JPH0449329Y2 - - Google Patents

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JPH0449329Y2
JPH0449329Y2 JP1985114261U JP11426185U JPH0449329Y2 JP H0449329 Y2 JPH0449329 Y2 JP H0449329Y2 JP 1985114261 U JP1985114261 U JP 1985114261U JP 11426185 U JP11426185 U JP 11426185U JP H0449329 Y2 JPH0449329 Y2 JP H0449329Y2
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JP
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bracket
handle
nut
adjuster
pin
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JP1985114261U
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JPS6221260U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パイプサポートの支持高さを調節
するパイプサポート用調節具に関するものであ
る。
〔従来の技術及びその問題点〕
土木建築工事の仮設工事において、はりや床等
の型枠を支持するものとしてパイプサポートが多
く使用されている。このパイプサポートの構造
は、第3図に示すように、ねじ部12が上部に設
けられた外管13に内管15が上下摺動自在に挿
入され、そのねじ部12に設けられた縦長の貫通
孔16と内管15の軸方向に一定間隔で設けられ
たピン穴17とを挿通したピン18の両端を、ね
じ部12に係合した調節部1が支持するようにな
つている。また、外管13の底部には台座11
が、内管15の上部には受板14が取り付けられ
ている。このパイプサポートの支持高さは、ピン
穴17の選択により概略の寸法が調節され、調節
具1の回転で微調節される。
ところで、以上のような構造から、パイプサポ
ートが支持する積載荷重は内管15よりピン18
と調節具1を通して外管13に伝えられることに
なり、調節具1は絶えず上方より強い力で押し付
けられて係合しているねじ部12との間が堅く締
まり合う状態になる。
さらにパイプサポートが使用される作業環境か
ら、コンクリートの微粉や土砂等が調節具1のね
じの部分に侵入し堆積したり、また長期間雨風に
さらされてねじの金属表面に錆が発生して、調節
具1とねじ部12との間が一層強固に結合された
状態になる。
このため、パイプサポートを長期間にわたつて
使用した後に調節具1を回転させる場合、特にピ
ン18から離れる方向に回転させてねじを緩める
場合には、調節具1とねじ部12との間の堅固な
締結状態を解除するのに非常に大きな力が必要と
なる。このような場合、付設のハンドル2を操作
するだけでは不十分であり、通常は調節具1のハ
ンマー等で何度か強い打撃を加えて、その打撃の
衝撃により堅く締まり合つたねじを回転させる方
法がとられている。
ところが、ハンマー等で打ちやすく打撃が集中
することになる調節具1の突出部、すなわち、ナ
ツト3の外周面に突出して設けられたブラケツト
4の側面には、第1図に示すように、ハンドル2
を取付けている横軸5が突出しており、上記の調
節具1への打撃が横軸5aを直撃することにな
る。そして、この打撃により横軸5aが大きな損
傷を受けて、ハンドルがはずれてそれ以後の調節
具1の使用に支障をきたすという問題があつた。
この考案は、上記問題点を解決するため、加え
られる打撃に対して、ハンドルを取付けている横
軸を確実に保護できるパイプサポート用調節具を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案は、ブ
ラケツトの側面に、前記横軸におけるナツトを下
方へ押し回す側の端部に近接してその端部より横
方向外側に突出する張出し部を設け、その張出し
部の表面を上記端部の径と同等以上の幅で形成す
ると共に、上記張出し部の表面と上記横軸の端部
との間に横方向のすき間を設けた構造としたので
ある。
〔作用〕
上述のように構成をすると、パイプサポート用
調節具に加えられる打撃はブラケツトの張出し部
表面で受け止められて、それより内側に位置した
横軸には上記打撃が加わらない。上記の構造で
は、張出し部と横軸の端部に近接して設け、その
両者の間にすき間を設けたので、打撃を確実に張
出し部表面で受けることができる。また、張出し
部の表面を横軸の端部と同等以上の幅としたの
で、打撃に対する十分な強度を張出し部に与える
ことができる。
〔実施例〕
この考案の実施例を、図面にしたがつて説明す
れば次の通りである。
第3図に示すように、調節具1は、外管13の
上部に設けられたねじ部12と係合した状態でそ
のねじ部12と内管15を貫通して外管13の外
周より突出したピン18を支持しており、それ自
身の回転によりパイプサポートの支持高さの調節
を行えるようになつている。第1図に示すよう
に、ナツト3には内周に角ねじ6が形成され、ナ
ツト3の外周面に突出して互いに対抗する位置に
ブラケツト4と円筒突起7が設けられている。ブ
ラケツト4は、1対の平板状突起8で形成されて
おり、その突起8の間にハンドル2の一端が挿入
され、横軸5を介して回転可能な状態に取付けら
れている。一方、円筒突起7には適宣パイプ等が
装着されてハンドル2と共に調節具1を回転させ
る力の補助となる。ハンドルを取付けている横軸
5は、その両端がブラケツト4の両側面でそれぞ
れ大径部5a,5bにより抜け止めされて固定さ
れており、この大径部5a,5bを囲むようにL
字形をした張出し部4a,4bが設けられてい
る。これらの張出し部4a,4bは、大径部5
a,5bより外方へ突出して形成され、ブラケツ
ト4の側面の最外部を形造つている。上記張出し
部4a,4bは、横軸5の大径部5a,5bに近
接して設けられ、その表面の幅は、大径部5a,
5bの径と同等以上に形成されている。また、張
出し部4a,4bの表面と大径部5a,5bとの
間には、横方向のすき間9,10が設けられ、打
撃が確実に張出し部4a,4bの表面で受けられ
るようになつている。(第2図) 以上のようにこの実施例においては、ブラケツ
ト4の側面に突出している横軸5の大径部5a,
5bを、同じ側面に設けられた張出し部4a,4
bより内側になるように位置させたので、ブラケ
ツト4の側面に加えられる打撃は張出し部4a,
4bで受けとめることになり、横軸5はその打撃
から保護される。
なお、調節具1に打撃が加えられる頻度は、調
節具1のナツト3を下方へ回転させてねじを緩め
る場合がほとんどを占めるので、張出し部4aの
みを設けそれより大径部5aを内側へ位置させる
ことでも、横軸5の十分な保護が得られる。ま
た、ブラケツト4の側面に溝を形成し、その溝底
に横軸5の大径部5a,5bを設けて、それらが
ブラケツト4の側面より内側に位置するようにし
ても上記と同じ効果がえられる。
〔効果〕
以上説明したように、この考案においては、調
節具にハンドルを取付けている横軸を、ブラケツ
トの側面に設けた張出し部よりすき間をもつて内
側に位置させて調節具に対して加えられる打撃を
ブラケツトの張出し部で受けるようにしたので、
横軸に損傷を与えることがなくなり、ハンドルの
取付け部が保護されて調節具の長期間にわたる使
用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
図において、第1図はこの考案の実施例である
調節具の斜視図、第2図は実施例の調節具におけ
るハンドル取付部およびナツトねじ部の破砕断面
図、第3図は実施例の調節具が装着されたパイプ
サポートの正面図である。 1……調節具、2……ハンドル、3…ナツト、
4……ブラケツト、5……横軸、12……ねじ
部、13……外管、15……内管、16……貫通
孔、17……ピン穴、18……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出入自在に挿入された内管を有する外管の上部
    に設けられたねじ部と係合して前記ねじ部に設け
    られた縦長の貫通穴と前記内管のピン穴とを挿通
    したピンを支持するナツトと、そのナツト外周面
    より突出して設けられたブラケツトに横軸を介し
    て回動可能に設けられたハンドルとで成るパイプ
    サポート用調節具において、前記ブラケツトの側
    面に、前記横軸におけるナツトを下方へ押し回す
    側の端部に近接してその端部より横方向外側に突
    出する張出し部を設け、その張出し部の表面を上
    記端部の径と同等以上の幅で形成すると共に、上
    記張出し部の表面と上記横軸の端部との間に横方
    向のすき間を設けたことを特徴とするパイプサポ
    ート用調節具。
JP1985114261U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0449329Y2 (ja)

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JP1985114261U JPH0449329Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JP1985114261U JPH0449329Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6221260U JPS6221260U (ja) 1987-02-07
JPH0449329Y2 true JPH0449329Y2 (ja) 1992-11-19

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Family Applications (1)

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JPS6221260U (ja) 1987-02-07

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