0重量パーセント含まれる請求の範囲第7項に記 載の合金。 9 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第7項に記 載の合金。 10 細粒化剤がZrを含む請求の範囲第1項に記載の合金。 11 細粒化剤がTiを含む請求の範囲第1項に記載の合金。 12 本質的に、5.0〜6.5重量パーセントのCu、0.1〜2.5重量パ ーセントのLi、0.05〜4重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量パ ーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B,T iB2及びそれらの混合物からなる群から選はれるもの、残部のアルミニウム及 び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 13 Mgが約0.2乃至約1.5重量パーセント含まれる請求の範囲第12項 に記載の合金。 14 Cuが約5.2乃至約6.5重量パーセント含まれ、Liが約0.8乃至 約1.8重量パーセント含まれ、そしてMgが約0.25乃至約1.0重量パー セント含まれる請求の範囲第13項に記載の合金。 15 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第13項 に記載の合金。 16 Mgが約0.3乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第12項 に記載の合金。 17 Liが約0.5乃至約2.0重量パーセント含まれる請求の範囲第16項 に記載の合金。 18 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第16項 に記載の合金。 19 細粒化剤が約0.05乃至約0.5重量パーセントのZrを含む請求の範 囲第12項に記載の合金。 20 本質的に、5.4〜6.3重量パーセントのCu、0.1〜2.5重量パ ーセントのLi、0.05〜4重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量パ ーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B,T iB2からなる群から選ばれるもの及びそれらの混合物、残部のアルミニウム及 び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 21 Mgが約0.2乃至約1.5重量パーセント含まれる請求の範囲第20項 に記載の合金。 22 Liが約0.5乃至約2.0重量パーセント含まれる請求の範囲第21項 に記載の合金。 23 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第21項 に記載の合金。 24 Mgが約0.3乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第20項 に記載の合金。 25 Liが約0.5乃至約1.7重量パーセント含まれる請求の範囲第24項 に記載の合金。 26 Liが約1.0乃至約1.4重量パーセント含まれる請求の範囲第24項 に記載の合金。 27 細粒化剤が約0.08乃至約0.2重量パーセントのZrを含む請求の範 囲第20項に記載の合金。 28 組成A1−6.3Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zrによって 本質的に構成されるアルミニウム系合金。 29 組成A1−5.0Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zrによって 本質的に構成されるアルミニウム系合金。 30 組成A1−5.3Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zrによって 本質的に構成されるアルミニウム系合金。 31 組成A1−6.3Cu−1.3Li−0.6Mg−0.14Zrによって 本質的に構成されるアルミニウム系合金。 32 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zrによって 本質的に構成されるアルミニウム系合金。 33 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zr−0.0 3Ti−0.4Mnによって本質的に構成されるアルミニウム系合金。 34 本質的に、5.0〜7.0重量パーセントのCu、0.1〜2.5重量パ ーセントのLi、0.05〜4重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量パ ーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V、Nb,B,T iB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、0.01〜1.5重量 パーセントの1種以上の補助的元素であってSn,Zn,Cd,Ge,Be,S r,Ca,In,からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及び付随的 不純物で構成されるアルミニウム系合金。 35 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zr−0.0 3Ti−0.25Znを持つ、請求の範囲第34項に記載の合金。 36 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zr−0.0 3Ti−0.5Znをもつ、請求の範囲第34項に記載の合金。 37 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zr−0.0 3Ti−0.2Geを持つ、請求の範囲第34項に記載の合金。 38 組成A1−5.4Cu−1.3Li−0.4Mg−0.14Zr−0.0 3Ti−0.1Inを持つ、請求の範囲第34項に記載の合金。 39 本質的に、5.0〜7.0重量パーセントのCu、0.1〜2.5重量パ ーセントのLi、0.05〜4重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量パ ーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B,T iB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及 び付随的不純物で構成される、冷間加工され、人工時効処理されたアルミニウム 系合金であって、固溶体の母体中に本質的にT1析出物からなるミクロ組織を含 む合金。 40 本質的に、3.5〜7.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 41 細粒化剤が約0.05乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第 40項に記載の合金。 42 に細粒化剤が約0.08乃至約0.2重量パーセント含まれる請求の範囲 第40項に記載の合金。 43 細粒化剤がZr,Ti,またはそれらの組み合わせを含む請求の範囲第4 0項に記載の合金。 44 本質的に、3.5〜7.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3−0.5重量パーセントのMg、0.05〜0.5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V1,Nb,B ,TiB2からなる群から選ばれるもの及びそれらの混合物、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 45 細粒化剤が約0.08乃至約0.2重量パーセント含まれる請求の範囲第 44項に記載の合金。 46 細粒化剤がZr,Tiまたはそれらの組み合わせを含む請求の範囲第44 項に記載の合金。 47 本質的に、4.0〜6.5重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.08〜0.2重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V1,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選はれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 48 細粒化剤が2r,Tiまたはそれらの組み合わせを含む請求の範囲第47 項に記載の合金。 49 本質的に、4.5〜6.3重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3−0.5重量パーセントのMg、0.08〜0.2重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 50 細粒化剤がZr,Ti,またはそれらの組み合わせを含む請求の範囲第4 9項に記載の合金。 51 本質的に、3.5〜7.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Ci,Ti,Hf,V,Nb,B,Ti B2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、0.01〜1.5重量パ ーセントの1種以上の補助的元素であってSn,Zn,Cd,Ge,Be,Sr ,Ca,In,からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及び付随的不 純物で構成されるアルミニウム系合金。 52 本質的に、3.5〜7.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選はれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成される、冷間加工され、人工時効処理されたアルミニ ウム系合金であって、固溶体の母体中に本質的にTi折出物からなるミクロ組織 を含む合金。 53 本質的に、4.5〜7.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成される、冷間加工され、自然時効処理されたアルミニウ ム系合金であって、T3焼もどしにおいて約55乃至65Ksiの範囲内の降伏 強さ、約70乃至約80Ksiの範囲内の極限引張り強さ、及び約12乃至約2 0パーセントの範囲内の伸び率を持つ合金。 54 本質的に、4.5〜7.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成される、冷間加工されることなく、自然時効処理された アルミニウム系合金であって、T4焼もどしにおいて約56乃至約68Ksiの 範囲内の降伏強さ、約80乃至約90Ksiの範囲内の極限引張り強さ、及び約 12乃至約20パーセントの範囲内の伸び率を持つ合金。 55 本質的に、4.5〜7.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Ci,Mn,Ti,Hf,V,NBb,B ,TiB2からなる群から選ばれるもの及びそれらの混合物、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成される、冷間加工されることなく、人口時効処理され たアルミニウム系合金であって、T6焼もどしにおいて約80乃至約90ksi の範囲内の降伏強さ、約85乃至約105ksiの範囲内の極限引張り強さ、及 び約2乃至約10パーセントの範囲内の伸び率を持つ合金。 56 本質的に、4.5〜7.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.01〜1.5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成される、冷間加工され、人工時効処理されたアルミニウ ム系合金であって、T8焼もどしにおいて約88乃至約100ksiの範囲内の 降伏強さ、約88乃至約105ksiの範囲内の極限引張り強さ、及び約2乃至 約10パーセントの範囲内の伸び率を持つ合金。 57 本質的に、3.5〜7.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Ti,Hf,Y,Nb,B,Ti B2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及び 付随的不純物で構成される溶接可能なアルミニウム系合金。 58 Cuが約4.0乃至約7.0重量パーセント含まれる請求の範囲第57項 に記載の溶接可能な合金。 59 Cuが約4.5乃至約7.0重量パーセント含まれる請求の範囲第57項 に記載の溶接可能な合金。 60 本質的に、3.5〜5.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 61 Liに対するCuの重量パーセント比が約2.5より大である請求の範囲 第60項に記載の合金。 62 Liに対するCuの重量パーセント比が約3.0より大である請求の範囲 第60項に記載の合金。 63 細粒化剤が約0.05乃至約0.5重量パーセント含まれる請求の範囲第 60項に記載の合金。 64 細粒化剤が約0.08乃至約0.2重量パーセント含まれる請求の範囲第 60項に記載の合金。 65 細粒化剤がZr,Ti,またはそれらの組合わせを含む請求の範囲第60 項に記載の合金。 66 本質的に、3.5〜5.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.05〜0、5重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 67 Liに対するCuの重量パーセント比が約3.0より大である請求の範囲 第66項に記載の合金。 68 細粒化剤が約0.08乃至約0.2重量パーセント含まれる請求の範囲第 66項に記載の合金。 69 細粒化剤がZr,Tiまたはそれらの組合わせを含む請求の範囲第66項 に記載の合金。 70 本質的に、4.0〜5.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.08〜0.2重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 71 細粒化剤がZr,Tiまたはそれらの組合わせを含む請求の範囲第70項 に記載の合金。 72 本質的に、4.5〜5.0重量パーセントのCu、1.0〜1.4重量パ ーセントのLi、0.3〜0.5重量パーセントのMg、0.08〜0.2重量 パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B, TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム 及び付随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 73 細粒化剤がZr,Tiまたはそれらの組合わせを含む請求の範囲第72項 に記載の合金。 74 本質的に、3.5〜5.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、1.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、0.01〜1.5 重量パーセントの1種以上の補助的元素であってSn,Zn,Cd.Ge,Be ,Sr,Ca,In,からなる群から選はれるもの、残部のアルミニウム及び付 随的不純物で構成されるアルミニウム系合金。 75 本質的に、3.5〜5.0重重パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf.V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成される、冷間加工され、人工時効処理されたアルミニ ウム系合金であって、固溶体の母体中に本質的にT1析出物からなるミクロ組織 を含む合金。 76 本質的に、3.5〜5.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Mn,Ti,Hf,V,Nb,B ,TiB2及びそれらの混合物からなる群から選はれるもの、残部のアルミニウ ム及び付随的不純物で構成される溶接可能なアルミニウム系合金。 77 Cuが約4.0乃至約5.0重量パーセント含まれる請求の範囲第76項 に記載の溶接可能な合金。 78 Cuが約4.5乃至約5.0重量パーセント含まれる請求の範囲第76項 に記載の溶接可能な合金。 79 本質的に、3.5〜5.0重量パーセントのCu、0.8〜1.8重量パ ーセントのLi、0.25〜1.0重量パーセントのMg、0.01〜1.5重 量パーセントの細粒化剤であってZr,Cr,Ti,Hf,V,Nb,B,Ti B2及びそれらの混合物からなる群から選ばれるもの、残部のアルミニウム及び 付随的不純物で構成される極低温用アルミニウム系合金。
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