JPH0449056Y2 - - Google Patents

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JPH0449056Y2
JPH0449056Y2 JP13774287U JP13774287U JPH0449056Y2 JP H0449056 Y2 JPH0449056 Y2 JP H0449056Y2 JP 13774287 U JP13774287 U JP 13774287U JP 13774287 U JP13774287 U JP 13774287U JP H0449056 Y2 JPH0449056 Y2 JP H0449056Y2
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panels
score line
wall panels
isosceles trapezoidal
triangular
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、紙主体積層体製容器素材の所要部
分を折畳みかつ接合することによりつくられ流動
性食品のような内容物が納められる容器に関す
る。
従来の技術とその問題点 この種の容器としては、四角形の胴部と、平坦
な底部と、平坦または屋根形の頂部閉鎖部とより
なるものが知られているが、折畳みの都合上、容
器の形態はある一定となつてしまい、デザインに
工夫を凝らして容器の形態を新規なものにしよう
としてもそうすることができなかつた。
この考案の目的は、新規な形態の容器を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 この考案による容器は、両面に熱可塑性合成樹
脂層を有する一枚の紙主体積層体製容器素材を、
筒状としてその両端部を折畳んで閉じることによ
り胴部、頂部閉鎖部および底部閉鎖部が形成され
ている容器であつて、胴部は、3つの側壁パネル
によつて横断面正三角形に形成され、底部閉鎖部
は、3つの側壁パネルの下端に横スコア線を介し
てそれぞれつらななる3つの底壁パネルを有して
おり、底壁パネルは、横スコア線の長さに等しい
長さの長辺および横スコア線の長さの半分の長さ
の短辺を有する長方形をなし、底壁パネルに、横
スコア線の両端より横スコア線に対し60度の角度
をもつてのびた2つの傾斜スコア線が形成され
て、底壁パネルが、2つの傾斜スコア線の内側に
ある等脚台形パネルと、その外側にある2つの直
角三角形パネルとに区画され、隣合う2つの等脚
台形パネルの間にある2つの直角三角形パネルが
合して平坦な正三角形部分となるように、同2つ
の直角三角形パネルの一方が内方に、その他方が
外方にそれぞれ傾斜スコア線にそつて折曲げられ
るとともに、同正三角形部分を同2つの等脚台形
パネルで上下から挟み込むように同2つの等脚台
形パネルが横スコア線にそつつてそれぞれ内方に
折曲げられているものである。
実施例 この考案の実施例を図面を参照して次に説明す
る。
容器は、第1図に示すように、横断面正三角形
の胴部11と、胴部11の上端にあつてほぼ三角
錐状の頂部閉鎖部12と、胴部11の下端にあつ
て平坦な底部閉鎖部13とよりなり、これらは、
両面に熱可塑性合成樹脂層を有する一枚の紙主体
積層体容器素材を折立ててつくられたものであ
る。
第2図は、容器素材を内面側から見たものを示
す。容器素材は、方形状の物であつて、これに上
下の横スコア線21,22が形成されて、上下の
横スコア線21,22の間にある胴部11となる
部分と、上横スコア線21の上側にある頂部閉鎖
部12となる部分と、下横スコア線22の下側に
ある底部閉鎖部13となる部分とに区画されてい
る。
胴部11となる部分は、一連につながつている
3つの側壁パネル23〜25を有している。3つ
の側壁パネル23〜25は2つの縦スコア線2
6,27によつて隣り合うもの同志で区画されて
おり、そのうちの真中のものを第1側壁パネル2
3、その左側のものを第2側壁パネル24、その
右側のものを第3側壁パネル25と呼ぶことにす
る。第3側壁パネル25の自由縁部にはいま1つ
の縦スコア線28を介して継ぎ目フラツプ29が
つらなつている。また、第2側壁パネル24の巾
方向中央部にもさらにいま1つの縦スコア線30
が形成されており、この縦スコア線30を含めて
全ての縦スコア線26〜28,30は、頂部閉鎖
部12となる部分および底部閉鎖部13となる部
分に延長されている。
頂部閉鎖部12となる部分は、第1〜第3側壁
パネル23〜25の上端それぞれつらなる第1〜
第3頂壁パネル31〜33と、第1頂壁パネル3
1の上端中央部を挟んでその両側に一縁部でつら
なる帯状封接パネル34と、第3頂壁パネル33
の自由縁部につらなる継ぎ目フラツプ29の延長
部35とよりなる。第1〜3頂壁パネル31〜3
3に、頂点が各頂壁パネル31〜33の上端中央
部に達している上山形状スコア線36と、上山形
状スコア線36にそつてのびかつ下端が上横スコ
ア線21の両端に達している下山形状スコア線3
7と、これらの両山形状スコア線36,37の頂
点を結ぶ垂直状スコア線38とが形成されて、第
1〜第3頂壁パネル31〜33が、上山形状スコ
ア線36の直線部分のそれぞれ上側にある2つの
直角三角形状パネル39と、上下山形状スコア線
36,37の間にある山形状パネル40と、下山
形状スコア線37の直線部分のそれぞれ下側にあ
る二等辺三角形パネル41とに区画されている。
第1頂壁パネル31の垂直状スコア線38は封接
パネル34に延長されており、これにより封接パ
ネル34はその長さ方向に2分されている。ま
た、その垂直状スコア線38の延長部と交差する
ように封接パネル34の上縁にV字状の切込み4
2が形成されている。第2および第3頂壁パネル
32,33の4つの直角三角形パネル39のう
ち、第1頂壁パネル31に隣接する2つの直角三
角形パネル39には、上山形状スコア線36より
斜め上向きにのびた逆U字状のつまみ形成用切込
み43が形成されている。
底部閉鎖部13となる部分は、第1〜第3側壁
パネル23〜25の下端にそれぞれつらなる第1
〜第3底壁パネル44〜46と、第3底壁パネル
46の自由縁部につらなる継ぎ目フラツプ29の
延長部47とよりなる。
第1〜第3底壁パネル44〜46は、下横スコ
ア線22の長さに等しい長さの長辺および同横ス
コア線22の長さの半分の長さの短辺を有する長
方形をなす。第1〜第3底壁パネル44〜46
に、下横スコア線22の両端より下横スコア線2
2に対し60度の角度をもつてのびた2つの傾斜ス
コア線48が形成されて、第1〜第3底壁パネル
44〜46が、傾斜スコア線48の内側にある等
脚台形パネル49と、その外側にある2つの直角
三角形パネル50とに区画されている。
以上説明した平坦な容器素材は、第3図に示す
ように、継ぎ目フラツプ29およびその延長部3
5,47が第2側壁パネル24、頂壁パネル33
および底壁パネル45の自由縁部内面側に接合さ
れて筒状となされ、第1側壁パネル23と第3側
壁パネル25の境界にある縦スコア線26および
第2側壁パネル24の中央部にある縦スコア線3
0にそつて折り曲げられて偏平となされている。
偏平状容器素材は、第4図に示すように、横断
面三角形となるように開かれ、つぎに説明するよ
うに、その両端を折畳んで閉じることにより胴部
11、頂部閉鎖部12および底部閉鎖部13が形
成される。
頂部閉鎖部12の折畳み方について、第4図〜
第7図を参照して説明する。まず、第5図に示す
ように、隣合う2つの直角三角形パネル39の外
面が向合うように、各直角三角形パネル39を上
山形状スコア線36にそつて内方に折曲げる。こ
のときに、切込み43の内側の部分は折曲げられ
ないでほぼ直立したままでそれがつまみ51とな
り、封接パネル34はその長さ方向に2つ折りに
される。ついで、折曲げられた直角三角形パネル
39を山形状パネル40で挟み込むように、山形
状パネル40が下山形状スコア線37および垂直
状スコア線38にそつて外方に、二等辺三角形パ
ネル41が上横スコア線21にそつて内方にそれ
ぞれ折曲げられる。このときに、2つ折りにされ
た封接パネル34は第2および第3頂壁パネル3
2,33の切込み43の無い2つの直角三角形パ
ネル39の間に挟み込まれる。そして、各パネル
39〜41の重り合つている部分がヒートシール
されることにより、頂部閉鎖部12が密封され
る。また、つまみはその基部で折曲げられる。
底部閉鎖部13の折畳み方について、第8図〜
第11図を参照して説明する。まず、第9図に示
すように、3つの底壁パネル44〜46のうち、
第2底壁パネル45の2つの直角三角形パネル5
0を傾斜スコア線48にそつて外方に、その等脚
台形パネル49を下横スコア線22にそつて内方
にそれぞれ折曲げる。これと同時に、第1および
第2底壁パネル44,45のそれぞれ一方の2つ
の直角三角形パネル50は傾斜スコア線48にそ
つて内方に折曲げられて、隣合う2つの直角三角
形パネル50は合して平坦な正三角形部分とな
る。つぎに、第10図に示すように、第3底壁パ
ネル46の残りの一方の直角三角形パネル50を
傾斜スコア線48にそつて、その等脚台形パネル
49を下横スコア線22にそつてそれぞれ内方に
折曲げる。この折曲げにより、第2および第3底
壁パネル45,46の平坦な正三角形部分は同両
底壁パネル45,46の2つの等脚台形パネル4
9で上下から挟み込まれる。また、これと同時
に、第1底壁パネル44の残りの一方の直角三角
形パネル50は傾斜スコア線48にそつて内方に
折曲げられて、隣合う2つの直角三角形パネル5
0は合して平坦な正三角形部分となる。最後に、
第11図に示すように、第1底壁パネル44の等
脚台形パネル49を下横スコア線22にそつて内
方に折曲げる。これにより、残りの2つの正三角
形部分はそれぞれ隣合う2つの等脚台形パネル4
4で上下から挟み込まれる。そして、各パネル4
9,50の重り合つている部分をヒートシールす
ることにより、底部閉鎖部13の密封が完了す
る。この状態で、底部閉鎖部13の全体は容器素
材3倍厚となつていて、均一な厚みである。
つぎに、容器の開封の仕方について、第12図
〜第14図を参照して説明する。まず、2つのつ
まみ51をそれぞれつまんで両側に引張ると、シ
ール部が剥がされて、第2および第3頂壁パネル
32,33の隣合う2つの直角三角形パネル39
が現れる。そこで、その2つの直角三角形パネル
39を手前に引き出すと、開口が現れてそれが注
出口52となる。
考案の効果 この考案によれば、横断面正三角形の胴部を有
する新規な形態の容器が提供され、容器の形態が
新規であるにもかかわらず、その底部閉鎖部は容
器素材の折畳みにより閉鎖されており、しかも、
その折畳みの結果、底部閉鎖部の全体は容器素材
3倍厚となつていて、均一な厚みであつてその閉
鎖状態は確実なものとなり、また底部閉鎖部に局
部的な脹らみが無いために、容器の座りがよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は完成
容器の斜視図、第2図は容器素材の展開図、第3
図は筒状容器素材の斜視図、第4図〜第7図は頂
部閉鎖部の折畳み方を順次を示す説明図、第8図
〜第11図は底部閉鎖部の折畳み方を順次示す説
明図、第12図〜第14図は容器の開封の仕方を
順次示す説明図である。 11……胴部、12……頂部閉鎖部、13……
底部閉鎖部、22……スコア線、22〜25……
側壁パネル、44〜46……底壁パネル、48…
…傾斜スコア線、48……台形パネル、50……
直角三角形パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両面に熱可塑性合成樹脂層を有する一枚の紙主
    体積層体製容器素材を、筒状としてその両端部を
    折畳んで閉じることにより胴部11、頂部閉鎖部
    12および底部閉鎖部13が形成されている容器
    であつて、 胴部11は、3つの側壁パネル23〜25によ
    つて横断面正三角形に形成され、 底部閉鎖部13は、3つの側壁パネル23〜2
    5の下端に横スコア線22を介してそれぞれつら
    なる3つの底壁パネル44〜46を有しており、
    底壁パネル44〜46は、横スコア線22の長さ
    に等しい長さの長辺および横スコア線22の長さ
    の半分の長さの短辺を有する長方形をなし、 底壁パネル44〜46に、横スコア線22の両
    端より横スコア線に対し60度の角度をもつてのび
    た2つの傾斜スコア線48が形成されて、底壁パ
    ネル44〜46が、2つの傾斜スコア線48の内
    側にある等脚台形パネル49と、その外側にある
    2つの直角三角形パネル50とに区画され、 隣合う2つの等脚台形パネル49の間にある2
    つの直角三角形パネル50が合して平坦な正三角
    形部分となるように、同2つの直角三角形パネル
    50の一方が内方に、その他方が外方にそれぞれ
    傾斜スコア線48にそつて折曲げられるととも
    に、同正三角形部分を同2つの等脚台形パネル4
    9で上下から挟み込むように同2つの等脚台形パ
    ネル49が横スコア線22にそつてそれぞれ内方
    に折曲げられている、容器。
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