JPH0449145B2 - - Google Patents
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- JPH0449145B2 JPH0449145B2 JP58243883A JP24388383A JPH0449145B2 JP H0449145 B2 JPH0449145 B2 JP H0449145B2 JP 58243883 A JP58243883 A JP 58243883A JP 24388383 A JP24388383 A JP 24388383A JP H0449145 B2 JPH0449145 B2 JP H0449145B2
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- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/16—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
- G06F13/18—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on priority control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、計算機システムの記憶制御方式に関
し、詳しくは、記憶装置に対し連続して発行され
るアクセス要求間の順序性を保証するようにした
ものである。
し、詳しくは、記憶装置に対し連続して発行され
るアクセス要求間の順序性を保証するようにした
ものである。
従来の記憶制御方式を第1図により説明する。
第1図において、1,2,3,4はアクセス要求
制御装置であり、アクセス要求を発行する源であ
る。5,6,7,8はアクセス要求スタツク装置
であり、それぞれアクセス要求制御装置1,2,
3,4から発行されるアクセス要求をスタツク
し、スタツクされた順にアクセス要求を、そのア
ドレス情報に応じてアクセス要求優先順位決定装
置9,10,11,12のいずれかに送出する。
13は記憶バンク13A,13B,13C,13
Dより成る記憶装置である。
第1図において、1,2,3,4はアクセス要求
制御装置であり、アクセス要求を発行する源であ
る。5,6,7,8はアクセス要求スタツク装置
であり、それぞれアクセス要求制御装置1,2,
3,4から発行されるアクセス要求をスタツク
し、スタツクされた順にアクセス要求を、そのア
ドレス情報に応じてアクセス要求優先順位決定装
置9,10,11,12のいずれかに送出する。
13は記憶バンク13A,13B,13C,13
Dより成る記憶装置である。
アクセス要求制御装置1に関して言えば、該装
置1から発行されたアクセス要求は、アクセス要
求スタツク装置5中のスタツク5Aにスタツクさ
れ、制御部5Bの指示に従つて、記憶装置13の
中のアクセス要求のアドレスが指示する記憶バン
クに対応するアクセス要求優先順位決定装置に送
出される。アクセス要求優先順位決定装置9,1
0,11,12は、各アクセス要求スタツク装置
5,6,7,8から送出されたアクセス要求間の
優先順位をとり、どれか一つを選んで記憶装置1
3に送出する。
置1から発行されたアクセス要求は、アクセス要
求スタツク装置5中のスタツク5Aにスタツクさ
れ、制御部5Bの指示に従つて、記憶装置13の
中のアクセス要求のアドレスが指示する記憶バン
クに対応するアクセス要求優先順位決定装置に送
出される。アクセス要求優先順位決定装置9,1
0,11,12は、各アクセス要求スタツク装置
5,6,7,8から送出されたアクセス要求間の
優先順位をとり、どれか一つを選んで記憶装置1
3に送出する。
アクセス要求優先順位決定装置9に関して言え
ば、該装置9に対してアクセス要求スタツク装置
5,6,7,8から送出されたアクセス要求間の
優先順位を優先順位決定論理9Aでとり、前記ア
クセス要求中の一つが選ばれて記憶装置に送出さ
れる。この時選ばれなかつたアクセス要求は、優
先順位決定論理9Aの入口で待たされる。ここ
で、アクセス要求は、アクセス要求スタツク装置
5のスタツク5Aが一杯になるまでアクセス要求
制御装置1より送出される。また、アクセス要求
スタツク装置5からは、前のMC(MC:Machine
Cycle、システムを構成する順序回路群が同期し
て動作する周期的な一定時間間隔)中に発行され
たアクセス要求5Cが選択されたことを示す信号
5Dが、アクセス要求優先順位決定装置9から返
つた時点で、後続のアクセス要求5Cが送出され
る。これは、アクセス要求制御装置1から発行さ
れたアクセス要求の順で記憶装置13から該アク
セスのデータを読出すことを保証するために必要
な制御方式である。
ば、該装置9に対してアクセス要求スタツク装置
5,6,7,8から送出されたアクセス要求間の
優先順位を優先順位決定論理9Aでとり、前記ア
クセス要求中の一つが選ばれて記憶装置に送出さ
れる。この時選ばれなかつたアクセス要求は、優
先順位決定論理9Aの入口で待たされる。ここ
で、アクセス要求は、アクセス要求スタツク装置
5のスタツク5Aが一杯になるまでアクセス要求
制御装置1より送出される。また、アクセス要求
スタツク装置5からは、前のMC(MC:Machine
Cycle、システムを構成する順序回路群が同期し
て動作する周期的な一定時間間隔)中に発行され
たアクセス要求5Cが選択されたことを示す信号
5Dが、アクセス要求優先順位決定装置9から返
つた時点で、後続のアクセス要求5Cが送出され
る。これは、アクセス要求制御装置1から発行さ
れたアクセス要求の順で記憶装置13から該アク
セスのデータを読出すことを保証するために必要
な制御方式である。
前記のようなシステム構成において、アクセス
要求スタツク装置5からアクセス要求5Cが
1MCピツチで送出されるためには、第2図aに
示すうに、少なくともアクセス要求(Req,)の
送出後、同一MC内に優先順位決定(Priority)
後、選択信号(Ack.)がアクセス要求スタツク
装置5に戻る必要があり、同一MC内に戻らない
場合、例えば第2図bに示すように、優先順位決
定装置9内の処理(Priority)が2MCに渡るよう
な場合には、後続のアクセス要求の発行可・不可
の決定が2MC後に延ばされ、これによりアクセ
ス要求スタツク装置5からのアクセス要求5C
は、最高でも2MCピツチに低下してしまい、こ
れが装置全体の性能低下につながることになる。
要求スタツク装置5からアクセス要求5Cが
1MCピツチで送出されるためには、第2図aに
示すうに、少なくともアクセス要求(Req,)の
送出後、同一MC内に優先順位決定(Priority)
後、選択信号(Ack.)がアクセス要求スタツク
装置5に戻る必要があり、同一MC内に戻らない
場合、例えば第2図bに示すように、優先順位決
定装置9内の処理(Priority)が2MCに渡るよう
な場合には、後続のアクセス要求の発行可・不可
の決定が2MC後に延ばされ、これによりアクセ
ス要求スタツク装置5からのアクセス要求5C
は、最高でも2MCピツチに低下してしまい、こ
れが装置全体の性能低下につながることになる。
一方では、システム全体の性能を向上させるた
めに、多数のアクセス要求制御装置およびアクセ
ス要求スタツク装置を備えるようになり、更に独
立した動作可能な多数の記憶バンクを設けるよう
になつてきた。この様な金物量の増加に伴い、ア
クセス要求間の優先順位を決定するための機構の
物理的な広がりおよび実現回路の複雑度が増加
し、その結果、アクセス要求の発行から、アクセ
ス要求が選択されたことを示す信号の受取りまで
を1MC以内で実現することは不可能になる。従
つて、性能向上を目的として前記の様な金物の増
強を図つても、アクセス要求制御装置からのアク
セス要求発行ピツチが低下して、システム全体の
性能向上にはつながらないという問題が発生して
いた。
めに、多数のアクセス要求制御装置およびアクセ
ス要求スタツク装置を備えるようになり、更に独
立した動作可能な多数の記憶バンクを設けるよう
になつてきた。この様な金物量の増加に伴い、ア
クセス要求間の優先順位を決定するための機構の
物理的な広がりおよび実現回路の複雑度が増加
し、その結果、アクセス要求の発行から、アクセ
ス要求が選択されたことを示す信号の受取りまで
を1MC以内で実現することは不可能になる。従
つて、性能向上を目的として前記の様な金物の増
強を図つても、アクセス要求制御装置からのアク
セス要求発行ピツチが低下して、システム全体の
性能向上にはつながらないという問題が発生して
いた。
更に、前記の構成において、連続して発行する
アクセス要求に対応する読出データの順序性を保
証する必要があるために、アクセス要求制御装置
から発行するアクセス要求が、アクセス要求優先
順位決定装置で選択されない限り、後続のアクセ
ス要求を発行することができない。このため同一
アクセス要求制御装置の後続のアクセス要求が、
複数個備えている記憶装置の中の一つで処理可能
であるにもかかわらず送出できないという状態が
発生し、これにより、アクセス要求発行ピツチの
低下はもとより、記憶装置の使用率の低下にもつ
ながり、システムの性能を著しく低下させる要因
となつていた。
アクセス要求に対応する読出データの順序性を保
証する必要があるために、アクセス要求制御装置
から発行するアクセス要求が、アクセス要求優先
順位決定装置で選択されない限り、後続のアクセ
ス要求を発行することができない。このため同一
アクセス要求制御装置の後続のアクセス要求が、
複数個備えている記憶装置の中の一つで処理可能
であるにもかかわらず送出できないという状態が
発生し、これにより、アクセス要求発行ピツチの
低下はもとより、記憶装置の使用率の低下にもつ
ながり、システムの性能を著しく低下させる要因
となつていた。
本発明の目的は、多数のアクセス要求制御装置
が、アクセス要求に対する読出データの順序性を
保証しつつ、毎クロツクピツチでアクセス要求の
発行を可能とするアクセス要求制御方式を提供す
ることにある。
が、アクセス要求に対する読出データの順序性を
保証しつつ、毎クロツクピツチでアクセス要求の
発行を可能とするアクセス要求制御方式を提供す
ることにある。
本発明の要点は、ベクトルデータの如き一連の
データに対するアクセス動作において、アクセス
要求制御装置が発行するアクセス要求を要求発生
順にm個単位のグループに分割し、各m個中の各
アクセス要求に0〜(m−1)のアクセス要求識
別子を付加してアクセス要求を発行し、一方の記
憶単位に直結するアクセス要求優先順位決定装置
においては、当該発行アクセス要求が選択された
ことを示すアクセス要求の識別子を発行元のアク
セス要求制御装置に返送することにより、アクセ
ス要求制御装置は最少m個までのアクセス要求
を、アクセス要求優先順位決定装置で選択された
か否かを意識せずに連続して発行することを可能
にするというものである。更に、1番目に発行し
たアクセス要求(識別子‘0')に対する前記装置
で選択されたことを示す信号が戻つていれば、
(m−1)の識別子をもつたアクセス要求に続き、
連続して識別子0をもつたアクセス要求を発行す
ることが可能になり、以降同様にして連続したア
クセス要求の発行を可能にするものである。
データに対するアクセス動作において、アクセス
要求制御装置が発行するアクセス要求を要求発生
順にm個単位のグループに分割し、各m個中の各
アクセス要求に0〜(m−1)のアクセス要求識
別子を付加してアクセス要求を発行し、一方の記
憶単位に直結するアクセス要求優先順位決定装置
においては、当該発行アクセス要求が選択された
ことを示すアクセス要求の識別子を発行元のアク
セス要求制御装置に返送することにより、アクセ
ス要求制御装置は最少m個までのアクセス要求
を、アクセス要求優先順位決定装置で選択された
か否かを意識せずに連続して発行することを可能
にするというものである。更に、1番目に発行し
たアクセス要求(識別子‘0')に対する前記装置
で選択されたことを示す信号が戻つていれば、
(m−1)の識別子をもつたアクセス要求に続き、
連続して識別子0をもつたアクセス要求を発行す
ることが可能になり、以降同様にして連続したア
クセス要求の発行を可能にするものである。
一方、アクセス要求に対する読出データをアク
セス要求発行元対応に送出する読出データ制御装
置では、読出データに付随する識別子を認識して
識別子に対応したバツフア位置にデータを格納
し、格納したデータは識別子の順番通りにデータ
要求元に対して送出する。これによりアクセス要
求制御装置に返送される優先順位決定装置で選択
されたことを示す信号を確認せずに発行したアク
セス要求に対応する読出データの順序性を保証す
ることを可能にするものである。
セス要求発行元対応に送出する読出データ制御装
置では、読出データに付随する識別子を認識して
識別子に対応したバツフア位置にデータを格納
し、格納したデータは識別子の順番通りにデータ
要求元に対して送出する。これによりアクセス要
求制御装置に返送される優先順位決定装置で選択
されたことを示す信号を確認せずに発行したアク
セス要求に対応する読出データの順序性を保証す
ることを可能にするものである。
第3図に本発明の一実施例を採用した計算機シ
ステムの主要部の構成例を示す。ここで計算機シ
ステムは、演算装置20、複数(本実施例では4
とする)のアクセス制御装置40,41,42,
43、記憶制御装置50、記憶装置60、記憶装
置60と演算装置間のデータバツフアの役割をも
つベクトルレジスタ装置30を備えている。記憶
装置60は、各々独立にアクセス可能な複数(本
実施例では4つとする)の記憶バンク600,6
10,620,630からなる。
ステムの主要部の構成例を示す。ここで計算機シ
ステムは、演算装置20、複数(本実施例では4
とする)のアクセス制御装置40,41,42,
43、記憶制御装置50、記憶装置60、記憶装
置60と演算装置間のデータバツフアの役割をも
つベクトルレジスタ装置30を備えている。記憶
装置60は、各々独立にアクセス可能な複数(本
実施例では4つとする)の記憶バンク600,6
10,620,630からなる。
第4図に、第3図の記憶バンク600,61
0,620,630を含めた記憶制御装置50の
構成例を示す。記憶制御装置50は、アクセス要
求スタツク回路70A,70B,70C、70
D、優先順位決定回路80、アクセス要求識別子
制御回路81A,81B,81C,81D、読出
データ転送回路85、読出データバツフア回路9
0A,90B,90C,90Dより構成される。
0,620,630を含めた記憶制御装置50の
構成例を示す。記憶制御装置50は、アクセス要
求スタツク回路70A,70B,70C、70
D、優先順位決定回路80、アクセス要求識別子
制御回路81A,81B,81C,81D、読出
データ転送回路85、読出データバツフア回路9
0A,90B,90C,90Dより構成される。
アクセス要求制御装置から発行された参照しよ
うとする記憶装置のアドレス情報を含んだアクセ
ス要求は、該装置対応に設けたアクセス要求スタ
ツク回路70A,70B,70C,70D、ここ
では、例えば70Aに到着する。アクセス要求ス
タツク回路70Aに到着したアクセス要求は入力
制御回路71が示すスタツク位置SO72a,S1
72b,S272c,S372dのいずれか、例え
ばここではスタツクS072aにセツトされる。
入力制御回路71は、アクセス要求を格納すべき
スタツク位置‘0'〜‘3'(S072a〜S372dに
対応)をスタツクに対して信号71aで指示する
回路であり、アクセス要求が1個スタツクに格納
される毎に、次に格納すべきスタツク位置を示す
信号71aを‘0'→‘1'→‘2'→‘3'→‘0'…の
ように送出する。
うとする記憶装置のアドレス情報を含んだアクセ
ス要求は、該装置対応に設けたアクセス要求スタ
ツク回路70A,70B,70C,70D、ここ
では、例えば70Aに到着する。アクセス要求ス
タツク回路70Aに到着したアクセス要求は入力
制御回路71が示すスタツク位置SO72a,S1
72b,S272c,S372dのいずれか、例え
ばここではスタツクS072aにセツトされる。
入力制御回路71は、アクセス要求を格納すべき
スタツク位置‘0'〜‘3'(S072a〜S372dに
対応)をスタツクに対して信号71aで指示する
回路であり、アクセス要求が1個スタツクに格納
される毎に、次に格納すべきスタツク位置を示す
信号71aを‘0'→‘1'→‘2'→‘3'→‘0'…の
ように送出する。
前述において、アクセス要求制御装置から発行
されるアクセス要求は、要求そのもの(コマン
ド)と参照する記憶装置のアドレス情報とから構
成され、このコマンドにより、入力制御回路71
が示すスタツク位置にセツトされる。そして、図
示していないが、前記コマンドは、入力制御回路
71にも入力され、入力制御回路71は、これに
よりアドレス要求をスタツクする位置を示すスタ
ツク番号を1つ進める。
されるアクセス要求は、要求そのもの(コマン
ド)と参照する記憶装置のアドレス情報とから構
成され、このコマンドにより、入力制御回路71
が示すスタツク位置にセツトされる。そして、図
示していないが、前記コマンドは、入力制御回路
71にも入力され、入力制御回路71は、これに
よりアドレス要求をスタツクする位置を示すスタ
ツク番号を1つ進める。
また、後述するようにしてスタツクからアクセ
ス要求を取り出す制御を行つている出力制御回路
74は、スタツクからアクセス要求を取り出す
と、図示していないが、アクセス要求制御装置に
対して、‘アクセス要求をスタツクから1つ取り
出した’という信号を送出する。
ス要求を取り出す制御を行つている出力制御回路
74は、スタツクからアクセス要求を取り出す
と、図示していないが、アクセス要求制御装置に
対して、‘アクセス要求をスタツクから1つ取り
出した’という信号を送出する。
アクセス要求制御装置は、これにより、アクセ
ス要求スタツク回路内のアクセス要求数を管理し
ながらアクセス要求を発行しており、アクセス要
求がアクセス要求スタツク回路からあふれること
はない。
ス要求スタツク回路内のアクセス要求数を管理し
ながらアクセス要求を発行しており、アクセス要
求がアクセス要求スタツク回路からあふれること
はない。
一方、スタツクS072a、S172b、S272
c、S72dに格納されたアクセス要求は、出力
制御回路74が示すスタツク位置、例えばスタツ
クS072aから選択回路76を介して優先順位
決定回路80に送出される。ここで出力制御回路
74は、アクセス要求を取出すべきスタツク位置
‘0'〜‘3'の値を信号74aで示し、入力制御回
路と同様に‘0'→‘1'→‘2'→‘3'→‘0'のよう
にアクセス要求を一つ出力する毎にその値を変え
て選択回路76に送出する。但し、出力制御回路
74が入力制御回路71と異なる点は、スタツク
S072a、S172b、S272c、S372dに対
応するアクセス要求送出制御用フリツプフロツプ
73a,73b,73c,73dの値によつて、
該スタツクからのアクセス要求の出力を制御する
ことである。
c、S72dに格納されたアクセス要求は、出力
制御回路74が示すスタツク位置、例えばスタツ
クS072aから選択回路76を介して優先順位
決定回路80に送出される。ここで出力制御回路
74は、アクセス要求を取出すべきスタツク位置
‘0'〜‘3'の値を信号74aで示し、入力制御回
路と同様に‘0'→‘1'→‘2'→‘3'→‘0'のよう
にアクセス要求を一つ出力する毎にその値を変え
て選択回路76に送出する。但し、出力制御回路
74が入力制御回路71と異なる点は、スタツク
S072a、S172b、S272c、S372dに対
応するアクセス要求送出制御用フリツプフロツプ
73a,73b,73c,73dの値によつて、
該スタツクからのアクセス要求の出力を制御する
ことである。
出力制御回路74が取り出そうとするスタツ
ク、例えばS072aに対応するアクセス要求送
出制御用フリツプフロツプ73aが‘1'であれ
ば、該スタツクS072aのアクセス要求を優先
順位決定回路80に送出し、一方、該フリツプフ
ロツプ73aが‘0'であれば、アクセス要求送出
制御回路75によつて該フリツプフロツプ73a
が‘1'にセツトされるまで、スタツクS072aか
らのアクセス要求の送出を抑止するとともに、出
力制御回路74が送出する信号74aのスタツク
番号も‘0'に保持するように制御される。
ク、例えばS072aに対応するアクセス要求送
出制御用フリツプフロツプ73aが‘1'であれ
ば、該スタツクS072aのアクセス要求を優先
順位決定回路80に送出し、一方、該フリツプフ
ロツプ73aが‘0'であれば、アクセス要求送出
制御回路75によつて該フリツプフロツプ73a
が‘1'にセツトされるまで、スタツクS072aか
らのアクセス要求の送出を抑止するとともに、出
力制御回路74が送出する信号74aのスタツク
番号も‘0'に保持するように制御される。
なお、該フリツプフロツプ73aが‘1'であ
り、対応するスタツクS072aからアクセス要
求を取り出し、優先順位決定回路80に送出した
場合には、送出したという情報を出力制御回路7
4からアクセス要求送出制御回路75を通じて該
フリツプフロツプ73aの値を‘0'にリセツトす
る。更にスタツクへのアクセス要求の格納と取出
しのぶつかりを回避する為、入力制御回路71と
出力制御回路74に関して、入力制御回路71が
示すスタツク番号‘0'〜‘3'は出力制御回路74
が示すスタツク番号より0〜3大きな値(mod.4
の加算において)となるよう制御され、逆に出力
制御回路74が示すスタツク番号‘0'〜‘3'は、
入力制御回路71が示すスタツク番号よりmod.4
の加算において小さな値を示すように制御され
る。よつてこのスタツク値の関係を保証する為、
必要であればスタツクS072a、S172b、S2
72c、S372dへのアクセス要求の格納およ
び取出しを抑止する。
り、対応するスタツクS072aからアクセス要
求を取り出し、優先順位決定回路80に送出した
場合には、送出したという情報を出力制御回路7
4からアクセス要求送出制御回路75を通じて該
フリツプフロツプ73aの値を‘0'にリセツトす
る。更にスタツクへのアクセス要求の格納と取出
しのぶつかりを回避する為、入力制御回路71と
出力制御回路74に関して、入力制御回路71が
示すスタツク番号‘0'〜‘3'は出力制御回路74
が示すスタツク番号より0〜3大きな値(mod.4
の加算において)となるよう制御され、逆に出力
制御回路74が示すスタツク番号‘0'〜‘3'は、
入力制御回路71が示すスタツク番号よりmod.4
の加算において小さな値を示すように制御され
る。よつてこのスタツク値の関係を保証する為、
必要であればスタツクS072a、S172b、S2
72c、S372dへのアクセス要求の格納およ
び取出しを抑止する。
一方、優先順位決定回路80に送出されるアク
セス要求76aは、例えばスタツクS072aに
格納されていたアドレス情報に加え、アクセス要
求識別子生成回路77a,77b,77c,77
dから送出される格納されていたアクセス要求ス
タツク装置70Aの番号とスタツク番号を示すア
クセス要求識別子00、01、02、03、例えばスタツ
クS072aに対応する00とから構成される。
セス要求76aは、例えばスタツクS072aに
格納されていたアドレス情報に加え、アクセス要
求識別子生成回路77a,77b,77c,77
dから送出される格納されていたアクセス要求ス
タツク装置70Aの番号とスタツク番号を示すア
クセス要求識別子00、01、02、03、例えばスタツ
クS072aに対応する00とから構成される。
優先順位決定回路80に到着したアクセス要求
76aは、そのアクセスしようとする記憶バンク
毎に、他アクセス要求スタツク回路70B,70
C,70Dから送出されたアクセス要求との間で
優先順位が決定され、選択されると、アクセスし
ようとする記憶バンク、例えばMS0600に対
してアクセス要求80aが送出される。
76aは、そのアクセスしようとする記憶バンク
毎に、他アクセス要求スタツク回路70B,70
C,70Dから送出されたアクセス要求との間で
優先順位が決定され、選択されると、アクセスし
ようとする記憶バンク、例えばMS0600に対
してアクセス要求80aが送出される。
このアクセス要求80aの送出に伴い、アクセ
ス要求識別子80bが、アクセス要求識別子制御
回路81A(または81B,81C,81Dに送
られ、アクセス要求識別子の解読器82によつ
て、該アクセス要求発行元のアクセス要求スタツ
ク回路70A,70B,70C,70Dが認識さ
れ、例えばアクセス要求識別子が00、01、02、03
のいずれかであれば、該アクセス要求が記憶バン
クに送出されたことを示すアクセス要求識別子7
5aが、アクセス要求送出制御回路75に返送さ
れる。アクセス要求送出制御回路75では返送さ
れたアクセス要求識別子をもとに、対応するアク
セス要求送出制御用フリツプフロツプ73a,7
3b,73c,73dを‘1'にセツトする。例え
ば返送されたアクセス要求識別子が00であれば、
該フリツプフロツプ73aを‘1'にセツトする。
これにより、スタツクS072aに格納された後
続のアクセス要求は、優先順位決定回路80に対
して送出可能な状態になる。
ス要求識別子80bが、アクセス要求識別子制御
回路81A(または81B,81C,81Dに送
られ、アクセス要求識別子の解読器82によつ
て、該アクセス要求発行元のアクセス要求スタツ
ク回路70A,70B,70C,70Dが認識さ
れ、例えばアクセス要求識別子が00、01、02、03
のいずれかであれば、該アクセス要求が記憶バン
クに送出されたことを示すアクセス要求識別子7
5aが、アクセス要求送出制御回路75に返送さ
れる。アクセス要求送出制御回路75では返送さ
れたアクセス要求識別子をもとに、対応するアク
セス要求送出制御用フリツプフロツプ73a,7
3b,73c,73dを‘1'にセツトする。例え
ば返送されたアクセス要求識別子が00であれば、
該フリツプフロツプ73aを‘1'にセツトする。
これにより、スタツクS072aに格納された後
続のアクセス要求は、優先順位決定回路80に対
して送出可能な状態になる。
一方、記憶バンクMS0600に対して送出さ
れたアクセス要求80aに対応する読出データ6
00aは、アクセス要求識別子バツフア83で記
憶バンクアクセスとの時間合せをしたアクセス要
求識別子83aとともに、読出データ転送回路8
5へ送られる。読出データ転送回路85では、ア
クセス要求識別子が示すアクセス要求スタツク回
路番号に基づき、アクセス要求スタツク回路70
A,70B,70C,70Dに各々対応する読出
データバツフア回路90A,90B,90C,9
0Dに読出データ、アクセス要求識別子、例えば
85a,85bを分配する。読出データバツフア
回路90Aでは、入力制御回路91がアクセス要
求識別子85bを取込み、該識別子が示す値00、
01、02、03に対応するデータバツフアB094a,
B194b,B294c、B394dのいずれか、例
えば該識別子85bが00であればB094aに読
出データ85aを格納する。これと同時にデータ
バツフアに対応するデータ有効表示用フリツプフ
ロツプ95a,95b,95c,95d、例えば
該識別子85bが00であれば該フリツプフロツプ
95aを‘1'にセツトする。
れたアクセス要求80aに対応する読出データ6
00aは、アクセス要求識別子バツフア83で記
憶バンクアクセスとの時間合せをしたアクセス要
求識別子83aとともに、読出データ転送回路8
5へ送られる。読出データ転送回路85では、ア
クセス要求識別子が示すアクセス要求スタツク回
路番号に基づき、アクセス要求スタツク回路70
A,70B,70C,70Dに各々対応する読出
データバツフア回路90A,90B,90C,9
0Dに読出データ、アクセス要求識別子、例えば
85a,85bを分配する。読出データバツフア
回路90Aでは、入力制御回路91がアクセス要
求識別子85bを取込み、該識別子が示す値00、
01、02、03に対応するデータバツフアB094a,
B194b,B294c、B394dのいずれか、例
えば該識別子85bが00であればB094aに読
出データ85aを格納する。これと同時にデータ
バツフアに対応するデータ有効表示用フリツプフ
ロツプ95a,95b,95c,95d、例えば
該識別子85bが00であれば該フリツプフロツプ
95aを‘1'にセツトする。
一方、データバツフアへの格納とは独立に、出
力制御回路92はB094aからB194b、B29
4c、B394dと順次読出データを選択回路9
3を介してアクセス要求制御装置に対して送出す
る。但し、出力制御回路が取出そうとするバツフ
ア94a,94b,94c,94dに対応するデ
ータ有効表示用フリツプフロツプ95a,95
b,95c,95dが‘0'を示していれば、読出
データのアクセス要求制御装置への送出は抑止さ
れ、該フリツプフロツプ95a,95b,95
c,95dが‘1'にセツトされるまでアクセス要
求制御装置へのデータ送出は待たされる。また、
読出データを該データバツフアからアクセス要求
制御装置へ送出した場合には、例えばデータバツ
フアB094aからであれば、対応するデータ有
効表示用フリツプフロツプ95aを‘0'にリセツ
トする。
力制御回路92はB094aからB194b、B29
4c、B394dと順次読出データを選択回路9
3を介してアクセス要求制御装置に対して送出す
る。但し、出力制御回路が取出そうとするバツフ
ア94a,94b,94c,94dに対応するデ
ータ有効表示用フリツプフロツプ95a,95
b,95c,95dが‘0'を示していれば、読出
データのアクセス要求制御装置への送出は抑止さ
れ、該フリツプフロツプ95a,95b,95
c,95dが‘1'にセツトされるまでアクセス要
求制御装置へのデータ送出は待たされる。また、
読出データを該データバツフアからアクセス要求
制御装置へ送出した場合には、例えばデータバツ
フアB094aからであれば、対応するデータ有
効表示用フリツプフロツプ95aを‘0'にリセツ
トする。
以上説明したように、本実施例によればアクセ
ス要求の送出側において、連続する4個のアクセ
ス要求の範囲であれば順不同で記憶バンクに対し
て送出することが可能であり、先行するアクセス
要求が記憶バンクに対して送出できない為に後続
のアクセス要求が待たされるという問題が排除で
き、最大3個のアクセス要求の追越しが可能にな
る。
ス要求の送出側において、連続する4個のアクセ
ス要求の範囲であれば順不同で記憶バンクに対し
て送出することが可能であり、先行するアクセス
要求が記憶バンクに対して送出できない為に後続
のアクセス要求が待たされるという問題が排除で
き、最大3個のアクセス要求の追越しが可能にな
る。
すなわち、優先順位決定回路80は、各アクセ
ス要求スタツク70A〜70Dから所定の順序で
送られてくるアクセス要求のMS60へのアクセ
スの順序の逆転が許されているので、アクセス要
求スタツクのアクセス要求の内、他のアクセス要
求スタツクからのアクセス要求等によりアクセス
中である記憶バンク以外の記憶バンクへのアクセ
ス等の疎外要因のないアクセス要求を時間的に早
く処理することが可能である。
ス要求スタツク70A〜70Dから所定の順序で
送られてくるアクセス要求のMS60へのアクセ
スの順序の逆転が許されているので、アクセス要
求スタツクのアクセス要求の内、他のアクセス要
求スタツクからのアクセス要求等によりアクセス
中である記憶バンク以外の記憶バンクへのアクセ
ス等の疎外要因のないアクセス要求を時間的に早
く処理することが可能である。
このため、本発明の実施例は、複数の記憶バン
クを持ち、複数のアクセス要求装置からのアクセ
スが行われる記憶装置全体として、単位時間当た
りのアクセス要求処数を増加させることができ、
記憶装置の使用率の向上を図ることができる。
クを持ち、複数のアクセス要求装置からのアクセ
スが行われる記憶装置全体として、単位時間当た
りのアクセス要求処数を増加させることができ、
記憶装置の使用率の向上を図ることができる。
一例として、アクセス要求スタツク回路に入力
される5個のアクセス要求について考えてみる。
5個のアクセス要求をA0、A1、A2、A3、A4と
すると、まず4個のアクセス要求A0、A1、A2、
A3が各々スタツクS072a、S172b、S272
c、S372dに格納される。アクセス要求はス
タツクS072aから順次優先順位決定回路に送
出され、スタツクS072aにはアクセス要求A0
が送出された次のMC(Machine Cycle)でアク
セス要求A4が格納される。なお、アクセス要求
を送出したスタツクに対応するアクセス要求送出
制御用フリツプフロツプ73a,73b,73
c,73dは‘0'にリセツトされる。
される5個のアクセス要求について考えてみる。
5個のアクセス要求をA0、A1、A2、A3、A4と
すると、まず4個のアクセス要求A0、A1、A2、
A3が各々スタツクS072a、S172b、S272
c、S372dに格納される。アクセス要求はス
タツクS072aから順次優先順位決定回路に送
出され、スタツクS072aにはアクセス要求A0
が送出された次のMC(Machine Cycle)でアク
セス要求A4が格納される。なお、アクセス要求
を送出したスタツクに対応するアクセス要求送出
制御用フリツプフロツプ73a,73b,73
c,73dは‘0'にリセツトされる。
優先順位決定回路80で選択され、記憶バンク
に送出されたアクセス要求はその識別子をアクセ
ス要求送出制御回路75に返送する。ここでは、
アクセス要求A0以外のA1、A2、A3が記憶バン
クに送出されたものとすると、前記フリツプフロ
ツプ73b,73c,73dが‘1'にセツトされ
る。つまり、この段階でアクセス要求4個の範囲
内で記憶バンクへの送出順序が入替わつたわけで
ある。但し、アクセス要求A4は、スタツクS0
72aに対応するアクセス要求送出制御用フリツ
プフロツプ73aが‘1'にセツトされない為、優
先順位決定回路への送出は抑止され、出力制御回
路74がアクセス要求を取出すスタツク位置も
S072aつまり値‘0'を示したまま保持される。
しかだつて、4個のアクセス要求の範囲を越えて
その記憶バンクへの送出順序が入替わることがな
い。
に送出されたアクセス要求はその識別子をアクセ
ス要求送出制御回路75に返送する。ここでは、
アクセス要求A0以外のA1、A2、A3が記憶バン
クに送出されたものとすると、前記フリツプフロ
ツプ73b,73c,73dが‘1'にセツトされ
る。つまり、この段階でアクセス要求4個の範囲
内で記憶バンクへの送出順序が入替わつたわけで
ある。但し、アクセス要求A4は、スタツクS0
72aに対応するアクセス要求送出制御用フリツ
プフロツプ73aが‘1'にセツトされない為、優
先順位決定回路への送出は抑止され、出力制御回
路74がアクセス要求を取出すスタツク位置も
S072aつまり値‘0'を示したまま保持される。
しかだつて、4個のアクセス要求の範囲を越えて
その記憶バンクへの送出順序が入替わることがな
い。
一方、読出データバツフア側は、アクセス要求
A0に対する読出データがバツフアB094aに到
着し、読出データ有効表示用フリツプフロツプ9
5aを‘1'にセツトするまで、出力制御回路92
が、読出データを取出すバツフア位置をB094
aに示したまま保持しており、アクセス要求4個
の範囲で読出データの順序性が乱れることはな
い。
A0に対する読出データがバツフアB094aに到
着し、読出データ有効表示用フリツプフロツプ9
5aを‘1'にセツトするまで、出力制御回路92
が、読出データを取出すバツフア位置をB094
aに示したまま保持しており、アクセス要求4個
の範囲で読出データの順序性が乱れることはな
い。
また、アクセス要求A0、A1、A2が記憶バンク
に送出され、アクセス要求A3が未だ記憶バンク
に送出されていなに場合、アクセス要求A0、
A1、A2に対応する読出データは、これらに対応
するデータバツフアに一旦蓄積された後アクセス
要求制御装置に出力される。
に送出され、アクセス要求A3が未だ記憶バンク
に送出されていなに場合、アクセス要求A0、
A1、A2に対応する読出データは、これらに対応
するデータバツフアに一旦蓄積された後アクセス
要求制御装置に出力される。
その後、アスセス要求A4(=A0)があり、こ
の要求がアクセス要求A3より先に処理され、そ
の読出データがデータバツフアに保持されても、
出力制御回路92は、アクセス要求A3に対応す
るデータが読み出されていないことにより、この
アクセス要求A4に対応するデータの送出を待た
せことになる。
の要求がアクセス要求A3より先に処理され、そ
の読出データがデータバツフアに保持されても、
出力制御回路92は、アクセス要求A3に対応す
るデータが読み出されていないことにより、この
アクセス要求A4に対応するデータの送出を待た
せことになる。
すなわち、アクセス要求A4に対応するデータ
は、アクセス要求A3に対応するデータが要求元
に送出された後順番を守つて送出される。本発明
の実施例は、これにより、記憶装置でのアクセス
では順序の逆転が生じるものの、アクセス要求元
に対しては、その要求順序に従つてデータを返送
することができる。
は、アクセス要求A3に対応するデータが要求元
に送出された後順番を守つて送出される。本発明
の実施例は、これにより、記憶装置でのアクセス
では順序の逆転が生じるものの、アクセス要求元
に対しては、その要求順序に従つてデータを返送
することができる。
前述のように、本発明の一実施例は、4個を超
えるアクセス要求の範囲に関しても、アクセス要
求の送出側でその順序性を保証することができ、
対応する読出データの順序が乱れることはない。
えるアクセス要求の範囲に関しても、アクセス要
求の送出側でその順序性を保証することができ、
対応する読出データの順序が乱れることはない。
従つて、本発明は、アクセス要求制御装置に供
給する読出データの順序性を完全に保証すること
が可能である。
給する読出データの順序性を完全に保証すること
が可能である。
本発明によれば、複数のアクセス要求制御装置
が発行するアクセス要求において、各アクセス要
求をm個ずつの単位に分割し、読出データの順序
性を保証しつつ該m個のアクセス要求の範囲内で
記憶装置に対する発行順序を入れ替えることがで
きるので、複雑で多段の優先順位決定回路を備え
る記憶制御装置においても、アクセス要求制御装
置から毎クロツクピツチでアクセス要求が発行可
能であり、更に同一アクセス要求制御装置から発
行するアクセス要求は、m個の範囲内であれば、
記憶装置が受付可能なアクセス要求から順序を入
れ替えて処理可能であり、記憶装置の使用率を高
めることができるので、記憶制御装置のアクセス
要求処理能力の大幅な向上に効果がある。
が発行するアクセス要求において、各アクセス要
求をm個ずつの単位に分割し、読出データの順序
性を保証しつつ該m個のアクセス要求の範囲内で
記憶装置に対する発行順序を入れ替えることがで
きるので、複雑で多段の優先順位決定回路を備え
る記憶制御装置においても、アクセス要求制御装
置から毎クロツクピツチでアクセス要求が発行可
能であり、更に同一アクセス要求制御装置から発
行するアクセス要求は、m個の範囲内であれば、
記憶装置が受付可能なアクセス要求から順序を入
れ替えて処理可能であり、記憶装置の使用率を高
めることができるので、記憶制御装置のアクセス
要求処理能力の大幅な向上に効果がある。
なお、本実施例では記憶バンク1個に対して一
組のアクセス要求受口/読出データ送出口(ポー
ト)を対応付けたが、一般に記憶バンク内の記憶
素子の動作は記憶制御装置等に比べて低速である
ので、1ポートを複数記憶バンク間で共用する構
成としてもよい。
組のアクセス要求受口/読出データ送出口(ポー
ト)を対応付けたが、一般に記憶バンク内の記憶
素子の動作は記憶制御装置等に比べて低速である
ので、1ポートを複数記憶バンク間で共用する構
成としてもよい。
更に、本実施例では単純な優先順位決定回路を
示したが、アクセス要求制御装置、記憶バンクの
増加に伴い、多段構成の優先順位決定回路または
網構成の優先順位決定回路を用いてもよい。
示したが、アクセス要求制御装置、記憶バンクの
増加に伴い、多段構成の優先順位決定回路または
網構成の優先順位決定回路を用いてもよい。
第1図は従来の記憶制御装置の構成例を示す
図、第2図は優先順位決定のために必要な時間と
アクセス要求発行ピツチの関係を示す図、第3図
は本発明の一実施例を採用した計算機システムの
主要部の構成例を示す図、第4図は第3図の記憶
制御装置の構成例を示す図である。 70A,70B,70C,70D……アクセス
要求スタツク回路、73a,73b,73c,7
3d……アクセス要求送出制御用フリツプフロツ
プ、71……入力制御回路、74……出力制御回
路、75……アクセス要求送出制御回路、82…
…アクセス要求識別子の解読器、77a,77
b,77c,77d……アクセス要求識別子生成
回路、91……入力制御回路、92……出力制御
回路、95a,95b,95c,95d……読出
データ有効表示用フリツプフロツプ。
図、第2図は優先順位決定のために必要な時間と
アクセス要求発行ピツチの関係を示す図、第3図
は本発明の一実施例を採用した計算機システムの
主要部の構成例を示す図、第4図は第3図の記憶
制御装置の構成例を示す図である。 70A,70B,70C,70D……アクセス
要求スタツク回路、73a,73b,73c,7
3d……アクセス要求送出制御用フリツプフロツ
プ、71……入力制御回路、74……出力制御回
路、75……アクセス要求送出制御回路、82…
…アクセス要求識別子の解読器、77a,77
b,77c,77d……アクセス要求識別子生成
回路、91……入力制御回路、92……出力制御
回路、95a,95b,95c,95d……読出
データ有効表示用フリツプフロツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 独立にアクセス可能な複数の記憶単位で構成
される記憶装置に対して、複数のアクセス要求制
御装置が独立にアクセス要求を発生し、前記記憶
単位毎に設けられたアクセス要求優先順位決定手
段で該アクセス要求間の優先順位を決定し、選択
されたアクセス要求を該当記憶単位に送出する記
憶制御方式において、 複数のアクセス要求制御装置に対応して設けら
れ、各アクセス要求装置が発生するアクセス要求
をm個記憶するm個のスタツクと、 m個のスタツクに記憶される各アクセス要求に
アクセス要求識別子を付加して前記アクセス要求
優先順位決定手段に送出する送出手段と、 前記アクセス要求識別子対応に設けられ、アク
セス要求を前記アクセス要求優先順位決定手段に
送出した時点でリセツトされる第1のフラグと、 前記アクセス要求優先順位決定手段が、前記送
出手段からのアクセス要求識別子付きアクセス要
求を選択したとき、そのアクセス要求識別子に対
応する前記第1のフラグをセツトする手段と、 前記アクセス要求識別子対応に設けられ、記憶
装置からの読出データをアクセス要求識別子に対
応する位置に格納するm個の読出しデータバツフ
アと、 該m個のデータバツフアの1つを選択して、デ
ータをアクセス要求制御装置に送出する選択手段
と、 読出しデータが前記バツフアのアクセス要求識
別子に対応する位置に書き込まれた時点でセツト
され、該バツフアより読出された時点でリセツト
される第2のフラグとを備え、 前記送出手段は、前記第1のフラグを参照し、
該フラグがセツトされているときに、そのアクセ
ス要求を前記アクセス要求優先順位決定手段に送
出することが可能であり、 前記選択手段は、前記第2のフラグを参照し、
該フラグがセツトされているときにそのデータを
アクセス要求装置に送出することが可能であるこ
とを特徴とする記憶制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24388383A JPS60136849A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 記憶制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24388383A JPS60136849A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 記憶制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136849A JPS60136849A (ja) | 1985-07-20 |
JPH0449145B2 true JPH0449145B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=17110399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24388383A Granted JPS60136849A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 記憶制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136849A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628051B2 (ja) * | 1986-04-25 | 1994-04-13 | 株式会社日立製作所 | 記憶制御方式 |
JPS63229557A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-26 | Fujitsu Ltd | シリアライズ処理装置 |
JP2555886B2 (ja) * | 1989-06-13 | 1996-11-20 | 日本電気株式会社 | メモリアクセス制御装置 |
JP2899986B2 (ja) * | 1990-08-08 | 1999-06-02 | 株式会社日立製作所 | データ格納方法,ベクトルデータバッファ装置およびベクトルデータ処理装置 |
JP3435783B2 (ja) * | 1994-03-17 | 2003-08-11 | 株式会社日立製作所 | 複数組のデータバッファを備える記憶素子及び記憶素子を用いたデータ処理システム |
JP2587586B2 (ja) * | 1994-05-25 | 1997-03-05 | 甲府日本電気株式会社 | データ転送方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539433A (en) * | 1976-07-13 | 1978-01-27 | Fujitsu Ltd | Buffer memory control system |
JPS5486238A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-09 | Hitachi Ltd | Store buffer controller |
JPS58129563A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-02 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置 |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP24388383A patent/JPS60136849A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539433A (en) * | 1976-07-13 | 1978-01-27 | Fujitsu Ltd | Buffer memory control system |
JPS5486238A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-09 | Hitachi Ltd | Store buffer controller |
JPS58129563A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-02 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136849A (ja) | 1985-07-20 |
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