JPH044971A - ハンダ付け装置 - Google Patents
ハンダ付け装置Info
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- JPH044971A JPH044971A JP10596790A JP10596790A JPH044971A JP H044971 A JPH044971 A JP H044971A JP 10596790 A JP10596790 A JP 10596790A JP 10596790 A JP10596790 A JP 10596790A JP H044971 A JPH044971 A JP H044971A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
- H01L24/741—Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
- H01L24/743—Apparatus for manufacturing layer connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/741—Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
- H01L2224/743—Apparatus for manufacturing layer connectors
Landscapes
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- Power Engineering (AREA)
- Molten Solder (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Die Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、電子装置の製造過程等において、その端子
部にハンダ付けを行うハンダ付け装置に関する。
部にハンダ付けを行うハンダ付け装置に関する。
トランジスタ等の電子装置は、一般に、リードフレーム
に対してチップボンディング、ワイヤホンディング、樹
脂マウント、リードへのハンダ付け、タイバーカット等
の工程を順次線して製造される。リードへのハンダ付け
は、通常、溶融状態としたハンダを付着させることによ
って行われる。 ところで、最近では、製造効率を高めるため、上記リー
ドフレームをフープ状とし、このフープ状リードフレー
ムを一連に配置された各工程装置に連続的に通過させ、
上記の各構成を順次行うという製造手法が普及している
。 このようなフープ状のリードフレームに対してハンダ付
けを行う装置は、すでに種々のものが提案されており、
本願の出願人もたとえば特開昭63−290680号公
報に示すものを提案している。 この公報に記載されたもののような従来のハンダ付け装
置は、本願発明の前提となる基本的構成を備えているの
でこれを本願の第1図を参照して説明する。 すなわち、上記従来のハンダ付け装置は、溶融ハンダS
か貯留されるハンダ貯留槽lと、上記溶融ハンダSの液
面上方からハンダ貯留槽内に挿入された駆動軸2によっ
て駆動させられるポンプ手段3と、上記ポンプ手段3に
よって形成された溶融ハンダ流が導かれ、これをハンダ
貯留槽の液面より上位において噴流とするための噴流形
成筒5とを備える。第1図の例では、上記噴流形成筒5
の開口4は、液面より上位に位置するが、開口4が液面
より下位であっても、液面から盛り上がるような噴流が
形成されればよい。 そして、上記開口4からオーバフロー状となって流れる
ハンダ噴流に回転するハンダ付けローラフの一部を浸漬
させてこのハンダ付けローラ7の外周に溶融ハンダSを
付着させ、そしてこのハンダ付けローラの外周にフープ
状リードフレーム6を定速で送りながら接触させてハン
ダ付けを行うのである。 上記のようにハンダ噴流を形成する理由は、ハンダ付け
ローラ7を介してフープ状リードフレーム6に付着させ
られる溶融ハンダに含まれる酸化物をできるだけ少なく
するためである。すなわち、溶融ハンダは、空気に触れ
る部位において固形状酸化皮膜か形成され、空気に触れ
る時間が長いと上記酸化皮膜か成長するという性質を存
するのであるが、上記のようにハンダ付けローラ7に接
触する溶融ハンダを常時噴流状態としておくと、溶融ハ
ンダは、酸化皮膜か形成される間もなくハンダ付着ロー
ラ7を介してフープ状リードフレームに付着されるので
ある。
に対してチップボンディング、ワイヤホンディング、樹
脂マウント、リードへのハンダ付け、タイバーカット等
の工程を順次線して製造される。リードへのハンダ付け
は、通常、溶融状態としたハンダを付着させることによ
って行われる。 ところで、最近では、製造効率を高めるため、上記リー
ドフレームをフープ状とし、このフープ状リードフレー
ムを一連に配置された各工程装置に連続的に通過させ、
上記の各構成を順次行うという製造手法が普及している
。 このようなフープ状のリードフレームに対してハンダ付
けを行う装置は、すでに種々のものが提案されており、
本願の出願人もたとえば特開昭63−290680号公
報に示すものを提案している。 この公報に記載されたもののような従来のハンダ付け装
置は、本願発明の前提となる基本的構成を備えているの
でこれを本願の第1図を参照して説明する。 すなわち、上記従来のハンダ付け装置は、溶融ハンダS
か貯留されるハンダ貯留槽lと、上記溶融ハンダSの液
面上方からハンダ貯留槽内に挿入された駆動軸2によっ
て駆動させられるポンプ手段3と、上記ポンプ手段3に
よって形成された溶融ハンダ流が導かれ、これをハンダ
貯留槽の液面より上位において噴流とするための噴流形
成筒5とを備える。第1図の例では、上記噴流形成筒5
の開口4は、液面より上位に位置するが、開口4が液面
より下位であっても、液面から盛り上がるような噴流が
形成されればよい。 そして、上記開口4からオーバフロー状となって流れる
ハンダ噴流に回転するハンダ付けローラフの一部を浸漬
させてこのハンダ付けローラ7の外周に溶融ハンダSを
付着させ、そしてこのハンダ付けローラの外周にフープ
状リードフレーム6を定速で送りながら接触させてハン
ダ付けを行うのである。 上記のようにハンダ噴流を形成する理由は、ハンダ付け
ローラ7を介してフープ状リードフレーム6に付着させ
られる溶融ハンダに含まれる酸化物をできるだけ少なく
するためである。すなわち、溶融ハンダは、空気に触れ
る部位において固形状酸化皮膜か形成され、空気に触れ
る時間が長いと上記酸化皮膜か成長するという性質を存
するのであるが、上記のようにハンダ付けローラ7に接
触する溶融ハンダを常時噴流状態としておくと、溶融ハ
ンダは、酸化皮膜か形成される間もなくハンダ付着ロー
ラ7を介してフープ状リードフレームに付着されるので
ある。
ところで、上記の従来のハンダ付け装置においては、さ
らに次のような問題がある。 すなわち、ポンプ手段3を駆動するための駆動軸20回
転中、その周囲近傍に渦発生による漏斗状のくぼみ9が
生成され、このくほみ9に向がってRFM液面に形成さ
れた酸化物皮膜か引き込まれて大量の酸化物粉末10が
くぼみ9に溜まるのである。このようにして酸化物皮膜
が次々と上記のくぼみ9に引き込まれると、あらたな液
面が次々と酸化し、結局、止まるところなく酸化物が上
記のくぼみ9に引き込まれることになる。そうすると、
駆動軸2による攪拌効果により大量の酸化物が溶融ハン
ダ中に混入され、これが、最終的にフープ状リードフレ
ームの表面に付着させられたときに、ハンダ不良等の不
具合を惹起する。 上記のくぼみ9の生成およびそれに伴う液面表層部のく
ぼみ9への引き込み現象は、流体力学的に次のように説
明される。 すなわち、回転する駆動軸2の周囲には、駆動軸2に接
触する周囲の流速が最大であり、半径方向外方に向かう
につれ流速が小さくなるうす流が形成される。このうず
流の半径方向外方置における運動エネルギは、駆動軸の
直近で最大となり、駆動軸から遠ざかるにつれ小さくな
る。ベルヌーイの定理より、流体の運動エネルギと圧力
エネルギとの和は一定であるから、静圧についてみれば
、駆動軸直近が最小となる。これが上記のくぼみ9の発
生の理由である。そして、液面表層部は、位置的に低い
窪みに向かって流れる。これは、自由境界に接する液面
表層部か圧力的に低い駆動軸表面に向かって流れると説
明することもてきる。いずれCごせよ、液面表層が上記
くぼみ9に向かって引き込まれるという大きな循環流か
形成されるのである。 このような問題を解決する対策として、特開昭61−1
32268号公報に示されているように、上記駆動軸の
周囲に、固定状のプロテクタを設けて上記のようなうす
流によるくぼみが形成されることのないようにしたもの
や、実開昭59−120064号公報に示されているよ
うに、溶融ハンダの液面に上記駆動軸を囲む仕切りを設
けて周囲の液面に形成された酸化物皮膜が仕切りの内側
に入り込むことのないようにするとともに、上記仕切り
の内側のハンダ液面の上にオイル層を形成して仕切り内
においてハンダ液面と空気とか接触しないようにしたも
のなどが提案されている。 しかしながら、このような対策はいずれも、プロテクタ
や仕切り板などの特別な構造を駆動軸周りに構成せねば
ならず、装置か複雑となるとともに、メインテナンスか
煩雑となるという問題かある。 この発明は、上述の事情のもとで考え出されたものであ
って、きわめて簡単な構成により、ポンプ手段の駆動軸
周りのうす流によってノ1ンダ液面に生じるくぼみ、お
よびこれに起因するハンダ酸化物の生成を極力抑制する
ことかてきるハンダ付す装置を提供することをその課題
とする。
らに次のような問題がある。 すなわち、ポンプ手段3を駆動するための駆動軸20回
転中、その周囲近傍に渦発生による漏斗状のくぼみ9が
生成され、このくほみ9に向がってRFM液面に形成さ
れた酸化物皮膜か引き込まれて大量の酸化物粉末10が
くぼみ9に溜まるのである。このようにして酸化物皮膜
が次々と上記のくぼみ9に引き込まれると、あらたな液
面が次々と酸化し、結局、止まるところなく酸化物が上
記のくぼみ9に引き込まれることになる。そうすると、
駆動軸2による攪拌効果により大量の酸化物が溶融ハン
ダ中に混入され、これが、最終的にフープ状リードフレ
ームの表面に付着させられたときに、ハンダ不良等の不
具合を惹起する。 上記のくぼみ9の生成およびそれに伴う液面表層部のく
ぼみ9への引き込み現象は、流体力学的に次のように説
明される。 すなわち、回転する駆動軸2の周囲には、駆動軸2に接
触する周囲の流速が最大であり、半径方向外方に向かう
につれ流速が小さくなるうす流が形成される。このうず
流の半径方向外方置における運動エネルギは、駆動軸の
直近で最大となり、駆動軸から遠ざかるにつれ小さくな
る。ベルヌーイの定理より、流体の運動エネルギと圧力
エネルギとの和は一定であるから、静圧についてみれば
、駆動軸直近が最小となる。これが上記のくぼみ9の発
生の理由である。そして、液面表層部は、位置的に低い
窪みに向かって流れる。これは、自由境界に接する液面
表層部か圧力的に低い駆動軸表面に向かって流れると説
明することもてきる。いずれCごせよ、液面表層が上記
くぼみ9に向かって引き込まれるという大きな循環流か
形成されるのである。 このような問題を解決する対策として、特開昭61−1
32268号公報に示されているように、上記駆動軸の
周囲に、固定状のプロテクタを設けて上記のようなうす
流によるくぼみが形成されることのないようにしたもの
や、実開昭59−120064号公報に示されているよ
うに、溶融ハンダの液面に上記駆動軸を囲む仕切りを設
けて周囲の液面に形成された酸化物皮膜が仕切りの内側
に入り込むことのないようにするとともに、上記仕切り
の内側のハンダ液面の上にオイル層を形成して仕切り内
においてハンダ液面と空気とか接触しないようにしたも
のなどが提案されている。 しかしながら、このような対策はいずれも、プロテクタ
や仕切り板などの特別な構造を駆動軸周りに構成せねば
ならず、装置か複雑となるとともに、メインテナンスか
煩雑となるという問題かある。 この発明は、上述の事情のもとで考え出されたものであ
って、きわめて簡単な構成により、ポンプ手段の駆動軸
周りのうす流によってノ1ンダ液面に生じるくぼみ、お
よびこれに起因するハンダ酸化物の生成を極力抑制する
ことかてきるハンダ付す装置を提供することをその課題
とする。
上記の課題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、本願発明は、溶融ハンダか貯留されるハンダ
貯留槽と、上記溶融ハンダの液面上方からハンダ貯留槽
内に挿入される駆動軸によって駆動させられるポンプ手
段とを備え、上記ポンプ手段により、ハンダ液面より上
位においてハンダ噴流を形成し、このハンダ噴流を介し
てワークに対してハンダ付けを行うように構成されたハ
ンダ付少装置において、上記駆動軸の外周に、こ・の駆
動軸の回転時、上方に向かって螺進する螺旋を設けたこ
とを特徴とする。 なお、上記螺旋は、螺旋状の凹溝てあってもよいし、螺
旋状の突条であってもよい。
手段を講じている。 すなわち、本願発明は、溶融ハンダか貯留されるハンダ
貯留槽と、上記溶融ハンダの液面上方からハンダ貯留槽
内に挿入される駆動軸によって駆動させられるポンプ手
段とを備え、上記ポンプ手段により、ハンダ液面より上
位においてハンダ噴流を形成し、このハンダ噴流を介し
てワークに対してハンダ付けを行うように構成されたハ
ンダ付少装置において、上記駆動軸の外周に、こ・の駆
動軸の回転時、上方に向かって螺進する螺旋を設けたこ
とを特徴とする。 なお、上記螺旋は、螺旋状の凹溝てあってもよいし、螺
旋状の突条であってもよい。
本願発明におけるポンプ手段の駆動軸は、単なる軸では
なく、その外周に上方に向かって螺進する螺旋が設けら
れている。 したがって、駆動軸の回転中、その周囲の溶融ハンダは
、上向きに送られる。そうすると、螺旋が存在しない場
合に駆動軸周りのハンダ液面に生じていたくぼみを強制
的に解消することができ、従来において、上記くぼみか
発生したが故に生じた溶融ハンダの液面表層部のくぼみ
への引き込み現象も解消することができる。 以上の結果、本願発明によれば、ポンプ手段の駆動軸の
周囲にプロテクタを設けたり、仕切りを設けたりという
複雑な構成を採用しなくとも、単に軸に所定方向の螺旋
を設けるという簡単な構成により、駆動軸周りの液面に
おけるくぼみの発生、これに起因して促進される液面表
層部の酸化物生成、および酸化物の駆動軸周りへの付着
ないしは滞留を防止することができ、ひいては、電子部
品におけるハンダ不良の発生を予防することができると
いう優れた効果を発揮する。
なく、その外周に上方に向かって螺進する螺旋が設けら
れている。 したがって、駆動軸の回転中、その周囲の溶融ハンダは
、上向きに送られる。そうすると、螺旋が存在しない場
合に駆動軸周りのハンダ液面に生じていたくぼみを強制
的に解消することができ、従来において、上記くぼみか
発生したが故に生じた溶融ハンダの液面表層部のくぼみ
への引き込み現象も解消することができる。 以上の結果、本願発明によれば、ポンプ手段の駆動軸の
周囲にプロテクタを設けたり、仕切りを設けたりという
複雑な構成を採用しなくとも、単に軸に所定方向の螺旋
を設けるという簡単な構成により、駆動軸周りの液面に
おけるくぼみの発生、これに起因して促進される液面表
層部の酸化物生成、および酸化物の駆動軸周りへの付着
ないしは滞留を防止することができ、ひいては、電子部
品におけるハンダ不良の発生を予防することができると
いう優れた効果を発揮する。
以下、本願発明の実施例を図面を参照しつつ具体的に説
明する。 第1図は本願発明にかかるハンダ付け装置の概略を示す
断面図、第2図は要部拡大図である。 これらの図に示すように、本実施例のハンダ付け装置1
1は、溶融ハンダSを貯留するハンダ貯留層lと、この
ハンダ貯留層内に配置された噴流形成筒5と、この噴流
形成筒5に下方から溶融ハンダSを送り込むポンプ手段
3と、フープ状リードフレーム6の表面に溶融ハンダを
紛布するためのハンダ付けローラ7とを備えて大略構成
される。 ポンプ手段3は、上記噴流形成筒5に連続形成されたケ
ーシング13の下面に吸い込み口14を開口させるとと
もに、この吸い込み口14の内側に、溶融ハンダSの液
面上方から挿入された駆動軸2によって回転駆動される
インペラI5を配置して構成されている。 そして、上記駆動軸2の外周には、回転時上方に螺進す
る螺旋溝16が形成されている。すなわち、この駆動軸
2が右回転する軸の場合、上記螺旋溝16は右ねじ状に
形成され、駆動軸2が左回転する軸の場合、上記螺旋溝
16は左ねし状に形成される。この駆動軸2か回転する
と、上記螺旋は、上方に移動してその周囲の溶融ハンダ
Sを上方に送る軸流ポンプとして機能することになる。 従来技術の項で説明したように、上記駆動軸2が単なる
なめらかな表面をもった軸である場合、軸表面直近から
半径方向の各所の静圧につき、軸直近か最小となるため
に駆動軸周りの液面に漏斗状のくぼみが形成され、これ
に起因してハンダ液面表層部が上記くぼみに引き込まれ
るという現象が生じる。本願発明においては、上記の(
ぼみの発生を、駆動軸2に形成した螺旋溝16による上
向きの軸流ポンプ作用によって打ち消すようにして解消
するのである。すなわち、駆動軸2の近傍に第3図に矢
印Pて示す強制流を形成してノ\ンダ液面を盛り上げる
傾向を与え、上記くぼみを解消するのである。なお、上
記駆動軸2の螺旋によって形成される上向きの強制流は
、駆動軸2の近傍において液面かやや盛り上がる程度と
しておくことか好ましい。 以上の構成において、ポンプ手段を作動させていても、
その駆動軸2の近傍の液面にくぼみが発生することを回
避することができるので、従来、上記くぼみに起因して
生じていた液面表層部の酸化物のくぼみへの引き込み、
くぼみないしは駆動軸へのハンダ酸化物の滞留ないし付
着、酸化物の溶融ハンダへの混入を、極力防止すること
ができる。 そして、既存のこの種のハンダ付け装置において、ポン
プ手段の駆動軸の周囲に螺旋を設けるだけて実施できる
ので、コスト的に非常に有利である。 もちろん、この発明の範囲は上述の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では、駆動軸の
周囲に形成すべき螺旋として螺旋溝16を採用している
か、第4図に示すように、螺旋突条17としてもよい。
明する。 第1図は本願発明にかかるハンダ付け装置の概略を示す
断面図、第2図は要部拡大図である。 これらの図に示すように、本実施例のハンダ付け装置1
1は、溶融ハンダSを貯留するハンダ貯留層lと、この
ハンダ貯留層内に配置された噴流形成筒5と、この噴流
形成筒5に下方から溶融ハンダSを送り込むポンプ手段
3と、フープ状リードフレーム6の表面に溶融ハンダを
紛布するためのハンダ付けローラ7とを備えて大略構成
される。 ポンプ手段3は、上記噴流形成筒5に連続形成されたケ
ーシング13の下面に吸い込み口14を開口させるとと
もに、この吸い込み口14の内側に、溶融ハンダSの液
面上方から挿入された駆動軸2によって回転駆動される
インペラI5を配置して構成されている。 そして、上記駆動軸2の外周には、回転時上方に螺進す
る螺旋溝16が形成されている。すなわち、この駆動軸
2が右回転する軸の場合、上記螺旋溝16は右ねじ状に
形成され、駆動軸2が左回転する軸の場合、上記螺旋溝
16は左ねし状に形成される。この駆動軸2か回転する
と、上記螺旋は、上方に移動してその周囲の溶融ハンダ
Sを上方に送る軸流ポンプとして機能することになる。 従来技術の項で説明したように、上記駆動軸2が単なる
なめらかな表面をもった軸である場合、軸表面直近から
半径方向の各所の静圧につき、軸直近か最小となるため
に駆動軸周りの液面に漏斗状のくぼみが形成され、これ
に起因してハンダ液面表層部が上記くぼみに引き込まれ
るという現象が生じる。本願発明においては、上記の(
ぼみの発生を、駆動軸2に形成した螺旋溝16による上
向きの軸流ポンプ作用によって打ち消すようにして解消
するのである。すなわち、駆動軸2の近傍に第3図に矢
印Pて示す強制流を形成してノ\ンダ液面を盛り上げる
傾向を与え、上記くぼみを解消するのである。なお、上
記駆動軸2の螺旋によって形成される上向きの強制流は
、駆動軸2の近傍において液面かやや盛り上がる程度と
しておくことか好ましい。 以上の構成において、ポンプ手段を作動させていても、
その駆動軸2の近傍の液面にくぼみが発生することを回
避することができるので、従来、上記くぼみに起因して
生じていた液面表層部の酸化物のくぼみへの引き込み、
くぼみないしは駆動軸へのハンダ酸化物の滞留ないし付
着、酸化物の溶融ハンダへの混入を、極力防止すること
ができる。 そして、既存のこの種のハンダ付け装置において、ポン
プ手段の駆動軸の周囲に螺旋を設けるだけて実施できる
ので、コスト的に非常に有利である。 もちろん、この発明の範囲は上述の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上述の実施例では、駆動軸の
周囲に形成すべき螺旋として螺旋溝16を採用している
か、第4図に示すように、螺旋突条17としてもよい。
第1図は本願発明に係るノ\ンダ付け装置の断面図、第
2図は第1図における要部断面図、第3図および第4図
は駆動軸の螺旋の例を示す拡大詳細図、第5図は従来例
の説明図である。 l・・・ハンダ貯留層、2・・・駆動軸、3・・・ポン
プ手段、II・・・ハンダ付け装置、16・・螺旋溝、
17・・・螺旋突条、S・・・溶融ハンダ。
2図は第1図における要部断面図、第3図および第4図
は駆動軸の螺旋の例を示す拡大詳細図、第5図は従来例
の説明図である。 l・・・ハンダ貯留層、2・・・駆動軸、3・・・ポン
プ手段、II・・・ハンダ付け装置、16・・螺旋溝、
17・・・螺旋突条、S・・・溶融ハンダ。
Claims (1)
- (1)溶融ハンダが貯留されるハンダ貯留槽と、上記溶
融ハンダの液面上方からハンダ貯留槽内に挿入される駆
動軸によって駆動させられるポンプ手段とを備え、 上記ポンプ手段により、ハンダ液面より上 位においてハンダ噴流を形成し、このハンダ噴流を介し
てワークに対してハンダ付けを行うように構成されたハ
ンダ付け装置において、上記駆動軸の外周に、この駆動
軸の回転時、上方に向かって螺進する螺旋を設けたこと
を特徴とする、ハンダ付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10596790A JPH044971A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | ハンダ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10596790A JPH044971A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | ハンダ付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044971A true JPH044971A (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=14421556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10596790A Pending JPH044971A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | ハンダ付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044971A (ja) |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10596790A patent/JPH044971A/ja active Pending
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