JPS596372B2 - ロ−ドセル - Google Patents

ロ−ドセル

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Publication number
JPS596372B2
JPS596372B2 JP14936279A JP14936279A JPS596372B2 JP S596372 B2 JPS596372 B2 JP S596372B2 JP 14936279 A JP14936279 A JP 14936279A JP 14936279 A JP14936279 A JP 14936279A JP S596372 B2 JPS596372 B2 JP S596372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load cell
plate
section modulus
load
minimum section
Prior art date
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Expired
Application number
JP14936279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5672323A (en
Inventor
利勅 井上
清天 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14936279A priority Critical patent/JPS596372B2/ja
Publication of JPS5672323A publication Critical patent/JPS5672323A/ja
Publication of JPS596372B2 publication Critical patent/JPS596372B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は歪ゲージ式ロードセルの構造に関するものであ
る。
特に、板金構造で高精度のロードセルを実現することを
目的とする。
従来、例えば、第1図に示すような形状のロードセルが
実用化されている。
図示のものは、米国特許2866059号明細書に記載
の発明が基本となっており、特に、微小荷重を測定する
場合に効果があるとされている。
以下、第1図、第2図に従って、原理を説明する。
第1図は直方体をなすロードセルの長手方向の中央断面
を表わしたものであり、左端部に設けられた取付孔14
,15を利用して、固定台(図示せず)に取付けられ、
右端部に、例えば、矢印13のように荷重が加わる。
ロードセルの中央部には、孔5,6が設けられており、
これによって、ロードセル長手方向の4ケ所に、断面極
小部7,8,9,10が形成されている。
この極小部と対向するロードセル外表面に、周知の歪ゲ
ージL2,3,4が貼付されている。
該歪ゲージは、第2図のように、ブリッジに接続されて
おり、端子16,17から入力信号が加えられ、端子1
8.19から、負荷された荷重13の大きさに対応した
出力信号が得られる。
ここで、「負荷が矢印13の方向に加わった場合には、
歪ゲージ1,4には、引張り荷重が作用し、歪ゲージ2
,3には、圧縮荷重が加わることとなり、大きな出力信
号が得られる」ということが、発明の特徴とされている
さらに、最近では、ロードセルに直接計量皿を取り付け
ることが可能な構造の発明が、出現してきつつある。
しかしながら、これら従来の発明に見るロードセルの最
大の欠点は、いずれも棒材または、鋳物を使用し、切削
加工により、前記したような、特殊な形状に仕上げてい
る。
この場合には、次の2つの問題がある。
(1) ロードセルの母材およびその加工コストが高
い。
(2)材例に例えば、恒弾性材料を使うことが出来ず(
当該材料は板状のものしか得られない)、他の材料では
温度保償の必要がある。
これに対し、本発明は、板金を主体とした構造のロード
セルを実現することにより上記問題の解決をはかったも
のである。
すなわち、(1)板金、プレス加工により、ローコスト
のロードセルを実現する。
(2)恒弾性材料として入手容易な板金を、ロードセル
の材料として採用することにより、温度変化に対して極
めて安定な特性を有するロードセルを実現することであ
る。
第3図で本発明の基本構造を説明し、第6図で具体的な
一実施例を説明する。
まず、第3〜5図に従って、本発明の基本原理を説明す
る。
第3図は本発明のロードセルの長手方向の中央断面図で
あり、全体の外観は、第1図のものと同様に、ビーム状
をなしている。
板25、板27、板26が平行に3枚配置され、それぞ
れの板の両端に、ブロック28、ブロック29、ブロッ
ク30、ブロック31が介在している。
この計3枚の板と、4ケのブロックはその接触部におい
て、例えば溶接部の手段で強固に、互いに固着されてい
る。
図の左端には、ロードセルを使用する際に、ベースに固
定するための取付孔32,33が、貫通して設けられて
いる。
板25、板26は同一の形状をなしており、第4図に示
すように、長手方向の中央部付近に、2ケの孔34.3
5が板厚方向に設けられており、板の長手方向に関して
2ケ所に断面係数の極小部を形成している。
中央の板27は第5図に示したように、中央部を残す形
で、はぼ半円の孔36.37.38.39が設けられて
おり、板25.26の孔34.35と対応する位置に、
2ケの断面係数極小部を設けている。
さらに、板27の該断面係数極小部分の板表及び裏面に
図示の如く、4ケの歪ゲージ21゜22.23,24が
貼付されている。
さて、このロードセルに、第4図に示したような荷重、
すなわち垂直荷重48、ロードセル長手方向のモーメン
ト49、ロードセル巾方向のモーメント50が加わった
場合の、ロードセルの挙動について説明する。
まず、長手方向のねじれモーメント49に対しては、板
25および板26に、引張り、または圧縮荷重が加わり
、板27に対しては、何ら影響を与えない。
また、巾方向のモーメント50に対しては、板25およ
び板26に対して、板の巾方向のモーメントとして作用
し、中央の板27には、はとんど影響を与えない。
特に、歪ゲージを貼付している断面係数極小部は、変形
の中立点となるため、はとんど影響を受けない。
そして、垂直荷重48に対しては、板25,26゜27
はほぼ同一形状に変形し、中央の板27に貼付された歪
ゲージに、荷重の大きさに対応した歪を発生させる。
このとき、例えば、図で、下方向の荷重が加わった場合
には、歪ゲージ21,24に、引張り歪が加わり、歪ゲ
ージ22,23に圧縮歪が加わる。
これら歪ゲージに与えられた歪量は、第1,2図に示し
た従来と同様の方法で電気信号に変換される。
以上の説明でわかるように、ロードセルに加わる各種荷
重の中で、その垂直方向の荷重のみ選択的に検出できる
ことが、本発明の特徴であり、しかも、それを板金構造
で実現した事を特徴とする。
第6図は第3図を変形したものであり、全て板金構造と
したものである。
図は、板金構造ロードセルの長手方向中央断面を表わし
たものであり、板4L43および板42から構成されて
おり、板41と43は、第7図に示すように、第3図の
ものと同様、中央部に2ケの孔が設けられており、中央
の板42には、板41,42の2ケの孔と対応して、2
ケの断面係数極小部が設けられており、第5図のものと
同様4の歪ゲージが貼付されている。
3枚の板41,42,43は、両端部の接触部にて、溶
接等の手段で強固に固定されている。
動作原理については、第3図のものと同様であるため省
略するが、全て板金構造とした所が、第6図に示したロ
ードセルの特徴である。
ここで、第3図の歪ゲージを、第9図に示すように、2
ケの断面係数極小部の一方の固定側に集中して、第9図
のように貼付しても、前記と同様の効果が得られること
は当然であり、かつこうした場合には、歪ゲージのリー
ド線が全て固定側に配置できるため、リード線の曲げこ
わさの影響が誤差として現われないという効果を持たす
ことが可能である。
さらに、断面係数極小部を、第4図、第5図のように孔
加工によって形成するかわりに、第10図に示したよう
に、長尺板金の側面の一部を曲げることにより(曲げ部
46)、長手方向の曲げモーメントに対して、断面係数
の極小部を形成することも可能である。
以上のように、本発明により次の効果を得ることができ
る。
(1)板金構造で、曲げモーメントの影響を削除しうる
ようなロードセルを形成することが可能となり、極めて
安価に、また多量にロードセルを生産することが可能で
ある。
(2)板金の材質として、例えばNi−5panのよう
な恒弾性材料を採用することにより、温度変化に対して
、極めて安定なロードセルが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のロードセルの原理を説明する図
、第3図、第4図、第5図は、本発明のロードセルの原
理を説明する図で、第3図は断面図、第4,5図は板の
正面図である。 第6図、第7図、第8図は本発明ロードセルの実施例を
示し、第6図は断面図、第7,8図は板の正面図である
。 第9図は本発明ロードセルの歪ゲージを貼付する位置を
変更した場合の状態を説明する図、第10図は他の実施
例の斜視図である。 21〜24・・・・・・歪ゲージ、25〜27・・・・
・・長尺板状部材、34,35・・・・・・穴、46・
・・・・・曲げ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 13枚の長尺板状部材を等間隔に配置し、該3枚の板状
    部材の相対する両端を固着し、該3枚の板それぞれにつ
    き、長手方向の当該固着部間に中2ケ所、断面係数極小
    部を設け、該3枚の板の内中板には前記断面係数極小部
    を巾方向の中央に設けると共に、当該断面係数極小部に
    、歪ゲージを貼付したことを特徴とするロードセル。 2 板状部材の板厚方向に、孔加工をほどこすことによ
    り、該断面係数極小部を設けたことを特徴とする特許請
    求範囲第1項記載のロードセル。 3 板状部材に、曲げ加工をほどこすことにより、該断
    面係数極小部を設けたことを特徴とする特許請求範囲第
    1項記載のロードセル。
JP14936279A 1979-11-16 1979-11-16 ロ−ドセル Expired JPS596372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14936279A JPS596372B2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 ロ−ドセル

Applications Claiming Priority (1)

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JP14936279A JPS596372B2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 ロ−ドセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5672323A JPS5672323A (en) 1981-06-16
JPS596372B2 true JPS596372B2 (ja) 1984-02-10

Family

ID=15473468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14936279A Expired JPS596372B2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 ロ−ドセル

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738882B1 (en) * 1991-12-27 2001-10-24 ISHIDA CO., Ltd. Load cell with a plate with an opening and bridging strain sensor
US5756943A (en) * 1991-12-27 1998-05-26 Ishida Co., Ltd. Load cell
JP5084326B2 (ja) * 2007-04-03 2012-11-28 株式会社クボタ ロードセルユニットおよび計量装置
WO2023074781A1 (ja) * 2021-10-27 2023-05-04 キヤノン株式会社 センサ、機器、システム、物品の製造方法

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JPS5672323A (en) 1981-06-16

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