JPH0449556A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JPH0449556A
JPH0449556A JP2159573A JP15957390A JPH0449556A JP H0449556 A JPH0449556 A JP H0449556A JP 2159573 A JP2159573 A JP 2159573A JP 15957390 A JP15957390 A JP 15957390A JP H0449556 A JPH0449556 A JP H0449556A
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JP
Japan
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recording
rotated
rotation
flywheel
transmission gear
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Pending
Application number
JP2159573A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Koga
宣行 古賀
Masami Murayama
正美 村山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、記録テープを用いて情報信号の記録及び/又
は再生を行う記録及び/又は再生装置に関する。
B0発明の概要 本発明は、記録テープを用いて情報信号の記録及び/又
は再生を行う記録及び/又は再生装置において、回転可
能に支持された回転円盤体に回転駆動手段の回転操作体
を当接させてこの回転円盤体を回転させ、この回転円盤
体の回転を無端駆動ベルトを介してキャプスタン軸が取
付けられたフライホイールに伝達するようにして、装置
構成の簡素化、薄型化が図れるとともに、フライホイー
ルの回転速度が外方より伝播する振動や衝撃等により変
動しないようにして記録テープの送り速度が一定となる
ようにしたものである。
C1従来の技術 従来、記録テープが巻掛けられた一対のテープリールを
カセット内に収納してなるテープカセットを用いて、情
報信号の記録及び/又は再生が行えるように構成された
記録及び/又は再生装置、すなわち、いわゆるテープカ
セット式テープレコーダが提案されている。
このような記録及び/又は再生装置は、上記−対のテー
プリールを回転操作するための一対のリール駆動軸と、
上記各テープリール間に渡された記録テープを送り操作
するためのキャプスタン軸及びピンチローラとを有して
いる。すなわち、この記録及び/又は再生装置において
は、上記キャプスタン軸及びピンチローラによって上記
記録テープが送り操作されると、サプライ側となるテー
プリールは、送り操作される記録テープに引っ張られる
ことにより回転操作され、上記記録テープを送り出す。
このとき、ティクアップ側となるテープリールは、上記
リール駆動軸を介して回転操作され、送り操作された記
録テープを巻き取る。
ところで、このような記録及び/又は再生装置において
は、外方より伝播する振動や衝撃等により上記記録テー
プの送り速度が変動すると、情報信号の良好な記録及び
/又はが行えない。そのため、従来より、外方より振動
や衝撃等が伝播しても、上記記録テープの送り速度が変
動しないようになされた記録及び/又は再生装置が提案
されている。
このような記録再生装置は、第6図に示すように、図示
しないテープカセットが一側面側に装着されるシャーシ
101の他側面側に取付けられた偏平モータ102を有
してなる。この記録及び/又は再生装置においては、回
転駆動手段の回転軸が上記シャーシ101に対し略垂直
となるように配設されるため、装置構成の薄型化を図る
ために、この回転駆動手段として、上記偏平モータ10
2が用いられている。
そして、上記偏平モータ102の回転輪102aには、
駆動プーリ103が取付けられている。
この駆動プーリ103には、無端駆動ベルト104が巻
掛けられている。この無端駆動ベルト104は、上記シ
ャーシ101に取付けられた中間プーリ105及び一対
のフライホイール106,107に巻掛けられている。
上記中間ブーIJ 105は、支軸105aを介して、
上記シャーシ101に対し回転可能に支持されている。
上記各フライホイール106,107は、それぞれ支軸
となるキャプスタン軸108,109を介して、上記シ
ャーシ101に対し、回転可能に支持されている。
上記各キャプスタン軸108,109は、上記シャーシ
101を貫通して、このシャーシ101の一側面側に突
出されている。
上記駆動ブーI7103が回転すると、この駆動ブーI
7103の回転は、上記無端駆動ベルト104を介して
、上記各フライホイール106,107に伝達される。
一方のフライホイール106は、上記無端駆動ベルト1
04の外周側に当接するようにして、該無端駆動ヘルド
104が巻掛けられている。そして、他方のフライホイ
ール107は、上記無端駆動ベルト104の内周側に当
接するようにして、該無端駆動ベルト104が巻掛けら
れている。したがって、上記駆動プーリ103が第6図
中矢印aで示す一方方向に回転すると、上記一方のフラ
イホイール106は第6図中矢印すで示す他方方向に回
転操作され、上記他方のフライホイール107は第6図
中矢印Cで示す一方方向に回転操作される。これらフラ
イホイール106゜107は、例えば真鍮の如き、比較
的比重の大きい材料により、適度の慣性質量を有するよ
うに形成されている。
この記録及び/又は再生装置においては、記録及び/又
は再生モードとなされると、上記各キャプスタン軸10
8,109のいずれか一方に、上記シャーシ101の一
側面側に回転可能に支持された図示しないピンチローラ
が圧接される。このとき、上記シャーシ101の一側面
側に装着されたテープカセットを構成する記録テープが
、上記各キャプスタン軸108,109のいずれか一方
と上記ピンチローラとに挟持される。この記録テ−プは
、一方のキャプスタン軸108と上記ピンチローラとに
挟持された場合には、このキャプスタン軸108の回転
方向に応じて、いわゆるフォワード方向に送り操作され
る。また、この記録テープは、他方のキャプスタン軸1
09と上記ピンチローラとに挟持された場合には、この
キャプスタン軸109の回転方向に応じて、いわゆるリ
バース方向に送り操作される。そして、このように送り
操作される記録テープに図示しない記録ヘッドが摺接さ
れることにより、この記録テープに対する情報信号の書
込み及び/又は読出しが行われる。
この記録及び/又は再生装置においては、上記各フライ
ホイール106,107が互いに逆の方向に上記無端駆
動ベルト104を介して回転操作されるため、外方より
伝播する振動や衝撃等による上記各フライホイール10
6.107の回転速度の変動が抑えられている。
また、このような記録及び/又は再生装置としては、第
7図に示すように、対をなす第1及び第2の円筒形モー
タ110.113を用いて、上記各フライホイール10
6,107を直接的に回転操作するように構成されたも
のがある。すなわち、上記第1の円筒形モータ110は
、上記シャーシ101に対して、回転軸110aを該シ
ャーシ101に略平行となして、取付けられている。そ
して、この第1の円筒形モータ110の回転軸11Oa
の先端側には、第1の駆動ローラ111が取付けられて
いる。また、上記第2の円筒形モータ113も、上記第
1の円筒形モータ110と同様に、上記シャーシ101
に対して、回転軸113aを該シャーシ101に略平行
となして、取付けられている。この第2の円筒形モータ
113の回転軸113aの先端側には、第2の駆動ロー
ラ114が取付けられている。これら各駆動ローラ11
1.114は、ゴムの如き、表面部の摩擦係数が比較的
大きい材料により形成されている。
一方、上記各フライホイール106.107の外周側に
は、それぞれ従動ディスク部材112115が取付けら
れている。一方のフライホイール ル106に取付けられた従動ディスク部材112には、
上記第1の駆動ローラ111が当接されている。また、
他方のフライホイール107に取付けられた従動ディス
ク部材115には、上記第2の駆動ローラ114が当接
されている。したがって、上記各円筒形モータ110,
113が回転駆動すると、上記各フライホイール106
,107は、上記各駆動ローラ111.114及び上記
各従動ディスク部材112,115を介して、回転操作
される。このとき、上記一方のフライホイール106は
第7図中矢印dで示す他方方向に回転操作され、上記他
方のフライホイール107は第7図中矢印eで示す一方
方向に回転操作される。
そして、この記録及び/又は再生装置においては、上記
各フライホイール106,107に対応して、第1及び
第2の回転検出装置116,118が設けられている。
これら回転検出装置116゜118は、光学的あるいは
電磁的手段を用いて対応するフライホイール106,1
07の回転速度を検出するように構成されている。上記
第1の回転検出装置116は、上記一方のフライホイー
ル106の回転速度を検出して、この検出結果を上記第
1の円筒形モーター10の駆動速度を制御する第1のモ
ータ制御装置117に送る。また、上記第2の回転検出
装置118は、上記他方のフライホイール107の回転
速度を検出して、この検出結果を上記第2の円筒形モー
ター13の駆動速度を制御する第2のモータ制御装置1
19に送る。
上記各モータ制御装置117,119は、それぞれ上記
各円筒形モーター10,113を一定の速度で回転駆動
するように制御する。
この記録及び/又は再生装置においては、上記各円筒形
モーター10.113が所定の一定速度で同転駆動する
ように制御されて、上記各フライホイール106,10
7が定速で回転操作されることにより、上記記録テープ
の送り速度の変動が抑えられる。
D3発明が解決しようとする課題 ところで、上述のような上記偏平モータ102と上記無
端駆動ベルト104とを用いて構成された記録及び/又
は再生装置においては、上記偏平モータ102を構成す
るロータの回転モーメントが大きいため、外方より振動
や衝撃の伝播があったときに上記記録テープの送り速度
の変動を良好に抑えることが困難である。
また、このような記録及び/又は再生装置においては、
上記記録テープの送り速度の変動は、高域周波数(リニ
ア)領域の振動や衝撃に対しては良好に抑えられるが、
低域周波数(ウェイト)wI域の振動や衝撃に対しては
良好に抑えられない。
そして、上述したような、対をなす円筒形モータ110
,113を用いて構成した記録及び/又は再生装置にお
いては、各フライホイール106゜108のそれぞれに
対応して回転検出装置116゜118を設ける必要があ
り、また、円筒形のモータを対をなすように2個用いる
必要があるため、装置構成の小型化が困難である。
また、この記録及び/又は再生装置においては、上記記
録テープの送り速度の変動は、低域周波数領域の振動や
衝撃に対しては良好に抑えられるが、高域周波数領域の
振動や衝撃に対しては良好に抑えられない。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、装置構成の小型化が可能であって、広い周波
数領域の振動や衝撃に対して記録テープの送り速度の変
動を良好に抑えることができる記録及び/又は再生装置
を提供することを目的とする。
E0課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に
係る記録及び/又は再生装置は、回転可能に支持された
回転円盤体と、この回転円盤体の回転速度を検出する回
転検出手段と、回転操作体を上記回転円盤体に当接させ
該回転円盤体を回転操作する回転駆動手段と、上記回転
検出手段により検出される上記回転円盤体の回転速度に
基づき該回転円盤体を一定速度で回転操作するように上
記回転駆動手段を制御する制御手段と、回転可能に支持
され上記回転円盤体の回転が無端駆動ベルトを介して伝
達されて回転操作されるフライホイールと、このフライ
ホイールに取付けられ回転可能に支持されたピンチロー
ラと共働して記録テープを送り操作するキャプスタン軸
とを備えてなるものである。
F1作用 本発明に係る記録及び/又は再生装置においては、回転
操作体を回転円盤体に当接させてこの回転円盤体を回転
操作する回転駆動手段が、制御手段により、上記回転円
盤体を一定速度で回転操作するように制御されるので、
上記回転円盤体の回転が伝達されて回転操作されるフラ
イホイールは、特に、低域周波数領域の振動や衝撃が外
方より伝播しても、定速で回転操作される。また、上記
フライホイールは、上記回転円盤体の回転が無端駆動ヘ
ルドを介して伝播されるので、高域周波数領域の振動や
衝撃が外方より伝播しても、定速で回転操作される。さ
らに、上記フライホイールは、回転検出手段が取付けら
れることがないので、薄型化が可能である。
G、実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。
本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録テープと
なる磁気テープを収納してなるテープカセットが装着さ
れ、該磁気テープに対し情報信号の記録及び/又は再生
を行うように構成された装置である。
上記テープカセットは、略筺体状に形成されたカセット
ハーフと、このカセットハーフ内に収納され枢支された
一対のテープリールと、これらテープリールに巻装され
るとともにこれらテープリール間に巻掛けられた上記磁
気テープを有して構成されている。このテープカセット
においては、上記磁気テープのうち上記各テープリール
間に渡る部分は、上記カセットハーフの前面側に設けら
れた記録及び/又は再生用開口部を介して外方に臨まさ
れている。また、上記各テープリールの中心側のハブ部
は、これらテープリールのハブ部に対応して対をなして
設けられたリール軸保合用開口部を介して外方に臨まさ
れている。
そして、この記録及び/又は再生装置は、第1図に示す
ように、図示しない上記テープカセットが一側面側に装
着されるシャーシ1を有してなる。
上記シャーシ1は、金属等の材料により、上記テープカ
セットと略等しい大きさの矩形板状に形成されている。
このシャーシ1の一側面側には、対をなすサプライ側及
びティクアップ側のリール軸5.6が、それぞれ上記シ
ャーシ1の一側側及び他側側に位置して突設されている
。これら各リール軸5.6は、それぞれ支軸5a、6a
を介して、上記シャーシ1に対し回転可能に支持されて
いる。これら各リール軸5.6は、このシャーシ1に上
記テープカセットが装着されると、上記カセットハーフ
の各リール軸係合用開口部を介してそれぞれ該カセット
ハーフ内に進入し、上記各テープリールのハブ部に対応
して係合するように形成されている。
また、上記シャーシlの一側面側には、対をなすサプラ
イ側及びティクアップ側のキャプスタン軸7.8が、そ
れぞれ上記シャーシ1の一例側及び他側側に位置して突
設されている。これら各キャプスタン軸7.8は、金属
等の材料により滑らかな周面部を有して形成され、それ
ぞれ上記シャーシ1に対し回転可能に支持されている。
これら各キャプスタン軸7,8は、このシャーシ1に上
記テープカセットが装着されると、上記カセットハーフ
にこれらキャプスタン軸7.8が進入するために設けら
れた開口部を介してそれぞれ該カセットハーフ内に進入
する。このとき、上記各キャプスタン軸7.8は、上記
磁気テープのうち上記各テープリール間に渡る部分の近
傍であって、この磁気テープよりも上記カセットハーフ
の内方側に位置するようになされている。
さらに、上記シャーシ1の一側面側には、対をなすサプ
ライ側及びティクアップ側のピンチローラ9.10及び
磁気へラド11が設けられている。
=15 各ピンチローラ9,10は、ゴム等の如き表面部の摩擦
係数が比較的大きい材料により円筒状に形成されている
。これらピンチローラ9.10は、上記シャーシlの一
側面上に、それぞれ上記シャーシ1の一側側及び他側側
に位置して、対をなして設けられたピンチローラ支持部
材12.13に対し、ローラ支軸9a、10aを介して
回転可能に支持されている。そして、上記各ピンチロー
ラ支持部材12.13は、上記シャーシ1に対し、支軸
12a、13aを介して回動可能に支持されており、上
記各ピンチローラ9,10を対応するキャプスタン軸7
.8に対して接離可能となるように支持している。すな
わち、上記各ピンチローラ支持部材12.13は、上記
各ピンチローラ910をして、上記シャーシlに対し装
着されたテープカセットの前面側の記録及び/又は再生
用開口部内の磁気テープを対応するキャプスタン軸7゜
8と共働して挟持せしめ得るようになされている。
上記磁気ヘッド11は、上記磁気テープに対して情報信
号の書込み及び/又は読出しを行うため=16− のヘッドである。この磁気ヘッド11は、上記シャーシ
1に対し、ヘッド支持アーム14を介して支持され、上
記シャーシ1に対して装着されたテープカセットの上記
記録及び/又は再生用開口部内の磁気テープに対し接離
可能となるように移動可能に支持されている。
そして、上記シャーシlの上記テープカセットが装着さ
れる一側面側に対向する他側面側には、上記ティクアッ
プ側のリール軸6が設けられた側である他側側に、回転
駆動手段となる円筒形モータ2が取付けられている。
上記円筒形モータ2は、モータ支持部材3により、上記
シャーシ1に対して、回転軸2aを上記シャーシ1に略
平行となして取付けられている。
上記回転軸2aの先端側には、この回転軸2aとともに
回転操作体を構成する駆動ローラ4が取付けられている
。この駆動ローラ4は、上記回転軸2aの先端側となる
側がやや縮径された円錐形状となされている。この駆動
ローラ4は、例えばゴム等の如き表面部の摩擦係数が比
較的大きい材料により形成されている。
上記駆動ローラ4は、回転円盤体となる従動ディスク1
5の外周側部分に当接されている。この従動ディスク1
5は、例えば金属等の材料によって、円盤状に形成され
ている。この従動ディスク15は、上記シャーシ1の他
側面側に、このシャーシ1に対しディスク支軸15aを
介して回転可能に支持されている。この従動ディスク1
5は、上記円筒形モータ2が駆動して上記回転軸2aが
101転すると、上記駆動ローラ4を介して、回転操作
される。
上記従動ディスク15と上記シャーシ1との間には、回
転検出装置16が設けられている。この回転検出装置1
6は、光学的あるいは電磁的手段を用いて上記従動上記
ディスク15の回転速度を検出するように構成されてい
る。この回転検出装置16は、上記従動ディスク15の
回転速度を検出して、この検出結果を上記円筒形モータ
2の駆動速度を制御する制御手段となるモータ制御装置
17に送る。このモータ制御装置17は、上記円筒形モ
ータ2を、上記従動ディスク15を一定の速度で回転操
作するように制御する。
上記従動ディスク15には、プーリ部15bが一体的に
形成されている。このプーリ部15bには、無端駆動ベ
ルト18が巻掛けられている。この無端駆動ベルト18
は、例えばゴム等の如き表面部の摩擦係数が比較的大き
い材料により形成されている。そして、この無端駆動ベ
ルト18は、サプライ側フライホイール19に巻掛けら
れている。このサプライ側フライホイール19は、上記
サプライ側のキャプスタン軸7に取付けられ、上記シャ
ーシ1の他側面側に支持されている。すなわち、このサ
プライ側フライホイール19は、上記従動ディスク15
が回転操作されると、この回転が上記無端駆動ベルト1
8を介して伝達され、この従動ディスク15と同一の方
向に回転操作される。このとき、上記サプライ側のキャ
プスタン軸7は、上記サプライ側フライホイール19と
ともに回転操作される。
そして、上記無端駆動ベルト18は、外周縁側を、ティ
クアップ側フライホイール20に接触させている。この
ティクアップ側フライホイール20は、上記ティクアッ
プ側のキャプスタン軸8に取付けられ、上記シャーシ1
の他側面側に支持されている。すなわち、このティクア
ップ側フライホイール20は、上記従動ディスク15が
回転操作されると、この回転が上記無端駆動ベルト18
を介して伝達され、この従動ディスク15と逆の方向に
回転操作される。したがって、上記従動ディスク15が
回転操作されると、このテイクア・ンプ側フライホイー
ル20と上記サプライ側フライホイール19とは、上記
無端駆動ベルト18を介して、互いに逆の方向に回転操
作される。また、このとき、上記ティクアップ側のキャ
プスタン軸8は、上記ティクアップ側フライホイール2
0とともに回転操作される。
上記各フライホイール19.20は、例えば真鍮の如き
、比較的比重の大きい材料により、適度の慣性質量を存
して、略円盤状に形成されている。
この記録及び/又は再生装置においては、上記各フライ
ホイール19.20に回転検出手段が取付けられること
がなく、これらフライホイール1920の薄型化が可能
である。そのため、この記録及び/又は再生装置におい
ては、上記各フライホイール19.20が上記シャーシ
1の他側面側に隆起するように形成された屈曲部39上
に設けられているにもかかわらず、装置構成の小型化が
可能となされている。上記屈曲部39は、上記テープカ
セットのカセットハーフ前方側に、上記磁気テープを外
方側に臨ませる開口部に対応して設けられた膨出部に対
応して形成されているものである。
そして、この記録及び/又は再生装置においては、上記
サプライ側フライホイール19の回転を上記各リール軸
5,6のいずれかに選択的に伝達する伝達機構が設けら
れている。
すなわち、上記サプライ側フライホイール19には、第
1の伝達ギヤ21が一体的に形成されている。この伝達
ギヤ21には、上記シャーシ1の他側面側にこのシャー
シ1に対しギヤ支軸22aを介して回転可能に支持され
た第2の伝達ギヤ22が噛合している。そして、上記第
2の伝達ギヤ22には、上記シャーシlの他側面側にこ
のシャーシ1に対し制御ギヤ支軸23aを介して回転可
能に支持された制御ギヤ23が噛合している。上記制御
ギヤ23には、この制御ギヤ23よりも小径の第3の伝
達ギヤ24が同軸状に一体的に形成されている。
そして、上記制御ギヤ支軸23aには、第1及び第2の
回動アーム25.27のそれぞれの基端側か回動可能に
取付けられている。これら第1及び第2の回動アーム2
5.27は、それぞれ先端側を互いに相反する方向に向
けて配設されている。
上記第1の回動アーム25と上記制御ギヤ23との間に
は、図示しない摩擦部材が介在されている。
そのため、上記第1の回動アーム25は、上記制御ギヤ
23の回転方向に応じて、回動付勢される。
上記第1の回動アームの先端側には、ギヤ支軸26aを
介して、第4の伝達ギヤ26が回転可能に取付けられて
いる。この第4の伝達ギヤ26は、上記第3の伝達ギヤ
24に噛合している。また、上記第20回動アーム27
の先端側には、ギヤ支軸28aを介して、第5の伝達ギ
ヤ28が回転可能に取付けられている。この第5の伝達
ギヤ28は、上記第3の伝達ギヤ24に噛合している。
上述した第1乃至第5の伝達ギヤ及び制御ギヤ21.2
4,26.28は、上記円筒形モータ2が回転駆動して
上記サプライ側フライホイール19が回転操作されてい
るときには、このサプライ側フライホイール19の回転
方向に応じた方向に常に回転操作される。
上記第5の伝達ギヤ28には、図示しない摩擦部材を介
して、クラッチギヤ29が同軸状に取付けられている。
このクラッチギヤ29は、回転に対する負荷が少ないと
きには上記第5の伝達ギヤ28とともに回転され、回転
に対する負荷が大きくなるとその負荷に応じて上記第5
の伝達ギヤ2Bよりも低速で回転されるか、あるいは停
止する。
このクラッチギヤ29は、上記第2の回動アーム27が
上記サプライ側のリール軸5の側に回動されたときには
、上記サプライ側のリール軸5の支軸5aに取付けられ
たサプライ側リール軸ギヤ5bに噛合するようになされ
ている。このサプライ側リール軸ギヤ5bは、上記シャ
ーシlの他側面側に位置して、上記支軸5aに取付けら
れている。
そして、上記サプライ側リール軸ギヤ5bには、上記シ
ャーシ1に対しギヤ支軸32aを介して回転可能に支持
された第7の伝達ギヤ32が噛合している。また、この
第7の伝達ギヤ32には、上記シャーシ1に対しギヤ支
軸31aを介して回転可能に支持された第6の伝達ギヤ
31が噛合している。この第6の伝達ギヤ31は、上記
第1の回動アーム25が上記サプライ側のリール軸5側
に回動されたときに、上記第4の伝達ギヤ26が噛合す
る位置に設けられている。
一方、上記ティクアップ側のリール軸6の支軸6aには
、上記シャーシ1の他側面側に位置して、ティクアップ
側リール軸ギヤ6bが取付けられている。このティクア
ップ側リール軸ギヤ6bには、上記シャーシ1に対しギ
ヤ支軸35aを介して回転回能に支持された第9の伝達
ギヤ35が噛合している。また1、この第9の伝達ギヤ
35には、上記シャーシlに対しギヤ支軸34aを介し
て回転可能に支持された第8の伝達ギヤ34が噛合して
いる。この第8の伝達ギヤ34は、上記第1の回動アー
ム25が上記ティクアップ側のリール軸6側に回動され
たときに、上記第4の伝達ギヤ26が噛合する位置に設
けられている。
さらに、上記第8の伝達ギヤ34には、上記シャーシ1
に対しギヤ支軸36aを介して回転可能に支持された第
10の伝達ギヤ36が噛合している。この第10の伝達
ギヤ36は、上記第2の回動アーム27が上記ティクア
ップ側のリール軸6側に同動されたときに、上記クラッ
チギヤ29が噛合する位置に設けられている。
そして、上記シャーシ1の他側面側には、スライダ37
が移動可能に取付けられている。このスライダ37は、
互いに同一方向に形成された第1及び第2の支持スリッ
ト37a、37bを存している。このスライダ37は、
上記第1の支持スリッ)37aに上記シャーシlの他側
面側に植立されたスライダ支持38を挿通させ、上記第
2の支持スリンl−37bに上記ギヤ支軸34aを挿通
させて、これら各支持スリット37a、37bの方向に
移動可能に支持されている。そして、このスライダ37
は、−側倒を上記第2の同動アーム27の基端部に対向
させている。このスライダ37の上記第2の回動アーム
27の基端部に対向する位置には、係合突片37cが設
けられている。また、上記第20回動アーム27の基端
部には、上記係合突片37cが係合する係合切り欠き部
27aが設けられている。すなわち、このスライダ37
は、上記各支持スリット37a、37bに沿って移動操
作されることにより、上記第2の回動アーム27を回動
操作するようになされている。このスライダ3ち7は、
図示しないモード切換え機構によって移動操作され、こ
の記録及び/又は再生装置の動作モードに応じて、上記
サプライ側のリール軸5の側である一側側位置、上記テ
ィクアップ側のリール軸6の側である他側側位置、また
は、中央位置に位置決めされる。
上記第2の回動アーム27は、上記スライダ37が一側
側位置となされたときには、先端側が他側側に移動する
よう番こ回動操作され、上記クラッチギヤ29を上記第
10の伝達ギヤ36に噛合させる。また、上記第2の回
動アーム27は、上記スライダ37が他側側位置となさ
れたときには、先端側が一側側に移動するように回動操
作され、上記クラッチギヤ29を上記サプライ側リール
軸ギヤ5aに噛合させる。そして、上記第2の回動アー
ム27は、上記スライダ37が中央位置となされたとき
には、回動操作されることなく、上記クラッチギヤ29
をいずれのギヤにも噛合させない状態となされる。
なお、上記第2の回動アーム27には、上記制御ギヤ支
軸23aを中心とする円弧状に被係止スリット27bが
設けられている。また、上記シャーシ1の他側面側には
、上記被係止スリット27bに嵌入するように、係止ピ
ン30が植立されている。すなわち、上記第2の回動ア
ーム27は、上記被係止スリン)27bが上記係止ピン
30に対して移動可能な範囲内において、回動可能な角
度が規制されている。
また、上記第2の伝達ギヤ22を支持する支軸22aに
は、ストッパアーム33が回動可能に支持されている。
このストッパアーム33は、上記スライダ37が一側側
位置または他側側位置となされたときに、図示しない上
記モード切換え機構に制御されて、上記第1の回動アー
ム25に接近する方向に回動操作される。このストッパ
アーム33は、上記第1の回動アーム25に接近する方
向に回動されると、先端側を上記第1の回動アーム25
の先端側に設けられた被係止突片25aに当接させ、こ
の第1の回動アーム25の回動を規制する。
上述のように構成されたこの記録及び/又は再生装置に
おいて、上記テープカセットが装着され、上記磁気テー
プを上記サプライ側のリール軸5が保合したサプライリ
ールより上記ティクアップ側のリール軸6が係合したテ
ィクアップリールに、すなわち第2図中矢印γで示す方
向に高速で送り操作する早送り(FF)モードが選択さ
れると、第2図に示すように、上記スライダ37が中央
位置となされたまま、上記円筒形モータ2が第1の方向
に回転駆動する。このとき、上記従動ディスク15が第
2図中に矢印Aで示す時計方向に回転される。上記無端
駆動ベルト18は、上記従動ディスク15の回転方向に
従って、第2図中に矢印Bで示す時計方向に送り操作さ
れる。すると、上記ティクアップ側フライホイール20
が第2図中に矢印りで示す反時計方向に回転されるとと
もに、上記サプライ側フライホイールI9が第2図中に
矢印Cで示す時計方向に回転される。
このとき、上記第1の伝達ギヤ21が上記サプライ側フ
ライホイール19とともに回転されるので、上記第2の
伝達ギヤ22が第2図中に矢印Eで示す反時針方向に回
転し、上記制ギヤ23が第2図中に矢印Fで示す時計方
向に回転される。この制御ギヤ23の回転により、上記
第2の回動アーム25は、第2図中に矢印Gで示すよう
に上記第8の伝達ギヤ34の側に回動される。上記第4
の伝達ギヤ2Gは、上記第3のギヤ24により第2図中
に矢印Hで示す反時計方向に回転操作されながら、上記
第8の伝達ギヤ34に噛合する。この第8の伝達ギヤ3
4は、第2図中に矢印Iで示す時計方向に回転されて、
上記第9の伝達ギヤ35を第2図中に矢印Jで示す反時
計方向に回転させる。この第9の伝達ギヤ35の回転に
より、上記ティクアップ側のリール軸6は、第2図中に
矢印にで示す時計方向に回転される。上記ティクアップ
側のリール軸6は、このように上記第9の伝達ギヤ35
によって回転されることにより、上記ティクアップリー
ルを回転させ、上記磁気テープを巻き取らせる。
そして、この記録及び/又は再生装置において、上記磁
気テープを上記ティクアップリールより上記サプライリ
ールに、すなわち第3図中に矢印δで示す方向に高速で
送り操作する巻戻しくREW)モードが選択されると、
第3図に示すように、上記スライダ37が中央位置とな
されたまま、上記円筒形モータ2が上記第1の方向の逆
方向である第2の方向に回転駆動する。このとき、上記
従動ディスク15が第3図中に矢印して示す反時計方向
に同転される。上記無端駆動ベルト18は、上記従動デ
ィスク15の回転方向に従って、第3図中に矢印Mで示
す反時計方向に送り操作される。
すると、上記ティクアップ側フライホイール20が第3
図中に矢印Oで示す時計方向に回転されるとともに、上
記サプライ側フライホイール19が第3し1中に矢印N
で示す反時計方向に回転される。
このとき、上記第1の伝達ギヤ21が上記サプライ側フ
ライホイール19とともに回転されるので、上記第2の
伝達ギヤ22が第3図中に矢印Pで示す時計方向に回転
し、上記制ギヤ23が第3図中に矢印Qで示す反時計方
向に回転される。この制御ギヤ23の回転により、上記
第2の回動アーム25は、第3図中に矢印Rで示すよう
に上記第6の伝達ギヤ31の側に回動される。上記第4
の伝達ギヤ26は、上記第3のギヤ24により第3図中
に矢印Sで示す時計方向に回転操作されながら、上記第
6の伝達ギヤ31に噛合する。この第6の伝達ギヤ31
は、第3図中に矢印Tで示す反時計方向に回転されて、
上記第7の伝達ギヤ32を第3図中に矢印Uで示す時計
方向に回転させる。この第7の伝達ギヤ32の回転によ
り、上記サプライ側のリール軸5は、第3図中に矢印V
で示す反時計方向に回転される。上記サプライ側のリー
ル軸5は、このように上記第7の伝達ギヤ32によって
回転されることにより、上記サプライリールを回転させ
、上記磁気テープを巻き取らせる。
そして、この記録及び/又は再生装置において、上記磁
気テープを上記サプライリールより上記ティクアップリ
ールに送り操作しながら記録及び/又は再生を行う順方
向記録及び/又は再生(FWD)モードが選択されると
、第4図に示すように、上記スライダ37が第4図中矢
印2で示すように移動されて一側側位置となされ、上記
円筒形モータ2が上記第2の方向に回転駆動する。この
とき、上述した早送りモードにおけると同様に、上記側
ギヤ23が第4図中に矢印Qで示す反時計方向に回転さ
れる。この制御ギヤ23の回転により、上記第2の回動
アーム25は、上記第6の伝達ギヤ31の側に回動付勢
されるが、上記ストッパアーム33により回動を規制さ
れ、回動することがない。そして、上記第2の回動アー
ムは、上記スライダ37により、第4図中に矢印Wで示
すように、上記クラッチギヤ29を上記第10の伝達ギ
ヤ36に噛合させる方向に回動操作される。上記クラッ
チギヤ29は、上記第5の伝達ギヤ28とともに第4図
中に矢印Xで示す時計方向に回転操作されながら、上記
第10の伝達ギヤ36に噛合する。
この第10の伝達ギヤ36は、第4図中に矢印Yで示す
反時計方向に回転されて、上記第8の伝達ギヤ34を第
4図中に矢印Iで示す時計方向に回転させる。この第8
の伝達ギヤ34は、上記第9の伝達ギヤ35を第4図中
に矢印Jで示す反時計方向に回転させる。この第9の伝
達ギヤ35の回転により、上記ティクアップ側のリール
軸6は、第4図中に矢印にで示す時計方向に回転される
上記ティクアップ側のリール軸6は、このように上記第
9の伝達ギヤ35によって回転されることにより、上記
ティクアップリールを回転させ、上記磁気テープを巻き
取らせる。
一方、このとき、上記モード切換え機構により、上記ヘ
ッド支持アーム14が回動操作され、上記磁気ヘッド1
1が上記テープカセットのカセットハーフ内方側方向に
移動操作される。この移動操作により、上記磁気ヘッド
11は、上記カセットハーフの前面側の開口部内の磁気
テープに接触する。また、上記モード切換え機構は、上
記ティクアップ側ピンチローラ10を支持するピンチロ
ーラ支持部材13を回動操作し、上記ティクアップ側ピ
ンチローラ10を上記ティクアップ側キャプスタン軸8
に圧接させる。上記磁気テープは、上記ティクアップ側
キャプスタン軸8と上記ティクアップ側ピンチローラ1
0とにより挟持されて、第4図中に矢印Tで示す上記テ
ィクアップリールに向かう方向に、上記ティクアップ側
キャプスタン軸8の同転速度に応じた一定速度で送り操
作される。上記磁気ヘッド11は、磁気テープに摺接し
て、該磁気テープに対し情報信号の書込み及び/又は読
出しを行う。
この記録及び/又は再生装置においては、上記従動ディ
スク15は、上記円筒形モータ2の回転軸2aにより略
直接的に回転操作されているため、低域周波数領域の振
動や衝撃が外方より伝播しても、定速で回転操作される
。また、上記各フライホイール19.20は、上記従動
ディスク15の同転が上記無端駆動ベルト18を介して
伝播されるため、高域周波数領域の振動や衝撃が外方よ
り伝播しても、定速で回転操作される。すなわち、この
記録及び/又は再生装置においては、外方より伝播する
振動や衝撃が広い周波数領域に亘っても、上記記録テー
プの送り速度の変動が良好に抑えられる。
なお、このとき、上記ティクアップリールの回転する速
度は、上記磁気テープの上記ティクアップ側キャプスタ
ン軸8の回転速度に応じた送り速度に抑えられている。
すなわち、このとき、上記第5の伝達ギヤ28と上記ク
ラッチギヤ29との間は、上記クラッチギヤ29に対す
る負荷により、滑っている。
次に、この記録及び/又は再生装置において、上記磁気
テープを上記ティクアップリールより上記サプライリー
ルに送り操作しながら記録及び/又は再生を行う逆方向
記録及び/又は再生(REV)モードが選択されると、
第5図に示すように、上記スライダ37が第5図中矢印
ηで示すように移動されて他側側位置となされ、上記円
筒形モータ2が上記第2の方向に回転駆動する。このと
き、上述した早送りモードにおけると同様に、上記制ギ
ヤ23が第5図中に矢印Qで示す反時計方向に101転
される。この制御ギヤ23の回転により、上記第2の回
動アーム25は、上記第6の伝達ギヤ31の側に回動付
勢されるが、上記ストッパアーム33により回動を規制
され、回動することがない。そして、上記第2の回動ア
ームは、上記スライダ37により、第5図中に矢印ζで
示すように、」二記クラッチギヤ29を上記サプライ側
リール軸ギヤ5bに噛合させる方向に回動操作される。
上記クラッチギヤ29は、上記第5の伝達ギヤ28とと
もに第5図中に矢印Xで示す時計方向に回転操作されな
がら、上記サプライ側リール軸ギヤ5bに噛合する。こ
のクラッチギヤ29の回転により、上記サプライ側のリ
ール軸5は、第5図中に矢印Vで示す反時計方向に回転
される。上記サプライ側のリール軸5は、このように上
記クラッチギヤ29によって回転されることにより、上
記サプライリールを回転させ、上記磁気テープを巻き取
らせる。
一方、このとき、上記モード切換え機構により、上記ヘ
ッド支持アーム14が回動操作され、上記磁気ヘッド1
1が上記テープカセットのカセットハーフ内方側方向に
移動操作される。この移動操作により、上記磁気へラド
11は、上記カセットハーフの前面側の開口部内の磁気
テープに接触する。また、上記モード切換え機構は、上
記サプライ側ピンチローラ9を支持するピンチローラ支
持部材12を回動操作し、上記サプライ側ビンチロ−ラ
9を上記サプライ側キヤプスクン軸7に圧接させる。上
記磁気テープは、上記サプライ側キャプスタン軸7と上
記サプライ側ピンチローラ9とにより挟持されて、第5
図中に矢印δで示す上記サプライリールに向かう方向に
、上記サプライ側キャプスタン軸7の回転速度に応じた
一定速度で送り操作される。上記磁気ヘッド11は、磁
気テープに摺接して、該磁気テープに対し情報信号の書
込み及び/又は読出しを行う。
なお、このとき、上記順方向記録及び/又は再生モード
におけると同様に、上記サプライリールの回転する速度
は、上記磁気テープの上記サプライ側キャプスタン軸7
の回転速度に応じた送り速度に抑えられている。すなわ
ち、このとき、上記第5の伝達ギヤ28と上記クラッチ
ギヤ29との間は、上記クラッチギヤ29に対する負荷
により、滑っている。
この記録及び/又は再生装置においては、この逆方向記
録及び/又は再生モードにおいても上述した順方向記録
及び/又は再生モードにおけると同様に、外方より伝播
する振動や衝撃が広い周波数領域に亘っても、・上記記
録テープの送り速度の変動が良好に抑えられる。
H1発明の効果 上述のように、本発明に係る記録及び/又は再生装置に
おいては、回転駆動体を回転円盤体に当接させてこの回
転円盤体を回転操作する回転駆動手段が、制御手段によ
り、上記回転円盤体を一定速度で回転操作するようにl
I#J#される。そのため、上記同転円盤体の回転が伝
達されて回転操作されるフライホイールは、特に、低域
周波数領域の振動や衝撃が外方より伝播しても、定速で
回転操作される。
また、上記フライホイールは、上記回転円盤体の回転が
無端駆動ベルトを介して伝播される。そのため、このフ
ライホイールは、高域周波数領域の振動や衝撃が外方よ
り伝播しても、定速で回転操作される。
すなわち、この記録及び/又は再生装置においては、外
方より伝播する振動や衝撃が広い周波数領域に亘っても
、上記フライホイールの回転速度を一定に維持すること
ができ、広い周波数領域の振動や衝撃に対して、このフ
ライホイールに取付けられたキャプスタンにより送り操
作される記録テープの送り速度の変動を良好に抑えるこ
とができる。
さらに、この記録及び/又は再生装置においては、上記
フライホイールに回転検出手段が取付けられることがな
く、このフライホイールの薄型化が可能であるため、装
置構成の小型化が可能である。
すなわち、本発明は、装置構成の小型化が可能であると
ともに、広い周波数領域の振動や衝撃に対して記録テー
プの送り速度の変動を良好に抑えることができ、情報信
号の良好な記録及び/又は再生が行える記録及び/又は
再生装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録及び/又は再生装置の要部の
構成を示す平面図である。 第2図は上記記録及び/又は再生装置が早送りモードと
なされた状態を示す平面図であり、第3図は上記記録及
び/又は再生装置が巻戻しモードとなされた状態を示す
平面図であり、第4図は上記記録及び/又は再生装置が
順方向記録及び/又は再生モードとなされた状態を示す
平面図であり、第5図は上記記録及び/又は再生装置が
逆方向記録及び/又は再生モードとなされた状態を示す
平面図である。 第6図は従来の記録及び/又は再生装置の要部の構成を
模式的に示す平面図であり、第7図は従来の記録及び/
又は再生装置の要部の構成の他の例を模式的に示す平面
図である。 2・・・・・・・・・・・・円筒形モータ2a・・・・
・・・・・・回転軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転可能に支持された回転円盤体と、 上記回転円盤体の回転速度を検出する回転検出手段と、 回転操作体を上記回転円盤体に当接させ、該回転円盤体
    を回転操作する回転駆動手段と、上記回転検出手段によ
    り検出される上記回転円盤体の回転速度に基づき、該回
    転円盤体を一定速度で回転操作するように上記回転駆動
    手段を制御する制御手段と、 回転可能に支持され、上記回転円盤体の回転が無端駆動
    ベルトを介して伝達されて回転操作されるフライホィー
    ルと、 上記フライホィールに取付けられ、回転可能に支持され
    たピンチローラと共働して記録テープを送り操作するキ
    ャプスタン軸とを備えてなる記録及び/又は再生装置。
JP2159573A 1990-06-18 1990-06-18 記録及び/又は再生装置 Pending JPH0449556A (ja)

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