JPH0449951A - 断層装置用ファントム - Google Patents
断層装置用ファントムInfo
- Publication number
- JPH0449951A JPH0449951A JP2154554A JP15455490A JPH0449951A JP H0449951 A JPH0449951 A JP H0449951A JP 2154554 A JP2154554 A JP 2154554A JP 15455490 A JP15455490 A JP 15455490A JP H0449951 A JPH0449951 A JP H0449951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- sphere
- closed container
- phantom
- pyramid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 42
- 238000003325 tomography Methods 0.000 claims description 53
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 abstract description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 abstract 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 abstract 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 26
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 26
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 4
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 1
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/58—Testing, adjusting or calibrating thereof
- A61B6/582—Calibration
- A61B6/583—Calibration using calibration phantoms
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は断層装置用ファントムに関するものであり、特
に、螺旋状スキャン方式等でスキャンを行なう断層装置
のZ軸方向の特性の評価・補正を行なう断層装置用ファ
ントムに関するものである。
に、螺旋状スキャン方式等でスキャンを行なう断層装置
のZ軸方向の特性の評価・補正を行なう断層装置用ファ
ントムに関するものである。
[従来の技術]
従来のこの種のヘリカルスキャン等の螺旋状スキャン方
式の断層装置用ファントムとして、例えば、1989年
12月31日発行断層映像研究会雑誌第16巻第3号の
“CTの基礎的研究第9報”第247頁から第249頁
で、鉛工またはビーズ玉を任意に配置し、それをスキャ
ンすることによって断層装置の特性の評価・補正を行な
う断層装置用ファントムが開示されている。
式の断層装置用ファントムとして、例えば、1989年
12月31日発行断層映像研究会雑誌第16巻第3号の
“CTの基礎的研究第9報”第247頁から第249頁
で、鉛工またはビーズ玉を任意に配置し、それをスキャ
ンすることによって断層装置の特性の評価・補正を行な
う断層装置用ファントムが開示されている。
[発明が解決しようとする課題]
従来の螺旋状スキャン方式等の断層装置用ファントムは
、鉛工またはビーズ玉を任意に配置し、それをスキャン
するものであるから、その鉛工またはビーズ玉の中心軸
線の位置が変動すると、断面診断の結果が鉛工またはビ
ーズ玉の径の影響か、Z軸の容積効果の影響かが判断で
きない場合がある。
、鉛工またはビーズ玉を任意に配置し、それをスキャン
するものであるから、その鉛工またはビーズ玉の中心軸
線の位置が変動すると、断面診断の結果が鉛工またはビ
ーズ玉の径の影響か、Z軸の容積効果の影響かが判断で
きない場合がある。
また、診断結果を断層データ値として各ビット毎に出力
する場合には、境界線を明確にする必要があったが、大
気中に合成樹脂で成形されたファントムを置くと、その
X線の質量吸収係数に太きな変化がないため、ファント
ムの境界線が明確に影像化できなかった。
する場合には、境界線を明確にする必要があったが、大
気中に合成樹脂で成形されたファントムを置くと、その
X線の質量吸収係数に太きな変化がないため、ファント
ムの境界線が明確に影像化できなかった。
そこで、本発明は断層装置のZ軸方向における特性が直
接診断結果に現われ、しかも、ファントムの境界線が明
確となる断層装置用ファントムの提供を課題とするもの
である。
接診断結果に現われ、しかも、ファントムの境界線が明
確となる断層装置用ファントムの提供を課題とするもの
である。
[課題を解決するための手段J
請求項1の発明にかかる断層装置用ファントムは、球体
を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その密閉容
器体との間で前記球体を支持する支持部材と、その球体
と密閉容器体との間に充填された液体からなるものであ
る。
を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その密閉容
器体との間で前記球体を支持する支持部材と、その球体
と密閉容器体との間に充填された液体からなるものであ
る。
請求項2の発明にかかる断層装置用ファントムは、角錐
体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その角錐
体と密閉容器体との間に充填された液体からなるもので
ある。
体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その角錐
体と密閉容器体との間に充填された液体からなるもので
ある。
請求項3の発明にかかる断層装置用ファントムは、同一
径で形成した複数の球体と、それらの複数の球体を内蔵
し、略均一肉厚とした密閉容器体と、前記球体と密閉容
器体との間に充填された液体からなるものである。
径で形成した複数の球体と、それらの複数の球体を内蔵
し、略均一肉厚とした密閉容器体と、前記球体と密閉容
器体との間に充填された液体からなるものである。
請求項4の発明にかかる断層装置用ファントムは、球体
及び角錐体と、それらの球体及び角錐体を内蔵し、略均
一肉厚とした密閉容器体と、前記角錐体と密閉容器体と
の間に充填された液体からなるものである。
及び角錐体と、それらの球体及び角錐体を内蔵し、略均
一肉厚とした密閉容器体と、前記角錐体と密閉容器体と
の間に充填された液体からなるものである。
請求項5の発明にかかる断層装置用ファントムは、請求
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体を、略均一肉厚の略直方体状に形成した
ものである。
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体を、略均一肉厚の略直方体状に形成した
ものである。
請求項6の発明にかかる断層装置用ファントムは、請求
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体を、略均一肉厚の両端面を有する略円筒
状に形成したものである。
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体を、略均一肉厚の両端面を有する略円筒
状に形成したものである。
請求項7の発明にかかる断層装置用ファントムは、請求
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体は、略均一肉厚の球体状に形成したもの
である。
項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の略均一肉厚と
した密閉容器体は、略均一肉厚の球体状に形成したもの
である。
[作用]
請求項1の発明においては、球体を内蔵し、略均−の肉
厚とした密閉容器体と、その密閉容器体との間で前記球
体を支持する支持部材と、前記球体と密閉容器体との間
に充填された液体からなり、液体と球体の密度の違いに
よって球体の輪郭を明確化し、球体の連続断層によって
常に円形の断層データを得ることができる。また、略均
一肉厚とした密閉容器体は、特定の個所で、例えば、X
線回折及びX線吸収等の不連続によって、球体の断層デ
ータに乱れが生じない。
厚とした密閉容器体と、その密閉容器体との間で前記球
体を支持する支持部材と、前記球体と密閉容器体との間
に充填された液体からなり、液体と球体の密度の違いに
よって球体の輪郭を明確化し、球体の連続断層によって
常に円形の断層データを得ることができる。また、略均
一肉厚とした密閉容器体は、特定の個所で、例えば、X
線回折及びX線吸収等の不連続によって、球体の断層デ
ータに乱れが生じない。
請求項2の発明においては、角錐体を内蔵し、略均一肉
厚とした密閉容器体と、その角錐体と密閉容器体との間
に充填された液体からなり、液体と角錐体の密度の違い
によって角錐体の輪郭を明確化し、また、略均一肉厚と
した密閉容器体は、特定の個所で、例えば、X線回折及
びX線吸収等の不連続によって、角錐体の断層データに
乱れが生じない。そして、角錐体は急変する被検体の断
層データの信頼性の検討ができる。
厚とした密閉容器体と、その角錐体と密閉容器体との間
に充填された液体からなり、液体と角錐体の密度の違い
によって角錐体の輪郭を明確化し、また、略均一肉厚と
した密閉容器体は、特定の個所で、例えば、X線回折及
びX線吸収等の不連続によって、角錐体の断層データに
乱れが生じない。そして、角錐体は急変する被検体の断
層データの信頼性の検討ができる。
請求項3の発明においては、同一径で形成、配列した複
数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、略均一肉厚とし
た密閉容器体と、前記球体と密閉容器体との間に充填さ
れた液体からなり、球心を同一線上に配置でき、球体相
互間に球心のズレが生じないから、球体の連続する断層
データは同一線上に球心が位置し、その球体の断層デー
タの吟味が容易となる。そして、液体と球体の密度の違
いによって球体の輪郭を明確化し、球体の連続した断層
によって常に円形の断層データを得ることができる。こ
れによって、Z軸方向の断面を再構成することができる
。また、略均−の肉厚とした密閉容器体は、特定の個所
で、例えば、X線回折及びX線吸収等の不連続によって
、球体の断層データに乱れが生じない。
数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、略均一肉厚とし
た密閉容器体と、前記球体と密閉容器体との間に充填さ
れた液体からなり、球心を同一線上に配置でき、球体相
互間に球心のズレが生じないから、球体の連続する断層
データは同一線上に球心が位置し、その球体の断層デー
タの吟味が容易となる。そして、液体と球体の密度の違
いによって球体の輪郭を明確化し、球体の連続した断層
によって常に円形の断層データを得ることができる。こ
れによって、Z軸方向の断面を再構成することができる
。また、略均−の肉厚とした密閉容器体は、特定の個所
で、例えば、X線回折及びX線吸収等の不連続によって
、球体の断層データに乱れが生じない。
請求項4の発明においては、球体及び角錐体と、前記球
体及び角錐体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と
、前記角錐体と密閉容器体との間に充填された液体から
なり、液体と球体及び角錐体の密度の違いによって球体
及び角錐体の輪郭を明確化し、球体及び角錐体の断層に
よって同時に両者の断層データを得ることができ、しか
も、球心を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズ
レが生じない。また、均一の肉厚とした密閉容器体は、
特定の個所でX線等に乱れが生じない。そして、角錐体
は急変する被検体の断層データの信頼性の検討ができる
。
体及び角錐体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と
、前記角錐体と密閉容器体との間に充填された液体から
なり、液体と球体及び角錐体の密度の違いによって球体
及び角錐体の輪郭を明確化し、球体及び角錐体の断層に
よって同時に両者の断層データを得ることができ、しか
も、球心を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズ
レが生じない。また、均一の肉厚とした密閉容器体は、
特定の個所でX線等に乱れが生じない。そして、角錐体
は急変する被検体の断層データの信頼性の検討ができる
。
請求項5の発明においては、略均一肉厚とした密閉容器
体を、略均一肉厚の略直方体状に形成したものであるか
ら、断層装置の所定の位置に置いたときの安定性を良く
し、しかも、置く位置精度を良くすることができる。
体を、略均一肉厚の略直方体状に形成したものであるか
ら、断層装置の所定の位置に置いたときの安定性を良く
し、しかも、置く位置精度を良くすることができる。
請求項6の発明においては、略均一肉厚とした密閉容器
体を、略均一肉厚の略円筒状に形成したものであるから
、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚の部分
に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上できる。
体を、略均一肉厚の略円筒状に形成したものであるから
、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚の部分
に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上できる。
請求項7の発明においては、略均一肉厚とした密閉容器
体を、略均一肉厚の球体状に形成したものであるから、
置かれる球体状の密閉容器の方向性がなくなり、中心に
位置する球体の断層データは略均一肉厚の部分に配置で
き、球体の断層データの信頼性を向上できる。
体を、略均一肉厚の球体状に形成したものであるから、
置かれる球体状の密閉容器の方向性がなくなり、中心に
位置する球体の断層データは略均一肉厚の部分に配置で
き、球体の断層データの信頼性を向上できる。
[実施例]
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第一実施例の断層装置用ファントムの
部分断面を有する斜視図である。第2図は第1図の切断
線X−Xによる断面図である。
部分断面を有する斜視図である。第2図は第1図の切断
線X−Xによる断面図である。
図において、球体1は合成樹脂からなり、特に、本実施
例では、アクリル等の合成樹脂から形成した球である。
例では、アクリル等の合成樹脂から形成した球である。
密閉容器体2は合成樹脂からなり、特に、本実施例では
、アクリル等の合成樹脂で形成した両端面を有する円筒
状であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚で形成されて
いる。支持部材3は前記密閉容器体2との間で前記球体
1を接合支持するものであり、かつ、前記球体1を前記
密閉容器体12の中心軸上にその球心を配置している。
、アクリル等の合成樹脂で形成した両端面を有する円筒
状であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚で形成されて
いる。支持部材3は前記密閉容器体2との間で前記球体
1を接合支持するものであり、かつ、前記球体1を前記
密閉容器体12の中心軸上にその球心を配置している。
前記支持部材3は、特に、本実施例ではアクリル等の合
成樹脂で形成している。また、前記球体1と密閉容器体
2との間には、本実施例の液体4として水が充填されて
いる。
成樹脂で形成している。また、前記球体1と密閉容器体
2との間には、本実施例の液体4として水が充填されて
いる。
このように、本実施例の断層装置用ファントムは、1個
の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一肉厚とした密閉
容器体2と、前記密閉容器体2との間で前記球体1を支
持する支持部材3と、前記球体1と密閉容器体2との間
に充填された液体4とを具備するものである。
の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一肉厚とした密閉
容器体2と、前記密閉容器体2との間で前記球体1を支
持する支持部材3と、前記球体1と密閉容器体2との間
に充填された液体4とを具備するものである。
本実施例の断層装置用ファントムは、通常、密閉容器体
2の長さ方向を断層装置のZ軸方向に合わせて配置する
。このとき、支持部材3がアクリル等の合成樹脂で形成
されたものでは、その重心位置が支持部材3側に移動し
、支持部材3側が下方に位置したときに安定位置となる
。
2の長さ方向を断層装置のZ軸方向に合わせて配置する
。このとき、支持部材3がアクリル等の合成樹脂で形成
されたものでは、その重心位置が支持部材3側に移動し
、支持部材3側が下方に位置したときに安定位置となる
。
この状態で、断層装置のテストスキャンを開始すると、
1個の球体1に対するX線の透過条件は、その長さ方向
に対して垂直方向の周りを360度略同−条件となり、
支持部材3の影響を受けるのみであるから、断層データ
の殆どが円形となり、視覚的に断層装置の特性の評価を
行なうことができ、また、前記球体1の断層データによ
って断層装置の特性の補正を行なうことができる。
1個の球体1に対するX線の透過条件は、その長さ方向
に対して垂直方向の周りを360度略同−条件となり、
支持部材3の影響を受けるのみであるから、断層データ
の殆どが円形となり、視覚的に断層装置の特性の評価を
行なうことができ、また、前記球体1の断層データによ
って断層装置の特性の補正を行なうことができる。
特に、断層装置のZ軸方向の移動を5 [mm/s]の
速度で20秒間程度の切断間隔の広い螺旋状スキャン方
式等でスキャンを行なう断層装置であっても、載断面を
円形に補正すれば10 [mm1幅の間の任意の位置の
載断面とすることができる。
速度で20秒間程度の切断間隔の広い螺旋状スキャン方
式等でスキャンを行なう断層装置であっても、載断面を
円形に補正すれば10 [mm1幅の間の任意の位置の
載断面とすることができる。
また、結果的に、球体1の断層データが円形となればよ
いから、密閉容器体2の長さ方向と断層装置のZ軸方向
とが正確に合致していなくとも、それによって誤差が生
じない。
いから、密閉容器体2の長さ方向と断層装置のZ軸方向
とが正確に合致していなくとも、それによって誤差が生
じない。
なお、本実施例では、支持部材3をアクリル等の合成樹
脂で形成し、その重心位置によって支持部材3側が下方
に位置したときに安定状態とするものであるが、本発明
を実施する場合には、合成樹脂または液体4と同一密度
の材料とすることもできる。
脂で形成し、その重心位置によって支持部材3側が下方
に位置したときに安定状態とするものであるが、本発明
を実施する場合には、合成樹脂または液体4と同一密度
の材料とすることもできる。
また、上記実施例の断層装置用ファントムは、均一肉厚
とした密閉容器体2をラグビーボール形を含む略球体構
造とすることにより、単数または複数の径の異なる球体
1を内蔵し、均一肉厚とした略球体の密閉容器体2と、
前記密閉容器体2との間で前記球体1を支持する支持部
材3と、前記球体1と密閉容器体2との間に充填された
液体4とを具備する断層装置用ファントムとすることが
できる。この種の断層装置用ファントムは方向性がない
ので、断層装置に対して設定が容易である。
とした密閉容器体2をラグビーボール形を含む略球体構
造とすることにより、単数または複数の径の異なる球体
1を内蔵し、均一肉厚とした略球体の密閉容器体2と、
前記密閉容器体2との間で前記球体1を支持する支持部
材3と、前記球体1と密閉容器体2との間に充填された
液体4とを具備する断層装置用ファントムとすることが
できる。この種の断層装置用ファントムは方向性がない
ので、断層装置に対して設定が容易である。
特に、この種の断層装置用ファントムは、支持部材3を
アクリル等の合成樹脂とし、球体形状の密閉容器体2の
支持部材3の外側の面を若干平面化すると安定性及び設
定位置精度が良くなる。これを第一実施例の変形例とす
ることができる。
アクリル等の合成樹脂とし、球体形状の密閉容器体2の
支持部材3の外側の面を若干平面化すると安定性及び設
定位置精度が良くなる。これを第一実施例の変形例とす
ることができる。
第3図は本発明の第二実施例の断層装置用ファントムの
前記第2図に相当する断面図である。なお、図中、従来
例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一
または相当部分を示すものである。
前記第2図に相当する断面図である。なお、図中、従来
例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一
または相当部分を示すものである。
図において、球体1は合成樹脂からなる球であり、密閉
容器体12は合成樹脂からなり、特に、本実施例では、
アクリルで形成した両端面を有する直方体状(中空角柱
状)であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚の6面体1
2bで一体に形成されており、その辺12aの対角線」
二の厚みは均一肉厚の6面体12bと異にしている。し
たがって、両端面を有する直方体状(中空角柱状)は、
その厚みを、略均一肉厚としている。即ち、均一肉厚の
6面体12bの板体を6枚接合して形成されている。支
持部材13は合成樹脂からなり、前記密閉容器体2との
間で前記球体1を支持し、かつ、前記球体1を前記密閉
容器体12の中心軸上にその球心を配置している。また
、前記球体1と密閉容器体12との間には、本実施例の
液体4として水が充填されている。
容器体12は合成樹脂からなり、特に、本実施例では、
アクリルで形成した両端面を有する直方体状(中空角柱
状)であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚の6面体1
2bで一体に形成されており、その辺12aの対角線」
二の厚みは均一肉厚の6面体12bと異にしている。し
たがって、両端面を有する直方体状(中空角柱状)は、
その厚みを、略均一肉厚としている。即ち、均一肉厚の
6面体12bの板体を6枚接合して形成されている。支
持部材13は合成樹脂からなり、前記密閉容器体2との
間で前記球体1を支持し、かつ、前記球体1を前記密閉
容器体12の中心軸上にその球心を配置している。また
、前記球体1と密閉容器体12との間には、本実施例の
液体4として水が充填されている。
このように、本実施例の断層装置用ファントムは、1個
の球体1と、前記球体1を内蔵し、略均一肉厚とした直
方体状の密閉容器体12と、前記密閉容器体2との間で
前記球体1を支持する支持部材13と、前記球体1と密
閉容器体12との間に充填された液体4とを具備するも
のである。
の球体1と、前記球体1を内蔵し、略均一肉厚とした直
方体状の密閉容器体12と、前記密閉容器体2との間で
前記球体1を支持する支持部材13と、前記球体1と密
閉容器体12との間に充填された液体4とを具備するも
のである。
本実施例の断層装置用ファントムは、密閉容器体12の
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定している。
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定している。
設置状態で、断層装置のテストスキャンを開始すると、
1個の球体1−に対するX線の透過条件は密閉容器体2
の長さ方向に対して垂直方向の周りは、360度略同−
条件となり、略直方体状の辺12aの方向からの照射の
ときには、厳密には、6面体12bと辺12aとの厚み
の違いの影響を受け、断層データが若干のX線回折及び
X線吸収等の不連続によって断層データに違いが生じる
ものの、その断層データは略円形となり、視覚的に断層
装置の特性の評価を行なうことができ、また、前記断層
データによって断層装置の特性の補正を行なうことがで
きる。
1個の球体1−に対するX線の透過条件は密閉容器体2
の長さ方向に対して垂直方向の周りは、360度略同−
条件となり、略直方体状の辺12aの方向からの照射の
ときには、厳密には、6面体12bと辺12aとの厚み
の違いの影響を受け、断層データが若干のX線回折及び
X線吸収等の不連続によって断層データに違いが生じる
ものの、その断層データは略円形となり、視覚的に断層
装置の特性の評価を行なうことができ、また、前記断層
データによって断層装置の特性の補正を行なうことがで
きる。
また、第一実施例と同様に、結果的に、断層データが略
円形となればよいから、密閉容器体2の長さ方向と断層
装置のZ軸方向とが正確に合致していなくとも、それに
よって誤差が生じない。
円形となればよいから、密閉容器体2の長さ方向と断層
装置のZ軸方向とが正確に合致していなくとも、それに
よって誤差が生じない。
第4図は本発明の第三実施例の断層装置用ファントムの
部分断面を有する斜視図である。なお、図中、従来例と
同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一また
は相当部分を示すものである。
部分断面を有する斜視図である。なお、図中、従来例と
同−符号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一また
は相当部分を示すものである。
図において、角錐体21は合成樹脂からなり、特に、本
実施例では、アクリルから形成した四角錐である。密閉
容器体22は合成樹脂からなり、本実施例ではアクリル
で形成した両端面を有する略直方体状(中空角柱状)で
あり、前記角錐体2]を内蔵し、均一肉厚で形成されて
いる。即ち、均一肉厚の6面体22bを一体成形し、そ
の角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面体22bと
同様の厚みとしている。また、支持部材23は合成樹脂
からなり、前記密閉容器体22との間で前記角錐体21
を支持し、かつ、前記角錐体21を前記密閉容器体12
の中心軸上にその軸心を配置している。そして、前記角
錐体21と密閉容器体12との間には、本実施例の液体
4として水が充填されている。
実施例では、アクリルから形成した四角錐である。密閉
容器体22は合成樹脂からなり、本実施例ではアクリル
で形成した両端面を有する略直方体状(中空角柱状)で
あり、前記角錐体2]を内蔵し、均一肉厚で形成されて
いる。即ち、均一肉厚の6面体22bを一体成形し、そ
の角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面体22bと
同様の厚みとしている。また、支持部材23は合成樹脂
からなり、前記密閉容器体22との間で前記角錐体21
を支持し、かつ、前記角錐体21を前記密閉容器体12
の中心軸上にその軸心を配置している。そして、前記角
錐体21と密閉容器体12との間には、本実施例の液体
4として水が充填されている。
このように、本実施例の断層装置用ファントムは、1個
の角錐体21と、前記角錐体21を内蔵し、均一肉厚と
した略直方体状の密閉容器体22と、前記密閉容器体2
2との間で前記角錐体21を支持する支持部材23と、
前記角錐体21と密閉容器体22との間に充填された液
体4とを具備するものである。
の角錐体21と、前記角錐体21を内蔵し、均一肉厚と
した略直方体状の密閉容器体22と、前記密閉容器体2
2との間で前記角錐体21を支持する支持部材23と、
前記角錐体21と密閉容器体22との間に充填された液
体4とを具備するものである。
本実施例の断層装置用ファントムは、密閉容器体22の
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定している。
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定している。
設置状態で、断層装置のテストスキャンを開始すると、
1個の角錐体21に対するX線の透過条件は密閉容器体
22の長さ方向に対して垂直方向の周りが360度略同
−条件となり、第二実施例のように辺12aでX線回折
及びX線吸収等の不連続による断層データの乱れが発生
し難くなり、その断層データは略長方形となり、視覚的
に断層装置の特性の評価を行なうことができ、また、前
記断層データによって断層装置の特性の補正を行なうこ
とができる。
1個の角錐体21に対するX線の透過条件は密閉容器体
22の長さ方向に対して垂直方向の周りが360度略同
−条件となり、第二実施例のように辺12aでX線回折
及びX線吸収等の不連続による断層データの乱れが発生
し難くなり、その断層データは略長方形となり、視覚的
に断層装置の特性の評価を行なうことができ、また、前
記断層データによって断層装置の特性の補正を行なうこ
とができる。
上記実施例では、主に球体1及び角錐体21が1個の場
合を前提としているが、第一実施例の変形例で述べたよ
うに、複数個とすることもできる。
合を前提としているが、第一実施例の変形例で述べたよ
うに、複数個とすることもできる。
この種の球体1及び/または角錐体21が複数個収容さ
れた実施の態様では、球体1及び/または角錐体21を
同一形状とすることもできるし、異なる大きさとするこ
ともできる。好ましくは、何れの実施態様においても、
その軸心を一直線上に配置するのがよい。また、角錐体
21においては、その2面または4面の傾度を異にして
もよい。
れた実施の態様では、球体1及び/または角錐体21を
同一形状とすることもできるし、異なる大きさとするこ
ともできる。好ましくは、何れの実施態様においても、
その軸心を一直線上に配置するのがよい。また、角錐体
21においては、その2面または4面の傾度を異にして
もよい。
第5図は本発明の第四実施例の断層装置用ファントムの
断面図である。第6図は第5図の切断線Y−Yによる断
面図である。
断面図である。第6図は第5図の切断線Y−Yによる断
面図である。
図において、球体1は合成樹脂からなり、特に、本実施
例では、アクリルから形成した球である。
例では、アクリルから形成した球である。
密閉容器体2は合成樹脂からなり、特に、本実施例では
、アクリルで形成した両端面を有する円筒状であり、前
記球体1を内蔵し、均一肉厚で形成されている。支持部
材3は前記密閉容器体2との間で前記球体1を支持する
ものであり、かつ、前記球体1を前記密閉容器体12の
中心軸上にその球心を配置している。前記支持部材3は
、特に、本実施例ではアクリル等の合成樹脂で形成して
いる。また、前記球体1と密閉容器体2との間には、本
実施例の液体4として水が充填されている。
、アクリルで形成した両端面を有する円筒状であり、前
記球体1を内蔵し、均一肉厚で形成されている。支持部
材3は前記密閉容器体2との間で前記球体1を支持する
ものであり、かつ、前記球体1を前記密閉容器体12の
中心軸上にその球心を配置している。前記支持部材3は
、特に、本実施例ではアクリル等の合成樹脂で形成して
いる。また、前記球体1と密閉容器体2との間には、本
実施例の液体4として水が充填されている。
このように、本実施例の断層装置用ファントムは、1個
の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一肉厚とした密閉
容器体2と、前記密閉容器体2との間で前記球体1を支
持する支持部材3と、前記球体1と密閉容器体2との間
に充填された液体4とを具備するものである。なお、図
中、従来例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部
分と同一または相当部分を示すものである。
の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一肉厚とした密閉
容器体2と、前記密閉容器体2との間で前記球体1を支
持する支持部材3と、前記球体1と密閉容器体2との間
に充填された液体4とを具備するものである。なお、図
中、従来例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部
分と同一または相当部分を示すものである。
図において、球体31A及び球体31Bは合成樹脂から
なり、本実施例ではアクリルから形成した球である。前
記球体31Aは前記球体31Bより径が小さく設定され
ており、また、前記球体31Aと前記球体31Bはその
中心が同一直線上にあるように配列されている。また、
角錐体41A及び角錐体41Bは合成樹脂からなり、本
実施例ではアクリルから形成した四角錐台であり、角錐
体41Aと角錐体41Bは異なる傾斜角度を有している
。前記角錐体41Aは前記球体31Aの」−に、両者間
に間隙を置いて配置されている。また、角錐体41Bは
前記球体31Bの上に、両者間に間隙を置いて配置され
ている。
なり、本実施例ではアクリルから形成した球である。前
記球体31Aは前記球体31Bより径が小さく設定され
ており、また、前記球体31Aと前記球体31Bはその
中心が同一直線上にあるように配列されている。また、
角錐体41A及び角錐体41Bは合成樹脂からなり、本
実施例ではアクリルから形成した四角錐台であり、角錐
体41Aと角錐体41Bは異なる傾斜角度を有している
。前記角錐体41Aは前記球体31Aの」−に、両者間
に間隙を置いて配置されている。また、角錐体41Bは
前記球体31Bの上に、両者間に間隙を置いて配置され
ている。
密閉容器体22は合成樹脂からなり、本実施例ではアク
リルで形成した両端面を有する略直方体状(中空角柱状
)であり、前記球体31A及び球体31B、角錐体41
A及び角錐体41Bを内蔵し、均一肉厚で一体成形し、
その角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面体22b
と同様の厚みとされている。そして、前記球体31A及
び球体31B、角錐体41A及び角錐体41Bと密閉容
器体22との間には、本実施例の液体4として水が充填
されている。
リルで形成した両端面を有する略直方体状(中空角柱状
)であり、前記球体31A及び球体31B、角錐体41
A及び角錐体41Bを内蔵し、均一肉厚で一体成形し、
その角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面体22b
と同様の厚みとされている。そして、前記球体31A及
び球体31B、角錐体41A及び角錐体41Bと密閉容
器体22との間には、本実施例の液体4として水が充填
されている。
このように、本実施例の断層装置用ファントムは、複数
個の2列に配列された球体31Aの列及び球体31Bの
列と、2列に配列された角錐体41A及び角錐体41B
と、前記球体31A及び球体31B、角錐体41A及び
角錐体41Bを内蔵し、均一肉厚とした密閉容器体22
と、前記球体31A及び球体31B1角錐体41A及び
角錐体41Bと密閉容器体2との間に充填された液体4
とを具備するものである。
個の2列に配列された球体31Aの列及び球体31Bの
列と、2列に配列された角錐体41A及び角錐体41B
と、前記球体31A及び球体31B、角錐体41A及び
角錐体41Bを内蔵し、均一肉厚とした密閉容器体22
と、前記球体31A及び球体31B1角錐体41A及び
角錐体41Bと密閉容器体2との間に充填された液体4
とを具備するものである。
本実施例の断層装置用ファントムは、密閉容器体22の
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定した状態で置くことができる。
下面が平面であるから、所定の位置に配置することが容
易であり、かつ、安定した状態で置くことができる。
設置状態で、断層装置のスキャンを開始すると、球体3
1A及び球体31B1角錐体41A及び角錐体41Bに
対するX線の透過条件は360度略同−条件となり、前
記球体31A及び球体31Bの断層データは円形となり
、前記角錐体41A及び角錐体41Bの断層データは略
長方形となり、視覚的に断層装置の特性の評価を行なう
ことができ、また、前記断層データによって断層装置の
特性の補正を行なうことができる。
1A及び球体31B1角錐体41A及び角錐体41Bに
対するX線の透過条件は360度略同−条件となり、前
記球体31A及び球体31Bの断層データは円形となり
、前記角錐体41A及び角錐体41Bの断層データは略
長方形となり、視覚的に断層装置の特性の評価を行なう
ことができ、また、前記断層データによって断層装置の
特性の補正を行なうことができる。
ところで、上記実施例の断層装置用ファントムの球体1
.31A、31Bは、中実の合成樹脂球としたものであ
るが、本発明を実施する場合には、中空またはその中心
部に他の密度の材料を充填し、多層構成としてもよい。
.31A、31Bは、中実の合成樹脂球としたものであ
るが、本発明を実施する場合には、中空またはその中心
部に他の密度の材料を充填し、多層構成としてもよい。
何れにせよ、本発明を実施する場合は、断層装置の2軸
方向の特性及び使用目的に応じて球体1.31A、31
Bの球の精度を決定すればよく、略球体であれば使用で
きる。
方向の特性及び使用目的に応じて球体1.31A、31
Bの球の精度を決定すればよく、略球体であれば使用で
きる。
また、上記実施例の断層装置用ファントムの略均一肉厚
とした密閉容器体2. 1.2. 22は、両端面を有
する円筒状、または両端面を有する直方体状(中空角柱
状)、または、例えば、均一肉厚の6面体22bを一体
成形し、その角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面
体22bと同様の厚みとした略直方体状(中空角柱状)
としている。
とした密閉容器体2. 1.2. 22は、両端面を有
する円筒状、または両端面を有する直方体状(中空角柱
状)、または、例えば、均一肉厚の6面体22bを一体
成形し、その角部22aは滑らかな曲面とし、前記6面
体22bと同様の厚みとした略直方体状(中空角柱状)
としている。
本発明を実施する場合には、前記両端面を有する円筒状
、両端面を有する直方体状(中空角柱状)または角を面
取した略直方体状(略中空角柱状)としたたものに限定
されるものではなく、密閉構造の容器であって、その肉
厚が略均−であればよい。球体についても、当然、本発
明を実施する場合の密閉容器体として使用できる。しか
し、本発明を実施する場合には、密閉容器体としては、
その周りの360度間の何れの透過係数も不変であるよ
うな形態が望ましい。
、両端面を有する直方体状(中空角柱状)または角を面
取した略直方体状(略中空角柱状)としたたものに限定
されるものではなく、密閉構造の容器であって、その肉
厚が略均−であればよい。球体についても、当然、本発
明を実施する場合の密閉容器体として使用できる。しか
し、本発明を実施する場合には、密閉容器体としては、
その周りの360度間の何れの透過係数も不変であるよ
うな形態が望ましい。
そして、上記実施例の断層装置用ファントムの支持部材
3,13.23は、アクリル等の合成樹脂または合成樹
脂または液体4と同一密度の材料で形成する旨説明した
が、本発明を実施する場合、角錐体21.41A、41
B等を用いてもよい。
3,13.23は、アクリル等の合成樹脂または合成樹
脂または液体4と同一密度の材料で形成する旨説明した
が、本発明を実施する場合、角錐体21.41A、41
B等を用いてもよい。
基本的に支持部材3.13は、球体1.31A。
31Bの軸心を密閉容器体2,12.22の中心軸に位
置させ、閉容器体2,12.22の全周の透過条件を均
一化できる位置に配置するものであるから、特定の面の
精度を若干犠牲にすれば、角錐体21.41A、41B
、球体1.31A、31Bを密閉容器体2,12.22
に直接接合とすることができる。
置させ、閉容器体2,12.22の全周の透過条件を均
一化できる位置に配置するものであるから、特定の面の
精度を若干犠牲にすれば、角錐体21.41A、41B
、球体1.31A、31Bを密閉容器体2,12.22
に直接接合とすることができる。
更に、上記実施例の断層装置用ファントムの密閉容器体
に充填された液体4は、本実施例では水を使用している
が、本発明を実施する場合には、角錐体21.41A、
41B、球体1.31A。
に充填された液体4は、本実施例では水を使用している
が、本発明を実施する場合には、角錐体21.41A、
41B、球体1.31A。
31B及び密閉容器体2,12.22と密度が相違する
液体であればよい。
液体であればよい。
更にまた、」1記実施例の断層装置用ファントムの角錐
体21.41A、41Bは、中実の合成樹脂球としたも
のであるが、本発明を実施する場合には、中空またはそ
の中心部に他の密度の材料を充填し、多層構成としても
よい。何れにせよ、本発明を実施する場合は、断層装置
のZ軸方向の特性及び使用目的に応じて角錐体21.4
1A、41Bの傾度及び精度を決定すればよい。
体21.41A、41Bは、中実の合成樹脂球としたも
のであるが、本発明を実施する場合には、中空またはそ
の中心部に他の密度の材料を充填し、多層構成としても
よい。何れにせよ、本発明を実施する場合は、断層装置
のZ軸方向の特性及び使用目的に応じて角錐体21.4
1A、41Bの傾度及び精度を決定すればよい。
なお、本発明の断層装置用ファントムを構成する密閉容
器体は、可搬に適するように密閉構造としているが、こ
の種の断層装置用ファントムを実施する場合には、開放
形の容器の使用も可能である。また、本実施例の液体を
キセノンガス等のガス体(気体)で置換することもでき
る。
器体は、可搬に適するように密閉構造としているが、こ
の種の断層装置用ファントムを実施する場合には、開放
形の容器の使用も可能である。また、本実施例の液体を
キセノンガス等のガス体(気体)で置換することもでき
る。
そして、」1記実施例の支持部材3,13.23は、図
示ではその存在が明確に描かれているが、実際には、断
層データに支障がないように、細い線状の材料が使用さ
れる。
示ではその存在が明確に描かれているが、実際には、断
層データに支障がないように、細い線状の材料が使用さ
れる。
[発明の効果]
以上のように、請求項1の発明の断層装置用ファントム
は、球体を内蔵し、略均−の肉厚とした密閉容器体と、
その密閉容器体との間で前記球体を支持する支持部材と
、前記球体と密閉容器体との間に充填された液体とを具
備し、液体と球体の密度の違いによって球体の輪郭を明
確化し、球体の断層によって常に円形の断層データを連
続多断面として得ることができ、被検体の裁断幅による
容積効果の検討ができる。また、略均一肉厚とした密閉
容器体は、特定の個所で、例えば、回折及び吸収等の不
連続点が発生せず、それによって断層データに乱れが生
じることがない。
は、球体を内蔵し、略均−の肉厚とした密閉容器体と、
その密閉容器体との間で前記球体を支持する支持部材と
、前記球体と密閉容器体との間に充填された液体とを具
備し、液体と球体の密度の違いによって球体の輪郭を明
確化し、球体の断層によって常に円形の断層データを連
続多断面として得ることができ、被検体の裁断幅による
容積効果の検討ができる。また、略均一肉厚とした密閉
容器体は、特定の個所で、例えば、回折及び吸収等の不
連続点が発生せず、それによって断層データに乱れが生
じることがない。
請求項2の発明の断層装置用ファントムは、角錐体を内
蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その角錐体と密
閉容器体との間に充填された液体とを具備し、前記角錐
体の断層によって急変する被検体の裁断幅による断層デ
ータの信頼性の検討ができる。そして、前述のように、
液体と角錐体の密度の違いによって角錐体の輪郭を明確
化し、また、略均一肉厚とした密閉容器体は、特定の個
所に回折及び吸収等の不連続となる点が存在しないので
、断層データに乱れが生じることがない。
蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、その角錐体と密
閉容器体との間に充填された液体とを具備し、前記角錐
体の断層によって急変する被検体の裁断幅による断層デ
ータの信頼性の検討ができる。そして、前述のように、
液体と角錐体の密度の違いによって角錐体の輪郭を明確
化し、また、略均一肉厚とした密閉容器体は、特定の個
所に回折及び吸収等の不連続となる点が存在しないので
、断層データに乱れが生じることがない。
請求項3の発明の断層装置用ファントムは、同一径で形
成、配列した複数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、
略均一肉厚とした密閉容器体と、前記球体と密閉容器体
との間に充填された液体とを具備し、球心を同一線上に
配置でき、球体相互間に球心のズレが生じないから、断
層データは同一線上に球心が位置し、その断層データの
吟味が容易となる。そして、液体と球体の密度の違いに
よって球体の輪郭を明確化し、球体の断層によって常に
円形の断層データを得ることができる。これらからZ軸
方向の断面を再構成でき、Z軸方向の特性を評価・補正
できる。また、略均−の肉厚とした密閉容器体は、特定
の個所で、例えば、回折及び吸収等の不連続による断層
データに乱れが生じることがない。
成、配列した複数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、
略均一肉厚とした密閉容器体と、前記球体と密閉容器体
との間に充填された液体とを具備し、球心を同一線上に
配置でき、球体相互間に球心のズレが生じないから、断
層データは同一線上に球心が位置し、その断層データの
吟味が容易となる。そして、液体と球体の密度の違いに
よって球体の輪郭を明確化し、球体の断層によって常に
円形の断層データを得ることができる。これらからZ軸
方向の断面を再構成でき、Z軸方向の特性を評価・補正
できる。また、略均−の肉厚とした密閉容器体は、特定
の個所で、例えば、回折及び吸収等の不連続による断層
データに乱れが生じることがない。
請求項4の発明の断層装置用ファントムは、球体及び角
錐体と、前記球体及び角錐体を内蔵し、略均一肉厚とし
た密閉容器体と、前記角錐体と密閉容器体との間に充填
された液体とを具備し、球体及び角錐体の断層によって
同時に両者の断層データを得ることができ、しかも、球
心を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズレが生
じない。
錐体と、前記球体及び角錐体を内蔵し、略均一肉厚とし
た密閉容器体と、前記角錐体と密閉容器体との間に充填
された液体とを具備し、球体及び角錐体の断層によって
同時に両者の断層データを得ることができ、しかも、球
心を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズレが生
じない。
また、前記角錐体の断層によって急変する被検体の裁断
幅による断層データの信頼性の検討かできる。そして、
均一の肉厚とした密閉容器体は、特定の個所で回折及び
吸収等の不連続による乱れが生じない。
幅による断層データの信頼性の検討かできる。そして、
均一の肉厚とした密閉容器体は、特定の個所で回折及び
吸収等の不連続による乱れが生じない。
請求項5の発明の断層装置用ファントムは、略均一肉厚
とした密閉容器体を、その長さ方向に対して垂直方向の
周りを、略均一肉厚の略直方体状に形成したものである
から、置いたときの安定性を良くし、しかも、設置位置
精度を良くすることができる。また、端部の形状をその
加工性によって決定でき、安価となる。
とした密閉容器体を、その長さ方向に対して垂直方向の
周りを、略均一肉厚の略直方体状に形成したものである
から、置いたときの安定性を良くし、しかも、設置位置
精度を良くすることができる。また、端部の形状をその
加工性によって決定でき、安価となる。
請求項6の発明の断層装置用ファントムは、略均一肉厚
とした密閉容器体を、その長さ方向に対して垂直方向の
周りを、略均一肉厚の略円筒状に形成したものであるか
ら、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚の部
分に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上できる
。また、端部の形状をその加工性によって決定でき、安
価となる。
とした密閉容器体を、その長さ方向に対して垂直方向の
周りを、略均一肉厚の略円筒状に形成したものであるか
ら、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚の部
分に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上できる
。また、端部の形状をその加工性によって決定でき、安
価となる。
請求項7の発明の断層装置用ファントムは、略均一肉厚
とした密閉容器体を、略均一肉厚の球体状に形成したも
のであるから、置かれる球体状の密閉容器の方向性がな
くなり、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚
の部分に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上で
きる。
とした密閉容器体を、略均一肉厚の球体状に形成したも
のであるから、置かれる球体状の密閉容器の方向性がな
くなり、中心に位置する球体の断層データは略均一肉厚
の部分に配置でき、球体の断層データの信頼性を向上で
きる。
第1図は本発明の第一実施例の断層装置用ファントムの
部分断面を有する斜視図、第2図は第1図の切断線X−
Xによる断面図、第3図は本発明の第二実施例の断層装
置用ファントムの前記第2図に相当する断面図、第4図
は本発明の第三実施例の断層装置用ファントムの部分断
面を有する斜視図、第5図は本発明の第四実施例の断層
装置用ファントムの断面図、第6図は第5図の切断線Y
−Yによる断面図である。 図において、 1、.31A、31B二球体 21.41A、41B+角錐体 2.12,22:密閉容器体 3.13.23:支持部材 4:液体 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 2・密閉容器体 3・支持部材 4:液体 特許出願人 安野 泰史 外2名 代理人 弁理士 樋口 武尚 外1名第3図 12:密閉容器体 13:支持部材 第5図 31A、31B 球体 41A、、41B:角錐体 1A 3’H 1A jll:5
部分断面を有する斜視図、第2図は第1図の切断線X−
Xによる断面図、第3図は本発明の第二実施例の断層装
置用ファントムの前記第2図に相当する断面図、第4図
は本発明の第三実施例の断層装置用ファントムの部分断
面を有する斜視図、第5図は本発明の第四実施例の断層
装置用ファントムの断面図、第6図は第5図の切断線Y
−Yによる断面図である。 図において、 1、.31A、31B二球体 21.41A、41B+角錐体 2.12,22:密閉容器体 3.13.23:支持部材 4:液体 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 2・密閉容器体 3・支持部材 4:液体 特許出願人 安野 泰史 外2名 代理人 弁理士 樋口 武尚 外1名第3図 12:密閉容器体 13:支持部材 第5図 31A、31B 球体 41A、、41B:角錐体 1A 3’H 1A jll:5
Claims (7)
- (1)球体と、 前記球体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、 前記密閉容器体との間で前記球体を支持し、前記密閉容
器体の中心付近に前記球体を配置する支持部材と、 前記球体と密閉容器体との間に充填された液体と を具備することを特徴とする断層装置用ファントム。 - (2)角錐体と、 前記角錐体を内蔵し、その長さ方向に対して垂直方向に
均一肉厚とした密閉容器体と、 前記角錐体と密閉容器体との間に充填された液体と を具備することを特徴とする断層装置用ファントム。 - (3)同一径で形成、配列した複数の球体と、前記複数
の球体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器体と、 前記球体と密閉容器体との間に充填された液体と を具備することを特徴とする断層装置用ファントム。 - (4)球体及び角錐体と、 前記球体及び角錐体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容
器体と、 前記角錐体と密閉容器体との間に充填された液体と を具備することを特徴とする断層装置用ファントム。 - (5)前記略均一肉厚とした密閉容器体は、その長さ方
向に対して垂直方向の周りを、略均一肉厚の略直方体状
に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれか1つに記載の断層装置用ファントム。 - (6)前記略均一肉厚とした密閉容器体は、その長さ方
向に対して垂直方向の周りを、略均一肉厚の略円筒状に
形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れか1つに記載の断層装置用ファントム。 - (7)前記略均一肉厚とした密閉容器体は、略均一肉厚
の球体状に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求
項4のいずれか1つに記載の断層装置用ファントム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154554A JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154554A JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449951A true JPH0449951A (ja) | 1992-02-19 |
JPH0558B2 JPH0558B2 (ja) | 1993-01-05 |
Family
ID=15586791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2154554A Granted JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449951A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009522055A (ja) * | 2006-01-05 | 2009-06-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 調整可能ファントム |
ITPD20120017A1 (it) * | 2012-01-23 | 2013-07-24 | Univ Padova | Sistema per la valutazione della risoluzione strutturale di dispositivi di tomografia computerizzata a raggi x |
CN108577875A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-09-28 | 江苏赛诺格兰医疗科技有限公司 | 校正模体、校正多模态图像中疑似病灶的定量性参数方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60159357U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 株式会社京都科学 | Ct装置試験用フアントム装置 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154554A patent/JPH0449951A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60159357U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 株式会社京都科学 | Ct装置試験用フアントム装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009522055A (ja) * | 2006-01-05 | 2009-06-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 調整可能ファントム |
ITPD20120017A1 (it) * | 2012-01-23 | 2013-07-24 | Univ Padova | Sistema per la valutazione della risoluzione strutturale di dispositivi di tomografia computerizzata a raggi x |
CN108577875A (zh) * | 2018-01-29 | 2018-09-28 | 江苏赛诺格兰医疗科技有限公司 | 校正模体、校正多模态图像中疑似病灶的定量性参数方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558B2 (ja) | 1993-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0500857B1 (en) | Cone beam scanning trajectories for three-dimensional computerized tomography data acquisition where object is larger than the field of view | |
US6318146B1 (en) | Multi-imaging modality tissue mimicking materials for imaging phantoms | |
US4649561A (en) | Test phantom and method of use of same | |
WO2004032706A2 (en) | Tissue mimicking elastography phantoms | |
JPH04505067A (ja) | 走査及びデータ収集方法ならびに装置 | |
JPH0661094B2 (ja) | 3次元計算機式断層写真法で完全なデータを得るための矩形波コーン・ビーム走査軌跡法 | |
US7170966B2 (en) | Practical implementation of a CT cone beam algorithm for 3-D image reconstruction as applied to nondestructive inspection of baggage, live laboratory animal and any solid materials | |
US20020061502A1 (en) | Imaging system phantom | |
JPH0449951A (ja) | 断層装置用ファントム | |
US5165050A (en) | Spherical test body for an image reconstructing apparatus | |
CA2199578C (en) | Magnetic field source movable phantom head | |
JP2801767B2 (ja) | 断層装置用ファントム | |
JP2001245879A (ja) | X線ctシステム用クレードル及びx線ctシステム | |
JP2000201917A (ja) | 患者の血管をシミュレ―トするデバイス | |
JPH0428372B2 (ja) | ||
RU2330611C1 (ru) | Тест-объект для контроля эксплуатационных параметров и характеристик рентгеновских компьютерных томографов | |
Beller et al. | Design and operation of the core topography data acquisition system for TMI-2 | |
Kallok et al. | Distribution of regional volumes and ventilation in excised canine lobes | |
US3340736A (en) | Device for indicating specific gravity of liquids | |
JPS6146137B2 (ja) | ||
Hamill et al. | A/sup 68/Ge PET hot-sphere phantom with no cold shells | |
JPS6230951A (ja) | 超音波探傷器の探触子 | |
Lai-Fook | Elasticity analysis of lung deformation problems | |
Davis | Image quality and accuracy in X-ray microtomography | |
JPS63264044A (ja) | X線ct装置用フアントム |