JPH0449518A - 磁気記録媒体とその製造方法及びその媒体を用いた磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明（表　フロッピィ−ディスク装置　ハードディス
ク装置およびビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装
置とその磁気記録装置に用いられる磁気記録媒体および
その製造方法に関するものであム 従来の技術 近蝦　磁気記録再生装置の高密度化に伴（＼　磁気記録
媒体上のトラック幅は狭くなる傾向にある。

このたべ　記録および再生過程において（戴　回転ある
いは移動する磁気記録媒体の狭いトラック上に磁気ヘッ
ドを追従させる技術が必要となる。この手段としては　
磁気記録媒体の各トラックの一部に位置制御用データ領
域を設（す、磁気ヘッドがこの位置制御用データを読み
込むことにより、制御技術を用いて磁気ヘッドを搭載し
たアクチュエータを移動させることにより、磁気記録媒
体のトラック上に磁気ヘッドを追従させる方式が現在よ
く用いられていも 以下、図面を参照しながら従来の磁気記録再生装置及び
その製造法の一例について説明すも第４図は従来のフロ
ッピィ−ディスク装置の磁気ヘッドおよび磁気記録媒体
の平面図を、第５図はその正面図を示していも　第４図
および第５図において、　１は磁気記録媒ｉ１ａは位置
制御用データ領域　１ｂは記録再生データ領域　１ｃは
トラッ久　１ｄは基材、　１ｅは磁性体　２は磁気ヘッ
ドであａ　磁気記録媒体１ζよ　樹脂などの可塑性材料
よりなる円盤状の基材１ｄの両面に磁性体１ｅが形成さ
れた構造となっていも　この磁性体１ｅには同心上に所
定の幅を持ったトラックＩＣが磁気的に形成されること
となり、また　各トラック１ｃは位置制御用データ領域
１ａと記録再生データ領域１ｂに磁気的に領域区分され
ていも以上のように構成された磁気記録再生装置につい
て、以下その動作について説明すも 回転する磁気記録媒体１の所定のトラック】Ｃの記録再
生データ領域１ｂにデータを記録あるいは再生しようと
する場合、磁気ヘッド２は位置制御用データ領域１ａに
あらかじめ書き込まれているデータを読み込むことによ
り、現時刻における磁気ヘッド２のトラック番号を知る
ことができ、ざらへ　磁気ヘッド２を搭載したアクチュ
エータによって所定のトラックｌｃに磁気ヘッド２を移
動させも　そしてさらく　磁気記録媒体１の回転に伴う
変芯等によって生じる磁気ヘッド２と所定のトラック１
ｃとの微小な位置ずれについてＬ位置制御用データ領域
１ａに書き込まれているデータを参照することにより、
位置ずれを補正した状態で記録再生データ領域１ｂにお
いてデータの記録あるいは再生を行っていも 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成においてＣヨ　　磁気ヘ
ッド２を磁気記録媒体ｌ上の所定のトラックｌｃに高精
度に追従させようとする場合、位置制御用データ領域１
ａを広く設けることが必要となるた八　記録再生データ
領域１ｂが減少し　高記録密度が実現しにくいという問
題点があった　また　位置制御用データ領域１ａは間欠
的に分割して磁気記録媒体１上に形成されているたべ　
位置制御用データ領域１ａが書き込まれていない領域で
ある記録再生データ領域１ｂでは磁気ヘッド２を所定の
トラック１ｃに追従させる位置制御が不可能な状態とな
るた八　磁気記録媒体１の変芯や振動によって生じる磁
気ヘッド２とトラック１ｃとの位置ずれを回避できなく
なり、結果的には狭トラツク化が不可能となり、高記録
密度化が実現しにくいという問題点を有してい九 本発明は上記問題点に鑑へ　磁気記録媒体に対して記録
再生を行う磁気ヘッドを磁気記録媒体の所定のトラック
に常時高精度に追従させると同時く　磁気記録媒体の全
面を記録再生データ領域とすることにより高密度化を実
現できる磁気記録再生装置を提供することを目的とす４ また本発明はそのような磁気記録媒体及びその製造方法
を提供することを目的とす４ 課題を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明の磁気記録媒体（
上　基材と、前記基材上に形成され読み込み専用のデー
タが書き込まれた第１の磁性体と、前記第１の磁性体上
に形成された導電性薄膜体と、前記導電性薄膜体上に形
成された第２の磁性体とを備えたものであム また本発明の磁気記録再生装置法　前記磁気記録媒体の
第１の磁性体に形成された読み込み専用のデータを読み
込むための第１の磁気ヘッドと、第２の磁性体を利用し
て書き込みおよび読み込みを行うと同時に第１の磁気ヘ
ッドとは一定の距離を有して連動して移動する第２の磁
気ヘッドという構成を備えたものであ４ 作用 本発明は上記した構成によって、磁気記録媒体の表面部
である第２の磁性体の全面を記録再生用データ領域とし
て利用可能なことが叙　高記録密度化が実現できるのと
同時へ　磁気記録媒体の深層部である第１の磁性体の全
面を位置制御用データ領域として利用可能なことが叙　
常啄　磁気へラドをトラック上に追従させることが可能
となるたべ　狭トラツク化が可能となり、この点からも
高記録密度化が実現できも　さら置　第１の磁性体と第
２の磁性体間には導電性薄膜体が形成されていることか
叙　第２の磁気ヘッドによる第２の磁性体への記録過程
において、第２の磁気ヘッドにより発生する磁束が第１
の磁性体に書き込まれた位置制御用データを破壊する現
象を回避できるた八　安定した位置制御用データを保証
することができも 実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、図
面を参照しながら説明すも 第１図は本発明の実施例における磁気記録再生装置の平
面図を、第２図はその正面図を示していも　第１図およ
び第２図において、　ｌは磁気記録媒体　１ａは第１の
磁性体　１ｂは第２の磁性体１ｄは基材、　Ｉｆは導電
性薄膜＆ｌｈは第１の磁性体のトラッ久　１ｇは第２の
磁性体のトラッ久　２ａは第１の磁気ヘッド、　２ｂは
第２の磁気ヘッドであも　ここで、磁気記録媒体１は基
材１ｄ上に第１の磁性体１ａ、導電性薄膜体１ｆ、およ
び第２の磁性体１ｂが順次形成された構造となっていも
　第１の磁性体１ａには位置制御用データがあらかじめ
書き込まれており、第２の磁性体１ｂは記録再生用デー
タ領域として利用されもまた　第１の磁気ヘッド２ａと
第２の磁気ヘッド２ｂは所定の距離を有して連動して移
動する構造となっており、第１の磁気ヘッド２ａは第１
の磁性体１ａに書き込まれた位置制御用データのトラッ
ク１ｈと、第２の磁気ヘッド２ｂは第２の磁性体１ｂで
記録再生されるデータのトラック１ｇと対向できるよう
な構成となってい４ 以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下第１図及び第２図を用いてその動作を説明すも まず、第２の磁気ヘッド２ｂを記録再生用データ領域と
して利用される第２の磁性体ｌｂ上のトラック１ｇに追
従させる動作について説明すも第１の磁気ヘッド２ａは
第１の磁性体１ａにあらかじめ位置制御用として書き込
まれたデータを読み込み制御技術を用いて第１の磁気ヘ
ッド２ａを搭載したアクチュエータを移動させることに
より、第１の磁気ヘッド２ａを第１の磁性体１ａ上のト
ラックｌｈに追従させも　な叙　第１の磁気ヘッド２ａ
は第１の磁性体１ａに書き込まれたデータ以外に第２の
磁性体１ｂに書き込まれたデータも読み込むこととなる
力（両者の記録信号周波数は１０倍以上異なるた敢　信
号処理回路による周波数分離によって、第１の磁性体１
ａに書き込まれた信号のみを抽出することができも　こ
こて　第２の磁気ヘッド２ｂは第１の磁気ヘッド２ａと
は一定の距離を有して連動して移動するた八　第２の磁
気ヘッド２ｂを第２の磁性体１ｂの所定のトラックに追
従させることができも　また　位置制御用データは磁気
記録媒体１の深層部である第１の磁性体１ａの全領域に
書き込むことが可能なた数　第２の磁気ヘッド２ｂを第
２の磁性体１ｂのトラック１ｇ上に常時追従させること
が可能となる。同様Ｋ　磁気記録媒体１の表面部である
第２の磁性体１ｂの全領域を記録再生用データ領域とし
て利用できも　また　第１の磁性体１ａと第２の磁性体
ｌｂ間には導電性薄膜体Ｉｆが形成されているた八　第
２の磁気ヘッド２ｂを利用して第２の磁性体１ｂにデー
タを記録する場合、第１の磁性体ｌａ内に侵入しようと
する磁束は導電性薄膜体１ｆで生じる渦電流効果によっ
て極端に減少させることができるた八　第１の磁性体１
ａに書き込まれた位置制御用データを保護することがで
きも 以上のように本実施例によれば 磁気記録媒体の深層部全面に形成された位置制御用デー
タを利用することにより、常隊　磁気ヘッドを所定の磁
気記録媒体のトラック上に高精度に追従させることがで
きも　同様へ　磁気記録媒体の深層部に位置制御用デー
タを形成することができるた八　表面部の全面を記録再
生データ領域とすることができ、高密度化が期待できａ
　さらく深層部と表面部の磁性体間に導電性薄膜体を設
けることによって、裏面部磁性体へのデータ記録時に発
生する深層部データの破壊現象を導電性薄膜体の渦電流
効果によって回避することができる。

な耘　本実施例ではフロッピィ−ディスク装置を用いて
説明した方丈　ハードディスク装置やビデオテープレコ
ーダにおいても同様に適用できる。

以下本発明の磁気記録再生装置の磁気記録媒体製造方法
の実施例について説明すも 第３図は本発明の磁気記録媒体製造方法の実施例を示し
ていも　な抵　従来例で述べた構成で共通の部分につい
ては省略している。

ま哄　第３図（ａ）の如く基材１ｄ上に塗布や蒸着等の
手段により第１の磁性体１ａを形成する。

次く　所定の磁気記録装置を用いて第１の磁性体１ａに
位置制御用データを書き込む。次艮　第３図（ｂ）に示
すが如く第１の磁性体ｌａ上に塗布や蒸着の手段よって
導電性薄膜体１ｆおよび第２の磁性体１ｂを形成する。

ここで、塗布や蒸着工程での第１の磁性体１ａの環境温
度は第１の磁性体１ａに記録された磁化が消磁しない程
度の温度環境下で実施することが必要である。

以上のように本実施例の製造手段を用いれば第１の磁性
体に位置制御用データを書き込んだ磁気記録媒体を提供
することができる。

発明の効果 以上のように本発明（よ 基材と、前記基材上に形成され読み込み専用のデータが
書き込まれた第１の磁性体と、前記第１の磁性体上に形
成された導電性薄膜体と、前記導電性薄膜体上に形成さ
れた第２の磁性体とからなる磁気記録媒体と、前記磁気
記録媒体の前記第１の磁性体に形成された読み込み専用
のデータを読み込むための第１の磁気ヘッドと、前記第
２の磁性体を利用して書き込みおよび読み込みを行うと
同時に前記第１の磁気ヘッドとは一定の距離を有して連
動して移動する第２の磁気ヘッドとを設けることにより
、磁気記録媒体の深層部全面に形成された位置制御用デ
ータを利用することにより、常時、磁気ヘッドを所定の
磁気記録媒体のトラック上に高精度に追従させることが
可能となると同時番ヘ　　磁気記録媒体の深層部に位置
制御用データを形成することができるた八　表面部の全
面を記録再生データ領域とすることが可能となるた敢　
高記録密度化が可能となる。さら鳳　深層部と表面部の
磁性体間に導電性薄膜体を設けることによって、表面部
磁性体へのデータ記録時に発生する深層部データの破壊
現象を渦電流効果によって回避することができるた八　
高品質の磁気記録再生装置を提供できも

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の磁気記録再生装置の平
面医　第２図はその正面断面は　第３図は本発明の磁気
記録媒体製造方法の実施例を示している平面断面図　第
４図は従来のフロッピィ−ディスク装置の磁気ヘッドお
よび磁気記録媒体の正面は　第５図はその平面断面図で
ある。 １・・・磁気記録媒ｉ１ａ・・・位置制御用データ領域
　１ｂ・・・記録再生データ領域ｌｃ・・・トラッ久　
１ｄ・・・基縁　１ｅ・・・磁性体　Ｉｆ・・・導電性
薄膜体　１ｇ・・・第２に磁性体のトラッ久　１ｈ・・
・第１に磁性体のトラッ久　２・・・磁気ヘッド、２ａ
・・・第１の磁気ヘッド、　２ｂ・・・第２の磁気ヘッ
ド。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）基材と、前記基材上に形成され読み込み専用のデ
   ータが書き込まれた第１の磁性体と、前記第１の磁性体
   上に形成された導電性薄膜体と、前記導電性薄膜体上に
   形成された第２の磁性体とからなることを特徴とする磁
   気記録媒体。
2. （２）基材上に第１の磁性体を形成した状態で磁気ヘッ
   ド読み込み専用のデータを書き込んだ後、前記第１の磁
   性体上に導電性薄膜体および第２の磁性体を形成するこ
   とを特徴とする請求項１記載の磁気記録媒体の製造方法
   。
3. （３）請求項１記載の磁気記録媒体の第１の磁性体に形
   成された読み込み専用のデータを読み込むための第１の
   磁気ヘッドと、第２の磁性体に対して書き込みおよび読
   み込みを行うと同時に前記第１の磁気ヘッドとは一定の
   距離を有して連動して移動する第２の磁気ヘッドとを設
   けたことを特徴とする磁気記録再生装置。