JPH0449560Y2 - - Google Patents

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JPH0449560Y2
JPH0449560Y2 JP1683787U JP1683787U JPH0449560Y2 JP H0449560 Y2 JPH0449560 Y2 JP H0449560Y2 JP 1683787 U JP1683787 U JP 1683787U JP 1683787 U JP1683787 U JP 1683787U JP H0449560 Y2 JPH0449560 Y2 JP H0449560Y2
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、印加された力に応じて振動する弦
振動式力検出器に関し、特に、この力検出器を固
定部に取付けるための構成に関する。
〔従来技術〕
従来、上記のような力検出器を用いた力測定装
置としては、例えば特開昭59−131131号公報に開
示されているようなものがあつた。これは、基本
的には第5図に示すものと実質的に同一であるの
で、第5図に基づいて力測定装置を説明する。同
図において、2は主弾性体、4は副弾性体で、実
質的に剛体である基部6から水平に平行して伸延
し、これら両弾性体2,4の先端間に弦8が副弾
性体4を幾分、撓わませるように、すなわち弦8
に初張力が加わるように張られ、主弾性体2に載
皿10が結合されている。弦8には、その長さ方
向に直角に磁界が印加されるように磁極12が設
けられ、弦8は、増幅回路(図示せず)の入力側
に接続され、この増幅回路の出力側は弦8に接続
されている。すなわち、この増幅回路は発振器を
構成している。
この力測定装置では、初張力の平方根に比例し
た周波数f0で弦8は振動しており、載皿10に物
品を載荷すると、弦8には物品の重量に比例した
張力と初張力とが加わり、これの平方根に比例し
た周波数f1で弦8は振動する。従つて、発振器の
出力信号から予め周波数f0を測定しておき、物品
を載荷したとき、f1を測定し、f0 2、f1 2を求め、
その差を算出することによつて、物品の重量を求
められる。
弦8は、例えば第7図に示すようにして副弾性
体4に取付けられている。すなわち、第6図a,
bに示すように、弦8の両端部には、それぞれ板
状の取付部14が一体に形成されており、その中
央には挿通孔16が穿設されている。そして、第
7図に示すように、副弾性体4の先端部には、固
定部18が植立されており、この固定部18の胴
部20に、挿通孔16が挿通され、固定部18の
基部22に設けた環状の突部24に取付部14の
一方の面側が接触しており、胴部20には押え部
材26も挿通され、これに設けた環状の突部28
が取付部14の他方の面側に接触している。そし
て、皿バネ座金30が胴部20に挿通され、胴部
20の先端に設けたボルト32にナツト34が螺
合し、取付部14を突部24側に突部28を介し
て押圧固定している。主弾性体2にも同様にして
弦8が取付けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような弦8の取付け構造では、ナツト34
をボルト32に螺合させることによつて生じる押
圧力を、突部24の取付部14への接触面積(第
6図aの点線で囲んだ領域の面積)で割つた値で
ある面圧力によつて、弦8は固定されているが、
この面圧力では弦8を充分に固定することができ
ず、弦8に衝撃が加わつた場合、或るいは弦8と
固定部18や押え部材26との熱膨張係数が異な
つている場合には、弦8の取付け位置がずれるこ
とがある。このような場合、弦8の初張力が変化
し、弦8の振動周波数f0が当初に測定した値と異
なつた値となる。そのうえ、弦8の取付け位置が
ずれたことにより、f1と張力との関係式の係数の
一部をなす弦8の有効長さも変化する。これらが
相まつて載皿10上の物品の重量を高精度に測定
できなくなるという問題点があつた。
この考案は、弦8の取付け位置が変化しないよ
うにして、高精度に力を測定することができる弦
振動式力検出器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は、両端に取付部をそれぞ
れ有する弦本体を含んでいる。この取付部は、板
状に形成され、その一方の面が固定部に接触し、
他方の面が、板状部を固定部に押圧固定する押圧
部と接触している。この取付部には、この他にボ
ルト挿通孔が設けられている。このボルト挿通孔
には、固定部に設けられ、押圧部と螺合するボル
トまたは、押圧部に設けられ、固定部に螺合する
ボルトが挿通される。そして、取付部の他方の面
における押圧部と接触する領域内に、非接触部を
設けてある。
非接触部の1実施態様として、他方の面側から
一方の面側に凹入した凹所がある。
また、非接触部の別の実施態様として、他方の
面と一方の面との間を貫通した貫通孔がある。
〔作用・効果〕
この考案によれば、取付部を固定部に押圧する
面圧は、押圧部からの押圧力を、取付部と押圧部
との接触面積によつて割つた値となる。ところ
が、この考案では取付部に非接触部を設けている
ので、押圧部と取付部との接触面積は小さくな
る。よつて、面圧が大きくなり、弦本体は強固に
固定部に固定され、衝撃が加わつても、温度変化
が生じても、弦本体の取付け位置が変化すること
なく、高精度に力を測定することができる。
〔実施例〕
第1の実施例を第1図及び第2図に示す。第1
図a,bにおいて、40は弦本体で、その両端部
には、弦本体40と一体に取付部42,42が形
成されている。取付部42は、板状に形成されて
おり、取付部42と弦本体40との結合部44
は、弦本体40より幾分膨大にされており、この
結合部44の両側に位置するように取付部42に
は切欠き46,46が形成されている。これら切
欠き46,46の形成位置は、押え部材26の突
部28が接触する領域内に設けられている。取付
部42には、上述した従来のものと同様に挿通孔
45が穿設されている。そして、取付部42にお
ける固定部22の突部24と接触する面48側及
び押え部材26の突部28と接触する面50側か
らそれぞれ凹所52が形成されている。これら凹
所52は、それぞれの面48,50において、突
部24,28が接触する領域を横切るように設け
られている。このような弦本体40と取付部4
2,42とは、比較的軟らかい金属製で、凹所5
2,52及び挿通孔45は、例えばエツチング加
工によつて形成される。
第2図に示すように、この弦本体40は、上述
した従来のものと同様に、固定部18、押え部材
26、皿ばね座金30及びナツト34によつて、
主弾性体2及び副弾性体4間に取付けられる。こ
のようにして取付けた場合、押え部材26の突部
28が、取付部42の一方の面50に接触するの
は、点線で囲んだ領域だけとなる。この領域の面
積が、第6図に示した従来のものにおいて突部2
8が接触する面積よりも小さいのは、明らかであ
る。従つて、たとえ押圧力が従来のものと同一で
あつても、取付部42を押圧する面圧は従来のも
のより大きくなり、強固に固定される。しかも、
この実施例では、取付部42も比較的軟い金属製
であるので、凹所50及び切欠き46,46に突
部28の一部が第2図に点線で示すようにくい込
み、益々、弦本体40を強固に固定している。
第3図a,bに第2の実施例を示す。この実施
例は、凹所52が取付部42の一方の面50側に
のみ設けた以外、第1の実施例と同様に構成され
ている。
第4図a,bに第3の実施例を示す。この実施
例は、凹所52を設ける代りに、一方の面48と
他方の面50との間を貫通している貫通孔54,
54を設けたものである。無論、これら貫通孔5
4,54も、第4図aに点線で囲んで示した突部
28が接触する領域内に位置するように設けられ
ている。この実施例でも、突部28と取付け部2
8との接触面積が従来のものより小さくなり、面
圧が大きくなるので、強固に固定される。しか
も、貫通孔54,54及び切欠き46,46に突
部28がくい込み、さらに強固に弦本体40を固
定する。
なお、上記の各実施例では、主弾性体2または
副弾性体4に設けた固定部18のボルト32にナ
ツト34を螺合させて、弦本体40を押圧固定し
たが、主弾性体2または副弾性体4に、ねじ孔を
設け、ボルトを取付部42の挿通孔45に挿通し
て、ねじ孔に螺合させて、弦本体40を押圧固定
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案による弦振動式力検出器の
第1の実施例の部分省略正面図、第1図bは同第
1の実施例の部分省略右側面図、第2図は同第1
の実施例を取付けた状態を示す部分省略縦断面
図、第3図aは同第2の実施例の部分省略正面
図、第3図bは同第2の実施例の部分省略右側面
図、第4図aは同第3の実施例の部分省略正面
図、第4図bは第4図aのA−A線に沿う断面
図、第5図は従来の力検出器を用いた力測定装置
の正面図、第6図aは従来の力検出器の部分省略
正面図、第6図bは従来の力検出器の部分省略右
側面図、第7図は従来の力検出器を力測定装置に
取付けた状態を示す縦断面図である。 18……固定部、26……押え部材、34……
ナツト(押圧部材)、40……弦本体、42……
取付部、46……挿通孔、52……凹所、54…
…貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弦本体と、この弦本体の両端にそれぞれ設け
    られた板状部であつて、一方の面が固定部に接
    触し、他方の面が上記板状部を上記固定部に押
    圧固定する押圧部と接触し、上記固定部に設け
    られ上記押圧部と螺合するボルトまたは上記押
    圧部に設けられ上記固定部と螺合するボルトを
    挿通するように上記一方の面と上記他方の面と
    の間を貫通したボルト挿通孔を有する取付部と
    を、有し、この取付部の他方の面における上記
    押圧部と接触する領域内に、非接触部を設けた
    ことを特徴とする弦振動式力検出器。 (2) 上記非接触部が、他方の面側から一方の面側
    に凹入した凹所であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の弦振動式力検出
    器。 (3) 上記非接触部が、他方の面と一方の面との間
    を貫通した貫通孔であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の弦振動式力検
    出器。
JP1683787U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0449560Y2 (ja)

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JP1683787U JPH0449560Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63124635U JPS63124635U (ja) 1988-08-15
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