JPH0449587Y2 - - Google Patents

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JPH0449587Y2
JPH0449587Y2 JP15569086U JP15569086U JPH0449587Y2 JP H0449587 Y2 JPH0449587 Y2 JP H0449587Y2 JP 15569086 U JP15569086 U JP 15569086U JP 15569086 U JP15569086 U JP 15569086U JP H0449587 Y2 JPH0449587 Y2 JP H0449587Y2
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potential sensor
fixed electrode
shield case
mounting
detection window
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば複写機、レーザビーム(液晶
方式を含む)プリンター等に使用される電位セン
サに関するものである。
〔従来技術〕
従来の静電誘導を利用した電位センサは、圧電
音又、電極、駆動回路等を備え、これらを検知窓
を有するシールドケース体内に収容し、さらにイ
ンピーダンス変換回路や増巾器を介して出力され
ていた。そして、電位センサの使用態様としては
第5図に示すように、電位センサ本体を取付板に
取付け、これを荷電体例えば複写機であれば帯電
ドラムにできるだけ近接して取付け、その出力を
帯電コントロール装置の制御入力として利用して
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところで、電位センサは電気力線が強い程感度
がよくなるので、電位センサを複写機等に取付け
る際、帯電ドラムとセンサ面までの距離はできる
だけ近接して、例えば2〜5mm位の範囲で取付け
る必要がある。また電位センサの出力と荷電体ま
での距離との間には反比例関係が存在するので、
電位センサの取付け精度や取付け状態で感度にバ
ラツキが生じていた。しかし、前記のような条件
を満足するように電位センサを各種機器に取付け
ることは実際には取付場所とか振動など種々困難
な問題があつた。
そこで、本考案は前記問題点を解決するため
に、荷電体の帯電量を直接測定検知するのでな
く、電位センサ自体に固定電極を一体的に設け、
この固定電極に被測定荷電体に荷電させるための
高圧印加装置より適宜分圧又は直接リード線で接
続するか、或いは被測定荷電体に直接リード線を
接続して固定電極の荷電量を測定して間接的に荷
電体の荷電量を測定しようとしたものである。こ
れにより、電位センサを荷電体に対して対向近接
して取付ける必要がなくなり、取付け設計上の自
由度が増すものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、検知窓を有するシールドケース内に
電位センサ設け、これを取付け板に取付け、前記
検知窓に対向する固定電極を前記取付け板または
シールドケース上に設け、該固定電極は荷電体ま
たはそれの高圧印加電源に連結されるリード線に
接続して構成したものである。
〔作用〕
本考案は、取付板に電位センサを取付けると共
に、固定電極も取付け、この固定電極を電位セン
サのシールドケース体に設けられた検知窓に対向
配備させたものであるから、電位センサのセンサ
部と固定電極間の距離は常に一定であり、この固
定電極にはリード線で荷電体またはそれの高圧印
加装置に接続されて荷電体と同一の高圧がかけら
れている。したがつて、従来のように電位センサ
を荷電体に近接して配置する必要がなくなり、取
付場所とか、取付手段の自由度が増大するもので
ある。また、荷電体が回転移動するものである場
合、電位センサの感度に必ずバラツキがあつた
が、本考案では固定電極が電位センサに対して相
対的に全く移動することがないから機器の振動等
による感度のバラツキが防止できるものである。
なお、固定電極は電位センサのシールドケース体
自体に設けてもよい。
〔実施例〕
以下図面について本考案を説明すると、第1
図、第2図において、取付板1に電位センサが固
定され、電位センサ2は全体がシールドケース体
3で遮蔽されており、シールドケース体3の上面
には検知窓4が設けられていて、荷電体(固定電
極)からの電気力線が検知窓4を通つてセンサ本
体に入力される。5は後処理回路でインピーダン
ス変換回路、増巾器、バンドパスフイルタ等が組
込まれている。6は出力コネクタである。取付板
1には電極取付絶縁部材8が嵌入固定され、この
電極取付絶縁部材8には固定電極7の一端が挿入
固定され、固定電極7の他端はシールドケース体
3の検知窓4に対向して平行的に近接(1〜5
mm)して設けられる。さらに固定電極7の一端に
は荷電体又はそれの高圧印加電源にリード線9で
連結される。10は取付板1に設けられた取付孔
である。
第3図、第4図は本考案の他の実施例を示すも
のであつて、固定電極7の一端がシールドケース
体3上に設けられた受部材11に嵌入固定された
電極取付絶縁部材8に挿入固定され、固定電極7
の他端はシールドケース体3の検知窓4に対向し
て平行的に近接して設けられている。
従来の電位センサは荷電体に対して近接して、
しかも平行的に取付ける必要があつたが、本考案
の電位センサにおいては固定電極が電位センサと
一体的に設けられているから機器への取付が容易
であり、取付場所も空ペースを利用するなど取付
取外し作業が容易となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は、電位センサ本体の取付板または本体
のシールドケース体に固定電極を設けたから、電
位センサのセンサ部と固定電極との間隔は常時一
定であり、しかも荷電体の状態により最良の感度
になるようその間隔を選定することが極めて容易
である。また本考案の電位センサを機器に取付け
る際に、その取付位置、取付場所を従来のように
考慮しなくてすむので、即ち取付自由度が増大
し、取付作業が容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電位センサの正面図、第2図は
同平面図、第3図は他の実施例の正面図、第4図
は同平面図、第5図は従来の使用説明図を示すも
のである。 1……取付板、2……電位センサ、3……シー
ルドケース体、4……検知窓、5……後処理回
路、6……出力コネクタ、7……固定電極、8…
…電極取付絶縁部材、9……リード線、10……
取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検知窓を有するシールドケース内に電位センサ
    設け、これを取付け板に取付け、前記検知窓に対
    向する固定電極を前記取付け板またはシールドケ
    ース上に設け、該固定電極は荷電体またはそれの
    高圧印加電源に連結されるリード線に接続したこ
    とを特徴とする電位センサ。
JP15569086U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0449587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15569086U JPH0449587Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15569086U JPH0449587Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360970U JPS6360970U (ja) 1988-04-22
JPH0449587Y2 true JPH0449587Y2 (ja) 1992-11-20

Family

ID=31076616

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JP15569086U Expired JPH0449587Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JPS6360970U (ja) 1988-04-22

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