JPH04500002A - トランスジエニツク植物におけるフイトクロムの過度の発現 - Google Patents

トランスジエニツク植物におけるフイトクロムの過度の発現

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JPH04500002A JP1508139A JP50813989A JPH04500002A JP H04500002 A JPH04500002 A JP H04500002A JP 1508139 A JP1508139 A JP 1508139A JP 50813989 A JP50813989 A JP 50813989A JP H04500002 A JPH04500002 A JP H04500002A
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ケラー,ジヤニス・エム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トランスジェニック植物におけるフィトクロムの過度の発現関係する出願 この出願は1’988年7月29日提出の米国特許出願第07/226゜344 号の一部継続出願である。 発明の分野 本発明は、フィトクロムのポリペプチドのための中断されない解読配列の調製、 このような解読配列を植物の中に導入しそして発現するために使用する組み換え DNA構成体、およびフィトクロムを過度に発現するトランスジェニック植物お よびそれらの種子に関する。 発明の背景 植物はある数の光受容体系を使用して環境における光を感する。フィトクロムは これらの光受容体を最もよく特性決定されるものであり、植物のライフサイクル 全体を通じて成長および発育のWR節において重要な役割を演することが示され た。それは植物における広い範囲の生物学的および発育の機能の制御に機能的に 含まれることが示され、この酔うな制御は発芽する実生の脱黄化、色素体タンパ ク質の宿主の合成、例えば、光合成装置の合成の調節、耐陰性の制御および花成 および果実のタイミングの調節のようなプロセスを包含する[概観について、参 照、シュロブシャイヤー(Shropshier)、W、 、Jr、および%− (Moh r) 、H,(編)、「光形態形成(Photomorphorph ogenesis)J、植物生理学の百科辞典(Encyclopedia o f Plant Physiology)、二z−シリーズ、Vol、16Aお よび16B1スブリンガー・レルラーグ;ベルリン/ハイデルベルグ、1983 ]。フィトクロム分子は現在サブユニットのホモシマーであると信じられ、各々 はチオエーテル結合を経てポリペプチドのバックボーンに共有結合した線状テト ラビロールの発色団から成ることが知られている。光受容体のポリペプチド部分 の大きさは、植物種の間で120〜127キロダルトンで変化する[ピーストラ (V i erstra)ら、プランタ(Planta)、160 : 521 −528(1984)]。フィトクロムは植物の中に2つのスペクトル的に明確 な型で存在する;スペクトルの赤色光(λmax=660nm)領域に吸収極大 を有するPr型およびスペクトルの近赤外(λmax=730nm)領域に吸収 極大を有するPfr型。2つの型は光により可逆的に相互転換可能である;Pr は赤色光を吸収することによってPrに変換し、モしてPfrは近赤色光を吸収 することによってPrに変換する。 生体内で、赤色光によるPfrへのPrの光変換は非常に多数の形態形成の応答 を誘導が、近赤色光によりPrへ戻るPfrの再変換はこれらの応答の誘導を無 効にする。フィトクロムが本質的に可逆的調節スイッチとして機能することがで きるようにするのは、この無限に反復可能な光相互変換能力の性質であり、Pr およびPfrは、それぞれ、分子の生物学的に不活性な型収量活性な型であると 考えられる。光変換の一般論文について、参照、モーゼス(Moses)および チュア(Chua)、N、H,、サイアンティフィック・アメリカン(Sci、 Amer、)、258 (4): 88−93 (1988)5光受容体による 光感知から核遺伝子の転写のパターンへの通路は未知のままであるが、フィトク ロムの機能は非常に多数の生物学的プロセスのその調節によりよく定義されてい る。結局、光成長した植物における変更するフィトクロムのレベルは、植物の発 育を調節する複雑な発育系に非侵略的に影響を及ぼす独特の機会を提供するであ ろうといえる。さらに、フィトクロムは植物のライフサイクル全体を通じてこの ような重要な役割を演するので、光成長した植物の細胞中の定常状態のフィトク ロム濃度の変更は、潜在的な耕種学の利益を有しうる、ある数の望ましい成長お よび発育の特性をつくることができる。これらの利益は変更した表現型をもつ遺 伝子操作した植物の形態であることができ、こうしてこれらの新しい表現型は植 物にそれらの正常相手と比較してこの分野において利益を与え、こうして改良さ れた耕種学的価値を有する新しい植物の変異型を生ずる。 さらに、フィトクロム系は、植物組織中のフィトクロムのバランスを調節するプ ロセスと、まだ未知の方法で、相互作用することが知られている。トランスジェ ニック植物中の定常状態のフィトクロムのレベルの変更は、植物の形態と発育の 両者を支配する、種々の内因性植物ホルモンの間のバランスを変化させることが できる。光成長した植物の組織中のフィトクロムのレベルの変更は、正常のフィ トクロムのノくランスの崩壊により、変更した植物の発育および形態の劇的な作 用を有することができ、これにより耕種学的価値を有する新しい特性をもつ植物 を潜在的に生ずる。 植物の成長および形態の変更による光成長した植物中のフィトクロムのレベルを 変更することによって、新しいかつ有用な表現型をつ(るための植物の遺伝子的 変更は、新規な概念である。)\−シエイ(Hershey)ら[バーンエイ( Hershey)H,P、 、/<−カー(Barker) 、R,F、 、ア イドラー(Idler)、に、B、 、ムレイ(Mu r r a y)および ファイル(Qua i ]) 、P、H,、遺伝子(Gene)61 : 33 9−3481は、植物からノフイトクロム遺伝子の配列および組織の最初の最初 の解明を報告した。この遺伝子のヌクレオチド配列は、対応するcDNAのクロ ーンから誘導された配列とのその遺伝子配列の比較から決定した、そのイントロ ン/エクソンの組織と一緒に提示される。さらに、遺伝子の転写開始部位を示す データが与えられた。その光調節に参加することができるフィトクロム遺伝子の 5゜フランキング領域における配列要素は、他の光調節した遺伝子とのこれらの 要素の相同性に基づいて示唆された。著者らは、トランスジェニック系における その自然のプロモーターをもつフィトクロムを発現することが、フィトクロム遺 伝子の転写の光調節における提案されたプロモーター要素の役割を研究する方法 となり得るかについて考察している。形質転換した植物の表現型への発現または 過度の発現のいずれの価値または効果の開示も存在しない。 ナジイ(Nagy)ら[ナジイ(Nagy) 、F、カイ(Kay)、S、 A 、およびチュア(Chua) 、N、H,、トレンズ・イン・ジエネティックス (Treds in Genetics)、4:37−42(1988)]は、 フィトクロムの研究の状態を概観しており、PrからPfrへの赤色光誘導光変 換から、フィトクロムにより調節される遺伝子の発現における変化に導(、シグ ナル形質導入の通路の解明を強調している。シグナル形質導入についての考察の 背景として、著者らは、光受容体の性質、そのタンパク質構造、植物中のおよび 細胞内のその局在化、その異なる型、およびフィトクロムの解読配列をクローニ ングする努力の状態を考察している。フィトクロム制御される遺伝子の転写の調 節の性質が考察されており、この調節に参加するDNA配列および相互作用する タンパク質について強調されている。遺伝子の調節およびシグナル形質導入につ いてのモデルが提案された。 ナジイ(Nagy)ら(上に引用した)は、フィトクロムの研究において取るべ き将来の方向を論じており、シグナル形質導入通路についてとくに強調している 。トランスジェニック植物において部位特異的突然変異誘導させたフィトクロム 遺伝子の試験は、フィトクロムのタンノくり賀の構造と変更した発現との間の構 造/機能の関係をよりよく理解する方法として示唆された。これに関して、著者 らは、発現のこれらの変化が他のフィトクロム制御遺伝子に影響を与える方法を 研究する道具として、不適当な細胞の型におけるフィトクロムの過度の発現およ び/または光受容体の発現を提案している。彼らは、また、光受容体の機能的構 造を変更することによって、フィトクロムのタンノくり質の中に優生突然変異を つくって、シグナル形質導入通路を研究することを提案してLXる。 著者らは、存在する場合、トランスジエニ・ツク植物中の遺伝子の発現または植 物の全体の応答ヘフイトクロムの発現がどんな作用を有するよりむしろ、光受容 体による遺伝子の発現の調節に、彼らの考察および推測を集中している。さらに 、全植物中のフィトクロムの過度の発現から生じうる潜在的な耕種学の利益の考 察はこの論文の中に存在しなしλ。最後に、トランスジェニック植物中のフィト クロムを、その自然プロモーター上で、あるいはフィトクロムの解読配列を高度 に活性な構成的プロモーターに融合することによって、発現する試みにつL)で の報告1才、ナジイ(Nagy)らの論文(上に引用した)に開示されて1%7 j4%。 他の最近概観は、フィトクロムおよび紫外線光受容体による核の光調節およぶ葉 緑体の遺伝子の発現の現在の理解を論考している。[ジヨルダン(Jordan )、B1、トマス(Thomas) 、およびパーチス(Part i s)  、M、D、 、1986 BCPCモノ(Mono)No、34バイオテクノロ ジーおよび作物の改良および保護(B i o technology and  Crop Improvement and Protection) 、  pp、49−59 (1986) コ 。 光調節された遺伝子を操作して作物 の生産性を改良できる方法が示唆されている。これらは次のものを包含する:  1)RUBPカルボキシラーゼ分子の突然変異変更および光呼吸に関係する他の 酵素の先革活性;2)チュラロド膜を遺伝子操作して、除草剤抵抗性を与え、そ して低い光条件下のそれらの存在量を増加する;3)光調節した遺伝子からの制 御(プロモーター)配列を使用して、通常光調節されない遺伝子を制御する;お よび4)化成および種子の産生の光層性調節の操作して、これらのプロセスをよ り多く制御すること。光周期の操作に対する特定のアプローチは記載されておら ず、そして既知の植物の光受容体を遺伝子操作して、作物の生産性を変更する可 能性について何も述べられていない。 フィトクロムのレベルが変化する植物を論する唯一の既知の報告は、野生型植物 に比較して特異的に検出可能なフィトクロムのレベルが減少したと思われるトマ トの突然変異体およびアラビドプシス(arabidops i s)に関する 。突然変異体は黄化した植物に見られるものに多少類似するある特性を表すと報 告され、すなわち、それらはより細長い胚軸を有し、それらの正常の健康な緑色 の相手より黄色がかつており、そして多少増加した頂芽優生を表すように思われ る[クールニーフ(Koorneef f) 、M、 、D−ン(Cone)  、J、W、 、デケンス(Dekens) 、R,G、オヘルネーロバーズ(0 ’ Herne−Robers)、E、G、、スブロイト(Sproi t)  、C,J、Pおよびケントリクル(Kndricle) 、R,E、 、ジャー ナル・オブ・プラント・フィジオロジ−(J、Plant Physiol、) 、120 :153−165 (1985)]。収量または潜在的な耕種学的価 値の他の特性への突然変異体の作用に関するデータは示されておらず、そして光 受容体のレベルの突然変異的減少のみが考慮された。 今日まで、完全なフィトクロムのポリペプチドのための中断されない解読配列を 含有するDNA断片の分離の1つの報告のみが存在する[リッセモア(Li s semore) 、J、L、 、コルバー)(Colbert)、J、T、、フ ァイル(Qua i ]) 、P、H,、プラント・モレキュラー・バイオロジ ー(Plant Mo1ecular Biology) 、8 : 485− 496 (1987)]。この論文は、フィトクロムの全長のcDNAクローン をクルクルビタ・ペポ(Curcurbita pepo)(ズッキーニ)から 分離することを開示している。 しかしながら、アペナ(Avena)(カラスムギ)中のフィトクロム遺伝子の 発現と異なり、内因性クルク′ルビタ(Curcurbita)のフィトクロム 遺伝子の発現は、Pr/Pfrの光変換に対して応答をほとんど表さないので、 存在したとしても、弱いフィトクロムの制御下にある。研究者ら他の植物種にお いてフィトクロムの制御下にあることが知られている他の遺伝子をズッキーニ中 の応答を試験しなかったので、ズッキーニのフィトクロム遺伝子の応答性の欠如 が単に遺伝子の光応答性の差のためであるかどうか、あるいは核の遺伝子の発現 のレベルでクルクルビタ(Curcurbita)およびアベナ(Avena) のフィトクロムの間の調節機能の多少基本的差するかどうかは、まだ未知のまま である。それ以上のデータが存在しないので、トランスジェニック植物において フィトクロムを過度に発現する試みはアベナ(Avena)型の解読配列を使用 してなすべきであることは賢明であると思われる。 なぜなら、それはその自然の種中の核遺伝子の発現を越えた強い調節の影響を及 ぼすことが知られているからである。 組み合わせて、完全なフィトクロムのポリペプチドを合成するために必要な情報 を提供することができる、アベナ(Avena)の部分的解読配列を含有する種 々のDNA断片は入手可能である。しかしながら、アベナ(Avena)のゲノ ムのクローンを組み合わせて、完全な光受容体の分子をエンコードする単一のD NA断片を作ることができるが、すべての既知のアベナ(Avena)遺伝子は イントロンを含有するので、解読領域はある数のエクソンの間に分散されるであ ろう。これは、存在するゲノムのDNA断片を、トランスジェニック植物中の発 現のために一般に有用である解読領域をつくために劣った出発物質とする。なぜ なら、単子葉植物[アベナ(Avena)の1つの例]からの遺伝子のイントロ ンが双子葉種中で劣って処理されるという最近の証拠が存在するからである。  [ケイス(Ke i th) 、B、およびチュア(Chua) 、N、H,、 EMBOジャーナル(J、)、5:2419−2425 (1986)]。した がって、トランスジェニック植物中の発現のための中断されないアベナ(Ave na)のフィトクロムの解読配列を産生ことが必要である。なぜなら、一般に有 用なタンパク質の解読領域を含有するクローンは入手不可能であるからである。 PrおよびPfrのコンフォメーンヨンの構造における光誘導の差は光受容体の 作用の機構に基本的に関係があることが記載されているので、フィトクロムのア ミノ酸組成の変化は変更したタンパク質の生物学的効能にマイナスに影響を与え ることがある。フィトクロムのサブユニットの二量体化に関係があるタンパク質 のドメインはタンパク質のC−末端の30キロダルトンの中に見いだされcピー ストラ(Vierstra)ら、1984、前述した、ジョンズ(Jones) およびファイル(Qa i I) 、バイオケミストリー(Biochemst ry)、25:2987−2995 (1986)コそしてPr/Pfrの光変 換に関係するドメインはN−末端の70キロダルトンの中に存在するcピースト ラ(Vierstra)ら、1984、前述した、ウォング(Wo n g)ら 、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J、Biol。 Chem、) 、261 :12089−12097 (1986)コが、これ らの機能に関係がある正確なアミノ酸ならびにPrおよびPfrの二量体の二次 またはそれより高次の構造の適合および維持はなお解明しなくてはならない。し たがって、この研究において使用する新規なフィトクロムのポリペプチドは3型 のフィトクロムから5アミノ酸で異なりそして4型のフィトクロムから20アミ ノ酸で異なるので、タンパク質が活性であるかどうかは未知であった。なぜなら 、単一のアミノ酸の変化または変化の組み合わせはタンパク質の三次元構造に悪 影響を及ぼすことがあり、こうしてその生物学的活性に悪影響を及ぼすことがあ るからである。事実、唯一の既知の単子葉[アベナ(Avena)]および双子 葉[ククルビタ(Cucurb i t a)]のフィトクロムの配列の間にわ ずかに65%のタンパク質の相同性が存在する[シャロツタ(Sharrock )ら、遺伝子(Gene) 、47 : 287−295 (1986)コ。 フィトクロムのペプチドについてのかなりの研究にかかわらず、単子葉植物およ び双子葉植物の両者において一般に機能的であることが示された解読領域が示さ れた。さらに、形質転換構成体はいずれの植物種におけるフィトクロムの過度の 発現についても存在しない。したがって、フィトクロムの過度の発現における耕 種学的利益は達成されなかった。 発明の要約 暗い所および明るい所で野生型植物に関してフィトクロムを過度に発現するトラ ンスジェニック植物を産生ずる手段が発見された。このようなトランスジェニッ ク植物は、ある数の望ましい性質、例えば、減少した頂芽優生、半矯性、増加し た耐陰性および暗い緑色を有する。詳しくは、フィトクロムのポリペプチドのた めの単一の中断されない解読配列からなる単子葉植物から誘導された核酸断片を 、組み換えDNA構成体を利用して、植物の中に導入して形質転換およびフィト クロムの過度の発現を達成することによって、上の望ましい耕種学的特性の1ま たは2以上が得られる。単子葉植物および双子葉植物を利用して本発明の実施態 様を利用することができ、好ましい単子葉植物はトウモロコシ、カラスムギ、キ ビ、コムギ、イネ、オオミギ、モロコシ、アマランサス、タマネギ、アスパラガ ス、およびサトウキビを包含する;そして好ましい双子葉植物は、アルファルフ ァ、ダイズ、ペチュニア、ワタ、サトウダイコン、ヒマワリ、ニンジン、セロリ 、キャベツ、キュウリ、コシヨウ、カノラ(cano l a) 、)マド、ジ ャガイモ、ヒラマメ、アマ、ブロッコリー、タバコ、マメ、レタス、オイルシー ドレイブ(oilseedrape)、カリフラワー、ホウレンソウ、メキャベ ツ、アーチチョ−り、エントウ、オクタ、カポチャ、ケール、コラ−ドグリーン (COllard green)、チャおよびコーヒーツキを包含する。観賞植 物は、また、本発明の好ましいクラスを表す。上のトランスジェニック植物を成 長させることによって得られる種子は、フィトクロムの過度の発現を通して生成 した有益な耕種学的特性を捕捉および転移するための好ましい手段を表す。 本発明の他の面は、単子葉植物から誘導され、フィトクロムのポリペプチドのた めの単一の中断されない解読配列からなり、植物を形質転換してフィトクロムの 過度の発現を達成するために使用する組み換えDNA構成体の中に組み込むこと ができる核酸断片を包含する。単子葉植物からのこのような解読配列は、イント ロンの欠失により調製され、モしてゲノムのライブラリーおよび/またはcDN Aのライブラリー中の異なるクローンから誘導された成分からアセンブリングす ることができる。 好ましい解読配列は、アベナ(Avena)からイントロンの欠失後に誘導され る。 本発明の他の実施態様は、植物を形質転換することができ、核酸プロモーター断 片に対して5°でおよび1または2以上のポリアデニル化シグナルを含有する調 節配列に対して3°で連鎖により機能的に操作的にとされたフィトクロムのポリ ペプチドのための単一の中断されない解読配列からなり、こうして形質転換のと き、前記植物は野生型植物に関して暗い所および明るい所でフィトクロムを過度 に発現する、組み換えDNA構成体を包含する。好ましい組み換えDNA構成体 は、ウィルスのゲノムからか、あるいはアグロバクテリウム(Agrobact erium)から誘導される。より好ましい核酸プロモーター断片は、カリフラ ワーのモザイクウィルスの353および19S構成成分からか、あるいはアグロ バクテリウム(Agrobacterium)のオピンシンターゼ遺伝子から誘 導される。必要に応じて、核酸プロモーター断片は転写および発現をさらに刺激 するエンハンサ−を含有し、好ましいエンハンサ−はウィルスまたはアグロバク テリウム(Agrobacterium)から得られる。より好ましいエンハン サ−はカリフラワーのモザイクウィルスの358構成成分またはアグロバクテリ ウム(Agr。 bacterium)のオピンシンターゼ遺伝子から得られる。より好ましくは 、活性または調製の容易さのためにより、組み換えDNA構成体は、カリフラワ ーのモザイクウィルスの353構成成分から得られた核酸プロモーター断片に操 作的に連鎖したアベナ(Avena)がら誘導されたフィトクロムのポリペプチ ドのための単一の中断されない解読配列、およびアベナ(Avena)のフィト クロム遺伝子から得られた3°ポリアデニル化シグナル配列からなる。上の組み 換えDNA構成体を形質転換ベクターの中に組み込み、こうしてそれらがアグロ バクテリウム・ツメファシェンス(Agrobacterium tumefa ciens)TiプラスミドのT−DNA領域とともに、バクテリアによる植物 の感染後に、植物の中に移動するようにすると、最も好ましい手段が植物の組織 の中に与えられる。 図面の簡単な説明 この特許のファイルは、カラーで製作した少なくとも1枚の写真を含有する。こ の特許のコピーはカラー写真とともに特許および商標間により必要な手数料を払 って要求すると提供されるであろう。 第1図は、連鎖されて組み換えDNA構成体をつくった異なるクローンからの領 域を示す、pcV35ph’!tの物理学的地図である。 第2図は、pGP8.2−2から誘導したpGP8.2−21の物理学的地図で ある。 第3図は、pGP8.2−21から誘導したpGP8.2−22の物理学的地図 である。 第4図は、pGP8.2−1およびpMSPXrから誘導したpCV5の物理学 的地図である。 第5図は、pcV5およびpGP8.2−22から誘導したpC■5−8.2の 物理学的地図である。 第6図は、pcV5−8.2およUpAP3.1から誘導したpC■5Bの物理 学的地図である。 第7図は、pGP2.4−1およびpcV5Bから誘導したpCV5B3の物理 学的地図である。 第8図は、pMSPKNおよびpUC35Kから誘導したpLJc35Pの物理 学的地図である。 第9図は、pUC35PおよびpCV5B3から誘導したpCV35p h y  t Aの物理学的地図である。 第10図は、pCV35phytAおよびpCXr5B3から誘導したpcv3 5phytの物理学的地図である。 第11図は、形質転換したタバコ植物中の保護されたアベナ(Avena)型フ ィトクロムRNAを示すオートラジオグラフである。 第12図は、形質転換した植物7Aおよび9Aを示すカラー写真である。 第13図は、明るいまたは暗い成長条件下に成長した形質転換した植物中のフィ トクロムのポリペプチドの発現を示すタンパク質のイムノプロットである。 発明の詳細な説明 本発明は、遺伝子操作した植物の細胞の中のフィトクロムの定常状態のレベルを 増加して、成長および形態学的特性を変更して、それらの耕種学的および商業的 価値を改良する方法を提供する。フィトクロムは、すべての植物の中に見いださ れる可溶性タンパク質であり、広範な種類の生物学的プロセスを制御する調節能 力において機能する。種々の種からのフィトクロムの分析は、それらが2つの同 一のサブユニットから成ることを示し、各々は120〜127キロダルトンの範 囲の分子量をもつポリペプチドから構成されている。各サブユニットは、チオエ ーテル結合を経てタンパク質共有結合された、線状テトラピロール発色団から成 る。貧化した植物組織中のフィトクロムの存在は、光受容体の特徴ある異なるス ペクトル(PrからPfrのスペクトルの減法により得られるスペクトル)の測 定によりしばしば決定される。しかしながら、緑色植物組織の中でクロロフィル の多量の存在は、光受容体のスペクトルの測定を妨害する。種々の植物種からの フィトクロムを認識するポリクローナル抗体、ならびにアベナ(Avena)の フィトクロムにのみを認識する高度に特異的なモノクローナル抗体の発生は、緑 色植物中の光受容体の分析を促進した。トランスジェニック植物中のアベナ(A vena)のフィトクロムの発現の分析は、分析する組織に依存して免疫化学的 にまたはスペクトル的にこの研究において実施する。 本発明を利用して、核酸断片の導入により問題の植物種中の細胞内フィトクロム のレベルを増加する。この核酸断片は、フィトクロムの解読配列の発現レベルを 増加することができる遺伝子配列および適切なRNAのプロセシングのためのポ リアデニル化シグナルを提供することができる配列へのその連鎖により、所望の 植物種中で操作的に機能的とされた、フィトクロムのポリペプチドのための単一 の中断されない解読配列を含有する。このような組み合わせが植物の中に存在す るとき、植物は望ましい方法で1または2以上の成長および形態学的特性の変更 、例えば、減少した頂芽優生、半矯性、増加した耐陰性、および暗い緑色を示す べきである。これらの変更は、背の高い種の風の損傷が有意の収量の損失を引き 起こす作物植物において、およびより緑色の、より短い、より低木の植物が高度 に望ましい観賞植物において、大きい価値をもつ。このような変更は、また、多 数の副作用を誘導するサイトカイニンホルモン化合物に植物を暴露することによ って、現在探求されている。 前述の型のキメラのフィトクロム遺伝子を表す組み換えDNA構成体をつくった (第1図に示すように)。これは、キメラのフィトクロム配列に操作的に連鎖し たカリフラワーのモザイクウィルス(Cauliflower Mo5aic  Virus)358プロモ一ター断片転写体から成る。キメラのフィトクロム配 列は、アベナ(Avena)の3型ゲノムのクローン、pGP8.2−2、から の1438bpのフィトクロムの解読配列から成り、クローンpAP3.1から の1862bpのアベナ(Avena)3型cDNA解読配列(このプラスミド からのEcoRV 〜Xba I)に連鎖し、そしてアベナ(Avena)の4 型ゲノムのクローンpGP2.4−1からの1733bp (pGP2.4−1 のXbal−EcoRI断片)で停止し、解読領域を完結し、そしてポリアデニ ル化シグナルおよび植物遺伝子の3°末端において要求されうる他の調節機能を 提供する。生ずる構成体は、中断されないDNA配列中の1129アミノ酸のフ ィトクロムのポリペプチドをエンコードする。組み換えDNA構成体を使用して 、アグロバクテリウム(Agrobacterium)仲介の葉ディスクの感染 によりタバコ植物を形質転換した。形質転換から再生したタバコ植物は、機能的 キメラのフィトクロムのタンパク質の発現を示し、そして明所および暗所の両者 において合計のフィトクロムの増加した定常状態のレベルを表す。キメラ遺伝子 を発現するタバコの形質転換体のすべては、増加した緑色の色素、増加した分! !(植物の基部からのより覆い茎の形成)、頂芽優生の顕著な減少、および部間 距離の減少)を示し、半矯性の表現型をもつ植物を生じ、こうして形質転換した 植物は正常植物と同一数の葉の節対花序を有するが、はぼ半分の高さを有する。 一般の実用性をもつフィトクロムの解読領域の発生は、本発明において、2つの 異なるフィトクロム遺伝子からの片を表す2つの独立のゲノムのアベナ(Ave na)フィトクロムのクローンの部分を1つのアベナ(Avena)のcDNA のクローンと組み合わせることによって達成される。ここで使用するcDNAの クローン、pAp3.1と表示する[バージエイ(Hershey)ら、核酸の 研究(NucleicAcids Re5earch)、13:8543−85 59(1985))は、フィトクロムのポリペプチドの中央区画をエンコードす るが、光受容体のN−末端およびC−末端をエンコードする5′および3′配列 の両者を欠如する。cDNAのクローンから失うエクソン2からの5′解解読列 を含有するゲノムのクローンpGP8.2−2からの断片[バージエイ(Her shey)ら、1985、前述した]を使用して、光受容体のN−末端の解読領 域を完結し、そして解読領域のための5′非翻訳リーダーを提供する。pAP3 .1からの失う3゛解解読列およびポリアデニル化配列を、λGP2.4と表示 するゲノムのクローンから誘導した。pGP2.4−1は、pBR322のEc oR1部位の中にスクリーニングしたゲノムのクローンpGP2.4からの5. 5kbpのEcoRI断片である[バージエイ(Hershey)ら、1985 、前述した]。生ずるDNA断片によりエンコードされる新規なタンパク質配列 は、3型および4型のフィトクロムの部分から成る融合タンパク質であり[バー ジエイ(Hershey)ら、1985コそして自然に存在しない。本発明は、 また、植物のゲノムの中にまたは複製する染色体以外の要素として存在する、前 述の、遺伝子組み合わせからなり、この場合において、産生されるフィトクロム のタンパク質は、それが発現される種に対して本来のフィトクロムであるか、あ るいは他の植物種の解読領域から誘導した異種タンパク質である。事実、フィト クロムの解読領域は、所望の植物中で機能的フィトクロムを産生ずる、任意の異 種または相同の解読領域から成ることができる。 フィトクロムの解読領域の発現を誘導するように選択したプロモーターの由来は 、それが明所および暗所で成長した植物中の定常状態のレベルを増加することに よって、本発明を達成するために十分な転写活性を有するかぎり、臨界的ではな い。本発明において使用するプロモーター領域は、カリフラワーのモザイクウィ ルスの353転写体から誘導される。プロモーター、例えば、カリフラワーのモ ザイクウィルスの198遺伝子から誘導したもの、種々のアグロバクテリウム( AgrobacRUBPカルボキシラーゼ遺伝子からのプロモーター、クロロフ ィルA/B結合タンパク質遺伝子、植物由来のRUBISCOプロモーター、ま たはそれが連鎖しているフィトクロムの領域の十分に高いレベルの転写を提供す る、任意の源からの遺伝子からのプロモーターは、本発明を達成することが期待 される。 自然のフィトクロムのプロモーターの中にあるいは他のプロモーター構成体の中 にエンハンサ−またはエンハンサ一様要素は、また、フィトクロムをエンコード する遺伝子の増加した転写活性によりフィトクロムのレベルを増加して、本発明 を達成するであろう。これは、次のものを包含する:ウイルスのエンハンサ−1 例えば、35Sの中に見いだされるもの、オウデル(Odel)ら、1987  [オウデル(Odel)J。 T8、ノウルトン(Knowl ton) 、S、 、リン(L i n) 、 W。 およびマウバース(Mauvars)、C,J、 、プラント・モレキュラー・ バイオロジー(Plant Mo1ecular Biology)10:26 3−272(1988)]、オクトピンシンターゼまたはツバリンシンターゼ遺 伝子からのエンハンサ−1またはフィトクロムの解読配列に操作的に連鎖したプ ロモーターの中に配置したとき、転写を増加する他のエンハンサ−。 フィトクロムの解読配列は、本発明を達成するために、イントロンを含有するか 、あるいは含有しないことができる。イントロンをもたないフィトクロムは好ま しいことがある。なぜなら、このような解読領域は、種々の植物種の間でイント ロンの欠失の原因となる機構が潜在的に異なるために、フィトクロムの一次転写 の起こり得る転写後のプロセシング回避するからである。解読配列源に無関係に 植物中の活性フィトクロムの発現を提供するであろう、フィトクロムの解読領域 は、本発明を達成するために十分である得ることが期待される。これは次ぎを包 含する:他の単子葉または双子葉種の中に導入された単子葉植物からのフィトク ロムの解読領域、および双子葉または単子葉中の双子葉のフィトクロムの使用。 事実、フィトクロムの解読配列は進化を通してそのように機能的に保存されてき たので、藻類の種からのフィトクロムは、また、本発明の達成に有用であること を期待することができる。使用する解読領域の唯一の要件は、その適切な発現に 要求される適当な5°および3゛の調節配列に操作的に連鎖した、このような解 読領域で植物を形質転換したとき、それが所望の植物種の中に活性なフィトクロ ムを提供することができることである。 ポリアデニル化シグナルおよびフィトクロムの解読領域の適切な発現に要求され 得る他の調節配列を提供することができる、任意の3゛非解読領域を使用して、 本発明を達成することができる。これは、次のものを包含する:変更すべき植物 種の相同性フィトクロム遺伝子の自然3゛末端、異種フィトクロム遺伝子からの 3゛末端、ウィルスの遺伝子からの3°末端、例えば、カリフラワーのモザイク ウィルスの転写体の35Sまたは19Sの3°末端、オピンンンターゼ遺伝子か らの3″末端、RUBISCOまたはCAB遺伝子の3°末端、あるいはその核 酸配列内の必要な調節の情報を提供して、それが操作的に連鎖するプロモーター /フィトクロムの解読領域の組み合わせの適切な発現を、使用する配列が生ずる ような、任意の源からの3°末端配列。 本発明は、また、所望の末端を得る種々の他の方法により達成することができる 。1つの形態において、本発明は、野生型または植物中の異種のフィトクロムの 有意に多数のコピーを有することによって、増加したレベルのフィトクロムを産 生ずるように植物を変更することに基づく。 これは本発明を達成するために十分にフィトクロムのレベルを増加することがあ る。 フィトクロムは明所で成長した植物中で急速に劣化することが知られている。本 発明の他の形態は、フィトクロムのタンパク質のそれ自体を変更して、そのタン パク質の細胞の半減期を有意に増加して、明所でフィトクロムのより高い定常状 態のレベルを得ることから成る。フィトクロムはウビクイチン仲介通路を経て劣 化することが知られている[シャンクリン(Shank] in)ら、ブロシー デインダス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ(Proc、 Nat 1.Acad。 Sci、)USA、84 : 359−363 (1987)コので、本発明は フィトクロム中のウビクイチン認識部位を変更して、明所でタンパク質の劣化速 度を減少しフィトクロムのレベルを増加することによって達成できる。 下に記載する本発明の実施例は、タバコ、トマトおよびアブラナ中のフィトクロ ムの過度の発現についてであるが、フィトクロムは植物界を1して高度に機能的 に保存されるので、本発明は広範な種類の植物種をフィトクロムの過度の発現の 表現型に形質転換することによってこれらの植物種において達成することができ る。ことに低い光条件において増加した光合成活性により、矯性によるか、ある いは減少した頂芽優生により利益を得るであろう、耕種学的に重要な種は、次の ものを包含するが、これらに限定されない:イネ、コムギ、ダイズ、オイルシー ドレイブ、レタス、ヒマワリおよび他の果実の木の変種。例えば、イネでは、暗 い緑色の葉をもつ単項性である変種は、倒れに対する抵抗の増加のための最良の 収量、ならびに穀果の産生の間の光合成の生産量の増大を与えることが発見され た[概観について、参照、マツケンジー(McKenzie)ら、栽培変種植物 の発育の原理(Principle ofCultivar Developm ent)、(W、 F e h riり、Vol、2.487−532、Ma  cMi 11 an :二、−:I−り 1987コ。自然に矯性ではないが、 他の有利な特性、例えば、耐寒性または病害虫に対する抵抗を表すイネの変種に おいてこれらの特性を誘導する能力は、大きい耕種学的の利益をもつであろう。 単項性は他の重要な作物植物、例えば、ダイズ[フェール(Fehr)、W、、 栽培変種植物の発育の原理(Principle of Cu1tivar D evelopment)、(W、Fehr編)、Vol、2.533−576、 MacMi l lan :ニューヨーク 1987コ、ヒマワリ [ミラー( Mi ] 1er)、J、F、 、栽培変種植物の発育の原理(Princip le of Cu1tivar Development)、(W、Fehr編 )、Vol、2.6260668、MacMillan:ニュ E−り 198 7コ、およびコムギ[アラン(AIian)、栽培変種植物の発育の原理(Pr inciple of Cu1tivar Development)、(W、 Fehr編)、Vol、2.669−748、MacMi ] l an :ニ ューヨーク 1987]における量の増大について有益であることが発見された 。さらに、コムギはそれを光周期に対する感受性を低(シ(フィトクロム依存性 特性)、これによりそれをその/−ズンにおいてより早く成熟させることによっ て、フィトクロムの過度の発現を有益に実施することができる。さらに、植物の 変更によりよく暗い緑色を誘導してフィトクロムを過度に発現すると、消費者へ のアラピールが改良されるために、緑色の野菜、例えば、レタスおよび観賞植物 、例えば、キクの市場性を改良することができる。 動物の飼料、例えば、アルファルファおよびクローバ−のために使用する植物に おける光合成活性の増加は、バイオマスの種子中の蓄積を増加することによって 、同様によくより価値がある食糧とすることがある。 この開示に関して、ある数の用語を利用する。ここで使用するとき、用語「プロ モーター領域」は、DNAの配列を呼び、これは、通常、RNAポリメラーゼに ついての認識および/または正しい部位において転写を開始するために要求され る他の因子を提供することによって、解読領域の発現を制御する、構造遺伝子の 解読配列に対して上流(5°)に存在する。プロモーター配列は必要であるが、 遺伝子の発現を推進するために常に十分であるとはかぎらない。「プロモーター 断片」は、プロモーター領域のDNA配列の一部分を構成する。「エンハンサ− 」は、向きおよび位置に対して独立の方法で操作してプロモーターの活性を刺激 することができる、DNA断片の型である。エンハンサ−は、また、オウデル( Odell)ら、プラント・モレキュラー・バイオロジー(PIant Mo1 ecular Biology)、10:263−272 (1988)に記載 するように、転写刺激体を表示することができる。「核酸」は、糖、リン酸塩お よびプリンまたはピリミジンを含有するモノマー(ヌクレオチド)から構成され た、−重鎮または二本鎖であることができる、大きい分子を呼ぶ。「核酸断片」 は、通常より大きい核酸分子の制限エンドヌクレアーゼの消化により得られる、 所定の核酸分子の一部分である。高等植物において、デオキシリボ核酸(DNA )は遺伝子物質であるが、リポ核酸(RNA)はDNA中の情報をタンパク質の 中に翻訳するとき関係する。「ゲノム」は、有機体の各細胞の中に含有される遺 伝子物質の全体の本体である。用語「ヌクレオチド配列」は、−重鎖または二本 鎖であることができるDNAまたはRNAのポリマーであり、DNAまたはRN Aのポリマーの中に組み込むことができる、合成、自然以外のまたは変更したヌ クレオチド塩基を必要に応じて含有する。ここで使用するとき、「選択した遺伝 子産生物のためのDNA配列」は、特定のタンパク質の遺伝情報を指定するDN A配列の遺伝子を呼ぶ。「調節配列」は、ここで使用するとき、その転写および 発現が細胞のタンパク質合成装置に関して調節配列により制御される、選択した 遺伝子産生物のためのDNAに対して上流(5°)、その中に、および/または 下流(3°)に位置するヌクレオチド配列を呼ぶ。用語「構造遺伝子」は、タン パク質、ポリペプチド、またはその一部分をエンコードし、そして転写の開始お よびRNAのプロセシングを推進する調節配列を排除する遺伝子の部分を呼ぶ。 構造遺伝子は通常細胞の中に見いだすことができるか、あるいはそれが導入され る細胞の位置の中に見いだすことができ、この場合において、それは異種遺伝子 と呼ぶ。「異種遺伝子」は、この分野において知られている任意の源から、例え ば、バクテリアのゲノムまたはエピソーム、真核生物の核またはプラスミドのD NA、cDNA、または化学的に合成したDNAから、全体でまたは一部分で推 進することができる。構造遺伝子は「中断されない解読配列」を構成することが でき、すなわち、タンパク質分子へのその転写の前にメツセンジャーRNAから のイントロンの切除を必要としないか、あるいはそれは適当なスプライシング接 合により結合された1または2以上のイントロンを含むことができる。「イント ロン」はDNAから合成した最初の転写体に存在するRNAの配列であるが、細 胞内のRNAの切断および再メツセンジャーRNAにより除去して成熟したメツ センジャーRNAをつくり、次いでこれをタンパク質に翻訳することができる。 構造遺伝子は、天然に産出するか、あるいは合成の、異なる源から誘導されたセ グメントから構成することができる。構造遺伝子は異なる源から誘導されたセグ メントの複合体から構成する場合、それはしばしば「キメラ遺伝子」と呼ばれる 。3° の中断されない配列は、DNAセグメントからなる遺伝子の部分を呼び 、ポリアデニル化シグナルおよび解読配列のプロモーターの末端においてmRN Aのプロセシングを実施することができる他の調節シグナルを含有する。ポリア デニル化シグナルは、mRNA前駆体の3′末端へのポリアデニル酸の特性の付 加を実施することによって、通常特性決定される。ポリアデニル化シグナルは標 準の形態5°−AATAAA−3° に対する相同性の存在により普通に認識さ れるが、変動は異常ではない。用語「組み換えDNA構成体」は、任意の源から 誘導された、−重鎖または二本鎖のDNAまたはRNAの、線状または円形の、 プラスミド、ウィルス、自律的に複製する配列、ファージまたはヌクレオチド配 列を呼び、ここで適当な3′の中断されない配列と一緒に選択した遺伝子産生物 のためのDNA配列およびプロモーター断片を植物細胞の中に導入することがで きる、独特の構成体の中に、ある数のヌクレオチド配列が接合または再び組み合 わせられている。 「原形質体」は、細胞壁または細胞外のマトリックスをもたない植物細胞を呼ぶ 。「減少しだ頂芽優生」は、主要な頂端分裂組織が脇芽への影響が少ないので、 増加した葉の形成および分枝が植物の分裂組織から起こる、植物における状態を 呼ぶ。「生理性」は、同一種の正常植物より約半分だけ小さいが、それ以外は正 常の構造(すなわち、同一数の茎の節対花部、同一数の花)を有する植物を呼ぶ 。 ここで使用するとき、「形質転換」は、細胞/組織/植物に転移した核酸分子上 にエンコードされた性質を細胞/組織/性質が獲得するプロセスを意味する。「 転移」は、DNAを細胞の中に転移する方法を呼び、マイクロインジェクション 、あるいは種々の物理学的処理(例えば、エレクトロポレイション)または化学 的処理(例えば、ポリエチレングリコール、PEG)で細胞膜を浸透することを 包含する。核酸で形質転換される結果として新しい特性を獲得する植物は、「ト ランスジェニック植物」と呼ばれる。ここで使用するとき、原形質体または植物 を化学物質へ「暴露する」は、その物質で前記原形質体または植物を処理、イン キュベーション、接触することを呼ぶ。用語「操作的に連鎖した」は、2つのD NA断片を機能的RNAの中に転写これにより適切な向きおよびリーディングフ レームで化学的融合することを呼ぶ。ここて使用するとき、用語「に対して相同 性」は同様なアミノ酸配列を有するタンパク質を呼ぶ。用語「発現」は、ここで 使用するとき、遺伝子産生物の配列の遺伝情報を指定する遺伝子から遺伝子産生 物への翻訳を意味することを意図する。発現において、遺伝子産生物の配列の遺 伝情報を指定するDNAは、まず、メツセンジャーRNAと呼ぶ相補的RNAに 転写され、次いで、こうして転写されたメツセンジャーRNAは前述の遺伝子産 生物に翻訳される。連続的でありかつさらに外部で制御されたプロモーター断片 により増強され、これによりメツセンジャーRNAの多数のコピーおよび大量の 選択した遺伝子産生物を産生ずる、発現は、「過度の発現」と呼ぶ。「翻訳開始 コドン」は、タンパク質解読配列の開始を特定する核酸中の3つのヌクレオチド のユニット(コドン)を呼ぶ。 本発明を通じて使用DNAの組み換えの技術は、この分野において知られており 、そして一般にマニアチス(Maniatis)ら、分子クローニング、研究所 のマニアル(Molecu]ar C]oning。 A Laboratory Manual)、コールド・スプリング・ハーバ− (Cold Spring Harbor)(1983)に記載されている。 DNAの酵素処理 1、制限酵素の消化 使用する制限酵素消化の緩衝液および消化条件は、各特定の酵素の製造業者によ り供給されるものである。製造業者により推奨されるとき、ジチオスレイトール (DTT)を別々の無菌の溶液から推奨される濃度に添加する。酵素を添加して 5〜−10ユニット/μgのDNAとし、そして反応混合物を水で適当な最終体 積(通常10〜20μm)に調節する。使用する制限酵素の反応混合物は、日常 的に0.7〜2.0μgのプラスミドDNAを含有した。反応成分を混合し、次 いで適当な温度において1〜3時間インキュベーションする。多数の酵素による DNAの消化は、別々の酵素の最適な塩および温度の条件が類似するとき、同時 に実施される。これらの条件が十分に異なるとき、消化は最低の塩の条件を要求 する酵素を使用して順次に開始する。引き続く反応は使用する酵素について適当 な緩衝条件に対して補助的である。 2、平滑末端の反応 場合に応じて、結合の前に制限断片の末端を平滑とすることが必要である。平滑 末端の反応は、E、coliのDNAポリメラーゼIのクレノー断片を利用する 。反応混合物は1ユニツトのクレノー断片/μgのDNA、50ミリモルのトリ ス−HCl、pH7,5,0〜50ミリモルのNaC1,5〜10のMgCl2 .5ミリモルのDTT中の50ミリモルの4つのデオキシヌクレシドトリホスフ ェート(dNTPs)の各々であり、そして室温(22℃)において15〜30 分間インキュベーションする(5°オーバーハングをフィルインするために)か 、あるいは2時間インキュベーションする(3°オーバーハングを除去するため に)。便利なときには、反応は同一の管の中で実施し、この管の中で1または2 以上の制限酵素との反応が起こる。それらの場合において、塩濃度を50ミリモ ルより低い最終濃度に調節する。第2の1または2以上の制限消化を実施すべき とき、クレノー断片を65〜70℃に加熱することによって不活性化した後、第 2制限酵素を添加する。 3、ホスフェートの反応 結合の間、DNAリガーゼは、一方のヌクレオチドが5“ −ホスフェート基を 含有し、そして他方が3゛−ヒドロキシル基を含有するときはじめて、隣接する ヌクレオチドの間のホスホジエステル結合の形成を触媒するであろう。したがっ て、プラスミドDNAの再環化は、バクテリアのアルカリ性ホスファターゼまた は仔つン腸ホスファターゼで線状DNAの両端から5゛ ホスファターゼを除去 することによって、最小とすることができる。結局、二重らせんのいずれの鎖も ホスホジエステル結合を形成することができない。しかしながら、5°−末端の ホスフェートをもつ外来DNAは脱リン酸化プラスミドDNAに効率的に結合し て、2つのニックを含有する開いた円形の分子を形成することができる。円形D NA にツクド線状DNAでさえ)線状のプラスミドDNAより非常に効率よく 形質転換する。結局、形質転換体の大部分は組み換えプラスミドを含有するであ ろう。 ホスファターゼ処理は、制限エンドヌクレアーゼ消化またはクレノー断片の処理 後、DNAを含有する溶液をトリス−MCI、pH8,4の中で0. 1モルと し、そしてこの溶液を0.5ユニツトの仔つシ腸アルカリ性ホスファターゼ(C IP)/μgのDNA (Boehr inger Mannheim Bio chemicals)と55℃において15分間インキュベーションすることに よって実施する。ホスファターゼは70℃に15分間加熱することによって不活 性化し、次いでDNA溶液を等しい体積のフェノール(使用するフェノールは0 . 1モルのトリス−HCl、pH8,0で使用前に飽和する)、フェノール: クロロホルム(1: 1)およびクロロホルムで順次に抽出する。酢酸ナトリウ ムを0.3モルの最終濃度に添加し、次いで2体積のエタノールを添加すること によって、DNAを沈澱させてそれを濃縮する。 4、結合 DNA断片の結合のために、T4 DNAリガーゼ(PHamac ia1ニ二 −ジャージイ州ビス力タウェイ)およびリガーゼ緩衝液(50ミリモルのトリス −HCl、pH7,5,10ミリモルのMgCl2.1.0ミリモルのDTT、 および1.0ミリモルのATP)を使用する。 平滑末端のDNAを結合し、ポリエチレングリコール8000 (PEG800 0)結合混合物に5%(w/v)の最終濃度に添加する。2〜5ユニツトの酵素 をDNAの1μg当たりに添加する。反応混合物を16℃において一夜インキユ ベーションする。 DNAのゲル電気泳動 DNAのポリアクリルアミドゲルの電気泳動のために、89ミリモルのトリスお よび89ミリモルのホウ酸塩(pH8,3) 、2.5ミリモルのNa2EDT Aから成るトリス−ホウ酸塩−EDTA (TBE)緩衝液(Bethesda  Re5each Laboratories。 マリイランド州20877ガイサーバーグ)を使用する。使用するゲルは、25 %のグリセロールを含有する100m1のIXTBE中に溶解した4、5%のア クリルアミドおよび0.15%のビス−アクリルアミドから成っていた。この溶 液に、0.05gの過硫酸アンモニウムおよび35μ】のN、N、 N’ 、  N“−テトラ−メチルエチレンジアミン(TEMED)を添加し、そしてこの溶 液をゲルの型の中に注ぐ。2mmのコームおよびスペーサーを普通に使用し、そ してほぼ10〜15μg/ウェルのDNAを装入する。電気泳動を150〜25 0ボルトで1xTBEの中で実施する。電気泳動後、ゲルを臭化エチジウム(1 μg / m目の水溶液の中で染色し、そしてDNAを紫外線トランスイルミネ ーターで可視化する。ゲルをポラロイド(Polaroid)カメラおよびポラ ロイド667フイルム(Polaroid Tech、Phot○、マサチュセ ッツ州02139ケンブリッジ)を使用して写真撮影する。 DNAはポリアクリルアミドゲルから次のようにして回収する 臭化エチジウム (E t B r)の染色により可視化した、所望のバンドをゲルから切断し、 エッペンドルフ管に入れ、そしてスパチュラで細分する。 等しい体積のゲル溶離緩衝液(0,5モルの酢酸アンモニウム、14ミリモルの 酢酸マグネシウム、1ミリモルのEDTAおよび01%のSDS溶液)を添加し 、そして管を37℃において一夜激しく震盪しながらインキュベーションする。 次の日に、ガラスウールのプラグを含有する1mlのピペッティングチップにア クリルアミドを通すことによって、アクリルアミドから液体を排出する。アクリ ルアミドを第2体積のゲル溶離緩衝液ですすぎ、そして1mlのピペットマン( Pipetman)ピペッタ−を使用して液体をティップから強制的に出す。次 いで、DNAを2体積のエタノールの添加により沈澱させ、そしてドライアイス −エタノールの中でインキュベーションした。DNAを、前述したように、マイ クロフーグ(microfuge)の中で試料を4℃において15分間遠心する ことによって集める。次いで、沈澱を70%のエタノールですすぎ、真空乾燥し 、そして次の操作の性質に依存して選択した緩衝液の中に再懸濁する。 ポリアクリルアミドゲルについて前述した緩衝液を使用して0.7〜1.2%の アガロースゲル(分析するDNA断片の大きさに依存する)の中で、DNAのア ガロースゲルの電気泳動を実施する。電気泳動はDNAの量/レーンおよび実験 の所望の時限に依存して50〜150ポルトの電圧で実施する。電気泳動後、前 述したように、ゲルを1μg/m1のEtBrで染色し、そしてDNAを紫外線 トランスイルミネーターで可視化し、そして写真撮影する。 DNAを低温のゲル化アガロースを使用してアガロースゲルから回収する[ノー ・プラーク・アガロース(Sea Plaque Agarose)、FMCC orporation、Marine Co11oids I]vision、 メイン州048410ツクランド]。電気泳動の手順は前述したものである。問 題のDNAの可視化後、バンドを切断し、そしてニッペンドルフ管の中に入れる 。次いで、管を一80℃において30分間凍結し、次いで融解する。次いで、ア ガロースをスパチュラで破砕し、そして試料をマイクロフーグ内で10分間遠心 する。 上澄み液を管の底においてアガロースの沈澱を乱さないで管から取り出す。試料 を1/10体積の3モルの酢酸ナトリウムおよび2体積のエタノールで沈澱させ 、次いて一80℃において15〜30分間インキュベーションする。DNAをマ イクロフーグの中で4℃において15分間遠心することによって回収する。次い で、DNAの沈澱を70%のエタノールで洗浄し、真空乾燥し、そしてTE緩衝 液の中に再懸濁する。 バクテリアの細胞の形質転換 プラスミドDNAによるE、coliの形質転換を、ベセスダ・リサーチ・ラボ ラトリーズの凍結した能力細胞を使用して実施した。従ったプロトコルに細胞を 供給する。 能力細胞を一80℃のフリーザー内の貯蔵から取り出し、そして氷上で融解する 。要求される数の17X100mmのポリプロピレン管(Fa ] con20 59)を予備冷却のために氷上に配置する。細胞をおだやかに混合し、次いで1 00μlのアリコートを容管の中に入れる。結合混合物を水で5倍に希釈した後 、細胞に添加する。2μmの希釈した結合混合物を細胞に添加し、そしてこれを 氷上で30分間インキュベーションする。次いで、細胞を水浴で震盪しないで4 2℃において45秒間熱衝撃する。細胞を氷に2分間戻した後、09mlのS、  O,C。 培地を添加する。S、O,C,培地は2%のバクトドリプトン、0.5%の酵母 エキス、10m1のNaC]、2.5ミリモルのKCI、20ミリモルのMgC +2、MgSO4(各10ミリモルの)および20ミリモルのグルコースから構 成されている。次いで、細胞を225RPMで37℃で1時間M盪する。この増 殖期間後、細胞を形質転換したプラスミドの選択に適当な抗生物質を含有するL B平板上で平板培養する。 通常、平板当たりいくつかの異なる体積(すなわち、15.15および150μ m)の細胞を添加し、次いで平板を37℃において一夜インキュベーションして コロニーを増殖する。 エンドヌクレアーゼがダム(dam)メチル化に対して感受性である制限部位で DNAを切断することが必要であるとき、所望のDNAを含有するプラスミドを E、coliのdam−菌株の中で増殖する。菌株N52626をこの研究にお いて使用するが、任意の商業的に入手可能なE、coliのdam−を使用する ことができる。能力dam−細胞は次のようにして得られる。50m1のLBブ ロスを100μlの一夜の培養物で接種し、それらを37℃において震盪しなが らO,D、 agoが0.250となるまでインキュベーションし、次いで細胞 を氷上で0℃に冷却する。バクテリアを1500xgで10分間遠心することに よって収穫し、次いで25m1の100ミリモルのCaCl2の中に再懸濁し、 そして氷上で30分間インキュベーションする。バクテリアを再遠心しく上のよ うにして)そして1mlの100ミリモルのCaCl2の中に再懸濁する。氷上 で4時間後、200μmの能力細胞を除去し、1μgのプラスミドDNAを添加 し、そして細胞を氷上で30分間インキュベーションする。次いで、細胞を42 ℃の水浴の中で震盪せずに2分間熱衝撃する。細胞を氷に2分間戻した後、1m lのS、 O,C6培地を添加する。形質転換は前述したように進行する。 プラスミドの分離および精製 1、大規模の調製 25m1の所望のプラスミドを含有する一夜の培養物(または指数成長した培養 物)を調製する。次いで、2mlの一夜の培養物をl】のM9CAまたはL2’ ロスに希釈し[分子クローニング、研究所のマニアル(Molecular C loning:A LaboratoryManua 1) 、マ=アチス(M aniatis)ら、:l−/l/ドースプリング・ハーバ−・ラボラトリ−、 コールド・ノ1−ノ<−(ColdSpring Harbor Labora tory)、コールド・スプリング・ハーバ−(Cold Spring Ha rbor)、=ニーヨークコそして16時間(−夜)36℃で激しく震盪しなが らインキュベーションした。4℃において5分間4000Xgで遠心することに よってバクテリアを集める。沈澱をよく排液し、そして36m1の合計の体積の GTE緩衝液[50m1のグルコース、25ミリモルのトリス−HCl、pH8 および10ミリモルのEDTA]の中に再懸濁する。4m】のGTE中の40m g/mlのりゾチームを懸濁液に添加し、そしてこの混合物を室温において10 分間インキュベーションする。細胞懸濁液を氷上で冷却し、そして80m1の新 しくつくった0、2NのNaOHおよび1%のSDSをおだやかにかきまぜなが ら添加する。この混合物を氷上で10分間インキュベーションする。40m1の 2モルの酢酸中の3モルの酢酸カリウムを添加し、そしてよく混合する。次いで 、この混合物を水上で15分間インキュベーションする。24.OOOxg[1 2K RPMIで15分間遠心することによって沈澱を除去し、そして上澄み液 を4〜5層のチーズクロスを通して濾過する。領 6体積のイソプロパツールの 添加により、核酸を沈澱させる。生ずる沈澱を12.000rpmで15℃にお いて10分間遠心することによって集める。前述したように、沈澱を70%のエ タノール(TE緩衝液)で洗浄し、そしてDNAを再沈澱させる。核酸の沈澱を 10m1のTE、pH8中に溶解する。DNAが溶解してしまった後、溶解した DNAの各1mlに1.0gのCsC1を添加する。0.32m1のの臭化エチ ジウム(EtBr)を10mg/mlの原溶液からのDNA溶液に添加する(6 00μg/mlの最終濃度)。ベックマン(Beckman)70゜1Tio− ターまたは同等の装置で20℃において少な(とも15時間65.000rpm で遠心することによって、プラスミドDNAをバンドに分ける。勾配は一般に3 つのバンドを含有する。最低のバンドは臭化エチジウムを吸収しないが、2つの 上のバンドは事実色素を吸収する。 染色体DNAに相当するそれほど密でない上部のバンドはしばしば肉眼で見るこ とができる。勾配からの2つの吸収バンドの下であるプラスミドのバンドを、管 のバンドより下の側面を20ゲージの針で穿刺し、そしてDNAを管の中から外 に抜き出すことによって取り出す。NaC1で飽和した80%のイソプロパツー ル(IQmlの50ミリモルのトリス−HCl、pH8,0,1ミリモルのED TAおよびlQmlの5モルNaC1を80m1の2−プロパツールに添加する ことによって調製した)でDNAを反復して抽出することによって、EtBrを 除去した。 抽出したプラスミドを2体積のTESpH8,0で希釈し、そしてDNAを2体 積のエタノールで一20℃において少なくとも1時間沈澱させる。4℃において 30分間10.OOOxgで遠心することによって、DNAを回収する。DNA をTE緩衝液の中に再懸濁し、そして酢酸ナトリウムを0. 3ミリモルに添加 し、次いで2体積のエタノールを添加することによってDNAを再沈澱する。前 述したようにDNAを回収し、そして−20℃において貯蔵する。 2、小規模の調製 5mlの抗生物質を含有する培地を単一のバクテリアのコロニーで接種する。3 7℃において激しく農産しながら一夜インキユベーションする。1.5mlの培 養物をエッペンドルフ管の中に注ぐ。吸引により培地を除去し、バクテリアの沈 澱をできるだけ乾燥して残す。同一管中で反復する。−夜の培養物の残部を4℃ で貯蔵するか、あるいは各ピック(pick)の原平板を番号を付したマトリッ クス上で作って各のコロニーの同一性を確立する。4mg/m]のリゾチーム( 使用直前に溶液に添加する)を含有するGTE緩衝液の水冷溶液の100μmの 中で渦形成して沈澱を再懸濁する。室温において5分間インキュベーションする 。管の上部はこの期間の間に閉じる必要はない。200μlの溶菌緩衝液の新し く調製した溶液を添加する(0.2NのNaOHおよび1%の5DS)。管の上 部を閉じ、そして管を急速に3または3回倒立させることによって内容物を混合 する。管を水上で5分間貯蔵する。次のようにして調製した酢酸カリウムの水冷 溶液(pH4,8)の150μmを添加する 60m1の5モルの酢酸カリウム に、11.5mlの氷酢酸および28.5mlのH2Oを添加する。生ずる溶液 はカリウムに関して3モルであり、そしてアセテートに関して5モルである。管 のキャップを閉じ、そして管を鋭く数回倒立させることによって混合する。水上 で5分間貯蔵する。エツベンドルフ遠心機内で4℃において5分間遠心する。上 澄み液を新しい管に移し、そして等しい体積のフェノール/クロロホルムを添加 する。渦形成により混合する。エッペンドルフ還心機内で2分間遠心後、上澄み 液を新しい管に移す。室温において2体積のエタノールを添加する。倒立により 混合する。室温において2分間放置する。エッペンドルフ遠心機内で室温におい て5分間遠心する。上澄み液を取り出し、そして紙タオル上で倒立した位置に管 を放置して、流体のすべてを排液する。250μmの70%のエタノールを添加 する。短時間混合し、次いで再遠心する。上澄み液のすべてを再び取り出す。真 空デシケータ−内で短時間沈澱を乾燥する。DNアーゼ不含膵臓RNアーゼ(2 0gg/ml)を含有するTE (pH8,0)の50μmを添加し、そして短 時間渦形成する。2μmの溶液を新しいエツベンドルフ管に移す。6μmの水、 1μmの適当なIOX制限緩衝液、および1μlの所望の制限酵素を添加する。 適当な温度(37℃)において1〜2時間インキュベーションする。調製物の残 部を一20℃において貯蔵する。制限消化におけるDNA断片をゲル電気泳動に より分析する。 3載接合(triparental mating)問題のDNA構成体を平板 培養の中に導入してそれらの活性を試験するために、構成体をE、co]j菌株 HBIOIからアグロバクテリウム・ツメ77シエンス(Agrobacter ium tumefaciens)、菌株GV3850の中に移動させる。プラ スミドpRK2013を含有するE、coli菌株HBIOIを、3載接合にお けるプラスミドの移動化のためのヘルパーとして使用する。バクテリアの各菌株 、HBIOI(構成体を含有する) 、HBIOI (pRK2013)、およ びGV3850を、5rnJのルリア・ベルタニ(Luria Bertani )(LB)ブロスの中で適当な選択的抗生物質の存在下に、別々に一夜増殖させ る。培養物からの細胞を22℃において10分間を4000xgで遠心すること によって収穫し、次いで5mlのLBブロスの中に再懸濁する。100μ】の3 つの培養物の各々を1.5mlのエッペンドルフ遠心機中で混合し、そして全体 の混合物を無菌のニトロセルロースのディスク(Mi ] ] 1pore H A型フィルター)上にピペッティングすることによって、接合を実施する。各ニ トロセルロースのディスクを6〜8枚のワットマン(Wha tman)#1濾 紙上に配置して、過剰の液体を培養物から除去し、これにより混合物中のバクテ リアを濃縮する。次いで、ニトロセルロースのディスクを100mmのベトリ皿 中のLBアガロースゲル上に配置し、そして30℃においてほぼ16時間インキ ュベーションする。インキュベーション後、バクテリアをニトロセルロースのデ ィスクから無菌の4mlのポリプロピレン培養管の中に1mlの10ミリモルの M g S O4を使用して洗浄する。 バクテリアを無菌的に希釈し、そして種々の希釈物を100μg/m1のりファ ンピシン、スペクチノマイシン、およびストレプトマイシン(または他の適当な 抗生物質の組み合わせ)の各々を含有するLB寒寒天平板−配置する。30℃に おいて3日間インキュベーションした後、抵抗性コロニーを選択し、そして前述 の小規模のプラスミドの分離を使用して、個々のコロニーから調製したT1プラ スミドのサザンプロット分析により、所望のインサートのDNAの存在を確証す る。 植物の形質転換 構成体を、タバコの葉のディスクのアグロバクテリウム・ツメファシェンス(、 へgrobacterium tumefaciens)の感染を経て、植物の ゲノムの中に移動化する。無菌の培地および異種生物を混じない植物/バクテリ アの培養物の操作のための標準の無菌の技術に従い、これはすべての転移のため に層状流れのフードの使用を包含する。葉のディスクの感染のための鉢植のタバ コ植物を、12時間、24℃日中、12時間、20’C夜のサイクルで、はぼ8 0%の相対湿度で、混合した冷白色蛍光および白熱光の下に維持した成長室内で 成長させる。 タバコの葉のディスクの場合は、本質的にポルシニ(Horsch)らの方法に より実施する[ホルシx (Ho r s ch) 、R,B、 、7 !J  (Fry) 、J、 E、 、ホ77ン(HOf fman) 、N、L、 エ イキホルツ(Eichholtz)、D、 、oジャース(Rogers) 、 S。 G、およびフラレイ(Fra Iey) 、R,T、(1985) 、サイエン ス(Science)、227.1229−1231コ。 若い葉、完全に広がらずかつほぼ4〜6インチ、を、はぼ4〜6週齢のタバコ植 物からメスで収穫する。葉をほぼ500m1の10%のクロロホルム(Chlo roX)、0.1%のsDs溶液の中に沈め、次イで無菌の脱イオン水で3回す すぐことによって、葉を表面滅菌する。無菌の紙ポンチを使用して全葉がら、直 径6mmの葉のディスクを調製する。 問題のプラスミドを有するアゲロバクチ1功ム(Agrobacterium) の−夜のLBブロスの1=10希釈物の20m1の中に葉のディスクを数分開法 めることによって、葉のディスクを接種する。接種後、CN寒天培地(1バツグ のMS塩(Gibco) 、30gのスクロース、8gの寒天、O,1m]の1 mg/mlのNAAおよび1mlの1mg/mlのBAP/l、pH5,8)を 含有するベトリ皿に葉のディスクを配置する。平板をバラフィルムでシールし、 そして混合した蛍光およびrGroおよび5hoJ植物光(General E lectric)下でほぼ25℃に維持した培養室内で2〜3日間インキュベー ションする。 アグロバクテリウム(Agrobacterium)の葉のディスクを除去しそ して形質転換したタバコ細胞の成長について選択するために、葉のディスクを5 00mg/lのセフォタキシムおよび100mg/]のカナマイシンを含有する 新鮮なCN緩衝液に移す。セフォタキシムを凍結した100mg/m]の原溶液 として保持し、そしてオートクレーブ処理後培地に無菌的に添加する(0.45 μmのフィルターを通して濾過滅菌する)。新鮮なカナマイシン原溶液(50m g/ml)を各使用のために調製し、そしてオートクレーブ処理した培地に濾過 滅菌して入れる。 葉のディスクを前述の成長条件下に3週間インキュベーションし、次いで同一組 成の新鮮な培地に移す。 カナマイシン選択した外植体上で発育するほぼ1〜2週後の苗条を無菌のメスで 切除し、そして100mg/lのカナマイシンを含有するA培地(lバッグのM S塩(Gibco)、10gのスクロース、および8gの寒天/1)の中に植え る。カナマイシンの中で根付く苗条を土に移し、そして前述の成長室の中で成長 する。 植物のRNAの分離 葉のディスクの接種の手順を経て植物の中に形質転換されたDNAの発現を分析 するために、RNAを植物から分離し、そして形質転換性DNAによりエンコー ドされる特異的RNA転写体の存在について試験する。土の中に鉢植後、そして 植物がほぼ10枚の葉の段階に成長したとき、1gの葉の組織を各植物から収穫 し、そして液体窒素の中で凍結した。凍結した葉の組織を乳鉢および乳棒で粉砕 し、次いで4mlのプロイテイナーゼに溶液(50ミリモルのトリス−HCl、 pH9,0,10ミリモルのEDTA、および2%のSDS中の250gg/m lのプロイテイナーゼK)50℃において10分間消化する。次いで、この溶液 を等しい体積のフェノール:クロロホルム:イソアミルアルコールで2回抽出し 、そして核酸を水性相から0.6体積のイソプロパツールで0.3モルの酢酸ナ トリウムの存在下に沈澱させる。−20℃において一夜のインキュベーション後 、核酸を12.OOOXgにおける遠心により集め、そして沈澱を1.5mlの H2Oの中に再懸濁する。RNAを示差的にDNAから、Q、5mlの8モルL iC1の添加および氷上の2時間のインキュベーションにより、沈澱させる。沈 澱を4℃において20分間12,000Xgで遠心することによって集め、そし てH2Oの中に再懸濁させ、そして前述したように同一濃度のLiC1で再沈澱 させる。次いで、RNAをH2Oの中に再懸濁し、そして1/10体積の3.0 モルの酢酸ナトリウムpH6,2および2.5体積のエタノールの添加および一 20℃において4時間より長い時間インキュベーションすることによりて沈澱さ せる。 RNアーゼの保護の分析 RNアーゼの保護の手順[ジン(Zinn)ら、細胞(Cell)34.865 −879.1983、メルトン(Melton)ら、核酸の研究(Nuclei c Ac1ds Re5earch)、12.7035−7056 (1984 )]を使用して、形質転換された植物から分離したRNA中のアベナ(Aven a)フィトクロムのメツセージを検出する。キメラのフィトクロム遺伝子の転写 開始部位とオーバーラッピングしそして下流を連続してフィトクロム遺伝子の解 読領域に入る800bpのDNA断片を、5P6RNAポリメラーゼがアベナ( Avena)フィトクロムのメツセージに対して相補的な転写を発生するような 向きで、pGEM3 (Promega Biotec)の中にクローニングす る。プローブと形質転換された植物から分離したRNAとの間のハイブリダイゼ ーション後、引き続<RNアーゼの処理は非ハイブリダイゼーションRNAを除 去し、そしてハイブリダイゼーションした二本鎖RNAにのみを残すであろう。 保護された領域はゲル電気泳動により検出することができる。製造業者が特定し ているように[32P] UTP(>30000i/ミリモル)の存在下にS  P 6 RNAポリメラーゼおよびプロメガ・バイオチク(Promega B iotec)キットを使用して、リボプローブを発生させる。形質転換された植 物および対照植物からの50ggの合計のRNA (、前述したように調製した )を、1x l Q’c pmのリボプローブと混合し、そして30μIの40 ミリモルのPI PES (pH6,4) 、400ミリモルのNaC+、およ び80%のホルムアミドを含有する溶液の中で45.5℃において16時間イン キュベーションする。生ずるハイブリッドを、350μlの300ミリモルのN aCL 10ミリモルのトリス−HCl、pH7,5,5ミリモルのEDTA、 40gg/mlのRNアーゼおよび2 u g/m ]のRNアーゼT1を含有 する溶液を添加することによって、RNアーゼで30℃において30分間消化す る。インキュベーション後、RNアーゼをSDSを消化物に0,5%の最終濃度 で添加し、そしてそれを50ggのプロテイナーゼにで37℃において30分間 処理することによって消化する。次いで、RNアーゼおよびプロテイナーゼにで 処理したハイブリッドを等しい体積のフェノール:クロロホルム: IAA ( 25:25:1)で抽出し、そして2.5体積のエタノールで沈澱させる。RN Aの試料を8モルの尿素を含有する4、5%のアクリルアミドゲル上で分析する 。 タンパク質の分析 形質転換された植物の中でアベナ(、Avena)フィトクロムの発現の存在は 、また、タンパク質レベルにおいて、アベナ(Avena)タンパク質を特異的 抗体で検出するか、あるいは暗所および明所で合計のフィトクロムのスペクトル 活性の増加を評価することによって、評価することができる。フィトクロムタン パク質のレベルは、モノクローナルまたはポリクローナルの抗フィトクロム抗体 を使用するイムノプロット手順により決定した[シャンクリン(Shank l  in)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイ エンシズ(Proc、Nat 1.Acad、Sc i、)USA、84.35 9−363 (1987)に記載されているコ。ポリクローナル抗体をウサギに おいて高度に精製したアベナ(Avena)フィトクロムに対して発生させ、そ して固定化したアベナ(Avena)フィトクロムを含有するAffi−Gel  10カラムの使用により精製した。50%のエチレングリコール、100ミリ モルのトリス−MCI (pH8,3)、140ミリモルの硫酸アンモニウム、 20ミリモルの重亜硫酸ナトリウム、10ミリモルのEDTA、および新しく添 加した4ミリモルのフェニルメチルスルホニルフルオライドの溶液(緩衝液A) の中で、ホモジナイゼイションすることによって、凍結した組織からタンパク質 抽出した。抽出物をポリエチレンインの中で10%(W/V)溶液(pH7,8 )の添加により0.1%(w/ v )とし、5分間撹拌し、そして50. 0 00×gで20分間遠心することによって透明にした。上澄み液のタンパク質濃 度をブラッドフォード(Bradford)タンパク質アッセイ試薬(Bior ad)を使用して決定し、そして35μgのタンパク質を含有する各抽出物の体 積を10%のグリセロール、3%のSDS、0゜25モルのトリス−MCI ( pH6,8) 、0.2mg/mlのブロモフェノールブルー、および0.7モ ルのβ−メルカプトエタノールの溶液と混合し、3分間沸騰させ、そして7%の SDSのポリアクリルアミドゲル上で展開した。SDSポリアクリルアミドゲル の電気泳動後、タンパク質をニドoセルロース(HAHY 304 FO,Mi  I l i pore)に電気泳動的に移した。免疫反応性のフィトクロムの バンドを比色的に可視化し、ここでウサギ免疫グロブリンに対して向けられたア ルカリ性ホスファターゼ接合ヤギigGおよびホスフェート基質ニトロブルーテ トラゾリウムおよび5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェートと組 み合わせてウサギ抗フィトクロム免疫グロブリンを使用した。 フィトクロム活性のスペクトル分析は、イムノプロット分析について前述したよ うに抽出したタンパク質を使用して実施したが、ただしポリニチレンイミンの添 加および遠心による透明化後、フィトクロムは硫酸アンモニウムを250mg/ mlに添加し、そして前述したように50゜000xgで遠心により集めた。沈 澱を1/2強度の重亜硫酸ナトリウムの代わりに14ミリモルのβ−メルカプト エタノールを含有する緩衝液A(前述の)の中に再懸濁した。フィトクロムの特 別の定量は、この緩衝液の中で、二重波長(A7so/As5s)の分光光度測 定を使用して、飽和の赤色光または近赤色光の照射後、シマズ(Shimadz u] IJV3000分光光度計を使用して実施した。Prについて1.2X1 0’11モル/ c mの吸光係数および赤色光中で86%のPfrの光平衡を フィトクロム含量のすべての計算に使用した。 本発明を次の実施例においてさらに説明する。これらの実施例において、特記し ない限り、すべての部および百分率は重量により、そして度はセ氏である。これ らの実施例は、本発明の好ましい実施態様を示すが、例示のみを目的とすること を理解すべきである。上の考察およびこれらの実施例から、当業者は本発明の本 質的特性を確認することができ、そしてその精神および範囲を逸脱しないで、本 発明の種々の変化および変更を行って、それを種々の用途および条件に適合させ ることができる。 実施例1 中断されないフィトクロムの解読領域を含有するDNA構成体を推進するための プラスミドpGP8.2−21、paps、2−22、pCV5、pCV5Bお よびCV5B3の構成pAF’:3.1、pGP2.4−1、pGP8.2−1 およびpGP8゜2−2はバージエイ(Hershey)ら[核酸の研究(Nu cleic Ac1ds Re5earch)、13:8543−8559(1 985)]およびバージエイ(Hershey)ら[遺伝子(Gene)61  :339−348 (1987)コに開示されており、そして1988年5月2 7日にアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(the Americ an Type Cu1ture Co11ectton)(米国マリイランド 州20852−17760ツクビレ)に受託された。プラスミドpAP3.1は ATCC受は入れ番号67713を有し、プラスミドpGP2.4−1はATC C受は入れ番号67715を有し、プラスミドpGP8.2−1はATCC受は 入れ番号67714を有し、そしてプラスミドpGP8.2−2はATCC受は 入れ番号67716を有する。カラスムギのフィトクロムのゲノムのクローンp aps、2−1、pGP8.2−2、およびpGP2.4−1、およびcDNA のクローンpAP3.1の配列を使用してキメラ遺伝子を作り、この遺伝子は1 kbpの3型フイトクロム遺伝子からの5° プロモーター配列、5°非翻訳リ ーダー、両者の3および4型のフィトクロムの解読配列から成る中断されない解 読領域および1kbpの4型アベナ(AVena)フィトクロム遺伝子からの3 ゛フランキング配を含有する。 高い塩の緩衝液中で2.5%gのpGP8.2−2をXbal、EcoRIおよ びPstlで切断することによって、フィトクロム3型遺伝子の5゛転写された 部分を得た。Xbalはクローニングされなかったpaps、2−2プラスミド の部分を切断し、そして望ましくないインサートを含有するクローンの数を減少 する消化において使用した。この消化は、2.56kbの断片上に存在する転写 した領域を生じた。pGP8.2−2の消化産生物を、EcoRlおよびPst Iで完全に消化したベクターpUc18とl:l(w:w)混合した。リガーゼ で一夜処理した後、この混合物を使用してE、coli JM107を形質転換 し、そして形質転換したバクテリアを5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル ホスフェート(X−gal)およびイソプロピルチオガラクトシド(IPTG) を含有するLB寒天平板上で平板培養した。白色コロニーから小規模のプラスミ ドDNA分離手順を使用して、プラスミドDNAを調製した。これは適当な抗生 物質(アンピシリン)を含有するLB培地の5mlのアリコートを単一のバクテ リアのコロニーで接種することによって達成した。37℃において激しく農産し ながら一夜インキユベーションした後、各培養物の1.5mlをマイクロ遠心管 の中に注いだ。これらの管をマイクロ遠心機内で20秒間遠心し、そして培地を 吸引により除去し、バクテリアの沈澱をできるだけ乾燥して残した。 追加の1.5mlの培養物を管に添加し、そして上の工程を反復した。 沈澱をリゾチーム(使用直前に溶液に添加した)を有するGTE緩衝液(50ミ リモルのグルコース、10ミリモルのEDTA、25ミリモルのトリス−HCl 、pH8,0)の100μmの水冷溶液の中に再懸濁した。室温において5分後 、200μlの溶菌緩衝液(0,2NのNaOHおよび1%の5DS)の新しく 調製した溶液を管に添加し、そして内容物を2または3回の急速な倒立により混 合した。管を5分間氷上に配置し、次いで150μlの酢酸カリウムの水溶液p H4,8(11゜5mlの氷酢酸および28.5mlのH2Oを60 m lの 5モルの酢酸カリウムに添加することによって調製した)。管を鋭(数回倒立す ることによって、内容物を混合した。氷上で5分後、管をマイクロ遠心機内で4 ℃において5分間遠心した。上澄み液を新しい管に移し、そして等しい体積のフ ェノール/クロロホルムを各々に混合しながら添加した。 生ずる乳濁液をマイクロ遠心機内で2分間遠心し、そして上澄み液を新しい管に 移した。2体積のエタノールを添加し、そして管の内容物をよく混合した。室温 において2分後、DNAを周囲温度においてマイクロ遠心機内で5分間遠心した 。上澄み液を廃棄し、そして管を紙タオル上で倒立位置に保持して流体のすべて を排出した。沈澱を250μ]の70%のエタノールで洗浄し、次いて管を再遠 心した。上澄み液を廃棄し、そして沈澱を真空デシケータ−中で短時間合成した 。粗製プラスミドDNAを50μmのTE pH8,0中に溶解し、そして所望 のインサートを含有するプラスミドが同定されるまで、適当な制限消化により分 析した。このプラスミドをpGP8.2−21と表示した(参照、第2図)。 10μgのpGP8.2−21を制限エンドヌクレアーゼAcclで、0.8ユ ニツトの酵素/μgのDNAを使用して5.10.15および20分間37℃に おいて部分的に消化した。これらの消化条件下に、すべての時点は部分的に消化 したDNAを含有しので、すべての時点からのDNAを引き続くプロセシングの ために組み合わせた。1/10体積の10×クレノー塩(0,5モルトリス−1 (C1,pH7,2またはpH7,5,01モルのMg S Oa 、10ミリ モルのDTT) 、1/20体積の5ミリモルのデオキシヌクレオチドトリホス フエート混合物(すべての4つのdNTP)およびDNAポリメラーゼIの1ユ ニ1.トのクレノー断片/l1gのDNAを添加することによって、Acc1部 位の5゛オーバーハングをフィルインした。このフィルイン反応を室温において 30分間インキュベーションした。生ずる平滑末端のDNAfeP s tIで 切断し、そしてPstlおよびHindlllで完全に消化したベクターpLl c18中に結合した。結合混合物のアリコートを使用してEcol+ JM10 7を形質転換し、形質転換混合物のアリコートLB寒天+X−galおよびIP TG上で平板培養し、そして所望の1.9kbpのインサートを含有するものが 同定されるまで、白色コロニーからのプラスミドを分析した。生ずるプラスミド をpaps、2−22と命名し、これは1.9kbのフィトクロム遺伝子、38 bpの5′中断されない配列を含む、および1.86kbのタンパク質解読配列 を含有した(参照、第3図)。 転写開始部位、第1の85bpの5°非翻訳リーダー配列、および1kbpの上 流のプロモーター配列を含有するフィトクロム3型遺伝子の領域は、10μgの プラスミドpGP8.2−1をKpnlで低い塩の緩衝液中で完全に消化するこ とによって得られた。KpnI部位の3′オーバーハングを、DNAをDNAポ リメラーゼIのクレノー断片とともに、この実施例において前に記載した反応条 件下に2時間インキュベーションすることによって、平滑末端とした。ポリメラ ーゼを加熱不活性化し、そして平滑末端のDNAをHindlIIで完全に消化 した。 生ずるDNAを1:1(w:w)の比で、HindlIおよびHindlIIで 切断したpUc18に結合した。E、coli JM107を結合体のアリコー トで形質転換し、そしてX−ga]およびI T P Gを含有するLB寒天上 で平板培養した。白色コロニーを形質転換平板から分析し、そしてpJ−1と呼 ぶプラスミドが得られ、これはpcyp3゜2−1からの1.1kbpのプロモ ーターを含有した。このクローニング工程の結果は、pUc18ポリリンカーか らの制限酵素の認識部位を1.1kbpの断片の末端に添加して、pUc18中 のこれらのポリリンカ一部位の多くを引き続くクローニング工程に利用可能とし た。プラスミドpJ−iをXbalおよびHjndl T Iで切断し、そして 1゜1kbpのプロモーター領域を、高い塩の緩衝液の中てXbalおよびHi ndlllで完全に消化したクローニングベクターpMSP’K[1988年6 月8日にアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(the Ameri can Type Cu1ture Coalection)、米国マリイラン ド州108520ツクビレ、に受託された、ATCC受託#67723コ中に再 結合した。pMSP’には、次のものを含有するプラスミドベクターである:p UC19ポリリンカー、複製のpBR,322由来、スペクノマイシン/ストレ プトマイシン(spec/5trep)抵抗性配列、およびネオマシンホスホト ランスフェラーゼII(NPT II)解読配列、これは上流のプロモーター領 域と、植物について選択可能なマーカーとしてカリフラワーのモザイクウィルス 35S転写体からの下流のポリアデニル化シグナルにより限界を確定されている (参照、第4図)。結合混合物のアリコートを使用してE、co1i菌株HBI OIを形質転換し、そして所望の1.1kbpのインサートをもつベクターを含 有するプラスミドが同定されるまで、個々の5pec/5trep抵抗性コロニ ーを分析した。このプラスミドをpCV5と表示する。(参照、第4図)。 プラスミドpCV5 (1,5μg)およびpGP8.2−22 (3μg)の 両者をPstIおよびXbaIで完全に消化し、そして各消化からの1/10の DNAを結合緩衝液中で混合し、そして16℃において一夜結合した。結合混合 物のアリコートを使用してE、coli菌株HB 10 I形質転mシ、そLr pcV5中に挿入され7’:pGP8.2−22からの所望の1..9kbのP stl−Xbal断片を含有するプラスミドが同定されるまで、個々の5pec /5trep抵抗性コロニーを分析した(参照、第5図)。このプラスミドをp CV5−8.2と表示した。 pCV5−8.2およびpAP3.1 (各5μg)を、高い塩の緩衝液中で制 限酵素EcoRVで完全に消化した。次いで、制限消化物をトリス−HCl、p H8,4中の0.1モルとし、そして0. 5ユニツトの仔つシ腸アルカリ性ホ スファターゼ(CIP)/μgのD N A (B 。 ehinger Mannheim Biochemicals)とともにDN Aを55℃において30分間インキュベーションすることによって、pCV5− 8.2を脱リン酸化した。DNA溶液を等しい体積のフェノール(使用するフェ ノールを使用前に0.1モルのトリス−)TCI、pH8,0で飽和する)、フ ェノール:クロロホルム(1: 1)およびクロロホルムで順次に抽出すること によって、ホスファターゼを不活性化した。酢酸ナトリウム0.3モルの最終濃 度に添加し、次いで2体積のエタノールの添加により、DNAを沈澱させた。E coRV消化しかつ脱リン酸化したpCV5−8.2の遠心および再懸濁後、0 ,5μgの両者のこのDNAおよびEcoRV消化したpAP3.1を混合物し そして結合した。結合混合物のアリコートを使用してE、coli菌株HBIO Iを形質転換し、そしてpCV5−8.2中にpAP3.1 (フィトクロムの 解読領域の大部分およびpBR322プラスミドDNAの部分を含有する)から の所望の3.0kbpのEcoRV断片を含有するプラスミドが同定されるまで 、個々の5pec/5trep抵抗性のコロニーを分析した。このプラスミドを pCV5Bと表示する(参照、第6図)。 pCV5B(5μg)を、高い塩の緩衝液中で、20ユニツトの酵素/μgのD NAを使用して37℃において制限エンドヌクレアーゼxbaIで部分的に消化 した。10.15.20.25および30分の消化後、アリコートを取り出し、 そして各アリコートに1μlの0.5モルのEDTAの添加により停止した。1 0.15および20分の時点のもはそれらの中にほとんど直線化したプラスミド を有し、それゆえそれらを−緒にし、そしてエタノール沈澱した。生ずるDNA をEcoRIで完全に消化した。10μgのプラスミドpGP2.4−1をXb a IおよびEcoRIで完全に消化し、そして調製用の4.5%のアクリルア ミドゲル上で展開した。C末端の解読領域のための配列の情報、プロモーターの 末端イントロン、およびフィトクロム4型遺伝子からの3°プロセシングシグナ ルを含有する1、7kbpのバンドを、それを臭化エチジウムでまず染色してD NAを可視化することによってゲルから回収した。所望の1.7kbpの断片を 含有するゲル片をカミソリの刃で切断し、そしてスパチュラで粉砕した。粉砕し たゲル片を400μmの溶離緩衝液(125ミリモルの酢酸アンモニウム、1. 5ミリモルの酢酸マグネシウム、0.25ミリモルのEDTAおよび0.1%の 5DS)を懸濁させ、そして生ずるスラリーを37℃において一夜農産すること によって、ゲルの断片からDNAを溶離した。ゲルの断片をガラスウールを通し て濾過することによってスラリーから除去し、そしてDNAをエタノール沈澱に より回収した。溶離した1、7kbpのEcoRI−Xbal断片を10m1の TEの中に再懸濁し、そして1μmを20μmの結合混合物の中で0.25μg の消化したpCV5B DNAに結合した。1μmの結合混合物を使用してE、 coli菌株HB101を形質転換した。pCV5B中の正しいXbalに挿入 されたpGP2゜4−1の1.7kbpのXba I−EcoRI断片を含有す るプラスミドが同定されるまで、個々の5pec/5trep抵抗性コロニーを 分析した(参照、第7図)。生ずるプラスミドをpCV5Bと呼び、そして完全 なフィトクロムの解読領域および1kbpのフィトクロム遺伝子からの5′ お よび3° の配列の各々を含有する。 実施例2 プラスミド CV35phytの構成 pCV5Bからフィトクロムのプロモーターを除去し、そしてそれをカリフラワ ーのモザイクウィルス(CaMV)からDNAとヌクレオチド6493および7 454の間で置換することによって、プラスミドpCV35phytを構成した 。この配列はCaMV中の353転写体のためのプロモーター活性を含有し[オ ウデル(Odell)ら、ネイチャー (Nature) 、313 :810 −812 (1985)コそして35Sプロモーターと呼ぶ。それはプラスミド pUC35に中のHindIIIとEcoRI制限エンドヌクレアーゼ部位との 間に含有される[1987年1月7日にアメリカン・タイプ・カルチャー・コレ クション(the American Type Cu1ture Co11e ction)米国マリイランド州1085−17760ツクビレに受託された、 ATC(4託#67285] 、プラスミドpUC35K (10μg)を)I indI I Iで完全に消化し、5°オーバーハング末端を実施例1に記載す るようにクレノー断片でフィルインした。生ずる平滑末端の断片をEcoRIで 完全に消化し、4.5%のアクリルアミドゲル上で展開し、そして355プロモ ーターを含有する960bpの断片を精製した。35Sプロモーターをクローニ ングベクターpMSPKN (19g8年6月8日にATCCに受託された、受 託#67722)中に挿入し、そしてこのベクターはpMSP’Kに類似するが 、ただしpMSPrK中のNPTII解読配列に操作的に連鎖した35Sプロモ ーターおよびポリアデニル化シグナルは、pMSPKNの中でノパリンンンター ゼプロモーターおよびポリアデニル化シグナルと置換されている。pMSPKN を使用して、pMSPrK中のNPTIIの353プロモーターとフィトクロム の解読領域に連鎖した35Sプロモーターとの間で起こり得る、潜在的内部の相 同的組み換えを回避した。下に概説するクローニング工程のための適当な制限部 位を含有するクローニングベクター、およびアグロバクテリウム・ツメファシェ ンス(Agrobacteriurn tumefacjens)中の自律的複 製のためのpBR3221または2以上の配列をpMSPKNの代わりに使用す ることができる。生ずる3′オーバーハングを実施例1においてKpn1部位に ついて記載したように平滑とし、そして生ずるDNAをEcoRIで完全に消化 しく参照、第8図)、ホスファターゼで処理し、そして5%のPEGを含有する 20μmの結合混合物中のゲル精製した35S断片の1/10体積に結合した5 μMSPKN中の35Sプロモーターを含有する同定されるまで、個々のプラス ミドを分析した。生ずる構成体をpCV35Pと呼ぶ。 ホスファターゼで処理し、案0.1μgの生ずるDNAを混合し、そして0.2 μgの消化したpCV5B3 DNAに結合した。1μmの結合を使用してE、 coli菌株HBIOIを形質転換した。35Sプロモーターがフィトクロムの 解読鎖の転写を指令するような向きに、pc断片を含有するプラスミドが発見さ れるまで、個々の5pec/5trep抵抗性コロニーを分析した。生ずるプラ スミドをpCV35phytAと呼ぶ(参照、第9図)。 非メチル化DNAを得られかつ切断が可能であるフィトクロム遺伝子のインサー ト内にBclI部位をつ(るために、pCV35phy tAプラスミドをda m−E、co I i菌株の中に形質転換した。N32626をこの研究におい て使用したが、E、coliの普通に入手可能であるE、coliのdam−菌 株を使用して本発明を達成することができる。能力dam−細胞は50m1のL Bブロスを100μ]のN52626の一夜の培養物で接種し、モしてO,D、  6+10が0425に到達するまで、培養物を37℃において震盪しながらイ ンキュベーションした。細胞を氷上で0℃に冷却し、そしてバクテリアを150 0xgで10分間遠心することによって収穫し、25m1の100ミリモルのC aCl2の中に懸濁し、そして30分間氷上でインキュベーションした。 バクテリアを上のようにして再遠心し、1mlの100ミリモルのCaCl2の 中に再懸濁し、そして氷上に配置した。氷上で4時間後、200μlの能力細胞 を除去し、形質転換性DNAを添加し、そして細胞を氷上で30分間インキュベ ーションした。形質転換混合物を42℃の水浴中で震盪せずに2分間熱衝撃する 。細胞を氷に2分間戻した後、1mlのS、 O,C,培地を添加した。次いで 、形質転換を実施例1に記載するように進行させた。20μgの非メチル化pC V35phytAを高い塩の緩衝液中で5alIで完全に消化し、次いでエタノ ール沈澱した。生ずるプラスミドDNAをBclIで部分的に消化した。なぜな ら、Bc11部位はクローニングベクターの5μec/5tre’p’部分の中 に存在するからである。これを実施するために、平板を100μm中に再懸濁し 、そして酵素の供給者により特定された塩の条件下に、18゜2ユニツトのBc lIで37℃において5分間消化した。pCV5B3は、また、N52626中 に形質転換し、そしてプラスミドの非メチル化形態をBcllおよび5ailで 完全に消化した。消化したDNAを0.8%の低融点のアガロースゲル中の電気 泳動により分割した。電気泳動後、ゲルを臭化エチジウムで染色し、そして所望 の2.5kbpの断片を含有するアガロースの片を切り出し、そしてマイクロ遠 心管の中に入れた。次いで、管を一80℃において30分間凍結し、そして融解 した。次いで、アガロースをスパチュラで粉砕し、そして管を10分間遠心した 。管の底のアガロースの沈澱を乱さないで、上澄み液を管から取り出した。DN Aを1/10体積の3モルの酢酸ナトリウムおよび2体積のエタノールの添加に より沈澱させ、次いで一80℃において15〜30分間インキュベーションした 。DNAをマイクロ遠心機中で4℃において15分間遠心することによって回収 した。DNAの沈澱を70%のエタノールで洗浄し、真空下に乾燥し、そしてT E緩衝液中に再懸濁した。生ずるpCV5B3 DNAを、BclIで部分的に 消化し、そして5allで完全に消化したpCV35P DNAに結合した。結 合混合物のアリコートを使用してE、c○11菌株HBIOIを形質転換し、そ してp CV 35 Pの中でフィトクロム解読配列内のBc11部位に挿入さ れたpCV5B3からフィトクロム遺伝子の3°末端を含有する所望の2.5k bpのBcll/5ai1断片が回収されたものが同定されるまで、個々のプラ スミドを分析した(参照、第10図)。生ずるプラスミドをpCV35phy  tと呼び、そしてこれは35Sカリフラワーのモザイクウィルスのプロモーター に操作的に連鎖したpCV5B3からの完全なフィトクロム解読配列を含有する 。 実施例3 トランスジェニックタバコの中でフィトクロムの過度の発現pCV35])hy tは、3載接合技術により、E、coli菌株HB101からアグロバクテリウ ム・ツメファシェンス(Agrobacterium tumefaciens )菌株GV3850の中に移動化した。プラスミドpRK2013を含有するE 、coli菌株HBIO1を、3載接合におけるプラスミド移動化のためのヘル パーとして使用した。バクテリアの各菌株、pCV35phyt構成体を含有す るHBlol、pRK2013を含有するHBIOI、およびGV3850を別 々の5mlのルリア・ベルタイン(Luria Bertain)(LB)ブロ ス培養物中で適当な選択的抗生物質の存在下に一夜増殖した。 培養物から細胞を4000xgで10分間22℃において遠心することによって 収穫し、次いで5mlのLBジブロス中再懸濁した。100μ]の3つの培養物 の各々を1.5mlのエツベンドルフ管中で混合し、そして混合物全体を無菌の ニトロセルロースのディスク(Millipore’HA型フィルター)上にピ ペラフイルターることによって接合を実施した。各ニトロセルロースのディスク を6〜8枚のワットマン(Whatman)#濾紙のディスク上に配置して培養 物から過剰の液体を除去し、これにより混合物中のバクテリアを濃縮した。次い で、ニトロセルロースのディスクを100mmのペトリ皿中のLB寒天上に配置 し、そして30℃においてほぼ16時間インキュベーションした。インキュベー ション後、1mlの10ミリモルのM g S O4を使用して、バクテリアを ニトロセルロースのディスクから無菌の4mlのポリプロピレンの培養管中に洗 浄して入れた。バクテリアを系統的に希釈し、そして種々の希釈物を100μg /mlの各リファンパシン、スペクチノマイシンおよびストレプトマイシンを含 有するLB寒天平板上で平板培養した。 30℃において3日間インキュベーションした後、平板上で増殖する抵抗性コロ ニーを取り上げ、そして所望のインサートDNAの存在を、実施例1に記載する 小規模のプラスミド分離を使用して、個々のコロニーから調製したTiプラスミ ドのサザンプロット分析により確証した。Tiプラスミド中にpCV35phy t構成体を含有するバクテリアのコロニーを同定し、そしてGV3850−35 phytと表示した。 GV3850−35phytを使用してタバコの葉のディスクのアグロバクテリ ウム・ツメファシェンス(Agrobacterjum tumefacien s)の感染を経て、35Sプロモーター/フイトクロムのキメラ遺伝子を植物の ゲノムの中に移動化した。無菌の培地および異種生物を混じない植物/バクテリ アの培養物の操作のために標準の無菌的技術に従い、これは層状流れのフードを すべての植物について使用することを包含する。葉のディスクの感染のための鉢 植のタバコ植物j、12時間、24℃日中、12時間、20℃夜のサイクルで、 はぼ80%の相対湿度で、混合した冷白色蛍光および白熱光の下に維持した成長 室内で成長させる。タバコの葉のディスクの場合は、本質的にホルシュ(Hor sch)らの方法により実施する[ホルシュ(Horsch)、R,B、 、フ リ(F ry) 、J、 E、 、ホフーvン(Hof fman)、N、L、  !イキホルツ(Eichholtz) 、D、 、oジャース(Roge r  s) 、S、G、およびフラレイ(Fraley)、R,T、(1985)、 サイエンス(Science)、227.1229−1231]。 若い葉、完全に広がらずかつほぼ4〜6インチ、を、はぼ4〜6週齢のタバコ植 物からメスで収穫する。葉をほぼ500m1の10%のクロロックス(Chlo rox) 、0.1%のSDS溶液の中に沈め、次いで無菌の脱イオン水で3回 すすぐことによって、葉を表面滅菌する。無菌の紙ポンチを使用して全葉から、 直径6mmの葉のディスクを調製する。 pCV35phyt構成体を有するアグロバクテリウム(A g r o ba cterium)の−夜のLBブロスの1:10希釈物の20m1の中に葉のデ ィスクを数分開法めることによって、葉のディスクを接種する。接種後、CN寒 天培地(1バツグのMS塩(Gibco) 、30gノスメスース、8gの寒天 、Q、1mlの1mg/mlのNAAおよび1m]の1mg/mlのBAP/] 、pH5,8)を含有するペトリ皿に葉のディスクを配置する。平板をバラフィ ルムでシールし、そして混合した蛍光およびrGroおよび5hoJ植物光(G eneral Eアグロバクテリウム(Agrobacterium)の葉のデ ィスクを除去しそして形質転換したタバコ細胞の成長について選択するために、 葉のディスクを500mg/lのセフオタキシムおよび100mg/]のカナマ イシンを含有する新鮮なCN緩衝液に移す。セフオタキシムを凍結した100m g/mlの原溶液として保持し、そしてオートクレーブ処理後培地に無菌的に添 加する(045μmのフィルターを通して濾過滅菌する)。新鮮なカナマイシン 原溶液(50mg/ml)を各使用のために調製し、そしてオートクレーブ処理 した培地に濾過滅菌して入れる。 葉のディスクを前述の成長条件下に3週間インキュベーションし、次いて同一組 成の新鮮な培地に移す。カナマイシン選択した外植体上で発育するほぼ1〜2週 後の53の苗条を無菌のメスで切除し、そして100mg/]のカナマイシンを 含有するA培地(1)く、ソゲのMS塩(Glbeo)、10gのスクロース、 および8gの寒天/1)の中に植える。 カナマイシンの中で根付いた4つの苗条を土に移し、そして前述の成長室の中で 成長させた。これらの小植物を7A、9A、9Bおよび54Aと表示した。 個々の形質転換した植物を、RNアーゼ保護手順を使用して、アベナ(Aven a)のフィトクロムの発現の存在について分析した。これを達成するために、ア ベナ(Avena)のフィトクロム3型遺伝子中の転写の開始をオーバーラッピ ングするDNA断片を、ppCV5B3 (実施例1に記載した)から、次のよ うにして分離した。10ggのプラスミドを高い塩の緩衝液中でHindlll および5ailで切断し、消化したDNAを4,5%のポリアクリルアミドゲル を通して展開し、そして所望の800bpの断片を精製する。次いで、DNA断 片を、HindIIIおよび5ailで切断しそしてホスファターゼで処理した pGEM3 (Promga Biotec)+:結合した。SF3 RNAポ リメラーゼがキメラのフィトクロムのメ・ンセイジに対して相補的なRNAを合 成するような向きで、pCV5B3からの5all−HindIII断片を含有 するものが同定されるまで、個々のプラスミドを分析した。生ずるpGEMプラ スミドをpSP3.3と呼んだ(第11図に「プローブ」として示す)。プラス ミドpSP3.3をEcoRIで切断することによって直線化し、そして[32 p]プローブをそれからプロメガ・バイオチク(Promga Biotec) キットを製造業者のプロトコルに従い使用して発生させた。 葉のディスクの接種の手順を経て形質転換された植物の中のカラスムギのフィト クロムの発現を分析するために、RNAを各カナマイノン抵抗性の植物から分離 し、そして形質転換性DNAによりエンコードされる特異的RNA転写体の存在 について試験した。土の中に鉢植後、そして植物がほぼ10枚の葉の段階に成長 したとき、1gの葉の組織を各植物から収穫し、そして液体窒素の中で凍結した 。凍結した葉の組織を乳鉢および乳棒で粉砕し、次いで4mlのプロイテイナー ゼに溶液(50ミリモルのトリス−HCl、pH9,0,10ミリモルのEDT A、および2%のSDS中の250gg/mlのプロイテイナーゼK)50℃に おいて10分間消化した。次いで、この溶液を等しい体積のフェノール:クロロ ホルム:イソアミルアルコールで2回抽出し、そして核酸を水性相から0.6体 積のイソプロパツールで0,3モルの酢酸ナトリウムの存在下l二沈澱させた。 −20℃において一夜のインキュベーション後、核酸を12.OOOxgにおけ る遠心により集め、そして沈澱を1゜5mlのH2Oの中に再懸濁する。RNA を示差的にDNAから、0゜5mlの8モルLiC1の添加および氷上の2時間 のインキュベーションにより、沈澱させた。沈澱を4℃において20分間12. 000Xgで遠心することによって集め、モしてH2Oの中に再懸濁させ、そし て前述したように同一濃度のLiC]で再沈澱させた。次いで、RNAをH2O の中に再懸濁し、そして1/10体積の3.0モルの酢酸ナトリウムpH6,2 および2,5体積のエタノールの添加および一20℃において4時間より長い時 間インキュベーションすることによって沈澱させた。RNAをH2O中に懸濁し 、そして−80℃において貯蔵した。 RNアーゼの保護の手順[ジン(Zinn)ら、細胞(Cell)34.865 −879.1983、メルトン(Melton)ら、核酸の研究CNuclei c Ac1ds Re5earch)、12.7035−7056 (1984 )]を使用して、形質転換された植物から分離したRNA中のアベナ(Aven a)フィトクロムのメツセージを検出した。各形質転換体50ugのRNAを、 lX1O’cpm(7)pSP3.3から発生したりボブローブと、30μmの 40ミリモルのPIFES CpH6,4) 、400ミリモルのNaC1、お よび80%のホルムアミドを含有する溶液の中で45.5℃において16時間イ ンキュベーションした。生ずるハイブリッドを、350μjの300ミリモルの NaC1,10ミリモルのトリス−HCL p)(7,5,5ミリモルのEDT A、40gg/m1のRNアーゼおよび2ug/mIのRNアーゼT1を含有す る溶液を添加することによって、RNアーゼで30℃において30分間消化した 。インキュベーション後、RNアーゼをSDSを消化物に0. 5%の最終濃度 で添加し、そしてそれを50ggのプロテイナーゼにで37℃において30分間 処理することによって消化する。 次いで、RNアーゼおよびプロテイナーゼにで処理したハイブリッドを等しい体 積のフェノール:クロロホルム:IAA(25:25:1)T抽出し、そして2 .5体積のエタノールで沈澱させる。RNAの試料を8モルの尿素を含有する4 、5%のアクリルアミドゲル上で分析した。 pCV35phyt中のフィトクロム−355配列接合におけるXba1部位か らフィトクロム配列に対して内部の第1HindllI部位に伸長する645b pの断片(参照、第11図)は、前記35phyt構成体を発現する植物中でプ ローブにより保護されることが期待される。 1つのこのような分析の結果は第11図に示されている。赤色光の照射後2時間 で貧化したアベナ(Avena)の実生から分離した合計のRNAの10ggを 、この実験において、アベナ(Av e n a) 型フィトクロムの発現のた めの陽性の対照として展開した。野生型タバコのRNAおよび植物7Aから分離 したNAは、記載する実験の条件下にでpSP3.3プローブへのハイブリダイ ゼーションを示さなかった。しかしながら、植物9A、9Bおよび54Aからの RNAは、強いハイブリダイゼーションのシグナルを示し、予測した645塩基 の保護された断片を生じた。この結果が実証するように、植物9A、9Bおよび 54Aは、フィトクロムのレベルが通常極めて低いとき、明所においてさえ安定 なアベナ(Avena)型のフィトクロムRNAを高いレベルで産生ずる。 35Sフィトクロム構成体で形質転換したタバコ植物は、成長して成熟すること ができた。このとき、RNアーゼ保護分析によりフィトクロムを過度に発現する ことが示された、植物9A、9Bおよび54Aは、野生型タバコと形態学的に異 なることが観測された(参照、第12図)。 しかしながら、フィトクロムを過度に発現しない植物7Aは、野生型タバコと形 態学的に区別できなかった。野生型植物と比較したとき、フィトクロムを過度に 発現する3つの植物はすべて緑色の色素の増加、分画の増加(植物の基部からの より多い茎の形成)、減少した頂芽優生、および配量距離の減少を示した。後者 の特性は、同一の数の葉の節対花部を有するが、正常の植物のほぼ半分の高さで ある植物を生じた。植物9A、9Bおよび54Aは、非発現性植物7Aよりわず かに小さい葉を有するが、はぼ同一時期に開花し、そして花部当たり匹敵しうる 種子の収量を有した。 もとの形質転換した植物からおよび/または形質転換した植物の自家受精により 発生した種子から成長した実生から、組織を収穫した。形質転換された植物の中 でアベナ(Avena)フィトクロムの発現の存在を、タンパク質レベルにおい て、アベナ(Avena)タンパク質を特異的抗体で検出するか、あるいは暗所 および明所で合計のフィトクロムのスペクトル活性の増加を評価することによっ て、評価した。フィトクロムタンパク質のレベルは、モノクローナルまたはポリ クローナルの抗フィトクロム抗体を使用するイムノプロット手順により決定した [シャンクリン(Shank l i n)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナ ショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ(Proc、Nat 1.Acad 、Sc i、)USA、84.359−363 (1987)に記載されている コ。ポリクローナル抗体をウサギにおいて高度に精製したアベナ(Avena) フィトクロムに対して発生させ、そして固定化したアベナ(Avena)フィト クロムを含有するAffi−Gel 10カラムの使用により精製した。50% のエチレングリコール、100ミリモルのトリス−HCl (pH8,3L 1 40ミリモルの硫酸アンモニウム、20ミリモルの重亜硫酸ナトリウム、10ミ リモルのEDTA、および新しく添加した4ミリモルのフェニルメチルスルホニ ルフルオライドの溶液(緩衝液A)の中で、ホモジナイゼイションすることによ って、凍結した組織からタンパク質抽出した。抽出物をポリエチレンインの中で 10%(W/V)溶液(pH7,8)の添加により0.1%(W/V)とし、5 分間撹拌し、そして50.OOOxgで20分間遠心することによって透明にし た。上澄み液のタンパク質濃度をブラッドフォード(Bradford)タンパ ク質アッセイ試薬(Biorad)を使用して決定し、そして35μgのタンパ ク質を含有する各抽出物の体積を10%のグリセロール、3%のSDS、0.2 5モルのトリス−HCI(pH6,8) 、0.2mg/mlのブロモフェノー ルブルー、および0.7モルのβ−メルカプトエタノールの溶液と混合し、3分 間沸騰させ、そして7%のSDSのポリアクリルアミドゲル上で展開した。SD Sポリアクリルアミドゲルの電気泳動後、タンパク質をニトロセルロース(HA HY 304 FO,Millipore)に電気泳動的に移した。 免疫反応性のフィトクロムのバンドを比色的に可視化し、ここでウサギ免疫グロ ブリンに対して向けられたアルカリ性ホスファターゼ接合ヤギigGおよびホス フェート基質ニトロブルーテトラゾリウムおよび5−ブロモ−4−クロロ−3− インドリルホスフェートと組み合わせてウサギ抗フィトクロム免疫グロブリンを 使用した。 1つのこのような分析の結果を第13図に示す。形質転換した植物9Aおよび5 4Aは、明所および暗所の両者に適合する苗条において、野生型植物または植物 7Aより、非常により高いレベルで全長のフィトクロムを明瞭につくっている。 植物9Aおよび54Aにおけるタンパク質レベルの増加は、アベナ(Avena )を認識するが、内因性タバコフィトクロムを認識しないモノクローナル抗体を 使用して示されように、形質転換性アベナ(Avena)様遺伝子のためである 。全長のアベナ(Avena)型フィトクロムは、9Aの第2世代の実生におい て産生される。植物9Bはこれらの実験において試験しなかった。 形質転換した植物中のフィトクロム活性を、9A植物の自家受精から誘導した種 子から成長した実生の抽出物について測定した。タンパク質の抽出物は、次の変 更を使用してイムノプロ・ソト分析について前述したように調製した。ポリエチ レンイミンの添加および遠心による透明化後、粗製のフィトクロムは硫酸アンモ ニウムを250mg/m1に添加し、そして前述したように50,000xgで 遠心により集めた。沈澱を1/2強度の重亜硫酸ナトリウムの代わりに14ミリ モルのβ−メルカプトエタノールを含有する緩衝液A(前述の)の中に再懸濁し た。フィトクロムの特別の定量は、この緩衝液の中で、二重波長(A730/A 666)の分光光度測定を使用して、飽和の赤色光または近赤色光の照射後、シ マズ(ShimadzuコUV3000分光光度計を使用して実施した。Prに ついて1.2X10’11モル/Cmの吸光係数および赤色光中で86%のPf rの光平衡をフィトクロム含量のすべての計算に使用した。 このような分析の結果が示すように、存在するアベナ(Avena)型およびタ バコのフィトクロムの両者をもつ野生型に比較して、暗所で成長した9Aにおい て50%多いフィトクロムの活性が存在する。し力\しながら、明所で成長した 植物において、1μgのタンノ(り質の基準で、明所で成長した野生型より、9 A実生において少なくとも10倍のフィトクロム活性の増加が存在する。さらに 、これらの明所で成長した植物におけるすべての検出可能なフィトクロムは、モ ノクローナル抗体分析に基づくキメラ遺伝子から産生される。 実施例4 pcV35pl”Iytから全体の358−フィトクロム遺伝子構成体を除去す ることによって、プラスミドpNPT35phytを構成した。 pNPT35pb)’tを作るために使用したノくイナリーベクターpZS96 は、入手可能でありかつこの目的に使用できる、多数のノくイナリーベクターの ただ1つの例である。pZS96はオクトピンTiプラスミドpTiA6からの 左の境界断片およびpTiAch5からの右の境界断片を含有する[パン・デン ・エルイン(van den Elzen)、Pl、リ−(1ee) 、K、Y 、 、タウセンド(Townsend)、J、およびベトブルーク(Bedbr ook)、ジャーナル・オブ・プラント・モレキュラー・バイオロジー(J、P lant Mo1ecuIar Biology)、5:149−154.19 85コ。境界の断片は、アゲロバクチ1功ム(Agrobacterium)仲 介形質転換のプロセスの間に宿主植物ゲノムの中に組み込まれるよう1;なる、 DNAのセグメントの範囲を定める。植物細胞におけるカナマイシン抵抗性を特 定するキメラのマーカー遺伝子およびpUc18のポリリンカーの配列により中 断されたβ−ガラクトシダーゼ(Lac Z)It、左および右の境界断片の間 に位置する。アンピシリン抵抗性遺伝子および複製のpBR322由来は、E、 coli中のベクターの選択および増幅のためのT DNAの境界配列の外側に 含有される。アグロノくクテリウム・ツメファシェンス(Agrobacter ium tumefaciens)中の安定化(sta)および複製(rep) を可能とする配列ハ、また、pZS96の中に含有されており、そして緑膿菌( Pseudomonas aeruginosa)のプラスミドpvs 1力1 ら得られた[イトウ(ItOh)、Yl、ワトソン(Wa t s o n)、 J、 M、 、ハース(Ha a s) 、D、およびレイシンガー(Leis inge r) 、T、 、プラスミド(P]asmid)、11:206−2 20.1984]。 pZS96 (10μg)およびpCV35phyt (1,0μg)を、高い 塩の緩衝液中でEcoRIおよび5ailで完全に切断した。次いで、pZS9 6を実施例1に記載するようにアルカリ性ホスファターゼで処理し、そして0. 1μgの生ずるプラスミドを0.2μgのpCV35phytと一夜結合した。 1μgの結合対を使用してE、coli菌株HBIOIを形質転換し、そして5 0mg/mlのアンピンリンを含有するLB寒天平板上で平板培養した。pZS 96の中に挿入された35S−フィトクロム遺伝子を含有するプラスミドが同定 されるまで、個々のコロニーを分析した(参照、第14図)。 3親液合手順を使用して、pNPT35phy tをE、coli菌株HB 1 01からアグロバクテリウム(Agrobacterium)菌株LBA440 4.[ヘケ7 (Hoekema) 、A、 バーシュ(Hirsch)R,A 、 、ネイチ+−(Nature)、303:179−180.1983]に移 動化した(参照、実施例3)。LBA4404をスクロースを有する最小A培地 (lxM9塩[マニアチス(Maniatis)T、ら、(1982)モレキュ ラー・クローニング(Mo l ecular Cloning)、p、440 に記載されているコ、1ミリモルのMg5O,,1ミリモルのCaCl2および 0. 4%のスクロース)中で増殖した。LBA4404−NPT35ph を 接合体を、100mg/mlのカルベニシリンを含有する最小A寒天上で選択し た。 実施例5 トランスジェニックトマト中のフィトクロムの過度の発現無菌の培地および異種 生物を混じない植物/バクテリアの培養物の操作の標準の無菌的技術に従い、こ れはすべての移動のために層状流れのフードの使用を包含する。 トマト(Lycopersjcon escuJentum var。 Herbsj Red Cherry)の種子を10%のりooクス(C1or ox) 、0.1%のSDS溶液中で30分間表面滅菌し、そして無菌の脱イオ ン水で3回すすぐ。種子を85m1の0MS寒天培地 ゛を含有するマゼンタ( Magenta)ボックス(Magenta Carp、)の中にまき、そして 混合蛍光および「グロ・アンド・ショウ(Gro and 5ho)J植物光( General Electric)の下でほぼ25°Cに維持した培養室内で 発芽させた。10〜15日齢の実生からの子葉をアグロバクテリウム(Agro bacterium)の接種に使用した。子葉の各されるからほぼ2mmの組織 をメスで除去することによって、子葉を損傷する。損傷した子葉をベトリ皿中の 75ミリモルののアセトシリンボン(Aldrich Chemical)を含 むかあるいは含まないC7M寒天培地上に植えた。 子葉の接種のための調製において、最小A+テトラサイクリン(1μg/m、] )寒天平板からのLBA4404+NPT35ph)’t (実施例4に記載し た)の単一のコロニーを、3〜5mlの最小Aブロスを含有する管の中に接種し 、そして二ニー・ブルンスウィック(New Brunswich)プラットフ ォーム農産機中で28℃において2日間成長させた。子葉の接種の朝、バクテリ アの培養物を無菌の最小Aブロスで0.1のOD 660に希釈し、そして前述 の成長条件下に0.3の0D65゜に増殖させた。次いで、この培養物を希釈し ないで子葉外植体の接種に使用した。 子葉外植体を含有するCTM寒天平板を、5mlのLBA4404−NPT35 phytバクテリア溶液でほぼ5分間フラッディングした後、溶液を除去した。 平板をタイプ・テープ(Time Tape)(Shamrock 5cien tific 5pecialty)でディスクの2つの側に固定し、そして混合 蛍光および「グロ・アンド・ショウ(Gro and 5ho)J植物光(Ge neral Electric)の下でほぼ25℃で2日間インキュベーション した。 植物培養物から過剰のアグロバクテリウム(Agrobacterium)を除 去するために、500mg/lのセフオタキシムを含有するOMS液体液体中地 中葉外植体をほぼ10分間処理した。次いで、それらを500mg/]のセフオ タキシムおよび50mg/lのカナマイシンを含有する新鮮なC7M培地に移し 、そして前述と同一条件下にほぼ3週間インキュベーションした。次いで、子葉 をCTMと同一の組成および選択因子であるが、1/10のゼアチン濃度の新鮮 な培地に移した。 はぼ2〜4週後、カナマイシン選択した子葉から発育する苗条を切除し、そして 50’Omg/lのセフオタキシムおよび0または50mg/lのカナマイシン を含有する0MS培地の中に植えた。はぼ2〜3週後に根付いたトマトの苗条を 8インチのポット中の土に移植し、そしてプラスチックバッグで覆った。植物を 混合蛍光および白熱光の下で12時間、24℃日中:12時間、20℃夜のサイ クルで、はぼ80%の相対湿度において、1週間成長させた後、プラスチックバ ッグを除去した。 完全に期待されるように、タバコの場合おけるように、再生したカナマイシン抵 抗性トマト植物は35S−フィトクロム構成体を発現し、したがって暗所および 明所で機能的単子葉フィトクロムを過度に発現する。 これらの植物は、CV35phytで形質転換したタバコを使用する実施例3に おいて得られたフィトクロムの過度の発現に関連するのと同一の、表現型の変化 を表すことが期待される。これらの変化は、減少した頂芽優生、半倭性、増加し た耐陰性、およびより暗い緑色を包含する。 C7M培地 lpkgのMS塩(Gibco) 1mlのB5ビタミン(100ml当たり:ニコチン酸100mg、チアミン塩 酸塩1000g、ピリドキシン塩酸塩100mg、M−イノシトール10. 0 00mg) 3ミリモルのMEs 3%のグルコース 0.7%の寒天 pH5,7 オートクレープ処理し、そして1mlの1mg/mlのゼアチンのストックを添 加する。 0MS培地 lpkgのMS塩(G i b c o)1mlのB5ビタミン(上を参照) 3ミリモルのMEs 3%のグルコース 0.8%の寒天 1.400m1のH2o1:’7.0gの寒天を添加する。 2、ストックをつくる: KPPo、 5.25g KH,Po、 2.25g (NH4)2S○40.5g クエン酸ナトリウム2H200,25g00m1 3、MgSO47H20ストツク=20g/100m1をつくり、オートクレー ブ処理する。 4、グルコースのストック=20%の溶液をつくり、オートクレーブ処理する。 5、テトラサイクリンのストック=1.0mg/mLエタノール/ H20,5 0%v / v中、をつ(す、濾過滅菌する。 最小A培地+1mg/mlのテトラサイクリン(1)および(2)を混合する、 0.5m]の(3)、5mlの(4)、および0.5mlの(5)を添無菌の培 地および異種生物を混じない植物/バクテリアの培養物の操作の標準の無菌的技 術に従い、これはすべての移動に層状流れのフードの使用を包含する。 カメラ(cnola)(Brassica napus var、We s t  a r)の種子を10%のクロロクス(Clorox) 、0.1%のSDS 溶液中で30分間表面滅菌する。無菌の脱イオン水で3回よくすすいだ後、種子 を75の種子7皿を使用して、発芽培地(30ミリモルのCaC1□、1.5% の寒天)を含有するガラスの結晶化皿の中にまいた。次いで、皿を暗所に25℃ において5日間配置した。 アグロバクテリウム(Agrobacterium)菌株LBA4404−NP T35phytの一夜の培養を、100μg/mlのカルベニシリンを含有する スクロースを含む無菌の液体の最小A培地の3mlを単一のコロニーで接種する ことによって開始した。培養物を28℃で18〜20時間震盪しな農産インキュ ベーションした。 抽だいの胚軸を1cmのセグメントに切断し、そして22.5mlの有するMS 液体)平板の中に直ちに配置した。LBA4404−NPT35phy tの一 夜の培養物(ODeso=1.0〜2.0)の2.5mlのアリコートを、胚軸 片を含有するバクテリア希釈培地の各平板に添加した。30分後、胚軸片をバク テリアの懸濁液から取り出し、そして2cmのみその中に配置し、これらみぞは 100マイクロモルのアセトシリングノンを含有する新鮮なりC−1の表面の中 に形成した。平板を層状流れのフード内に開いたまま30分間放置して簡単に乾 燥した後、使用した。アガロースの乾燥した表面が過剰の液体を胚軸から吸収す るようにさせ、次いで平板を薄暗い光の中で3日間インキュベーションした。 外植体をBC−1平板から外植体の洗浄溶液(500mg/lのセフォタキシム を含有する液状MS)を含有する皿に移植する。皿を3時間ゆっくり農産して、 外植体からアゲロバクチリアを洗浄した。次いで、外植体を100mg/]のバ ンコマイシン、50mg/lのカナマイシンを含有するBC−1に移し、そして 16.8時間、明−暗ヤンバー内に25℃において配置した。 21日後、外植体を100mg/lのバンコマイシン、50mg/]のカナマイ シンを含有する新しいBC−1平板に移した。次いで、平板をさらに21日間成 長室内で25℃において16二8の明[のサイクルでインキュベーションした。 カルスの直径は少なくとも5mmであるとき、それらを200mg/lのバンコ マイシンおよび25mg/]のカナマイシンを含有するB5−5の苗条の誘導培 地に移した。次いで、培養物を誘導期間の間25℃において連続の光の中に維持 した。外植体を新しいB5−5に2週毎に移した。B5−5上で3〜10週の成 長後、認識可能な苗条の原基が現れはじめた。カルスからの切除の多少前に、苗 条を伸長させた。 B5−5から最初の取り出し後、苗条は一般に高度にガラス状−一厚く、半透明 、カラス様葉および茎の組織であった。それらをMSV−1、へ培地上で少なく とも2つの3週のサイクルの間サブクローニングした。 苗条の先端および下の数配量は各二次培養物に移し、そして短い光周期−−明所 で10時間/暗所で14時間または明所で12時間/暗所で12時間−一を使用 して室内で成長させた。この処置は、また、培養中の開花を防止した。 いったん苗条が常態になったとき、それらを生体外で根付かせる試みをしないで 鉢植混合物の中に直接植えた。苗条を寒天表面付近で切除し、そして切断した表 面をルートン(R○otone)の中に浸漬した[セキュリティ・ロラン・アン ド・ガーデン・プロダクツ(SecutiYLawn and Garden  products)Sジョーンア州アトラント]。苗条を8インチのボッ中の水 で飽和したメトロ−ミックス(Metro−Mix)(W、R,Grace a nd Co、)の中に植え、そしてプラスチックバッグで2週間覆った後、植物 は明瞭に成長していた。 RNAをある数のアブラナ(Brassica)の形質転換体の葉の組織から抽 出し、そして実施例3に記載されているRNA抽出およびRNアーゼの保護手順 を使用して、アベナ(Avena)のフィトクロムの発現の存在について分析し た。野生型アブラナ(Brassica)のRNAは、記載した実験条件下にp SP3.3プローブの保護を示さなかった。しかしながら、RNアーゼ保護によ り試験したすべての3つの形質転換した植物からのRNAは、強いハイブリダイ ゼーションのシグナルを示し、予測した645塩基の保護した断片を生じた。こ の結果が実証するように、これらの3つの植物は、フィトクロムのレベルが検出 不可能なほど通常極めて低いとき明所でさえ、安定なアベナ(Avena)のフ ィトクロムのRNAを産生じている。 完全に期待されるように、カナマイシン抵抗性B、npus再生体は、アベナ( Avena)のフィトクロムタンパク質を発現し、したがって機能的単子葉のフ ィトクロムを暗所および明所で過度に発現するであろう。結局、これらの植物は 、それらが成熟するとき、CV35phytで形質転換したタバコを使用する実 施例3において得られたフィトクロムの過度の発現に関連する、同一の表現型の 変化を示すであろう。これらの変化は、減少した頂芽優生、半倭性、増加した耐 陰性、およびより暗い緑色を包含する。 アブラナの組織の培地 困盃ぶニJυ鴎シ1 立 」潜動し NH4NO320,6mM )CNO318,8rnM MgSO,−7H201,5r+tM KH,、Po、 1.25  請求 L求凶j副里爽 遮i 最終濃度 KNO325,OmM (NH4)2SO,1,OmM MqSO4−7H201、O藺 KH2PO41,s mM NH,No33.1 mM Cj C12JB2Q 成分 1Lソリし CaCl2−2H206,3mM y下11日」υL 立 L圃U MnC12−4H20100uM H3BO36200uM ZnSO4−VH2030uM NaMo04−2H201,2uM CuSO,+ −5H200、l uMCoC12−6H20、0,1uM EaJΩτΔ チアミン 0.5 mg/I T ビタミン(10000X原溶液) 1ビタミシ(100OOX原溶液)(続き)チアミン塩酸塩 500 mg/l ユヨチ、酸 5911 11f−イノシトール Zoo g/lキシロース 200 mg/l オートクレーブ処理後添力 る: ゼアチン 2 mg/I IAA 0.1 mg/1 M5V−ラ五 DNA等級アガロース 4971 pH5,8 MS最小有機培地 MS微量栄養素 ミオ−イノシトール Zoo mg/lチアミン 0.4 mg/l ES−5培地 MS微量栄養素 CaCl2−2H206,3mM Na2EDTA 100 rr7 FeSO4−7H20100mM FIG、I FIG、2 FIG、3 pGP8.2−22 pCV5−8.2 pGP2.4−1 MsPKN 部分的puc 19 FIG−8 pα35P FIG、9 pcV35phytA RNAseNA s−35SPhyt RNAにより1 保護された領域 フィトクロムを過度に発現する植物9Aと正常の植物7Aとの比較 FIG、12 トランスジエニーツク植物からのタンパク質のイムノプロットレーン1およびl O:精製したアペナのフィトクロムレーン2および3:貧化した実生の抽出物レ ーン2:野生型 レーン3:9A レーン4〜9:明所で成長した苗条 レーン4.6および8:明所で収穫 レーン5.7および9:4日の暗所の適合後収穫 レーン4および5:9A レーン6および7:7A レーン8および9:54A FIG、14 補正音の写しく翻訳文)提出書 (特許法筒184%の8)平成3年1月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、暗い所および明るい所で野生型植物に関してフィトクロムを過度に発現する トランスジェニック植物。 2、野生型植物に関して、減少した頂芽優生、半矮性、増加した耐陰性および暗 い緑色から成る群より選択される表現型の特性を示す、上記第1項記載のトラン スジェニック植物。 3、単子葉植物である、上記第1項記載のトランスジェニック植物。 4、トウモロコシ、カラスムギ、キビ、コムギ、イネ、オオミギ、モロコシ、ア マランサス、タマネギ、アスパラガス、およびサトウキビから成る群より選択さ れる、上記第3項記載のトランスジェニック植物。 5、双子葉植物である、上記第1項記載のトランスジェニック植物。 6、アルファルファ、ダイズ、ペチュニア、ワタ、サトウダイコン、ヒマワリ、 ニンジン、セロリ、キャベツ、キュウリ、コショウ、カノラ(canola)、 トマト、ジャガイモ、ヒラマメ、アマ、ブロッコリー、タバコ、マメ、レタス、 オイルシードレイプ(oilseedrape)、カリフラワー、ホウレンソウ 、メキャベツ、アーチチョーク、エンドウ、オクラ、カボチャ、ケール、コラー ドグリーン(collardgreen)、チャおよびコーヒーノキから成る群 より選択される、上記第5項記載のトランスジェニック植物。 7、フウロウソウ、カーネイション、ラン、バラ、ホウセンカ、ペチュニア、ベ ゴニア、フシア(fuscia)、キンセンカ、キク、グラジオラス、アストロ メリア(astromeria)、サルビア、クワガタソウ、ヒナギクおよびア イリスから成る群より選択される観賞植物である、上記第5項記載のトランスジ ェニック植物。 8、上記第1項記載のトランスジェニック植物を成長させることによって得られ た種子。 9、上記第3項記載のトランスジェニック植物を成長させることによって得られ た種子。 10、上記第5項記載のトランスジェニック植物を成長させることによって得ら れた種子。 11、単子葉植物から誘導され、フィトクロムのポリペプチドのための単一の中 断されない解読配列からなり、植物を形質転換してフィトクロムの過度の発現を 達成するために使用する組み換えPNA構成体の中に組み込むことができる核酸 断片。 12、アベナ(Avena)から誘導された上記第11項記載の核酸断片。 13、植物を形質転換することができ、核酸プロモーター断片に対して上流(5 ′)でおよびポリアデニル化シグナルを含有する調節配列に対して下流(3′) で操作的に連鎖したフィトクロムのポリペプチドのための単一の中断されない解 読配列からなり、こうして形質転換のとき、前記植物は野生型植物に関して暗い 所および明るい所でフィトクロムを過度に発現する、組み換えDNA構成体。 14、核酸プロモーター断片はウイルスのゲノムから誘導される、上記第13項 記載の組み換えDNA構成体。 15、核酸プロモーター断片は、カリフラワーのモザイクウイルスの35Sおよ び19S構成成分から成る群より選択される、上記第14項記載の組み換えDN A構成体。 16、核酸プロモーター断片は、アグロバクテリウム(Agrobacteri um)のオピンシンターゼ遺伝子から誘導される、上記第13項記載の組み換え DNA構成体。 17、核酸プロモーター断片は、また、転写および発現をさらに刺激するエンハ ンサーを含有する、上記第13項記載の組み換えDNA構成体。 18、エンハンサーはウイルスのゲノムから誘導される、上記第17項記載の組 み換えDNA構成体。 19、エンハンサーはカリフラワーのモザイクウイルスの35Sプロモーターか ら誘導される、上記第18項記載の組み換えDNA構成体。 20、エンハンサーはアグロバクテリウム(Agrobactcrium)のオ ピンシンターゼ遺伝子から誘導される、上記第17項記載の組み換えDNA構成 体。 21、フィトクロムのポリペプチドのための単一の中断されない解読配列は、単 子葉植物から誘導されたフィトクロムのポリペプチドのための解読配列からイン トロンを欠失することによって得られる、上記第13項記載の組み換えDNA構 成体。 22、フィトクロムのポリペプチドのための解読配列はアベナ(Avena)か ら誘導される、上記第21項記載の組み換えDNA構成体。 23、上記第13項記載の組み換えDNA構成体を含有するトランスジェニック 植物。 24、上記第15項記載の組み換えDNA構成体を含有するトランスジェニック 植物。 25、上記第23項記載のトランスジェニック植物を成長させることによって得 られた種子。 26、上記第24項記載のトランスジェニック植物を成長させることによって得 られた種子。
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